深まる秋

１１月も終わりに近づいてきました。
街路にも、冷たい風に落ち葉が舞っています。
暖かいコートを羽織りたくなる季節です。
熊本より寒いところに暮らしている娘から、雪景色の写真が送られてきました。
「風邪をひかないようにね！」と、メッセージを送りました。
「お母さんもね」と返事が返ってきました。
みなさまも、風邪などひかれないように気を付けてお過ごしください。

地域の住環境を守るために

東区で起こったマンション建設問題。
閑静な住宅街に、突然の11階建てマンション建設が持ち上がり、周辺住民は住環境の急激な変化による影響を心配しています。
陽が差さない、通学路の安全確保、夜間の郊外、交通渋滞や事故の心配。
近隣に学校が複数、幼稚園等もあり、心配は尽きません。
わかった時点から、建設を行う事業者と話し合いをしてきましたが、住民の声が届かず、このままでは建設が強行されるということもあり、環境紛争調整委員会に申し立てし、すでに受理されています。
地域住民の会の代表が、11月28日、１２月に入って開かれる環境紛争調整委員会を前に、住民が熊本市と環境紛争調停委員会宛に要望書を提出しました。超党派の議員で同席しました。
熊本市の環境基本条例には、「健康で文化的な生活を営む権利を保障する憲法の精神にかんがみ、すべての市民が良好な環境を享受すべき権利を有するとの理念を確認し、市民の福祉のために、熊本市における良好な環境の維持及び形成を図ることを期して、この条例を制定する」と謳われています。
この条例の精神で、真に地域住民の住環境が守っていかれるような対応が求められます。
私たちも、そのためにできる支援を行っていきたいと思います。

地域福祉の活動を交流する

１１月２７日、帯山６町内公民館で、帯山校区と合志市西合志の自治会・社会福祉協議会の交流が行われました。
マイクロバス２台で来られた西合志地域の方々との交流は総勢６０名ほどのにぎやかな会になりました。
帯山校区の３つの町内の取り組みが紹介され、その後班に分かれての交流をしました。
話が弾み、３０分の延長となりましたが、それでも時間が足りないくらいでした。

今、どこの地域に行っても、サロン活動や助け合い、地域の各行事を通じての交流など、一人ぼっちをつくらない、地域の繋がり合い、支え合い活動が盛んにおこなわれています。
高齢化の中で、元気な老後を送っていくための取り組み、公的な支援が重要であることは大前提ですが、地域の支え合いも大切です。
状況の違う様々な地域が盛んに交流し、良い経験をそれぞれの地域活動に生かしながら、住んでよかったと思える地域になるよう、力を合わせていきたいと思います。

「さくらカード見直し」検討も最終段階、検討委員会へご参加を

今年度から始まった「さくらカード見直し」検討委員会も最終段階を迎えています。
下記のとおり、第5回検討委員会が開かれますので、是非ご参加ください。
どういう方向に見直されていくのか、市民の目線でしっかり成り行きを見守っていきましょう。

（第5回）高齢者及び障がい者の社会参加促進等に関する検討会
日時：11月29日（木）午前10時より
場所：市役所・議会棟2階「議運理事会室」

第4回の検討委員会では、さくらカード見直しについての意見交換は始まったばかりです。
第5回の検討委員会が、さくらカードについての論議の場となります。
ぜひ多くの人に、検討会を傍聴していただきたいと思います。
どなたでも傍聴できます。

古希を祝う茶会

古希の方々を祝う表千家同門会熊本県支部の茶会が国際交流会館で開かれました。
濃茶席、薄茶席、立礼席の三席が設けられ、それぞれに古希を寿ぎ、季節を愛でる趣向が凝らしてありました。
準備をなさった方々の心尽くしが伝わってくる茶会でした。
古希を迎えられた方々へ、お祝いを申し上げるとともに、ますますお元気でご活躍なさいますようにと願います。