上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

「本庁舎等建設地検討支援業務委託」の契約候補者は「日建設計」へ

2024-03-29 21:50:33 | 熊本市庁舎建替え問題
「本庁舎等建設地検討支援業務委託」の契約候補者は「日建設計」へ
3月29日、「本庁舎等建設地検討支援業務委託」の契約候補者が公表されました。
プロポーザルの結果、㈱日建設計九州支社が契約候補者となりました。
プロポーザルに応募したの3社、「株式会社 日建設計 九州オフィス」、「PwCアドバイザリー 合同会社」、「株式会社 山下設計 九州支社」です。
審査の結果は、
   株式会社 日建設計 九州オフィス  700点
   PwCアドバイザリー 合同会社   660点
   株式会社 山下設計 九州支社    660点
審査結果を受けて、「株式会社 日建設計 九州オフィス」と随意契約での委託契約を結ぶことになります。

市役所建替えについては、市民に建替えの是非を聞かないまま、基本構想(案)がまとめられ、4月20日から5月12に日まで市民説明会が予定されています。
いよいよ建設地の選定にすすむようですが、市民を置き去りにした建替えの推進は許されません。
今真っ先に行うべきは、市民に建替えの是非を聞くことです。

市民説明会では、率直な声を届けましょう。
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3・27春の県民集会・・・賃上げ、消費税引き下げを!

2024-03-28 17:22:25 | 住民とともに
賃金上げよう!、消費税引き下げを!
3・27 春の県民集会
3月27日、熊本市中央区の新市街サンロード入口で、賃上げ、消費税減税を求める「3・27春の県民集会」が開かれました。
県下の野党も参加、日本共産党からは衆院選熊本2区予定候補の奥田木の実さんが参加。
県労連、新婦人、平和委員会、それぞれに分野別の訴えの後、下通りをパレードしました。
物価高騰が続く中、地方も含めて賃金の大幅アップや、給食無償化・子ども医療費無料化などを実現し、岸田政権のすすめる大軍拡を許さない闘いが必要です。




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「国保料引下げの請願」に賛成討論・・・熊本市議会最終日

2024-03-25 21:17:25 | 熊本市議会
3月議会最終日、「国民健康保険料引下げの請願」に賛成討論
3月議会に、「熊本市生活と健康を守る会」から、「国民健康保険料の引き下げを求める請願」が提出されました。
日本共産党市議団が、紹介議員になったので、最終日に賛同を求めて、賛成討論を行いました。
内容は、以下のとおりです。

