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うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

ステュディオは、暑さ引かず。。。

2009-07-06 02:51:32 | フランス(余暇・習慣)
書きたいこと、ドンドン後回しにしてます…。
楽しいことは、やっぱり、気持ちも楽しくないと中々書くこと自体に、とりかかれませぬ。








ナンと言うか。
まさに、鬼の霍乱、とでも言うのでしょうか。
…未だに調子が戻らず、今日も時間ばかりが過ぎて行きました。

昨晩は、予告通り、10:00そこそこにベッドに潜り込み。
あっという間に寝てしまいました。
が。
そういうときに限って。
なんですよね…。

久しぶりに、パリに住んでいる日本人の友達から電話。
グッスリ寝込んでいる時でした。

私のことを気遣ってくれて、とある用事の電話で、しかも未だ12:00前だったのですが。




寝るときは比較的すぐに眠れるものの。
一度、電話で起こされると途端に眠れなくなる私。。。
…寝返りを何べんもうち、3~4時間、ゴロゴロしている間に、何とか漸く、寝ついた…と思いきや。
6:00にかけていた目覚ましがなりました。。。
…私ったら間抜け~

日曜日なんだから、目覚ましなんてかけるべきじゃなかったのに。








その後、暫くベッドでゴロゴロしていたものの。
何のために、目覚ましをかけたか、というのを思い出し。
とりあえず起き出して見ました





しかし。
身体は相変わらず鉛状態。。。





熱いシャワーを浴びて、お散歩に行けば何とかなるか、と思いきや。
8:30頃に帰宅した私は、更に身体が重くなっていたのでした、ポリポリ。




それでも。
少しは勉強せねば!と。
13:00まで、コーヒーと玉露を2杯ずつ飲み。
何とか精神力を持続。




しかし。
早々、お昼ご飯を食べようと思った頃に、すっかり根が尽きました…。

もう、だめだぁ~…。
幾らやっても、結果は変わらない。


グダグダ、それから昼ごはん。(食欲だけはあるのです、ポリポリ。)
そして。
勉強とは全くカンケーの無い、本を読んだりして。

4:30過ぎに漸く、自分を取り戻しました。


!?
そうだっ!
今日は、月の第一日曜日だわ!



確か、先月は美術館にいけなかったんだっけ。
しかし、どうして?



もう、すっかり昔の気分ですが、そういえばトゥールーズに行っていたのでした。
あぁ、あれから1ヶ月なんだ。。。




1ヶ月前が昔に思えるってことは、それだけ、盛り沢山な1ヶ月を過ごしたってこと!
と自分に言い聞かせ(なのに。この勉強の有様は、何?)…。

フラフラと、どこかの美術館に行くべく街に繰り出したのでした。






盗難事件以来初めて、こじんまりとしてお気に入りのピカソ美術館に行こうと思ったのですが。

そこで事件。(というほどじゃないけど。)
最寄の駅で、地下鉄を待つこと25分。(ウィークデーの普段なら、2~3分おきに来る)

…やっと流れたアナウンスによると、使おうと思った路線が今、停止しているんだそうな。



迷うことなく、諦めて。地上に出て、Velibを使うことにします。
そして。
久しぶりのオルセー美術館を目指したのでした。
だって。
こんな夕方だったら、流石にオルセーでも待たずに入れると予測して。



…結局、美術館近くで、Velibの駐輪場を探したりしたせいで。
予想通り並ばず入場できたものの。
既に、4:45。

時間がないのがわかっていたので、全く浮気心を起こさず(笑)、6階の印象派フロアに直行。
モネの部屋と、ゴッホの部屋でとても心豊かな時間を過ごしたのでした。



しかし。
知りませんでした。
第一日曜日は、5:30終了とな?(普段は、木曜日を抜かして6:00。のはず)

5:00過ぎから何度も色んな言語で(日本語もあり)5:30終了とアナウンス…。
まぁ、だから、欲張らず、好きな絵の前に過ごす時間を大切に出来たのですが。(ちょっと、うるさかった…。)




というわけで。
5:30には美術館を後にして。
今度は電車に乗って、家路に着いたのでした。







もう少し、充実した日曜日を過ごすつもりだったけどなぁ…。
これからご飯を食べたら、来週のために、何もせずに寝てしまうつもりです。



ま。
たまには、こういうダラダラ時間もいいよね、ということで自分に言い訳をし。(いつもこればっか
…来週は実りある1週間を必ずや送ろう!と思っています。



皆様もどうそ、素敵な1週間をスタートしてくださいね~!

追記:写真は、朝のモン・サンミッシェル。靄がかっています。

ロンドン日帰り観光

2009-06-29 22:47:06 | フランス(余暇・習慣)
結局、昨日、身代わりで、ロンドンまで行って1日遊んで、帰って来ました。




朝は、ホテルまで迎えに行くため、5:30過ぎに起きて、軽く朝ご飯を食べて出発。
…思いっきり寝ぼけていて、お天気なのにサングラスは忘れるは、合流して地下鉄に向かったものの、間違ったホームに行ってしまうは…。



とにかく。無事、ユーロスター発着駅である、パリ北駅に着いたのは、7:10過ぎ。
8:07発のユーロスターでしたが、既にチェックインに長蛇の列が出来ていました。

それでも、暫くしてチェックイン手続きが始まると、思ったよりスムーズに進んでいく。

先ずはフランスの出国手続き、です。
そして、そこを抜けたらすぐにイギリスの入国審査。
…パスポートにはちゃんと、電車の絵がついたスタンプが押されていました。


構内は一応、免税品店もあるのですね!
それと、両替所。
何も買うつもりはなかったけど、現地での交通費と食費を考えて、ユーロからポンドにお金をチェンジしました。
…50ユーロがたった、35ポンド。
これで、一体何が出来るのかしらん?




列車にも乗り込める時間になり、ホームに下り、列車に乗って出発時間を待ちました。


1号車(先頭)だったので、折角なのでと、正面の写真を撮りに、ホームの端まで行こうとしたら。
あはっ、駅員さんに咎められてしまいました。
でも。
写真を撮りたいだけだ、って言ったら、仕方がないなぁと、許してくれました。
う~む。自分が子供になったようだ。


列車は定刻通りに発車し、約2時間半で、ロンドンに到着します。
途中、2駅も停車したのは、驚きました。
(フランス側で1駅、イギリス側で1駅。但し、帰り予約しておいた列車はノン・ストップでした。)
…フランスとイギリスでは1時間の時差があるので、到着するなり時計を遅らせます。




そ。
実は私、前日の夕方までちゃんちゃら行く気が全くなかったのだけど。
お客様一人(女性)に、添乗員(男性)が、たった二人だけだとお互いに気を遣う、とのことで。
二人から頼まれて、私も行くことになりました…。

タダで行かれるのは、本当にねぇ、ありがたいとは思ったんだけど。
下調べもなしで、観光のために外国に行くなんて。
やっぱり自分としては考えられない。

それに。
疲れ果てて行っても迷惑かけるだけじゃないか、と。
心配していたんだけど。


ま、折角行くなら、楽しもうじゃないか、と。
ロンドンに着いて、改めてヨシっと、気合、であります



先ずは観光案内所に行って、地図と、一日乗り降り自由の観光バスのチケットを買い、外に出ました。

あ!
何だか見覚えのある、風景…。
キングスクロスの駅前の交差点です。

と言っても、自分がロンドンに行ったのは、カレコレ十何年前。
殆ど覚えていないのに。
最近見た気がするのは、こちらのテレビニュースのお蔭なのでしょう。





…一日乗り降り自由の観光バスの乗り場を探している間に、バスの発車時間を過ぎてしまったので(=その路線は、1時間に1本しかない)、結局トラファルガー広場まで、タクシーに乗ることにしました。


あぁ、ロンドンのタクシー!
こんなんでしたっけ。

丸っこくて可愛いの。
それに、後ろの座席は、向かい合わせで、5人が乗れるようになっている…。
フランスのタクシーよりこっちのほうが、いいなぁ~!


トラファルガー広場についてからは、その周辺をブラブラ歩き、写真を撮り。
メインルートの2階建て観光バスに乗りこみました。



しかし、それにしても。
観光バスの多いこと。
っていうか。
街を歩く観光客も、です。
丁度、お天気がいい日曜日ということもあるのでしょう。


2階建てのバスは、半分オープンでしたが、ほぼ満席。
たまたま、1番前の屋根つきガラスで囲ってある場所が空いたので、そこに陣取りました。

予定では、これでぐるりとロンドンの見所を回って、地図を頭に入れようという魂胆。

しかし。
これが意外に時間がかかります。
しかも。
昨日は、ロンドンすごく暑かった~。

朝ご飯は早朝で少なかったし、時差のせいで、未だ11:30頃なのに、お腹はペコペコ。
喉はカラカラ。


…私は昨日は、「気の張った付き添い」の立場じゃないので、甘えて、顎を出してしまいました。
「お腹が空いて、喉が渇いて、もう死にそうですぅ…」
お客様は心配して、
「あらあら、早く食べさせてあげなくっちゃ!」(笑)


結局、1:30頃、ロンドン橋の近くのパブもどきで、漸くガソリン補給となりました♪
パイントサイズのビールをひとまずオーダー。

そのビールの美味しかったこと、喉に染み渡ります。
…お客様は、「こんなに飲めないから」と私の半分空いたグラスに足してくださいました。

食べるものは、タパス。
本当は、フィッシュ&チップスを食べたかったのだけど。
残念、モドキはありましたが、本物はなく。

私は、鬼のようにお腹が空いていたので、一人でハンバーガーを食べる!と息巻いていたのだけど。
他の二人が、あまり食べそうになく(シュ~ン)、とりあえずは、おつまみ系をシェアしながら、様子を見ることにしました。

というわけで、全部で結局、7皿だったかな?
おつまみタパスを食べ、その間に、私は、えへへ、パイントサイズのギネスを更に2杯。

すっかり、お腹も喉も満足して、再び観光へ。


観光バスの切符(24ポンドもする)に、クルーズ切符も付いているので、じゃあ、これにも乗ろうと、暫しテムズ川遊覧の船の人に。

下船して、バッキンガム宮殿へ行き(衛兵の交代は、1日一回で、勿論見られませんでした。)、暫く周辺も散策。

再び、トラファルガー広場に戻り、インドフェアをやっていた中で、無料配布のカレーをもらって、食べたりしている間に。

ふと時計を見ると、5:00過ぎ!


帰りのユーロスターは、7:02。
となると。
6:00過ぎには駅に行かなくっちゃ!


というわけで。
ユーロスターの発着駅、セント・パンクラス駅へと、ブラブラ向かったのでした。
…降って湧いた、私のロンドン一日観光も、そろそろおしま~い!





