「障がい者タクシー券及び燃料費助成券」の制度拡充と運用改善を!
2024年9月市議会最終日に、提案された補正予算に討論
9月27日、開催されてきた市議会も最終日となりました。
一般会計補正予算への討論を行い、「障がい者タクシー券及び燃料費助成券」の制度拡充と運用改善を要望しました。
タクシー券の額面金額の引き上げと、1回あたりの使用枚数を増やすよう要望
タクシー券は、2023年度の実績で、交付対象者23,750人に対し、交付者数が8,128人、交付率は34・2%です。さらに使用状況では、交付された枚数に対して3分の1しか使用されておらず、使用率は36・2%です。決算額は6171万円で、218万円の不用額を生じています。
もともとタクシーの初乗り料金程度を補助しようということでつくられた制度ですが、この間のタクシー代値上がりによって、現在初乗りは700円程度となっています。他の政令市と制度を比較すると、券面額は最低の450円、他はすべて500円以上です。初乗り料金と規定している市もあります。使用方法でも、1回あたり複数枚使用できる市が12市、そのうち6市は無制限に使うことができます。対象となる人がより使いやすい制度にしていくためにも、額面をせめて500円以上、できれば制度開始当時の考え方に立って初乗り料金という設定へと変更すべきです。
使い方も、発行された券を自由に使えるようにしていいのではないでしょうか。障害を持った方々にとって利用しやすい制度にすることこそ、福祉の仕事だと思います。
燃料費助成は、交付対象を広げ、助成額の拡充を
燃料費助成券についても、熊本市は制度のある政令市の中で下から2番目の利用者数です。
交付対象があまりにも狭く、助成金額も低いなど、改善が必要です。
いずれの制度も、利用者の立場に立った制度の改善を要望しておきます。
2024年9月市議会最終日に、提案された補正予算に討論
9月27日、開催されてきた市議会も最終日となりました。
一般会計補正予算への討論を行い、「障がい者タクシー券及び燃料費助成券」の制度拡充と運用改善を要望しました。
タクシー券の額面金額の引き上げと、1回あたりの使用枚数を増やすよう要望
タクシー券は、2023年度の実績で、交付対象者23,750人に対し、交付者数が8,128人、交付率は34・2%です。さらに使用状況では、交付された枚数に対して3分の1しか使用されておらず、使用率は36・2%です。決算額は6171万円で、218万円の不用額を生じています。
もともとタクシーの初乗り料金程度を補助しようということでつくられた制度ですが、この間のタクシー代値上がりによって、現在初乗りは700円程度となっています。他の政令市と制度を比較すると、券面額は最低の450円、他はすべて500円以上です。初乗り料金と規定している市もあります。使用方法でも、1回あたり複数枚使用できる市が12市、そのうち6市は無制限に使うことができます。対象となる人がより使いやすい制度にしていくためにも、額面をせめて500円以上、できれば制度開始当時の考え方に立って初乗り料金という設定へと変更すべきです。
使い方も、発行された券を自由に使えるようにしていいのではないでしょうか。障害を持った方々にとって利用しやすい制度にすることこそ、福祉の仕事だと思います。
燃料費助成は、交付対象を広げ、助成額の拡充を
燃料費助成券についても、熊本市は制度のある政令市の中で下から2番目の利用者数です。
交付対象があまりにも狭く、助成金額も低いなど、改善が必要です。
いずれの制度も、利用者の立場に立った制度の改善を要望しておきます。