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上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

被爆80年、高校生の「原爆の絵」が語り継ぐ被曝の実相

2025-08-10 17:47:03 | 核兵器廃絶


被爆80年の夏、高校生の「原爆の絵」が語り継ぐ被曝の実相

広島・長崎での原爆投下から80年目の8月、広島の高校生が描いた「原爆の絵」の展覧会が各地で開かれ、被爆の実相を世代を超えて語り継ぐ大切な役割を果たしています。
熊本市内でも数ヶ所で開かれ、さまざまな方が足を運ばれています。
私も、熊本市中央区出水ふれあい通りにあるカフェレストラン・みなみのかぜの展覧会に行きました。

国連NGO・新日本婦人の会の主催で、たくさんの絵が展示されていました。
描いた高校生のコメントや被爆体験を語った被爆者の言葉が添えられた絵から、とりわけそれぞれの思いが伝わって来ました。
歳を重ねられた被爆者の語りを繰り返し聞きながら、被爆の実相を胸に刻み作画に取り組む高校生と、向き合われる被爆者の方々の姿が浮かんできます。
高齢となり、被爆体験を直接伝えることがむずしくなってこられた被爆者の方々の体験を、途切れることなく次世代へと語り継いでいくことが重要となっており、広島の高校生による「原爆の絵」は大切な役割を果たしています。
ひとりでも多くの方々に見ていただき、被爆の実相を胸に刻んでほしいと思います。

みなみのかぜでの展示会は、8月15日までです。
15日午後2時からは、高木百合香弁護士と改憲発議阻止デモの金森典子さんによる「憲法おしゃべりカフェ」も開かれます。
ぜひ、お出かけになってください。

      
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核兵器も戦争もない世界の実現へ・・・被爆80年の原爆死没者慰霊式典

2025-08-07 21:32:46 | 核兵器廃絶
核兵器も戦争もない世界の実現へ
被爆80年の熊本県原爆死没者慰霊式典


8月6日、広島への原爆投下から80年目の8月6日、熊本では熊本市民会館で、被爆80年熊本県原爆死没者慰霊式典が開かれました。
被爆者の方々が、80歳、90歳以上と、歳を重ね高齢化される中で、被爆の実相を伝える世代継承が課題となっています。
2025年、被爆80年の節目となった2025年の被爆者慰霊式典では、高校生平和大使の発表や、熊本市内の原爆記念碑のある黒髪小学校の平和学習、そして被爆4世の発言など、被爆の実相を世代を超えて発信、伝えていくことが強調された式典となりました。
高校生、小学生の発表に、これからの時代を担っていく子どもたちが平和の大切さを心に刻み、歩んでいってくれることに、参加者の多くが希望を持ったのではないでしょうか。
式典最後のNHK児童合唱団による、熊本での「ごめんねメリー」の音楽劇も心に残りました。
会場を埋め尽くした、子ども・高校生や参加者一同、心から核兵器も戦争もない世界をと、願った式典でした。
被爆者の、被爆2世の、被爆3世の訴えを心に刻み、日本が世界で唯一の戦争被ばく国の政府として、核兵器禁止条約に1日も早く署名・批准することを願ってやみません。


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この夏、見てほしい「高校生が描いた原爆の絵」

2025-08-02 09:15:25 | 核兵器廃絶
この夏、見てほしい「広島の高校生が描いた原爆の絵」
この8月、熊本市内でも「展覧会」が開かれます

世界中に広がっている核兵器廃絶を求める声
被爆80年の今年、昨年の日本被団協のノーベル平和賞受賞で、核兵器廃絶の声は世界に大きく広がっています。
そういう中、今年7月に日本被団協と日本原水協・原水禁の三者が、立場の違いをこえ、核兵器廃絶へ被爆の実相を広げる国民的運動の取り組みを呼びかけたことは画期的でした。
同じく、7月にノーベル委員会委員長が来日、主催イベントを開催し、受賞団体の日本被団協とともに核兵器の非人道性と被爆の実相の継承が訴えたことも初めてのことです。
核兵器廃絶を求める声は、いま世界へ大きく広がっています。

世代を超えて被爆の実相を語り継いでいく「高校生が描いた原爆の絵」
被ばく者の高齢化で、実体験として被爆の実相を伝えることが難しくなりつつある今、広島の高校生が描いた「原爆の絵」が注目されています。
約半年から一年かけて、高校生が被爆者から体験・被害の実際を聞き取り、描いた絵です。
制作の過程で高校生が被爆の追体験をし、被爆体験を語り継ぐ大切な役割を担っていることは、うれしいことです。
この「原爆の絵」を多くの人に見てもらうことへの協力を、熊本県原水協や「新日本婦人の会」の方々と熊本市・市教育委員会に要望しました。

熊本市内でも「展覧会」「おしゃべりカフェ」が開かれます
熊本市内では、8月2~15日・中央区出水ふれあい通りのカフェレストラン「みなみのかぜ」で「広島の高校生の『原爆の絵』展」が開かれています。
下記のとおり、「憲法おしゃべりカフェ」も開かれます。
【憲法おしゃべりカフェ】
日時:8月15日㈮午後2時から
場所:カフェレストラン「みなみのかぜ」

参加費:ドリンク代500円
お話しする人:髙木百合香弁護士、金森典子さん(#改憲発議阻止デモ)

ぜひ、ご覧ください。ご参加ください。


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2025年原水爆禁止国民平和大行進の熊本市訪問・・・議長、政策局長、教育長と懇談

2025-07-23 17:44:26 | 核兵器廃絶
2025年原水爆禁止国民平和大行進の熊本市訪問・・・議長、政策局長、教育長と懇談
核兵器廃絶をともにすすめましょうと、賛同・協力を呼びかけ
2025年原水爆禁止国民平和大行進の熊本市内網の目行進が行われた翌日の7月16日、平和行進参加者と熊本県原水協のみなさんが熊本市を訪問されました。
市長代理の政策局長、議長、教育長との懇談を行いました。
熊本市として、行進への激励や参加、支持・協賛などをお願いするとともに、被爆80周年企画としてのイベント開催や、原爆写真・高校生による「原爆の絵」の展示会開催などへの協力も求めました。
また、政府が速やかに核兵器禁止条約を批准するよう求めることや、市議会での意見書採択などを要望しました。
趣旨には賛同されるも、具体的な取り組みや行動は課題となりました。
高校生の被爆者への聞き取りによる「原爆の絵」の展示などは、教育委員会として積極的に取り組んでほしいと思いました。
引き続き、熊本市や市議会が積極的に核兵器廃絶へ取り組むよう求めていきたいと思います。

  
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被爆80年平和行進・・・熊本市内を「網の目行進」

2025-07-22 20:42:19 | 核兵器廃絶
被爆80年・・・核兵器のない平和で公正な世界を
核兵器禁止条約に参加する日本へ、2025年平和大行進

2025年原水爆禁止国民平和大行進の熊本市内での「網の目行進」が、7月15日に行われました。
熊本県庁、中央区堂免公園、南熊本駅、熊本駅、それぞれをスタート地点に、熊本市中心部の辛島公園までのコースで行われました。
例年にない猛暑の中、熊本市中央区大江の堂免公園から辛島公園までを歩きました。
横断幕などを手に、沿道の人たちへのアピールをしながら歩きました。
今年は、被爆80年の節目の年となります。昨年は、日本被団協がノーベル平和賞を受賞し、「核兵器廃絶」を求める声は、全世界に広がりました。
世界で唯一の戦争被ばく国日本は、一刻も早く「核兵器禁止条約」を署名・批准すべきです。
そんな願いを込め、元気に歩きました。


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