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気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

Gavy NJ ( カビ・エヌジェイ )

2006-09-13 | R&B



가비엔제이
Gavy NJ
カビ エヌ・ジェイ
Good fellas Entertainment

《 Member 》
  시현 SiHyun シヒョン (노시현:ノ・シヒョン) 1988年1月13日生れ
  제니 Jenny ジェニー (김다래:キム・ダレ) 1988年8月14日生れ
  건지 GunJi コンジ (김건지:キム・ゴンジ) 1992年2月28日生れ

  혜민 HyeMin ヘミン (정혜민:チョン・ヘミン) 1982年4月16日生れ [ 3集まで ]
  희영 HeeYoung ヒヨン (장희영:チャン・ヒヨン) 1985年3月28日生れ [ 5集Vol.2まで ]
  미스티 Misty ミスティ (박필도:パク・ピルド) [ 4集Aから5集Vol.2まで ]


              GunJi              Jenny                SiHyun


〈 Music Video 〉
       YouTube LOEN MUSIC Official Channel (Gavy NJ)

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2012.10.10 新生Gavy NJが初のアルバムをリリース
       2012.05.03 新生Gavy NJ、悪くなさそう (結論はまだ早いが)
       2012.12.02 チャン・ヒヨン(Gavy NJ)、ウン・ジウォンの事務所と契約
       2012.11.17 チャン・ヒヨン(Gavy NJ)、ソロに転向!!
       2011.05.27 Gavy NJが、5集 Vol.2をリリース
       2010.11.24 Gavy NJ 、ミニアルバム「Glossy」をリリース
       2009.09.25 New Gavy NJ、M countdownで聴く!  ※ リンク切れ記事


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      R&B

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       facebook
       twitter SiHyun
       Daum Cafe




《 Album 》
        6集 Vol.1 「Gavish」 2012年10月
        5集 Vol.2 「가비효과:Gavy効果」 2010年11月
        5集 Vol.1 「Glossy」 2010年11月
        4集 B 「해바라기:ひまわり」 2010年1月
        4集 A 「Heartbreak Hotel」 2009年9月
        3集 「The Beginning」 2008年5月
        2集 「The Very Surprise」 2006年11月
        1集 「The Very First」 2005年11月

《 myCollection 》
  1集 / 2集 / 3集 / 4集 A / 4集 B / 5集 Vol.1 / 5集 Vol.2 / 6集 Vol.1




【 2012.10.19 / 6集 Vol.1 】
新生Gavy NJの初めてのアルバムである「Gavish」、今回も4集から続いて6集のVol.1と言うようだ。

収録曲は全6曲(8トラック)で、内4曲目以降の3曲が9月、8月、5月にデジタルリリースされており、新曲としては今回は3曲ということになる。
リードトラックは2曲目の「Lady Killer」だ。

プロデュースは、いままで同様민명기:ミン・ミョンギだが、今回のアルバムでは5集Vol.1からその名が見られる이석주:イ・ソクジュの名も書かれている。
ノ・シヒョンの作詞はミン・ミョンギとの共作だが、今回の新曲の中にも1曲含まれている。

Track List
  01. 「소개합니다:紹介します」
     lyrics: 민연재  composed: 민명기 & 이석주  arranged: 이석주
  02. 「Lady Killer」
     lyrics: 민명기 & 노시현  composed: 민명기  arranged: 이석주 & DK$HINE
  03. 「친구의 친구를 사랑했네:友達の友達を愛したよ」
     lyrics: 민명기  composed: 이석주  arranged: 김동휘
  04. 「가로수길에서:街路樹の道で」 feat. ARA
     lyrics: 민명기 & 민연재  composed: 민명기  arranged: 이석주 & DK$HINE
  05. 「청소:掃除」 with Postmen
     lyrics: 민명기 & 민연재  composed: 민명기  arranged: 이석주 & DK$HINE
  06. 「연락하지마:連絡してこないで」 feat. LE of EXID
     lyrics: 민명기 & 노시현  composed: 민명기  arranged: 이석주 & DK$HINE
  07. 「Lady Killer」 inst.
  08. 「가로수길에서:街路樹の道で」 inst.

     NameList
       민연재:ミン・ヨンジェ / 민명기:ミン・ミョンギ / 이석주:イ・ソクジュ / 노시현:ノ・シヒョン
       김동휘:キム・ドンフィ / (DK$HINE:디케이샤인)

1曲目「소개합니다:紹介します」
민명기:ミン・ミョンギと이석주:イ・ソクジュの作曲に、5集Vol.1から見かける민연재:ミン・ヨンジェの作詞による曲で、英語のタイトルが「Introduce My Boyfriend」と付けられた、タイトル通りの少し傷のあるボーイフレンドを紹介する歌詞の内容のようだ。
バックにギターを使って少しスローテンポなブルース風に編曲された、なんだか懐かしさを感じさせる曲だ。

2曲目「Lady Killer」
ミン・ミョンギの作詞・作曲で、ノ・シヒョンが作詞に参加した、リードトラックである。
男の理想的な姿を表現したということのようだが(?)、リードトラックとしてはいまひとつに感じる。

3曲目「친구의 친구를 사랑했네:友達の友達を愛したよ」
ミン・ミョンギ作詞でイ・ソクジュの作曲による、友達の友達を愛することになった理由が歌われたバラード曲のようだが、いまひとつピンとこない。

4曲目「가로수길에서:街路樹の道で」
先月(9月)14日にデジタルリリースされた、ミン・ミョンギ作詞・作曲の曲だ(ミン・ヨンジェが作詞で共作)。
江南で恋人たちに最もホットなデート場所に選ばれるという「가로수길:街路樹の道」をテーマした曲のようだ。

5曲目「청소:掃除」
Post Men(포스트맨)とともに、8月にデジタルリリースされた曲だ。
この曲はGavy NJとPost Menというより、Post Menにコンジが客演された曲のようで、3人の競演となっている。
作詞・作曲・編曲は「가로수길에서:街路樹の道で」と同じである。

6曲目「연락하지마:連絡してこないで」
新生Gavy NJの1曲目の曲で、5月にデジタルリリースされている。
この曲にもノ・シヒョンが作詞で参加している。
別れた恋人に、連絡をしてくるなと言う女性の自信を表した曲のようである。
EXIDのLEがラップフィーチャリングされている。

新生Gavy NJと考えると、その曲想は当然ながらかなり変わったように感じ、またもの足りなさも感じるのだが、まったく異なる新人グループのデビューと考えると、声色にまだ粗削りな印象も受けるが悪くないように思う。


【 2011.06.07 / 5集 Vol.2 】
Gavy NJの5集Vol.2「가비효과:Gavy効果」、なかなかいい。(タイトル訳は「Gavy効果」以外思いつかない)
ただ、5集を2つに分けたかのようなリリースの仕方は方便のような感じを受ける。Vol.1とVol.2の間には、統一感も共通性も感じられない。単に正規版の流れにこだわったリリース表現のように思う。個人的には嫌いではないのだが、結局、従来の正規版ではないわけで、アルバムタイトル名としてはピンとこない。

ジャケットの蝶の画はノ・シヒョンが描いたもののようで、確認するとクレジットにはたしかに민연재:ミン・ヨンジェの名とともに노시현:ノ・シヒョンの名が書かれている(たぶん蝶の画だけがノ・シヒョンだろうと思う)。
インナーの写真がいい(好きだ)。昔のGavy NJを思うと、メチャクチャ明るく、綺麗になった。
カメラは前回から変わって、최보윤:チェ・ボユンとなっている。前回の이재윤:イ・ジェユンが撮った写真もいいのだが、私としては今回の写真の方が好きだ。

プロデュースは、前回と同様に민명기:ミン・ミョンギで、ほかのスタッフもほとんど同じだ。
今回の収録曲は全6曲で半分の3曲が全員で、そして、以外の3曲が3人それぞれのソロ曲となっている。
作曲は、ミスティのソロ曲を除いて全曲がミン・ミョンギの曲で、作詞は、ミスティとシヒョンのソロ曲を除いた全曲がミン・ミョンギと민연재:ミン・ヨンジェによるものだ。(編曲は主に송대기:ソン・テギとなっている)

Track List
  01. 「Everyday」
  02. 「있잖아...:あのね・・・」 (ヒヨン Solo)
  03. 「그댄 나의 Hero:彼は私のHero」 (シヒョン Solo)  lyrics: ミン・ミョンギ/ノ・シヒョン/박우신:パク・ウシン
  04. 「바래...:見送って・・・」 (Misty Solo)  lyrics: Misty composed: Misty & 원택:ウォンテク
  05. 「애정만세:愛情万歳」
  06. 「라떼한잔:ラテ一杯」
  07. 「Everyday」 inst.

リードトラックは1曲目「Everyday」で(電子音と思うが)イントロから軽い音で始まる明るい曲に仕上がっている。
そしてこの「Everyday」のステージも明るい印象で、3人の音のバランスも良く、いい感じのステージだ。
3人それぞれのソロは、ヒヨンがGavy NJな感じで、シヒョンが歳相応に可愛く、Mistyはさすがの自作自演だ、といったの印象である。
5曲目の「애정만세:愛情万歳」は、先月21日にシングルリリースされている。
また、最後の曲「라떼한잔:ラテ一杯」は、1月12日に5集 Vol.1のリパッケージアルバムに新曲としてリリースされた曲である。

今回の5集Vol.2「가비효과:Gavy効果」、ジャケット写真のイメージ通りの、Gavy NJとしては明るい感じにイメージチェンジされたアルバムに仕上がっていると思う。いい。


【 2010.12.17 / 5集 Vol.1 】
このCDは11月24日に注文していたのだが、Sistarの3枚目のシングルとセットで注文していたため、ここに載せるのが今頃になった。

Gavy NJ、所属がWarner Music KoreaからGoodfellas Entertainmentに変わったようだ(たぶん合ってると思う)。
ただ、good fellasという名が、Warner Music Koreaの時のジャケットに載せられているので関連会社だろうか?

このアルバム、ジャケットには「5th Vol.1 [Glossy]」と書かれており、4集 A、4集 Bのように、5集 Vol.1、5集 Vol.2と続くようだ。

ジャケット仕様はいたってよくある仕様となっているのだが、インナーの写真は、Gavy NJとしては初めてのセクシーで、露出が多い写真が載せられている。そして、それがなかなか様になった、いい写真に仕上がっており、ミスティなどはスタイルの良さが際立つ写真が載っている。
カメラは이재윤:イ・ジェユン、スタイルディレクターが이승희:イ・スンヒとなっている。

プロデュースは、3集からの민명기:ミン・ミョンギだ。
そしてExcutive Producerの欄にはGoodfellas Entertainmentの文字が載せられている。

収録曲は全5曲で(7トラック)、9月リリースのシングル「그만하자:やめよう」も収録されている。
全5曲中プロデューサーミン・ミョンギの作詞作曲は3曲収録されてる(共作を含む)。

1曲目「전화 좀 받어:電話をとって」がリードトラックとなっていて、Gavy NJ節というか、ミン・ミョンギ節というか、切ないメロディで、別れた直後の恋人が電話に出てくれない女心を表わした曲だそうだ(作詞は共作)。
2曲目「내일 또 만나요:明日またね」もミン・ミョンギの作詞作曲で(作曲は共作)、やはり別れの歌のようだ。
3曲目「Try it again」は、Gavy NJとしては、ちょっとめずらしいリズミックナなボサノバ風タッチの編曲で、作詞が김효수:キム・ヒョス、作曲編曲が이석주:イ・ソクジュとなっている。
4曲目「안녕 안녕...:アンニョンアンニョン」はPostmenという男声ボーカルがフィーチャリングされていて、作詞作曲編曲が김진환:キム・ジンファンとなっている。4人のハーモニーがいい。
最後の曲が耳に馴染んだ9月にシングルリリースされた「그만하자:やめよう」だ。ミン・ミョンギの作詞作曲だ(作詞は共作)。この曲、いかにもという感じだが、好きだ。いい。

Gavy NJの2集 Vol.1、悪くないのだが、なんだかいまひとつ物足りないような感じも受ける(単に目新しさを求めているのかも知れないのだが)。


【 2010.02.11 / 4集B 】
gavy nj、4集のSideB「해바라기:ひまわり」のリリースだ(「#4th Album_ SideB」)。これで去年の9月にリリースしたSideA「Heartbreak Hotel」で4集が完成ということだろうか(たんにミニアルバム2枚という感じもするが)。
プロデューサーは当然민명기:ミン・ミョンギで、それ以外の主だったスタッフもだいたい同じ人たちだ。作詞、作曲は6曲中ミン・ミョンギが3曲作詞作曲しているのだが、その3曲ともの作詞が共作で、その共作者がノ・シヒョン、Misty、チャン・ヒヨンとなっているのが興味深い。因みに3曲目の「해바라기:ひまわり」の作詞は、ミン・ミョンギとチャン・ヒヨンとの共作になっている。なお、Mistyもう1曲、共作で作詞している。

ジャケットの写真は、彼女たちにしてはめずらしく金をあしらった衣装となっている。が、枚数も少なく、紙質も経費節減な感じな仕上がりである(笑)。TVステージ衣装も「ミュージックバンク」では、この衣装でステージに立っていた(「人気歌謡」は、いままでと変わらず黒であったが)。
音の方は「4集A」同様なかなかいい。というか、4曲目以降の作曲がミン・ミョンギ以外の曲となるのだが、この3曲がいままでのgavy njとちょっと違った感じで、ミン・ミョンギには悪いが、私としては後半の方が好きかも。
TVステージは「人気歌謡」しか観てないのだが、Mistyがだいぶイメージを変えてきた(これはネット上にの写真を見ても分かる)。

「#4th Album_ SideA & B」、なかなかいいアルバムに仕上がっている。


【 2009.10.06 / 4集A 】
新しくメンバーに加わったのはもとBGH4のメンバーMistyであった。
New Gavy NJ、M countdownで聴く!

ところで、BGH4のメンバーは해선:ヘソン、혜나:ヒェナ、은혜:ウネ、라희:ラフィの4人なんだが、Mistyが、この4人の名前の誰なのかが分からない。写真ではBGH4の中にMistyがいることは確認できるのだが、BGH4時代での名前が分からない(まあ、分かったからといって、どうってことはないのだが)。

で、今回のリリースアルバムなんだが、発売に合わせて注文をし、今月2日には入手していたのだが、聴く時間が無く、今頃となってしまった。そのアルバム、リリース前の最初の情報では4集ということであったのだが、その後ミニアルバムと伝わり、実際に手にしてみると4集のSideAということだ??? つまり、ジャケットとCDメディアに「#4th Album_ SideA」と書かれており、ジャケットのラップセロファンの上からはわざわざ「정규 4집-SideA」のラベルが貼られていた(정규 4집:正規4集)。つまり、今回のリリースは4集の前半部で「4集A」で、「4集B」が後日リリースされ、A版とB版2枚を合わせて4集ということだろうか。
なんかこれに近いことをビョルが「Like A Star」(5集)でやったが、今回のGavy N.J.の場合は、本当にレコードのA面、B面のようになるのかも知れない。

そして、手に取ったジャケットが意外だった。普通のCDジャケットだと思っていたのだが、なんと4集Aのジャケットは20㎝角の厚紙の袋、といった感じで、その中にCDメディアが収められていた。歌詞カードも、1枚のポスターのような紙に書かれている。
で、音の方だが、「핼쑥해졌대:やつれたって」は既に何度も放送で聴いていたが、他の5曲もなかなかいい。今回のプロデュースも3集と同じく민명기:ミン・ミョンギだが、3集とくらべると統一感があり、少し落ち着いたアルバムに仕上がっている。それもそのはずかも知れない、今回の4集Aの作詞、作曲は5曲目の「잘 가요:行ってらっしゃい」以外は、すべてミン・ミョンギによるものだ(共作も含めてだが)。またMistyは、3曲目の「Bye Bye」をミン・ミョンギとの共作で作詞している(3集は、1曲を共作で作詞、1曲は単独で作詞作曲している)。また、ノ・シヒョンが4曲目「허니」を、ミン・ミョンギとの共作で作詞している(「허니」は「ハニー」だと思うが(?))。
話題的には、さきほどのMisty共作の「Bye Bye」のラップにMiss$の태혜영:テ・ヘヨンがフィーチャリングされている。また、ノ・シヒョン共作の「허니」の編曲に流行りの電気を使っている。そして、ラスト「이별주의보:別れ注意報」がGavy N.J.的には4集Aの中では耳新しい感じがする。この曲、どっかで聴いたような感じもするが、私的にはこの曲は好きだ。

4集A、色々有ったはずだが、なかなかいいアルバムに仕上がっている。4集Bはこれにどうつなげるのだろう?


【 2009.08.15 / News 】
残念なことにチョン・ヘミンさんが脱退したようである。しかし、いま世間を騒がせているような脱退でなく、健康上の理由ということのようである(であれば如何ともしがたい)。
   女性3人組<Gavy N.J>チョン・ヘミン 健康問題を理由に脱退
(ただ、彼女のminiHPなどからの情報を見ていると、健康上の問題でもないような ・・・ )

このことを私が知ったのは上のWoW! Koreaさんの記事なのであるが、コメントをいただいているyumiさんによると、7月初め位からチョン・ヘミンさんがネット上のGavy NJから消えていたようなので、事務所的には少なくとも6月以前のこと思われる。
7月15日のWoW! Koreaさんの記事では新しいメンバーは既に決まっていると伝えているが、事務所は4集リリース時に発表するつもりなのか、新しいメンバーのことは伝わってこない。
Nateで調べてみると、7月15日時点での記事で、4集はなんと8月のリリース予定という記事を見かける。ちょっとタイミングが合わない。つまり、チョン・ヘミンさんと事務所との話し合いは、じつは6月よりもっと前だったのかも知れない。また、yumiさんによると次リリースは4集でなく、ミニアルバムのようである。これは昨今の状況を考えても、きっとそうであろうと思う。
いずれにしても、なんかバタバタした印象を受け、チャン・ヒヨンさんらが落ち着いて収録できたのか(あるいはできるのか)、またどんな方向性の曲を集めたのか気になるところだ。
まあ、とにかく、おとなしく待っていよう、それしか無いので(笑)。


【 2008.07.02 / 3集 】
事務所との軋轢の悪夢でしばらくの間、休息状態だっただろうと思う。( Gavy Queens)
結果、リリースが少し遅れた。1年6ヶ月ぶりの3集だ。その3集、なんかグッといい。私は全面的にOKだ。
事務所的に、移籍後の事務所はいいようで、それが現われているのだろうか、音も、なんだか軽やかに明るく伝わってくる。
一方的な話しだけではいけないだが、彼女達の言によれば、かなりひどい事務所であったようである。いまの事務所は、気持ち的だけでなく、化粧とか衣装とかも自由なようで、その結果がジャケット写真なのだろうか。たしかに1集、2集と見くらべてみると、表情もかなり違う。ただ、1集、2集はそれを売りにしているのかと思っていたが。(しかし、前の事務所は化粧もさせてくれなかった、ということなんだが、なんと)
リーダーの정혜민:チョン・ヘミンは、「訴訟を経験し、失ったことも多いが、なにより大きい収獲はメンバー間の友情と信頼を見つけたこと」だと言っている。

こうした経験での気持ち、決意を、タイトル名「The Beginning」で表わし、この3集をリリースしているのだろう。「The Beginning」とは初心ということのようだ。つまり、この間の大変だった彼女たちの気持ちや、彼女たちの夢をタイトル名に表わし、また、7曲目にはアルバムタイトル名と同じ曲名の「The Beginning」が有る。この曲の作詞はGavy N.J.彼女たち3人の共作である。例によって歌詞の内容は解らないのだが、なんだかいい曲である。しかし、この曲をリードトラックとはしていない。リードトラックは1曲目の「Lie」である。で、すこし残念なのが、この彼女たちが作詞した曲を、リードトラックとすべく仕立て、「The Beginning」とすればよかったのではないかと思うことだ。その方が話題性も有ったのだが ・・・ 。いま出来上がった「Lie」と「The Beginning」を聴きくらべると、やはりリードトラックとして作られた「Lie」の方がいいと思える仕上がりになっている(残念)。

この3集、1集、2集にくらべ、軽やかになった分、重く哀切に迫って訴えてくるものは薄れた。が、1集、2集の持ち味も残しつつ、いままでの彼女たちにしては少しオシャレな、いいアルバムになっていると思う。3集では歌のうまさで迫ってくるものを感じる。声色も心なしかソフトになったように感じられる。私は1集、2集の彼女たちもいいが、今回の3集での彼女たちも好きだ。とくに、オシャレという意味では、5曲目の「Starlight」、8曲目「Payback」がなんだかいい。そして、10曲目「여우의 일기:きつねの日記」も違った意味で、いままでに無いものを感じて、いい。
ところで、9曲目の「눈불비」は日本語訳がよく解らない。とりあえず、1文字ずつ「雪火雨」とした。「目火雨」かも知れないが。歌詞を読み解けば解るかも知れないのだが ・・・ 。

話は逸れるが、リードトラック「Lie」のMVには、ビビアン・スーが出演していて、公開前から話題を呼んでいるようなので、いちおうチェックはしてみたが、役柄としてそういう演技をしているのだと思うが、いままでに出来上がっている私の彼女対するイメージとは違い過ぎ、あまり好きくない。

また、彼女たちGavy N.J.のカラフルなワンピース姿でのステージもチェックしたが、なんともカラフルで、これまた、いままでのイメージと違いすぎ、少し違和感を感じるほどだ。しかし、まあ、こちらは、本人たちも明るく、楽しそうでなりよりだ。ネットにアップされている写真全体から受ける印象も、ずいぶんカラフルに明るくなった。
ひょっとすると、次回4集はかなり違った曲想のものをリリースしてくれるかも知れない。