出国手続き、入国審査は予測どおり、フランスで行う時より、遥かにスムーズ(笑)。
それに。
フランスへ入るのには書類も書きませんんでした。
(因みに。行きがけ書いたイギリス入国書類は、英語とフランス語と、なんと日本語の3言語で、それぞれの項目が書いてありました。
それだけ日本人ツーリストがよく利用するのでしょうね。)

3人の席が、向かい合わせではなかったこともあり。
列車に乗り込んで、席に着いたら、只管寝てしまいました。

行きと違って、ノン・ストップだったので、2時間15分でパリに再び到着。
パリの混沌とした街は、まだ、真っ暗ではありませんでしたが。
彼らをタクシーに乗せ。
私は、地下鉄で帰って来ました。
11:00過ぎ、帰宅。

それから、一人でビールを飲み(本当は、ユーロスターの中で、ビールを飲んで軽くつまむはずだったけど。3人とも寝てしまって、バーに行く時間がなかったのです。)、軽食を作って食べ。

すぐにシャワーを浴びて寝るはずが…。
結局、やらなきゃいけないと思うことをボケボケ頭のままやっていたせいで。
ベッドに潜り込んだのは、2:00前、でした。
…今朝、起きてつらかった!






というのは、ともかく。
久しぶりのロンドン!
というか、ほとんど忘れていたロンドン。

いい悪い、というのではなく。
パリとの違いを悉く感じて、疲れたけど、とても楽しい1日だったのでした。

こんなに近いんだもの。
また、行ってみたいなぁ。
その時は、もう少し下調べをしてから、ね…。

あぁ、そう言えば書き忘れてました!
途中、屋台の牡蠣と、発砲ワインも楽しんだのですよん。
Rの月じゃないけど、大変おいしゅうございました♪

トゥールーズ旅行 最終回

2009-06-16 02:20:28 | フランス(余暇・習慣)
トゥールーズ旅行の最終回を書こうと思っていたのに。
2日もさぼっちゃいました、ねぇ。

本当は、昨日・日曜日の朝、書こうと目論んでいたんだけど。
土曜日の夜、飲み過ぎたうえ、電車のなくなった時間に1時間30分もかけて歩いて帰って来たもんだから。
へろへろ・くたくた。
シャワーも浴びずに、辛うじてコンタクトを外し、洗面して寝たのはナンと4:00。
勿論、起きたのは12:00過ぎておりました。。。

はぁ~っ。
全く、何やってるんだか。
反省しきりです。

何しろ。
体調悪かったのに、その場ではしゃぎいで、つい飲み過ぎ。
と言っても、そんなに量を飲んだわけじゃないんだけどな。

とにかく翌日、久しぶりの本格的宿酔い、頭痛がひどくて。

それでも。
蒸し暑い、天気の良い日曜日。
汗をかけば、少しはラクになると。
サイクリングにでかけました。
…お蔭で気分はスッキリ!

しかし。
折角の日曜日を無駄にした~という、罪悪感と、自己反省で。
テンション下がりまくり。(苦笑)
旅行の続きを書く気にならず、第5回目ぐらいのマイブーム、スドクをイジイジやっているうちに夜が更けていったのでした。


とにかく。
今週から、真剣に気合入れなおしですっ!





で。
トゥールーズ3日目、パリに戻る日です。

前日、夜遅くまで遊んでいたわけだけど。
その朝は、トゥールーズの街中の高校に通う妹さんを お母様が送っていく車に乗せていただく約束をしていたので。
8:30頃には起きて、洗面。
階下に降りていきました。

お父様は、7:30頃には会社へ出かけていらして。
…前の晩に、一応ご挨拶はしておいたものの。
ちょっと申し訳ない気分。

「朝ごはん、何食べる?」とお母様に聞かれたものの。
「実は、昨晩ビールをたくさん飲んだものだから、お腹が空いてないんです。」
と夜の顛末を話しながら、オレンジジュースと、小さいパンを1かけいただきました。



そして、9:30頃、お母様の運転で、通学の妹さんと一緒にトゥールーズの街へ。
…私は後部座席で、ぼ~っと二人の会話を聞くともなしに聞きながら、流れていく街並みを眺めていました。
やっぱり、地方、そして街街によって、建物の造りも色も全然違う。
特に。
「ばら色の街」と言われるように、バラを庭に植えている人も多いけど、とにかくレンガの色が淡いベージュピンクで、街全体が明るく感じますね。





聞くところによると、お家の近くの公立高校は、あまり質がよくないとのことで。
街中の私立の高校にこうして、毎日送迎を前提に通わせている…と。
フランスは、私立高校なんて殆どないと思っていた私は、ちょっと吃驚りでした。
やっぱり大変な時代なんだなぁ、どこも教育って。



妹さんの高校の前に着いて、彼女とお別れの挨拶。
今度は、助手席に乗り込んで、お母様と話しながらの、暫しのドライブ・タイム。

途中、今日のお昼ご飯のお買い物、ということでお店に寄り、家に戻ったのは、11:00過ぎでした。



「あのぉ~、プールサイドでぼ~っとしていてもいいですか?」
「勿論よ!」

そうなのです。
本当はトゥールーズで、一人残してもらって街の散策をしようかとも思っていたのだけど。
お家に戻ってくるために、また車で迎えに来てもらわないとならないし。

その日も、本当に!いいお天気で。
かといって、それほどまで、まだ気温もあがっていなくって。
もう、こんなヴァカンス気分を味わえるのは、暫くない!

専用プールサイドの日陰、ロッキングチェアに寝そべり、青空を眺め、鳥の囀りを聞き、まどろむ…。
絵葉書を書いたり、本を申し訳程度に読んだり…。

何とも満ち足りた時間…。
あ~、何て幸せ♪なんでしょう!




で。
隣のオニイチャンは、というと。
自分で「僕はたくさん寝ないとだめなんだ」と言うとおり。
その日も起きてきたのは、1:00前。

彼がシャワー浴びている間、お母様がお昼ご飯を用意してくださいました。
…なんだか、ホントにお手間かけちゃったなぁ~。

私一人、勧められるがまま、お昼にワインも2杯程度いただきつつ
3人でお喋りに 花が咲く…。



ところで。
帰りは、オニイチャンは社会人らしく、17:00頃トゥールーズ空港発の飛行機で、私は17:30出発のTGVでパリへ(←料金の関係、笑)。

オニイチャンを飛行場に送ってから、列車の駅へ送ってくださる、という話になったけど。
駅の散策もしたかったし、夕飯も仕入れなくちゃいけないし。
(TGVのパリ到着は、23:00過ぎ。)
飛行場に行く前に、この家の最寄の地下鉄駅に下ろしていただけませんか、と頼んでみました。

「時間、余るよ!」と言われたけど。
好奇心の旺盛な私、どこでも時間はつぶせるのです。
お土産屋さんも、昨日は見られなかったし、ね。
「時間がある分には、全然OK!」

ということで、15:30に家を出発、ということになりました。

それでは早速!
ウフフ。昼食後も、残った時間を惜しむべく、そして、最後の1分まで、私は再び、ロッキングチェアの人、と、なる…(笑)。





予定通り、15:30出発。
空港までは、オニイチャンが運転、ということで、とりあえず、私は昨日使った見覚えの有る地下鉄の駅で下ろしてもらいました。
お母様に、お礼のご挨拶。
オニイチャンにもお礼と、じゃまた、近いうちにね、と言って。
二人の車を見送りました。

地下鉄、地下鉄、ルンルン。
そ。
この地下鉄、新しいから、無人運転なのです。
つまり。
運転席がないので、一番前と一番後ろは、外がよく見える。

子供のように、一番前の席に陣取って。(←ところどころ地上に出るのです!)
写真を撮ってみたり。

で。
すぐ列車の駅に着いちゃいました。

なので。
一駅乗り越して、昨日、オニイチャンと歩いた旅行案内所の辺りのお土産物屋さんに行くことを思いつきました。




ところが。
地下鉄を降りて、地上に出て、気がつきました。
暑すぎる…。
それに。
荷物は少ないとはいえ、このスポーツバッグを持って移動するのは結構しんどい。

むぅ。。。。。



ホント、気温はうなぎのぼりに上がっていたらしく。
陽射しの中にちょっと立っているだけで、うだってしまいそうなほど。



とりあえず。
旅行案内所に行って、隣接の特産品コーナーを眺めてみました。

何か買おうかなぁ、と思ったものの。
欲しかったラヴェンダーのお香は折れちゃいそうだし。
石鹸類は重いし。
結局何も買わず終い。

それじゃあ、と。
昨日自転車で通ったけど、写真を撮らなかった教会まで行こうと思いつきました。


が。
やっぱり、暑さと重さに、すぐに断念



こうなりゃ、時間もあるし、TGVの駅に歩いて向かうのが、賢い時間の使い方だと考える。
街並みも見えるし、切符を買わなくて節約にもなるし…。



…普通だったら、メトロの1駅くらい大したことないのに。
日陰を求めて歩いているのに、滝汗が流れてくる。
肩に荷物がズッシリ…。

自分の浅薄さを今更のように反省したのでした。




それでも。
とりあえず、駅に着き。
駅探索をしよう、と思いきや。
思っていたより、駅が小さい。
端から端まで歩いてみたけど。
結局、照り返しのくる暑い待合場所で、ぼ~っと雑誌を読んで過ごす羽目に…。


本当は駅のカフェで冷たいビールでも。
と思ったのも、もういいや、という気分になり。
どこにでもあるPaulで、晩御飯用にサンドウィッチとデザート(←私にしては、すごく珍しい。あまりに投げやり気分で、何も考えずお店の人に勧められるがまま…苦笑)、そして飲み物を購入。
更に、駅のキオスクでスドクと(←書いている今に、影響を及ぼしている)大きい水を買い込んで、早々と列車に乗り込みました。



未だ、発車時間まで時間はあるのに。
私の隣の席にはオジサンが…。
ついてないなぁ、と思いつつ、席に落ち着きました。


…他は空いているのに、なんで?
と思っていたけど。
彼は、ボルドーで降りていった…。

しかし。
トゥールーズからボルドーまで、2時間もかかるんですね!
トゥールーズがパリから遠いわけだ。


というわけで、ボルドーから後は、2席使ってノビノビ。
しかも、丁度グループのいない車両だったのでしょうか。
話し声もしない、とても静かなTGVに寛ぎ、揺られながら、夜になっていったのでした。



あ~、でも悲しい。。。
私のヴァカンスが終わっていく…。
切ない思いに捉われながらも、感謝の気持ちでいっぱい。

ホント、隣のオニイチャン、どうもありがとう!





