元気・現金大切に:百姓おじさんから

アオムシがチョウになる新鮮な変身を見習い、日々の生産に活かしたい。

梅枯れと大気測定

2012-08-14 19:05:30 | Weblog
県の移動測定車による大気環境と

広大の佐久川先生による主に炭化水素の調査が始まりました。


梅枯れは昭和63年ころから大きく広がり平成9年~11年に
最大になり合計約15万本の梅が南部~田辺地方一帯で発生し
枯れました。約15年間で300ha分の梅が枯れたことになります。
梅枯れの原因は専門機関・学者グループでは大気影響はなく
なりすぎや乾燥、手入れ不足との結論になりました。
農家は長年の栽培経験から関電・御坊火力発電所の排煙が原因として
原因究明をその後も行政等に引き続き要請しています。
その後梅枯れは小康状態が続いていますが、ここにきて御坊火力発電所の
利用率が大きく増えてきています。
関電原発の再開が福井大飯発電所2基のみにとどまっているためです。
統計から相関率を見ても稼働率が高まって3年後からかなり増えてくる傾向です。
今後不安材料が大きくありますが、
両機関によるモニタリング調査観測は大いに期待しています。