新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

行くぜ!東北。2019〜11

2019-08-26 20:17:59 | 旅行


津軽中里駅前のバス停から奥津軽いまべつ駅行きのバスに乗ります。やってきたのは弘南バスのマイクロバス。弘南バスでは弘前市内でもマイクロバスがやってくるので、特に驚きませんが、バスに乗り込むと乗ったのは一人。もうちょっと利用客がいるかと思いましたが、1人では存続も危うい感じでしょうか。1210に津軽今別駅前を発車。バスは国道339号線を走ってゆきます。途中で旧道に入るのは集落を通るためでしょうが、乗客は乗ってきません。県道12号線で津軽半島を横断。外ヶ浜町大平で県道14号線に入ります。この県道は2年ほど前に車を運転して走ったことのある道なので、見覚えのある景色です。40分ほどの乗車で奥津軽いまべつ駅前に到着。

まさか、この駅から新幹線に乗る日が来るとは2年前には思いもよりませんでした。JR北海道の本州側唯一の駅、新幹線一乗降客数の少ない奥津軽いまべつ駅。

駅名標も本州にありながら北海道仕様。JR東日本エリアですぐそばにはJR東日本津軽二股駅があるので、非常に違和感を感じます。

ホームから線路全体が屋根で覆われているのは雪国の新幹線らしい装備。しかし新幹線の駅とは思えないほどホームは狭く、ホームにベンチもほとんどありません。まあ冬場は寒いので待合室で列車が来るのを待つのが普通でしょう。乗車するのは1335発の東京行きはやぶさ24号。こんな駅からも東京につながっているというのは、感慨深いものがあります。

青函トンネル区間は新幹線と在来線の海峡線との共用区間。この奥津軽いまべつ駅と北海道側の知内信号所には、貨物列車の退避ように新幹線と在来線の線路が別になっています。ホームの端からは1435mmの新幹線軌道と1067mmの在来線軌道の違いがわかります。よく見ると架線の支持方法も違っているようです。

はやぶさ号は全車指定席ですが、盛岡ー新函館北斗間の各駅で相互に利用する場合には、新幹線立席特急券が発売されており、普通車の空席に座ることができますが、指定券を持った人が現れたら席を移動または立つ条件で自由席特急料金と同額で乗れるようになっています。さらにこの区間は隣接駅の特定区間になっているので、特定特急券の扱いになっています。
はやぶさ24号は朝に新青森まで乗った、はやぶさ95号の折り返し。ということでまたまたH5系でした。特定特急券なので、1号車の端の3人がけ席に座ります。

発車してから在来線との分岐点までは130km/hと特急列車なみですが、新幹線単独区間に入ると新幹線らしい走りを見せてくれます。津軽北部は曇り空でしたが、青森が近づいて来ると青空も見られるようになりました。1350に2度目の新青森駅に到着。在来線に乗り換えます。