パリのモンパルナス駅に11:10到着。
それから、地下鉄に乗り継ぎ、家に辿り着いたのは、12:00近く。
乾き物をアテに、ワインを少しばかり飲んで、旅行の余韻を楽しんで眠りについたのでありました。






やっぱり、旅はするものですね!
日常から離れて時間を過ごすのは、人生に極めて必要な活性剤だと、改めて思った次第です。

トゥールーズ旅行 その6

2009-06-13 16:26:09 | フランス(余暇・習慣)
昨晩はとっても美味しいフレンチに行きました。
予約はとれないとのことで、8:15くらいに友達より先に到着。
既に3組待っていて…。
30分待ち、と言われました。

でも。昨日はお天気も良かったし。
そこで食べる!と決めていたので。
後から来た友達とお喋りしながら待つこと暫し。

雰囲気は、ホント街の食堂。
それに。とっても狭いスペース。

だけど。
ボーイさんの対応もなかなか好感持てたし。
お料理が美味しくて。
このコストパフォーマンスの良さに、お店が大繁盛というのはよくわかります。

また来たいな。

ただ。友達の体調が優れず、あまりゆっくりもせず。
帰宅は、11:00過ぎでした。

それから…また隣のオニイチャンが、友達と家飲みしていたのに1杯招ばれ。
1:00近くまで、飲んで話して。
彼らは、それからダンスパーティーに行きました、とさ。
…私は勿論即行シャワーで、パソコンなんて開かずに寝ちゃった、わけであります。






で。
やっぱりトゥールーズ、夜の街編(?!)です。

車で走ること、20分ばかり。
今回は街の真ん中まで車。
やっぱり止めるところが、なかったりするもので。
2度くらい同じところをぐるぐる回って、駐車。

彼の友達がいるというカフェのテラスへ行きました。


広場の一角。
わ~、すごく賑わっている。

友達だけがいるのか、と思っていたら。
その友達の友達、男性が3人、女性が2人。
つまり、6人でお喋りしているところに合流。



私は、お夕飯をたっぷり食べて、ワインも飲んだ後だったので。
何飲もうかなぁ~、と、暫し、メニューを見て悩む。

と。
友達が、「絶対美味しいから、○×▼(←名前忘れた)を頼みなよ。」と。

どうも、カクテルらしい。
「甘いのは好きじゃない。」と言ったんだけど。
絶対美味しい、の言葉に押され。頼んでみることに。

出てきたのは。
ミント系の甘いカクテル。

う~む。。。。。歯磨き粉を飲んでいるみたいだ(笑)。
…やっぱり私の好みじゃ全然ありませんでした。

でも。勿体ないから、必死に飲み干す。
飲み干して、ホッとしていたら。
「口直しに、違うもの飲んだら?」と言われ。

その頃には、お友達のお友達3人は、帰っていて、5人だったんだけど。
グラスワインを頼むことにしました。


で。
お店も閉店が近いと見え、お片づけをし始める中、私はワインを飲み干して。
じゃ、帰るのかな。と思っていたら。

結局、本物(?)のお友達と、隣のオニイチャンと私の3人で、どうももう1軒行く、らしい。

「うさはまだ飲めるよね?」と笑いながら、言われる。
「飲めるけど…。」
「何が飲みたい?」
「やっぱり、もうワインがいい。」

「ううん、駄目!今度はビール」
へ?ビール…
ビールは、やだよ~、お腹いっぱい過ぎるもの。
とても飲めないし、飲みたくない。


ま。でも、お店に行けば、少なくとも、例えばウィスキーくらいは頼めるもの、と思い、二人の後についていきました。



!!!
結構、静かな通りの途中に。
やけに盛り上がっている箇所がある。

そ。外にまで、というか、中で飲んでいる人たちで、煙草を吸いたいと外に出てきているわけで。
それだけでスゴイ人数。

まさか、こんなとこに入らないよね?



と思っていたら。
そこに入っていくのでした。
…ありえん!(笑)


で。
中は、すごい熱気にたくさんの人。
しかも音楽ガンガンで殆ど何も聞こえない。
照明は明るいんだけど、床はこぼれた飲み物で、ベタベタ。
テーブルも一応壁際にはあって、そこで飲んでいる人たちもいるんだけど。
とにかく、スペースを確保するのが大変。

私はもう呆然と、周りを見ているうちに。
彼らがカウンターで、飲み物を頼んでくれていた…。



「はい、うさ、ビール取って。」



何とですね、中ジョッキくらいのプラスチックコップのビールが、木箱(持ち運ぶため)に13杯入っている!

「ま、まさか、これ全部、私達のぉ?!」
「そうだよ。だから、一人4杯。」


そう。そこは学生専用(勿論他の人も入れるけど)のバーで。
1ダース+おまけ1杯が、15ユーロで飲めるらしい。
飲み物は、ビールに限らず、ミニ・カクテル(強いお酒のジュース割り)みたいなバージョンもあるみたいだけど。(勿論、ワインとかはない)


それにしたって、無理、絶対、無理!!!
ビール1杯、だって、入りそうにないもの。


しかし。
我儘言っていられません。
一杯手にして、3人で乾杯~っ。

飲み始めたものの…。
全然、減らない。

隣のオニイチャンも、「ビールはやだ」と言っていた口なので。
なかなか減らない。
まぁ、頼んだお友達自身も、それまで沢山飲んでいるせいか、くいくい飲むわけでもない。

隣のオニイチャンは
「僕は車の運転もあるから、せいぜい3杯だな。後は二人で5杯ずつ、ね!」


そ、そんなぁ~。

勿論、アルコールは身体の大きさじゃないけど。
180~190cmある二人に比して、私なんて162cm。
こんな大量の水分、この時間に摂取できない…。




店内の音楽に耳が漸く慣れてきて、ビールの飲みも少しはペースに乗ってきて。
…二人は、煙草を吸いに外へ。

うるさい店内に一人残り、その時、「よしっ!」と覚悟を決めました。
大和撫子の根性見せてやるっ!(笑)


二人は暫くすると戻ってきました。
その頃は、空いたスペースで踊っている人も結構多い。
最初は、こんな明るくて、あまり踊っている人がいないところで踊るもんか、と思っていたけど。

ゴクゴク。
ゴクゴク。
…若干のアルコールも手伝って。
あはは、踊ってしまいました。(実は、結構好き♪)

で、またゴクゴク。

ほどなくして。
やった~!
5杯、飲み干しましたっ!笑顔っ。


二人は呆気。
彼らはまだ2杯目と3杯目でした。


結局、友達の5杯目を、私が半分飲んであげて。(何でだ~?)

全て飲み干し。
1:00頃、お店を後にしたのでした。


そこで。友達とは別れ。
…私はオニイチャンの車で、一路彼の家へ。
寝静まったお家にソッと入り、手早く洗面を済ませて、ベッドに潜り込んだのでした。

あっという間に寝付いたけれど。
夜中に1度、トイレに起きたのは言うまでもありません。(笑)
…全く!眠いのに起きなくちゃいけないのは、嫌なものです。
しかも。他人の家。
やっぱりビールは夜中に飲むモンじゃないな、と寝ぼけ眼に思ったのでした。






あれぇ?
結局、旅行の話じゃなくて、飲みの話で終始しちゃいました。
ま、次回できっと終わりますから。許してくださいませ~。


ということで。
パリの今日は、い~お天気。
午後一杯バイトが入っているので。今のうちにお散歩行って来ま~す。
(勉強は?という心の声にきづかぬふりをして、苦笑)

皆さんもどうぞ良い週末を!

トゥールーズ旅行 その5

2009-06-12 05:05:54 | フランス(余暇・習慣)
今日は漸く、雨の降らない一日でした。
青空も、比較的覗いたものの…。気温はさほど上がらず。

ある意味、とても過ごしやすい快適な気候だったのかもしれませんね。
とにかく。
この週末は、お天気に恵まれるそうです♪
…暑くなりすぎるのは勘弁だけど





で。
しつこく、トゥールーズ。

街中観光を、公共自転車ですっ飛ばし。
ガロンヌ河の畔、隣のオニイチャンの青春の思い出(?!)の広場に面するカフェで、一息です。
…そこに、前の晩一緒にご飯を食べた大学時代のお友達も来てくれる、とか。


じゃ、何を頼もうかな~?
なぁんちゃって。
迷う暇もなく、喉がカラカラなので、勿論ビール♪ですよん。




ところが。
隣のオニイチャンたら、ビールの桃シロップ割り。

ウェイトレスさん(?)は、私に
「貴方は、フツーのビールでいいのね?」と念を押す始末。





なのに、なのに。
運ばれてきて、一気に喉に流し込もうとした飲み物は。
なんと私のも、桃シロップ割りに…。



ショボ~ンとする私に。
隣のオニイチャンは、変えてもらえば?というけれど。

たかがビール、ですものね。
忙しい時間に、一度口をつけた飲み物を変えてもらう気もせず。
飲むことにしました。



でも…。
とりわけ、甘い飲み物が苦手な私には、かなり酷。
渇きを抑えるために一気飲みをするつもりが、結構長い時間をかけて飲み干すことができました。

で。
2杯目こそは、「フツーの大きい生ビール!」
さっきのはまちがえてましたよ!と言って、頼んじゃいました。

で。
やれやれ。
漸く、フツーのビールにありつけた!



そこに。
お友達が到着~。

また話に花が咲きます。



ところが。
お友達の頼んだビールが、全然来ない。
何度も催促さえしたのに。

で。
漸く!出てきたビールに、お金を払おうとして、お友達は言います。
「この時間、もうハッピーアワーでしょ?小さいビールの値段じゃないの?」

相手するオネエサンも、とても申し訳なさそうに。
「ごめんなさい。ただ、注文が入った時間が、まだハッピーアワーじゃなかったの。次に頼めば、必ず大丈夫よ!」と。



というわけで。
私も便乗する羽目に。(笑)
あっという間に飲み干して、次を頼む。

お喋りが続く。
飲み干す。
そして、まだハッピーアワーだから、もう1杯、友達と私は追加。
(オニイチャンは、一応、車の運転を気にしてる?)



しかし。
時計を見ると、既に8:00過ぎ。
「お家のご飯って、フツー何時ごろなの?」
隣のオニイチャンは答えます。
「8:00前後かな。」
ええっ!?
じゃ、大急ぎで帰らなくっちゃ!


というわけで。
お母様に電話してもらい、お夕飯に遅れるからと言ってもらい。
友達と別れ、家路に。



お家に着くなり、手を洗ってすぐにご飯。
そりゃそうですよね。
妹さんなんて、試験前なんだもの。
…ホント、こんなに待たせて申し訳ないことをしてしまいました。。。。。


ご家族4人と、一緒に、お母様手作りご飯を堪能。
…やっぱりお父様と私は、ウフフ、ワイン、であります

ひとしきり、デザートのアイスクリームまで食べ終わり。
今日は、早寝かな?