【 2007.01.17 / 2集 】
ちょうど1年ぶりの2集のリリースだ。今度のタイトルは、「The Very Surprise」だが、とくに驚きはしなかった。なぜなら、期待通りのアルバムになっていたからだ(笑)。
1集に比べ、ジャンルが広がり、全体として、よりミディアムテンポのR&Bな感じだ。チャン・ヒヨンの高音域を少し抑え全体的に音域を下げた印象がする。
彼女たちは、「1集が私たちを知らせるためのものなら、2集では私たちの音楽世界をお見せするために努力した」、と言っているようである。たしかにそんな感じだ。
この2集、まだTVなどの活動する前から、1集の時のように相変わらずの人気のようだ。
2集の最初の活動が、KBS2のユン・ドヒョンのラブレターの録画撮りのようだが、この映像がまだ見つからない。
(PS: この映像、いまは入手できたが、その「ユン・ドヒョンのラブレター」、終わってしまったのは残念だ)
ところで彼女たち、今でも1日8時間ぐらいの練習をするそうだ。天才的と思っても、やはりその陰で日々努力をしているのだ。


【 2006.09.13 / 1集 】
去年、デビューアルバムをリリースした時にチェックを入れて、購入予定のフォルダにいれたままにして、忘れてしまっていたアルバムだ。
いま、なぜ、そのことに気づいたかというと、8月8日にBGH4のデビューアルバムがリリースされ、そこにH7美人、そしてGavy NJが絡みで再三登場してきたからだ。(H7美人はシングルなのでコレクション対象外にした)

ところで、話しは逸れるが、そのBGH4というグループ、すごい。かなり聴かせてくれるグループだ。ただ、彼女らに関しての情報は未だにベールに隠された状態のようで所属事務所は女性4人組みのR&Bグループということだけしか発表していない。そして、このBGH4のファーストアルバム、購入しようとinnolifeさんに聞くと、なぜか実際にはまだ発売されていないとのことで購入できない、とのこと ・・・ ?
もう既に12曲中、半分の6曲はファイルとして韓国サイトの一般投稿者から入手できているので、よく解らない話しなのだが。(こういう時、韓国に音楽好きの知り合いでもいれば事情が分るのだが)

話しをGavy NJに戻す。
まず、彼女たちグループのネーミングだが、KBS World Radioによると、「Gavy」は歌妃で、「NJ」はメンバーのイニシャルから付けたそうだ。
私の解釈ではこういうことのようだ。
歌妃は韓国語で가비で、英字にすると「Gavy」。つまり、歌姫ということだろう。たしかに歌姫で、これは納得。
次に「NJ」は、노:ノ、정:チョン、장:チャンで、これを英字にすると頭文字は「NJJ」となる。これをなぜ2文字、「NJ」にしたかは解らないが、とにかく「NJ」で、これを合わせて「Gavy N.J.」ということだろう。

Gavy NJの音楽的ベースはR&Bのようだが、ポップ、バラード、ブルース、ソウル、ディスコ風などいろいろとこなして、落ち着いた大人のサウンドを聴かせてくれ、それがじつにうまい。かなりの実力のグループと見る。音域も広い、けっこう低いところから、かなりの高音域まで出す。グループならではの強みだ。そして、歌い上げるの歌唱力はすごい。
念のためTVステージの音を聴いてみたが(録音技術が実力より勝っているCDもあるので)、むしろ公開ステージ(人前)の方が、訴える迫力が加わるのか感動的にさらにいい(映像のせいもあるとは思うが)。また、3人がアイコンタクトとりながら歌う姿もなんかいい。
顔をクシャクシャにして、高音域で歌い上げるのが장희영:チャン・ヒヨンだ。彼女がメインのようで、それでグループ名も「JN」でなく、「NJ」なのかも知れない。(なぜなら、年功序列な韓国としては通常「JJN」だと思うが)
低音域担当が노시현:ノ・シヒョンか(?)、そして低音からきれいな声色の高音までの広音域を持っているのが、いちばんお姉さんの정혜민:チョン・ヘミンのようだ。
いやぁ、しかし最高。




Shyne ( シャイン )

2006-07-26 | R&B


掲載が遅くなったが実力が有り、サウンドも好きなグループだ。
二卵性双生児姉妹、ソニーとバニーのR&B ヒップホップグループ。
パワフルな歌唱力とラップ、そして作詞、作曲の実力まで持っている。
(1集のダブリを除いた12曲中、彼女らが関わっていない曲が4曲、作詞と作曲の両方彼女らの曲が二人それぞれ1曲づつ2曲だ)
このデビューアルバムは、HipHopとR&Bを基本にして多彩なジャンルで構成されている。
19歳の時のリリースだ、この歳で感情表現も含めて、これだけの実力というのはすごい。
1曲目「Too Late」は、R&Bダンス曲(?)で、新人とは思えないうまさで、MVを観るとほんとうに踊っている。
4曲目(13曲目)の「S.O.S」は、バニーが14歳の時に作った最初の作品(作詞作曲)だそうで、なんと中学2年生の時の作品だ。
彼女らはゴスペル作曲家兼プロデューサーの父親の影響で、5歳の時から楽器と歌を学び、しっかりとした基礎ができたようだ。
また、ヒューストンで生まれてLAで学生時代を過ごしたようで、その間にアメリカのミュージシャンに引けを取らない音楽的能力と歌唱力を習得したようである。
(早い話がアメリカのミュージシャンとして育ったというわけかな)
彼女ら、歌はもちろん、ドラム、ベース、ピアノ、ギター、チェロなど、多様な楽器演奏ができて、アメリカでもアルバム制作会社から何度もスカウトされてきたそうで、さらに、ソニーはラップもできる。
(ここまで聞いただけでも、彼女たちが、ただ者では無いことが分かる)
中学の時から韓国歌謡が好きになったようで、歌手になることが夢だった彼女らは故国で音楽生活がしたいと思うようになり、アメリカでの大学進学をあきらめてソウルへ帰って来たようだ。
そして、多くのアルバム制作会社のオファーの中、自分たちの条件を受け入れてくれた、ピンクル所属のDSPエンターテイメントと契約している。
(もっとも、ピンクルのDSPエンターテイメントといっても、今はイ・ヒョリとオク・チュヒョンしかいないはずだが)
このデビューアルバムは、ヒップホッププロデューサーとして有名な정연준(チョン・ヨンジュン)という人がプロデュース、LAで録音とミキシングを行っている。
(たしかに、いい音に仕上がっている)
デビューの衣装担当は、なんとイ・ヒョリだそうで、彼女らの先輩イ・ヒョリは、自らスタイリストを買って出たそうな。(今もやっているのだろうか?)
彼女らは英語、韓国語、そして日本語まで話せるようで、日本への進出も予定されていたようだが、現在ネットを見る限り、日本のサイトには「Shyne シャイン」の文字は見当たらない。
セブン、ビックママのYGファミリーを率いるヤン・ヒョンソクは、彼女らのルックスや歌唱力をみて、日本で成功できる可能性が高いと判断して、DSPエンターテイメントに対して、日本進出に関して最大限の協力することを約束したらしい。
(ヤン・ヒョンソクが導くYGファミリーは、所属歌手であるセブンとビックママの日本でのショーケースを成功させている)
また、YGファミリーは、日本屈指のアルバム複合企業グループ(どこだろう?)とも提携関係にもあるようだ。(下記innolife.net参照)
彼女たち、ルックスの方も、一卵性の双子のようによく似ていて、そして、とても可愛くて魅力的だ。
二人、喧嘩ぐらいはするだろうが、姉妹だから解散の可能性は低いだろうから、十何集までリリースを期待したい、楽しみなグループだ。
しかし、2集のリリースが遅いし、本国のネット上もTV映像などの掲載も少ない。
実力が有り、曲も大衆性が有ると思えるし、もっとヒットしてもいいのだが。
少し気になる。




샤인
Shyne
シャイン

■Member (二卵性双生児姉妹)
Sunny 서니 ソニー 1985年1月12日生れ (21歳)
Bonnie 바니 バニー 1985年1月12日生れ (21歳)

■ Genre
R&B

■ Profile
innolife.net

■ Album
1集 2004年1月 (19歳)

■ myCollection
1集

■ cdComment
2集、3集 ・・・ と、どんどん出して欲しいが

■ Audition
Bugs
Mnet

■ ReleasedCD
Sound Space
innolife

■ Official/PrivateSite
Shyne*




◆ 1集 ◆



01. Too Late
02. 가끔은 이렇게:たまにはこんなに
03. 기대:期待
04. S.O.S [Eng Ver]
05. Can‘t Live Without You
06. 사랑해:愛してる
07. Escape
08. 가버려:行ってしまえ
09. Come To My World
10. Speed
11. Diggy Diggy
12. Too Late [Original]
13. S.O.S [Kor Ver]
14. Fighting

Brown Eyed Girls ( ブラウン・アイド・ガールズ )

2006-07-19 | R&B



브라운아이드걸스
Brown Eyed Girls
ブラウン・アイド・ガールズ
Nega Network

〈 Member 〉
  제아 Jea チェア (김효진:キム・ヒョジン) 1981年9月18日生れ [リーダー] (2011.09.09:1983年を訂正)
  나르샤 Narsha ナルシャ (박효진:パク・ヒョジン) 1981年12月28日生れ (2009.10.11:1983年を訂正)
  미료 Miryo ミリョ (조미혜:チョ・ミヒェ) 1981年11月2日生れ [ラップ] (2011.09.09:1983年を訂正)
  가인 Gain カイン (손가인:ソン・カイン) 1987年9月20日生れ


        Miryo              Jea                Gain            Narsha


〈 Music Video 〉
       YouTube Channel Brown Eyed Girls

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2013.01.04 チェア(JeA)が初ソロアルバムをリリース
       2012.07.17 Brown Eyed Girls、チェアプロデュースでカムバック - ハングルひとり言(TheStar)
       2012.07.15 チェア(Brown Eyed Girls)、ティーザー写真公開 - ハングルひとり言(TheStar)
       2012.07.13 Brown Eyed Girls、ティーザー映像公開 - ハングルひとり言(TheStar)
       2012.07.12 ナルシャ、ティーザー写真公開 - ハングルひとり言(TheStar)
       2012.07.10 Brown Eyed Girls、「The Original」でカムバック - ハングルひとり言(TheStar)
       2012.02.01 ミリョ(Brown Eyed Girls)が「MIRYO aka JOHONEY」をリリース
       2011.09.23 Brown Eyed Girls、4集「SIXTH SENSE」をリリース
       2011.09.16 Brown Eyed Girls、「Hot Shot」を先行公開
       2011.09.07 Brown Eyed Girls、30日に「4集」でカムバック確定(先行公開16日)
       2009.11.07 Brown Eyed Girls 「Sign」、なんだかなぁ ・ ・ ・
       2009.09.23 なんと、カインもう退院?? 大丈夫かぁ!
       2009.08.18 Brown Eyed Girls、ミューティズン・ソング獲得!
       2009.07.28 Brown Eyed Girls、なんかすごい!
       2009.07.12 Brown Eyed Girls 3集「Sound G.」、21日リリース
       2009.07.11 Brown Eyed Girls 「Candy Man」 !


      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      R&B

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       facebook
       twitter
       FanCafe



《 Album 》
        5集 「Black Box」 2013年7月
        4集 「SIXTH SENSE」 2011年9月
        3集 「Sound-G」 2009年7月
        Mini 「My Style」 2008年9月
        2集 「떠나라 미스김:行きなさいミス・キム」 2007年9月
        1集 「Your Story」 2006年3月

《 myCollection 》
      正規版: 1集 / 2集 / 3集 / 4集 / 5集
      Mini: My Style
      Single: With L.O.V.E.




【 2013.09.09 / 5集 】
4集「SIXTH SENSE」から1年10ヶ月ぶりの、5集「Black Box」だ。
Brown Eyed Girlsをプロデュースした윤일상:ユン・イルサンによるプロデュースで、全9曲のリリースである。
リードトラックは3曲目の「Kill Bill」だ。

Track List
  01. 「After Club」
     lyrics: 김이나 & 미료  composed: DANCIS & 제아(of CANDY SOUND)  arranged: DANCIS
  02. 「날아갈래:飛んで行くわ」
     lyrics: 김이나 & 미료  composed: CANDY SOUND  arranged: 이규현
  03. 「Kill Bill」
     lyrics: 김이나 & 미료  composed: CANDY SOUND  arranged: CANDY SOUND
  04. 「Boy」
     lyrics: 미료  composed: HARANHN  arranged: HARANHN
  05. 「Satisfaction」
     lyrics: 미료  composed: DANCIS  arranged: DANCIS
  06. 「Mystery Survivor」
     lyrics: 김이나 & 미료  composed: east4a  arranged: east4a
  07. 「거짓말이야:嘘よ」
     lyrics: A-TEAM & 미료  composed: A-TEAM  arranged: A-TEAM
  08. 「레시피:レシピ」
     lyrics: PRIMARY & 최자 & 미료  composed: PRIMARY  arranged: PRIMARY
  09. 「Good Fellas」
     lyrics: 김이나 & 미료d  composed: 윤일상  arranged: 윤일상

     NameList
       김이나:キム・イナ / 미료:ミリョ / 제아:チェア / 이규현:イ・ギュヒョン / 최자:チェジャ
       윤일상:ユン・イルサン

アルバムとしての統一感があるというか、曲想が同じように感じる曲が多いというか、リズムの刻み方も似て、ある意味単調に聞えるアルバムな印象を持つ。

김이나:キム・イナの作詞が9曲中5曲を占める。

作曲者の名前の多くが、馴染みが薄いのだが、調べてみると、DANCIS、HARANHNは、Nega Network所属の作曲家だ。
HARANHNは、韓日で活動しているようで、EvoLのデビューアルバム「폭파해줘:爆破して」に名前がある。
また、(未確認だが)堂本光一、SDN48の曲も書いているようだ。

また、CANDY SOUNDとは、チェアと作曲家이규현:イ・ギュヒョンの作曲家チームである。
イ・ギュヒョンは、チェアのソロアルバム「Just JeA」にも登場する。
チェアの名前を、わざわざ제아(of CANDY SOUND)と表記するのは、作曲家チェアを強調したものだろう。
(因みに、제아 of CANDY SOUNDは、Aileeのミニアルバム「A's Doll House」にも曲を提供している)

east4aは、Brown Eyed Girls関連をはじめ、多くの曲を提供している。

PRIMARYは、国内トップのヒップホッププロデューサーだそうだ。
(たしかに、リリース済のジャケット写真の多くは、なんだかそんな風に感じさせる)

で、ユン・イルサンの曲も含めると、9曲中6曲の作曲は家内工業的作品となっているアルバムである。
そして、さすがBrown Eyed Girlsと感じさせるアルバムとなっている。
にしても、このアルバム、ちょっと不思議な世界を感じさせるアルバムではある。


【 2011.10.13 / 4集 】
Brown Eyed Girls、3集「Sound-G」からは2年2ヶ月ぶりの正規4集「Sixth Sense」のリリースである。

ジャケット仕様は、折り込み式ボックスのちょっと変わった横長仕様となっていて、中にはCDと歌詞カード(写真集冊子)が、3集同様別冊で収められていて扱いにはありがたい。
写真集(歌詞カード)は50ページに渡り、彼女たち一人ひとりの写真が載せられており、4人でのカットは1カットだけである。それら写真はなかなかのものだが、私の趣味ではない。(カメラは김영준:キム・ヨンジュン)

プロデュースは変わらず조영철:チョ・ヨンチョルで、Co-Producerとして이민수:イ・ミンス、김이나:キム・イナの名が書かれているのは3集に同じだが、各スタッフの名前のほとんどが3集とは異なる。

4集の作詞・作曲・編曲陣は、3集で見られた作者名がほとんどだが、今回の作詞のほとんどはキム・イナとなっており、また、3集同様チェアの作詞作曲が1曲収録されている。
そして、もちろん全曲ラップメイキングはミリョだ。

Track List
  01. 「Swing It Shorty」 Intro
     composed: 전자맨 & 이민수  arranged: 전자맨
  02. 「Sixth Sense」
     lyrics: 김이나  composed: 이민수  arranged: 이민수
  03. 「Hot Shot」
     lyrics: 김이나  composed: east4A & 이민수  arranged: east4A & 이민수
  04. 「La Boheme」
     lyrics: D'DAY  composed: 윤일상  arranged: 윤일상
  05. 「불편한 진실:不都合な真実」
     lyrics: 제아 & 김이나  composed: 제아 & KZ  arranged: KZ
  06. 「Lovemotion」
     lyrics: 김이나  composed: east4A  arranged: east4A
  07. 「Countdown」 Interlude
     lyrics: D'DAY & 김이나  composed: KZ  arranged: KZ
  08. 「Vendetta」
     lyrics: 김이나  composed: KZ  arranged: KZ
  09. 「Sixth Sense」 Inst.

     NameList
       전자맨:チョン・ジャメン / 이민수:イ・ミンス / 김이나:キム・イナ / 윤일상:ユン・イルサン
       제아:チェア

2曲目「Sixth Sense」、この曲、既にネットを通じて何度も聴いている曲だが、いまあらためてCDでじっくり聴くと、イ・ミンスの作曲、編曲もさることながら、この曲の出来は明らかにBrown Eyed Girlsの歌唱「力」によるもだと確信する。さすがだ。素晴らしい。(ただそれだけに、エンドの部分の編曲に、少し不満が残る)
3曲目「Hot Shot」は、east4Aとイ・ミンスが作り出す独特のサウンドが響く面白いいい曲である。好きだ。もちろん Brown Eyed Girlsの歌に何の不満も無い。
5曲目の「불편한 진실:不都合な真実」は、チェアが作詞・作曲した曲で(共作)、なんでもジプシー音楽をベースにした「ビンテージサウンドのバラード」(?)ということのようなんだが、なんかいい。悪くない。好きだ。
イントロである「Swing It Shorty」と、インタリュードの「Countdown」の2曲は、このアルバムの全体的なコンセプトである「Show」のイメージを独特のサウンドと和音を通じて表現しているということのようなのだが、私にはいまひとつピンとはこない。
最後の曲「Vendetta」は、キム・イナとKZが、映画「V for Vendetta」でインスピレーションを得て作られた曲だそうなのだが、知らないだけに何とも言えないが、聴いたようなメロディで始まる面白い曲だ。
(※「V for Vendetta」は、2005年に制作されたアメリカ・イギリス・ドイツ合作映画のようで、同名の原作が有る)

Brown Eyed Girlsの4集「Sixth Sense」、アルバムとして整列、統一感に少し、居心地の悪さを感じるのであるが、一曲一曲の素晴らしさ、そしてなにより彼女たちBrown Eyed Girlsのサウンドとしては最高のアルバムである。


【 2009.07.27 / 3集 】
3集活動を前にしてナルシャがティーザー映像撮影中、1本綱のブランコで墜落し足に負傷したということで少し心配したが、どうやら大きな怪我ではなかったようだ(その後の情報は入って来ていない)。
ただ、この時の(ナルシャが落ちた後の)、ブランコだけが虚空を行き来する映像がかなり良く、この映像をティーザーの末尾に挿入してティーザーを完成させた、とinnolifeさんの記事が伝えてきたが(7/4)、どの映像だろう、無いように思うが?

詳しい情報でないのでよく分からないのだが、11日のプレビュー公開曲「Candy Man」が、Bugsのリアルタイムチャート1位を記録し2NE1とビッグバンを抜いたそうで、また、soribadaが2位、dosirakの今日の人気チャートが3位、Mnetの日刊チャートが3位など、なかなかいい数字を出したようである。
くらべたくはないが、4minute、2NE1、少女時代に遅れて合流したBrown Eyed Girlsとしてはなかなかの疾走ぶりだと思う。

〈 PS 〉
「Abracadabra」は、7月29日から30日の間、音楽配信チャートのcyworld(リアルタイムチャート)、dosirak(きょうの人気チャート)、Mnet(デイリーチャート)、soribada(きょうの人気チャート)で2NE1、MCモンを抑えて1位を獲得。3集「Sound-G」を7月21日リリースして約一週間で成し遂げたとして注目。

ミュージックビデオにはいろんな意味でちょっとドキッとさせられた。とくに、ビックリしたのは、やはり話題となったカインとナルシャがキスをしようと近寄る場面だ。これって、映像の流れからすると、キスというよりキャンディーの口移しってことだろうか?
また、7月25日のinnolifeさんの記事に、このMVのファン・ス監督のコメントが載せられているのだが、訳が悪いのかも知れないが、なんかよく解らない。
20090725 ブラウンアイドガールスミュージックビデオ監督「扇情的 挑発的あるいは致命的」

TVのステージはSBSの「人気歌謡」で観たが、まず、オッと思ったのが全員がかなり露出度の高い衣装だ。いやぁ、1集の頃を思い出すと考えられない(笑)。これが「Candy Man」で、私としては初めて観た。
続いて「Abracadabra」だが、これは既に部分的には見ていたが、それでもこの踊りでのセクシーさ(というかエロチックと言うべきか)への変身には驚かされる。

今回のいちばんの驚きはミリョだろう。TVのステージでの見た目の変身度もかなりのものだが(ちょっと見ると別人のよう)、CDのクレジット的にも名を載せフィーチャリングされている。

3集「Sound-G」、なかなかいいサウンドで、最近のBrown Eyed Girlsとは違う音を聴かせてくれる。
最初の曲「Glam Girl」の音が流れた時、けっこうドキドキして聴き始めた。
「Abracadabra」は既にネット上で聴いていたが、やはりCDで聴くとSoundがGreatだ(笑)。
「중독:中毒」が大衆的な曲でなんかいい。好きだ。
「Candy Man」、1集の頃を思い出させるBrown Eyed Girlsのいい部分が出ていると思う。うまい。いい曲だ。最高!
「Moody Night」、いままでのイメージとは違うBrown Eyed Girlsだ。なかなかいい。作曲、編曲がeast4Aで、作詞はミリョである。
「이상한 일:変なこと」、この曲もいままでBrown Eyed Girlsのイメージとは違う曲で、たしかに変な曲だ(笑)。
「못 가:行けない」、このスローの曲も今までに聴いたスローとは違う感じだ。
「여자가 있어도:女がいても」、「잘할게요:うまくやります」にパワフルで重みのあるボーカルを感じる。
そして、全曲ラップメイキングはすべてミリョだ。

このアルバム、もちろん1集とは違うのだが、すこし昔に帰った感じがして嬉しい。また、大衆性もありながら、音楽性がアップしてる。音質も個性的で、アルバム全体に低音部が特徴あるパワーを感じる。ただ、その関係か曲によっては私のスピーカーでは少し割れたように聞こえる部分もある。

