気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

Fin.K.L ( ピンクル )

2005-12-30 | Dance Group



핑클
FIN.K.L
ピンクル

〈 Member 〉
  이효리 Lee HyoLee イ・ヒョリ 1979年5月10日生れ
  옥주현 Ock Joohyun オク・チュヒョン 1980年3月20日生れ
  이진 Lee Jin イ・ジン 1980年3月21日生れ
  성유리 Sung Yuri ソン・ユリ 1981年3月3日生れ





〈 myPV 〉  ※ 右クリック
   Fin.K.L (Forever Fin.K.L)
   영원 [MV] (4集)
   영원 (4集)
   Don't Go Away (4集)
   당신은 모르실거야 (Memories & Melodies)
   늘 지금처럼 (Memories & Melodies)
   사랑은 유리같은 것 + 늘 지금처럼 (Memories & Melodies)
   Now [MV] (3集)
   Eternal Love + Now (3集)
   Now (3集)
   Eternal Love (3集)
   Feel Your Love (3集)
   나의 왕자님께 (2.5集)
   가면의 시간 (2.5集)
   White (2.5集)
   자존심 [MV] (2集)
   영원한 사랑 (2集)
   영원한 사랑 [MV] (2集)
   Blue Rain 他 [MV] (1集)
   Blue Rain (1集)











《 Genre 》
  Dance

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver

《 Official / Private Site 》
   DaumCafe







                

                






《 Album 》
   4集 「영원:永遠」 2002年3月
   3集 「Now」 2000年10月
   2.5集 「Special Album」 1999年10月
   2集 「white」 1999年4月
   1集 「Fine Killing Liberty」 1998年5月 (ヒョリ19歳)

《 myCollection 》
  3集 / 4集




【 2005.12.30 / 3集・4集 】
まさに、アイドルグループだ。だだし、日本で言うアイドルという言葉でイメージするグループとは、ちょっと違う。これは他のグループにも言えることだが、とくに、このFin.K.Lはさすがと感じさせる。
S.E.S.とはライバルということになっているようだが、アルバムが目指す方向はかなり違うようなので、カブッていないと思うが。
人気が有るのは当たり前で、グループにアイドル性が有り、またメンバーそれぞれに個性が有り、ルックスもいい。そして歌もなかなかいい。とくに、オク・チュヒョンはうまい。で、さすがにファンサイトもかなり有る。とにかく、彼女たち、聴いてよし、観てよしだ。
そして、彼女ら4人、そうとうタフなようだ(たしかに、アイドルは体力勝負で、タフでないとやっていけないようだが(笑))。このタフさに関しては本人達もTV番組で言っている。「よく、こんな4人を集めたものだ」と(笑)。
4集以降はグループとしての活動はあまり無いようだ。しかし、仲が悪いということではないようで、少なくともヒョリとチュヒョンは仲がいいように伝わってきている。

3集「Now」、かなりいいアルバムに仕上がっている。さすが3集ともなると音楽的にもかなりしっかりしてきている(2.5集以前はCDでは聴いてはいないのだが)。アップテンポの曲は、けっこうブラックなノリで迫ってもくし、バラードな曲も大人のしっとりさも感じさせる。この時、チュヒョンは20歳。この歳でこれだけ歌い上げれるとは。

4集 「영원:永遠」、チュヒョンが最高だ。「Don't Go Away」 がいい。
この4集のアルバムの完成度はかなり高い。安心して聴け、心地よい。ピンクルのアルバムとしてはこれが最後で、2005年10月にSingle「Forever Fin.K.L」をリリースしているが、4人はそれぞれの道に進んでいる。解散はしていないようだ。韓国のファンクラブサイトでも今月の情報として書き込みが有る。



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Cleo ( クレオ )

2005-12-29 | Dance Group


いくつかあるダンスのグループの中で、いちばん好みなのはクレオかも知れない。
(だだし、3集以降のアルバムについてだが)
そういうことで、Cleoは全集買ったしまっている。
(ふつうは10代の頃のアルバムは買わないことにしているのだが)
しかし、さすがに1集は歌もたよりなく、写真も可愛く幼い。
(写真は意図して必要以上にかわいく撮っているようなんだが)
3人組みのユニットとしてはS.E.S.が断然有名ではあるが、私はクレオの方が好きだ。

【 PS 2006.06.06 】
最近、TV映像などで彼女らのステージを観ると、CDだけ聴いてイメージしていたものとずいぶん違う。かなりがっかりしてしまった。
何から来るのか。プロデュースで意図されたものか、彼女らが持っているものが出ているのか。とにかく、グループの中でいちばんいいと思っていただけに、失望してしまった。




클레오
Cleo
クレオ

■ Member(5集時)
Hana ハナ 1980年3月16日生れ(25歳)
Hyunjyung ヒョンジョン 1980年8月11日生れ
Yebin イェビン 1982年8月9日生れ