と思っていたら。
「さ、うさ、行くよ!」
へぇ?どこに?

さっき会ったお友達と、またトゥールーズで飲むことになっていたらしいのです。
流石、若者!(笑)
遊びたい時分なのね。

私は疲れていたのもあったので、積極的に行こう、という気分から程遠かったものの。
折角、だもの、ね!
夜の普段着の街なんて、旅行に来て、そうそう見られるもんじゃない。


「疲れているんだったら、無理に行くことないんだよ!」
というオニイチャンの言葉に
「行くぅ~!」

でも!ちょっと待って!
「何?」
「どうしても、出かける前に、シャワーを浴びたい!5分だけ許してっ。」

そうなのです。
昼間、すごく暑かったし、自転車に乗ってそれ以上に汗をかいて、何だか体中がベトベト気分。

OKをもらって、超ハイスピードでシャワーを浴びます。

「お待たせ!はい、でかけましょ。」
ところが。
オニイチャンも
「僕も、シャワー浴びる!」

というわけで。
再びオニイチャンの運転でトゥールーズに向かったのは、11:00近くのことでありました。

トゥールーズ旅行 その4

2009-06-11 06:53:16 | フランス(余暇・習慣)
昨日は寒さのせいか、体調がイマサン。(←単に根性がないだけ、とも言われる…笑)

用事があったので遅めの帰宅で、11:00近くに家で質素な(←品数の話。量は豊富、笑)晩御飯。
そして。
いつもより早寝をすべく、夜はそのまま何もせずにベッドに入りました。

…体調が戻れば、旅行の話途中だったし、今朝早起きをして、ブログを更新しようと思っていたんだけど。
ふにゃ~。。。
全然駄目でした。



実はね、今晩も力尽きそうなのです。
が。
あまりに中途半端なので。
少しでも、話を進めよう!と。頑張りま~っす。





え~っと。。。。。。どこまで書いたんだっけ?




ん~と。ん~と。ん~と。…

あ、そうだった。
観光船を降りたとこ、でしたね。ポリポリ。





さぁ。
というわけで。
そこからが、今回の旅の本来目的(?笑)。


しかし。
時間がないっ!!!
5:30ですもの。
…6:00頃には、大抵の公共施設=公開観光地(?)は閉まるよね~。




そこで。
オニイチャンの提案です。
「よっし!自転車に乗ろう!!!」


そうなのです。
トゥールーズにも、パリのように公共貸し自転車制度があるのですね~。
名前も「ベルーズ」と言います。

そもそも。
自転車のことを別名「ベロ」というのですが。
それに肖った言葉遊び?
ベロ+トゥールーズ=ベルーズ。(苦笑)
…パリ、のだって。
ベロ+リベルテ(自由)=ベリブ。




でも。
どうやって借りられるの?(これまで、一度も使ったことがない。。。)


しかも。
我々が借りようとした貸し自転車場にも、途方に暮れた女性がいて。
彼女に、オニイチャンが構っている間(オニイチャンは親切なのです)、時間はドンドン経っていく。

それでも。
彼女に見本を見せるべく、彼が借りて。
彼女の、高額料金引き落としかも?という心配を取り払ってあげて。
…私も、無事、1台の自転車を借りることができました。(←簡単、なんですけど、ね。)


で。
小さい運河沿いを一目散、街の中心部に向かって走る。(下船したところは街外れ)


しかし。です。
運河沿いの道、といっても。
道路ではなく、土道、なのです。(=専ら歩く人用の細い散歩道)
勿論、その脇には車用の道路が走っているのに、です。



…何でそんなとこを走ることになったのか、定かではありませんが。
とにかく。
オニイチャンは、時間がないといって、そのでこぼこ細い道を、ひた走るわけです。

私は、といえば。
ついていくのに必死。
というのも。
借りた自転車を調整する暇もなかったから。
座高が、足の長い人用で、すごく高かったんですね(笑)。
こぐのにも爪先立ちになるような感じだし。
道はでこぼこで振動がひどいし。

更には。
狭い道ゆえ、万一、対向自転車が来たらどうしようか?
或いは。
散歩している人に突っ込んだら?(道の見通しがよくないところもある…)
それとも。
石に車輪がひっかっかって、河に飛び落ちたら?


…とにかく、結構怖かったです。。。






と。
突然、オニイチャンが止まりました。
「そろそろ、上に上がらなくっちゃ。でもさ、道がないんだよね…」

そう。
行き止まり。
河畔から地上に上がるには、急な階段しかない…。

「戻ろうか?…でもさ、どこに上に上がる道があったか覚えてないんだよね。。。」
えぇ、勿論私も、です。

「自転車持って、階段あがるしかないでしょ!そんなの簡単よ!!!」

と豪語した私ですが、ポリポリ。


貸し自転車って、重いのですよ、ね。
しかも。
…暑さに実はバテ始めておりました。


というわけで。
結局は、オニイチャンに運んでもらい。
無事、地上に。



しかし。
これまた、オニイチャンは道を知っているもんだから、時間の遅れを気にして、かなりのスピードを出して、ドンドン走る。

ところが、私は一体何処をどう走っているのかも判らない、だけでなく。
異国では、とかく用心を肝に命じているから、自転車の逆行は絶対にしない(こちらで、自転車は車扱い。逆行禁止)ことにしているのに。

オニイチャンったら、近道優先。
細い道だって、逆行するのです…。



ブツブツ、何度も文句を言ったけど。(後から、からかわれました…)
「この道を通らないと、次に行かれないんだ!」と押し切られ。
ついていくのだけが必死、でありました。


で。
5箇所くらい、大学とか教会とか、見所を回ったのかな?
(この街では中に入るより、建物を見るのがいい、と、お母様も言ってらした…)

…疲れ果てた情けない私は、「もういいよ~、自転車返して一休みしようよ」と言ってしまいました。

私のために回ってくれているのに、ねぇ…。

「うん。そうだね~。でも、もうここまで来たら、もう1つ回って、○○まで行こう。そこで、昨日一緒だった、◇◇とお茶を飲む約束だから。」

あ、そうなのね。
勿論、喜んでついていきます、とも。
そもそも予定を壊したのは、私、だし、ね。

というわけで。
…自転車で街中を走り回って、写真を撮って、彼の大学時代、お気に入りだったカフェの1つに腰を落ち着けました。
7:00頃の話、です。









で。
正に、話の途中ではありますが。
今日も帰宅と夕飯が遅く。
既に、12:30過ぎです。(言い訳!)
…これまた「続く」ということで…。
今日のところは、おやすみなさ~いをさせていただきます。
また明日~っ!

トゥールーズ旅行 その3

2009-06-09 03:41:19 | フランス(余暇・習慣)
パリは、一昨日辺りから、すご~く寒くって、お天気も悪い。

…今朝、起きたら青空で、わ~い♪
と思ったのも束の間。
昨日のように、雲が出て、お天気は崩れ…。
しかも。
午後になると、強い雨。

さっき電話でドライブ中の人と話したんだけど、運転が怖いくらい雨降ってるよ~って。

晴れが異常に好きになってしまったうさたろうとしては、やっぱりテンションが下がります。
お天気、戻らないかなぁ~

しかも、ね。
実は生まれて初めて、携帯をなくしてしまいました。

そのショックもあって、落ち込む~。
何の対策もしてこなかったので、電話番号データが全てパー。
これまでの友達関係全てを失ったような気分です。。。





ま。
くよくよしても仕方がない。
先週のトゥールーズのお話、まだ1日目を終えてませんでした。
…あの時の、幸せヴァカンス気分を思い出して、頑張りますっ!






日曜日の夜は、隣のオニイチャンの高校或いは大学時代のお友達3人(=男性二人、女性一人)も、お食事にお招ばれ。
彼と家族4人、+4人で、8人でお食事となったのでした。

予定時間の8:30過ぎに、一人、又一人とお友達が来て。
早速、プールサイドのテラスのテーブルを囲んで、アペロ・タイム~。
勿論、ご両親も妹さんも参加。
…こういうとこ、フランスっていいですよね~。
日本じゃなかなか、ありえない。

何を飲むの?

大抵の人は、リカーをジュースで割った甘めの飲み物。
私は、お父様お気に入りの、シングルモルト・ウィスキー(ボウモア18年)をいただくことにしました。
…好きなんです、やっぱりシングル・モルト。。。


そして。
30~40分のアペリティフタイムを終え、さぁ、お食事。
お母様と妹さんが、屋内に消え、お皿などを持って来てくれます。


前菜としてのサラダ、メインはお魚のオーヴン料理(お母様お得意料理。とっても美味しくてお代わりをしてしまいました)、副菜(キッシュ)、副菜(ピザ。若い人達用、ということで。笑)…。


しかし。
その度に、いつも私から取り分けることに。。。
女性だし、一番のお客様、ってことなんですよ、ね、汗っ。




食事時は、勿論ワイン。
先ずは冷えたロゼワインから。
そして、その後は、お食事にあわせて赤ワインへと。


ゆっくり美味しく賑やかに食べていると、辺りはだいぶ暗くなってきました。
そう、もう10:30過ぎ…。
チーズに、デザートまでいただいて。

約2週間後に高校卒業試験を控えている妹さんとご両親は、お休みタイムということで。
彼の友達と、5人で、結局1:00頃まで、そのままテラスで飲み・喋り…。

4時前起きで始まった1日目は、楽しく過ぎていったのでした。





で。
翌朝。
「昼迄、寝るからね!」「うん、勿論。喜んでよ!」
と言っていたのですが。
私は、そもそも朝型人間。
やっぱり8:30くらいには目が覚めてしまいました。

耳を澄ますと、どうもご両親は起きている様子。
洗面を済ませて、階下に降りていくと。

「よく眠れた?朝ごはん、食べましょう」と。


私の我儘を聞いてくれて、3人での朝ご飯もまたテラスで。
お母様が、
「昼頃まで、絶対に起きないわよ。何か本でも持ってきた?」と心配されましたが。
「はい、本は持ってきたんですけど。折角お天気もいいので、この近辺を散歩してきます。」

そうなのです、その日は、朝からピーカン!
でも。まだそんなに気温はあがっていない…正にお散歩日和。

お母様に、その村の地図を見ながら説明していただき、
「それじゃあ、行って来ま~す。」

祝日の、小さな村の午前中。
車も通らなければ、人にも滅多に会わない…。

その地方特有の家並みを見ながら、そして庭先のバラやさくらんぼ、更には牛?(人の家の庭にいた…)に目を奪われつつ、トコトコ歩くこと1時間以上。

整備された人工池の周りで、一人ベンチでぼ~っとしたり。



こんな気持ちのいい空間が日常にあるなんて、毎日お昼はピクニックに来れるなぁ~。
…時間の流れが全く違うことを実感するのでした。


結局、2時間半ばかりのお散歩で、戻ってきたのは12:00過ぎ。
ピンポーンと呼び鈴を鳴らすと。
今さっき起きた風貌のオニイチャンが、玄関を開けてくれました。

…彼はそれから、シャワー。

そして。
家族揃って、お昼ご飯。

私のお酒好きが、ご家族にも知れ渡り(笑)、お父様がニッコリ、ワインを持ってテラスにいらっしゃいました。
「うさたろうに乗じて、ワインを飲もう♪」




結局、1:30くらいになって、オニイチャンの運転で、トゥールーズへと向かうことになりました。

車に乗ってから、2年前に区間延長されたという地下鉄の話を聞き。
乗ってみたいな!、と私が言ったものだから。
車は地下鉄の終点駅において、トゥールーズの町へはメトロでいくことにしたのでした。

街の中心地に行ったら、
「旅行案内所にまず連れて行って!」と出発する前から言っていたので。(←地図がほしい!)

