なんて仰々しいタイトルですがたいしたことありません。鶴橋駅で近鉄の特急しまかぜを撮ろうという魂胆です。
特急しまかぜの鶴橋駅発車は10時26分。早めにいってホーム端で暑い中待機します。日陰だったのと、風が適度にあったのでまだ耐えられましたが、夏の撮り鉄は暑くてたまりません。
待っている間にやってきた阪神電車とか…
流し撮りをしてみたりして過ごします。
やがて車庫から大阪難波駅へ回送されるしまかぜが反対側にやってきました。かっこええですなあ。
通過していくところでしまかぜのロゴマークを追っかけながら撮影。
このあと大阪難波から賢島まで営業運転につくしまかぜがやってきたのですが、ものの見事に失敗していました。がっくりです。
近鉄電車の時刻表はちょっと変わった形をしています。
通常、駅の時刻表は縦軸に時間、横軸に列車の発車時刻がありますが、近鉄は縦軸に列車の発車時刻、横軸が時間になっています。しかも行き先・種別ごとに分かれています。
写真は大阪難波駅の時刻表ですが、まず近鉄奈良ゆきと東花園ゆきに分けられ、近鉄奈良ゆきは快速急行、急行、準急・区間準急・普通に分けられます。準急・区間準急・普通は色分けと記号で分けられ、さらに瓢箪山ゆき、石切ゆき、東生駒ゆき、大和西大寺ゆきが記号で表記されています。
これだけでも関東人にとっては見慣れないものですが、さらに驚くのは当駅始発の表示。水色の網がけの電車が大阪難波始発の電車ですが、備考欄には「当駅仕立」とありました。これは近鉄独特の言い回しみたいです。
ごちゃごちゃと細かい凡例があるよりかはみやすいと思いますが、やっぱり何か違和感を感じるのは見慣れないからでしょうね。
ちなみに特急はひとつにまとまって、特急券うりば付近にありました。

名古屋からはこだま号の自由席で東京まで帰ります。名古屋始発のこだま号で、しかも離れ小島の13~15号車の自由席に座ったのでガラガラです。

N700系で運転ですが、足回りをN700A系並に改造したX編成に当たりました。Aのロゴが小さくなっています。こちらは2000番台になっておりN700系の番台区分も細かくなってきました。

今日は東京に帰るのですが、ちょっと趣向を変えて、大阪難波から名古屋まで近鉄の名阪甲特急に乗り名古屋を目指します。

乗る列車は名阪特急のエース、アーバンライナーです。名古屋までは上本町、鶴橋、八木、津のみの停車で、2時間ほどの乗車です。
発車前なぜか私の座る席の横で必ず人が止まります…。でっかく座席番号書いてあるのに…。


これは2月に交通新聞社より発刊された『鉄道落語』という新書の発売を記念した落語会で、東京から柳家小ゑん師匠、古今亭駒次さん、上方から桂梅團治師匠、桂しん吉さんの4名が参加し、それぞれが創作し本に掲載された鉄道落語を披露する会です。東京でも落語会があるのですが、大阪の鉄の聖地・交通科学博物館で鉄道落語会を開催する粋さに惹かれて来た次第です。
この4人の噺家さんはいずれ劣らぬ鉄道ファンで、それぞれに味のある、また鉄道好きは思わず笑わずにはいられないネタを披露しておりました。まさに爆笑の連続です。
そして終了後には、4人が本にサインをしていただける時間も設けていただき、私も持参の本にサインをしていただけました。

古今亭駒次さん

柳家小ゑん師匠

桂しん吉さん

桂梅團治師匠
それぞれの噺家さんのページにサインをいただき、小ゑん師匠や梅團治師匠とは会話もさせていただきました。楽しい落語会でした。