
日本共産党町田市議団が市長と教育長あてに「小中学校体育館へのエアコン設置に関する申し入れ」を行い、私も同席しました。
町田市議会では、学校体育館のエアコン設置について、共産党市議団が一般質問でも、東京都への意見書提出でも大奮闘してきました。
この日の申し入れの中でも、教育長からは「新たな重要な課題」「国や都の動きを注視し検討する」という回答がありました。また、市内の学校でも、プールが中止になったり、始業終業式が体育館でできなかった事例がいくつもあることが改めて紹介されました。部活動についても、熱中症指数に基づく対応を行っているということも述べられていました。
都政と市政の連携プレーで、暮らしに役立つ市政を実現するために全力をつくします。
以下、申し入れ全文です。
町田市長 石阪丈一様
町田市教育長 坂本修一様
小中学校体育館へのエアコン設置に関する申し入れ
2018年10月23日
日本共産党町田市議団
今夏は気象庁が「いのちに関わる危険な暑さ」「災害と認識」と述べる異常な猛暑となりました。市内小中学校でも、この猛暑により授業や部活に影響が出るなど、熱中症対策は大きな課題となっています。
町田市では、2007年に中学生が部活動直後に熱中症で倒れ、亡くなるという本当に痛ましい過去があります。こうした事態を、二度とくり返すわけにはいきません。
同時に、市内小中学校の普通教室や特別教室へのエアコン設置を急速に進め、今年度中に全校で完了するなど、重要な取り組みを行ってきたことに敬意を表します。
先日終了した第3回定例会で、共産党市議団は学校体育館にエアコンを設置すべきだと質問しましたが、学校教育部長からは「新しい課題」として認識しているという答弁がありました。
一方、都議会においては共産党都議団の代表質問に対して、知事は公立小中学校の体育館について「補正予算を編成するなど緊急的な対応を」し、「区市町村を支援して」いくと答弁をしました。
学校の体育館は、子どもたちの教育活動の場であると同時に、避難所など防災の拠点であり、地域の方々が自主的な活動を行う場です。実際に設置している自治体では、夏の冷房とともに、冬の暖房も大きく効果を発揮していると伺いました。
これまでの普通教室や特別教室のエアコン設置についても、東京都の補助を活用してきました。市及び市教育委員会が、この機会を生かして、小中学校の体育館にエアコンを設置する計画を持ち、早期に整備することを強く求めます。
