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宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

うさぎにスケートをさせてみた

2010年11月07日 | にわかフィギュアスケート
描いてみると、正しい姿勢や、足の向きなど、ちゃんと観察していなかったことに気づく・・・
(詳しい方、どうぞご容赦を^^; ま、人間じゃなくてウサギなんでー)

自分にはとうていマネできないフィギュアスケーターさんたちの動きですが(私は体も超固い(T_T))、お絵かきしてみると、なんとなく体感できたような気がして、楽しかった!

にわか鑑賞再び/通訳に感謝

2010年10月26日 | にわかフィギュアスケート
週末にやっていた、2010NHK杯フィギュアスケートの覚え書き

なにしろ、バンクーバーオリンピックからの、にわか鑑賞。
ジャンプの種類も、今年初めて全部覚えたのだった。
(なかなか見分けられないけど^^;)
NHK杯が、グランプリシリーズのひとつというのも、いままでちゃんと把握していなかったような・・・?

「NHK杯 動画クリップ」というのができていて、地上波で放送されなかった選手の演技や表彰式の様子が観られるのが、嬉しい。

http://www9.nhk.or.jp/figure2/index.html

くわえて、各選手の演技構成要素の名称や配点まで分かって、いたれりつくせり、初心者にはたいへん参考になる。
これ、期間限定とは書いてないから、ずっとあるのかな?
(後日付記:11月末日までのようですね)

とりあえず男女シングルを主に鑑賞。
感想はいろいろあるんだけど、短くまとまらないので削除^^;
外国語学習関連(?)で、ちょっとだけ。

女子シングルの優勝者は、カロリーナ・コストナー選手(イタリア)。
インタビューは英語にて。
最後にファンへのメッセージとして言っていた言葉が、素敵で感動的だった。

「今日わたしがみなさんにいちばんお伝えしたいことというのは、
このフィギュアスケートという競技、楽しいものなんです。
もちろん、たくさん努力もしなきゃいけませんし、辛いこともあります。
大変なんですけれども、
ひとりで氷上に立つ、そして、転ぶこともあるんですけれども、
やっぱり、誰もが、このスケート競技を愛しているからこそ、
そしてそれを伝えたいというために、氷に立っていると思いますので、
これからも応援をよろしくお願いしたします。」

上記↑は、通訳さんの日本語訳を書き起こしてみたもの。
このメッセージから私が受ける感動は、通訳さんの、文意の通った美しい日本語に負うところが大きいと思った。
コストナーさんが話している時点では、私にはほとんどピンとこなかったので(T_T)
そして、コストナーさんが話す英語をあらかじめ分かっていて、私が訳しても、こういうふうには訳せないなぁと、再びこの場面を見直して、感心するのであった。

インタビュー映像があるのは、優勝者と日本人選手だけなんだけれど、できれば、女子シングル2位のフラット選手と、男子シングル2位アボット選手の言葉も聞きたかったなぁ~。
あ、男子3位のアモディオ選手も。アモディオくんはフランス語だと嬉しいな。
(You Tube で見つけた過去のニュース映像では、いまどきっぽく早口でよく分からなかったけど^^;)

女性ライターはフィギュア好き/So Cute! Mirai-chan

2010年04月04日 | にわかフィギュアスケート
これで終わりにしようと思っておりますが、またまた個人的フィギュア関連話

専門的に書いている人は別にしても、オリンピック前後の頃、漠然と思ったことは、「女性ライターには、フィギュアスケートファンが多いなぁ」ということだった。

酒井順子さんは『週刊文春』の『私の読書日記』でたしか、ニコライ・モロゾフ氏の『キス・アンド・クライ』について書いていたし、書評ライター藤田香織さんは『Webマガジン幻冬舎(http://webmagazine.gentosha.co.jp/)』の『だらしな日記』で、オリンピック女子の採点についてヲタ(←本人表記)ぶりを披露していた。

オリンピック前の『婦人公論』で、演芸ライター(でいいのかしら)の浜美雪さんが、長年のフィギュアファンでもあるということで、注目女子選手について記事を書いていたのも、意外だった。