今回の3集、CDが1枚おまけになっている。今までのヒット曲の新解釈による収録アルバムだ。しかし、新解釈というより、その域を超えていて、非常に実験的、冒険的な新しい曲に仕上げられていて、各曲名には「translates」の文字が付加されている。概念的には、なにかJazzのアドリブに近いものも感じる。
このおまけCD、Brown Eyed Girlsの歌唱力とは関係なく、Brown Eyed Girlsの曲というよりBrown Eyed Girlsを素材の一つとした編曲者のコンピュータ作品なアルバムだ。
で、とくにこれはいいと感じた曲は無し(笑)。


【 2008.09.30 / My Style 】
9月20日リリースのミニアルバム「My Style」だ。

1曲目「You」、彼女たちのハーモニーがなんともいい。心くすぐる曲だ。
2曲目が「어쩌다:どうする」で、「You」とともに、リードトラックになっているようだ。
3曲目「겨우:やっと」がいい。私が求めるBrown Eyed Girlsがここにはあるような。
そして、ラスト4曲目が「다시는 사랑 안 할래:二度と愛さない」だが、この曲の作曲、編曲はWantedの김재석:キム・ジェソクのようだ。また、今回リリースの4曲すべて曲のRap Makingはミリョである。

2曲目の「어쩌다:どうする」、最高にいいのだが、私が想うBrown Eyed Girlsとしては、3曲目「겨우:やっと」の方が好きだ。私は、彼女たちのDance曲もいいのだが、1集のようなR&Bな味付けのBrown Eyed Girlsの曲が好きだ。Danceはアイドルグループに任せて、実力有る彼女らとしては一味違うものを、なんて思うのだが。まぁ、なかなか、そうもいかないか。

ところで、6番目のトラックは「다시는 사랑 안 할래:二度と愛さない」のInstrumentalなのだが、このトラック、8分7秒も有る。どういうことだろうと聴いてみると、なんと後半部にもう1曲収録されていた。これは間違いなのか、意図したものなのか? ジャケットの記載は3分49秒と書かれているところを見ると、やはり何かの手違いか?
(返事が返ってくるかどうかはわからないが、Nega Networkに手紙で聞いてみてはいる)

〈 PS 10.10 〉
返信の手紙によると、この曲が、まだ発表になっていないが、いま活動準備中の「My Style」という曲だそうである。新手の販売戦略か?
この曲、曲自体はいい曲で好きだが、「LOVE」を聴いた後ではインパクトが小さいか。

ジャケット写真のコンセプトがアンティークがのようだ。なんだか時を同じくして、Wonder Girlsも復古調できている。ネットの記事よると、どうやら、なんだか流行りのようでもある。

ところで脈絡は外れるが、期待の메이다니:メイダニ(Maydoni)、Nega Networkの所属だが、履歴を見るとJYPとYGの経歴を持つ、Brown Eyed Girlsも甲エンターテイメントの履歴が有る。もちろん人脈も有るのだろうが、これって興味深い。


【 2007.10.24 / 2集 】
出ました2集、待ってました。デビューアルバムからちょうど1年半ぶりのリリースになる。2集もますますいい。

しかし、そう言う割にはここへの掲載はずいぶんと遅くなってしまった。じつは、注文は9月6日に予約で注文していたのだが、このところ会社と家庭ともに落ち着かず、なにかと時間を取られCDを聴く時間が無かった。(先週、ソウルへ遊びに行っていたので、その準備とかに時間を取られたことも重なるのだが)
じつはいま、目の前には購入はしたが、聴いていないCDが、まだ13枚ほど封を切られるのを待っている状態になっている。(この中にはソウルで買ってきた4枚も含まれている)

話しはBrown Eyed Girlsの2集に戻すが、彼女たち、この2集でも期待通りのサウンドをリリースしてくれている。1集にくらべると、少し大人になった音を聴かせてくれる。3曲目「술래:鬼」が、他の曲にくらべ、なにか曲想が違っていて、私はけっこう好きだ。いい。(술래の鬼は、かくれんぼの時の鬼、という意味のようだ) 9曲目の「Triangle」も、少し大人っぽく、軽く流す感じに歌い上げ、なかなかいい。少し驚いたのが、ソロの曲が1曲だけ収録されており、いちばん年下の가인:カインが歌っている。2曲目「내가 웃고 있어요:私が笑っています」がそうだ。彼女たちのそれぞれの実力は、未だあまりよくは分かっていないのだが、ソロを歌わせてもらえるということは、やはり実力が有ると考えていいのだろうか。たしかに、いちばんハイトーンで表現力の深さは有るように思う。

ところで、このCDケースが、また、あまり好きくない仕様になっていて、少し横長の、固めのスポンジにディスクのセンター穴で納めるタイプで、ジャケット全体は透明の青色のプラスティックケースで収める、というものになっている。私としてはごく普通の一般な正方形に近いプラスティックのCDケースが、いちばんいいのだが ・・・ 。まあ、それは大した話ではないが、それより、彼女たち4人の写真がずいぶんきれいに撮られている。私のイメージからすると、必要以上に美しい(笑)。まあ、若い女の子たちだから、彼女たちもきれいな方がいいに決まっているのだろうが。いやぁ、デビュー当時のネットで見る映像とくらべると、ずいぶんきれいになった。そして、なんか可愛くなってしまって、彼女たちに求めるものが少し違ってきたりして(笑)。
そして、歌の実力の方も、きれいになった分(?)、1集にくらべ確実に巧くなり、より深みを感じさせる。
Brown Eyed Girls 2集、いいアルバムに仕上がっている。


【 2006.07.19 / 1集 】
いい、かなり最高だ。アルバム制作に時間をかけただけのことはあり、アルバムの完成度は非常に高い。このサウンド、聴くほどに好きになる。彼女ら、若さを考えると将来が楽しみなグループである。メンバーはヴォーカルが3人にラッパーが1人という構成だ。

ブラウンアイズ、ブラウンアイドソウル、そしてブラウンアイドガールスと「Brown eye」シリーズのようで、「甲エンターテイメント」と国内最高の作曲作詞家集団であり同時にアルバム企画社であるという「Nega Network」とが国内最高の女性グループを目指してつくりだしたということだ。
アーティスト発掘からトレーニング、アルバム作業完了までに3年の歳月をかけ、「ブラウンアイズ」の血を引き継ぐ3番目プロジェクトとして、1年6ヶ月もの時間をアルバム制作に費やしたようである。そして、その1年6ヶ月間は、ピ、SGワナビ、オク・チュヒョンなどを担当した国内最高の講師逹からのトレーニングを受けてきたということである。

彼女らの音楽は、R&Bにヒップホップを加味した新しいジャンルである「ハイブリッドソウル (Hybrid Soul)」ということのようで、R&Bとヒップホップビートが交じり合い、既存の静寂なR&Bとは差別化がなされている、とのことだ。
この1集の録音チューニング、一般的なCDとは少し違うような気がする。高音部を強調したというか、少し乾いた感じの音だ。軽さも感じる。自分の好みからすると、もう少し重たい音の方が好きかも知れない。しかし、かなり音作りに手間をかけた、いいサウンドになっていると思う。

ところで、CDジャケットには彼女たちの写真は一切無い。だいたい「Brown eye」シリーズはTVにも出演しないなど、あまり顔を出さない神秘主義戦略のようで、彼女らの場合もネット上でゲットできる映像は、現在のところTVステージが2つとTVインタービューにMVの4種類のようだ。たまたま、ほぼ同じ時期に1集をリリースしたSeeYaとはえらい違いだ。もっとも、Brown Eyed Girlsのインタビュー記事を読んでみると、これからはどんどん顔を出していく、とのことのようだが。
ところで、このCDジャケットの絵がとても素敵だ。이서미(イ・ソンミ)という人が描いているようだが、なかなかいい。好きだ。




Lisa ( リサ )

2006-06-21 | R&B



리사
Lisa
リサ
정희선:ソン・ヒソン
1980年2月25日生れ
Jellyfish

〈 myPV 〉  ※ 右クリック
   그려 봅니다. (3集)
   그려 봅니다. [MV] (3集)
   인연 (2集)
   인연 [MV] (2集)
   작은 천국 (2集)
   헤어져야 사랑을 알죠 (2集)
   헤어져야 사랑을 알죠 (2集)
   Tonight [MV] (1集)
   다 괜찮아요 (1集)
   사랑하긴 했었나요 (1集)
   사랑하긴 했었나요 [MV] (1集)







《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs(New)
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   KBS World

《 Official / Private Site 》
   DaumCafe
   miniHP



 作品 「Future」


《 Album 》
   3集 「Fetherlight」 2007年11月
   2集 「Mind Blowin'」 2006年5月
   1集 「Finally」 2003年11月 (22歳)

《 myCollection 》
  1集 / 2集 / 3集




【 2009.12.05 / News 】
2年も前ものニュースだが(汗)、弘益大西洋美術専攻出身のLisaが、ソウル総合芸術学校実用音楽芸術学部のボーカル専攻の教授となっていた。
(※ ソウル総合芸術学校は4年制4学部と2年制3学部を置く実用芸術大学のようだ)
多才の彼女は教授にもなったようである。

   '미대 출신' 리사, 보컬 교수님 됐다
   가수 리사, 무료 보컬 특강 실시


【 2007.12.11 / 3集 】
3集、音楽的にかなりハイレベルなアルバムの感じである。
CDジャケットの画も、なんだか芸術性が高そう(絵はよくわからないのだが)。そして、そうだろうと思ったが、やはりこの画は彼女の作品のようだ。
このジャケットの画は壁画だ。壁の4m×5mくらいのスペースに描かれている。ジャケットのインナーの写真には、彼女が脚立に載って絵を描く制作過程の写真も載せられている。2集のCDジャケットでのバックの絵も、3集のようには表立って表現はしていないが、彼女の作品である。

音の方は、すこしR&Bのサウンドから離れ、バラードなアルバムの感がある。1集、2集の方が好きかも知れない。(そもそも、韓国歌謡界全体がバラード化している感があるが)
シンガーソングライタとしての作詞作曲は、13曲中、作詞が4曲、作詞作曲も4曲である。また、プロ級のピアノ奏者として、5曲目の「My Melody」のピアノは彼女が弾いている。そして、多才な彼女は10曲目の「First Time」のギターのアレンジにも関わっているようだ。
因みに、1集の作詞作曲は、実質12曲中、作詞が4曲、作詞作曲が1曲である。
また、2集は、14曲中、作詞が5曲(内1曲が共作)、作詞作曲が3曲(内1曲の作曲が共作)で、8曲目の「Flower」のギター演奏も彼女である。(たしかに、多才!)


【 2006.06.21 / 1集・2集 】
Lisa、なかなか聴かせてくれる。うまい。最高。
この人も子供の頃をスウェーデンですごした帰国子女のようで、スウェーデン語、ドイツ語、ポーランド語、そして英語と4カ国語が話せるそうだ。

なんだかよくは分らない話だが、innolifeさんによると、世界青少年音楽祭Honor Choirで優勝し、ポーランドのミュージカル「Girlfriend」で主演をやったそうだ。

弘益大学の絵画科を卒業した(あるいは、在籍している)ようで、美術の才能にも恵まれ、またプロ級のピアノ、クラリネット演奏ができるマルチアーティストで、さらにはシンガーソングライタでもある。(なんかすごい人のようだ)テレビなどで歌っている姿は、ジャケットのイメージとはずんぶん違う感じだ。(もっとも、これはみんなそうなんだが)

この人の歌は、聴き込むほどに良くなっていく。初めて聴いた時は、そんなに強く感じるものが無く、軽く歌っているように受けとってしまったのだが、数を重ねて聴いていくうちに、だんだんと、この人の歌の良さが分かってきた。向かい合って聴くと、心にやさしく、じんわりと沁みこんでくる。いい。




A*sia ( エイ・シア )

2006-06-07 | R&B


う~ン、ちょっとデビューが早かったかな、というのがCDを聴いてみての感想だが、3年の準備を経てのことのようなので、早いというのは ・・・ 。
(要するに、自分には何かものたりないのだろう)
国内外の有名ミュージシャンが大挙参加した音楽性と大衆性を同時に満足させてくれる2006年注目されるアルバムというのがうたい文句だが。
たしかに、間違いなく、うまいのだが、何か違う感じがする。
(きれいに、じょうずに収まっているが、面白みがいまひとつ ・・・ )
はやい話しが、ただ単に好みの問題かも知れないのだが。
2集を聴いてみると答えが出るかも知れない。




에이시아
A*sia
エイシア

■ Member
수엔(スエン) 1982年生れ(24歳) [メインボーカル]
시온(シオン) 1983年生れ(23歳) [ボーカル]
아카(アカ) 1984年生れ(22歳) [ラップ]
주영(チュヨン) 1985年生れ(21歳) [ボーカル]

■ Genre
R&B

■ Profile
適当なのが見あたらない

■ Album
1集(Baby Cat) 2006年5月 (スエン24歳)

■ myCollection
1集

■ cdComment
2集がたのしみ

■ Audition
Bugs
Mnet

■ ReleasedCD
Sound Space
innolife

■ Official/PrivateSite
無いようだ




◆ 1集 ◆



01. Follow A.sia... [Feat. MBP]
02. My Love [Feat. MBP]
03. Can U ...?
04. 모르겠어:分からない [Feat. 최현준 in V.O.S]
05. Kiss & Say Goodbye [Feat. Master Chang]
06. Guess Who ? [Feat. 예지]
07. Baby Cat
08. 거짓말...:嘘... (Little Lies...)
09. 모르겠어:分からない Part2 [Suen solo]
10. After Club
11. Don't Let Me Down
12. 오늘 하루만...:今日一日だけ... written on my body [Sion Solo]
13. Only Tonight [Feat. David]
14. 세상의 중심에서 너를...:世界の中心で君を...


Oak JooHyun ( オク・チュヒョン )

2006-02-21 | R&B



옥주현
Oak JooHyun
オク・チュヒョン
1980年3月20日生れ
THEATRO(떼아뜨로)


〈 Music Video 〉
       YouTube LOEN MUSIC Official Channel (옥주현)


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      Musical Actor (R&B / Pop)

《 Release Information 》
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《 Profile 》
       Nate
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       Naver

《 Official / Private Site 》
       THEATRO
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       FanCafe (레베카:レベッカ)




《 Album 》
        MiniAlbum 「Reflection」 2013年3月
        3集 (Remind) 2008年6月
        2集( L' Ordeur Original) 2004年11月
        1集 (Nan) 2003年6月

《 myCollection 》
      1集 / 2集 / 3集
      Reflection




【 2013.04.18 / Reflection 】
オク・チュヒョン、アルバムリリースとしては、3集から4年9ヶ月ぶりとなるミニアルバム「Reflection」である。
(なお今回、英字名が「Ock JooHyun」から「Oak JooHyun」に戻っている)

アルバムタイトルの「Reflection」には、「反射、鏡に映った象、熟慮して得た考え」などの意味があるようだが、このアルバムに付けた本当の意図はよく解らないが、なんとなく分かるような気もする。

ジャケットのインナーには彼女の写真などは一切無い(花と海の絵だけである)。

プロデュースは、LOEN所属の조영철:チョ・ヨンチョルとなっている。

収録曲は全4曲(6トラック)で、4曲目の「지혈:止血」は1月17日にデジタルでリリースされており、少し間が開き過ぎてはいるが、先行公開と考えてもいいのかも(?)。

今回新曲である3曲の作詞はすべて김이나:キム・イナである。

リードトラックは2曲目の「그림자 놀이:影遊び」だ。

Track List
  01. 「아빠 베개:父の枕」
     lyrics: 김이나  composed: 정석원  arranged: 정석원
  02. 「그림자 놀이:影遊び」
     lyrics: 김이나  composed: 정석원  arranged: 정석원
  03. 「집:家」
     lyrics: 김이나  composed: 신재홍  arranged: 신재홍
  04. 「지혈:止血」
     lyrics: D'Day & KZ  composed: KZ & 곰돌군  arranged: KZ & 곰돌군
  05. 「아빠 베개:父の枕」 Inst.
  06. 「그림자 놀이:影遊び」 Inst.

     NameList
       김이나:キム・イナ / 정석원:チョン・ソグォン / 신재홍:シン・ジェホン / 곰돌군:コム・ドルグン

1曲目の「아빠 베개:父の枕」、2曲目の「그림자 놀이:影遊び」の作曲・編曲者である정석원:チョン・ソグォンはDavichiが最近リリースした2集にも登場する。
「아빠 베개:父の枕」は、もう会うことはできない父親への懐かしさ描いているようだ。
「그림자 놀이:影遊び」は、けっこうクラシックなピアノをバックにした3拍子の、聴いていると映像が目に浮かびそうな曲で、いまのオク・チュヒョンをよく表していると感じさせる。
どこかで聞いたような記憶が思い起こされるが、いい曲で好きな曲だ。
(この曲のインストルメンタルはピアノ曲として聴けないこともないほどの、なかなかのバックサウンドだ)

「집:家」は、自身の自我を「家」に比喩した歌詞の内容のようだ。

1月17日に先行的にデジタルリリースされた「지혈:止血」だが、なんとも不思議なタイトルが付いている。
そのタイトル名の「지혈:止血」の意味は、文字通りに「出血を止める」である。
この曲は、オク・チュヒョンがミュージカルという新しい世界に進出して、トップの座を占めるまで、彼女の選択を尊重して変わらぬ応援と愛を送ったファンたちへの感謝の気持ちを込めた、贈り物のような曲なのだそうだ。
つまり、ファンとの別れの痛みに耐える心を、血を止める行為に比喩して、「止血」と表現しているようである(?)。
なお、この曲の後半部にはアドリブの部分があるそうなのだが、私にはどのフレーズなのか分からない。
作詞・作曲・編曲のKZは(いずれも共作)、LOEN所属のプロデューサーで、Fiestar、SunnyHillのアルバムなどにも登場する。

オク・チュヒョンのミニアルバム「Reflection」は、まさしくミュージカル俳優オク・チュヒョンとしてのミニアルバムの印象を強く持つ曲でできたアルバムだ。
とくに、リードトラックの「그림자 놀이:影遊び」は、いまのオク・チュヒョンを表すのには最適の曲かも知れない。
そして、いまのオク・チュヒョンのバックグラウンドには、昔とはまったく異なる奥行きの深さを感じさせる。


【 2008.07.16 / 3集 】
予定の2006年10月から1年8か月遅れてのリリースだ。2集からは、3年7か月ぶりの3集となる。
完成度はかなり高い。1曲目の「Honey」のエレクトリックピアノの音を聴いた時点で、録音の方もいいだろうと予想できた。この「Honey」がリードトラック。
アルバムタイトル名「Remind」は、ふたたび気づくという意味だが、このタイトル名を付けたことに何か深い意味が有りそうで気になる。少し記事を探してみたが見つけ出せなかった。
リリースが遅くなったのは、ミュージカル「アイーダ」の後、予定はしていたようようだが、ちょっと機会を逸してしまい、そのままミュージカル「シカゴ」に入ってしまったようだ。しかし、この時期、友達と多くの展示会を見て、旅行へもたくさん行って、山登りもして、ゆっくり過ごしたようだ。

ネット上の記事は、ミュージカル「シカゴ」に関する記事であふれている。第2回「ザ・ミュージカル・アワード」では「シカゴ」で主演女優賞を受賞している。

このアルバム、ジャンルをR&BからPopに変えた方が良さそうだし、いま時の曲、編曲を感じさせるものもある。(2曲目「거짓말이야 :うそよ」がそうだ)。この数年の彼女のミュージカルなどで培われた実力、魅力をうまく引き出せている作品と言っていいと思う、おそらく、きっと(彼女のミュージカルなどを観たとがあるわけでは無いので勝手な想像ではあるのだが)。

なんにしても、彼女のしっとりとした「歌」のうまさに引き込まれる思いのアルバムだ。この3集、私のパソコン用のスピーカーではなく、本来のオーディオ用のスピーカーで聴いた方が良さそうである。

1集、2集では参加してます、って感じで書かれていたプロデューサーの옥주현:オク・チュヒョンの名だが、3集のクレジットには単独で彼女の名が載っている。
しかし、忙しかったのだろう、今回の3集の作詞、作曲には彼女の名は無い。
PVの映像もそうだが、ジャケット写真は、すっかり女性になった彼女を映している。もう彼女も28歳だ。
また、今回の3集は英字名が「Oak JooHyun」から「Ock JooHyun」に変わっている。

いま、彼女はミュージカルへの情熱でいっぱいのようだ。やはり、自分の努力が素直に観客の反応として返ってくるからのようである。
あまりミュージカルへの興味が無い私としては、少し寂しいが、まあ、しかたあるまいか。


【 2006.06.28 / News 】
彼女の3集が今年の10月にはリリースされそうだ。
所属事務所DSPエンターテイメント社の関係者によれば、「今年秋(早ければ9月、遅ければ10月初めに)に3枚目となる新アルバムを発売して、音楽活動を再開する予定」、だそうだ。


【 2006.02.21 / 1集 ・ 2集 】
さすがにオク・チュヒョンだ、歌のうまさは、いまさら言うまでも無い、安心して聴いていることができる。R&B、ポップ、バラード、アカペラ、どんな曲でも歌いこなしてストレートにさわやかに迫ってくる。
じつをいうと、最初はそうでもなかったのだが、だんだん聴き込んでいくうちに彼女のよさが分かってきた。彼女はいい。
作詞、作曲、プロデュースもしているようだ。
1集の「난:私は」で「POPERA」という新しいジャンルにチャレンジしているらしいが、これはいまひとつ私にはよく分からない。
彼女はピンクル解散後は歌手としてだけなく、DJとMCとしても活躍しているようで、いろいろと多才の持ち主ということのようだ。また、ヨガのビデオでも世間をにぎわせたようである。
1集ではバラード系であったが、2集ではR&Bアーティストな感じだ。




J.ae ( ジェイ )

2006-02-21 | R&B



제이
J.ae
ジェイ
정재영:チョン・ジェヨン
1977年5月2日生れ
EM Company ← Paragon Music Corporation


〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2011.07.03 J(J.ae)が7集をリリース


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      R&B

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
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《 Official / Private Site 》
       miniHP
       Naver Cafe




《 Album 》
        7集 「Super Star」 2011年7月
        「나와 함께:私とともに」 2010年4月
        SpecialAlbum 「sentimental」 2010年2月
        6集 「Inlove Again」 2007年11月
        5集 「The crush of love」 2004年9月
        4集 「Dim The Lights」 2002年4月
        3集 「3℃ Beautiful Ones」 2001年6月
        2集 「in Love」 2000年5月
        1集 「Blue」 1998年11月
        1集 「Gold」 1998年10月 (20歳)

《 myCollection 》
      3集 / 5集 / 6集 / 7集
      sentimental

        SingleAlbum 「멋진 하루(Good Day)」 2012年10月




【 2012.11.18 / 멋진 하루(Good Day) 】
J.aeが1年4ヶ月ぶりにリリースするアルバム「멋진 하루:素敵な一日(Good Day)」、ジャケットがなんとも質素、というかずぶん粗末だ。
これほど粗末な仕様のジャケットは過去に見た記憶が無い。
ケースはプラスチックケースで、これはいいのだが、クレジットの記載がCDメディアの収納スペースの下に書かれていて、これもまあいいとしても、7集の時の写真を使った、見開き1枚の歌詞カードには収録曲全5曲の内、最初の2曲しか歌詞が載せられていない。
いくら資金難であったとしても(!?)歌詞は全曲載せるべきで、ネット上にもその3曲の歌詞は載せられていない。
訝しく思って調べてみると、なんと3曲目以降の3曲はタイトルは異なるが、すべて7集の曲であった(驚き)。
しかし、こんな詐欺紛いのようなことをしていいのだろうか(!?)。
また、2曲目の「둘이서:二人で」は、2011年11月にデジタルリリースされた曲で、今回のアルバムでの新曲は、1曲目の「멋진 하루:素敵な一日(Good Day)」だけというシングルリリースである。
というわけで、ジャケットがあまりにお粗末であることも理解できた。
このアルバム、どうやら、おそらく事務所側の何らかの都合でリリースされたアルバムではないだろうか(?)。
にしても、これはどういうことだろう?

