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徳ちゃん繁昌リポート

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【現役奮闘記】ダメ上司だからこそ新人が育つ?

2013年04月08日 | ひとり言
今と違って就職が売り手市場だった頃。ノンポリ学生だった新人にとって就職したい企業などなく、内定取り付けた銀行と百貨店と地元スーパーの三企業で迷い、最終的には流通革命の真っ只中でスーパー業界が面白いのではと!?一番小さな企業に決めたのでした。但し入社条件が人事部配属というこちらの希望、当時の人事課長さんも太鼓判もらって入社を決意したのでした。

新入社員の仮配属先は自宅から比較的に近い場所にあり原付バイクで通勤となりました。まずは現場実習からで研修3日間は鮮魚部門、そのあとは同店2階フロアの衣料品担当、結局は本採用もここでした。お局様に口喧しい先輩らがいて、そして皆に嫌われていた係長がいました。新人にとっては優しい上司でしたが自分では一切何もしない、動かないというのが欠点だったのでしょうね?
新人は従業員の作業シフトや応援体制、本部への提出資料づくりから最後は係長の仕事までも任せられ手あたりしだい無我夢中でしていました。最初は指示される作業をこなすだけでしたが数ヶ月後には様々な仕事が回ってきて、もちろん新人がするから間違いも失敗もある訳でその度に上司の指示が悪いからと皆に激励され助けられていました。考えてみるとラッキーなことで、ダメ上司のお陰で同期入社の誰よりも早く、経験もしない難しい仕事も少しづつ覚えていったのです。本部の地区長や店長、周りの従業員やパートさんからもチヤホヤされ期待され当然に新人が張り切らないはずはありませんよね。それから2年後に異例の出世、(平の)部門長として他店に異動していったのでした。

20年間で2度ほど人事担当部長から声は掛かりましたが、結局は最前線から戻ることもなく店と本部を行ったり来たり、入社当時の約束は反故にされたのでした。現場では誰よりもいち早くいろんな発想を持って行動を起こし営業数字を作り出すって実に面白いことだと気付き始めたのでした。そう何かすれば客が集まり買ってくれる時代だったのです。さぁて、激動の20年、どうなりますことか始まり、始まり!?

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