けれど、今回ちょっとフィギュアスケートの世界に触れてみたら、おお、確かに演芸(特に落語)の世界と通じるものがあるではないか! 思うようになったのであった。

技術力と表現力の巧拙が問われるところ、スター性というか各々の持つ個性が人をひきつけるところ、クラシック曲に乗せて高度で端正な技を披露する姿は古典落語の名人さながらって気もするし。

つーか、「これ氷上のお笑い??」っていうおもしろ演目もいろいろあることを知り、なるほど昔は貴族のスポーツだったのかもしれないけれど、いまや広い意味でのエンターティンメントということで、演芸と共通するものがあるのかもなぁと思った。
(明らかに狙った「お笑い」要素は、もしかしたらロシア限定?なのかもしれないけど)

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とはいえ、男子とペアでは割とおもしろプログラムがあるような気がするけど、女子はやっぱり優雅系が多いような。
今は無理かもしれないけど、将来のおもしろプログラム披露を、ちょっと期待しているのが、長洲未来選手である。

未来ちゃん、なーんかおもしろいんだよねー
世界選手権後の、がくんと首をうなだれてる姿、かわいそうなんだけどマンガみたいでかわいかった。
でもって、翌日には Twitter で、You Tube のおもしろ動画を紹介してるっていうのも、なんか高校生らしく立ち直り早くてたくましい。
本人作成の動画「Mirai Nagasu's Olympic Experience」http://www.youtube.com/watch?v=QVRCGNTOjdk
も、素敵なんだけど、コメントのはしばしが、なんとなくおもしろい^^
(本人の「お気に入り」に、紹介していた「フィギュアスケーターでホットペッパー」が入ってる^^; 私は Twitter やってないんだけど、未来ちゃんのつぶやきはフォローしたいような・・・)

優美かつヘンでおもしろい最強プログラムの完成を勝手に楽しみにしております^^。
(でも、大人になったらこの無邪気なおもしろさは消えてしまうのかしらん・・・)
(※後日付記:「ヘン」は語弊がありそうな・・・「お茶目な」プログラムといえばニュアンスが伝わるだろうか)

フィギュア選手のフィギュア

2010年04月02日 | にわかフィギュアスケート
フィギュアスケート選手のフィギュア人形ってないのかなぁ、と検索してみたのだけれど、なかなか出てこない。
浅田真央選手のお顔をしたお雛様くらい。

マイケル・ジャクソン人形や、オバマ大統領人形みたいなの(もっとつるっとキレイなほうがいいですが)、つくってもいいと思うんだけどなー。
量産してもそれなりに売れそうな気がするのですが。

美しく筋肉が乗った体つきやさまざまなポーズって、フィギュア製作者の心をそそると思うのだけれど(という書き方はなんだか怪しいか・・・^^;)、フィギュア人形おたくとスケートファンは重なっていないのだろうか。
というか、つくれるものだったら私がつくりたいーー

とつらつら思っていたところ

ちょっとこれはすごいですー!

ニコニコ動画
【QP】プルシェンコ作ってみた~やけくそカルメンver~
http://www.nicovideo.jp/watch/nm10227553

はじめは、なーんだキューピーか、と冷めた目で見ていたのだけど、髪の毛をおかっぱに切りそろえた時点で、うわわーカワイイー!! もう目が釘付け。

バンクーバーからのにわかファンって私と同じなのに、すごいわこの製作者の方。
商品化されたら買いますーー
(自分でつくる気はしない・・・大変そうだから^^;)

にわか鑑賞やまず(続)

2010年03月27日 | にわかフィギュアスケート
Radio-Canada のライブストリーミングで、世界フィギュアスケート選手権女子シングルフリープログラムを見た。
(恥ずかしながら(?)2ちゃんねる情報のおかげです。ありがたい~)
http://www.radio-canada.ca/sports/index.shtml

ショートプログラムは、You Tube とフジテレビの録画でちょっと見ていたのだが、やっぱり生中継で見たいなと思って。
見始めたのは、第3グループが始まろうとしているところ。
鈴木選手が快進撃だったらしいのに見られなかったのは残念だけど、後でチェックしよう。