5集の時の1集からの続いてるメンバーはHanaだけ

■ Genre
ダンス

■ Profile
innolife.net

■ Album
1集 1999年4月 (ハナ19歳)
2集 2000年4月
3集 2001年7月
4集(Project 童話) 2003年03月
5集(Rising Again) 2004年7月

■ myCollection
1集・2集・3集・4集・5集

■ cdComment
やはり5集がいい

■ Audition
Bugs
Mnet

■ ReleasedCD
Sound Space
innolife

■ Official/PrivateSite
無いと思う




◆ 1集 ◆



幼くてかわいい。

01. Intro
02. 마음의 빛:心の光
03. 연인:恋人
04. 니가 나를 꼭 사랑할때만:あなたが私を必ず愛するときだけ
05. 슬픈노래:悲しい歌
06. 사랑해줘:愛してね
07. Good Time
08. Summer
09. 왜:なぜ
10. 마른꽃:枯れた花
11. 연인:恋人 [Remix]




◆ 2集 ◆



メンバーは1人がやめて新人に入れ替わったようだ。
アルバムとしてはかなり成長している。

01. Intro
02. Ready For Love
03. Sun Flower
04. Always In My Heart
05. Last Story
06. 최후의 선택:最後の選択
07. 송어:送語
08. 크라잉 게임:クライングゲーム
09. 모순:矛盾
10. Step By Step
11. 사랑해:愛してる
12. 모순:矛盾 [Remix]




◆ 3集 ◆



3集ともなると、さすがに聴かせる。声質もしっかりしてきたし、ノリもいい。
アレンジも良く完成度の高いアルバムになってる。

01. Crazy Love
02. 미로:美路
03. Cure
04. Triple
05. 속:束
06. 동감:同感
07. One And One
08. It's Love
09. 너를 보내며:あなたを行かせて
10. 유혹:誘惑
11. 스캔들:スキャンダル
12. Be Alright
13. 시련:試練




◆ 4集 ◆



彼女らも23歳、女性を感じさせる完成度の高いアルバムだ。
その反面少女ぽさも残している。

01. intro
02. S.P.Y
03. Replay
04. 순애보:純愛譜 [Chicken version]
05. 여자:女子
06. 동화:童話
07. 흔들흔들:ぐらぐら
08. Wanna B
09. 사르르:サルル
10. Love time
11. 연극:演劇
12. Professional
13. 순애보:純愛譜




◆ 5集



5集のCleoは今までと少し感じが違う。評価は高いようだが自分としては4集、3集の方が好きだ。この5集も決して嫌いという分けじゃないが、自分がイメージしているCleoと違う。しかし、実にうまくなったと思うし、いい曲も多い。

01. In & Out
02. 프로포즈:プロポーズ
03. 난 아닌가요:私ではないんでしょうか
04. 내 마음 속 가득한:私の心の中いっぱいな
05. 단념:断念
06. 독:毒
07. 기억에 묻다:記憶に埋める
08. 가:行って
09. I'm Gonna Make It
10. 여전히 난:相変らず私は
11. I Need You
12. Charming Girl

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Diva ( ディバ )

2005-12-28 | Dance Group


ディバのテクニックはダンスグループとして最高である。とにかくうまい。
ただし、2回のメンバーチェンジ前の3集までのメンバーの時の音は知らないし、今のメンバーの4集も5集も持ってはいないのだが。

4集、5集は欲しい。とくに4集は今のディバのメンバーとしての1作目だ。
代わりにはならないが2枚セットのベストは買った。
(これも今は在庫が無くなったみたいだが)
このベスト、一枚は19曲も入ってお買い得。
もう一枚も29曲も入って更にお得かと思ったのだが、ダイジェスト版的に編集されていて残念。こういう編集はあまり歓迎できない。
(しかし録り直したかのように上手に編集している)
まあ、なんにしても19曲だけでもいいが。
8集はDivaに似合わず(!?)ジャケットがかわいい。
CDケースに入っている写真はもっとかわいい。
(こんなにかわいかったんだ ・・・ イメージが変わってしまう)




디바
Diva
ディバ

■ Member
Vicky (ビッキー) 1977年9月9日生れ(28歳)
Mini (ミニ) 1981年10月11日生れ(24歳) ・・・ ミンギョン
Zinni (ジニー) 1978年7月19日生れ(27歳)

1集・2集/ チェリナ・ビッキー・ジニー
3集/ チェリナ・ビッキー・ミニ
4集~8集/ ビッキー・ミニ・ジニー

■ Genre
ダンス

■ Profile
innolife.net(1)
innolife.net(2)

■ Album
1集(Funky Diva) 1997年8月 (ジニー19歳)
2集((Snappy Diva's Second Album) 1998年5月
3集(Millennium) 1999年6月
4集(Naughty Diva 4) 2000年11月
5集(The Diva 5) 2001年8月
6集(Luxury Diva) 2002年9月
7集(Renaissance) 2004年1月
8集(Only Diva Vol.8) 2005年9月
これを書いてて分かったがリリースの年がBabyV.O.Xとほとんど同じだ

■ myCollection
6集・7集・8集・Special Remix

■ cdComment
4集からはそろえたいが ・・・

■ Audition
Bugs
Mnet

■ ReleasedCD
Sound Space
innolife

■ Official/PrivateSite
無いと思う?




