No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

顔を残すことで執着が消える

2006年05月11日 | Weblog
脱力して身体を柔らかく使うことで力の流れがスムーズになり、
力まなくても良いボールが打てるようになります。
頭ではわかっているのですが、実際にこれを実現させようとしても、
なかなかうまくいかないこともあります。

その原因のひとつに執着というメンタル面が大きく作用しているように思います。
「強いボールを打ちたい」、「ミスをしたくない」など
こう言った思いが強くなればなるほど、身体は固まったしまいます。
なので僕はプレー中、「適当に」とか「アップのつもり」とか「楽しく」とか、
こういうキーワードを使うことで身体がゆるませることがありますが、
今日はそれに合わせて、「顔を残してボールの行方を見ない」という
身体からのアプローチを入れてみました。

結果的にはすごく良くて、打ったボールを見ないことで、
顔までダラシないぐらいゆるんで打つことができました。
ビデオで確認しても、スウィングがシャープ。
やはり、いつもは結果を気にしてしまうことで、
どうしても力みが抜けないんだということを再確認しました。
おそるべき執着。
フェデラーの特徴である顔の残る打法は、
身体動作のみならず、精神面にも大きく作用しているのかもしれませんね。

それでは

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2 コメント

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テニスの解説 (オイラも全仏行きたい)
2006-05-16 14:10:04
○山薫さんが全豪の解説で「フェデラーは顔がのこっているのにあんなにすごい球打てるんですね~」とのたまっていました。



さて、顔を残すのは?????



むふふ
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体験談 (やなはら)
2006-05-16 18:43:38
「身体を崩すことで力を発生させる」という話を松本義光先生から教わったことがあります。その視点でフェデラーのフォアを見ていると身体を斜めに倒し、斜めに軸を作ってスウィングしていることがわかりました。

これをマネしてやっていると、すごく力が抜けたときに、勝手に首が残ることがありました。どちらかというと残らざるえないような感覚で。僕自身の再現性がかなり低いので、結論づけるわけではありませんが、一応体験談としてご参考までに。
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