ひき逃げで男性に無罪判決、千葉 道路上の人想定困難
千葉県で2014年1月、道路に横たわっていた男性=当時(29)=を車ではねて逃走したとして、道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われた同県長生村職員の男性(40)に千葉地裁は15日、「人が横たわっていると想定することは困難だった」として無罪(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。
県警は14年11月19日、長生村の村道で男性をはねて死亡させたなどとして、自動車運転過失致死とひき逃げの疑いで村職員の男性を逮捕。自動車運転過失致死罪は罰金50万円の有罪判決が確定した。ひき逃げ容疑について地検は不起訴としたが、千葉第2検察審査会が不起訴不当と議決していた。
(共同)
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この裁判長は車の運転をしないのだろうか?
道路に人が横たわっているなんて、想定が困難どころか、想定して運転するドライバーなど
皆無じゃないのか?しかし!運転手には目があるじゃないか!
道路の危険物は事前に察知して、障害物があればそれを回避しようとするのが
普通の運転ではないのか?暗くて認識できなかったなどという言い訳は、
私は信用しない。ここ信州の街灯がろくに無い田舎道でも、ヘッドライトを点けてる限りは、
道路の凹凸も認識できるし、なるべく襲撃を和らげるよう気をつけて運転することができる。
稀に狸やキツネが道路にいたりするが、夜でもそれはハッキリ分かる。
私の推測だが、この加害者はおそらく運転中、よそ見をしてたか、スマホ、携帯、あるいは
オーディオを操作していて、前方から目を離していて人を轢いた可能性がある。そして、
仮に不注意から車で人を轢いたとしても、人体が柔らかいとはいえ、相当なショックが
あったはずだ。それはマンホールの蓋とは大違いのはずだ。
普通のドライバーなら一旦停止し、何を轢いたのか確認をすべきだと思うが、それも怠った。
この事故には幾つもの過失が重なっているようで、無罪とは考えにくい。
なのに想定が困難だったという理由だけで無罪にしてしまうとは、
今後同様の不正がまかり通る
悪しき前例を作ってしまったといわざるを得ない。