四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

富士山と宝永山

2007-12-07 19:02:00 | 
12月3日に雨が降り、4日、5日とも快晴。富士川町から雪を被った富士山がくっきりと見えました。


富士川町より(12月4日8:39)

富士川沿いの道の駅から見た富士山です。この辺の子供たちは、富士山の絵を描くと、右端に必ず出っ張り(宝永山)を描くのだそうです。


富士川町より(12月5日8:37)

宝永山辺りは前日に比べて新たに雪に覆われています。富士山腹の上の方は、前日の雪が飛ばされています。宝永山辺りに飛んだ雪が積もったのかもしれません。1日で様子が随分変わっているのに気づかされます。

<宝永山の爆裂火口>
宝永年間の1707年12月16日に富士山の中腹をえぐり取るように噴火してできたのが宝永火口です。その火山灰は、上空の偏西風に乗って西に流れ、小田原、藤沢、横浜、相模原辺りは15cmもの灰が降り積もったことが分かっています。


三島通過後の富士山(12月5日)

三島付近では、その爆裂火口がほぼ正面を向いています。


新幹線新富士手前より 12月5日 

冨士市に入ると、宝永火口が右端に寄り、宝永山の出っ張りが見えるようになります。
富士山は活火山。その後300年、富士山は不気味な沈黙を保っています。11月26日、朝日新聞に「活火山『富士』はいま 沈黙の300年」という記事が掲載されました。
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5 コメント

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宝永山の位置が見る角度によって違いますので、面白いですね。 (えむり)
2007-12-10 19:37:28
雪も積もり方も違いますね。
5日の写真は、新幹線の中から撮られたのですね。
朝日新聞の記事、私も読みました。


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穏やかな富士の姿ですね。剣が峰の位置が反対・・ (オコジョ)
2007-12-10 21:33:36
こちらからの、裏富士とは違った味わいになりますね。
富士山、最後の噴火は宝永山てしたね。
たった300年の沈黙、富士山にすれば、一晩の
眠りにしか過ぎないのかもしれませんね。
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えむりさん (twoguitar)
2007-12-11 19:42:26
朝日新聞の記事を見て、宝永山、富士山が噴火したら生活できなくなる、東京の北部に引っ越したほうが!と妻に申したところ、貴方だけ引っ越せば?と返されてしまいました。
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オコジョさん (twoguitar)
2007-12-11 19:46:26
富士山も活火山なら、浅間山は今も火を噴く活火山ですね。
日本は火山と地震に常に隣り合わせの島国です。
いざというときにどうすればよいか、不安が付きまといますね。
とりあえずは平穏であることを祈りここにいるしかないのかもしれません。
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silkcottonさん (twoguitar)
2007-12-11 19:48:44
富士山は何といっても日本のシンボルで、神々しさを感じさせてくれる名山ですね。
近くで見る夏の赤富士も魅力的ですが、やはり雪を被った姿がいいですね。
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