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日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

戦争の中の女性を考える──従軍慰安婦問題

2012-02-04 | 活動のこと

 本日は、第12回まちだ男女平等フェスティバル「手をつなぎ一人ひとりが輝こう」に参加をしました。昨年は、「1年生議員に話を聴く会」で私もパネリストとして参加をさせていただきました。

 今年は、午前中のメイン講演は鎌仲ひとみさんの「いま私たちの手に未来の選択権がある」でしたが、こちらには出席できず。午後におこなわれた「戦争の中の女性を考える」から参加となりました。

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 テーマは、従軍慰安婦問題。映画「終わらない戦争」の上映と大森典子弁護士の講演。非常に印象的に聞いたのは、「従軍慰安婦問題の解決は、ものごとの本質に迫る問題である」という趣旨の発言です。

 日本の中では、93年の「河野談話」は、非常に重要なものですが、それに対する逆流もおこっています。一方、世界では米国下院で全会一致で可決された121号決議をはじめ、カナダ、韓国、オランダ、欧州議会などで慰安婦問題に真剣にとりくもうとしない日本政府の姿勢を批判しています(批判というより、断罪といったほうが正確かもしれません)。

 私が、慰安婦にさせられた女性の話をはじめて聞いたのは高校生の時だったと思います。それまで、若干の知識はあったような気がしていますが、お話をうかがうまでほとんど何も知らなかったのだと反省させられ、二度とふたたびくり返してはならないことであり、そのためにもきちんと誠意ある対応を示すことが日本政府の責任であると感じたことを覚えています。

 それ以降、何人かの慰安婦にさせられた方から証言を聞きました。本当ならば思い出したくもない、つらく痛ましい話です。映画の中でも日本軍の子どもとして生まれた息子さんが「語ることは、自分の心臓をナイフでえぐるようなもの」という表現をされていましたが、話をすることで自分を傷つけ続けているのです。

 大森弁護士は、「いまを生きる私たちにも関係のある問題である」と強調されました。

 だからこそ、この事実を知った私たちには、責任があるわけです。日本政府が誠実に歴史に向き合い、反省し、行動と態度でそのことを示すようにするために、私たちが行動をしなければならないと思います。

┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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