THE WORLD IS WATING FOR THE SUNRISE

地球が普通の人の棲む惑星になることを夢見て

初蟋蟀

2017-08-14 20:02:08 | 信州

今月十日頃、標高1400m位の野菜王国現場で早くもトンボの合コンがあったかと思えば、

今日の18時過ぎ、標高800m位のわが町でも、早くもコオロギの独唱が始まった。

嫌だけど、うだるような暑さの無いまま夏が終わってしまうのも少し寂しい。


語り継がなければいけない戦争の真実

2017-08-14 14:30:08 | 戦争

飛び散る女性の頭、自らも死のうとした元従軍看護師 戦後72年…激戦地で生き、戦後は助産師で赤子抱く

8/14(月) 10:30配信

埼玉新聞

 

 もう歩けない。何度も死を覚悟した。ジャングルの川の中で力尽き、このまま流されて死ぬんだと思った。「同級生2人のお骨は私が内地の両親に届けなくちゃいけない。絶対に死んじゃいけないと自分に約束した。けれども、かなわずに死のうとしたの」

 元従軍看護師の木村美喜さん(89)=埼玉県桶川市=は激戦地のフィリピン・ルソン島で約1年、敵の爆撃機や砲弾が四六時中頭の上を飛び交う中、傷病兵や患者の救護に従事しながら生き抜いた。食べるもの、飲むもの、薬もない。無数の死体が転がる山の中を逃げ回り、行軍した。仲間や兵士たちは次々に命を落とした。

 生まれも育ちも桶川。日本赤十字社埼玉県支部の看護師だった1944年7月、召集を受けてマニラ郊外の陸軍病院に派遣された。当時16歳。埼玉班26人で最年少だった。歯科外来に勤務し、当初は不自由のない生活をしていた。

 9月、マニラ初空襲。次第に戦火が拡大し、12月に病院は解散。絶え間ない空襲の下、部隊はマニラから北に約250キロのバギオに移動した。

 悲劇が襲ったのは、45年1月23日。正午前に大編隊の爆撃機が襲来し、病棟は瞬く間に火の海になった。がれきの中で「助けて」とさけぶ声。焼け落ちた梁(はり)が目の前で女性に直撃し、頭が飛び散った。外に逃げた人々は次々と機銃掃射で撃たれて犠牲になった。

 埼玉班も9人が戦死。「今夜は夢でいいからお父さん、お母さんに会いたいね」。前日に梅干しをしゃぶりながら古里の話をした同期2人は骨だけの状態と、顔や手足、内臓がない状態で見つかった。

 4月、バギオから撤退。山の中で終わりなき逃避行を続けた。昼間は空から見つかるため移動できず、夜は砲弾が飛んでくる。草のしとねに横たわり、古里の歌を口ずさむと、歌声はいつしか涙声に変わっていった。「みんな『白いご飯をおなかいっぱい食べたい』『死にたくない』と言いながら死んでいったの」

 埼玉班の仲間も一人、また一人と病気や栄養失調で亡くなった。「今度死ぬのは自分の番だ」。どんなときも肌身離さず持っていた親やきょうだいの手紙や写真、日の丸の寄せ書きを河原で焼いた。死んでから人に見られたくなかった。

 終戦を知らされたのは8月17日。途端にマラリアで40度の高熱が出た。捕虜収容所に行くまでの山を下りられず、同僚3人と部隊から取り残された。もう半歩も動けない。道の両側は腐臭を放つ死体の山。うじが団子になって、ハエが真っ黒にたかっていた。ゲリラの先住民の足跡を見つけるたびに背筋が凍った。

 ジャングルの川の中で先輩に泣きながら懇願した。「お世話になりました。私はここに座っていたら流されてしまう。待たないで先に行ってください」。そのたびに言い聞かされた。「一足歩けば一足日本に近づく。一足歩けば一足お母さんに近づく。日本に帰りたかったら、お母さんに会いたかったら歩きなさい」。その言葉に背中を押され、何とか収容所にたどり着いた。

 約4カ月の捕虜生活の末、12月に復員。日赤病院に同期2人の遺骨と遺髪を届けた。桶川駅で母の胸に抱かれてわんわん泣いた。17歳だった。

 戦後は助産師として働いた。「もし日本に帰れたら、たくさんの兵隊さんの亡きがらを葬ってきた分、この手で新しい命を取り上げよう」。収容所で毎晩、誓った夢をかなえた。抱いた赤ちゃんは数え切れない。3分間に4人取り上げたこともある。自らも子ども3人、孫5人に恵まれた。

 今は子や孫のため、社会のために一日でも長く生きていたいと願う。戦争を経験した人が減り、自分の代わりがいないと思うから。多くの講演を引き受け、本も出版した。戦争を知らない若い人たちみんなに、一度でいいからこれまでの話を伝えたい。「戦争は人の殺し合い。もう二度としては駄目。命は本当に大切。一つっきりしかないんだから。かけがえがないんですよ」

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今の北朝鮮は72年前の日本とそっくり。

今のうちに歯止めをかけないと過ちを繰り返す。

広島長崎だけでなく、戦争体験者の記憶を世界に、後世に伝えるのが

日本政府の務めだと思う。

グアムが真珠湾にならない事を祈る。


常軌を逸した2人

2017-08-14 08:01:48 | 来世は非人間

トランプ氏「グアムが世界中の話題。金かけず観光客10倍に」 政府関係者、反発

8/13(日) 17:36配信

産経新聞

 

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は11日、北朝鮮がミサイル発射の検討を表明したことで緊張が高まる米領グアムのカルボ知事と電話会談した際、「あなたは非常に有名だ。世界中でグアムとあなたが話題になっている。金をかけずに観光客が10倍になるよ。おめでとう」と伝えた。カルボ氏が電話会談の様子を撮影した映像をフェイスブックで公開した。

 カルボ氏は「(ホテルの客室の)稼働率が110%になりますね」などと応じて意気投合した様子を示したが、カルボ氏のワシントン事務所の代表は米紙ワシントン・ポストに「全然良い宣伝になどなっていない。私たちは平穏と平静を取り戻せるよう望んでいる」と異議を唱えた。

 ただ、同代表は「観光客は通常通り訪れている」と強調。一方、グアム観光協会の幹部は欧米メディアに「世界にグアムとわれわれの文化を知ってもらう良い機会だ」と述べ、諸外国に向けて売り込み攻勢をかける構えを示した。

 ホワイトハウスの12日の発表では、トランプ氏は電話でカルボ氏に「われわれは君らを1000%支援する」と述べ、米軍によるグアム防衛は万全だと伝えたとしている。

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核を玩具にして、日本を焦土化させると恫喝するバカ孫に

ミサイル落下の危険に晒されている地域に対して

「おめでとう」と言える無神経の極致裸王。

それなのに、武力衝突の悲惨さ無益さ悲しさを知ってるはずの

アメリカの足軽総理は、常軌を逸した2人に対して、

平和な地球に向けて、何を求め、何を変えていくべきかを

提言することも、しようともしない。

明らかに間違いを犯している、理性を失った二人の片方の肩を持ち、

仲裁する者がどこにもいなければ、ブレーキが故障したも同じ。

安保条約が地球滅亡をもたらすかも知れない弊害になってると思う。