うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

栂池自然園③

2019-07-18 | みんなの花図鑑

高山植物を撮りながら木道を進んで行きます。急な階段や坂道が多くなってくるので、木道や地面が濡れている場合は足元に注意が必要です。丸太部分や大きな石を足場にすると滑る可能性があります。ビジターセンターでは杖代わりのストックを借りられるみたいなので、それを使っても良いかもしれません。
道途中
には楠川(くすかわ)という川があり、川岸に降りる事が出来るので、天気の良い日はここで涼を取るのも一興です。

☟ニッコウキスゲ
まだ咲き始めで、ぽつぽつと咲いていました。7月下旬~8月にかけて盛りを迎えるようです。

                  ☟ミヤマカラマツ
花は薄いピンク色で、花糸の下半分が急に細くなるミヤマカラマツです。比較としてカラマツソウの花を載せておきます(2枚目)

                   ☟ミツバオウレン
白い部分はがく片で黄色い部分が花弁だそうです。黄色い部分はタカトウダイやソクズにあるような腺体かと思いました。

☟マイヅルソウ
花は小さく5㎜ほどで可愛らしい姿ですが、葉は大きく感じるマイヅルソウです。

                  ☟ショウジョウバカマ
実が出来始めていたショウジョウバカマです。元からこのような花色なのか、紫の花色が段々と色あせてこうなるのかは分かりません。元からの花色だとすると、気温が低いとこのような色合いになるのでしょうか?

☟ゴゼンタチバナ
中心部分が花になりますが、黒い子房が見えない白い蕾の状態が一番綺麗かもしれません。

☟シラネアオイ
花期はもう終盤のようで、淡い紫色のがく片が散っている花がほとんどでした。

☟オオカメノキ
オオカメノキの花もまだ咲いていました。標高が高いだけありますね。

☟展望の良い休憩場所でちょっと一休みです。奥に見えるのはビジターセンターを含む各種施設です。

(撮影日 2019/7/12)