四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

野津田公園にて

2013-02-17 10:25:00 | 南多摩
夜に小雪の降った翌朝、町田市の野津田公園を訪れました。


雪の残る風景(2月13日、10:53撮影)

駐車場からススキ草地の斜面を上り、頂上付近から"上の原広場"の方を眺めたところです。日影にうっすらと雪が残っていました。この日は風が強く吹きましたが、谷戸の内側ではさほど寒さを感じませんでした。


丹沢と富士山(11:03撮影)

丹沢連峰も雪化粧。富士山頂上付近には強風で雪煙が上がっているようでした。


小野路の谷戸に咲くサザンカ

場所を移して、恵泉女学園大学にほど近い谷戸へ。南斜面にキタテハとかテングチョウが現れないか待ちましたが、風があり、蝶にとっても体感温度が低いのか蝶影は見られませんでした。




カントウタンポポ

今年初めてのタンポポです。1枚目を撮影して帰りかけましたが、戻って確認したところカントウタンポポでした。
オオイヌノフグリが増え、ニホンスイセンも咲いていました。

2月13日の天候:快晴、最高気温10℃、最大風速10m/s
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バッハの演奏会

2013-02-16 09:48:00 | 音楽
2月10日、バッハのカンタータ演奏会に出演しました。

Ensemble14 第20回演奏会
BWV 38 深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる
BWV 137 主を頌めまつれ、勢威強き栄光の主を
BWV 21 我が心に憂いは満ち
指揮 辻秀幸
管弦楽 Millennium Bach Ensemble 
会場 浜離宮朝日ホール


リハーサル風景

前日は、朝から夕刻までオケ合わせ、当日は朝からリハと本番。プロのオーケストラの伴奏で合唱できる楽しさはかけがえのないもので、気持が高揚します。

そして迎えた本番。カンタータ21番の終曲やアンコールでも歌った137番のコラールでは、トランペットとティンパニーが入り、華やかな演奏となり、今録音を聴いてそのときの雰囲気が蘇ってきます。ソロは団員が務めるのもこの団の特徴の一つ。ますます歌唱力が向上してきました。

会場の皆様には苦悩の淵からの叫びや神を称える喜びがうまく伝わったでしょうか。ご来場に感謝いたします。

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初すみれ

2013-02-14 09:27:00 | 南多摩
2月7日晴れ。町田の谷戸を歩き少しずつ春の近づくのを感じました。




タチツボスミレ

去年1月にテングチョウを見た谷戸の陽だまりでは、蝶には会えませんでしたが、タチツボスミレ3輪が枯葉の間から顔を出し微笑んでくれました。



神明谷戸のツララは、このところの暖かさですっかり解けていました。


ヒメオドリコソウ

小山田緑地駐車場近くの田んぼ脇の南斜面に、ヒメオドリコソウがホトケノザと並んで咲いていました。ホトケノザよりも地味ですが、ヨーロッパ原産で明治期に帰化したのシソ科の越年草です。ホトケノザは競合関係のこのヒメオドリコソウに押され気味のところもあるようです。


オオイヌノフグリ

道路添いの斜面に咲く紫色の濃いオオイヌノフグリ。

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立春間近の谷戸にて

2013-02-04 14:54:00 | 南多摩
2月に入り暖かな日が続いていますね。


ウラギンシジミ♀(2月3日、町田市)

2月2日には20℃になり、ウラギンシジミが葉裏から飛び出してしまうのではないかと心配しましたが、観察中の個体は無事に越冬態勢を続けていました。




ホトケノザ(2月3日、町田市)

畑の畔の南斜面にホトケノザが枯葉を押しのけてまとまって咲いていました。ここだけは春本番の暖かさです。




オオイヌノフグリ(2月1日、町田市)

谷戸奥の枯葉の隙間で咲くオオイヌノフグリの花がちらほら見られました。雄しべに、黒色のものと白地に黒い筋のものがあるようです。


ハンノキの雄花(2月3日、町田市)

ハンノキの雄花。ここでミドリシジミに会えるか楽しみです。



ハンノキの実も残っていました。


ツララ(2月1日、町田市)

立春近くなり、谷戸の日影の凍りっぱなしだったツララも少しずつ溶け始めていました。春が少しずつ近づいてくるようです。

※Tamron SP AF 180mm F/3.5 Di(マクロレンズ)使用

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