まずは、そこを目指す。
で、地図をもらって、オニイチャンにそれから見て回る場所の説明をしてもらい…。


その時に、私は隣のカップルの声が耳に入りました。

「ねぇ、ミディ運河の遊覧船があるみたいだけど…」
「乗りたい?」
「うん。」

「でも、それに乗ると、街を見る時間がなくなるよ。それに、大して面白くないよ」
「ほんと?時間、どうしてもない?」

「そんなに乗りたいの?」
こくり、と頷いてしまいました。
「だって。ミディ運河も世界遺産なんだもの…」(←いかにも典型的、日本人?。。。)

「わかった、じゃ乗ろう」
優しいオニイチャンは、予定を変更して乗るのに同意してくれました。


時計を見ると、1日に1本しかない1時間半の遊覧船の出発時刻まで1時間足らず。
乗り場まで、結構歩くから、あまり回れないと言いつつも、見所にチョコチョコッと寄ってくれたりして、出航の五分くらい前にたどり着きました。

セーヌ河のそれとは違って、かなりコジンマリ。
とりあえず、チケットと飲み物だけ買って、甲板の席に座りました。


暑い~


そうなのです、すっかり午後は暑くなって。
停船中の船は、更に暑い。
…秘かに、日焼けが怖くなって後悔しはじめたものの。
ま。
走り始めれば、少しは変わるだろう。。。



その通り。
確かに、走リ出すと、風が起きて、暑さは紛れるけど。
日焼けは。。。。むぅ。
容赦なく照り付ける太陽に、帽子を置いてきた間抜けな私は、ハンカチを頭に乗せる、という何とも情けない状態に最後は陥ったのでした。。。

ん。
でも、なかなか楽しいクルーズでした。

実は、船から見えるものはそんなになかったんだけど。
何しろ、その船の船長さんのガイドがイケテル。
結構、爆笑モノのコメントばかりで、隣のオニイチャンも「いや~、乗ってよかったよ。」と。


ただ。
水門の通過が3箇所もあって。
その度に、10分以上は動かず待ち時間。

最初の時は、スペクタル状態で面白く、乗客皆が大喜び。
ところが。
2箇所目からは、暑さでうだり…。

3箇所目には、文句。
「こんなに動かない時間があるなら、結局、クルーズしている時間なんてあんまりないじゃない!」




ま。
でも。
セーヌ河の船の定期券を買おうかと悩むほど、船観光が好きな私にとって、総体的に、楽しかったです。

…今度から、格好悪くても帽子を忘れずに持ってこようと心に誓いつつ。
街中観光を急ぐべく、船を下りたのでした。

トゥールーズ旅行 その2

2009-06-08 01:58:54 | フランス(余暇・習慣)
昨晩は、また飲むのが好きな日本人友達発見~!
と言っても、彼女は1ヵ月後くらいにフランス人旦那様の2年の海外駐在で、遠くへお引越し。
彼女と飲むのはこれが最初で最後かも…。

とにかく。
従って、6:30頃から、通りがかりに見つけたワイン・ショップで赤ワインをグラス2杯に、チーズとサラミのおつまみで、1時間くらいアペロタイムを過ごした後、韓国料理屋さんに行きました。

餃子と焼肉で、ワインをカプカプ。
…昨夜は旦那様は帰ってこない、ということだったので、すっかり遅くまで飲んで話して。
いつもの帰宅後、バタンキューだったのでした。



…旅行記、まだ始めたばかりなのに。ポリポリ。







というわけで。
トゥールーズに着いた日、隣のオニイチャンと彼の高校時代の同級生と3人で、世界遺産のカルカッソンヌの街へと向かいました。

前日は、死ぬほど暑かったらしいけど。
その日は午前中から、雲がもくもく。
車で走っている途中に、雨まで降り出しました。
え~ん

でも、ま。
暑すぎて日焼けするよりいい?


しかし。
行き帰りの飛行機・電車のための長袖コットンのパーカーに、万一の雨にと思って持ってきたレインコートまで着ても、実は寒いくらい。
…風邪なんてひきませんように。



とにかく、1時間チョッとでカルカッソンヌの町につき、城塞前で駐車。
借りた傘を持って、歩き始めました。

城塞の中の小道は、少しモン・サンミッシェルに似ています。
お土産物やが並び…。
覗いてみたかったけど、まずはお昼ご飯ということで、レストランの集まっている広場へといそぎました。

前回来た時に、テラスで食べたらすごく気持ちよかった、とのことだけど。
生憎の天気だし、寒い!ので、そのうちの1軒の中を選んで、屋内に入りました。


う~ん、何を食べよう?


カスレ!(←この地方の名物料理)
二人の男性は即決です。
しかも、前菜、メイン、デザートで。


私は、どうしようか迷いに迷ったものの。
今後のことを考え(カスレは結構お腹に重い)、結局、コースはやめ単品で。
しかも、鴨のコンフィにしました。

「ワイン飲む?」
「勿論、喜んで」



彼らの前菜が来て、私のメインが来て、ワインを飲み始めたら。
アハハ、すぐに1本開いてしまった…。

彼らはメインは未だ来ない、というのにね。
ま、折角なので、と、もう1本追加。


…料理が運ばれてくるのが遅かったこともあり、
1時間半くらいかけてゆっくり食べました。



それでは、目的の観光~!
二人とも何度か来ているけれど、私が何か見つけてはすぐに立ち止まるので、ゆっくり歩いてくれる…。


お城には入らず、お城の周りをブラブラと歩き回りました。
…サン・ナゼール寺院をみたり、お店を見たり。

古い街並み、そして、お城から眺めるワイン畑やら…散策はとてもおもしろかった。



で、2時間以上はブラブラしたのかな?
…お茶を飲もうと、カフェに入りました。
喉が渇いた~。

そ。
お蔭さまで、歩き始めた頃から太陽がちらりとのぞくようになり、青空こそはないものの絶好の散策日和でした。
で、お茶の時間にもビール♪
…二人はコーラを頼んで、私を見て笑ってました。。。
いいんだもん!だって、ヴァカンス。




それから、お土産物屋さんを見て回り、妹さんに教えてもらった美味しいお菓子屋さんでお菓子を買い求め、車に戻りました。
そして、お家へ。

…その日の朝が、4:00前起床だったこともあり、途中つい、ウトウト。
運転してくれたお友達、ゴメンなさい、という感じでありました。




で。
隣のオニイチャンのお家に戻ったのが6:30頃。
お友達は、そこでお夕飯を一緒に食べる約束なんだけれど、まだ時間があるので一旦彼の家に戻って行きました。


そう。
その日の晩御飯は、お友達3人招んであるそうで。
8:30集合、になっていたのでした。


それまでの時間、私は、庭にあるプール・サイドで本を読みながら至福の一時。
あぁ、こうしてユッタリする時間って、人生に必要だなぁ~。










…今日は、もっと書くつもりでしたが。
えへへ。
実は又、今晩も半年振りくらいに会う日本人お友達とお食事の約束。
もう少しで出かけなければなりませぬ。
ということで。
続きはまた明日~。

トゥールーズ旅行 その1(一応)

2009-06-06 04:21:46 | フランス(余暇・習慣)
今日も、パリは辛うじて
でも。
気温は、結構涼しいです。

今週は1日祝日+1日休暇で、短かった~。
と言っても。
土曜日は、やっぱりほんの少しでも働くので、イマイチ休日気分にはならないものだったりするのです。
…それでも。
朝早く起きなくていいから、夜更かしできるのがスゴク嬉しい♪
(本来、朝型人間のうさですが、フランスと言う国は朝型人間さえも夜型人間に無理矢理?変えてしまう気がします…)





さて。
いよいよ、トゥールーズ旅行、本題です。




日曜日の早朝、予定通り3:40に起床。
目覚ましにシャワーを浴び、荷物を点検。
軽~く朝食を食べ。

さぁ、余裕でルンルンでかけよう。



え?

…手荷物用のリュックの中身が、多くて閉まらない。。。


大慌てで、スーツケースの中から(箪笥代わりに4段、横積みしてあります)、幾つかスポーツバッグを出して、詰めてみるも。
丁度、いい大きさがない!
…余裕だった、時間はいつのまにか経ち、部屋の中をごった返しにしたまま、家を後にする始末。
真っ暗の中、思わずお目当てのバス停まで走ってしまいました。。。

で。
予定していた夜間バスに乗り。ほっと一息。

しかし。
周りの殆どが、酔っ払いか、遊び疲れ果てた変な輩ばかり…。
まぁ、気にしないことにして。
…乗換えのバス停を逃さないことに神経集中。
運転手さんに確かめて、とりあえず無事、降車しました。




ところが。
次に乗るバス停が、印刷してきた場所とどうも違うらしい。
10分以上の待ち時間はあるはずなんだけど。
焦って、暗闇の中右往左往してました。

で。
漸く、これで良し!というバス停にたどり着き。
待つこと10分。

同じ夜間走行バスに乗ろうとする人で、バス停は10人以上になっていました。


ところが。
待てど暮らせど来ない。。。。。。

辛抱強く待っていた人たちが時計を見ては、去っていく…。
既に予定到着時刻から40分以上待ち、いつしか回りには、3人のみ。
…飛行機に乗れなくなるかも、と心配が募り。

隣にいた男性に、聞いてみました。
「あのぉ~、あなたも○○番のバスを待っていらっしゃいますか?」
「そうだよ。」
「…このバスはもう来ない、ってことはありえませんか?」(夜間バスなので、朝が来るとなくなる)
「そんなことはない。このバスが最終だから、どうしたって、終点先の降車場までバスを持っていかなくちゃいけないからね。」
「でも。もう予定より40分も過ぎてますよね?」
「ホント、おかしいよ!これまでも10分20分遅れることはあっても、こんなのは初めてだ!多分、バスの中で何か問題でも起きたんだろう?」
はけ口を見つけた彼は、堰を切ったようにお喋りを始めました…。

