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徳ちゃん繁昌リポート

《あなたの笑顔が周りを幸せに、ひと言が一人一人を元気づける》

【現場報告】地域密着、客の声が追い風!

2011年08月27日 | 出張先々
どじょうすくいの本場、安来市広瀬町に今回紹介する評判の食品スーパーがあります。日本庭園と横山大観で有名な「安立美術館」からすぐのところ、言わずと知れた中山間地区で高齢化の町です。そんな町の入り口で地元客相手に商売営むこの店はここ2年ほど急激に客数が増え嬉しい悲鳴を上げています。もちろん町内には競合スーパーもあるのですが、地域一番店が逆転した格好です。

何故か?って、そう焦らずに、お話ししますよ。その答えのひとつはフレンドリーなんです。今よく話題になるお年寄りに優しい、愛される店を実践しているのです。常に店内にはスタッフの笑顔があり、ここではお客様との関係づくりを目の当たりにすることができます。売場では気軽に挨拶言葉、作業場のガラス戸をとっぱずした鮮魚と精肉コーナー、レジでは袋詰めのサッカーまでしてもらえるし、それらがマニュアル的に仕組まれたのではなくすべて自然となんですよ。スタッフ全員が心の底からおもてなしをしてくれるのです。一般的なカード戦略でのポイント倍増の客囲い込みではありませんよ。マスマーケットの見えない客相手ではなく、ひとりひとりの客にしっかり顔の見える取り組みをしています。
お客様からのお誉めの言葉や激励の手紙などもきて、先日は頑張って!と現金(僅か3千円ですが)までも送られてきたそうです。商売冥利に尽きるというものですね。
もちろんここの良さは接客応対だけじゃなく、いろんな販売戦略や地元客層に合った商品づくりなど挙げればきりがありません。ただ覗いただけでは決して真似できないノウハウを創り上げたのです。

素敵なスタッフ達に恵まれ、このフレンドリー精神が今では企業風土となり、客数と売上高も絶好調でここ数年、増収増益を続けています。やはりお客様が経営と商売の羅針盤ということは間違いないようですね。遥々、福岡から通って、ほんと経営コンサルタントとしてお手伝い甲斐のあるスーパーでした。
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