なので、今回のアルバムのプロデュースは必要無いように思うのだが、読みにくいCDメディアの下に書かれた文字を読むと、どうやらmAd sOuL cHiLd(Mad Soul Child:매드 소울 차일드)と書かれている。
このMad Soul Childは、J.aeの2010年2月の「sentimental」から登場する3人組(女性1人男性2人)グループで、所属がParagon Music Corporationなので、EM CompanyとParagon Music Corporationとは何らかの関係が有るのであろうと推測する。
このアルバムでの最後の曲(7集での4曲目の曲)も彼らの作曲・編曲である。

Track List
  01. 「멋진 하루:素敵な一日(Good Day)」
     lyrics: Night&Day & J.ae  composed: 14o2  arranged: 14o2
  02. 「둘이서:二人で」 feat. 이재훈:イ・ジェフン
     lyrics: Night&Day  composed: Night&Day  arranged: Night&Day
  03. 「Good Luv」
     lyrics: 정재영  composed: 정재영 & Night&Day  arranged: Night&Day
  04. 「It's You」
     lyrics: Night&Day  composed: 정재영 & Night&Day  arranged: Night&Day
  05. 「Young Forever」
     lyrics: 정재영  composed: 정재영 & mAd sOul cHild  arranged: mAd sOuL cHiLd

     NameList
       정재영:チャン・ジェヨン


1曲目「멋진 하루:素敵な一日(Good Day)」
作詞のNight&Dayは、J.aeの7集から登場するが、ほとんどデーターが無い。
作曲・編曲の14o2もほとんどデーターは無い。
J.aeらしいと言える曲で悪くない。

2曲目「둘이서」
Cool(쿨)の이재훈:イ・ジェフンとのデュオで、去年(2011年)11月にデジタルリリースされた曲だ。
この曲もNight&Dayの作詞・作曲・編曲となっている。
イ・ジェフンは去年2011年、J.aeと同じ事務所にいたようだが、定かではない(?)。

3曲目「Good Luv」
この曲は、7集「Super Star」の1曲目「Super Star」だ。

4曲目「It's You」
この曲は、7集「Super Star」の3曲目「넌 나의 태양:あなたは私の太陽」だ。

5曲目「Young Forever」
この曲は、7集「Super Star」の4曲目「Love Part. 2」だ。

J.aeの1年4ヶ月ぶりのミニアルバムだ、と思ってコレクションしたのだが、このアルバムはリリース自体に疑問を感じる2曲のシングルアルバムであった(訝しい)。


【 2011.07.22 / 7集 】
ジャケットケースは昔ながらのプラスチックケースで、インナーの写真はネットで見るものがすべてだった。

プロデュースはセルフプロデュースでJ.aeだ。
プロデュース欄には、もう1組 mAd sOul cHildの名が書かれている。調べてみると、Paragon MusicCorporationに所属の3人グループ(女性1人男性2人)Mad SoulChildのことのようだ。

収録は全10トラックで8曲だが、曲としては同じ曲を2曲入れているので、実質6曲ということになる。
また、デジタルシングルでリリース済みの曲が3曲あるので、新曲ということで数えると4曲となる。
その今回の新曲4曲の内で、彼女の作品(作詞・作曲または作曲)は3曲となっている(共作を含む)。
なお、彼女は曲を書くときは本名정재영:チョン・ジェヨンの名を使っている。
リードトラックは、5曲目のR&Bバージョンの「SuperStar」である。 (ミュージックビデオも現在はリリースされいて、ある意味風景画のような映像だが、なんか悪くない)

Track List
  01. 「SuperStar」 Rock Ver.
     lyrics: 정재영  composed: 정재영 & Night&Day  arranged: Night&Day
  02. 「행복한 사람:幸せな人」
     lyrics: 방승철:パン・スンチョル  composed & arranged: 강화성:カン・ファソン
  03. 「넌 나의 태양:あなたは私の太陽」 (Feat.이주한:イ・ジュハン of Winter Play)
     lyrics: Night&Day  composed: 정재영 & Night&Day  arranged: Night&Day
  04. 「Love Part. 2」
     lyrics: 정재영  composed: 정재영 & mAd sOul cHild  arranged: mAd sOuL cHiLd
  05. 「SuperStar」 R&B Ver. (Feat.지기독:チ・ギドク)
  06. 「사랑한다는 말:愛するという言葉」 (Feat.Alex)
     lyrics: mAd sOul cHild  composed & arranged: mAd sOuL cHiLd & 류영민:リュ・ヨンミン
  07. 「Dream」
     lyrics: mAd sOul cHild  composed & arranged: mAd sOuL cHiLd & 류영민:リュ・ヨンミン
  08. 「Dream」 (Feat.Supreme Team)
  09. 「SuperStar」 Rock Ver. (Inst.)
  10. 「행복한 사람:幸せな人」 (Inst.)

1曲目と5曲目の「SuperStar」は、彼女の作詞・作曲によるものだが(作曲は共作)、지기독:チ・ギドクのラップと、そして編曲のされ方でずいぶん違った曲に聞える。いかにもJ.aeの曲と感じるのは1曲目の「SuperStar」の方だ。歌詞の内容は、誰もが会って別れるが、新しい愛を始める時は、いつもときめいてこの愛が最後になるのを望む、そして、その愛が永遠に私だけの「SuperStar」になるように願う、という気持ちを込めた曲だそうだ。
2曲目「행복한 사람:幸せな人」が今回の新曲の中では、唯一彼女の作品ではなく、いままでのJ.aeとは、少し趣が異なる叙情的な広がりを感じる曲だ。
3曲目「넌 나의 태양:あなたは私の太陽」は、ファンキー感のあるバックで、とくに国内最高のトランペッターと言われるWinter Playの이주한:イ・ジュハンのフィーチャリングがいい。作曲は彼女によるものだ(共作)。
4曲目「Love Part. 2」も、J.aeの作詞・作曲で(作曲は共作)、彼女の世界が広がる。自分勝手に来て、去っていく恋人と思っていた人の偽りの愛を恨んで後悔する心情を繊細に表現したものらしい。

6曲目「사랑한다는 말:愛するという言葉」は2009年9月、7曲目「Dream」は2009年9月、そして8曲目の「Dream」は2009年11月にデジタルシングルリリースされたものだ。

J.aeの7集「SuperStar」、最初、聴いた時には、いまひとつな、それほどに感じるものも少なかったのだが、こうしてじっくりと聴き込んでいくと、なんだかいいように思えてくる。悪くない。


【 2010.02.18 / sentimental 】
Jのスペシャルアルバム「sentimental」、まず、ジャケットを見て、おやっと気がついたのが(既にネット上では見かけていたのだが)、名前を「J.ae」に変えるつもりのようだ。やはり、同じ名の男性歌手が2人ほどいる関係だろうか。(しかし、今から変えても認識されるには、時間がかかるだろうが)

そのジャケットのインナーには、彼女のアンニュイでいい感じな写真がたくさん載せられている。デザイン的にも、なかなか私好みの素敵なジャケットに仕上がっている。いい。
そして、クレジットを見ると、J.ae special albumと書かれ、music producerの欄にはJ.ae & mAD sOul cHiLdと、Jの名前がある。で、7曲(8トラック)の作詞、作曲をチェックしてみると、5曲目「Angel's Disguise」と7曲目「LOVE」の作詞が정재영:チョン・ジェヨンとなっていて、2曲が彼女の作詞となっている(作詞は本名でいくようである)。

音の方は、いかにもJ節といった感じでまとまっている。最初と最後のトラックに収録された「NO.5」の違いは、은지원:ウン・ジウォンのラップが入るか、정경호:チョン・ギョンホのナレーションが入るかの違いのようで、J自身の収録音源は同じものだと思う。また、この曲「NO.5」は間接広告であると、KBS、SBSの放送審議で紆余曲折があったようだが、再審の結果、通過したようだ。
彼女の作詞でもある「Angel's Disguise」はコリアナ化粧品のCFに使われたものらしく、アルバムリリース前から話題を集めたようだ。Jの作詞は英語だ。

このJ.aeのスペシャルアルバム「sentimental」、好みは分かれるかも知れないが、なかなかまとまりのある、いいアルバムになっている。


【 2007.11.27 / 6集 】
詳しい内容は調べてもよく分らなかったのだが、この人も事務所とのトラブル(?)など、いろいろと有ったようで、その影響なのか、5集からは3年2ヶ月ぶりの6集リリースとなる。
ところで、CDジャケットのインナーの歌詞カードをめくっていってビックリしたことがひとつ。歌詞カードにはページをめくる毎に彼女の写真が載っているのだが、ページがちょうど半分くらいを過ぎたあたりで、彼女の髪がバッサリと短くなっている。ショートと言うか、オカッパというか、まるで別人の様。(ほんとに本人?)
やはり何か心境の変化でも有ったのだろうか。
これで、私がかかわる人だけでも、スヨンさん、ペク・チヨンに続いて近頃3人目だ。なんか、ショートにするのが流行っているのだろうか?(そんな筈は無いか(笑))
見慣れたこともあるだろうが、スヨンさんとペク・チヨンはそれなりに、まぁいいかな、と思うのだが、Jの場合はちょっと違和感がある(いまのところ)。

アルバムとしては、3集、5集からの流れから、良くも悪くも大きくは変わっていないように思うが、3集、5集くらべ、6集の方が少し(少しだけ)ハリ、ツヤが減ってきたか(?)。きつい言い方をすると、何かを伝えようとする力があまり多くは受け取れない感じがする。(彼女の年齢的なものなのか、聴く側のより多くを求める気持ちのせいなのか)
アルバムとしての方向性は、R&Bというよりもバラード風な仕上がりになっている。もっとも、このバラード化は、最近どのアーティストについても感じられることではあるが。
また、6集の彼女の声色を全体的に見ると、よりハスキーで、少し太くなったような気がするが。(どうだろう?)
作詞、作曲については、1曲目の「Inlove Again」と7曲目の「Ghost」は、作詞作曲が彼女によるものだ(ただし、1曲目の作曲は共作)。作詞は、もちろん何も言えないが、2曲ともいい曲だと思う。
この6集、なぜか、アルバムタイトルは「Inlove Again」となっているのだが、タイトル曲は4曲目の「열흘만:10日だけ」になっていて、1曲目の「Inlove Again」はタイトル曲にはなっていない。
3枚しかコレクションが無いのだが、その3集・5集・6集を聴きくらべてみると、私の好みとしては3集がいちばんいい。もっとも単にリズム感の有るR&B系が好き、というだけなんかも知れないが(笑)。


【 2006.02.22 / 3集・5集 】
この人も1歳の時に家族全員でアメリカに移住している。そして、父親がロックをやっていたようだし、祖父も、叔父、叔母も音楽家のようで、音楽一家の中で育っている。また、本筋とはあまり関係は無いだろうが、1995年度のミスワシントンに選ばれている。

彼女のデビューアルバムはユニークだ。「Gold」と「Blue」というジャンルの違う2枚のアルバムを、1998年の10月と11月に1ヶ月違いでリリースしてデビューしている。残念ながらヒットはしなかったようなんだが。
このデビューアルバム2枚を試聴した感じは、「Gold」がダンスっぽいものがメインで、「Blue」はミディアムテンポのポップ系といったところか。いま聴くと(試聴だけだが)、どちらも少しもの足りない感じは有る。

2集からはR&Bへ転向し人気を得ている。試聴した限りだが、2集は確かにJの、か細い声色を活かした、なかなかいいアルバムになっているようだ。
この彼女の囁くような、か細い声色は好みの分かれるところかも知れない。私も最初あまり好きではなかったが、聴きこんでいくうち、これがけっこう心地よくなって、ダンスっぽい曲もこの声色が軽いノリに聞こえて以外にいい。

そういった意味で3集なんかは、なかなかいい。4集の方がもっとよさそうなのだが ・・・ 。
また、彼女は日本へも「Jay」という名で英語のアルバムをリリースしているようだ(確認はしていない)。
彼女の曲は、CDでは3集と5集しか聴いていないわけだが、そこから受ける印象は、いわゆるR&Bとはすこし違うようだ。私としては、やさしいがソウルっぽく、バラード風なところがいい。囁く声色もけっこう好きだ。




HeRyung ( ヘリョン )

2006-02-21 | R&B



혜령
HeRyung
ヘリョン
本名: 최혜령(チェ・ヘリョン)
1980年8月4日生れ

〈 myPV 〉 ※右クリック
   반지하나 (3集)
   미안해 (2集)
   한번만... (2集)
   슬픔을 참는 세가지 방법 (1集)
   바보 (1集)




《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Naver
   KBS WORLD Radio

《 Official / Private Site 》
   최혜령의 시랭모임
   miniHP



《 Album 》
   1stMini 「One Night Love」 2009年5月
   3集(하늘아래... 그리움...: 空の下...恋しさ...) 2007年3月
   2集(아침보다 이른 이별...: 朝より早い別離...) 2004年10月
   1集(To Expection... First) 2003年2月 (22歳)

《 myCollection 》
  1集・2集・3集




【 2009.06.17 / One Night Love 】
ミニアルバムだが、2年ぶりのリリースだ。
この2年余りの間、親元の釜山でゆっくりしたようだ。そして、その間に仕事の大切さも悟ったとのことだ。つまり、最初の頃はのんびりできていたそうだが、だんだん焦りが出てきて、早く歌を歌わなくっちゃ、と思ったそうな(笑)。

この人の歌は、いつ聴いても、なんかいい。私としては、2曲目「착한 연(緣):いい縁」が、いい。曲はいいのだが、この曲に振り付けをして、なんと、彼女、踊っている。それが、2年間のんびりし過ぎたのか、ちょっと肉が付き過ぎて、その踊りは要らんだろう、って感じてしまった(怒られそう)。
しかし、この曲の作詞はヘリョンである。なもんで、タイトルの「착한 연(緣):いい縁」に注釈を加えておくと、「착한」は、行いが正しくてよい、善良だ、おとなしい、と言う意味がある。「연」は縁だ。
で、この曲(歌詞)、ひと晩を一緒に過ごしたい男を誘惑する内容だそうで、アルバムタイトル「One Night Love」とも絡んで、歌詞がエロチックだ、という理由でMBCの審議をパスすることができなかったようだ(このあたり、私が必死で訳しても解らないと思う)。本人は対して気にはしていないということらしいが ・・・ 。

それより、ヘリョンさん、なんか顔形が変わってしまって(まあ、要するに肉が付いたのだと思うが)、若いころとくらべ、ずいぶんイメージがおばさんぽくなってしまった。べつに顔形が好きで彼女のCDをコレクションし始めた訳じゃないんで、まあ、いいんがだ、できれば、もう少しスッとしいただいた方が曲を聴いててイメージがいい(謝・笑)。


【 2007.03.28 / 3集 】
いろいろ心配していたが、やっと3集がリリースされた。良かった。そしてアルバムもなななかいい。
3月15日の미디어다음:メディアDaumによると、タイトル曲の「반지하나:指輪ひとつ」が爆発的人気のようだ。3集リリース後、10日たらずで各種ポータルサイト歌謡順位チャートで上位圏を記録しているようだ。うれしい。
さらに、これを受けて彼女は、「長い間活動を休んでアルバムを準備したが、その間海外公演などをして音楽的感覚を失わないようにしてくれた所属事務所の全幅的な支持がなかったらこのような良い反応を得にくかったでしょう」、と語っている。彼女、この間に日本へも来てたようだ。
良かった。じつは、2集からの時間が長くなっていたので、事務所との間で何かトラブルでも有ったのかと心配していた。
そのタイトル曲「반지하나:指輪ひとつ」だが、間違いなくいい曲で、彼女も見事に歌い上げてくれているのだが、曲調がいま流行の感じなのが、少し気になる。
アルバムとしては、R&Bをベースにしたバラードな仕上がりになっている。なんか最近、みんながバラードに向かっているような感じがして、これも少し気になるが。
ところで、この3集のジャケット写真、日本で撮ったようだが、CDケースの表になる写真がずいぶんと可愛く撮れている。なんにしても、バラード色が濃くはなってはいるが、彼女の声が久しぶりに聴けてうれしい。


【 2006.06.28 】
3集が、そろそろリリースされそうだ。
雑誌「K-POPSTAR」Vol.38(最終号)の「K-POP SUPER LIVE 2006」の記事の中で(p40)、「韓国のトニー・ブラクストンと言われるヘリョンが、現在、3集のレコーディング中とのことで、今後、機会があればまた日本に来たいと、日本での活動にも積極的だ。」、といった内容の記事が書かれている。
(KBS WORLD Radioによると、トニー・ブラクストンなく、コリーヌ・ベイリー・レイのようだが?)
とにかく、いまレコーディング中ということは、もうすぐリリースされるだろう。
また、彼女、この「K-POP SUPER LIVE 2006」で、2集の「한번만...:一度だけ...」を日本語で歌ったそうだ。


【 2006.05.24 】
最近Yahoo!Koreaで彼女を探してみたら、2006.01.07付のフォトニュースのページで、スポーツコリアの記事が掲載されていた。記事の内容は今ひとつよく分らないのだが1月7日の日にソウルオリンピック公園内オリンピックホールで開かれた何らかのイベント(?)で彼女が歌って踊った、といったような感じの記事だった。よくわからない話しだが、どうやら彼女は歌手として健在のようだ。
3集を期待して待っていよう。


【 2006.02.21 / 1集・2集 】
혜령:ヘリョン、いままで有った彼女のオフィシャルサイトが無くなっている。事務所を変わったのだろうか。まさか、もう引退してしまった、ということはないと思うが。それとも、もともと演劇映画学科卒業(?)のようなので、女優に変身なのだろうか。しかし、そちらの関係で探してみたが、そういった情報は見当たらない。もしかして、結婚でもしたのだろうか? それなら、まぁ、それでもいいのだが。
私としては、彼女の曲も声色も、たいへん好きなのだが。
2集が2004年なので今年あたり突然に3集リリース、ということにならないだろうか。




HwaYoBi ( ファヨビ )

2006-02-21 | R&B



화요비
火曜飛
HwaYoBi
ファヨビ
박레아(パク・レア)
1982年2月11日生れ
Lion Media ← GLOWORKS Entertainment


〈 Music Video 〉
       YouTube Channel LOEN MUSIC Official Channel (화요비)

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2012.11.24 ひさしぶりのファヨビ節、やはり最高!
       2011.06.30 ファヨビ、ミニアルバム「reborn」をリリース
       2010.12.02 ファヨビのラジオ映像 (2010.10) - 朝のNatePann
       2010.05.28 ファヨビ、7集「Hwayobi」をリリース


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      R&B

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
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       Naver

《 Official / Private Site 》
       Daum Cafe




《 Album 》
        MiniAlbum 「I am」 2012年11月
        MiniAlbum 「reborn」 2011年6月
        MiniAlbum 「나 같은 여자:私のような女」 2010年10月
        7集 「Hwayobi」 2010年5月  10th Anniversary
        MiniAlbum 「Summer」 2009年8月
        MiniAlbum 「This Is Love」 2009年2月
        6集 「Sunshine」 2008年3月
        Remake 「kiss in yesterday」 2007年8月
        5集 ( 「5°」 2006年2月
        4集 「박화요비 4」 2004年7月
        3集 「Because I Love You」 2002年10月
        2集 「Nineteen Plus One」 2001年9月
        1集 「My All」 2000年6月

《 myCollection 》
      正規版: 3集 / 4集 / 5集 / 6集 / 7集
      Mini: This Is Love / Summer / 나 같은 여자:私のような女 / reborn / I am
      Remake: kiss in yesterday
      Best: Across The Romantic Bridge / The Gold




【 2012.12.16 / I am 】
「reborn」からは1年5ヶ月ぶりのミニアルバム「I am」、今回も収録曲数は4曲で、全曲が彼女の作詞・作曲だ。
今回もプロデューサーには박상용:パク・サンヨンの名があり、彼女はミュージックプロデューサーとなっている。
(前回と同様、各曲のDirected byが화요비である)

ジャケットインナー写真は今回も정진경:チョン・ジンギョンよるカメラだが、私としてはいまひとつ気に入らないいまひとつに感じる写真たちだ。
(ファヨビの写真は、音とは違って(私には)あまり好みでないことが多い)

収録曲のすべての曲のタイトルには「나:私」が付いていて、今回おアルバムタイトル「I am」の所以であろう。
リードトラックは、1曲目の「나는 위험해:私は危険」だ。

Track List
  01. 「나는 위험해:私は危険」
     lyrics: 화요비  composed:화요비   arranged: Copykumo & 최재영
  02. 「난 좋아:私は好き」
     lyrics: 화요비  composed:화요비   arranged: Copykumo
  03. 「난 이렇게 살아:私はこんなに生きて」
     lyrics: 화요비  composed:화요비   arranged: 홍지상
  04. 「나를 미치게 하는 것:私を狂わせるもの」 feat. illinit(일리닛)
     lyrics: 화요비 (& illinit:일리닛)  composed:화요비   arranged: 최재영

     NameList
       화요비:ファヨビ / 최재영:チェ・ジェヨン / 홍지상:ホン・ジサン

1曲目「나는 위험해:私は危険」
いかにもファヨビと感じさせるメロディーで、彼女独特の感性を感じさせる最高のサウンドである。
編曲のCopykumoは박성일:パク・ソンイルのことで、1990年代から幅広い曲に関わっていて、ファヨビに関しては1集からの付き合いだ。
ポップな曲だが、この曲を聴いただけでも、やはりファヨビはいいと感じさせられる。
歌詞は、憎しみと愛を同時に耐えられなければならないという混乱した心を感性的に描いているようだ(?)。

2曲目「난 좋아:私は好き」
Neo Soulというか、まさにファヨビ節というべきサウンドを聴かせる曲である。
編曲は1曲目と同じCopykumoだが、ベースとドラムを上手く際立たせて、いい仕上がりになっている。
ここで作られている音の世界はファヨビでなければ成し得ないであろう。

3曲目「난 이렇게 살아:私はこんなに生きて」
この曲もファヨビらしいR&Bなサウンドで、編曲の홍지상:ホン・ジサン(Ji Sang)は、その多くの曲がJYPの曲だが、JYPには所属してはいないようだ(?)。
歌詞は、別れたがその別れを受け入れ難い女心を表現した内容のようで、ミディアムテンポのファヨビ節だ。
この曲がアルバムタイトルの「I am」を最もよく表している曲なのかも知れない。
(なお、この曲は今年の6月にデジタルリリースされた曲だ)

最後4曲目「나를 미치게 하는 것:私を狂わせるもの」
この曲もファヨビを感じさせるいい曲で、최재영:チェ・ジェヨンの編曲が巧い。
作詞の共作者 illinit(일리닛)は、作詞となっているがラップメーキングだろう(前回の「reborn」で登場する)。
彼はSniper Sound(스나이퍼사운드)というグループのメンバーのようで、本名が최재연:チェ・ジェヨンとなっていて、編曲の최재영:チェ・ジェヨンと紛らわしい。
歌詞は、男女の愛に対する愛着と渇望を歌っているらしいのだが。

ファヨビのミニアルバム「I am」、曲数は4曲ともの足りなさを感じるが、その4曲の1曲1曲がファヨビに浸ることができるいい曲たちで、やはりR&Bなファヨビの世界を実感させる。
ファヨビ、最高!


