新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

夏の青森ふたり旅〜6

2017-08-22 19:23:01 | 旅行


子ノ口から奥入瀬渓流散策へ。渓流沿いに遊歩道があるのですが雨で少々ぬかるんでいます。歩く速度が違うのでゆかりんに先に歩いてもらって後からついていく形にしました。

子ノ口からすぐのところに水量を調節する水門がありそこまでの奥入瀬川は非常に緩やかですが、水門からは渓流らしくなります。



緑の中を川の流れを聞きながら歩くと心が洗われていくような感じがします。

なんか岩肌が崩れているなあと思って撮りました。こんな岩肌も木々に囲まれて魅力的に感じます。

推定、万両の流れ。流れにも名前が付いているようですが、特に標識などがあるわけではないので普通に通り過ぎてしまいそうです。あ、この流れいいなと思って撮りました。

子ノ口から1.6km歩いたところで銚子大滝に到着。いきなりの段差があり、流れもダイナミックで、マイナスイオンが出まくっている感じです。

この場所はやはり記念撮影スポットになっており、ひっきりなしに記念撮影をする人がやってきます。色々な角度から滝を眺めてみました。

銚子大滝の脇の沢の滝もなかなか風情があり、近寄ってみました。こちらもなかなかの迫力です。
銚子大滝から来た道を戻ります。お天気の都合で奥入瀬渓流の入り口みたいな区間を歩くだけになってしまいましたが、それでも川の流れの音を聞きながら緑の中の散策はリフレッシュできました。子ノ口へ戻りJRバス子ノ口駅横の食堂で昼食を食べて、本日のお宿のある休屋地区へ向かいます。


夏の青森ふたり旅〜5

2017-08-19 15:33:26 | 旅行


8/13は朝9時ごろに出発。ホテルのすぐそばのアスパムへ寄り道。青森県観光物産館アスパムは青森市内で一番高い建物で、市内のあちこちから見ることができる青森を象徴する建物です。

この中でお土産を見たり青森の名産を見たりします。青森リンゴを使ったアップルパイがあったので買って、青森港を見ながら美味しくいただきました。
アスパムを出発して国道102号線八甲田十和田ゴールドラインを十和田湖に向けて車を走らせます。青森の市街地を抜けると道は次第に勾配がつき、山へ登って行くのがわかります。八甲田山への登りにかかると林の中を走ったりして車窓に変化があるのですが、標高が上がるにつれてお天気も悪くなり雨粒も落ちるように。

休憩ポイントとして予定していた酸ヶ湯温泉に到着すると奇跡のような青空が雲間から見えました。酸ヶ湯温泉の建物の後ろには八甲田大岳が見えるはずですが、雲に隠れていました。酸ヶ湯温泉でトイレ休憩をしてから再び八甲田ゴールドラインを走ります。
林の中の国道をひたすら走り、焼山交差点で十和田湖方面へ。奥入瀬渓流に沿って走ります。奥入瀬バイパスで迂回することもできますが、そのまま渓流沿いに走ります。観光客の車が路上駐車していたり、徒歩の観光客が歩いていたりと非常に走りづらいですが、慎重に車を走らせて子ノ口へ。十和田湖遊覧船の子ノ口港近くの駐車場に車を止めて、奥入瀬渓流散策へと出かけることにします。

自動車駅のJRバス東北子ノ口駅近くで昼食でも…と思いましたが、山道の走行でゆかりんがちょっと車酔いみたいになったので、奥入瀬渓流散策を先にすることにしました。美味しい空気を吸えばよくなることでしょう。


夏の青森ふたり旅〜4

2017-08-19 11:09:03 | 旅行


雨降る龍飛を後にして、今夜の宿泊地青森へ向かいます。行きとは違い国道339号線龍泊ラインを走ります。山越えになるのかカーブや勾配もきつく、視界も悪いので慎重に走ります。峠を越えて下りになると周囲も晴れて見えるようになってきました。津軽半島を横断して日本海沿いに走ります。この辺りは平成の大合併で飛び地合併が複雑に入り組んでおり、中泊町と五所川原市が交互に現れます。
道の駅十三湖にトイレ休憩で寄った以外はひたすら走り続け、太宰治の生地五所川原市金木で再び津軽半島を横断。山道を走り青森湾側に出ると目の前に北海道新幹線の高架橋が見え、それをくぐって国道280号線へと戻ってきました。油川地区で海岸沿いの道へ出て、青森ベイブリッジを渡って今夜のお宿のホテルJALシティ青森へ。

チェックインをしてお部屋でしばし休憩。部屋からは青森ベイブリッジとアスパムが見えました。休憩の後、夕食を食べに行きがてら、青森駅近くのねぶたの家ワ・ラッセへ。言わずと知れた東北三大祭りの一つ、青森ねぶたの展示館で、大型ねぶたの展示が見ものです。