◆ 1集 ◆



アメリカのTLCのようなグループをめざしたルッラ(Roo'Ra)のリーダー、イ・サンミンの指導下で誕生。ルッラのメンバーであったチェ・リナを中心に在米LA系僑胞1.5世のジニーとビッキーを迎えて作られた、そうな。
全然分からないない話。
古家正亨さんによれば、Roo'Raは韓国の伝説的なダンス・ミュージック・グループだそうだ。ファンキーを目指していたそうな。

01. 골드:ゴールド
02. 비몽:非夢
03. 슬퍼한 만큼:悲しんだくらい
04. 그래:そう
05. Lady First
06. 하얀장미:白い戦争
07. 원:願
08. LUV YA
09. 12월의 드라마:12月のドラマ
10. Yesterday Once More
11. 골드:ゴールド [Radio Version]




◆ 2集 ◆



01. 왜 불러:なぜ呼んで
02. 비애천의:悲哀天涯
03. 더 이상 난:もうこれ以上私は
04. 연인에게 가장 힘든 약속:恋人に一番難しい約束
05. Gal's club
06. Whoo
07. 누전:漏電
08. Joy
09. For Diva's
10. One
1.1 비몽:悲夢



◆ 3集



01. 고리:そこに
02. 느껴봐!:感じてみて!
03. 좋아하면 다 그래:好きならすべてそれで
04. I.E.야!:I.E.ヤ!
05. 동전같은 사랑:動転感は愛
06. Never Say Good-bye
07. 돌아 돌아:回って回って
08. 오늘밤:今夜
09. 나만의 그대:私だけのあなた
10. 리허설:リハーサル
11. I'll Get Your Love [Bonus Track]
12. Outro




◆ 4集 ◆



今のメンバーの1作目だ。
まさに、Naughty Diva って感じのようだ。
これは、できたら入手しておきたい。
(naughty: 腕白・行儀が悪い・言うことを聞かない)

01. Intro is DIVA
02. Up & Down
03. 이 겨울에:この冬に
04. Secret
05. Crazy
06. Phone #1
07. 탈피:脱皮
08. Phone #2
09. Lady, Lady, Lady
10. I Know
11. Everybody Sing A Song
12. Destiny Night
13. Turn Sisters
14. 천사의 키스:天使のKISS
15. 남과 여:男と女
16. Diva Diva Diva




◆ 5集 ◆



これも入手したいアルバムではあるが。

01. Cream
02. 딱이야!:ぴったりよ!
03. Black Maria
04. 헷갈리나:ヘッカリーナ
05. 몰라 몰라:知らない知らない
06. 인생은 아름다워:人生は美しい
07. Cherish
08. 소문:うわさ
09. 튀어!:跳んで!
10. D.V.D (Let's Go Together)
11. 중독:中毒
12. Lucky Boy
13. Bye Bye




◆ 6集 ◆



この6集がDivaの最初に購入したアルバムだ。
4集の頃に比べると少しものたりないかもしれない。

01. Intro
02. Action
03. 바람 바람 바람:風 風 風(Lust In The Wind)
04. 지켜준다더니:守ってくれるって言ったのに
05. Aa-Man
06. 단심:丹心
07. Only One
08. Jam Tonight
09. Loving Time
10. 나비:蝶
11. 가봐:行って
12. Action [Remix]




◆ 7集 ◆



自分としては、今のDivaに近いアルバムの方が好きだが、7集ぐらいになってくると「Funky」とか「Naughty」という言葉が遠くなる。

01. Satisfaction Guarantee
02. Hey Boy
03. 여우처럼:狐のように
04. Get The Party
05. Good Girl
06. Amoremio
07. How To Loose A Guy
08. 사랑을 시작할까요?:愛を始めましょうか?
09. Always I
10. Get Down
11. Fed Up
12. 그런 거죠:そうなんでしょ [SBSドラマ 殴れ OST]




◆ 8集 ◆



8集になると、もう昔のDivaとはいえないような、軽く華やかな感じだ。ジャケットも今までになくふわっと可愛い。
(ケースの中の写真はもっと可愛い)
私はこの8集がいちばん好きだ。のれる。そして、じつにうまい。

01. Intro
02. 웃어요:笑って
03. 원더우먼:ワンダーウーマン
04. 서두르지 않아요:急がないで
05. My Style
06. 76-70=♡
07. Chapter
08. 미치도록:狂うほど
09. 바다그늘:海の陰
10. My Name Is V
11. Tic Tac
12. 두근두근 쿵쿵:ドキドキどんどん
13. My Style [Remix]