おおーちゃんと映っている。
文明の利器ってほんとにすばらしい。
もうテレビ見ないかも。
(解説は聞きたいけど、アナウンサーのヘンな口上いらない)

以下、印象を書き留める。
にわか鑑賞者には、今のフィギュアの採点方式は複雑すぎてよく分からないので、記録より記憶と思って気にしないようにしていたのだが。

・安藤選手の演技がものすごくよくて、興奮してしまった。モニターの前で拍手。でも五輪のときよりも点数が低いのってヘンなのー。
(とりあえず手元の雑誌『Number』で確認)

・キム選手、虚心坦懐に見る限りでは、私結構好きだなー。少なくとも前日のSPよりも気持ちを入れてやっているようにみえるし。
が、転倒と抜けがあって、130点??
シロウト目には安藤選手のほうが断然上だと思うんだけど、ジャンプ構成の差とか?分からないなー…

・浅田選手のすばらしい演技に泣く。後半はもうミスする気がしない安定感。ステップには拍手が。会場スタンディングオベイション。
五輪の得点が131点とかだからそれ以上かな…と思っていたら、え?129点?キム選手より下ーーー???
そんなことがありえるの??

・アメリカ娘ふたりは、ジャッジの思惑に振り回されてしまったような印象でかわいそうだった…特に未来ちゃん…

・SP見てない選手もいるので主にフリーの印象だけど、私見では、浅田選手ダントツの金、銀は安藤選手。銅は、うーん、どうせなら、地元ということもあるし、コストナー選手がよかったなぁ。(実際レピスト選手よりよかったと思うし)

・そもそもの謎なのだけど、競技記録って、他人との競争だけでなく、過去の自分と比べてどれだけ成長したか確かめるためにあるものでは? 同じ演技構成で、前回よりも納得いく演技ができたのに、前より点数が悪かったら、何を基準にすればいいのか分からないような… 選手のみなさんはそこのところは(試合ごとに点数が乱高下しても)割り切ってるのかなぁ…

真摯な選手のみなさんの気持ちと今後を思うと考え込んでしまうけど、ともあれ、いろいろ楽しませていただきました。
特に浅田・安藤両選手には、明日への活力をもらった。おめでとうありがとう!!
(わー実はやらないといけない仕事があるのに、フィギュアスケートを見まくっていて全然…(T_T))

にわか鑑賞やまず

2010年03月26日 | にわかフィギュアスケート
オリンピックでのにわかフィギュアスケート熱冷めやらず。
イタリアはトリノでの世界選手権にも無関心ではいられない。
(といいつつペアとアイスダンスはとりあえずスルー^^;)

昨日、今日は男子シングル。主だった選手のプログラムを You Tube でチェックする。
(フリーの早朝TV生中継やっぱり見ればよかったかなー。でもなんとなく心臓に悪そうな気もして…)
文明の利器とはなんとすばらしいものよ。
訳分からないけど、イタリア語解説も乙なもの。

何度もリピートしたくなるのは
高橋選手のSP、FP
小塚選手のSP
ジュベール選手のSP
シュルタイス選手のFP
かなー。
(逆に、ニュースで結果を先に知った織田選手のSPは痛ましくて見られない…スケート以外の話題しか知らなかったので、オリンピックではじめて織田選手のあの羽のようなふわっとしたジャンプの着氷を見て、認識を大きく改めていていたところだったのだけど。いい雰囲気のチャップリンが見たかったんだけどなぁ…)

高橋選手は全員の中でも、プログラムの完成度や表現力が別格な感じ。
いろんな国の人からの盛大な応援や、You Tube の熱いコメントの数々が、うんうん、何の関係もない私も嬉しくなってしまう。
で、高橋選手ってなぜか、オリンピックでも今回も、表彰台に立つ他のふたりの間の微妙な空気を中和する立場にいるというか、常に意見や人の接し方に偏りがない感じがする、根っからいい人なんだろうなーと思う。

小塚選手のSPの後、私にはさっぱり分からないイタリア語解説が、
「ほら、ノスタルジックな日本語があるでしょー」
「『サビシイナ』かな?」
「そうそう『サビシイナ』。彼の演技が終わってしまうのはほんと『寂しいな』って感じだわねー」
と言っているように聞こえたんだけど、どうなんでしょう~??
(『寂しいな』って日本語で言ってたのは確かだと思うんだけれどー)

