四季おりおり

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レクイエム奉唱会

2006-10-28 16:12:00 | 音楽
10月21日、立教大学チャペルでのレクイエム奉唱会を聴きました。立教大学の聖歌隊メンバーとOB・OG合同で、2部構成です。
第一部は、現役聖歌隊が曲ごとに人数や配置を変えての演奏。ルネサンス期のトーマス・タリスの曲では、十数人の美しいアンサンブルでした。
黒人霊歌は学生時代に50人位で歌ったことがありましたが、ここでは、10-30人の、実に抑制の効いた心のこもった演奏で感心しました。
第二部は、OB・OGも参加。レクイエムは、この1年間に亡くなられた方に祈りを捧げるための演奏となっています。ハープやチェロなどの楽器を加えた、約80名による華やかさもある厳かな演奏でした。
心を合わせた静かな響きがチャペルに響いて、心の洗われる思いのする奉唱会でした。久しぶりに宗教曲の歌い方の原点に触れた思いがしました。

<第一部>
前奏:Chorale Prelude on "Eventide" / C. Hubert H. Parry (1848-1918)
Phos hilaron / Steven G. Morgan (1955-)

If ye love me       / Thomas Tallis (1505頃-1585)
Hear the voice and prayer / Thomas Tallis
O Sacrum convivium     / Thomas Tallis
Magnificat and Nunc dimittis / Adrian Batten (1591-1637)

黒人霊歌
Soon ah will be done / William Dawson
Go down Moses / Norman Luboff
Ezekiel saw de wheel / William Dawson

後奏:Sortie / Cesar Franck(1822-1890)
  
<第二部>
Evening Hymn / H. Balfour Gardner (1877-1950)
Requiem / John Rutter(1945-)
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