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Baby V.O.X ( ベイビーボックス )

2005-12-27 | Dance Group



베이비복스
Baby V.O.X
ベイビー・ボックス

〈 Member 〉
  김이지 Kim E‐Z キム・イジ 1980年2月3日生れ (1集から)
  이희진 Lee HeeJin イ・ヒジン 1980年2月21日生れ (1集から)
  심은진 Shim Eunjin シム・ウンジン 1981年2月6日生れ (2集から)  ※ olive9によると1982年
  간미연 Kan Miyoun カン・ミヨン 1982年2月2日生れ (2集から)
  윤은혜 Yun EunHye ユン・ウネ 1984年10月3日生れ (3集から)

  Kim E‐Z
                        Lee HeeJin  
  Shim Eunjin
                        Kan Miyoun  
  Yun EunHye

〈 myPV 〉  ※ 右クリック
   Xcstasy [MV] (7集)
   Play (7集)
   I'm Still Loving You [MV] (7集)

   나 어떡해 [MV] (6集)
   나 어떡해 (6集)
   바램 [MV] (6集)
   바램 (6集)
   나를 잡아줘 (6集)
   우연 [MV] (6集)
   우연 (6集)
   우연 (6集)
   Game Over [MV] (5集)
   Game Over (5集)
   Game Over (5集)
   인형 + Game Over (5集)
   Why [MV] (4集)
   배신 (4集)
   배신 (4集)
   배신 [MV] (4集)
   Get Up [MV] (3集)
   Get Up (3集)
   Killer (3集)

   Go (※ 2002年 Concert in Seoul)

   야야야 [MV] (2集)
   CHANGE [MV] (2集)
   남자에게 [MV] (1集)
   머리하는 날 [MV] (1集)







            

            

            







《 Genre 》
  Dance

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver
   KBS World
   innolife

《 Official / Private Site 》
   Lee HeeJin miniHP
   Shim Eunjin miniHP
   Shim Eunjin DaumCafe




《 Album 》
   7集 「Ride West」 2004年4月
   6集 「Devotion」 2003年4月
   5集 「Boyish Story」 2001年6月
   4集 「Why」 2000年5月
   3集 「Come Come Come Baby」 1999年6月
   2集 1998年9月
   1集 1997年6月(イジ17歳)

《 myCollection 》
  5集 / 6集




〈 2010.02.05 〉
今回のRenewal(フォーマット変更)作業で、久しぶりにBabyV.O.Xを聴いたが(観たが)、いやぁ、やはりBabyV.O.Xはいい(笑)。
この時(2000年前後)の彼女たち、今のそれぞれの自分たちの将来を想像できただろうか(キム・イジは今年4月には結婚式を挙げる)。


【 2007.05.22 / ソウルコンサートVCD】
いまさらなんだが、BabyV.O.Xの2002年のソウルコンサートのVCDを入手。物は中国盤のVCDだ。Setonetさんに注文したキム・ヒョンジョンのVCDが無かったために替わりに送ってきたVCDだ。映像にはFirst Concertになっていた。2002年で「First」というのはよく分からないのだが、Sound Spaceさんの記事を読んでも2002年9月のリリースで、「初」のLiveとなっているから、ほんとに「初」のようだ。2002年ということは5集リリースの翌年で、6集リリース前ということになる。で、このコンサートを一つのリリースと考えると、ファーストアルバム1997年から毎年きっちりリリース活動していたことにはなる。

コンサートを観てとくに感じたのが、シム・ウンジンが男っぽく堂々としていていることと、カン・ミヨンがかわいい。(もちろんウネチャンも、みんなもかわいい)
各自ソロのステージ、そして後半のセクシーシーンなどは別にして、ステージ衣装のコンセプトはブルージーンだったのが特徴的だ。それと、ウネちゃんのピンクぽい「運動靴」が記憶に残る。
VCDの2枚目が始まって2曲目の曲「Go」で、しんみりした曲のせいか、イ・ヒジンが泣き出したようで、そして、その後のキム・イジのステージでのフォローがなかか貫禄だった。

このコンサートを音楽的に見ると音も悪く、歌唱力もいまいちで、アイドルのコンサートとしての域は出ていないのだが、ステージパフォーマンスはなかなか良く、ファンとしては楽しめた。カーテンコールでの、お客とかダンサーにマイクを渡してのシーンもなかなかいい雰囲気だった。
そして、ソロでとらえたとき、今につながるのだろうか、シム・ウンジンとカン・ミヨンが印象に残る。とくにシム・ウンジンは、なんかいい。