飛行機に乗れるかどうかが心配で堪らなく、つい遮って
「あのぉ~、飛行機に乗り遅れそうなんですけど。飛行場までここから、他のルートでどうやっていかれるかわかりますか?タクシーだと遠いですか?」

「タクシーはお金かかるねぇ。飛行場までだったら、夜間走行の△△番のバスに乗って、××で降りて、□□番のバスに乗り換えれば行かれるよ。」

丁度、その△△番のバスが来ました。
迷わず乗りこみ、おじさんに「ありがとう。□□番のバス、ですね?」



…本当は、これ以上時間のロスをしたくなかったので、タクシーに乗りたかったのですが。
タクシーが、これまた見つからない。
しかも。
全く見知らぬ街で、朝も明けず、暗かったせいもあるので。
とりあえず藁にも縋る思いで、バスに乗ったのでした。


ここでもまた、運転手さんに必死に訴える。
「オルリー空港に行くには何処で乗り換えるんですか?」
そしたら。さっきのおじさんとは全然違う答え。
「★★で、◇◇番のバスに乗り換えなさい。」

結構、プチパニック状態。
「★★、って何処ですか?」
「ちゃんと、教えてあげるから」
「あのぉ、◇○番のバスに乗り換えるんですか?」
「違うってば。◇◇番!」
…そんなやりとりをして暫く。不安そうに佇む私に、運転手さんは
「ここで降りなさい。この場所に、◇◇番のバスが来るからね。心配しないように。」

そんな優しい運転手さんに、心から「ありがとう」と言ってバスを降りたのでした。




しかし、です。
確かに◇◇番のバスが止まる場所ではあるものの。
周りには人っ子一人いません。

そこは大きなバスターミナル。
でも。誰もいない…。

一体、何時に◇◇番のバスが来るんだろう。
時刻表を見ました。



不安は的中。
寄りによって日曜日の朝です。
始発バスは6:05発。

そんなバスを待っていたら、多分間に合わない!


半狂乱で(苦笑)、タクシーを拾おうとしましたが。
バスターミナルは、車道から少し入ったところにあるらしく。
車も通らない…。

まぁ、でもそこはバスターミナルです。
タクシー乗り場の表示を見つけて、行ってみました。



ところが。
タクシーが止まっているんだけど。
無人。。。。。

万事休す。
と思いつつも、タクシー乗り場に書かれている電話番号に電話をしてみました。

すると。
電話はどこに繋がるでもなく、そのタクシー乗り場の表示がピコピコするだけ(笑)。


…こんな見知らぬ街角の日曜早朝、途方に暮れまくっていた時に。
一台の車が。
で。
タクシー乗り場のちょっと前に駐車し、運転席から人が降りて、トランクを開けて私をジッとみる。



それまでのパニック状態は、人間を更に疑心暗鬼にさせるもの。

確かに車は、タクシーに見えるんだけど。
屋根の上のタクシーマークにカバーがかけてあって…。
すごく胡散臭く見えたのでした。
…こんなとこで、変な人にひっかかってはいけない!



ジッと私をみて、待っていた人は、私が近づかないので諦め。
でも一方で、そのタクシーネオンのカバーを外しました。



ひょっとして、本物のタクシー?

漸く私も、近づく気になりました。
「あのぉ、本当にタクシーですか?オルリー空港に行きたいんですけど。」
「いいよ。ハイ、乗って。」
まだ、疑惑が解けない私。
「幾らかかりますか?ここからだと、10分くらいで行かれるんですよね?!」(←バスで乗った時間から推論、そんなに空港から遠くないところにいるはず、と踏んで聞いてみました。)
「大体、そのくらいだね。」
「あの、どうしても6:05までに着きたいんですけど!」
「OK.大丈夫だよ」
…時計を見たら、5:55でした。。。。。






というわけで。
結局は、ちゃんとしたタクシーで。
6:00過ぎには空港に着き。
6:15最終チェックイン、という時間には間に合う♪
…運転手さんに、僅かばかりだけどチップを弾み。


漸く人心地で空港に入りました。
…チェックインカウンターに並ぶ人の列を見て、また一瞬卒倒しそうになりましたが。(苦笑)
根気よく待ち、無事チェックインも終わり。
疲れ果てた朝…。

しかも結局、フライトは30分も遅れ。

これまでのフランス生活で学んだ数々のことを、またしても反芻させられた時間でありました。
…意外に心配性の私は、初めての所には、万一どころか、億一のことも考えて行動しよう!(笑)







飛行機は、結構小さめで、通路を挟んで3人3人。
…チケットに印刷された番号の席を探したのだけど。
ない!

用は、格安航空、座席指定もないんですね。
ひょとして人数の確認だけ?!




疲れがでて、ウトウトしたのも束の間。
1時間15分予定の飛行時間を、出発が30分遅れたから、急いだのか?
たった1時間のフライト(15分遅れ)でトゥールーズに到着。
ぐっすり寝る暇はありませんでした~。




…飛行機を降りて、空港内の矢印に沿って歩いてたら、知らぬ間に外に出てました


そっかぁ~!
国内線の造りをすっかり忘れてました。(だって、ここ10年以上乗っていない?)
こんなに簡単に外に出られるんだ!



キョロキョロ…


呆然と立ちすくみ。
隣のオニイチャンの携帯に電話してみる。
「着いたみたいなんだけど。私、どこにいるのかしら?」
「え?どこにいるの?」
「わかんない…」

そんな情けない私の返事から、それでも居場所を見つけてくれたオニイチャン。
会って、すごくホッ。としました。


そぅ。彼の休日にしては、すごく朝早いから、自分一人でお家まで行かれる!
と事前に言い張ってみたのだけど。
車がないと無理だから、大丈夫。朝早くても迎えに行くよ。と言ってくれたオニイチャン。

結局、言葉に甘えてお願いしておいて、良かった!




しかし。
会った途端、思わず安堵感からか、朝の出来事を怒涛のように愚痴ってしまいました。ポリポリ。



「そうだったのか。でも。もう、ここはトゥールーズ。無事に着いたんだし!もう心配することは何もないさ!」
そう励ましてくれて、とりあえず、彼のご両親のお家(トゥールーズ近郊の小さな村)に連れて行ってくれたのでした。




空港から車で30分くらい。
「ひょっとしたら、家族は未だ寝ているかも…」
と言っていたのですが。

ご両親は既に起きて、あたたかく迎えてくれました。
「朝ごはん、食べるでしょ?コーヒー飲む?何が食べたい?」

…とりあえずご挨拶を済ませ、滞在する間のお部屋(隣のオニイチャンの弟さんの部屋。今年1年、仕事でシンガポール在住)に案内してもらい、再び階下に降りると。
おいしそうな朝ごはんが、プール横のテラスに並んでいたのでした。


わ~い、ビバ・ヴァカンス♪






…車の中で、聞いたところによると、妹さん(17歳・高校生)は前日、パーティで遅く帰って来て(オニイチャンが送り迎え)、しかも風邪をこじらせてしまって体調悪い、ということで。

朝ご飯は、結局、隣のオニイチャンと彼のご両親の4人で、いただいたのでした。







で。
その日の予定は、というと。
日曜日は、フランスの田舎街(=パリとリヨン以外)は基本的に、日曜日は全部お店が閉まっている。
ということで、観光地(=お店も開いている)であるカルカッソンヌに、彼の高校時代の友達と一緒に行くことになっていました。



そのお友達は、10:30に予定通り、彼の冷房付きの車(←結構稀)で到着。
そして暫し歓談した後、その車で約1時間で着くであろう、世界遺産の街・カルカッソンヌへと向かったのでした。





…前日に予定のことで電話をくれたオニイチャン曰く、
「トゥールーズ、すっごく暑いっ!」


ところが。
その日曜日は、朝から雲がムクムク。
途中で雨も降り出す、結構肌寒い気温になっていたのでした…。








って。
れれ?
目的の「トゥールーズ観光日誌」を書く前に、またしても下らんことで長文になってしまいました…。
でも、今日はもう寝よう、と思います、ポリポリ。


ということで。
全く予定に関して嘘八百のブログでありますが。
…今回は、全部で5回くらいで終わらせるつもりですから、どうかご堪忍を~!




とにかく、週末。
皆様も素敵な楽しい時間をお過ごしください~!

トゥールーズ旅行記 前章

2009-06-05 06:53:24 | フランス(余暇・習慣)
と言う訳で。
日・月・火と、2泊3日でフランスの南西の街(=スペインに近い)、別名「バラ色の街」トゥールーズに行って来ましたぁ~っ。


しかし。急に思い立って、なので。
交通費は精一杯安く




ところが。
昨日もチラと書いたように、TGVの直通でも5時間半かかるし、直通の本数はそれほど多くない。
で。
料金は片道、平均的に75€~100€。
むぅ。
高い、でありますっ!!!
だって。
往復150€から200€?!



隣のオニイチャンの話に寄ると。
飛行機の方が、格段にラクだし(1時間チョイ)、安いこともある。




というわけで。
飛行機も探してみたら。
格安チケットで有名なイージー・ジェット。
ナンとですね、行く予定の日曜日早朝なら、32€で行かれるのです!
しかも。
所要時間1時間15分。


土曜日の夜中にパリを発ち、早朝トゥールーズに着く夜行列車にしよう(50~60€)で行こうと思っていた私は、この飛行機のチケットを迷わず即買いしました。



しかし。
ですね。
…考えてみれば、初めての国内線。
しかも。
このイージージェットの格安の仕組みを知りませんでした。
つまり。
荷物を預けようと思うと。
なんと1個につき、もれなく11€(重さは問わない)かかるのです。

う~む。

100€のチケットで、11€だったら、迷わず預けるのですが。
たった32€のチケットに、11€って、すごく高い気がして。
…チケットを買う際に(←インターネット)、「チェックイン荷物なし」で申し込みました。



が。
すぐに、反省。

というのは。
液体・ジェル物は、どうする?!

たった2泊とはいえ、必需品・コンタクトの洗浄液から始まり、洗顔料・化粧水・乳液・シャンプー・リンス・歯磨き粉、etc.…
小さな容器に入れ替えても。
手荷物で持って入れる量より遥かに超えてしまう。



となると。
現地で買う?!


そんな、ばかなぁ!!!!!

だって。
日本のように、土日も開いているお店事情じゃない。
現地に着いて、自分にあったものを最低限探し回るのだけでも相当な時間の無駄。
しかも。
1つの商品、それこそ11€以上するものが多いわけで。
全部買いなおすなんてこと、できないよ~。


…11€、ケチるんじゃなかった。。。。。






しかし。
エヘヘ。
思いつきました!