【 2011.07.14 / reborn 】
事務所も変わり、生まれ変わった(reborn)ファヨビ、という意味の今回のミニアルバム「reborn」、たしかに音が違うと感じるセルフプロデュースリリースだ。(ただし、いわゆるプロデューサーは박상용:パク・サンヨンとなっていて、彼女はミュージックプロデューサーとして名がある)。

ジャケットケースはオーソドックスのプラスチックケースで、歌詞カードは光沢の写真用紙が使われ綺麗な写真が載せられている。その10カットほど載せられた写真は悪くない。カメラは前回「나 같은 여자:私のような女」と同じ정진경:チョン・ジンギョンで、なんだが彼女と相性がいいような。(勝手な想像なんだが、事務所が変わっても同じカメラマンということは個人での関係だと想像できる)

収録曲は全4曲で、内リードトラックを含む3曲が彼女の作詞・作曲で、1曲が作詞のみ彼女となっている。

Track List
  01. 「2 The Sky」
     lyrics: 화요비  composed: 황찬희:ファン・チャニ
  02. 「I'm OK」
     composed & lyrics: 화요비  arranged: Don Spike
  03. 「XOXO」
     composed & lyrics: 화요비  arranged: fraktal
  04. 「With U」
     composed & lyrics: 화요비  arranged: fraktal

1曲目「2 The Sky」、叙情的メロディーにファヨビの詩が載った、感性溢れる感じのファヨビR&Bで文句は無い。
2曲目「I'm OK」、このアルバムのリードトラック。電気加工のサウンドが流れるような軽いメロディーに乗っていく感じの曲で、ファヨビ節が冴える。
3曲目「XOXO」、ヒップホップな感じに仕立て上げられた曲だ。ラップフィーチャリングは일리닛:Illinit。
最後の曲「With U」、曲の出だしの声色がいつものファヨビと違い、一瞬おやっと思う。穏やかに流れるR&Bな曲となっていて、この曲も文句は無い。

セルフプロデュース「reborn」、ミニアルバムと曲数は少ないが、アルバム完成度はかなり高い、いいアルバムに仕上がっていると思う。文句無しだ。


【 2010.10.31 / 나 같은 여자:私のような女 】
まずジャケットだが、インナーの写真のファヨビがなんかいい。好きだ。
ロケーションは、たぶん国内の特に何処ということもないところで撮っているように思うのだが、なんか彼女の表情がいい。そして、こんなにソバカスがあったっけ、と思うくらいの薄化粧のファヨビがなんだかいい(素顔ということはないと思うが)。

「나 같은 여자:私のような女」の収録曲は5トラックの3曲で、ミニアルバム扱いにはなっているが、ミニアルバムとするには曲数が数な過ぎる。しかし、セルフプロデュースこそしていないが全曲(といっても3曲だが)彼女の作詞作曲となっていて、曲数は少ないが完全なシンガーソングライターとしてのアルバム作品となっている。

1曲目がリードトラックの「나 같은 여자:私のような女」、2曲目が「나쁜 남자:悪い男」、そして3曲目「uNi」となっていて、どの曲も曲想的にはよく似た感じではあるが、ファヨビらしいというか、いままで聴いてきたファヨビの世界が作り出されていて安心して聴ける。とくに、「나쁜 남자:悪い男」がいい(3曲ともいいが(笑))。

ミニアルバム「나 같은 여자:私のような女」、どの曲もいい曲で好きだ。やはり、ファヨビはいい。


【 2010.06.10 / 7集 】
去年の8月には、Untouchableのスリーピー(Sleepy)とのアツアツぶりが数多く伝わってきていたのだが、ちょっと熱過ぎたか、残念ながら1年6ヶ月ほどで燃え尽きてしまったようだ。(なんか、私には、6月に入ってのニュースで突然な感じである)
しかし、この間、伝わってきた彼女28歳の、なんかセクシーというか、女の色香を漂わす姿を映し出したネット上の多くの写真には目を見張るものがあった。

そして、今回デビュー10周年を記念するアルバム7集「Hwayobi」のジャケットのインナーの写真にも彼女の妖艶なほどの姿が載せられている。
また、その収録された曲には、やはり彼との別れの心の内が詩に現れているのだろうか、半分以上曲が別れの歌のようだ。
つまり、収録曲は全10曲だが、そのすべての曲の作詞は、彼女によるものだ(ラスト10曲目の「Cloud 9」には歌が無い)。また、作曲も10曲中6曲までが彼女によって作曲されている。つまり、この7集「Hwayobi」は、ちょうど半分の5曲がファヨビの作詞作曲ということになる。
ただ、プロデュースは彼女でなく、前回「Summer」と同じ이영기:イ・ヨンギとなっている。

2曲目「Bye Bye Bye」がリードトラックで、この曲の作曲も彼女で、やはり別れをうたった曲のようである。
3曲目「Ssso What」が好きだ。作曲は前作「Summer」のリードトラック「Kiss Kiss Kiss」を作曲した황성제:ファン・ソンジェによるもので、彼女自身のバックコーラスが作り出すハーモニーが軽快に素敵なR&Bだ。
4曲目の「Baby Gone Baby Gone」は彼女の作詞作曲だが、さすがに、彼女らしさ、声色が生かされた曲になっている。ラップはアウトサイダーだ。
6曲目「가끔은... 남자도...:時々は... 男も...」も、ちょっとボサノバ風アレンジで、また違う彼女の声色が生かされたいい曲だ。
7曲目「More Than Love」以降は彼女の作詞作曲が続くが、まず、この「More Than Love」がファヨビらしくていい。そして、8曲目「Iluvme」のアレンジが、いままでのファヨビとしては珍しい面白いアレンジに仕上がっている。この曲「Iluvme」も、また「More Than Love」そして「Baby Gone Baby Gone」もXBeatの編曲となっている。
作詞としてはラストの9曲目「Zero」も、アレンジがちょっと面白い曲で大衆的でいい。
最後の10曲目の曲は歌詞が無いので、どういう曲かと思ったが、歌詞は無いのだが彼女のボーカルは有る。何か意味の有りそうな曲のようだが、いま、ちょっと分からない(汗)。

7集「Hwayobi」、さすが10周年記念と称するだけのことはある、完成度の高い作品に仕上がっている。いい。


【 2009.08.25 / Summer 】
ファヨビ、ずいぶんとイメージを変えた。やはり、スリーピー(Sleepy)とのアツアツぶりとは無関係でないとは思う。なんか、幸せそうな話題がたくさん流れてきている。
そもそも、ジャケット写真からして、この人誰、と言いたいくらいかわいく写っている(笑)。インナーの写真たちも然りだ。いやぁ、いいことだ。
3曲目の「Kiss Kiss Kiss」は、そのスリーピーがフィーチャリングされていて、そのスリーピーのラップの最後の言葉が「I love You」である(笑)。
おまけに、PVにも出演していてイチャツイテいる(このPV、ずいぶん楽な撮影だったろう(笑))。

このミニアルバム、収録曲5曲すべてが彼女による作詞である。作曲の方は、反対にすべて違う人による曲となっていて、プロデュースも作曲者の一人ではない。で、この5曲、作曲者はすべて異なるのだが、そのすべてごきげんな曲と言ってもいい。また、アルバムとしての統一感もあり、よくまとまっている。

そして、何より嬉しいのが、ファヨビの声色がずいぶんなめらかに、つややかになった感じがする。だいぶ声帯を使込んできたか(笑)。とくにラスト曲「어린아이:子供」はファヨビ独特の声色が出てて好きだ。
4曲目の「둘이 하잖아:ふたりでするじゃない」もいい曲で好きだ(嬉しい)。
とにかく、今回のアルバムも、ミニだが最高、と言ってもいい。


【 2009.02.17 / This Is Love 】
まず、試聴した時の印象だが、声帯(声色)を心配して聴いたが、問題無さそう
だ(もっとも声色は変わったと思うが)。しかし、そんな心配を吹き飛ばすかのようなR&Bぽいゴキゲンなミニアルバムの印象であった。
(あるサイトでの評では、「今回のアルバムではポップなサウンドを強調」となっているが、ちょっと違うと思う)
そして、CDでじっくり聴いてみたが、試聴した時に持った印象は変わらなかった。いいミニアルバムに仕上がっている。最高、と言ってもいいと思う。

そして、インナーのジャケット写真がなかなかきれいで、そして、若く、可愛く撮れていて、いい。しかし、その中で猫のメーキャップは可愛くて分かるのだが、マッチ棒を19本口にくわえ火をつけようとしてるカットは意味不明。何が言いたいのだろう(笑)。中ほどの、メガネをかけて本を読む彼女は、いままでに無い写真で、私としてはお気に入りである。

3曲目「반쪽:片方」と4曲目「사랑을 믿지 마세요:愛を信じないでください」の作詞はファヨビだ。
KBS Worldさんによると、じつは彼女、アルバムタイトルを「The Girl Next Door」にしたかったそうである。「私の音楽が、やさしい隣のお姉さんのように人々の心を癒してくれる存在であれば嬉しい」、ということのようだ。

このアルバム、彼女の声色が少し硬くなってしまったとは感じるが、全曲とも聴けば聴くほどよくなっていくいい曲ばかりだ。とくに、5曲目「Bad Lady」は私にとっては最高にいい。また、タイトル曲「반쪽:片方」はアコースティックと2曲収録されているが、ただ編曲を変えただけというのでなく、まったく別の曲になっている。さすがというべきだと思う。もっとも、歌詞がよく解らないので、本来どちらであるべきかは分からない。歌詞が解らず聴く限りどちらも捨てがたい、いい曲だ。

「This Is Love」、Mini Albumだが、なかなかゴキゲンなアルバムに仕上がっている。
ファヨビ最高。ファヨビ、ファイティン。


【 2008.04.02 / 6集 】
まず、6集のリリースおめでとう、と言いたい。おそらく一時は諦め、つらい日々を過ごしたであろうの末の6集だ。よかった、ほんとよかったと思う。
彼女自身の心から出た文章だと思うが、CDジャケットに書かれた「I dedicate the honor of this album to Jesus.」がそれをよく物語っている。

やはり、声色は変化したと思う。上で書いた結婚式での声を聴いた時の印象は間違いではなかったようだ。ただ、この6集の収録曲すべてが術後ではないはずなので、私がそう思うのは先入観である可能性も大なのだが。

念のため、この6集を聴く前に、まず「kiss in yesterday」を聴いて、それから6集を聴くようにし、2つを聴きくらべてみた。つまり、この「kiss in yesterday」が術前の最後のアルバムであり、6集「Sunshine」が術後のアルバムとなる。
で、6集全体から受ける印象は、あの彼女独特のねばりを持ったハスキーボイスの部分がかなり消えたを思う。もっとも、そのねばりの声色は病気によるものとも考えられるので、ある意味健康的な本来の声色に戻った、とも言えるのかも知れない。つまり若い頃の声に戻ったと言えるかも知れないのである。実際、3集の数曲を改めて聴きくらべてみたが、やはりそのようにも感じられる。

アルバムの前半の多くの曲に関しては、もしかすると術前の収録曲かも知れないのだが、なんだか声が出にくそうに聴こえる。考えすぎだろうか。
後半、とくに8曲目の「고마웠어요:ありがとうございました」は別人のように聞こえる。
9曲目「흐르고 멈추다:流れて止まる」は別人とまでは言わないが、こういう曲の場合に出てきていいはずの、彼女独特の声色があまり強く現れてこない。
12曲目「거짓말 하기 싫어요:嘘をつくのは嫌です」も明らかに違うと感じる(思う)。
11曲目の「잊고 싶은 것:忘れたいこと」には以前の彼女らしい声色が聞こえる。
まあ、歌詞の内容が解らないのでなんとも言えないのだが、その曲に合わせた表現により、そういう発声をしていることもありえるのだが、やはり彼女の魅力のひとつである、あの独特の声色が少なからず変化したことは間違いないと思う。そして、その声色が彼女の魅力のひとつでもあったので、どうしてもそこが気になってしまう。
(また、そんなことはあり得ないはずなのだが、全曲術後ではかとも思ってしまう)

〈 5.13 〉
1月15日の朝鮮日報によると、「昨年9月に半分程度完成していた楽曲をすべて廃棄し、今月から取り直している」となっている。つまり、収録の全曲が、やはり術後の声色ということのようだ。
火曜飛、声帯ポリープ手術後に6キロ減量 ・・・ 現在、これを見るにはID登録が必要(どういうこと!!)

声色のことからは離れて、今回のアルバムの中、私としては7曲目の「Fly Away」がいい。彼女の世界が広がる。
10曲目の「Long Kiss Good Night」はいままでの彼女の曲にめずらしい曲だ。おもしろい。
今回の彼女の作詞は、その「Long Kiss Good Night」と3曲目のリードトラック「남자는 모른다:男は分からない」の2曲だ。

また、ジャケット写真がなかなかいい。写真というか、紙がずいぶんいい物を使っている。これはもう紙とは言えないかも知れないが、たいへんきれいなものだ。私の知る限り一番上等な材料に印刷している。
そして、最後に、もう一度言うが、3枚開いたページとディスクを外した後に読み取れる「I dedicate the honor of this album to Jesus.」の文字が象徴的だ。


【 2008.01.15 / kiss in yesterday 】
「kiss in yesterday parkhwayobi remake album 」、このアルバムのCD発売は去年の12月2日であったようだ(いつの間にかCDが発売されていた)。このアルバム自体は8月1日にリリースされていたが、デジタルリリースでしかリリースされていなかった。8月にKstarMallさんに掲載依頼をした時の回答が、そういう内容の返信であった。そして、やっと12月にCDを入手することができたわけだ。
このアルバム、リメイクだが、彼女の世界をよく表現できていて、いいアルバムだ。ぜひ欲しかった1枚である。
そして、手術前の最後のリリースのはずである。

〈 PS 〉
彼女の手術後の声を聴くことができた。12月8日に江南のインペリアルパレスホテルで行われた정경호:チョン・ギョンホさんと양형주:ヤン・ヒョンジュさんとの結婚式での祝歌でだ。
韓国の結婚式では、有名人だけだろうが(?)、必ずお祝いの歌を数人の歌手によって歌われるようで、パク・ファヨビも、その席での歌だったようだ。
(チョン・ギョンホさんというのは、よく知らないが、サッカーの選手だろうと思う)
ここでの彼女の祝歌を聴く限り、のどは大丈夫そうである。やれやれだ。ただ、声色は明らかに変わったと思う(?)。きれいに、滑らかになったと言うか、つまり、あの彼女独特のかすれて粘った(笑)ような声色でなくなったような。もっとも、結婚式での祝歌一曲を聴いただけでは何とも言えず、けっきょく6集を待たないと何とも言えないのだが。
そういう意味でも、6集が待ち遠しい。

【 2007.10.23 / News 】
まだ、手放しという訳にはいかないのだろうが、どうやら安心しても良さそうな様子だ。9月の末以来、表立っては何のニュースも掲載されていないようだ(便りの無いのは良い知らせ)。早ければ、来年1月のカンバックも予定されているようだ(2年ぶりということになる)。
9月13日の手術から、しばらく(2週間ほど)家で休んでいたようだが、見違えるほど良くなってきたようで、医者からあまり無理をしなければ歌を歌っても良い、とお許しが出たようだ。事務所の話も、早ければ 11月ぐらいから 6集の収録も始めるそうで、来年1月ぐらいからは活動も再開ができるだろう、ということだ。(まずは、よかった、ほんと良かった)

彼女、ちょうど6集の発表を前にしていた時にアルバムの無期限延期が発表され、6集以降の彼女の声は、もう聴けないのかと、本気で心配していた。
彼女の声は、少し引っかかるような声であったので、もともと今回のような危険性は有ったのかも知れない。詳しい病名・症状は解らないが、要するに(おそらく)、声帯の粘膜どうしがくっついて密着してしまい、声が出なくなる病気のようだ。当初は薬による治療を試みたようだが、改善されず、やむなく手術を決意したようだ。ただ、手術をしても100% 完治されるという保障もなく、後遺症が残る可能性も有るとのことだ。

手術の決意にいたったであろう「ユン・ドヒョンのラブレター」に出演時の顛末を読んだ時は目頭が熱くなってしまった。歌手にとって「声」は命の次に大事なものである。いや、声あってこそ、はじめて生きる意味があるのかも知れない。この時の彼女の心中は、「かわいそう」の一言では言い現しえないものが有ったことだろう。
100%完治し、後遺症も無いとしても、声色に変化が出ることは十分考えられる。いい方向に変わってくれることを期待するが、これは6集のリリースを待って、CDを聴いてみないと何とも言えない。
とにかく、このまま後遺症も無く、完治し、無事6集が出来上がることを祈ろう。

【 2006.02.21 / 3集 ・ 4集 ・ 5集 】
この人の持ち味は叫ぶような歌い上げにあると思う。彼女にしか無い独特の世界を持っている。彼女の歌を聴いていると、何かこみ上げてくるものを感じてしまう。
アルバムには自作の曲も収録されており、3集においてはシンガー・ソング・ライターともいえる作品になっている。3集の12曲中、作詞作曲が4曲、作詞だけ、作曲だけがそれぞれ1曲づつ収録されている。
4集は11曲中、作詞作曲と作曲だけがそれぞれ1曲づつ、5集は作詞作曲、作詞だけ、作曲だけをそれぞれ1曲づつしている。(1集、2集は持っていないのでよく分からない)

最初、彼女を知った頃は、失礼ながら、もっと歳が上かと思ったが、1982年生まれで、意外と若かった。たしかに、その後、いくつかの映像で彼女を見ると、歳相応には見える。
その映像のひとつに(たしか日本のテレビだったと記憶しているのだが)、この人のインタビューのようなものを見たことがあったが、なんか変な人ぽい。印象が悪いという意味ではない。ただ、今まで勝手にイメージしていた人とはずいぶん違っていたので驚いた、という記憶がある。
彼女の日本のホームページによると、血液型がB型とあるので、そんな感じかなと思っていたが、本国のホームページはA型となっているので、B型ではないようだ(笑)。
とにかく彼女、少し変わっているというか、おもしろい人というか、かわいいというか、なんかそんなイメージの人だ。




JoAnne ( チョアン )

2006-02-15 | R&B



죠앤
JoAnne
チョアン
이연지(イ・ヨンジ)
1988年9月28日生れ

〈 myPV 〉  ※ 右クリック
   햇살 좋은 날 (1集)
   햇살 좋은 날 (1集)
   햇살 좋은 날 [MV] (1集)
   First Love (1集)
   First Love (1集)
   First Love [MV] (1集)
   순수 (1集)
   순수 [MV] (1集)












《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

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   Daum
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   miniHP
   DaumCafe




《 Album 》
   1集 2001年8月 (12歳)

《 myCollection 》
  1集




【 2010.01.08 / News 】
これをリニューアルするために、久しぶりにチョアンを聴いているが、いやぁ、チョアンいい。彼女の低音部の声色、なんとも言えずいい(悦)。そして、この頃(2001年)の曲が好きだ。BoA、Dana(天上智喜)とともに、2000年代初めの10代アイドルスターである。

もう、2集は無いのだろうか(悲)。これだけ歌えて、ルックスもいいのに、どこの事務所の動かないのか(動けない事情でも有るのか、それとも本人の問題か?)。もう、21歳だ。専属契約のトラブルは、まだ解決していないのか?

