5/4は早朝5時前に起きて温泉で朝風呂を楽しんでから、6時前に宿を出発。前日も越えた土湯峠を越えて福島駅へ。
前日にさくらんぼ東根駅で買ったのは小さな旅ホリデーパス南東北版。福島・宮城・山形の東日本会社線の普通列車に一日乗れるきっぷですが、東北新幹線は範囲外になっています。宿近くの磐越西線川桁駅もエリア内ですが、通過する電車もあるのと、郡山を経由して時間のロスになりそうなので、峠を越えて福島駅から乗ろうと思った次第です。
国道115号で土湯峠を越えて福島駅東口には7時前に到着。駅近くの駐車場に車を止めて、まずは福島交通飯坂線に乗ります。
福島交通飯坂線は福島駅と飯坂温泉を結ぶ鉄道で、この春に元東急1000形の車両に置き換えられました。ちなみに置き換えられた先代は元東急7000形、先先代は元東急5000型と東急からの譲渡が続いています。先頭車改造されていますが、8両編成から2両編成をいくつか作るので致し方ないこと。「いい電」のヘッドマークがアクセントになっています。個人的にはパンタグラフが先頭についている「前パン」がいい感じです。
福島0712発の電車に乗り、元東急1000形のVVVF音を聞きながら過ごし0734に終点の飯坂温泉に到着。つい2時間ほど前に朝風呂を浴びてきているので、足湯でもと思い早朝の温泉街を歩きます。
こちらは飯坂温泉の公衆浴場で、飯坂温泉発祥の地である鯖湖湯。早朝ですが建物の中からは朝風呂を浴びている音がします。足湯はこの辺りにあるはずですが、ぐるっと回っても見当たりません。どうやらなくなってしまったようです。仕方がないので駅へと戻ります。
飯坂温泉のホームからは吾妻小富士の姿が。富士山を思わせるこの山の姿は、福島盆地からよく見られ、東北新幹線の車窓からも見られます。
飯坂線の電車の貫通路や運転席後ろには暖簾がかかっていました。電車に乗ってきた道を戻り福島駅へ。福島へ近づくにつれて乗客も増えて、混雑していました。福島駅からはJRに乗ります。