そうだ!
隣のオニイチャンは、絶対に荷物を預けるに違いない。
持っていってもらえないかしらん?!

思いっきり図々しいお願いとは判っていましたが、全ての液体・ジェル物をポーチに入れ、持っていってもらうことにしました。






そこまでは用意万端!

で。
出かける前日、仕事の前。
ハッと、気がつきました。


そうだ!すっかり忘れてた。
ほんの気持ちだけでも、何か手土産持って行かなくっちゃ!

となると。
いつものワンパターン。
『虎屋』さんの和菓子!



しかし。
ふと、気がつきました。
和菓子って、ジェル物品の部類に入るかも…。

そういえば。
ジャムなんかは全部没収っていう話だし。
どら焼きとか羊羹って、無理かも~。




そこで、ない知恵を振り絞り。
これまた無難な、パリにしかない美味しいチョコレート屋さんでチョコレートを買おう!

というわけで。
ジャン・ポール・エヴァンにやって来ました。







しかし。
お店に入る瞬間、ちょっと不吉な予感。
まさか、チョコレートも手荷物禁止、ってことないよね?????


お店の中で、ウィンドーのチョコを眺めつつ、どれなら一番無難か?

日本人の店員さんが声をかけてくれました。
「何かお探しですか?」



あのぉ~。
飛行機の手荷物に、チョコレートって大丈夫ですよねっ?!


「ん~、そうですねぇ…。何とも言えないです。」
ええっ?そんなぁ…
駄目なんですか?

「一応、ジェル状のものは駄目ということになっていますから。大丈夫、という保証は、ちょっと出来ないんですよ」






じゃ、一番、没収される可能性が低いチョコレートでどれでしょう?
「板チョコ、とか、ですか…」

むぅ。
板チョコじゃあ、見栄えがしなさ過ぎる。



困惑してしまい…暫し考えた後。

「あのぉ、ホット・チョコレート用の粉とかってどうでしょう?水分、ないですよね?」
「…これも、何とも言えないんですよね。中に隠せないもの、しか駄目ということになっているので…。」




まぁ、国内線だし、そんなに厳しくないだろう。
ということで、結局迷いに迷った挙句、万一没収された時のことを考えて(←その場合、自分でその場で全部食べてしまう!という結論、笑)、買おうと思っていた金額の半額くらいのチョコの詰め合わせを買い。
お店を後にしたのでした。








で。
話は、少しズレます。
(でも。相変わらず、出発前の話…。)


フライトは日曜日の7:00、オルリー空港。


ハテサテ、どうやって行くんだっけ?




前日・土曜日の夕方、ハタと気がつきました。
何時に家を出たら間に合うか?





ところで、貧乏性の私です。
出かける時の、時間ギリギリは、どうしてもイヤなのです…。

だから。
国際線だったら、2時間前だけど、3時間前に。
国内線だったら、1時間前だけど、2時間前に空港到着。
というのが私の原則。



ということは、5:00に空港到着。
…家を出るのは、3:30~4:00くらい?



そこで、ハタと気がつきました。
そんな時間に、地下鉄やら空港バスがあるわけないっ。




大慌てで、ネットで検索した結果。
パリ市内・近郊を走る夜行バスを乗り継いで行かれる、ということが判明。

念には念を重ねて、2つのルートを調べ、乗換え周辺地図も印刷し。
結局、4:20に家を出て、5:10頃には空港に着くという案を実行することにしたのでした。




∴ 3:40起き!

つまり。
前の晩は9:00に寝なくっちゃ!
と。
気合入れて、飲み始めたのですが(笑)。
結局、就寝は11:00になってしまいました…。

で。
翌朝、ちゃんと起きられたのは、遠足前の子供と一緒、です。






が。
それから、その朝また一騒動!
…その話は、明日。。。







って。
相変わらず、出発前の話で終始し、肝心の旅行記に入れず。
…今晩は、もう1:00過ぎなので、ポリポリ。
これにて





一応、写真だけそれらしくしておきますね(苦笑)。

トゥールーズ旅行記 前置き?

2009-06-04 05:49:23 | フランス(余暇・習慣)
とっても楽しかった旅行記をツラツラ始める前に、一言、しっかり前置き!





というのは。
事前に、何人かの在仏長い日本人の友達に
「休みを1日とって、トゥールーズに遊びに行くことにした」と言ったら。

その反応が。
「え?トゥールーズって、隣人の両親の家?それって。結局、"彼"なんでしょ?」





だから。
はっきり断っておきます。
本当に、素晴らしい隣人に恵まれました。
友達として、とてもいい関係だと思う…。
でも。
それ以上でも、以下でも全くありません!






日本に暮らしていて、そういう反応が返ってきたとしても、そんなにウンザリしないけど。
(だって。日本の常識では、結構、ん、ん、ん?と思われることは百も承知。その事実は、残念だけど…。)
まさか、パリでこちらに骨を埋めようとする人たち皆が皆から、そういう言葉をかけられようとは思ってもいなかった、というのが正直なところ。



隣のオニイチャンだって、私のことは単に「善意の、貧乏で可哀想な日本人」としての認識の上で、新しい世界の友達として、つきあってくれているのです。

確かに、性別は男と女だけど。
決して恋愛関係にはならない。
そんなこと、考えたこともない。




なのに。
友人達に旅行の話をしたら。

「ありえないよ~。ただの隣人を、両親の家に休みに連れて行くなんて。」と来たもんだ。


ところが。
事実、こうしてありえるのです!!!!!
フランス人はそういう意味で、実にフランクでホスピタリティの富んでいる。




そう。
誇るべきことじゃないけど、ポリポリ。
どうも私は「哀れみ」を生じさせるオーラでも発している、とでもいうのでしょうか。

外人で一人ぼっち、一生懸命暮らしている。
友達は、しかも殆どいない。
ひどく貧乏。
生活を全く楽しめていない。
∴可哀想!是非とも一度くらい、フランスの良いところを感じさせてあげよう。
…そんなところだと思います。




つまり。
これまでだって、全く持って「彼」じゃない男性から、本来なら家族だけで過ごすハズの期間を、一緒に彼らの両親の家での滞在することを、提案され。
何度そんなありがたい経験をさせたもらったことか。


例えば。
フィアンセの彼女がいる、見た目も相当格好いい20代の男性。
クリスマスに帰郷する際(クリスマスは家族で過ごすのが当たり前)、クリスマスを家族とと一緒に過ごさないか、と誘ってくれました。
…独りぼっちを感じさせるこの時期、何ともありがたいことで、確かにありえないくらい親切なことではありましたが。

そんな経験、思い起こせば、実に1度や2度じゃないんですよね~。

全く持って
本人知らずして「哀れみを誘う女」とでも題しましょうか(笑)。






しかし。
今回、旅行に行くに際し、変な勘繰りがあったのが今もって残念です。

そ。
男と女の間に、友情はあるのです!というのが私の持論。





だから。
くれぐれも誤解なきよう。

本当に素敵な、隣人です。
ありがたいと思っています。
でも。実際にそれだけ。
好意にドップリ甘えてきた、というわけであります。





で。
あれれぇ~、前置きが長くなり過ぎた…。(苦笑)

旅行記の発端部分を少しだけ書いて、実際の中身は明日から、ということにしようと思います








そう。
そもそも、この月曜日の休日を利用して、隣のオニイチャンはトゥールーズに帰ることにしていたようです。
で。提案。
金曜日の夜、飛行機でパリを出発。
月曜日の晩にパリに戻ろう。

ところが。
律儀な日本人、うさ(笑)。
バイトとはいえ、土曜日の午後の仕事を遊びのために休みたくない!
「仕事が終わって、土曜日の夜行でトゥールーズに行くわ!」

すると。
「1泊じゃ、来る価値ないよ!」
と。

結局、火曜日、それぞれ休暇をとることにして、トゥールーズに遊びに行くことになったのでした。
勿論、だから、彼のほうは、金曜日の晩から、トゥールーズ。

私は。
隣のオニイチャンに
「疲れて、その後観光できないよ!」反対されながらも夜行にしようと思ったら。

切符を買うのがノビノビになったせいで、料金がぐんぐん上がり。
決行が決まった時点では、格安チケットの飛行機で、翌朝・日曜日に行くほうが安いことが判明。
…日曜日の早朝、トゥールーズに向かったのでした。




で。
帰りは、火曜日夕方。
彼は、飛行機。
だって。
社会人ですものね!


私は…。
その時間、飛行機はお値段が高かったので。列車を選び。(←列車の直通でも、5時間半かかります。その上、直通は本数も少ない。飛行機だと、1時間チョイでいかれます。)
帰宅が12:00近くになったのでありました。




で。
…お喋りな私。
今日も、旅行記になりませんでしたねぇ。

明日も、関連した他の事で終わってしまいそうですが、ポリポリ。
備忘録のために、エィ!
何とか主要部分を書き留めておこうと思っています。
むぅ、今回のシリーズも多分、長いかも~。。。


注:今日の写真は、日曜日にトゥールーズに着き、朝ごはんの後、オニイチャンの友達と3人で行ったカルカッソンヌの城塞(世界遺産認定)から望んだ街(=カルカッソンヌ)の風景です。

5月、いい季節ではあるけれど…

2009-05-27 05:18:21 | フランス(余暇・習慣)
暑い、何とかして~!と音を上げた昨日、なんだけど。
今日は一転して、かなり肌寒い!

そ。
昨晩、天気予報通り、雷雨。
そして。
今朝、起きると、気温はすっかり下がっていました。

しかも。
日中、曇り、晴れ、雨。の繰り返し。

夕方になって、安定した青空かな?と思ったんだけど。
その分、風が出て、気温はグ~ンと下がっていました。
…今度から、1日で愚痴るのはやめることにします、ポリポリ。



で。
今日は、夜、フランス人の友達とちょっとした用件で会う約束があったんだけど。

昨晩メールで、
木曜日にずらしてもらえないか?
というお願い。

別に構わないよ~、と返事をし、それは結局明後日に延期したのですが。
彼女の、延期理由とは、今日が「隣人パーティー」の日だから。
というのであります。



私はどうも、フランスで、所謂「住まい」については、あまり運がなかったようで。
これまで、5回引越しをしていますが。
そのうち、3人の大家さんは、実にいやな大家さん…。
友達の大家さんの話を聞くと、本当に羨ましくなります。

それとともに。
隣人も。あまり恵まれなかったかな…。

と言っても。
今の隣のオニイチャンに出会えたことは、本当にありがたいと思っているし。

前住んでいたところの最後のアパートの階下のご夫妻にも、引っ越す直前になってだけど、色々お世話になっていい思い出があります。




でも。
そ、「隣人パーティー」なんて、一度も身近で遭遇したことがない!