請願第1号「負担の限界を超えている国民健康保険料の引き下げを求める請願」について、賛成討論を行います。
 今議会には、国民健康保険料の賦課限度額を後期高齢者支援分として2万円引き上げるとともに、保険料率についても後期高齢者支援金分の所得割率を0・35%、均等割・平等割額を合計で2,500円の引上げ、介護納付金分の所得割率を0・36%、均等割額を2,400円引き上げるものです。賦課限度額の引き上げは、1,240世帯で2,480万円の負担増となるとともに、料率の改定はすべての世帯が値上げで、1人当たりの値上げ額は約5,000円、加入者への負担増総額は7億円となります。しかも、今回の値上げは、第9期介護保険事業計画の開始年度と重なるために、介護保険料の3億円負担増とのダブルパンチとなります。
 新型コロナ禍に続く、止まらない物価高の中で市民生活はひっ迫しています。所得の低い世帯ほど、その負担と矛盾は大きく、困窮極まる日々を暮らしておられます。国民健康保険は、社会保険や共済保険などに加入していない年金生活者や自営業者などが加入し、所得200万円以下が加入者の約8割を占めるという構造です。一番苦しんでいる方々への7億円負担増をなぜ今、と思わずにはいられません。
 そもそも、大西市長になって、一般会計からの法定外繰入・赤字補てん分が大きく減らされ続けてきました、前市長の時には、最高で年間28億円あったこの一般会計からの補てんが、2024年度予算では2億1,000万円にまで減っています。2024年度は、都道府県が策定する次期国保運営方針の初年度ということもあり、保険料抑制・負担軽減のために自治体が行っている法定外の一般会計繰入を廃止することや、市町村が決めるべき国民健康保険料の料率を都道府県単位に統一して大幅値上げへと誘導し「保険料水準の統一」を図る方向への加速化を迫り、高すぎる国民健康保険料をさらに値上げさせようと、厚生労働省が自治体への圧力を強めています。しかし、国民健康保険は自治事務であり、国いいなりではなく、市民の側に立った運用こそ必要です。
 2023年度末の国民健康保険の収支見通しは、単年度7億円の赤字見通しです。いわば、赤字分を加入者に穴埋めさせるための値上げです。市民の暮らしの実態を見ず、国いいなり、帳尻合わせの負担増というのは、あまりにも心がありません。高い保険料が払えない方々の滞納率は23%、4人に1人が滞納です。制度の根幹が揺らぐような状況です。
 国民健康保険は、国民皆保険制度の基幹となる医療保険で、どんな人でも保険証があれば、いつでも病院に行くことができるようにとつくられている制度です。国民健康保険法第1条の目的には「社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的とする」と明文化されています。国の強い指導はあっても、市民の立場で、市町村としてのできうる限りの手立てを講じ、市民のいのちと生活を守る運用を貫いていかなければなりません。
 今は社会保険や共済保険に加入していても、仕事をリタイアすれば、必ず国民健康保険に入ります。私ども日本共産党市議団は、国民健康保険はすべての市民に関わる重要な課題として、毎回の議会で取り上げ、市民に寄り添った対応、制度の見直し、運用の改善を求めてきました。
 請願にあるように、負担の限界となった保険料の引き下げは喫緊の課題です。徴収だけを強化しても矛盾は解決しません。国の制度見直しや国庫負担引き上げが基本であるとは考えますが、国に対し求めつつも、自治体としてできることをやる、そういう立場で一般会計を増額し、保険料は上げない、むしろ引き下げをすべきです。
 請願の2点目、子どもの均等割廃止についても、国が就学前までを半額に軽減していることは、収入のない子どもにまで保険料を負担させるという矛盾を一定認識したからです。本市は、今議会に提案された「第8次基本構想・基本計画」においても、少子化対策・子育て支援を優先課題と位置付けています。この点でも、直接子育て世代の負担軽減につながる均等割の廃止は効果的な手法であり、ぜひ速やかに決断して実施していただくよう、お願い致します。
 資格証明書や短期保険証は、受診抑制につながり、医療を受ける権利を市民から奪うものです。保険証がなければ国民皆保険とは言えません。コロナ禍に中止した資格証明書は廃止し、短期保険証についても発行をやめるようお願いします。
 国民健康法第44条の「医療費の一部減免制度」は、法に規定された制度でありながら、利用は年間わずか3件、あまりにも少なすぎます。生活保護の申請が昨年は最も多かったという報道があったように、生活に困窮する人が過去にないくらい増えています。それなのに、制度が活用されていないというのは、活用しにくく、周知が届いていないからです。繰り返し要望してきましたが、周知をはじめとする市の運用改善をお願いします。
 保険証のマイナ保険証への移行についても、相次ぐトラブルの中、その改善はなされていません。全国保険医団体連合会が行ったアンケート調査では、昨年10月以降だけでも、回答のあった8,672医療機関のうち、約6割の5,188医療機関でトラブルがあり、現在もトラブルは解消することなく、続いていると報告されています。最も多かったのが名前や住所に関するもので、次が「資格情報が無効」というものだったそうです。その場で医療費全額を請求した、持っていた紙の保険証で対応したとのことですが、いのちに関わる問題です。現在マイナ保険証の利用登録率は約60%、実際に使っている人はもっと少ないと思われますが、この状況で、これだけのトラブルが発生しているのですから、本格的にマイナ保険証へとの切り替えがすすめばどうなるのかと、現場からは疑問と不安の声が上がるのも当然です。さらに、大災害が起きた場合は、停電による通信インフラの遮断でマイナ保険証を使うシステムの利用そのものが困難になるとの指摘もあり、危機管理の面でも重大な懸念です。国が強力にすすめるマイナ保険証への切り替えですが、指摘されている重大な問題点が改善されないまますすめていくことは、国民の命を危険に晒してしまうことになります。もともと任意であるはずのマイナンバー押し付けはやめて、現行の保険証こそ存続すべきです。市長におかれては、こうした現状を踏まえ、国に対し、市民の立場で、現行保険証の存続を要望していただくよう、要望しておきます。
 すべての市民が、生涯安心して、保険証1枚で医療にかかれるためにも、議員各位におかれては、請願の趣旨に、どうかご賛同いただきますようお願いして、賛成討論と致します。
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生活保護ケースワーカー・児童相談所職員など、 福祉現場の定員不足は、速やかに解消を!・・・予算委員会質疑で要望

2024-03-24 09:52:30 | 熊本市議会
生活保護ケースワーカー、児童相談所職員など、
福祉現場の定員不足は、速やかに解消を!