わずか5日前に終わった2017年のねぶたで使用されたねぶたがすでに展示されていました。こちらは最優秀ねぶたに選ばれたもの。初の女性ねぶた師の作品です。



その他にも大型ねぶたが展示されていたり、ねぶたの人形の構造なども展示されていてなかなか興味深かったです。また館内に太鼓の音やお囃子の音が鳴り、その音も臨場感あふれお祭りを追体験しているような気分になりました。


また、展示されているねぶたの製作原画も展示されていて、実物との対比もできるようになっています。

展示スペースの窓から外の青函連絡船八甲田丸が見えました。ガラスに映るねぶたとの対比が面白く思わず撮った一枚です。

夕食を食べてホテルに帰る道すがら、ライトアップされたアスパムが見えたのでパチリ。雨が降るのも厭わずに撮った一枚です。ホテルへ帰ってのんびりしますがらさすがに雨の中の運転は疲れたらしく、早々に寝てしまったようです。


夏の青森ふたり旅〜3

2017-08-17 20:20:42 | 旅行


斜坑を走るケーブルカーは青函トンネル記念館の付帯設備ではなく、青函トンネル竜飛斜坑線として国土交通省から鋼索鉄道線として認可されています。青函トンネル記念館駅から体験坑道駅まで0.8kmを走っています。

車両はセイカン1形があり、もぐら号の愛称がついています。この他に作業用に使われる車両が構内に置いてありました。そして鉄道なのでちゃんと時刻表もあり、入口に掲示されています。

2002年には「世界一長い海底トンネルの記念館」として東北の駅百選に選定されています。ちなみにこのケーブルカーは普段は青函トンネル記念館側からの往復ですが、青函トンネル内を走る列車に異常が発生し、乗客を避難させる場合にトンネル側から乗客を運んで避難させるようになっています。実際に2015年の特急スーパー白鳥34号で発生した発煙事故では、乗客・乗員の避難に使用されました。
青函トンネル記念館駅からケーブルカーに乗って7分、海面下140mの体験坑道駅へと向かいます。

青函トンネル内とはいえ、入れるのは斜坑につながる作業坑と呼ばれるトンネルで、車ぐらいは通れるほどの大きさです。建設時に使われたトロッコの線路が残っています。



体験坑道内では解説の案内を聴きながら、青函トンネル掘削の歴史や方法を学ぶことができます。また実際に使われていた機械や車両も展示されており、目で見て学ぶこともできます。

この柵の向こうはかつての竜飛海底駅。新幹線などが走る本坑があります。20年ほど前にこの柵の向こう側にあった竜飛海底駅を訪れています。


帰りは後方展望席に座れたので、ゆかりん共々吸い込まれそうな感覚のあるトンネルの中の写真を撮っていました。

およそ45分の海面下の旅を終えて地上へ無事に帰還しました。相変わらず雨が降っています。


夏の青森ふたり旅〜2

2017-08-16 19:14:08 | 旅行

新青森駅を出発して竜飛崎へ向かいます。国道280号バイパスを走って行くのですが、外は豪雨といったほうがいいぐらいの雨。慎重に車を走らせます。途中蓬田村の休憩施設でトイレ休憩。外ヶ浜町蟹田で県道12号線に入り、JR津軽線に沿う道を走ります。峠を越えて今別町に入ったところで新幹線の立派な駅が見えて、奥津軽いまべつ駅に到着。

奥津軽いまべつ駅は本州側唯一のJR北海道の駅。最近JR北海道で販売を始めたご当地入場券も販売しています。閑散としたみどりの窓口でご当地入場券と普通の入場券を買います。

ちなみに新幹線開通前には津軽今別駅があり、快速海峡や特急白鳥などが停車していました。すぐそばにはJR津軽線津軽二股駅があり、接続駅となっていますが、新幹線・津軽線共々一日数本が停車するのみで乗り換えは非常に不便です。
奥津軽いまべつ駅を後に竜飛崎を目指します。国道280号今別バイパスを走り、海沿いに出ます。津軽海峡で対岸は北海道のはずですが、雲に覆われ何も見えません。途中には青函トンネル入口公園があるのですが雨なので通過しました。外ヶ浜町三厩地区を通り海沿いの国道を走り、竜飛崎近くの青函トンネル記念館へ。
青函トンネル記念館は竜飛斜坑の出口にあり、周囲は青函トンネル建設基地でした。現在は記念館と斜坑を走るケーブルカーを利用した体験坑道見学ができます。

ちょうどお昼時だったので、併設のレストランでお昼ご飯。海鮮ラーメンとミニ海鮮丼のダブル海鮮を食べました。ラーメンは塩味ですがなかなかのボリュームでした。

お昼ご飯の後に展示スペースを見学。開通時の鉄道雑誌や文献である程度の知識はありましたが、改めて青函トンネルの建設の過程を見学しました。

レプリカと思われますが、青函トンネル本坑内にある境界プレート。現在、青森側は平成の大合併で三厩村から外ヶ浜町になっており、自治省も総務省になっているので時の流れを感じます。
時間になったのでケーブルカー乗り場へ向かい海面下への旅へ出ます。