個人的に、曲にジミ・ヘンドリクスを選ぶセンスや、衣装のシンプルさなど、70年代少女マンガ的男子フィギュアに対する含羞(?)が感じられて、好感を持っているのであった。
(逆に高橋選手は70年代少女マンガ的フィギュアを体現しながらも進化させて最先端に持っていっちゃってるところがすごい。別のところで見たヒップホップ版白鳥の湖にはびっくりした)

復調ジュベールの会心の演技が見られたのも嬉しかった。
SPの『Rise』、ノリノリでほんとに嬉しそうで、何度も見たくなる。
他でも見たけど、あの、エスカレーターを逆走してるような動き、好きだなー^^
しかし、ミーハーチックに容姿のことをいうと、多くの人がジュベールを格好いい素敵と思っているようなのが、私にはどうもよく分からないのであった…
(いやまぁ、言うまでもなく私の審美眼がズレているのでしょうが…もちろん魅力的とは思うけど、ウットリ(はぁと)というのとは違うような…)
(後日付記:このときのジュベールのコーチもサイコー! スケート連盟の(?)コワそうな人に抱きついてるし^^)

シュルタイス選手のFPは、話題になっていたので、事前にオリンピックでの演技を(You Tube で)見ていたのだけど、これはすごい!!
曲名のひとつが『Insane in the Brain』ですよ。パックマンの音も入る。
精神病患者の苦悩を描いているらしい。(?ちょっと違うかな)
動きも独特だけど、ジャンプがまた、曲に合わせたかのように、助走や幅のない、ひょよよーんと真上に跳ぶ独特な形。
(後日付記:見返したら、助走や幅が「ない」ってこともなかった・・・初心者にはよく分からないなー。初見では衝撃だったけど、何度も見ていたら、だんだんこんなの普通かも、と思えてきたのがなんだかコワイ^^;)
全体になんだかムンクの絵を思い起こさせるような雰囲気。
ムンクはノルウェーでシュルタイス選手はスウェーデンの人だけど、「北欧」が持つイメージのひとつを体現してるように思った。
いやー、こういうのってジャッジの判定が難しいだろうなー。
暗に採点方式への批判になってる気もして爽快。

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なんだか分からないけど、間違えてタリンでのヨーロッパ選手権の映像も引っ張ってしまい、ついでにプルシェンコの演技も見る。
オリンピックエキシビションにおけるNHK実況アナウンサーの
「やっぱりプルシェンコはいいですねー」
の音声がよみがえる。わーなんだかやっぱり違うわー。
ゆっくり養生して先に備えていただきたいものだ。
その間に自伝が読めるくらいロシア語がんばろうっと。
(まだキリル文字を覚えてる段階ですが^^;)

エキシビション/あまりに文学的な

2010年02月28日 | にわかフィギュアスケート
(3/1記)
オリンピックフィギュアスケートエキシビションを見た。
録画したものを、さーっと観たいところだけ再生したんだけど。
(NHKのサイトにも動画が上がっていた。よいサービスだなぁ)

なんといっても、華はプルシェンコだったー。
最初のひと滑りで、場の空気が変わる。
本気全開の演技で、ひーたまらん(あ、下品)、格の違いをみせつけていた。当然のスタンディングオベイション。
これならソチまで大丈夫なのかしらん。

ランビエールもなかなか素敵だった。
たまたまなのか、プルシェンコもランビエールも、曲はフレンチ・ポップスだった。(ポップスと言っていいのかな ジョニ・アリデイとジャック・ブレル)。
なんというか、「汎ヨーロッパ」(北米に対して)って感じ。

日本選手3人ともよかったけど、ああ、どの人も衣装がなんだかなぁ・・・
鈴木選手の衣装担当の人にでもちょっと聞いてみたらいいんじゃないかしら。(←衣装の色や布地の質感などがいちばん好きだったので)

そうそう、エキシビション前の練習の様子を何かで見て、日本(高橋)、ロシア(川口)、アメリカ(長洲)と国籍の違う選手が一緒におしゃべりしている様子があったんだけど、その共通言語は(当然といえばそうなんだけど)日本語なのだよねたぶん。なんだか不思議。