【 2005.12.27 / 5集・6集 】
K-popダンスのグループのCDを最初に聴いたのがこのBabyV.O.X だ(ただし、ウネちゃんがメンバーに加わった3集以降)。グループ名のVOXはラテン語で声という意味だそうだ。
因みに古家正亨さんの「K GENERATION K POPのすべて」のセレクト100にはBabyV.O.Xは入っていないが、私はこのグループ、けっこう好きだ。彼女らの曲のアレンジと彼女らつくり出すのハーモニーがいい。彼女らのテクニックも大衆性があってうまいと思う。(ただし、3集以降)

メンバーの内、顔がはっきりとすぐ分かるのは、いちばん若いウネちゃんとカン・ミヨンぐらいで、シム・ウンジンも今の顔とグループの頃の顔とはずいぶんと違っている。

現在、シム・ウンジンもウネちゃんも抜けたようで、残った3人でどうするのか。(2004年にシム・ウンジンが、今年2005年7月にウネちゃんが脱退しいる)解散はしていないようなので3人に何人か加わり次のアルバムをリリースするのだろうか。はたして、どんなアルバムなるのか。



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Danc Group  [ 2009.07.07 ]

2005-12-27 | Dance Group
私のK-popへの入り口がBabyVOXであったこともあり、聴き始めの最初の頃はK-popと言うと、このジャンルのイメージが強かった。

聴き始め当時のグループには、Fin.K.L、S.E.S、Diva、BabyV.O.X、Cleo、Jewelryなどがあり、どのグループもそれぞれはっきりした個性を出していて、プロデュースのすごさを感じたものだ。

BabyV.O.Xのハモッた時の声色がたまらなく好きだった。
後にぜんぜんイメージが変わってしまったが、当時はトータル的な好みとしてはCleoがいちばんよかった。
音楽的には、やはりDivaだったろうか。
Jewelryは二人の声色が違い過ぎたし、甘え声は曲によっては、いまひとつと感じた。
S.E.Sはちょっとおすまし過ぎなようなで、Fin.K.Lにはいちばんアイドル性が感じられた。

いまデビューしているグループはそうとは言えないが、当時のグループは、さすがにデビューしたての10代の頃のアルバムは、声色が子供で、やはり、音楽的に聴くには、もう少し後からのリリースの方が良かった。

このジャンルは、基本的にスタートはアイドルグループであるが、しかし、どこかの国のアイドル歌手と違って、歌唱力のレベルが違う。言葉が分らないのでうまく聞こえることもあるかとは思うが、ロングトーンを聞いていると基礎ができていると感じる。

そしていま、次から次と韓国歌謡界に数多く送り出されるアイドルグループと称する彼ら、彼女たちの実力には目を見張るものがあり、音楽的にもハイレベルな競い合いとなってきている。
これからも、このジャンルのBoys、Girlsには目が離せない。楽しみである。

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Lee JungHyun ( イ・ジョンヒョン )

2005-12-20 | Dance Solo



이정현
LeeJung Hyun
イ・ジョンヒョン
1980年2月7日生れ
AVA Films & Entertainment


〈 Music Video 〉
       YouTube Channel AVA Films & Entertainment

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2010.05.17 イ・ジョンヒョン、ちょっと写真集!?
       2010.05.14 イ・ジョンヒョン、韓国のレディー・ガガ!?
       2010.05.11 イ・ジョンヒョン、7集「Lee Jung Hyun 007th」をリリース
       2010.05.10 イ・ジョンヒョン、武器不法搬入で空港税関に逮捕される!(笑)
       2009.07.27 イ・ジョンヒョン、「Crazy」!
       2009.07.08 イ・ジョンヒョン2集に亡霊の声!?
       2009.04.12 イ・ジョンヒョン、事務所を移籍して7集リリース (後日7集でなく、ミニであると分かる)
       2009.02.28 イ・ジョンヒョンが熱愛!!
       2008.07.05 イ・ジョンヒョン、大変なことに!
       2007.01.08 ジョンヒョンちゃん、ペ・スルギと踊る
       2006.08.09 イ・ジョンヒョン、あれから1年なんだ
       2006.05.21 ジョンヒョンちゃん、これはいかんやろ!
       2006.02.07 お誕生日おめでとう!
       2006.01.17 ジョンヒョンちゃん、ドラマ「輪舞曲(ロンド)」に出演


      
      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      JungHyun

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet
    
《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       AVA
       AVA LeeJungHyun
       twitter
       FanCafe




《 Album 》
        7集 「Lee Jung Hyun 007th」 2010年5月
        MiniAlbum 「Ava Holic」 2009年5月
        6集 「Fantastic Girl」 2006年10月
        5集 「Passion」 2004年6月
        4.5集 「Summer Party!」 2003年7月
        4集 「I Love Natural」 2002年11月
        3集 「Magic To Go To My Star」 2001年10月
        2集 「너:おまえ」 2000年6月
        1集 「Let's gO to My Star」 1999年10月(19歳)