2007年4月には自分のminiHPに近況の写真をアップし、それが話題となったようなのだが(2007年5月)。


また、同じく5月にはユリらと、何らかの活動をした写真がアップされているが(話題にはなっていないようだ)。


そして、2008年7月には、Mnetの番組にYuriと一緒に現れ(ユリを応援するために、ユリに同行)、この時彼女はユリと一緒にデビュー当時のビデオを観て昔を懐かしんでいる。しかし、リリースに関する記事は何も無かった。
ところで、チョアン、ユリとは親しい間柄なのだろうか、歳はユリが4つ上だがデビューは1月違いで同じ年だ。


また、チャン・ナラと一緒の写真も見かける。
チャン・ナラとはどういう関係だろう? ふたり、ちょっと表情が似たところもあるようにも見えるが(笑)。



【 2007.02.21 / 1集 】 Rewrited
最初、チョアンを書いた時は、このブログを書き始めの頃で、本国のサイトを直接覗く術も知らず、アーティスト達の情報を集めるのにもけっこう苦労していた。で確認することも出来ず、結果、チョアンに関しては人違いをしてしまい、別人のチョアンをここに載せてしまっていた。その間違いを城南さんからお教えいただき、今日、いままでの記事を全文書き直しをする(面目無い)。城南さん、ありがとうございました。

改めて、生年月日を書き直してみると、なんと1集の時、まだ13歳になっていないということになる。再び、更にびっくりである。
そして、いま改めて聴き直してみて、この歳で、テクニック的にうまいというだけでなく、歌の中から何かが伝わってくるものが有るからすごい。そして、そこに惹かれてコレクションしたのではあるが。R&B系バラードもしっかり、しっとりこなしている。声に子供っぽさが残っていると感じたのは、それもそのはず、当然の話しだ。そして、PVでの踊る姿を観ていると、13歳というのはすぐには信じがたい。「순수:純粋」のPV映像では、歌がうまいのは勿論なんだが、じつに可愛いくて、いい。年齢的なことも考え、これらを観、聴きしていると、彼女は天才的だといえる。

で、ますます、2集を期待する気持ちが強くなる。いつの記事なのかは定かでは無いのが、Bugsさんのページによると、現在 2集準備中、となっている。待ちどおしい。
彼女は今、18歳だ。大人になった彼女の声を早く聴きたいと思う。いくつの時の映像かは分からないが、比較的最近と思われる映像をいくつか観てみたが、じつにいい。

彼女も帰国子女のようで、アメリカ育ちで、スカウトもアメリカでされている。城南さんからいただいたプロフィールによると、学校もソウル国際外国人学校となっている。

また、これも城南さんによると、お兄さんがTAKEというグループのメンバーのようだ。おそらく、そのお兄さんと思われる人と一緒の写真も見た。顔がよくにているのできっとそうだろう。
TAKEのサウンドは何曲かチェックしてみた。なかなか実力が有りそうな4人組みのグループだ(以前は昔は5人だったようだ)。姿形もなかなか好感がもてそうなグループで、スーパージュニア、SS501に肩を並べそうな勢いで、中国での活動が活発のようだ。中でも彼女のお兄さんは中国のTVにも主演しているようだし、要チェックのグループのようだ。

ところで話しは彼女に戻すが、彼女は2004年の1月から日本での活動をしていたようだが(2005年10月時点は、日本に滞留して音楽勉強をしている)、それが所属していた事務所との6年間の専属契約に違反したようで、契約の解除と損害賠償1億5498万ウォンの判決が出ているようだ。その後どうなったかは分からないが、私としては、2集がどうなるのかが心配である。
また、この事件の中で分かったことだが、演技者としてMBCの「ニューノンストップ」にも出演しているようだ。




Lena Park ( リナ・パク ) - 1

2006-02-08 | R&B



박정현
パク・チョンヒョン
Lena Park
リナ・パク
1976年3月23日生れ
T‐Entertainment


〈 Music Video 〉
       YouTube T-Entertainmnet Official Channel
       YouTube 박정현 (Lena Park) - FanClub 이쁜정현사랑 Channel
       YouTube Lena Park @ TV 1 Channel

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2012.06.19 パク・チョンヒョン(リナ・パク)が8集をリリース
       2010.12.04 パク・チョンヒョン(Lena Park)のラジオ映像 (2010.11) - 朝のNatePann


      
      
      
      
      
      
      
      
      


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      R&B

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《 Album 》
        Gift 2012年12月
        8集 「Parallax」 2012年6月
        Self Cover 「Cover Me Vol.1」 2010年11月
        7集 「10 ways to say I love you」 2009年2月
        6集 「Come To Where I Am」 2007年12月
        5集 「On & On」 2005年2月
        4集 「Op.4」 2002年6月
        「Lena Park Forever」 2001年5月
        3集 「Naturally」 2000年10月
        2集 「A Second Helping」 1999年3月
        1集 「Piece」 1998年2月

《 myCollection 》
      1集 / 2集 / 3集 / 4集 / 5集 / 6集 / 7集 / 8集
      Lena Park Forever / Cover Me Vol.1 / Gift




【 2013.04.26 / Gift 】
パク・チョンヒョンの「Gift」、ジャケットを開封するのがずいぶん遅くなってしまったが(4ヶ月以上も眠っていた)、開けて見るとアルバムタイトルどおり正に贈り物のようなリリースである。
厚紙の大きな箱のジャケットの蓋を開けると、中は上げ底のような仕様はまったく無く、アルバムがアルバムとなったかの様に、通常の(プラスチックの)CDケースが4枚束になって入っていた。

1枚目は、パク・チョンヒョンのアルバムではないが、彼女が歌った、OST、デュオ、あるいはフィーチャリングなどのセルフリメイク曲のアルバムとなっている。
2枚目は、MBC「나는 가수다:私は歌手だ」のカバー曲集となっているようだ。
3枚目は、収録曲としては、8集「Parallax」そのものだが、リミックスされた曲も収録されている。
4枚目はDVDで、8集「Parallax」での作者の話とミュージックビデオ関連が収められている。
(ただし、なぜか最後の映像だけは、2012年11月にシングルリリースされた「하얀 겨울:白い冬」のMVだ)

プロデュースは、8集同様セルフプロデュースだ。

なお、4枚のCD(DVD)ケースのほかに、57ページに渡る写真集が入っていた(純粋に写真集だ)。
最近の写真のようで、もしかするとこのアルバムのために撮ったのかも知れない(?)。
バックはすべてアメリカだろう(?)。
しかし、チョンヒョンファン以外は、興味は持たないだろうと思われる写真集ではある。


■ Disk 1 : Reunite Track List
  01. 「Beautiful You」
  02. 「사람, 사랑:人、愛」
  03. 「잘자요 그대:おやすみあなた」
  04. 「너 말이야:あなただってば」
  05. 「우린 참 좋았는데:私たち本当によかったのに」
  06. 「도착:到着」
  07. 「지금 이 순간:今この瞬間」
  08. 「Pokarekare Ana」

「Beautiful You」
この曲の作詞は、パク・チョンヒョンとなっているのだが、私が調べた限りでは得体が知れない曲だ。
パク・チョンヒョンで調べても、作曲者で調べても、「Beautiful You」という曲が探し出せない。

「사람, 사랑:人、愛」
2011年8月に김범수:キム・ボムスとリリースしている。
同じ年の6月に、ある雑誌とのインタビューでキム・ボムスとデュエットをしてみたいと言ったパク・ジョンヒョンの希望が叶った曲のようだ。

「잘자요 그대:おやすみあなた」
私にはよく分からないのだが、この曲は2枚目に収録すべき曲ではないのだろうか(?)。
2011年8月に「나는 가수다:私は歌手だ Season 1」としてリリースされている。

「너 말이야:あなただってば」
2006年8月に、015Bの7集「Lucky 7」で、Dynamic Duo(다이나믹 듀오)とともにフィーチャリングされている。

「우린 참 좋았는데:私たち本当によかったのに」
この曲、聴いたように思うのだが、素性がよく分からない。
作曲が성시경:ソン・シギョンで作詞が김이나:キム・イナとなっている。
ということは、このデュオの相手はソン・シギョンのようだ。

「도착:到着」
2012年5月に윤종신:ユン・ジョンシンとデュオでリリースしている(作詞・作曲もユン・ジョンシン)。
(今年(2013年)の1月にも「행보 2012 윤종신:歩み 2012 ユン・ジョンシン」にも収録されているようである)

「지금 이 순간:今この瞬間」
2012年のロンドンオリンピック MBC公式応援歌 Part.2ということらしい(応援歌にしては大人しいが)。
デュオの相手は김조한:キム・ジョハンとなっている。

「Pokarekare Ana」
この曲は、2005年4月封切りの映画「주먹이 운다:拳骨が泣く」のOSTのようだ。
なんだか、ハワイアンだが。


■ Disk 2 : Reboot Track List
  01. 「우연히:偶然に」
  02. 「겨울비:冬の雨」
  03. 「첫인상:第一印」
  04. 「그대 내 품에:君よ、我が胸に」
  05. 「나가거든:私が去ったら (If I Leave)」
  06. 「내 낡은 서랍속의 바다:私の古い引き出しの中の海」
  07. 「이젠 그랬으면 좋겠네:いまそうであったらいいのに 」
  08. 「이브의 경고:イブの警告」
  09. 「소나기:夕立」
  10. 「그것만이 내 세상:それだけが私の世界」
  11. 「세노야:セノヤ」 [原曲:ヤン・ヒウン]

「우연히:偶然に」
12年前の、1991年に이정선:イ・ジョンソンが歌った曲のようだ(作詞・作曲とも)。

「겨울비:冬の雨」
10年前1993年の김종서:キム・ジョンソの2集「PETSDN2」に収録されている曲のようだ(作曲も彼)。

「첫인상:第一印」
この曲は김건모:キム・ゴンモの1集に収録されている曲で、原曲とはまったく異なる編曲となっている。
(当然、ほかの曲もそうだろうと思うが、キム・ゴンモはコレクションしているのでよく分かる)
キム・ゴンモ1集は、1992年10月のリリースだ。

「그대 내 품에:君よ、我が胸に」
1987年(16年前)の유재하:ユ・ジェハ1集「사랑하기 때문에:愛するから(愛する所為で)」収録曲のようだ。

「나가거든:私が去ったら (If I Leave)」
조수미:チョ・スミが2001年に歌った、KBSドラマ「명성황후:明成皇后」のOSTのようだ。

「내 낡은 서랍속의 바다:私の古い引き出しの中の海
1998年(15年前)のPANIC(패닉)3集「Sea Within」の1曲のようだ。
誰と歌っているかは不明だ。

「이젠 그랬으면 좋겠네:いまそうであったらいいのに」
조용필:チョ・ヨンピルの12集だ(作曲も彼だ)。
1990年のリリースである。

「이브의 경고:イブの警告」
박미경:パク・ミギョンが1995年にリリースした2集「Jungle New Style」の曲だ。

「소나기:夕立」
2000年リリースの부활:プファル7集「Color」の収録曲だ。

「그것만이 내 세상:それだけが私の世界」
들국화:野菊(トゥルググァ)というグループの1集「들국화:野菊」からだ。
このグループ、1985年の1集のスタートの時は4人だったようだが、後に3人になったようである。

「세노야:セノヤ」
2002年にリリースされた양희은:ヤン・ヒウンの「30 Live」からのようだ。


■ Disk 3 : Parallax Remastered Track List
  01. 「그렇게 하면 돼:そうすればいい」
  02. 「실감:実感」 The Symphonic Mix
  03. 「도시 전설:都市伝説」
  04. 「미안해:ごめんね」
  05. 「Raindrops」
  06. 「서두르지 마요:急がないで」
  07. 「손해:損害」
  08. 「Any Other Man」 The Bedroom Mix
  09. 「You Don't Know Me」
  10. 「바람소리 속에 그대가:風の音の中にあなたが」
  11. 「Song For Me」 The Benny Mix

このアルバムは、インナーの歌詞カードの写真まで基本的に8集そのものだ。
3曲ほどリミックス曲になっているが、ミキシングなどで編集したものと思われ、ソースは同じ音だろう。


■ Disk 4 : DVD List
  01. 박정현 여덟번째 앨범:パク・チョンヒョン8枚目アルバム「Parallax」 Teaser
  02. 첫번째 이야기:最初の話
      / 유지상:ユ・ジサン(G-high) 「손해:損害」
     lyrics:   composed:   arranged:
  03. 두번째 이야기:2番目の話
      / 몬구:モング 「Raindrops」
     lyrics:   composed:   arranged:
  04. 세번째 이야기:3番目の話
      / 강현민:カン・ヒョンミ (Loveholics) 「바람소리 속에 그대가:風の音の中にあなたが」
     lyrics:   composed:   arranged:
  05. 네번째 이야기:4番目の話
      / 이이언:イ・イオン 「You Don't Know Me」
     lyrics:   composed:   arranged:
  06. 다섯번째 이야기:5番目の話
      / Mgr 「실감:実感」
     lyrics:   composed:   arranged:
  07. 여섯번째 이야기:6番目の話
      / 황성제:ファン・ソンジェ 「그렇게 하면 돼:そうすればいい」 & 「서두르지 마요:急がないで」
     lyrics:   composed:   arranged:
  08. 일곱번째 이야기:7番目の話
      / 정석원:チョン・ソグォン 「도시 전설:都市伝説」 & 「Song For Me」
     lyrics:   composed:   arranged:
  09. 여덟번째 이야기:8番目の話
      / 안준영:アン・ジュニョン 「Any Other Man」
     lyrics:   composed:   arranged:

  10. 「미안해:ごめんね」 Music Video Behind The Scenes (Making)
     lyrics:   composed:   arranged:
  11. 「미안해:ごめんね」 Music Video
     lyrics:   composed:   arranged:
  12. 「하얀 겨울:白い冬」 Music Video (2012.11 Digital Single)
     lyrics:   composed:   arranged:

このDVDのリージョンコードはALLのようだ。とくに何もしなくても、通常のDVDドライブで観ることができる。
当然、日本語の字幕が無いので残念だが、作曲家が外国人である「미안해:ごめんね」以外の全曲の作家の話をDVDに収めたというのは初めてではないだろうか。

その「미안해:ごめんね」はミュージックビデオとともにメーキング映像も収録されている。
また、8集とは関係無いのだが、2012年11月にデジタルリリースされたキム・ボムスとの「하얀 겨울:白い冬」のミュージックビデオが最後に収められている。


さて、今回の、この膨大な曲数が収録されたパク・チョンヒョンの「Gift」を一気に聴いて(観て)みての感想だが、まだパク・チョンヒョンの8集「Parallax」をコレクションしていない人で、これから入手をしようと思っている人には、この「Gift」は大変お勧めの(お買い得の)アルバムではあるが、私のように既に8集が手元にあり、とくに古い曲に興味が無い人にとっては、日本語字幕の無いDVDにしか価値が無いような印象で、いまひとつなアルバムな感じもする。


【 2012.07.08 / 8集 】
パク・チョンヒョン(Lena Park)の8枚目のアルバム「Parallax」、アルバムタイトルの「Parallax」とは天文学、光学、写真などで使う言葉で「視差」ということである(「変位」という意味もあるようだが)。
その「視差」は(いくつか意味が有るが)、「2つの違った場所から一つの物を見た時の方向の差異」を言う。
ずいぶん難しい、意味深なタイトルを付けたものだ。
アルバムコメントは「変わったものと変わらないもの、その中で新しい挑戦をするパク・チョンヒョンのWell Madeの情熱」となっていて、さらに、タイトルの「Parallax」は、テレビ番組を通じて見せる彼女の姿と、アーティストとしての彼女を同時に見る大衆の見かたの差に対する悩みを表わしているという。

収録曲は全11曲で、クレジットには、All Produced byとしてトップにパク・チョンヒョンの名が書かれ、その下以降にExecutive Producerほかの名が書かれている。
リードトラックは外国の曲と思われる4曲目の「미안해:ごめんね」である。

Track List
  01. 「그렇게 하면 돼:そうすればいい」
     lyrics: 박주연  composed: 황성제  arranged: 김건
  02. 「실감:実感」
     lyrics: Miu.txt & 박정현 composed: MGR  arranged: MGR
  03. 「도시전설:都市伝説」
     lyrics: 정석원  composed: 정석원  arranged: 정석원
  04. 「미안해:ごめんね」
     lyrics: 정석원  arranged: Don Spike
     composed: Mario Alberto Dominguez Zarzar & Ana Monica Velez Solano
  05. 「Raindrops」
     lyrics: 몬구 a.k.a. 네온스  composed: 몬구 a.k.a. 네온스  arranged: 몬구 a.k.a. 네온스
  06. 「서두르지 마요:急がないで」
     lyrics: 김이나  composed: 황성제  arranged: 황성제
  07. 「손해:損害」
     lyrics: G-high & 이주형  composed: G-high & 이주형  arranged: G-high & 이주형
  08. 「Any Other Man」
     lyrics: 박정현  composed: 박정현  arranged: 안준영
  09. 「You Don't know Me」 with 이이언:イ・イアン
     lyrics: 이이언  composed: 이이언  arranged: 이이언
  10. 「바람소리 속에 그대가:風の音の中にあなたが」
     lyrics: 박정현  composed: 강현민  arranged: 강현민 & 이재학
  11. 「Song For Me」
     lyrics: 정석원  composed: 정석원  arranged: 정석원

     NameList
       박주연:パク・ジュヨン / 황성제:ファン・ソンジェ / 김건:キム・ゴン / 박정현:パク・チョンヒョン
       정석원:チョン・ソグォン / 몬구 a.k.a. 네온스:モング 別名 ネオンス / 김이나:キム・イナ
       이주형:イ・ジュヒョン / 안준영:アン・ジュニョン / 이이언:イ・イオン / 강현민:カン・ヒョンミン
       이재학:イ・ジェハク

1曲目「그렇게 하면 돼:そうすればいい」
フルオーケストラをバックに録音された曲で、録音が終わった後のパク・チョンヒョンが「私の心の中のタイトル曲」だと言ったほど彼女が強い愛情を感じている曲だそうだ。(作曲はファン・ソンジェだ)

2曲目「실감:実感」
編曲もユニークだが、頭の部分、歌い出しが彼女の声かと度胆を抜かされる。その後、本来の彼女らしい声色に戻るとほっとする感じで、なんかいい曲だ。

3曲目「도시전설:都市伝説」
ドラム(というか、太鼓と言うべきか)を特徴的に使った編曲で、パク・チョンヒョンが自身の音楽の方向をR&B唱法とRockの調和だという曲のようで魅力ある曲となっている。
(作詞・作曲・編曲は정석원:チョン・ソグォン)

4曲目「미안해:ごめんね」
リードトラックである。
オリジナル曲はメキシコの人気グループだというCamilaの「Mientes」をリメークした曲のようだ。
この曲は2009年にリリースされ、ビルボードのラテンポップチャート上位圏に上がった、北米では多くの人に人気があった曲のようだ。
編曲のDon Spikeと作詞(訳詞かも知れない)の정석원:チョン・ソグォンは著作権が無い翻案曲という現実にもかかわらずパク・チョンヒョンのために「미안해:ごめんね」を完成させた。
(たしかに、原曲を超えたかも知れない)
歌詞の内容は、愛する人をこれ以上信じられなくなった悲しみと願い、申し訳ない思いと振り捨てることの複雑な感情を表わしたものようだ(たぶん、原曲もそうではないだろうか)。

5曲目「Raindrops」
よく知らない話だが、홍대:弘大のアイドル(?)という몬구:モング(Mongoo:mon9)の作詞・作曲・編曲のようだ。
モングは別名が네온스:Neonsのようで、本名は김준수:キム・ジュンスのようだ。
(※「a.k.a.」は「also known as」で「別名」という意味だろう)
パク・チョンヒョンは、今回のアルバムでは、新しい方向への挑戦のために、商業作曲家でないバンドのメンバーやプロデューサーと共に多少冒険的な試みをしている。

6曲目「서두르지 마요:急がないで」
作詞は김이나:キム・イナ、そしてパク・チョンヒョンの大衆ヒット曲を作ってきたと言える황성제:ファン・ソンジェが作曲・編曲の曲だ。
収録のための曲の選択は最も最初に行われたそうなのだが、作詞が7~8人の作詞家と作業を繰り返したそうで、最終的にスター作詞家キム・イナとなり、最も最後の録音となったそうだ。
(私の訳に大きな間違いは無いと思う)
さすがに、大衆的ないい曲だ。

7曲目「손해:損害」
G-highは新人の作曲家のようようで、本名は유지상:ユ・ジサンである。この曲の収録風景映像で登場して話題となった。이주형:イ・ジュヒョンはこの映像に出てくるもう一人の人物かも知れない(?)。 (※上記YouTube参照)
いい曲だ。

8曲目「Any Other Man」
パク・チョンヒョンの作詞・作曲だ。
彼女は、一緒に仕事をするのに最も難しい作曲家がパク・ジョンヒョン本人だと言う。「作曲料が無料で一番安くていいのだが、決定力が弱くて共に仕事をするのが難しい」と言う。そして「幸い、いい編曲者にめぐり会えたことで収録を進めることができた」と話している。
この曲の編曲者は안준영:アン・ジュニョンで、彼は今回の全国10都市で、6月から3ヶ月余りかけて行う8集記念コンサートにも関わっているようだ。

9曲目「You Don't know Me」
パク・チョンヒョンとしてはちょっとユニークな曲で、デュオの相手でもある作詞・作曲・編曲者の이이언:イ・イオンにより独特な音楽の世界を作り上げている。
イ・イオン(eAeon)はソロでも3度ほどリリースしているようだが、2人組のグループMOT(못)のメンバーである。
(※MOTの現在メンバーは2人となっているが、2004年デビューなので元は数人のロックバンドでは(?))