キム選手の「タイスの瞑想曲」。出てきたときは地味だと思った衣装もこの音楽に合わせて舞ったら素敵に見えるな、とは思ったんだけど・・・
こういう演目って、それこそヨーロッパ選手によるすばらしい演技を過去に見たことがあるような(バレエかもしれないけど)・・・そういう既視感をもってすると、なんだかなぁ・・・観ていて悲しくなってしまった。

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実は、演技よりもキム・ヨナさんの人物のほうに、俄然興味が湧いてきているのである。
心の内はいったいどうなってるんだろう。
心ある韓国映画の監督に、(今は無理と思うが)ぜひキムさんを題材とした映画を製作してもらいたいものだ。
どう描くかで、監督の力量がまるわかりになる、手ごわいテーマだと思うけど。
でも、ネットでちらっと彼女のこれまでの言動を見たところ、うーむ、これは優れた映画の題材になる!と思った私の直感ははずれかなぁ・・・見極めがつかない。

個人全集の楽しみ2/便乗私の夢

2010年02月27日 | にわかフィギュアスケート
神様(か何かは分からないが)の采配はこう来たかー。

2/26オリンピックフィギュアスケート女子フリープログラムを観て思った。

「浅田真央物語」はまだ第一章にすぎなかったのだ。
スケートの神様にほんとに愛されているのだなー、4年後にはどれほどのことになっているのか。
3Aジャンプの成功はもちろん、終盤の鬼気迫る怒涛のスケーティングに、表現力でも無敵になったと思った。

でも、真央ちゃんには(浅田選手と呼ばなきゃだけど)、鈴木さんや長洲未来ちゃんみたいに、純粋にオリンピックで滑る喜びを味わってもらいたかったなぁ・・・
スポーツ選手の涙を見て、こちらも涙腺決壊してしまったのなんて、はじめて。

他選手では、
・初見の印象では、安藤選手のクレオパトラが、いちばんだった。
衣装も内容も独特で好み。
ショートプログラムの衣装と顔つき(日焼け頬こけ)には、すみません、うげーと思っちゃって、気を入れて見てなかったんだけど、見返すと、ショートプログラムのときの演技のほうが、すごくいいんだよねー。採点結果の影響でフリープログラムがおとなしくなっちゃったような気がしてならない。
ほんとはもっと迫力ある演技ができる人なんだろうなー。

・事前の特集番組で鈴木選手のステップを見て感動していたので、本番でも、本人も周りも嬉しくなる演技を披露してくれて、ほんとによかったなぁと思った。個人的に衣装のセンスとか演技の魅せ方(っていうのかな)が、出場選手全員の中でもいちばん好きかも。

・緊張感張り詰めた最終滑走グループで、最初と最後のアメリカ娘にはほんとに癒されたわー。
レイチェル・フラットちゃんは、私が思うアメリカのハイスクール・スチューデントそのもの。ぽちゃっとした印象だけど機敏な動きでかわいいんだよねー。
長洲未来ちゃんも、顔つきは典型的ジャパニーズ・アメリカンって感じだけど、演技の、かわいらしさ優美さには、思わず知らずという感じでひきつけられてしまった。おじいさんコーチの、未来ちゃんがかわいくてたまらないという表情にも和む。
彼女が最終演技だったというのは、いろんな意味でよかった。
(・それまでのギスギスした割り切れない気持ちが癒された。・審判陣の焦り(時間がかかっていた)に、こう言ってはなんだけど自業自得ザマミロって感じ)

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さて、4年前のオリンピックフィギュアスケート女子フリープログラムも、たまたま生中継で見ていて、印象を書きとめていたのだが、これが今見るとにわか批評もいい加減にしろって感じで非常に恥ずかしい・・・このころのミキティ(って言ってたよね)フィーバーぶりってすごかったんだなとは分かるけど。安藤選手はもちろん、浅田選手の過去映像にも思ったけど、10代20代における4年間の成長変化ってものすごいものがある。私も若者ほどでなくてもちゃんと成長していたいな・・・

