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上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

「憲法を守り、活かす」・・・くまもと九条の講演会

2025-03-26 16:38:40 | 九条の会
くまもと九条の会学習講演会
治安維持法100年、戦後80年と憲法9条
石破政権の憲法破壊と改憲に立ち向かう
  

3月25日、熊本市中央区の県民交流会館パレアで、「くまもと九条の会」主催と「治安維持法100年熊本実行委員会」共催による「憲法を守り、活かす、新たな戦前にしない」ための学習講演会が開かれました。
講師は、東京慈恵会医科大学名誉教授の小沢隆一氏でした。
小沢先生は、菅政権の下、2020年の日本学術会議任命拒否で、任命を拒否された当事者の一人です。
日本学術会議の任命拒否によって、「人類の福祉に貢献する」という学術会議の目的が大きくゆがめられたこと、その中身やそこにある矛盾点についてもお話をされました。
講演のタイトルは、「治安維持法100年、戦後80年と憲法9条・・・石破政権の憲法破壊と改憲に立ち向かう」でした。

石破首相の政治家としての生い立ちから政界での位置、石破政権の危険な憲法・改憲論と安全保障観の話に始まり、これまでの30年間の憲法を取り巻く情勢と現局面。
改憲勢力が政権を長期に握る中で、「九条の会」設立が大きな役割を果たし、せめぎあいつつ、明文改憲を押しとどめてきたことの意味と意義。
一方、明文改憲はできなかったものの、「解釈改憲」や既成事実を積み上げて「壊憲」をすすめてきた改憲勢力。
そして、「治安維持法100年」を掘り下げ、100年前の情勢と現在・日本国憲法の下での日本社会の現状、国際社会の現状と国連の役割・限界などについてもお話しされました。
そして、歴史に学び、日本国憲法と9条の意義をしっかりつかむことの大切さを強調されました。
講演の呼びかけにあった「新たな戦前にしない」、そのためにも、「九条を守る」の1点で広く力を合わせていかなければなりません。
「戦争はやってはいけない」
その一言に尽きるのです。


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「改憲/壊憲」を阻んできた「九条の会」が果たしてきた役割・・・くまもと九条の会20周年記念講演会

2024-12-15 12:29:32 | 九条の会
憲法九条の大切さを改めて考えた「くまもと九条の会」20周年記念講演会
「改憲/壊憲」の現在と九条の会の役割
12月14日、熊本市中央区の市青年会館で「くまもと九条の会」20周年記念講演がありました。
「『改憲/改憲』の現在と九条の会の役割~憲法九条の大切さを改めて考える」と題し、全国の「九条の会」の世話人をされている早稲田大学法学部教授の愛敬浩二氏が講演されました。

「九条の会」が結成されたのが2004年6月、それから20年、さまざまな改憲・壊憲の策動がありながらも、現行憲法が変えられることなく、「9条」を守ってくることができた。
そこには、「九条の会」の発足と、それが急速に全国津々浦々、各分野へと広がってきたことが貢献している、とお話しされました。
わずか1年で2000団体を超え、2年間で6000団体にまで増えていった、その勢いは、まさに「九条を守ろう」という国民の意思の大きさだったと思います。

あらためて「九条の会」果たしてきた役割を再確認した講演会でした。
憲法九条は、かけがえのない平和の宝物です。
九条の会がますます広がり、」輝いていきますように。

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