《 myCollection 》
      正規版: 1集 / 2集 / 3集 / 4集 / 4.5集 / 5集 / 6集 / 7集 (1集・3集・4集はオークション)  
      Mini: AVA Holic
      Single: V
      中国盤: Love Me(千面女孩)
      日本盤: Heaven(ワ) / WA(Come On) / Passion(情熱)


【 2013.09.13 / V 】
3年2ヶ月ぶりのリリースだ。正直、もう無いかもと思っていたので意外だった。
しかし、リリース内容は、いまひとつだ。

まず、ジャケットが無駄にバカでかく、中を開けてビックリ、訳の解らない飛び出す絵本が納められていた。
なんじゃこれは、という感じでセンスを疑う。

リリースされたディスクは2枚で、「V」を1曲だけ収録したCD以外に(書き込み域は8㎝)、DVDが入っていた。
DVDの内容は、ミュージックビデオのオリジナルのものと、ダンスバージョンのもの、そのミュージックビデオのメーキング映像、そして写真のスライドショーの4編だ。
そのメーキング映像でのイ・ジョンヒョンの照れまくりが、真剣さを欠いたように見え、少し不快さえ感じる。

Track List
  01. V
     lyrics: 이정현  composed: PJ & 유타  arranged: PJ & 유타 & iki

プロデュースは作曲のPJ と유타:ユタとなっている。
PJは、イ・ジョンヒョン2集から関わっている作曲家で、かなりの数のアーティストと関わりがある。
このブログだけでも、TTS、C-Real、Girl's Day、ALi、Wanted、ぺク・チヨン、IU、ビョル、コミ、Zia、SeeYa、Wax、イム・ジョンヒ、チャン・ヘジン、ヤンパ、イ・ヒョリ、カン・ミヨン、キム・ゴンモなど(他)で、じつに幅広い。
ユタもイ・ジョンヒョン1集から関わっている作曲家で、この人もALi、Wax、キム・ゴンモなどに参加している。

「V」の曲自体は特に可もなく不可もなしな感じだが、ステージ上のゾンビパフォーマンスはいただけない。
イ・ジョンヒョン、私が(いま言うところの)K-popの世界に入って行くきっかけとなったアーティストであるだけに、出来ることなら、いまも、一世を風靡した昔のような存在感を示して欲しいところだが、いまひとつかなぁ。


【 2010.05.15 / 7集 】
イ・ジョンヒョン、今回のカムバックに際しては、なにかと話題が豊富であった。
詳細については「気まぐれ五線紙 Entertainment」の記事、「イ・ジョンヒョン、武器不法搬入で空港税関に逮捕される!(笑)」、「イ・ジョンヒョン、7集「Lee Jung Hyun 007th」をリリース」、「イ・ジョンヒョン、韓国のレディー・ガガ!?」などを見て欲しいが、ミュージックビデオ撮りなどで、ちょと頑張り過ぎて軽い肺炎を起こしてしまったり、入国時に税関に武器の不法所持入国の疑いをかけられたり、7集と絡むかどうかわからないが、Lady Gagaと何らかの契約が成されたり、カムバック後は、「怪しい男」のミュージックビデオVer.2で扇情性を論議されたり、はたまたコンサートの出演料1億ウォンを全額を赤十字社に寄付したりとか、なかなか世間を賑わせてくれた。ただ、チャート的には上位にランクされたというような記事はいまのところ目にしない(残念)。

で、CDだが、ジャケットはいたってオーソドックスな仕様となっている。近頃、やたら変わったジャケットを眺めていると、こういう従来通りのジャケットケースのジャケットを見るとホッとする、と同時に、やはり、目が毒されたせいで、たしかに少し物足りなくは感じる。
そんな中、CDケースの裏面を見て、ちょっといいな、と思う。そこには韓国を中心に中国、日本の地図が描かれていて、それぞれの国の上に「I ♡ CHINA」、「I ♡ KOREA」、「I ♡ JAPAN」と書かれている。そして、韓国の「I ♡ KOREA」には羽が付いている。いやぁ、これはなかなかいいんじゃないだろうか。これを考えたのは、おそらく彼女自身ではないかと思う。なぜなら、クレジットのArt directorの項目に이정현の名がある。
そして、もちろん、今回のアルバムのExecutive Producer、Super visorそしてProducerのすべて項目にも彼女の名이정현がある。

横道に逸れるが、ここで、彼女の会社名「AVA Films & Entertainment」の「Films」が思い出される。勝手な想いだが、彼女、早く映画監督をしたいと思っているのではないだろうか。記憶では舞台監督が夢、というようなことを言っていたのを思い出される。若い구혜선:ク・ヘソンがYGをバックに、長編の映画まで撮り終えたした話を聞いて焦ったりしてないだろうか、なんて思ったりするわけだ(まったく的外れな心配かも知れないが(笑))。

