今回の一般質問では、熊本市内でただ一つ「世界遺産」という冠を持つ「世界かんがい施設遺産・渡鹿用水群」の問題を取り上げました。
2018年8月に、「白川流域かんがい用水群」が世界かんがい施設遺産に登録されました。世界かんがい施設遺産とは、国際かんがい排水委員会が、建設から100年以上経過し、かんがい農業の発展に貢献し、卓越した技術で建設されているなど、歴史的・技術的・社会的にも価値のある施設が登録されています。その白川かんがい用水群の一つが熊本市内にある渡鹿用水群で、中でも「渡鹿堰」は白川最大級の堰として注目すべきものです。2020年3月現在、世界に91カ所が登録され、世界的にも貴重で、本市唯一の世界遺産登録施設として価値の高いものです。来年4月には、アジア太平洋地域の首脳級や国際機関代表などが集い水に関する諸問題を議論する「第4回アジア・太平洋水サミット」が熊本市で開催されます。水の施設である世界かんがい遺産を広く市民の財産としてスポットを当てるチャンスです。
質問では、2点を市長に質しました。
第1に、「白川流域かんがい用水群」が本市唯一の世界遺産施設として、流域農業や地下水涵養等に果たしてきた役割を明らかにするため、「アジア・太平洋水サミット」で、世界かんがい遺産に関する展示スペース設置やシンポジウム開催などができないか。
第2に、世界遺産にふさわしい位置づけを市として行い、教育的にも活用できるよう、モニュメントや説明版・休憩所やトイレなどを整備し、広く市民に親しんでもらいたい。
市長は、
「2022年4月開催の第4回アジア・太平洋水サミットのプレイベントとして『世界かんがい施設遺産サミット㏌Kumamotǒ」を開催し、かんがい施設遺産の持続的な保全・活用に向けた機運を高めていく」
「渡鹿堰周辺の整備については、国土交通省や住民のみなさまと相談しながら、休憩所やトイレなどの整備についても地元の要望を国交種へ伝える。本市でも、白川流域かんがい用水群全体を紹介する説明版設置を予定しており、リーフレット作成やSNSを活用した情報発信と併せ、広く世界かんがい施設遺産の認知度向上に努めてまいる」
と答弁しました。
私も、地域のみなさんと協力しながら、世界かんがい施設遺産が、市内で唯一の世界遺産と名のついたかけがえのない施設として、その認知度が高まり、歴史的・教育的財産として十分活用されるよう取り組んでいきたいと思います。
2018年8月に、「白川流域かんがい用水群」が世界かんがい施設遺産に登録されました。世界かんがい施設遺産とは、国際かんがい排水委員会が、建設から100年以上経過し、かんがい農業の発展に貢献し、卓越した技術で建設されているなど、歴史的・技術的・社会的にも価値のある施設が登録されています。その白川かんがい用水群の一つが熊本市内にある渡鹿用水群で、中でも「渡鹿堰」は白川最大級の堰として注目すべきものです。2020年3月現在、世界に91カ所が登録され、世界的にも貴重で、本市唯一の世界遺産登録施設として価値の高いものです。来年4月には、アジア太平洋地域の首脳級や国際機関代表などが集い水に関する諸問題を議論する「第4回アジア・太平洋水サミット」が熊本市で開催されます。水の施設である世界かんがい遺産を広く市民の財産としてスポットを当てるチャンスです。
質問では、2点を市長に質しました。
第1に、「白川流域かんがい用水群」が本市唯一の世界遺産施設として、流域農業や地下水涵養等に果たしてきた役割を明らかにするため、「アジア・太平洋水サミット」で、世界かんがい遺産に関する展示スペース設置やシンポジウム開催などができないか。
第2に、世界遺産にふさわしい位置づけを市として行い、教育的にも活用できるよう、モニュメントや説明版・休憩所やトイレなどを整備し、広く市民に親しんでもらいたい。
市長は、
「2022年4月開催の第4回アジア・太平洋水サミットのプレイベントとして『世界かんがい施設遺産サミット㏌Kumamotǒ」を開催し、かんがい施設遺産の持続的な保全・活用に向けた機運を高めていく」
「渡鹿堰周辺の整備については、国土交通省や住民のみなさまと相談しながら、休憩所やトイレなどの整備についても地元の要望を国交種へ伝える。本市でも、白川流域かんがい用水群全体を紹介する説明版設置を予定しており、リーフレット作成やSNSを活用した情報発信と併せ、広く世界かんがい施設遺産の認知度向上に努めてまいる」
と答弁しました。
私も、地域のみなさんと協力しながら、世界かんがい施設遺産が、市内で唯一の世界遺産と名のついたかけがえのない施設として、その認知度が高まり、歴史的・教育的財産として十分活用されるよう取り組んでいきたいと思います。
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