元気・現金大切に:百姓おじさんから

アオムシがチョウになる新鮮な変身を見習い、日々の生産に活かしたい。

象の鼻

2007-02-20 23:01:53 | Weblog

私の住む里に入る来る途中。
気絶峡と呼ばれている、小さな渓谷がある。
岩が県道を挟んでそそり立っている岩。
その中のひとつ
私はいつもこの岩をみて象の頭部とキバを連想する奇岩である。
この辺一帯は今から25~4500万年前には海底下で数千メートル堆積し
地質年代経過のなかで
フィリピン海プレートの圧力受け隆起したものらしい。
地層は四万十累層群の中の音無川牟婁層群・羽六層の上部に位置し砂岩層です。
標高は605mの山の中腹です。
農園の背を受けている大蛇峰周辺は古屋石(盆石)と呼ばれる黒色泥岩地帯
で瓜谷層です。羽六層より年代はやや古い堆積層らしいのです。
いずれにせよ今日の紀伊半島南部を形成した土台となっています。
しかしもっと圧力受けていたらユーラシア大陸側のインドとぶつかって
ヒマラヤ山脈のチョモランマの様になっていたかもしれません。
地球プレートのマントル対流と造山活動はすごいと思います。
その運動エネルギーは地震、時には火山活動さえ引き起こすのですから。
あと何千万年すればハワイ島と日本列島が引っ付くらしいのですから。


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