話をジャケットに戻すと、インナーの写真関係は「007」で統一されて悪くない。ただ、ページ数が10ページと少なく、歌詞カードの域を出ていないのが残念だ。
作曲、作詞陣はとくに偏った構成にはなってなく、私としてはE-TRIBEの曲が、前回の縁で1曲収録されているのが目をひく(10トラック目「2Night」)。
収録曲は、全12トラックの収録で、「Vogue Girl」が4トラック目に、「Crazy」が7トラック目に収録されいて、イントロ、11トラック目の「Miro I」を除くと、実質8曲となっている。

2トラック目に今回のリードトラック「수상한 남자:怪しい男」が収録されており、1トラック目のイントロ「007th」とセットでミュージックビデオとなっている。この「수상한 남자:怪しい男」、映像を観ている時はあまり音に集中できていなかったが、CDで聴くとかなり電気加工された曲だ。
3トラック目の「이니미니마니모:イニミニマニモ」は面白い曲で、韓国でよく知られている「こっそり隠れろ髪の毛見える」というような意味のようで、また、米国で、幼い子が何かを選んだりする時「どれを選びましょうか」と、遊びで使う「Iniminimanimo」ともひっかけているらしい。つまり、これを恋人との愛遊びを鬼ごっこする感じと結びつけているようだ(Daum뮤직による)。楽しい曲で私は好きだ。
5トラック目「왜이래:なぜ」、昔からのイ・ジョンヒョンらしい、いい曲だ。編曲が面白い曲でもある。
6トラック目の「연(縁)」は、バラードな曲で、イ・ジョンヒョン正規アルバム初バラードである。この曲は100人余りの弦楽団のストリングがバックにあるようだ。バラードとしては、少し彼女の技量不足を感じるが、いい曲に仕上がっている。けっこう、ジンとくる。
8トラック目「AVAtar」はちょっと笑ってしまう。いや、曲のタイトルがであるが(笑)。
9トラック目「넌 내꺼:あなたは私の」も、なんか昔懐かしイ・ジョンヒョンだ。なんか、復古という言葉が浮かぶ。好きな曲だ。
10トラック目がE-TRIBEの「2Night」だが、E-TRIBEとしては中途半端と言うか、ちょっとものたりない感じだ。
11トラック目の「MiroⅠ」と12トラック目の「MiroⅡ」で1つの曲のようだ。「MiroⅠ」が「MiroⅡ」のイントロのようだ。これも昔を思い出す感じでいい。また、この曲の声色がいい。好きだ。

今回リリースの7集「Lee Jung Hyun 007th」、ミュージックビデオの映像、そしてステージのパフォーマンスが先行して、先にイメージが出来上がったが、それを除いた新曲7曲のみを聴いた時(実際、私はそうしている(笑))、CDアルバムとしては、いたって従来のジョンヒョンちゃんの声色を生かした、復古という言葉が浮かぶほどの、素敵という言葉で表現できる、楽しめる、というか嬉しいアルバムになっている。


【 2009.06.02 / Ava Holic 】
気まぐれ五線紙 Entertainment
イ・ジョンヒョン、事務所を移籍して7集リリース (ここでの7集が「Ava Holic」)

今回のミニアルバム、前宣伝はなかなかのものであったと思う。ジャケット写真、MV、HP、どれも宣伝効果は良かったと思う。ただ、最近は映像技術が(スタッフの力が)アーティストの実像より上回り、いざ本番のステージで貧弱さを感じさせることがある。2NE1もそうだったが、イ・ジョンヒョンの場合いも、その印象はある。まあしかし、それだけ、今回はアメリカでかなりの準備をしたのではないだろうか。(上海での活動も、この準備の一環であったのかも知れない)
ネット上での話題もチラチラ出てきた。恋人や結婚の話し、昔のスキャンダル、音源の不法流出など、いろいろと聞こえてきている。やはり流行歌手である以上何も話題が無いのはまずい。大衆はしっかり捕まえておく必要がある。そういう意味で、今回のカンバックまずまずといったところかと思う。

今回のミニアルバム「Ava Holic」のCDジャケットだが、いままでにもいろんなのを見てきたが、こんな収めになっているのは初めてである。最初、どうなってんだろうって感じでCDを取り出すのに少し手間取ってしまった。そのメディアとしてのCD自体も変わってて、12インチCD大の樹脂基盤に8インチCD分のを焼き付けたといった感じで、その差の部分は透明のままである。が、結果それが印刷とも相俟って、うまくに仕上がっている。地球的にも資源の無駄が無くて、いい。またパッケージの作りもなかなか面白い(文字ではうまくは書けない)。この作りは奇抜で、初めて見る(もっとも実用性はないが)。ジャケット写真は、例のマリー・アントワネットである。そして、それも含めてと思うが、すべてセルフ・プロデュースである。

