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上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

JASM第2工場等の処理水が白川へ流される計画です・・・半導体関連企業の排水処理場予定地等を視察

2025-08-20 22:33:26 | 熊本の地下水
JASM第2工場等の処理水が白川へ流される計画です
県が整備をすすめる半導体関連企業の排水処理場予定地等を日本共産党熊本市議団で視察
8月20日、熊本市上下水道局と熊本県土木部道路都市局下水環境課の案内で、県が整備をすすめるJASM第2工場・ソニー新工場の排水を処理する下水処理場と処理水を川に流す白川の吐口、加えてJASM第1工場の処理水が流されている坪井川の吐口を視察しました。
新処理場予定地である菊陽町の畑地・山林を視察した後、ほぼ下水道管の予定地となる公道を通って吐口のある熊本市北区弓削に行きました。
白川に架かる吉原橋より少し下流側が吐口の予定地です。
JASM第2工場・ソニー新工場の2つの工場から出される 1日約23,000トンの排水が処理され、流されてきます。

坪井川のJASMだ1工場の処理水の吐口も見学しました。
坪井川でのJASM第1工場で使用するPFASの値の上昇には、市民から不安の声もあります。
菊陽町周辺の地下水涵養域の開発による地下水の枯渇への不安、排出される使用後の水の有機フッ素化合物がどうなるのか、汚染の面の不安。
かけがえのない地下水を守ることは、次世代への私たちの責任です。

     
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熊本の地下水を守りましょう!・・・熊本の地下水の第1人者・市川勉先生の講演会

2025-08-07 22:03:41 | 熊本の地下水
熊本の地下水を守る講演会
熊本の地下水そもそも論
どうしたら地下水を守れるか


熊本の地下水を守るための講演会があります。
ぜひご参加ください。

日時:8月17日㈰午後2時から
場所:熊本市中央公民館6階大会議室
講師:市川勉東海大学名誉教授
 
資料代:500円
主催:熊本の地下水を枯渇と汚染から守る連絡会

どなたでもご参加できます。
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熊本の地下水を枯渇と汚染から守りましょう!・・・署名推進の学習集会にご参加を

2025-07-30 15:17:26 | 熊本の地下水
熊本の地下水を枯渇と汚染から守りましょう!
8月3日の署名推進学習集会にご参加を

今、熊本の地下水を守るために、「熊本県地下水保全条例の改正」を求める署名活動が行われています。
署名を推進していくための学習集会
日時:8月3日㈰午前10時から
場所:熊本市青年会館第1会議室
講演:「水俣病からPFAS汚染を考える」

  お話:水俣病不知火患者会 事務局長  元島市郎さん
報告:「熊本県地下水保全条例の果たす役割」
    くまもと地下水政策研究会 松岡徹さん

署名を推進していくための学習集会、どなたでも参加できます。
ぜひ、ご参加を!
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守りたい熊本の地下水・・・「PFAS汚染」について学ぶ

2025-05-25 17:03:14 | 熊本の地下水
守りたい熊本の地下水・・・「PFAS汚染」について学ぶ
「熊本市のPFAS汚染 検査結果からわかること、そして対策は?」
5月24日、県民交流会館パレアで「熊本の環境を考える会」主催のPFAS汚染についての学習会が開かれました。
「熊本市のPFAS汚染 検査結果からわかること、そして対策は?」と題し、京都大学大学院医学研究科准教授の原田浩二先生がお話しされました。
原田先生は、日本中の水質調査を続けられている、PFAS研究の第1人者です。

泡消火剤などに使われてきたPFOS、フッ素樹脂製造時に使用されてきたPFOAなどのPFASは、アメリカの3M社によって1940年代に開発されました。
しかし3M社は2000年に、2002年までにPFOS・PFOAを自主的に廃止することを発表しました。
PFASによる深刻な地下水や土壌の汚染が続き、健康被害も心配されていますが、PFOS・PFOA以外のPFASは、依然として使用が続けられています。
PFASは、分解しにくく、水に溶けやすい性質を持っており、土壌の中をゆっくりと進み、地下水をじわじわと流れていきます。PFASによる汚染は、全国の問題です。

熊本では、井芹川とその周辺での汚染が、国の指針値を超えています。
菊陽町に誘致された半導体工場・JASM熊本工場の本格稼働後は、使用した排水が処理される北部浄化センターの放流口がある坪井川の下流で、JASMで使用されるPFBS・PFBAの値が高くなり、県の環境モニタリング委員会は「工場稼働との因果関係が認められる」と指摘しました。しかし、熊本県は認めません。

世界的には、PFASの規制が次第に厳しくなっています。
日本には明確な基準がありませんが、来年からは現在の暫定目標値が基準値へと格上げされるようです。
欧米に倣い、日本も規制を厳しくすべきです。
水俣病の教訓に、今こそ学ぶべき時です。

PFAS汚染の問題について、もっと多くの人に知ってもらわなければなりません。
学習の機会をつくり、地下水を守ろう!の声を広げていきましょう。
市民団体による「県の地下水保全条例改正を求める」署名運動も行われています。
地下水を枯渇・汚染から守るという点での連帯の輪を広げていかなければなりません。


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地下水の汚染対策は「予防原則」の立場で・・・PFAS対策について熊本県へ申し入れ

2025-05-14 19:25:43 | 熊本の地下水
地下水の汚染対策は、最新の知見に基づく「予防原則」の立場で
5月12日、日本共産党熊本県委員会で、「PFAS対策」について熊本県へ申し入れ
5月12日、日本共産党熊本県委員会は、「2025年第1回熊本県地下水保全推進本部会議発表を踏まえて~PFAS対策についての申し入れ」を行いました。

4月16日に開かれた「熊本県地下水保全推進本部会議」の内容が、熊本県のHPに公開されました。
JASM熊本工場が本格稼働した後の坪井川におけるモニタリング調査では、PFBSとPFBAの濃度が上昇しているにもかかわらず、「低い濃度である」と問題のある事実認識を行っています。
こうした危機感のない重大な問題のある内容を県が公表したことに対し、日本共産党熊本県委員会は問題点を指摘し、県の姿勢を改め、危機感を持ち、「予防原則」の立場で対応することを求める申し入れをしました。

【申し入れ内容】
⑴PFBSとPFBAについては、最新の知見に基づき、厳格な対応を取ること。根拠のない「安全神話」をふりまかないこと。
⑵県の環境モニタリング委員会のデータおよび議事録を公表すること。
⑶県地下水保全条例を改正して、「予防原則」の立場にたち、PFASを規制対象化学物質とすること。
⑷熊本北部浄化センター放流口下流地点でPFBSとPFBAが急増したことについて、JASMとの因果関係を徹底的に調査すること・
⑸熊本県が100万人の「いのちの水」地下水の汚染を防ぎ、県民の健康と環境を守る「責務」を果たすこと。
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