元気・現金大切に:百姓おじさんから

アオムシがチョウになる新鮮な変身を見習い、日々の生産に活かしたい。

山の生い立ちと自生の梅の木

2013-01-11 05:35:16 | Weblog
表層部、中層部、深層部と開墾していると
山の歴史と生い立ちがよくわかります。

この表層の黒い部分はおそらく、何千年とかかって
腐植リター層ができたものと思われます。
中層部は岩砕礫質層、深層部へ行くほど母岩は硬くなって
います。土は生きて変遷していることがよくわかります。
私たちはほんの表土のみ利用し耕作しているが
母岩は今から6000年前は海の中からフィリピン海プレート力で押され
隆起し、同時に紀伊半島が形成されたといわれています。

この土壌に息づき無肥料放任で育つこの一本うめ、
樹齢50年近い梅に生命力と感慨深いものがあります。
たき火で焼いたイモは本当においしかった。