基本中の基本である学会用語「人間革命」。「師弟不二」と双璧を成すくらい有名な用語ですね。
細かい説明はいらないと思いますが、まあ人格とか境涯とかが革命的に変化・向上する、というイメージですかね。
なので学会員さんで人間的にアレな方は「まだ人間革命の途中だから・・・」というような使われ方をします。
そして「人間革命」を成した人は未だ存在しません。いたら教えて欲しいです。池田名誉会長ですら、成し遂げたということにはなっていないはずです。・・・これは死後とか来世で成就するものじゃないですよね?
で、今更ながらの基礎知識。
学会では「人間革命」という単語は二代目会長の戸田氏が作った、かのように言われています。そう思っている学会員さんは多数いらっしゃるはずです。
しかし知っている方はアンチには多くいらっしゃるかと思いますが、それは誤りです。良いほうに解釈すれば学会の意図的な誤解の放置、普通に考えれば積極的な誤解の流布、平たく言えばパクリ、ですかね。
「人間革命」とは元々は東大元総長の南原繁氏が昭和22年、東大の卒業式で使ったのが始まりです。この頃の流行語のような感じだったそうで、戸田氏はその言葉に惹かれたのか、ともかく自分も使う(小説のタイトルにする)ようになったのです。
南原氏は勿論学会員ではありません。キリスト教信者だとか。
この頃の学会は今ほど他宗教との融和を考えていませんから、もし最初から広くキリスト教信者の言葉・考えだと知られていれば今のような形で学会の中心的な教義になってはいなかったのではないでしょうか。
今創価学会で独占されているような現状は、南原氏にも、創価学会にとっても、互いに不愉快で不名誉なことだと思いますがいかがでしょう。
たぶん学会員さんの反応としては「パクリではない、たまたま同じ単語だっただけだ」とか、「戸田先生が南原氏に教えたのを先に向こうが発表しただけ」とか思うのかも?
「人間革命」という教義(?)はそもそも日蓮さんとは何ら関係がない、ということは学会員さんも承知のことでしょう。創価学会オリジナルという認識かと思います。現代に合わせた教義的な。
そのオリジナルがこの有様ですから・・・。いかにも学会らしいというか、一事が万事、と思うのはやはりアンチ側だけなんですかねぇ。
>桜も散って、選挙も近くなって、あの方の動きも活発になってくる、、、
聖教新聞ではどこそこに現れたという情報が定期更新(?)されていますね~。
以前から指摘させてもらっていることですが、会館なり学園なりに訪れて誰それと会って~と聖教新聞には書かれていますが、その現場を目撃したという学会員さんが存在しない謎。
聖教新聞では修学旅行生は毎年創価大学で池田氏と遭遇(?)して歓喜の涙を流す子供もいるとのことですが、その子供なり親なりがツイッターで呟いたこともない。FBに載せたこともないという。
今時この手のSNSに一切情報が上げられないというのはそこそこ特異な現象です。
この子供たちは本当に存在するのか?
あくまで想像の話ですが、もしもこの修学旅行生への激励が捏造ならば、この聖教新聞を読んでいるであろう関西創価小学校の6年生たちとその親、あるいはその周辺の学会員さんたちはどのような気持ちでこの記事を受け取っているのでしょうか。
事前に学校側から説明でもあるんでしょうかね。それとも本当に会って激励されているけど、緘口令が敷かれているのか。実に闇の深い謎です。
無勢さんが仰るように、池田氏の幻想を打ち砕くことが最も「核」となることだと思います。
それだけ今の創価学会は「池田大作(山本伸一)」という偶像崇拝になっているのではないでしょうか。
「壊れるよりは壊した方が」というのは長い目で見れば確かにそうでしょうね。
でも上手いやり方を考えなければ、壊されたと思う人の中には壊した人・現象に対して恨みを抱いたり、それ故により深い偶像崇拝に陥る可能性も決して低くはないと思います。
壊されて「ハッ」と皆が気付いてくれればいいのですけれど、なかなかそうは行かないでしょうね・・・。
>クロさんのブログは、この問題を考えるときには一度は立ち返るべきブログです。
そのような大そうなブログではありませんが、そう仰っていただけて光栄です。
色々なブログがあって、その中の一つだと思います。
色んな情報、色んな考えに数多く触れて、はじめて多角的・客観的に自分の考えを見られます。そんな一つの足がかりになっていれば、このブログの存在意義も満たされることでしょう。
そろそろ、ミルフィーユさんの出番かと。(笑)
創価の本当のことが知りたくて、ネットを徘徊していたころ、あるブログに目がとまりました。記事の中で、「師弟不二は資産の勘定科目」と喝破。胸にストンと落ちたのを記憶しています。
また、池田氏のことも、実例を示しながら説得力ある批判を展開していました。このブログは現在削除されているようで残念です。(クロさんの記事にも一度だけHN「アンナ」が登場します。)
最近ツイッターを始めてみて感じたことです。
この世界でも、学会や公明党のことを舌鋒鋭く批判しながらも、池田氏のことを"先生"、"師匠"と位置付けている人を多く見かけます。ある有名なアンチ系ブログ主も、「氏のことを尊敬しないといえば嘘になる」と、最近のツイートで述べています。
やはり本丸はここですね。氏の実像を暴かない限りは、創価経済圏共々、衰退の加速はあり得ないと思います。ヘタな批判は養分にされてしまいます。
同じくツイッターで、ある人が「壊れるならば早い方が、壊れるより壊した方が会員の傷は浅い」と。
クロさんのブログは、この問題を考えるときには一度は立ち返るべきブログです。保守本流ならぬ、アンチ本流ですね。
流れを止めてはいけないと思います。