ということもあって、ふいに、私の「夢ノート」に新しい項目が加わった。
次のソチオリンピックまでにロシア語習得だー!!
フィギュア王国の今の状況とか、日本選手の評判とか原語で知りたいし。
なんたってプルシェンコが親善大使(でしたっけ)、インタビューとかロシア語の音声だとさっぱり分からなくて残念だったので、動機づけとしては、ばっちり。
と、考える人は多いと思うので、NHKロシア語講座のテキストは来期きっと売り上げ倍増することだろう。(たぶんね)

尊いものを見た

2010年02月25日 | にわかフィギュアスケート
さて、オリンピックも終盤、2/24はフィギュアスケート女子シングルショートプログラムを観た。

2/21NHKで『浅田真央 金メダルへの闘い』という番組を観たこともあって、真央ちゃん応援の気持ちが高まる。
この番組、涙なくしては観られなかった。
ごめんなさい、今季調子悪いとかいう話が漏れ聞こえてきたときは「メンタルが弱いのかな」くらいにしか思っていなかった。
難しいプログラムと課題に対応するためだったのね。失敗はオリンピックで最高の完成作品を花開かせるための過程だったのだ。きっと。
他の誰かとの闘いではなくて、自分で納得できる最高の演技をするために黙々と練習し、技術の修正を試みる姿に、サムライ魂を見た。

さて本番はほんとうにすばらしかった!
見ていると涙が出てくる。
ほんとになぜなんだか分からないけど「尊いものを見た」という気持ちになる。
(私だけじゃなくて、こういう意見ほかにもよく見かける。普遍的なものなのだろうなー)

何度も放映があるから何度も見たけど、見るたびに発見があるというか、にわか鑑賞者なので、初見では「でも音楽の表現ということになるとどうかな」とか思ったんだけど、いやとんでもない、柔らかい手の動きとか、ひゃー難しそうなステップ、とか充分に舞踏会の雰囲気をかもし出していた。

そして、真央ちゃんの演技を思い出すと、心がすがすがしくなるというか、こちらも前向きにいろいろがんばろうという気持ちになる。それが不思議。

フリープログラムでも、こちらは演技中は荘厳で崇高な圧倒的な迫力で、でも演技後はまた、あのこぼれるような笑顔が見られるといいなー。
いや、きっとそうなるんだろうけど。

安藤さん(美姫ちゃんとは言えないなーなぜか)、鈴木さん(こちらもあっこちゃんとは言えないなーなぜか)も、それぞれ、素敵だった。フリーがほんと楽しみ。

個人全集の楽しみ

2010年02月25日 | にわかフィギュアスケート
と言っても、文学の話ではない。

フィギュアスケート4回転論争って、思っていた以上にシリアスな話題だったのですね。
にわか鑑賞なもんで、単純に、わー、面白い、とゲラゲラ喜んでたんだけど、プルシェンコは体中故障だらけだっていうし(T_T)、いろいろ記事を読むと現行採点はかなり問題があるみたいで、ミーハーチックにいろいろ書く楽しみがトーンダウンしてしまった。

しかしながら、スポーツの振興はミーハー観客あってこそのもの。
あープルシェンコって昔はほんとに銀河の王子様(=宇宙人)っていう風貌と演技だったのね。
でも、今のほうが、なんというか人間味が増してきた分、断然興味が惹かれる。
皇帝キャラで君臨してほしいーー

タイトルを「個人全集」としたのは、フィギュアって、ぽっと1回だけではなく、長いスパンで選手の成長を見ていくほうが、より楽しめそうで、それは文学全集を読むのとも似ているなと思ったのだ。
映画を俳優で観るというのとも似ている。
プロ野球とかもそういう楽しみで長年ファンをやってる人が多いのだろうなー。
ただ、フィギュアスケートって他競技に比べて、選手生命が格段に短いのが悲しい…プルシェンコはこれからのほうが、味わい深い(表現しづらいが、より変態ちっくな?)演技になりそうなんだけどなー、体に堪えそうだし競技アスリートとしては厳しいのだろうなー。

(バンクーバーオリンピックフィギュアスケートにわか鑑賞の経緯は「ほらあなJournal2」に)