生活保護の現場での、職員による金銭等の詐取事件が発生し、この間、専門家による検証委員会が開かれてきました。この3月、その報告書が公表されました。
そこでは、「不十分な人員体制」としてケースワーカーの不足や、複雑な状況を抱えた困難事例が多い中でケースワーカーの経験が浅い問題などが指摘されていました。
質疑では、長年不足しているケースワーカーの適正配置に対し、2年間で9人の増員にとどまり、32人の配置不足を残している問題や、査察指導員ならびにケースワーカーの専門性向上のために福祉専門職の配置拡充をすすめることなどを求めました。
ケースワーカーの経験年数でも、平均で2~3年と短く、専門性向上につながっていません。
検証委員会報告書では、ケースワーカーの人員増は喫緊の課題と指摘し、早急な標準数の達成を求めています。
現在市は、第7次定員管理計画の計画期間2027年までに不足する職員を確保する見通しですが、私は、重大な不適切事案が発生し、市政の信頼は失墜しており、計画期間内ではなく、前倒しで一刻も早く不足の解消を図ることを求めました。
生活保護ケースワーカーと同じく、児童相談所職員においても定員の不足があります。最終日の討論で、児童相談所についても、定員管理計画の前倒しでの解消をすみやかに行うよう要望しました。
生活保護や児童相談所は、複雑な社会情勢を反映して、困難を抱える市民に寄り添う業務です。
置かれた状況を受け止め、よく理解し、適正な支援・アドバイスを行っていくために、専門性確保と経験は欠くことのできない職員としての条件です。
市としても、そういう職員を配置できるよう努めていかなければならないと考えます。
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4~5月に、「庁舎整備についての説明会」が開催されます

2024-03-22 17:35:19 | 熊本市庁舎建替え問題
「庁舎建替えの基本構想」素案の市民説明会
3月議会中の「庁舎整備特別委員会」に「庁舎建替えの基本構想」素案が示され、4月から5月にかけて市民説明会が開かれます。
日程場所は、下記のとおりです。
参加して、市民の声を市に届けましょう!

*参加申込の受付開始は、4月5日(金)午前8時です。
 (ひごまるコールでの申込受付です。詳しくは、ページ下段「開催日程、参加申込(事前申込要・先着順)」をご覧ください。)

*4月中旬頃から、ホームページ上で説明動画も配信予定です。(配信動画の内容は、市民説明会で説明する内容と同じです。)
 ※ 配信開始と合わせて、WEBアンケートも実施しますので、ご意見やご感想をお寄せください。

【説明会の内容】
  ■ 熊本市新庁舎整備に関する基本構想(素案)について(担当課から説明)
  ■ 意見交換、質疑応答
    ※ 説明会は、意見交換・質疑応答を含めて、1時間程度の予定です。
    ※ 当日の説明資料は、後日公開予定です。 

【開催日程、参加申込】(事前申込要・先着順)
  日程・会場:下記一覧表のとおり
  定員:各回100人程度(事前申込要・先着順)※お住まいの住所に関わらず、どの会場にも参加申込いただけます。
  申込受付期間:4月5日(金)午前8時から各開催日の4日前まで
  申込方法:熊本市コールセンター ひごまるコール からお申し込みください。
        ・電話申込 096-334-1500(年中無休、午前8時~午後8時)
        ・インターネット申込 ひごまるコールホームページ(https://higomaru-call.jp/event)から
          ※ 市民説明会のインターネット申込のページは、4月5日(金)公開です。
 *事前申し込みをしていなくても、当日席が空いていれば参加できます。

<日程・会場等一覧>
- (区)    (開催日時)          (会場)                 (申込締切日)
南 区 4月20日(土)午前10時~   城南公民館 学習室 (火の君文化センター内)    4月16日(火)
西 区 4月21日(日)午前10時~  西部公民館 大ホール               4月17日(水)
北 区 4月23日(火)午後7時~  植木公民館 多目的ホール (植木文化センター内)   4月19日(金)
中央区 4月24日(水)午後7時~   国際交流会館 6・7階ホール             4月20日(土)
東 区 4月25日(木)午後7時~  東部公民館 ホール                 4月21日(日)
南 区 5月 8日(水)午後7時~  城南公民館 学習室 (火の君文化センター内)    5月 4日(祝)
西 区 5月 9日(木)午後7時~  西部公民館 大ホール               5月 5日(祝)
北 区 5月11日(土)午前10時~  植木公民館 多目的ホール (植木文化センター内)  5月7日(火)
東 区 5月11日(土)午後3時~  東部公民館 ホール                 5月 7日(火)
中央区 5月12日(日)午前10時~  市民会館シアーズホーム夢ホール 大会議室      5月 8日(水)
  ※各回の説明内容は同じです。

私は、特別委員会で、①会場に来た人には参加していただくこと
          ②発言時間を「1分」などと打ち切らず、意見表明の時間を保障すること
          ③説明会の周知を図ること
など要望しました。
市民にとって納得のいく説明会にしていきましょう。
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