徳ちゃん繁昌リポート

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【よもやま話】南の国の爺さんとビジネスマン

2018年07月22日 | 伝え聞き

真夏の茹だる暑さ、南の島に住む健康的に日焼けした爺さんが、遥か遠い日本からやってきた青白いビジネスマンを不思議そうに眺めながら訊ねた。南国の島に靴のセールスに出掛けた男と現地の爺さんの珍妙な会話である。<日本語翻訳>

 

なぜそんなに一生懸命働くのだね?(爺さん)➡ (ビジネスマン)そりゃ、いい給料をもらいたいからさ。

カネもらってどうする?(爺さん)➡ (ビジネスマン)おカネ貯めて家を買う。

それだけか?(爺さん)➡ (ビジネスマン)出世もしたいね。できれば社長になりたい。

それでどうする?(爺さん)➡ (ビジネスマン)リタイア後は南の国にも家を買う。

で、どうする?(爺さん)➡ (ビジネスマン)何にもしないで、のんびり暮らすのさ。

なあんだ。それなら、わしはずっと前からやっとる。(爺さん) 

 

靴のセールス!裸足の島民に靴など不要と思うか、ビジネスチャンスと捉えるか、そんなことはどうでもいい。ビジネスマンは爺さんと喋りながら、人生の目的は行き着くところではなくそこまでのプロセスだと気付いたのだった。

 



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