新・空と鷹と鉄の間に

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立山黒部富山の旅〜3

2017-11-08 19:29:08 | 旅行


黒部ダム駅に到着すると案内看板があります。景色の良いのは右側、すぐにダムの堰堤に出られるのは左側です。タモリさんと同じく景色の良い方から行きます。が、景色の良い方は220段の階段を登らなければいけません。他の人たちは車で来たとみえ軽装ですが、電車とバスを乗り継いで来ている私は荷物を持っています。その荷物を持って220段の階段を上るのきついですが、景色のためと思い一段一段着実に登ってゆきました。
ヒイヒイ言いながらも階段を登りきると、出口の先には青空が広がっています。そして展望台へでると、

黒部ダムの姿が眼下に広がります。

そしてその奥には立山の姿が。青空の中立っている雪山は神秘的なものを感じます。そして眼下に広がる人間の作った構造物。茫然自失とはよく言ったもので、圧倒的な景色をただただ眺めているだけでした。
ご承知の通り、黒部ダムは関西地方の逼迫する電力事情を救済するために建設された発電用のダムです。その形からアーチ式ダムと紹介されますが、アーチの両翼に重力式ダムの構造を用いて地山にかかる力を受け止めているという構造になっています。重力式アーチ複合ダムといった方がいいでしょうか。建設に関わる物語は映画やテレビ番組で紹介されいるので省きますが、実際に目にしてすごいものを作ったものだと、しばし見とれてしまいます。

見とれていて忘れていましたが、朝の気温は5度。ふと我に帰ると寒さを急に感じるようになりました。そこで休憩所の売店で暖かいコーヒーを買って、ダムを見ながらしばしコーヒータイム。インスタントではなくちゃんとドリップして入れているコーヒーでした。
美味しいコーヒーを飲んで休憩をして、展望台から階段を降りて堰堤へと降りてゆきます。降りてゆくとその巨大さがわかるようになってきます。ダムサイトへ降りてきて初めてとなるダムカードをレストハウスでいただきました。アルペンルートの乗車券を提示すればいただけるようです。

こちらは黒部ダムの表札、とでも言うのでしょうか。格好の記念撮影スポットですね。ここからはダムの堰堤を歩いてゆきます。


お天気にも恵まれ、ダム湖の水面も鮮やかな緑色を見せてくれています。そしてダム湖の向こうには雪化粧をまとった北アルプスの山々。美しい景色を眺め、写真を撮りながらダムの堰堤を歩いていきます。

ダムの堰堤を歩いてトンネルの中にある黒部ケーブルカーの黒部湖駅に到着しました。 



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