そうなのです。
この「隣人パーティー」。
普段、交流のない隣人・町内の人同志が仲良くなろう、みたいな趣旨、だと思うのですが。
いつだったかなぁ、町内の人たちが歩行者天国みたいにして、テーブルを出して楽しんでいるのを目の当たりにしたことがあって。
…モノスゴク羨ましく思ったことがあるのです。



今年は、運よく、この建物でも誰かがやる気にならないかしら?
なぁんて、思っていたんだけど。
全く!!!!!やる気配もなければ、実際、この中途半端は夜の時間、静まり返っています…。



残念。。。。。



実は。
そう思って、楽しんでいる人たちを遠目からでも見てこようと(笑)、夕飯を済ませた後、思い立って自転車でグルグル回ってみたんだけど。
いつか、見かけたと思った界隈に行ってみても。
いつもの風景…。
単なる思い違いだったかな、と肩を落として、今先程、家に戻ってきたわけ。



ま、でも。
肌寒いせいか、空気も澄んで、とても綺麗な夕暮れで。
お目当ての隣人パーティーは遭遇できなかったけど。
これからの季節、10:00前のプラリ散歩もいいもんだ、と思った次第です。

週末は、やっぱり好き!

2009-05-25 00:52:15 | フランス(余暇・習慣)
彼女が、あんなにお酒が好きとは思っていませんでした

というわけで。
昨晩は、まるで日本のように、調子に乗って3軒行っちゃいましたよ~。

1軒目は、中華。
そこで、とりビーに始まり、冷えたロゼ・ワイン。
彼女が無理よ~と言うのを押し切って、更に500のカラフでロゼ追加。
お料理も美味しかったし。
5皿頼んで、お腹も満足~。


でも。
お店は10:00閉店と早いので。
土曜日だし。
どこかカフェでもう一杯飲んで帰る?

彼女は再びビール。
私は、ディジェスティフと称して、カルヴァ。
30分くらいで飲み干して。

どうする?
まだ、11:00だね~。
もうちょっと飲みたいね~。

じゃ、二人の住まいの中間地点、オデオン辺り(サン・ジェルマンデプレの近く)まで行こうか?

実はね~、私、行きたいワインバーがあるのよ。
と言ってみたら。
じゃ、そこに行こう。
という話になり。

地下鉄を乗り継いで、オデオン。


ところが。
お目当てのワインバーは既に閉店時間を迎えていたようで

ん~…。

近くのギネスの美味しいバーでガマンすることにしたのでした。


ところが。
土曜日のその時間、結構空いていて(フツーの日の夜は大混雑なんだけど)、カウンターに誰もいなくって。
お店の人に、ここ座って、と言われ。

もうやっぱり、ビールは入らないよね~。
ワインにしよう。

どれにする?
結構暑いから、冷えた白がいいね。

今月のワインってどれですか?
2種類あるけど、どちらがいい?
飲み較べてみる?

は~い、喜んで。


彼女が「私、こっちが好き」と言ったほうを
すかさず私が、「じゃ、このボトル1本ください。」
彼女は吃驚り「ええっ?グラスじゃないの?」

えへへ、つい酒飲み習性がでてしまった私。
「大丈夫よ~、土曜日だし。グラスでお代わりするよりずっとお得よ」

お店の人とも話しながら、ゆるゆると時間が過ぎていく。

折角だから、何かつまもうか。
お腹はいっぱいなんだけど、何がありますか?
と聞いてみると。
「チーズの盛り合わせか、サラミの盛り合わせ。」

どっちにする?
半分半分って、できませんか?

と聞いたら。
できないよ、と。

でも。
チーズの盛り合わせを頼んだなら、このサラミは食べ放題にしてあげる!

おお、なんと太っ腹!
というわけで。
チーズの盛り合わせを頼み。
お店のマスターの出身地方のサラミ1本を好きなだけ、切って食べ始めて…。


マスターとカウンターのお店の女性と4人で、すっかり盛り上がって、気がつくと1:30。
大慌てで、お店を後にし、彼女と地下鉄の駅で分かれて、帰宅したのでした。

となると、お決まりコース。
シャワー、即行ベッド。




で。
今朝。9:00頃に目を覚ますと。
宿酔いというほどでもないけど、身体からアルコールが抜けていない!
外を見ると、青空が広がって、お陽様ピーカン。

このまんま、ベッドでグダグダしてようか、と思ったけれど。
そんなことしたら、今日一日が無駄になる…。

のそのそ起き上がって、洗面と簡単な朝食を済ませ。
日曜開いているスーパーに買い物へ。


アルコール、まだ抜けない…。
そういう時は、やっぱり身体を動かすに限る!

というわけで。
家に戻って、億劫だったけど、今日は夏のような気温になりそうだから、と。
半ズボンを奥のほうからやっとこさ出し。
水をたくさん背中のリュックに入れて。

自転車で、出発~!


最近の自転車ルートのお気に入りである、エッフェル塔を目指しました。



結構一生懸命漕いで、汗をかくと、やっぱりアルコールも抜けますね
出てくるときは倦怠感満載だったし、食欲も殆どなかったんだけど。
エッフェル塔の近くに自転車を止めて、散策を始めると。


やっぱり、冷えたワインとサンドウィッチを持ってくるんだった。
次回こそ、決行しよう!
と思いながら、芝生に座って、水をがぶ飲み。


丁度お昼頃だったから、お腹も空いてきて、屋台で何か買って食べよう!
と言う気になりました。

でも。
暑さのせいか、目についたのは、ソフトクリーム!
ソフトクリームなんて、10年以上はかれこれ食べてませんね~。
食べてみようかしらん?

ところが。
お値段見て吃驚り!
4,5€!!!

新宿のソフトクリームって、200円くらいじゃなかったっけ?
そう思い出すと(今はいくらくらいなんだろう?)、やけに高く感じる。

昨晩の散財の反省もあったので、諦めることにしました。
…お家で、地味にお昼ご飯にしよう…。




再び自転車に乗って、そこから8分くらいの日本食材屋さん・佳苗に寄って…。
切れていた中華だしやおうどんなどを買い、家に戻りました。


お腹も空いてたけど、まずはやっぱりシャワー!
昼間に浴びるシャワーって、これまた気持ちいいですね~。
…何だか思いがけず、とっても爽やかな半日を過ごしたのでした。
よかった、家で、グダグダしてなくって…。





というわけで。
昨日は、一昨日大口を叩いたくせに、写真を撮らなかった反省も含め。
今日はちゃんと写真が撮れました~。
ということで。
またしても、同じような写真だけど。エッフェル塔!
バラが綺麗だったので、ブローニュの森の近くにあるバラ園にも行って見たくなった次第です…。

5月の第三土曜日は、ある意味「文化」の日…

2009-05-17 06:16:15 | フランス(余暇・習慣)
今日は、かなり疲れ気味なので、多くを語りませんが。ポリポリ。




今晩は、年に1回の「美術館・博物館の夕べ」でありまして。
幾つか、お目当てのところを、2時間ばかり回ってきたところです。

本当は、ルーブルの横にある装飾博物館がすっごいお気に入りで。
そこも行くはずだったんだけど。


雨が降ってきているのと。
…途中でみた、得体の知れないパフォーマンスに、思いっきり気がそがれて。

帰宅して寝ることにしました…。





ま。
でも。
いずれにしても、本当に素晴らしい企画だ、といつも思う。
これは、今年で5年目、とのことだけど。

来月・6月の第三週土曜日の「音楽祭」とあわせて、日本も少しでもこういうシステムがあればなぁ、と切に思ってしまいます。



それにしても。
隣のオニイチャン、またやってくれましたよ、笑。
…6:30頃電話がかかってきて。
「今家にいる?鍵を家に置いたまま出てきちゃったんだけど…」



本当は7:00頃から、夜の美術館めぐりをするつもりだったんだけど。
彼が帰宅するのを待ってから。
ということで。
「7:00、或いは、どんなに遅くても8:00には戻るよ!」という言葉を信じて。
「わかった。問題ないわ、家にいるからね!」と。



本当はどっかで買い食いをしようか、と思っていたけど。
それなら、と。
早めの夕飯を食べ(今日は寒かったので鍋♪)、ご丁寧にワインもしっかり飲み。出かける支度をし…。



しかし。
結局彼が戻ってきたのは9:00。でありました…。

というわけで。
スタートも予定より遅れて。




…美術館巡りを堪能する!までにはいたらなかったけれど。
やっぱり、とっても!!!楽しかった~。
そんな充実感いっぱいなところで、眠りに入りましょうか。


ウフフ。今日は土曜日。
今から、もう1杯だけワインを煽って。
至福の時=眠りにドップリ浸かりましょ、っと。


皆様素敵な日曜日をお過ごしください。
ではまた明日~!、






注釈:
写真は、とある美術館に入るために、ジェラート屋さんの横に止めた私の自転車。
ボケボケだけど、最近の愛車、ということで。載せちゃいました。

あ。
それと。昨日の写真。
これまたボケた意味なし写真のようですが。
建物の2階のテラスに、とっても可愛い小さめグレーの猫ちゃんがおっかなびっくりいるのを発見!撮った写真だったのであります。


私もなんだか、GW明け気分

2009-05-10 23:36:18 | フランス(余暇・習慣)
結局、昨日土曜日朝まで待ったけど。
やっぱり、あんなに固く約束されたにもかかわらず。ブツは届かず。

つまり。
今週末もネットなし状態。


でも。
フランス人の地方に住んでいる友達が、ヴァカンスの帰りにパリに1泊すると、連絡があり。
一緒に、昨晩はお夕飯(日本食というかお刺身と焼き鳥♪)を食べ。

今日は、早めのブランチと、パリ見物ですごしました。



いや~、初めて行ったんですが。
「手紙と手書きの美術館」(?)、とっても面白かった!!!!!
また、すぐにでも一人ででも、行きたいです。

見かけは小さく見えたし、ほんの30分くらいで見終わるかと思ったけど。
あまりに面白くて、ふと気がついたら2時間以上。

具体的な内容はまた是非とも!後日書いてみたいと思っています。




とにかく。
今日もせこく、日本語が書けるネットカフェで、15分バージョン。

いつ切れるかというのが気になるのもあるし。
後から隣に座ったオニイチャン。
なんと、ネット電話を使ってる。

こんなとこで、やらないでよ~。
…研究室でもそうだけど。
私は、フツーの話し声のほうが、ささやき声よりよっぽど自分のやっていることに集中ができるのです。

というわけで。
彼の声が気になるのもあり。



今日の更新はこれにておしまい。

あ~あ。
しかし。また、明日から1週間が始まります。
ちょっと憂鬱なことを抱えているので(ネットの問題の他に)、さらに月曜日を迎えるのがブルーだ。

ま、今晩美味しいものでも食べて、気分を変えて、気合一発、頑張りましょ~っ!