
気温と湿度が高まる梅雨から夏にかけて食中毒の発生件数が増加傾向。食中毒警報は「気温30℃以上が10時間以上継続する」或いは「24時間以内に急激な気温が上昇して気温差が10℃以上になる」場合などに発令される。特にこの時期は「食中毒予防三原則」を遵守したいものだ。

バイキンやカビ類は高温&湿気が大好物!見えないバイキンが大量発生すれば体内の消化器系統にはびこり胃腸の炎症を起こす。陰気なカビは暗い部屋の隅々でみるみる増殖を繰り返す。

またこの時期のカビ発生も要注意!カビを吸い込むことで発症する「夏型過敏性肺炎」と呼ばれるアレルギー性の肺炎だ。乾いた咳や発熱、息切れが特徴で夏風邪に似た症状のため気づかないケースもある。原因となるカビ「トリコスポロン」は台所の床下など湿気が多い木材が使われているところで生えやすく、浴室や結露が起きやすいエアコンの内部などでも発生する?たかがカビされどカビ?隅々のチェックを怠らないことだ。