【格言みち標】人生の行き方＜Ｆ．ベーコン＞

「知識は力なり」の名言で有名なイギリスの哲学者、フランシス・ベーコンの格言、「人生は道路のようなもの、一番の近道はたいてい一番悪い道だ。」近道があったらわざわざ遠回りする人はいない筈？これはどういうことでしょうかね。

近道というのは簡単な方法や手段のこと、言い換えればそれは誰もがやっていることや誰でもできることをきっと指しているのでしょう。安全で安定した退屈な道は誰もが歩けるし、結局は自分のためにならないことが多いということなのです。急がば回れ！行き着く地点の満足感より、そこまでの長く険しい道程自体に人生の本意があるとすれば！いろんな自分の歩み方を探すのも有りじゃないでしょうかね。

先頃の「世界の村で発見！こんなところに日本人」(朝日放送)、実年夫婦が海外移住して第二の人生に挑む話しにやや戸惑いましたが、この格言に出会ってなるほどという気持ちになりました。そう人生はたったの一度！だからこそ殊更歩く道程が重要なんですね。