新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

岡山・広島の旅〜2

2024-02-18 19:44:48 | 旅行
2/10は早起きをして6時ごろにホテルを出ます。連泊なので荷物は置いておき、軽装で出かけます。駅に行く前にコンビニでサンドイッチの朝ごはんを買っておきます。

最初に乗るのは岡山0636発の津山線快速ことぶき号津山ゆき。今回の旅の目的はマンホールカードを求めて歩き回ることなので、そんなに早く出なくても次の0701発の津山ゆきでも十分間に合うのですが、普通列車だと通学の高校生で混雑しそうなのと、津山で行ってみたい場所もあったので早く出てきた次第。

回送列車で到着したキハ47形2両編成の写真を撮っていると、向こう側のホームに列車が到着しました。

東京からやってきた寝台特急サンライズ瀬戸・サンライズ出雲号です。ここ岡山には0627に到着して切り離し作業ののち、高松ゆきサンライズ瀬戸号は0631発、出雲市ゆきサンライズ出雲号は0634に発車してゆきます。この日はサンライズ瀬戸号が琴平まで延長運転をしていました。ただ、寒いので切り離し風景は見ず、あったかいコーヒーを買って車内へ戻ります。

サンライズ号を見送って0636に発車。ドアはボタン式の半自動なので、発車時刻になるとエンジンがブルルンと唸って岡山駅を発車しました。

更新工事を受けているので窓枠や一部の窓が埋められてはいますが、車内はボックスシートが並ぶ国鉄気動車そのもの。床下から聞こえるエンジン音を聞きながらまだ暗い吉備路を走ります。朝ごはんのサンドイッチを食べながら、次第に明るくなってくる車窓を眺めて過ごします。快速列車ゆえ停車駅は少ないですが、ローカル線とはいえ朝の通勤通学輸送もあるので、岡山ゆきと頻繁にすれ違います。停車駅ではほぼ交換列車が待っている状況。

0713着の福渡駅では駅名標に七福神の姿が描かれていました。岡山と津山を結んでいた津山街道の宿場町であったこの辺りはちょうど岡山と津山の中間地点にあたることから「行こうか岡山、戻ろうか津山、ここが思案の深渡」と言う言葉が残っているそうです。元々は「ふくわたし」と呼んでいたそうですが、福を渡してはならぬということで「ふくわたり」となったそうです。ここで岡山ゆきの快速ことぶきと交換待ち合わせをしましたが、なんと4両編成で現れました。岡山へ通勤通学するにはちょうどいい時間帯なので4両になっているのでしょう。

0741着の亀甲はなんとも縁起のいい駅名です。ホームから見ると普通の駅舎ですが、この駅はなんと亀の形をしており、ご丁寧にも亀の首が駅舎から出ていて、目に時計が埋め込まれている奇妙な駅となっています。ホーム側にも亀の像がありますね。

土曜日の早朝ともあってほとんど乗車もないままに津山に0752に到着。ホームに降りると冷たい空気が頬を撫でます。

朝の時間なので4線あるホームには列車が全て止まっています。津山は津山線のほか姫新線、因美線が集まる備北のターミナル駅で、朝の時間は列車が集まってくるのでしょう。岡山へ戻るのは0956発快速ことぶき号と決めているので、滞在時間は約2時間。とりあえず改札口を出てどうするか決めることにします。
 

岡山・広島の旅〜1

2024-02-18 11:31:40 | 旅行

久しぶりの記事アップです。
2月の連休に岡山と広島へ出かけてきました。
2/9の仕事終わりに自宅へ帰り仕度をして、路線バスに乗って舞浜駅へ向かいます。舞浜駅に着いて東京ディズニーランドバスターミナルから羽田空港ゆきのリムジンバス乗り場へと向かいますが、ディズニーランドからは大量の人が出て着ます。不思議に思って調べるとランドは1830閉園でした。帰宅客の流れに逆らいバスターミナルへ向かうとちょうど羽田空港行きの京浜急行バスが発車していくところ。しかし、全体的に遅れているらしくすぐに次のエアポートリムジンのバスがやってきました。
金曜日の夕方ともあり首都高速は渋滞が発生中。バスは新木場まで国道357号線を走って、新木場から首都高速湾岸線へ。渋滞はしていますが流れており、19時前には羽田空港第2旅客ターミナルに到着。搭乗手続きをして手荷物を預けて夕ご飯にうどんでも食べようと地下1階の丸亀製麺へ行きますが、行列ができていたので断念。出発ロビーへ戻って保安検査を通過して制限エリア内のANA FESTAでお弁当を買います。

搭乗便は岡山ゆきのANA659便。搭乗口は57番と保安検査場からなかなか遠いスポットでした。搭乗口付近のベンチで買ってきたお弁当で夕食をすませると搭乗時刻。3連休前の金曜夜の便なのでほぼ満席。後方窓側の私はグループ3の搭乗なので、列にさっさと並びますが、ステータスホルダーの乗客が多く、新幹線と競合はしますがリピーターの多い路線となっているようです。
さっさと搭乗を済ませて待っていると続々と乗客が乗ってきて席が埋まります。まわりのカップル率が高めだったのは気のせいでしょうか。10分ほど遅れて羽田空港を出発。長いタキシングののちRWY05から離陸。夜な上に指定した席は横に窓がない席だったので機窓も見れないので、本を読んだりiPhoneで現在地を表示させたりして過ごします。

斜め前の窓からなんとか撮影したのがこちらの画像。左側に明石海峡大橋の光がわずかに見えるので、明石市や姫路市あたりでしょうか。この辺りからゆっくりと降下を始めていました。ほとんど真っ暗なのでどこを飛んでいるのかわからないうちに空港の敷地が見えて岡山桃太郎空港に着陸。10分遅れのまま到着となりました。

降機して預けた荷物を受け取るために手荷物受取所で待っていると、ターンテーブルに桃太郎が回っていました。岡山らしい演出にちょっとほっこりして、手荷物を受け取って岡山駅へ向かうバス乗り場へ。
岡山桃太郎空港から岡山駅へ向かうバスは航空便に合わせて運行なのですが、バスの姿はなく乗客が並んでいました。手荷物のない人でバスが満席になったらしく、次のバスの手配をしているのお待ちくださいと案内があったのできっぷを買って並びます。岡山桃太郎空港の最終便で到着したので乗り遅れると二進も三進もいかなくなりますが、そこはしっかりとケアしているようでバスは最後に出てくる旅客を待っての発車となるようです。

バス乗り場には桃太郎の像がありましたが、その後ろにある龍の絵とともにおどろおどろしいライトアップがされており、ちょっと怖いです。
ほどなくしてバスがやってきて乗車。中鉄バスのスーパーハイデッカーと呼ばれるバスでした。しかも後方の席はなぜかシートピッチが広く、しかも隣は座らなかったので岡山駅までくつろいで過ごすことができました。2210に空港を発車。岡山駅までは30分ほどの乗車で到着。2240ごろですが、まだまだ岡山の街も駅も活気があり、新幹線も到着列車がありました。西口にバスが着いたので岡山駅を横断して東口へ。

東口は桃太郎の銅像が有名ですが、ご当地ポストもあり、桃太郎がポストに乗っかっています。路面電車の通り沿いにあるホテルに入って旅装をとき、明日に備えます。寝る前に時刻表をめくって行程づくり。スマホでも時刻検索はできますが、あちこちの路線を乗り継いで行程を作るにはやはり紙の時刻表が便利です。