10曲目「바람소리 속에 그대가:風の音の中にあなたが
作詞がパク・チョンヒョンの曲だ。
そして作曲・編曲はLoveholics(러브홀릭스)の강현민:カン・ヒョンミンだ(編曲は共作)。
この曲はカン・ヒョンミンが自分が歌おうと思って作った曲だったそうだがパク・チョンヒョンが歌う方がいいと思って、このアルバムに参加したそうだ。

最後11曲目「Song For Me」
リードトラックである「미안해:ごめんね」の訳詞(?)者であり、そして「도시전설:都市伝説」の作詞・作曲・編曲者の정석원:チョン・ソグォンによる曲で、故Whitney Houston(휘트니 휴스턴)に捧げられている。
それゆえか、壮大さも感じ、またアルバムを締めくくるにふさわしい曲だ。

パク・チョンヒョン(Lena Park)の、7集からは3年ぶりとなるアルバム8集「Parallax」、タイトルが物語る通り彼女の中に存在する幾つもの姿を多様な人々との共同作業を通じて現している。
なお、YouTube上には(上記のT-Entertainmnet Official Channel)、このアルバム「Parallax」の制作風景映像が曲ごとに載せられている。


【 2011.07.15 / Lena Park Forever 】
リリースは2001年5月で、なぜかBUNKAKOREAのショップの再発売ということで掲載されていたのを入手したのだが、本国も含めとくに再発売の動きは無かったと思う(?)。

基本的にこのアルバムに関する情報は、いまさらということもあって、現在調べてみても、もう無い。
クレジットのデータ、及び作詞・作曲関連データを書いても、現在としては意味が無いように思うので省略するが、一応トラック紹介だけはしておく。

Track List
  01. 「Intro」
  02. 「3:30 AM」
  03. 「마지막 시간:最後の時間」
  04. 「오해야:誤解が」
  05. 「One Summer Night 97'」
  06. 「첫눈:初雪」
  07. 「어떡해:どうして」
  08. 「내 안의 그리움:私の心の中の懐かしさ」
  09. 「엉큼한 너:陰険なあなた」
  10. 「Baby's Groove」
  11. 「We Are Friends」
  12. 「Outro」

このアルバムは、2001年5月のリリースとなっているが、Daum Musicの情報によると、パク・チョンヒョンが正式にデビューする前、1996年3月に制作されたと書かれている。

ところで、Bugsサイトの、このアルバムへのユーザー書き込みに、気になる内容がいくつか書かれている。

その1. (buoyさん)
このアルバムは、1集・2集・3集のヒットに気をよくした、事務所側が無理やりに作ったアルバムです。ファンの間では「パク・チョンヒョンの屈辱」で評価されるレコードです。
「첫눈:初雪」という曲は、1集「P.S. I Love You」と、3集「You Mean Everything To Me」を合わせて作った曲で、最初から同じ小節も有ります。「첫눈:初雪」が本来の原曲でしょう。(素直に聴けない曲です)
このアルバムでパク・チョンヒョンを評価しないように。

※「パク・チョンヒョンの屈辱」なのかどうかは、いまは調べようが無く、意味が不明だ。
「첫눈:初雪」に関しては、3曲を聴きくらべてはみたが、よく分からない。
作曲に関しては、「첫눈:初雪」と「P.S. I Love You」とは同じ김덕윤:キム・トギュンではあった。

その2. (pcmanさん)
「One Summer Night 97'」は完全にゴミの曲だね。導入部分はStingの「Shape of My Heart」をサンプリングして、曲はChelsia Chan & Kenny Beeの「One Summer Night」そのままで、これがリメークした再誕生か?
こういう曲はゴミで、公害だ。私の海外の友人がこういう曲を聞けば、とてもあきれると言う。許可は得てこの別の曲を作ったのか。「Come on Lena」のラップまで出てきてとても見苦しいね。

※なんだか、ずいぶん厳しい書き込みだが、調べてみると「Shape of My Heart」は、映画「Leon」に使われている曲のようで、たしかにそのようだ。(この映画は、曲の記憶は無いが私も観た)
そして、盗作のような書き方だが、歌詞カードには作曲はChelsia Chanで、作詞はLeung Daktoとなっており、編曲はWon Kimと김덕윤:キム・トギュンと書かれており、盗作に関してはとくに問題は無いように思うが。
「Come on Lena」のラップに関しては趣味嗜好の問題のような。
まあ、導入部に関しては、問題はクリアしていると思うが、たしかに作品的には貧弱には感じる。

その3. (pointdwさん)
このCDは、パク・チョンヒョンの最初アルバムだが、事務所問題で出てくることが出来ないアルバムです。
デビューアルバムに有る曲の原曲がここに載せらています。

※所属事務所は、いまの事務所とは異なる。また、CDを見てみると、1集、2集、3集も、それぞれ違うようだ(?)。

などと書かれており、このアルバムは、なんだか問題を抱えたアルバムであるようだ。
そういう意味では、貴重なアルバムなのかも知れない。

で、肝心の音の方だが、録音はいまひとつよくない。音に艶、深みが少ないように感じる。
パク・チョンヒョンの歌唱力も、いまとくらべると、いまひとつに思え、このアルバムの録音が1996年3月で、最初のアルバムということに合致はする。
※なお、最初の録音ということに関しては、「第1回アメリカ福音聖歌競演大会大賞(제1회 미주복음성가 경연대회 대상)」というアルバムが有るようで、このアルバムのリリース日がDaum Musicでは1993年となっているので、もしかするとこれが最初に録音されたアルバムかも知れない(ただし、Bugsは2001年3月となっている)。

「Lena Park Forever」、パク・チョンヒョンのファンが資料としてコレクションするには大変意義のあるアルバムだが、それ以外の人には、アルバムとしての価値は低いかも知れない。


【 2010.11.30 / Cover Me Vol.1 】
パク・チョンヒョンがスペシャルアルバムとしてセルフカバーの「Cover Me Vol.1」をリリースした。
1集から12年が過ぎたいまの彼女が、当時の曲を違う解釈で聴かせたい、ということでセルフプロデュースしたアルバムである。

1集から3集までの曲と、いままでの彼女のアルバムに収録されなかった曲が、合わせて10曲収録されている。
(ただし、オンラインで掲載されている曲数は8曲で、オフラインでは2曲がボーナストラックとなっている)
1集から2曲、2集から3曲、3集から1曲で、新曲が、というかいままで彼女のアルバムには収録されなかった曲が、ボーナストラックの曲も含め4曲収録されている。


1曲目「You Mean Everything To Me」は、3集 「Naturally」からの曲で、スイングジャズでの編曲で、ちょっと聴くと、3集の曲と同じとはまったく思えないほど違った曲に変身している。
彼女の話によると、この録音でのミュージシャンについては、いわくが有るようなのだが、知識が無いのでよく分からない(汗)。その彼女の話の2008年当時と同じミュージシャンで録音されたようだ。

2曲目の「Everything Everything!」は、1分16秒ほどの短いブラスアンサブルで、「You Mean Everything To Me」のミュージシャンによる、彼女にとっては意味ある曲のようで、歌詞カードには書いてくれているのだがだが、訳していないので、ちょっとよく分からない(汗/笑)。

3曲目「편지할께요:手紙を出します」は、2集 「A Second Helping」からの曲で、これもまったく違う趣の曲になっている。2集のR&B的ポップな曲をボサノバの編曲で仕上げている。ライブではこのスタイルでよく歌うそうだ。

4曲目「P.S. I Love You」は、1集 「Piece」からの曲で、この曲はアルバムをリリースした最初の頃のライブを除いて、ずっとCDとは異なる編曲で歌っていたらしく、今回の録音は最も最近の編曲で録音したものだそうだ。この編曲をしたのが이성렬:イ・ソンニョルだが、彼女にとって意味深い人のようだ。

5曲目「몽중인:夢中人」は2集 「A Second Helping」からで、この曲もやはりライブではいろんな編曲を試みたが個人的に最も良かったバージョンがモニター用にさえも残っていなかったので、その時のライブのピアノ デモを作った박지만:パク・ジマンによっ編曲されものだそうだ。いやぁ、2集とは違う仕上がりで、なんか、いい曲だ。

6曲目の「나의 하루:私の一日」は、1集 「Piece」からの曲で、2003年1月にオリンピック公園重量挙げ競技場で歌ったライブバージョンのようだ。訳に間違いが無ければ、この時のDVDに収録されたものと同じもののようだ。

7曲目「Vincent」はカバー曲で、彼女が持ち歌が多くなかった新人時代、色々な放送局やライブ会場でよく歌った曲だそうだ。彼女にとって特別に記憶に残る曲としてもう一度歌いたかった曲だそうだ。

8曲目「바람에 지는 꽃:風に散った花」は、2集 「A Second Helping」からの曲で、2009年5月に卒業のためにニューヨークに帰る直前に、LGアートセンターで歌った2曲の1曲だそうだ。アメリカにに帰る前の最後の公演の最後アンコール曲だったそうで、この曲でファンとの惜しい挨拶をしたという、いろいろ深い感情が詰まった曲のようだ。
一瞬ライブ版のように聞こえるが、そのライブ実況を土台にスタジオで録音されたようだ。面白い編曲だ。

ボーナストラックの「그 바보:そのバカ」は、2009年のKBSドラマ「그저 바라 보다가:ただ願って」のOSTだ。
このドラマ「그저 바라 보다가:ただ願って」は、ファン・ジョンミン(황정민)、キム・アジュン(김아중)主演の日本語名が「アクシデント・カップル」というドラマで、これは私も観た。2009年4月にドラマのOSTとしてデジタルリリースされている。

最後の曲(ボーナストラックの2曲目)の「The Gold Within」は、「그 바보:そのバカ」の原曲らしい。聴くと、たしかにそうだ。


今回リリースされたセルフカバーの「Cover Me Vol.1」、ベスト版の感覚でで軽く受取っていたが、かなり違った作品となっている。正規版のひとつに匹敵するくらい、意味あるアルバムだ。
「Vol.1」と銘打っているので「Vol.2」のリリースが楽しみだ。


【 2009.03.24 / 7集 】
デビュー10周年の作品である。
アルバムタイトル「10 ways to say I love you」にそれが込められているのだろう。

ジャケットの写真は表の1枚だけで、インナーはこの1枚の写真をもとにした画ばかりである。また、この写真を極小にして1ドットとして描いている絵もある。メディアのCDの絵柄もこのドットだけである。まあ、デビュー10周年の1作目のリリースとしてはいまいちの感がある。
クレジットのAll Producedが彼女自身となっているので、このデザインも彼女ということになるのだろうか。

作詞、作曲の方は共作での作詞が2曲(2曲目「청순가련 리나 박:清純可憐のリナ・パク」と6曲目「Sunday Brunch」)、作詞が共作の作詞作曲が1曲(3曲目「나 같은 사람 너 같은 사람:私のような人あなたみたいな人」)、一人での作詞作曲が1曲(7曲目「비가:雨が」)となっている。
2曲目の「청순가련 리나 박:清純可憐のリナ・パク」は冗談ぽく始まったのがほんとに曲になったようなんだが、これには当然、彼女の手が加わるだろう(笑)。
3曲目の「나 같은 사람 너 같은 사람:私のような人あなたみたいな人」の作詞の共作は、なんと윤미래:ユン・ミレ(t)となっている(どういう関係だろう)。ただ、共作と言っても、おそらくラップのことを言っているのであろうと思うのだが。もちろんラップのフューチャリングはユン・ミレのはずである(ラッパーの記載は無い)。また、この曲のキーボードも彼女が関わっている。
ユン・ミレは自身のアルバム準備で忙しい中、パク・チョンヒョンのオファーに快く承諾したそうである。7曲目の「비가:雨が」はアレンジ、そしてピアノもパク・チョンヒョン自身である。なかなかきれいないい曲である。この曲のタイトル、初め「悲歌」と訳したのだが、歌詞を見ると、おそらく「雨が」で正しいと思う。バックに雷雨の音も聞こえてくる。

7集、彼女のアルバムとしては、R&Bな、と言うよりより、彼女の声色に合った、ポップな、明るく軽い感じに仕上がっている。

最後に、WoW !Koreaさんが彼女に関する記事を載せてくれている。いい記事だ。
デビュー11年、新アルバム発売のリナ・パーク (WoW! Korea 2009/03/17)


Lena Park ( リナ・パク ) - 2 へ続く

Lena Park ( リナ・パク ) - 2

2006-02-08 | R&B
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【 2007.12.26 / 1集・2集・6集 】
KstarMallさんで6集を購入しようとした時、なぜか1集・2集が有った。いつの間にか再販でもされていたのだろうか、単に売れ残っていたのではないと思う。
いまさら、1集・2集のアルバムに対して、そんなに魅力を感じるわけではないのだが、彼女を知るうえでも聴いておきたくて、全集揃えることにした。
恥ずかしながら、今になって、やっと彼女のすごさが分ってきたようで、最近なんだかとっても彼女がいい。
彼女の歌い方は、クラッシク的というか、優等生的な歌い方なのだが、澄んだ水のような発音はきれいで爽やかな魅力を感じる。この人の声色も甘え声であるのだが、なぜか彼女の場合は、それが愛らしさに聞こえ、むしろ好ましく聞こえる。
歌のうまさが、アルバムを追うごとにうまく、深くなってるように思う。これは4集で大きく飛躍している。というか、アルバム作品としての4集は格別だ。

今回、1集から6集までがそろったこともあり、改めて通しで聴き直してみることにした。

〈 1集 1998年2月 〉
この1集、2曲目「나의 하루:私の一日」、3曲目「P.S. I LOVE YOU」、9曲目のデュエット曲「사랑보다 깊은 상처:愛より深い傷」で人気を得たようだ。(たしかに、そうであろうと思う)
また、この1集の後、8月に大学路で初ライブしたようなのだが、チケットはわずか3日で完売したらしい。ただ、この1集の活動中に体調を崩し活動を中断しているようだ。
音の方は、R&Bからバラードまで、歌のうまさは新人とは思えないうまさだが、さすがに新人ということだろうか、まだパク・チョンヒョン(リナ・パク)らしさは、あまり感じられない。作曲者、編曲者の色の方が勝っている感じがする。6曲目「The Player」とか8曲目「요즘 넌:このごろお前は...」などは、なんとダンスといっていい曲だ。とくに6曲目の「The Player」の編曲などはS.E.S.を思い起こさせる。
彼女の豊かな声量は今と変わらないのだが、滑らかな透明感は今の彼女が勝っている。

〈 2集 1999年3月 〉
この2集のCDジャケット写真の彼女のイメージが、私が今まで持っていたものとはずいぶんと違う。写真はどうやら日本で撮ったようだが、髪はショートで化粧の仕方も暗い(この頃の流行だったのだろうが)。最初インナーを開いた時、少し驚いたほどだ。
彼女はこの2集のリリースの後、5月~7月にかけて初の全国ツアーをしているようだ(ソウル・大田・大邱・釜山・春川・全州)。
サウンドの方は、韓国最高のミュージシャンたちが参加して作られたアルバムだそうで、彼女のボーカルを引き立たせた、より完成度の高い一枚ということのようだ。最高のミュージシャンかどうかは私には分らないが、収録されているサウンドはかなりいい音に仕上がっている。
アルバム全体としては、とくに後半がバラードな印象もあるが、声色はいまのパク・チョンヒョンを感じさせる。
このアルバム、ハイトーンの曲がかなり多い。1曲目のタイトル曲「몽중인:夢中人」がなかなかいい曲で、これもけっこうハイトーンな曲なのだが、ハイトーンな曲ということでは、5曲目の「우리가 보여:私たちが見える」がかなりハイである。(タイトル曲は2曲で、11曲目の「바람에 지는 꽃:風に舞う花」もタイトル曲になっている)
12曲目、最後の曲「Ordinary」は作詞作曲そして編曲も彼女によるものだ。さすがに歌詞はまだ英語だ。ピアノも彼女かと思ったが、これは違った。

〈 3集 2000年10月 〉
この3集、かなりポップなアルバムとなっているが、壮大なスケールで、アレンジは自然な感じに作られている。
彼女による作詞、作曲は9曲目「거짓말처럼:嘘のように」の作曲と、11曲目の「Better Now」の作詞作曲である。「Better Now」は、いかにもR&Bらしい曲だが、作詞はやはり英語だ。
ここまでの声色が4集から後にくらべ、少しがさついた感じを受ける。アルバムとしても、4集以降にくらべると少しものたりなさを感じる(というか、4集がすごすぎるのだが)。
4曲目の「늘 푸른:いつも青い」は映画「エンジェルスノー」(韓国タイトル:ハル)のサントラにもなっているようだ。(この映画は観ていないので知らないが)
彼女は、この3集の活動以後、UCLA演劇映画学科から、コロンビア大学英文学科に転科しているようだ。そして、優秀な成績だったらしい。彼女曰く「純粋文学を勉強することで、歌手生命が延長される」のだそうだ(?)。

〈 4集 2002年6月 〉
この4集、タイミング的にはワールドカップ期間と重なり、アルバム作成関係者としては、通常避けたい時期であるのだが、にもかかわらず果敢にリリースしている。ジャケットの写真は日本の鳥取砂丘で撮影されたようだ。
このアルバムタイトル「Op.4」は、クラシック作品での作品番号を意味する。つまり、この4集はタイトルどおり、正に作品と呼ぶに相応しいアルバムであることを主張してる。実際、ドラマチックな演出(編曲)もなされており、多くの曲で、聴いていて彼女の歌唱力に感動する。いわゆるK-popの世界とは異質なものがこの4集には有る。
この4集から彼女の声色が変わったと思う。より透き通ってつややかに、それでいて迫力を増してきた。
今回、彼女はアルバム作りにもより深く関わっている。まず単独ではないが、アルバム全体のプロデュースに名を連ね、これも単独ではないが3曲のプロデュースも行っている。そしてボーカルプロデュースは全曲彼女自身によるものだ。作詞、作曲に関しては1曲で最後の13曲目「Puff」がそうである。この彼女の「Puff」もいいのだが、私は11曲「떨쳐:震える」が好きだ。リズミックなこともあるが、このメロディラインがなんともいい。

この4集の後、2002年から2003年にかけてのライブを行い、その録音を2003年7月に「Live Op.4 Concert Project 4th Movement」としてリリースしている。
このライブアルバムは韓国初のマルチトラック録音が試みられたそうで、音楽関係者は「韓国内のライブアルバムの中で最高の完成度」と評価しているようである。

〈 5集 2005年2月 〉
リュックサックを背負いアリゾナ砂漠を横切る姿をCDジャケット写真とした5集。そのジャケット写真が、パク・チョンヒョンのアーティストとしての旅が続き、絶えること無い音楽の進歩を願うイメージを物語っているそうである。
5集は自作曲が今までのアルバムに比べてたくさん増えているだけではなく、ミュージシャンとしての関わりが高くなっている。つまり、アルバムのプロデュースと編曲、韓国語での作詞、コーラスアレンジなど、多才(多彩)にやりこなしている。
Executive Producerが他にいるものの、クレジットにはパク・チョンヒョンの名がプロデューサーとしてトップに書かれている。14曲中、3曲が作詞作曲、作曲が1曲、作詞が1曲(これは共作)、編曲が2曲、そしてプログラミング(?)が2曲だ。その自作曲の中の1曲が12曲目の「Very Thought」なんだが、この曲はピアノ曲で、演奏はもちろん彼女によるものだ。また、韓国語での作詞が見られる。13曲目の「Ghost」の詩は彼女単独で全て韓国語だ。この「Ghost」、なかなかいい(歌詞は解らないが)。
タイトル曲である4曲目の「달:月」は日本と共同プロジェクトで作られた曲のようで、日本でもリリースされているそうである。(確認はしていないが、たしかに作曲者の名は日本人である)
で、なんと2曲目「아름다운 너를:美しい君を」の作詞は、紫雨林のキム・ユナによるものだ。なんだか意外だ。
このアルバムで、パク・チョンヒョンは自分の音楽として追い求めて来たR&Bと異なるジャンルへの取り組みを試み、それをアルバム全体にとけ込ませている。
また、収録はアメリカでされたようなんだが、これにも力を入れているようで、とくにボーカルの録音にはかなり気を使ったようだ。つまり、多くのビンテージマイクをテストして、彼女にいちばんよく合うマイクとプリアンプを選別して使ったようだ。
これらを見てくると、もうパク・チョンヒョンを単純なボーカリストとしてだけで評価することはできないようである。

〈 6集 2007年12月 〉
この6集で、デビューアルバムからほぼ10年を迎える。しかし10周年にしてはCDジャケットが少しもの足りない。
また、ジャケットの写真は彼女が家の外壁にペンキを塗る様子が撮られているのだが、不思議なことに彼女が持っているペンキの色は青なのだが、この家のどこにも青色が見られない。もちろん撮影のためのポーズなんだろうが、なんだか笑ってしまう。

それはともかく、アルバムはなかなか意欲的な作品だ。彼女は、6集でのアルバムでは自分の得意とする R&Bからボサノバ、ロックなど多彩に音楽的な広がりを見せ、さらにアルバム作りにも多くの関わりを見せている。
プロデューサーの名前には単独ではないにしても、パク・チョンヒョンの名前が見られる。
そしていままでは、ひとつのアルバムに1~3曲づつの自作の曲をリリースしてきた彼女だが、今回はかなり本格的にシンガーソングライターとしての姿を見せている。
12曲中、彼女だけの作曲が2曲、共作が6曲、ひとりだけでの作詞が3曲、そして彼女の作詞作曲が2曲だ。この2曲の作詞作曲は、6曲目「Hey Yeah」とラストの12曲目「Everyday Prayer」だが、この曲でのピアノの演奏も彼女自身だ。(共作での作曲の6曲と、彼女ひとりでの作詞3曲の中には、作詞作曲が2曲有る)
彼女はこれら作詞、作曲のみならずアルバム全体の音楽的方向にセルフプロデュースをもし、これまで10年間に蓄積してきた音楽的才能を発揮している。
また彼女は、自分自身がしたい音楽の芸術性と大衆性の間での均衡を失うことなく、彼女の過去の経験をよく生かし、この6集「Come To Where I Am」をつくりあげているようだ。

3曲目の「달아요:甘い」は曲名どおりボサノバ風の甘い感じの曲だが、彼女の独特のささやくような声色がいい。(共作だが曲も彼女の作曲だ)
7曲目「믿어요:信じます」、なかなかいいバラードだ。この曲は正規アルバムで初めての収録になるが、ライブでは英語の歌詞で何度も歌ったことのある曲のようだ。作曲は彼女なんだが、なぜか作詞は彼女ではない。
9曲目の「우두커니:ぼんやりと」も悲しく感傷的旋律のなかなかのバラードだ。この曲も作曲は彼女なんだが、作詞は彼女ではない。
11曲目「Smile」は劇的に壮大なバックサウンドに彼女のパワーあふれる声がいつもと少し違いなかなかいい。この曲も彼女の作詞作曲だ(曲は共作)。

6集の活動として単独公演が予定されているようだ。「Into the New」というタイトルをつけて、この12月27日から12月31日まで延世大白昼年記念館で行われる。
この公演では、観客とひとつとなって共感することができる席を作りたいという彼女の希望で観客と近くで接することができるよう、700席余りの小さな空間で行われる。
この10年、「R&Bの妖精」、「ライブの女王」などの評価を受けてきた彼女だが、日本のTBSで放映されたアニメ「Romeo & Juliet」の主題曲を歌うなど、今後もさらに広い世界でその才能を広げ活躍していくことだろう。


【 2006.02.08 / 3集・4集・5集 】
パク・チョンヒョン(リナ・パク)も完全なるアメリカからの帰国子女だ。アメリカはロサンゼルスの生まれである。
幼い頃から、牧師である父親の影響でゴスペルを歌い、強い影響を受けている。彼女はいろんな曲を巧みに歌いこなし、歌のうまさは人には真似のできないものを持っている。
どういう位置づけのものかは、よく分らないのだが、たくさんの賞を取っている。KBS WORLD Radioさんによると、1989年・1990年の「Downey Way Outer Broadway Talent Contest」でボーカル部門大賞、1993年GBC(Gospel Broadcast Company)の「Gospel Singer Contest」で大賞、1994年「L.A. Classical Jazz Festival 出演者選抜大会」で最優秀ボーカリスト賞を獲得するなど、各種ゴスペル、ジャズコンテストで様々な賞を受賞しているようである。
ちょっと計算してみると、1989年から1994年であるから、彼女の13歳から18歳ということになり、かなりすごい子供であったことは想像するのに難くない。
この後、1997年に母国に帰り、翌年1998年にファーストアルバムのリリースとなる。彼女、21歳の時である。




Lim JeongHee ( イム・ジョンヒ )

2006-02-07 | R&B



임정희
Lim JeongHee
イム・ジョンヒ
1981年5月17日生れ
BigHit Entertainment


〈 Music Video 〉
   Bugs MusicVideo 全16映像(60秒)
   DaumMusic MusicVideo 全24映像

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
   2011.05.10 イム・ジョンヒがミニアルバム「Golden Lady」をリリース
   2010.11.04 イム・ジョンヒのラジオ映像 (2010.10) - 朝のNATE動画
   2010.09.15 イム・ジョンヒ、チョ・グォンとのデュオ曲でカムバック (リアルタイムチャート1位)
   2010.09.12 イム・ジョンヒ、今月30日国内カムバック!


