四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

春の陽気とキチョウ

2014-02-04 20:57:00 | 南多摩
2月3日 節分

昨日(2月3日)は、最高気温が17度となる春の陽気(八王子アメダス)。越冬中のキチョウが飛び出すのではないかと思い、観察に行きました。



丘陵地の畑では、梅が咲いていました。
12時40分頃に観察地Bに着き、1月16日に越冬確認した場所を覗いたところ、見当たりません。近くに潜んでないか探しましたが見つかりませんでした。この陽気に誘われて飛び出したに違いありません。


キチョウ♂(12:49 地上60cm)

そのうち、幸運なことに竹薮の上を越えてキチョウがこちらに舞い降り、写真の地上60cmの場所にサッと入り込みました。無事にご帰還の様子です(※)。その後、ここは落ち着かないのかまた竹藪の向こうに一旦去りました。
※16日に観察したのと同一個体かどうかは後日写真で確認したいと思います。


同一個体(12:52 地上70cm)

再び現れ、その付近の笹の隙間に入り込もうとチラチラ飛んでいましたが、決定打とはならず、もう少し右に飛び、1月16日に越冬中と同じ広めの空間に入りこみました。


同一個体(13:00)

やがて歩いて位置を変え、今度はウラギンシジミのように若干頭を下にむけて笹の葉に静止しました。触角は出していましたが、近くで笹を少し動かしても反応を示しませんでした。このまま休眠するのだろうかと思いつつ、この場を離れました(13:12)。


観察地Cでは、笹が少し刈り取られたのか様子が変わり、16日に越冬確認の個体は行方不明になりました。

これで越冬観察中のキチョウは、1頭になりました。

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今日(2月4日、立春)の16時~19時頃積雪がありました。相模原市の自宅では2cm位です。


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4 コメント

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silkcottonさんへ (twoguitar)
2014-02-05 21:18:54
この気温の変化は蝶も驚いているのではないかと想像してしまうほどですね。キチョウは、葉の裏など雨や雪の降りかからない場所に止まって過ごすので、心配は要らないと思います。東北地方南部まで分布していますから、そこそこ寒さに耐えられる種類ですね。
この小さい体のどこに真冬を耐える力が宿るのか、本当に強い生命力ですね。
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えむりさんへ (twoguitar)
2014-02-05 21:13:03
こんばんは。
2月3日は、出先から帰還するところに運良く遭遇しました。今日は行方不明でした。どこかで寒さをしのいでいると良いのですが。
相模川のこちらは雪が少なかったんですね。丹沢は白く見えました。
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春から真冬の陽気になって!キチョウも困りますね。雪の中でも生きているのでしょうか。 (silkcotton)
2014-02-05 20:50:39
小さいながらもすごいエネルギーをもって、生きる気持ちが強いのだと感激します。
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こんばんは。 (えむり)
2014-02-05 20:34:57
2月3日は、すごく暖かかったですね。
暖かくてキキョウも飛び出してしまったのですね。
昨日と今日の寒さにびっくりしていることでしょう。
我が家の辺りでは、積雪が3cmくらいありました。
丹沢もまた真っ白になりました。
今日出かけたのですが、相模川を渡ったら積雪が少く感じました。
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