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上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

市電「市民の声を聞き、「全国交通系ICカード」(Suica等)の利用継続を!・・・熊本市へ申し入れ

2025-04-15 19:56:59 | 公共交通問題
市電の現行サービスを後退させず、利用者の利便性確保を!
市民の声を聞き、「全国交通系ICカード」(Suica・SUGOCA等)の利用継続を

4月15日、日本共産党市議団・党熊本地区委員会で熊本市に対し、「利用者の利便性を確保した市電のキャッシュレス決済システム更新等を求める申し入れ」を行いました。
田中副市長と井芹交通事業管理者が対応、申入れの後、公共交通の問題で懇談しました。



市電の支払いは、「全国交通系ICカード」利用継続を望む声が多数
市電は、2026年3月に全国交通系ICカードの保守期限を迎えるため、本年度はその検討時期を迎えています。現在は、全国交通系IC・くまモンIC・クレジットカード・QRコード決済等の利用が可能です。
1年早く、キャッシュレス決済システム更新を迎えたバス・電鉄では、「全国交通系ICカード」が利用できなくなりました。利用者から「不便になった」の声が多数寄せられ、混雑時間帯には運賃支払いに時間がかかり、釣銭不足など、さまざまな影響が出ました。
市電の決済システム更新では、現行サービスを後退させず、利便性を確保し、公共交通の利用促進に繋げることが必要です。

決済機器更新は、市民の声を聞き、必要な一般会計の財政支援を
市長は、3月議会終了後の記者会見で、「しっかり意見を聴き、混乱がないよう、利便性が低下しないよう進めたい」と述べました。
更新の検討では、市民の意見をよく聞き、利便性を損ねない更新への一般会計からの財政支援確保も必要です。

【要望事項】
1、利用者の利便性確保を大前提に、「全国交通系ICカード」利用も含めて現行のキャッシュレス決済システムを継続すること。
2、市電のキャッシュレス決済システム機器更新については、あらためて市民の声を聞き取り、検討を行うこと。
3、キャッシュレス決済システム機器更新も含めて、市電の利便性向上と安全運行確保のための一般会計からの財政支援を拡充すること。
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公共交通について学びましょう・・・熊本市民連絡会の学習会

2025-03-10 22:12:16 | 公共交通問題
熊本市民連絡会で、地域公共交通問題での学習会を開きます。
ぜひご参加を。
日時:3月29日(土)午後2時から
場所:熊本市中央公民館7階ホール
演題:市民の足を守る〜これからの公共交通を考える
講師:近藤宏二立命館大教授
どなたでもご参加できます。どうぞ😊


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相次ぐ市電のインシデント、再発防止へ一丸となった取組を・・・公共交通特別委員会

2025-01-27 21:56:38 | 公共交通問題
相次ぐ市電のインシデント、再発防止へ一丸となった取り組みを
放置されてきた老朽化・整備不良への対応の抜本的改善を

1月27日の「地域公共交通特別委員会」で、市電事故の実態と、その対応の問題点を指摘

脱線事故の原因は、レール点検で判明した不備を放置
12月31日、熊本城・市役所前電停付近で発生した脱線事故は、レール幅の基準値超えが原因と報告されています。
全長12㎞の市電は、全線を年1回の点検となっています。
しかし、点検で判明したレール幅の基準値超えを2年以上放置する対応のあったことが、特別委員会で明らかになりました。

耐用年数を超えたレールの交換が追い付いていない
交通局が経営計画で定めているレールの耐用年数は「30年」です。しかし、現在30年を過ぎたものが40%、40年超が4%あります。
延長12㎞の市電のレールを30年以下で保持していくためには、年間400mの軌条交換が必要ですが、現状では200~300m程度にとどまっています。

予算を確保して、良好なレール状態の確保が必要
レールの不備や老朽化が放置されてきた大本には、安全軽視の姿勢と予算不足があります。
委員会では、経営の厳しさから、老朽化を放置し、安全対策を怠ってきた点を指摘し、安全第1に考え早急に改善するよう求めました。

「インシデント検証委員会」報告では、
全局をあげて、 相互尊重・理解促進の視点で「意識・行動」の変革を提起

1月に「熊本市交通局におけるインシデント等検証委員会」から報告書が出され、インシデント再発防止に向けて、「人(教育・訓練等)」「もの(施設・設備・機器等)」「環境(職場環境・作業環境・意識等)」「管理(管理体制・手順・役割分担棟)」の4つの点で課題を整理し、まとめと提言を出しています。
提言では「相互理解と理解を促進する視点の転換」「組織ぐるみの意識と行動の変革」の2つの視点を重視し、局を挙げて相互信頼の醸成・意識と行動の改革などを求めています。
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