
名古屋に行ったついでに大須商店街に立ち寄る機会に恵まれました。全国的にもメジャーな商店街で一度行ってみたいと思っていました。

JR名古屋駅から10分足らず、伏見で乗り換え、少し迷いましたがそこは旅慣れた者の勘です。総延長は1700mを越えるアーケード街、約千軒がひしめく通りはさすがに名古屋の商売の中心地ですね。駄履き、サンダル履きが似合いそうな大衆ムードあふれる商店街は、老舗の商店と若者向きのショップが混在する賑わいの通りで、お年寄りから若者までを集める街でもありました。巣鴨や天神橋筋、錦市場もそうですが、繁昌商店街には神社仏閣が

ここにも大須観音が商店街の外れにありました。

その通り通りに建つビルが「コメ兵」という看板

まぎれもないデパートなんですが、並べられた商品はなんと一流の中古品、新古品

どれもピカピカなんですよ。

目を疑いました。ちょっと素人目にはわかりませんよね。商品分野毎に本館、西館、新西館、アメカジ館などがあるそうで、買い取りセンターでは時計・貴金属からブランドバッグ、ファッションまで豊富な品揃えでした。

ごった返す店内、買う人、売る人の多さには驚きましたね。窓越しに衣類が100g1円の売買されている現場も目撃できました。
1947年に古着屋としてこの地に誕生して63年、リサイクルショップの草分けです。福岡でも小さなリサイクルショップの指導をしたことがありますが、ここは規模が巨大な流通市場のようですね。

コメ兵独自の考え方、リレーユースは「モノは人から人へ伝承(リレー)され、有効に活用(ユース)されてこそ、その使命を全うする」だそうです。
日本最大級のリュースデパートは豊かで使い捨て時代のモノの大切さを教えてくれるようですね。