四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

初見の多い一日

2014-04-26 10:42:00 | 相模原・県央
4月23日
谷あいに行くと、たった1頭でしたが、ウスバシロチョウが草地を広範囲に周回していました。いよいよ出現です。ずっと追っていくと、あるところで樹木を駆け上り、しばらくすると姿を現して周回を再開していました。

クリックすると拡大します

飛ぶ環境

こんなところを飛んでいます。画面上の中央やや右にいます。


ウスバシロチョウ♂(初見)

止まることがないので、飛翔中を撮るしかありません。あまり得意ではありませんが、マニュアル・フォーカス、1/2500秒で撮影したら、2枚だけそれと分かる証拠写真が撮れていました。


ギンイチモンジセセリ(初見)

午後2時頃からは場所を変え、河川敷へ、なかなか蝶のいそうな草地にたどり着けませんでしたが、ようやくギンイチモンジセセリに遭遇。この日は、この姿勢でしか撮れませんでした。翅表とか吸蜜中の撮影は今後の課題です。


ヒメウラナミジャノメ(初見)

出会う蝶が少ない中、次に現れたのがこれも今年初見のヒメウラナミジャノメ。直ぐに姿を隠したので、1枚のみの撮影です。


ミヤマチャバネセセリ(初見)

ギンイチモンジセセリと似たような環境にいるミヤマチャバネセセリも見つけました。カラスノエンドウの花に口吻をひねりながら伸ばし一生懸命吸蜜していました。


同一個体

近くのカラスノエンドウに移動して吸蜜を続けていました。


同一個体(14:42)

もう充分にエネルギー補給ができたのか、花を離れて草の葉上に静止し、翅を広げて日光浴。

付録

ルリシジミ

翅裏前翅の黒点が流れている個体がいました。こういうのは珍しいのでしょうか?

※カメラ : NIKON D7000
レンズ : AF-S Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED + Kenko N-AF 1.4X TELEPLUS PRO 300


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8 コメント

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ウスバシロチョウ、もう飛んでいるのですね。 (えむり)
2014-04-26 13:56:43
そろそろかなと思っていました。
ウスバシロチョウは、なかなか止まってくれませんね。
ギンイチモンジセセリは、まだ見たことがありませんので、会ってみたいです。
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えむりさんへ (twoguitar)
2014-04-26 21:25:35
ウスバシロはまだ出始めでしたが、そろそろ増えてくるんではないかと思います。ウツギ類が咲き始める頃には、訪花するようになると思います。
ギンイチモンジセセリは、河川敷のような環境を好むようです。
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九州では、ギンイチモンジは九州山地に局地的、ミヤマチャバネは平地では見たことも有りません。 (shouchan)
2014-04-27 21:55:40
寒い所が好きな北方系のチョウでしょうかね。
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ギンイチは山地に多い、ミヤマチャバネは本州のどこでも分布のようですが、どこにでもいるものではなさそうですね。 (twoguitar)
2014-04-28 17:24:39
北方系というわけではなさそうです。
こちらでは、河川敷環境に生息していることが多い種類です。
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当地にはギンイチモンジはいなくて、ミヤマチャ (uke-en)
2014-04-28 19:46:37
バネは分布していることになっているのですが、
どちらも未見です。
ウスバシロチョウも山地でなくても見られるので
すね。
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uke-enさんへ (twoguitar)
2014-04-28 20:41:49
ミヤマチャバネは、大きな川の河川敷草地で時々見かけます。近くにそのような所があればいいんですが。
ウスバシロチョウは、この辺りでは低い山地の谷あいの草地とか茶畑で見られます。
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Unknown (Makoqujila)
2014-05-06 12:00:00
最後のルリシジミ、斑点が流れていて面白いですね。ヤマトシジミでは斑点の違いを楽しむ(調査する?)方は多数いますが、ルリシジミも個体数が増えると似たようなことがあるんでしょうね。この時期は表面の青い部分の面積も個体ごとに違っていて、黒い縁取りがある子もいて面白いです。
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Makoqujilaさんへ (twoguitar)
2014-05-06 17:54:23
ヤマトシジミは、なかなか止まってくれないので、見送ってしまうことが多く、斑紋の変化に気づいいていませんが、奥が深そうですね。ルリシジミの表の変化もできれば追ってみたいですが、出会う頻度が少ないのが難点ですね。
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