星椎水精先生の先祖供養 -正しい先祖供養で最高の幸せを手にした人たち

アトランティス神による本物の浄霊(先祖供養)の素晴らしさを紹介。

宅配僧侶 2

2016年04月07日 19時58分32秒 | 宗教ビジネス
この「お坊さん便」について、先日あるテレビで、肯定派と否定派のお坊さんが出て意見を言い合っていました。

「否定派」のお坊さんの意見としては、「お布施はお経や法要のサービスの対価ではないのだから、定額制はおかしい」というのです。

お坊さん便に猛反対してした仏教会も、

「お布施とは慈悲の心を持って他人に財施などを施すことで『六波羅蜜』と言われる修行の一つ。なぜ修行なのかというと、見返りを求めない、そういうものを持たないものであるから。そこに自利利他円満の功徳が成就される。宅配僧侶サービスは、まさしく宗教行為をサービスとして商品にしているものであり、諸外国の宗教自事情を見ても、このようなことを許している国はない」

というわかりづらい堅苦しい理屈で反対しています。

反対派の意見をまとめると、このような宅配僧侶を容認してしまうと、仏教が壊れ、宗教行為の価値の基準が、内容ではなく価格で競う事になり、商業科されてしまうのを危惧しているようです。

しかし、そもそも日本は「葬式仏教」と言われる、普段は馴染みがなく、葬儀の時だけ付き合うような形態が主流です。

さらに「葬儀」自体もビジネス化していますので、彼らの言う仏教はほとんどないと思うのですが…。



対して肯定派の意見は、怠慢になっているお寺が世間に出て、お布施をいただく厳しさを学んだり、また仏教を広めるためにもとても良いのではないかというのです。

事実、寺と付き合いがない人が増え、さらにお布施の金額もよくわからないため、例えば49日法要の場合、通常かかるお布施は3~20万円と幅があるようですが、宅配便では35,000円で全て込みという明朗会計のため、利用者としては安心できるというのです。

また、先も書いた通り日本は葬式仏教であり、葬式自体がビジネス化しています。

「お布施は支払うものではなく、納めてもらうものである。」といいながらも、その割には価格表があったり、「相場はこのぐらいだよ」と言ってくる人もいるそうですし、実際にお布施が少ないと、短いお経で終わってしまうということもよくあるそうなので、すでに商業化しています。

なにより、その「お布施」が大きな収入源であり、そのお金で生活しているわけですから、反対の理由が「定額制にされると、こちらの実入りが少なくなるから絶対に反対だ!」という風にしか聞こえてこないのは、私だけでしょうか。

結局、それが透けて見えるから、若い人はどんどん敬遠していくのではないかなと思います。




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