  
  
  
  
  
  
  
  


《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   DaumMusic
   곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 포토:フォト / 정규:正規版 비정규:非正規版 싱글:シングル
   Bugs
   아티스트:アーティスト 앨범:アルバム 곡:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 한마디:ひと言
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver

《 Official / Private Site 》
   LimJeongHee GOLDENLADY
   Big Hit 임정희
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   miniHP
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《 Album 》
    MiniAlbum 「Golden Lady」 2011年5月
    MiniAlbum 「진짜일 리 없어:本当であるはずが無い」 2010年9月
    3集 「Before I Go J-Lim」 2007年10月
    2集 「Thanks」  2006年3月
    1集 「Music Is My Life」 2005年6月 (24歳)

《 myCollection 》
  1集 / 2集 / 3集
  진짜일 리 없어 / Golden Lady




【 2011.05.28 / Golden Lady 】
イム・ジョンヒ2枚目のミニアルバム「Golden Lady」である。

ジャケット写真が印象的だ。
ジャケットは従来からのプラスチックケースで、それを紙のケースカーバーに収めているが、その裏表紙の写真が、インナーの歌詞カードの表紙の写真となっている。
そして、その歌詞カードの冊子の中には5カットほどだが、彼女の写真が載せられていて、これが、けっこう、私としてはいい。

なお話は逸れるが、今回、「Golden Lady」でイム・ジョンヒのバックバンドとしてステージに立った4人の女性の中で、ベーシストのスタイルの良さと、ギタリストの可愛い顔が話題となったようだが、彼女たちはインディーバンドで活動するベーシストと、実用音楽科専専攻の学生のようだ。

「Golden Lady」の収録曲はミニアルバムとしても少なめの4曲で、1枚目のミニアルバム「진짜일 리 없어:本当であるはずが無い」以降のシングル曲は残念ながら収録されていない。
プロデュースは前回と同様に、'hitman'bang(방시혁:パン・シヒョク)で、Executive Producerも、これも前回同様、JYP & Big Hit Entertainmentとなっている。ただ、ほかのスタッフの名は前回と比べるとけっこう異なっている。
作詞作曲は共作も含めてだが、ほとんどがパン・シヒョクとなっている。(パン・シヒョクとは6年来の間柄だ)

1曲目「Golden Lady」、このリードトラックは先にG.NAのミュージックビデオで聴いてしまって失敗したが、ほとぼりが冷めたいまあらためて聴いて、いい曲だと思う。そして、さすがイム・ジョンヒだ。作詞作曲はパン・シヒョクで、作詞の共作と編曲がpdoggとなっている。ラップフィーチャリングは현아:ヒョナ(4Minute)だ。
2曲目「Stay」、なぜか8eight の백찬:ペク・チャンから歌い始める曲で、しかし、後から入るイム・ジョンヒがなんだかすごくて、パッと光る声がイム・ジョンヒとは思えない声色だ。作詞作曲はパン・シヒョクで、作詞の共作と編曲がt.bear & 신효:シニョで、これにペク・チャンが作曲の共作に加わっている。
3曲目「니가 떠나고 나도:あなたが去って私も」、この曲もBasick(베이직)かSan E(산이)のどちらかのラップから入る曲で(ラップフィーチャリングは2人)、かなりラップがメインな感じの曲となっていて、作詞作曲がパン・シヒョクで、作詞の共作と編曲がWonderkidとなっている。
最後の曲「Yes」、この曲がイム・ジョンヒとしては(私としては)、初めて聴く感じの曲で、作詞は휘성:フィソンで、作曲がパン・シヒョクと김도훈:キム・ドフンで、編曲はWonderkidとMiss Kayとなっている。なんだか、昔のディスコサウンドな仕上がりとなった曲で、なんだか面白い。

ミニアルバム「Golden Lady」の4曲、その4曲それぞれに個性があって、飽きさせなず、さすがイム・ジョンヒと言える最高の出来のアルバムとなっている。


【 2010.10.09 / 진짜일 리 없어 】
待ちに待ったイム・ジョンヒの帰国、そして帰国後の1枚目のCDリリースだ。
エグゼキュティブプロデュースはBigHit EntertainmentとJYP Entertainmentとなっている。彼女はJYPとは縁が切れたのかと勝手に思っていたが、私の思い違いで、CDジャケットの裏にもJYP Entertainmentの文字が有る。
また、BigHit Entertainmentのホームページには2AMも登場する。BigHit EntertainmentはJYP Entertainmentの関連会社のようだ(知らなかった)。
プロデューサーは'hitman' bang(방시혁:パン・シヒョク)だ。彼は、練習生時期からイム・ジョンヒをずっと見守ってきた。今回のリリースで2年間のイム・ジョンヒの全てのものを200%見せるという。
作詞作曲も、イントロを除いて全曲、彼の作品だ(1曲、作詞に共作が有る)。

1曲目は「REAL」でイントロだ。
2曲目がリードトラックの「진짜일 리 없어:本当であるはずが無い」だ。パン・シヒョクが映画「インセプション」を観て作ったそうだ。別れを信じることができない女心を歌った曲のようで、イム・ジョンヒの歌のうまさが光る。
3曲目「헤어지러 가는 길:別れに行く道」は既に耳に馴染みとなった、조권:チョ・グォンとのデュオだ。先月15日にリリースされるやいなやチャートを席巻した曲だ。チョ・グォンの練習生時代、ボーカルの先生と生徒であった2人のデュオで、交錯した男女の愛をパン・シヒョクが絶妙に歌詞に仕上げた曲らしい。
4曲目の「내가 미워:私が憎い」、愛に簡単に陥りたくないと言いながらも好きな人に会うたびに愛に陥る自分が憎い、という女心を歌っているらしいのだが、聴いていると、少し悲しくなるくらい、うまく歌いあげている。
5曲目「재:灰(でいいと思う?)」で、フィーチャリング(ラップ)が방탄소년단:防弾少年団?となっていて、意外にイム・ジョンヒの声に合っているような。(この防弾少年団?、この曲以外に名前が見つからないが、どうやらBigHitが2011年に向けて準備している新人ヒップホップアイドルらしく、今回が初のオフィシャルデビューのようだ)
最後はイム・ジョンヒとしてはめずらしい、というか初めてだと思う、変わった面白い曲「아지 내 남자야:まだ私の男よ」だ。なんでも、ボーイフレンドの浮気相手との通話内容が挿入されていて、現実感のある歌詞内容になっているらしい。歌詞、会話内容が分れば、かなり面白そうな曲だ(電話の会話はなんとなく分る(笑))。

いやぁ、「진짜일 리 없어:本当であるはずが無い」、全曲、聴き込むほどにいい、というか、イム・ジョンヒの歌のうまさが輝いて見えてくるアルバムだ。


【 2009.10.25 / News 】
イム・ジョンヒ、アメリカに行ったきり日本語サイトには何の動きも伝わって来ない。3集のリリースからは2年が過ぎてしまっている。で、こちらからちょっと調べてみた。

すると、なんと、9月に帰ってきている。帰ってきている、と言っていいのかどうか。ただ、8eightのイヒョン(이현)のデジタルシングル「30분전:30分前」にフィーチャリングされている。この曲、よく考えたら既に聴いている。ちょっと前のM countdownでT-araのソヨン(소연)と歌っていた曲だ。
慌ててチェックすると、オリジナルはたしかに「Feat. 임정희:イム・ジョンヒ」となっている。なんと、ビックリだ。
(話は逸れるが、ソヨンがイム・ジョンヒの代りとは、なんと ・・・ もっとも、その時、ソヨン、うまいとは思ったのだが)

さらに驚いたのが事務所を移籍していた。つまり、8eightと同じBigHit Entertainmentへ移籍していた。アメリカでうまくいかなかったのだろうか。パク・チニョン(박진영)、とにかく目がアメリカに向いているようで、無理していないのだろうか(考えすぎ?)。

なんにしても、早く姿を見せて欲しいものだが。


【 2007.11.06 / 3集 】
この3集はソウル新村のM2Uレコードで先月買ってきたものの1枚だ。

3集のジャケット写真はなかなか豪華だ。私が勝手に持っているイム・ジョンヒへのイメージとは少し違うが。

1曲目の「Before I Go J-LIM」は彼女の作詞による。(というか、彼女の言葉だ)
5曲目「해요:します」のフィーチャリングの声はBrown Eyed Girlsの미료(ミリョ)のようだ。
イム・ジョンヒがいちばん好きな曲は3曲目「품:懐」だそうだ。韓国で録音したが、米国で聞いてみると感情が不足しているようで気に入らず、再度米国ひとりで録音したそうだ。彼女に対し、「Music Is My Life」のイメージがまだ強いが、本人はこういったバラード系が歌いたいようである。

弘大(ホンデ)周辺や大学路(テハンノ)のマロニエ公園などでの路上ライブをしていた彼女も、いよいよアメリカデビューだ。アメリカでの活動の名前は、3集のタイトルにも刻まれている「J-Lim」だ(もちろん、この名前はパク・チニョンが決めた)。
ニューヨークで撮影した2曲目「사랑에 미치면:愛に狂えば」のミュージックビデオを観ると、路上ライブからニューヨークへ、という「これから」を感じる。パク・チニョンも映像、ラップに参加にして、彼自身のアメリカにかける熱い想いも感じる。

ところで、innolifeさんの記事の中に、イム・ジョンヒは、小学校時代は喘息に苦しんだとある。苦痛もひどく、自身の夢だった歌手になることができるか不安感も大きかったようだが、積極的な身体管理と治療で完全に乗り越えて、爆発的な呼吸を誇る歌手になった、とのことだ。このあたりにも彼女が努力家であることがうかがえる。

彼女のアメリカ進出の成功を祈ろう。


【 2006.02.07 / 1集・2集 】
すごい歌唱力とテクニックを持っているアーティストだ。ピの3集 「My Groove」 にもフィーチャリングされている。

彼女は音楽好きの父親の影響で子供の頃から自然に音楽に接してきたようだ。また、母親につれられて教会へ行き、ゴスペルソングに強い影響を受けている。その後、聖歌隊に所属して本格的に歌を始めると同時にピアノのレッスンも受け始める。そして、ゴスペルとピアノに明け暮れる毎日を送っていた高校のころ、ソウル市が主催する「高校生歌謡コンクール」で大賞を受賞。高校卒業後、大学はソウル芸術大学の実用音楽科へ進学。そして、パク・チニョン率いるJYPエンターテインメントのオーディションを受けて合格、2005年5月にメジャーデビューを果たしている。(KBS World)

1集では 「Music Is My Life」 とか 「Happy People」 なんかの印象が強く残り、ソウルフル&パワフルなアーティストというイメージだったが、なんと9ヶ月ほどでカムバックした2集は、ずいぶんとイメージが違った。私が彼女の2集に期待していたものとは少し違った。
しかし本人いわく、今までと変わらない、いつもの自分だそうだ。つまり、聴く側が(私が)1集の 「Music Is My Life」 で勝手にイメージを作りあげていたのかも知れない。
そういう思いで再度、1集を聴きなおしてみると、たしかにアルバム全体としての方向性は変わっていないような。

2集は、パワフルでアップテンポな曲は無いのだが、しっとりとした深みと色艶のあるアルバムで、歌のうまさも一段と増したようだ。そして少し意味は違うがパワフルではある。
しかしやはり、何曲かはテンポの有る曲を何曲かは選曲して欲しかったが ・・・ 。
イム・ジョンヒ、実力は間違いなく有るし、彼女から受ける素顔の印象も好感が持てる。




As One ( アズワン )

2006-02-07 | R&B



애즈원
As One
アズワン
Brand New Music

〈 Member 〉
  이민 Min Yi イ・ミン (이민영:イ・ミニョン) 1978年12月15日生れ
  크리스탈 Crystal Chae クリスタル (채다희:チェ・ダヒ) 1980年4月29日生れ


                Min Yi                             Crystal Chae


〈 Music Video 〉
       YouTube Channel Brandnewmusickorea ( As One )

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2013.10.25 As One、クリスタルに続いてイ・ミンも慶びごと(祝)
       2013.10.15 As Oneが7年ぶりにアルバムリリース!
       2010.11.06 As Oneのラジオ映像 (2010.10) - 朝のNATE動画


      
      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
  R&B

《 Release Information 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       twitter
       FanCafe




《 ReleasedAlbum 》
        MiniAlbum 「Simply As One」 2013年10月
      
                       5集 「이별이 남기는 12가지 눈물:別離が残す12の涙」 2006年11月
        4集 「Restoration」 2004年11月
        3集 「never too far」 2003年3月
        2集 「천만에요:どういたしまして」 2001年8月
        1集 「Day By Day」 2000年6月

《 myCollection 》
      2集 / 3集 / 4集 / 5集
      Simply As One




【 2013.11.10 / Simply As One 】
As One、7年ぶりのアルバムリリースとなるミニアルバム「Simply As One」だ。
今回のこのアルバムでデビューして満14年となる。
また、Brand New Musicに席を置いてから最初のアルバムでもある。

ジャケットには、悲しいかな、彼女たちの写真は一切無い。

収録曲は5曲(6トラック)で、プロデュースは라이머:ライモとともにAs Oneの名が書かれている。
リードトラックは1曲目の「우리 무슨 사이야?:私たちどんな関係なの?」だ。

Track List
  01. 「우리 무슨 사이야?:私たちどんな関係なの?」 feat. 범키:Bumkey
     lyrics: 라이머 & 범키  composed: 범키 & 한재준  arranged: 범키 & 마스터키
  02. 「2 = 1」
     lyrics: Min Yi & Crystal Chae  composed: Min Yi & Crystal Chae  arranged: 마스터키
  03. 「동거:同居」
     lyrics: 정준호 & 최하나  composed: 최용찬  arranged: 최용찬
  04. 「혼잣말:独り言」 (Simply Ver.)
     lyrics: 강은경  composed: 라이머 & 원영헌 & 이양반  arranged: 원영헌 & 이양반
  05. 「사랑이 어색해:愛がぎこちない」
     lyrics: 민설  composed: Zuwan  arranged: Zuwan

     NameList
       라이머:ライモ / 범키:Bumkey / 한재준:ハン・ジェジュン / 마스터키:MasterKey
       정준호:チョン・ジュノ / 최하나:チェ・ハナ / 최용찬:チェ・ヨンチャン / 강은경:カン・ウンギョン
       원영헌:ウォン・ヨンホン / 이양반:イ・ヤンバン / 민설:ミンソル

7年ぶりの彼女たちだが、どの曲も、2人が作り出すサウンドは相変わらずの、グループ名が示す通りの美しいハーモニーを聴かせてくれる。

「우리 무슨 사이야?:私たちどんな関係なの?」の作詞・作曲の범키:Bumkeyと、編曲の마스터키:MasterKeyは同じBrand New Musicに所属の作曲家だ(MasterKeyは2人組グループBNRのメンバーでもある)。
(ライモはもちろんBrand New Musicの代表だ)
この曲「우리 무슨 사이야?:私たちどんな関係なの?」、最初As Oneの2人の関係を歌っているのかと思ったが、愛を始めようとする男女間の曖昧で微妙な感情の差を歌ったものだそうだ。

「2 = 1」は、イ・ミンとクリスタルによる作詞・作曲の曲で(編曲はMasterKeyだ)、イ・ミンが11月29日に結婚する彼への愛情を表した曲のようだ。

4曲目の「혼잣말:独り言」(Simply Ver.)は2011年7月にデジタルシングルリリースされた曲である。

イ・ミンとクリスタル、今月の29日にはイ・ミンも結婚して、これで2人ともが家庭を持つことになり、クリスタルは来年には母親となる。
今日までの14年間、永遠に結ばれた2人で美しいハーモニーを聴かせてくれた、きっと、これから先も変わらずAs Oneサウンドを聴かせてくれることだろう。


【 2007.1.9 / 5集 】
この5集のリリースを知った時は、なんだか嬉しかった。ちょうど2年ぶりのリリースである。2年の空白は、アルバム市場の不況もあったようだが、健康上のこともあって家族のもと(アメリカLA)に帰っていたようだ。デビュー以来、初めて一年余りの間を家族と過ごしたそうだ。

彼女たちのサウンドは、もともとR&Bと言うには、とても清くて美し声色を聴かせてくれるのだが、この5集はそれをさらに際立せている。派手さは無いのだが、聴いていて心地よく何度聴いても飽きない。(ただ、最後の曲「앞으로:これから」は、このアルバムとしては異色だ)

離合集散の多いグループの中、彼女達の仲は揺ぎが無いようで、11年目の仲の良さは今後も続きそうだ。家族ぐるみの付き合いのようで、もともとグループのために作られたグループではない。
なので、希少な「As One」のサウンド、10集までも期待ができそうだ。


【 2006.02.07 / 2集・3集・4集 】
As OneはK-popを聴き始めた最初の頃に知ったグループで、教科書であった古家正亨さんの「K GENERATION K-POPのすべて」に書かれていたグループだ。

K-popアーティストには外国で育った人が多いようだが、As Oneもアメリカ育ちのアーティストだ。イ・ミンが生後8ヶ月でアメリカへ、クリスタルは生まれも育ちもロサンゼルスだそうだ。二人は1995年にLA韓人教会の聖歌隊員として出会い、一緒に歌手の夢を育ててきた。

声質や音楽性などが似通っていたため、「1つのように」という意味で「As One」という意味のグループ名が付けられた。R&B系アーティストの中では、数少ない透明で清涼感溢れるデュオである。これが、As Oneだけが表現できるR&Bと言えるだろう。

1集の2枚目のCDがおもしろいそうだ。2人がトロットについて語ったり、実演したりして、韓国的R&Bと韓国演歌の関係が明らかになるそうだ。(欲しい)

2集のCDケースが変わっている。最近(20006年5月)入手したのだが、ケースといえるのかどうか、CDを収めたふたの無いケースの上に、12枚の縦長のブロマイドのような写真の束でふたをしている。

彼女たちのサウンドは、二人の息の合った澄んだハーモニーが聴きどころだ。




Jinjoo ( チンジュ )

2006-02-05 | R&B



진주
Jinjoo
チンジュ
주진:チュジン
1980年7月4日生れ
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   미로 (Pearlfect)
   내가 숨쉬는 이유 (4集)
   Love Is... (3集)
   난 괜찮아 (1集)








《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver

《 Official / Private Site 》
   DaumCafe




《 Album 》
   MiniAlbum 「Jinjoo & Wedding」 2004年11月
   4集 「Chance」 2001年12月
   3集 「Love Is …」 2001年3月
   2集 「Soul」 1999年12月
   1集 「해바라기:ひまわり」 1997年12月 (17歳)

    ※ 「Pearlfect」(2009年1月)はMiniAlbumとは認められない

《 myCollection 》
  1集 / 2集 / 3集 / 4集
  Jinjoo&Wedding




【 2006.02.05 / 1集・2集・3集・4集・Jinjoo&Wedding 】
1集をリリースした時が17歳だ。17歳にしてこのファーストアルバムはすごい。デビュー当時、第二のヤンパと言われたそうな。パク・チニョンが秘密裡に育てあげ、LA録音まで敢行した驚異の女子高生歌手、ということのようだ。
高音部の独特の叫び声(?)と唸り声がすごい。声色としては、いまひとつ自分の好みとは少し違うようにも思うが、歌唱力はバツグンである。
ただ、1集、2集、3集はいいのだが、4集はただのバラードっぽくて、自分としては4集の評価は低くい。
4集をだしてから4年が過ぎたが5集がリリースされない。2004年11月にミニアルバム「Jinjoo & Wedding 」をリリースしてはいるが。この「Wedding」もいまひとつだ。(2009年1月リリースの「Pearlfect」は収録曲数が3曲でミニアルバムと言うには少な過ぎるのでシングルとした)