音の方は、윤일상:ユン・イルサン、이민수:イ・ミンスに加え、今回、E-Tribeが参加、新たな音の広がりを作り出すことに成功している思う。今回のミニ、すべてにおいて、かなりよく、ミニアルバムとしても完成度が高い。ただ、リードトラックの「Crazy」、大衆的にはなんとも言えない感じを受ける。もうひとつのリードトラック「Vogue Girl (It Girl)」はヒット性が有ると思うのだが。大衆性と言う意味での一つのデータが、Mnetの「일건순위:日間順位」だ。21日に28位にまでは上がっていたのが、Mcountdown放送後の22日に31位にダウン、23日以降もさらに下がった。一時の一例だが、放送日の直後というのは心配に種とはなる。
そのMcountdown、「Vogue It Girl」と「Crazy」の2ステージ。カンバック一発目のステージのせいか、表情がちょっと緊張気味って感じだったが、「Crazy」の方はバックが本格派のダンサーな感じで、私的にはなかなかいい(ちょっとミュージカル風)。だが、ちょっといまの流れとは違う感じでヒット性はどうなんだろう(「Vogue It Girl」の方はいいのだが)。
「人気歌謡」では「Vogue it girl」の1曲。コスチュームは、黒のサングラスに黒のロングドレスで(途中でサングラスを外してロングからミニのブーツ姿)、「Mcountdown」よりさらにコミックタッチのステージで、踊りにいまどきのソロも取り入れた。まあ、私的には「Mcountdown」の白の衣装の方がいい。

「Ava Holic」、ミニアルバムではあるが、いまどきの要素も取り入れ、彼女らしさも残し、どの曲もいい曲に仕上がっていると思う。これでヒットすれば言うことはないのだが。


【 2008.03.22 / 中国ファーストアルバム 】
イ・ジョンヒョン中国ファーストアルバム「Love Me 千面女孩」、千の魅力を持った神秘で魅惑的なイ・ジョンヒョンの中国初正規アルバム、というたい文句だ。しかし、のっけから酷評ぽくなるのだが、基本的に歌詞も韓国語で、実質、6集Repackage版と言うべきものだ(収録順も同じ)。韓国サイトの掲示板などの記事にも、ファン(?)の書き込みにこういった類のことが書かれている。このことは、中国ファンから見ると、正規ファーストアルバムとしては、やっつけ仕事に見られないだろうか。当然、中国の熱烈なファンであれば、6集は持っているかと思うのであるが。もっとも、それ以外の中国の音楽ファンにとってはたしかに新鮮な、あるいは待ちに待ったファーストアルバムなのかも知れない。
(中国の掲示板等は見ていないので、どう評されているのか分らないのだが)
反対側の、我々(韓国&日本ファン)からRepackage版として見ると、5曲目の「完美男人守則」が、次の曲の「Welcome To My Style」の中国語版として収録され、新曲としてリードトラックの4曲目「Love Me (千面女孩 / 천의여자)」がリリースされていることになる。つまり、Repackage版としては、これでいいのかも知れない。
なお、このアルバムに関してはスーパーバイザーとして彼女の名の記載が有る。

音の方なんだが、と言っても、「Love Me (千面女孩 / 천의여자)」一曲だが、なかなかリズミックに大衆的でいい。好きだ。今回6集も含め久しぶりに彼女の声をじっくり聴いたのだが、やはりいい。彼女の声色には、なんか心を揺らすものがある。じつは、私は基本的に甘え声は好きではない。で、彼女の声色もけっこう甘え声なんだが、例外ということだろうか。(勝手なものであるが)
この曲は、6集に続いて(というか当然)このアルバムのプロデューサーでもある윤일상:ユン・イルサンの作曲、この人はイ・ジョンヒョンを含め、数多くのアーティストに作曲している。たまたまなんだが、いまチェック中の1月新譜リリースのBrown Eyed Girlsのシングル「With L.O.V.E Brown Eyed Girls」の「Love Action」も彼の曲である。作詞の方は台湾の有名な女性作詞家であるらしい趙濤(자오 타오:ジャオタオ)という人によるものだ。(この人は当然ながらまったく知らない)
その歌詞は、女が男を誘惑する内容のようで、MVではイ・ジョンヒョンの挑発的な映像を見ることになる。が、私としては、あまり魅力を感じないMVではある。
アルバムジャケットは中国の写真家、功城院(コン・ソンウン)という人によるものだそうで、表紙も入れて7枚の彼女のショットが載せられている。私としては、こちらの方が評価は高い。
5曲目の「完美男人守則」と6曲目「Welcome To My Style (Original)」については、中国版と韓国版という意味合いなんだろうが、この2曲を同じアルバム内に収録する必要があったのだろうか、と思う。「完美男人守則」だけでも良かったのではと思うのだが。

ところでイ・ジョンヒョン、このアルバムをファーストと銘を打っているようなので、中国でのセカンドアルバムも視野に入れてのことであろうと思うが、中国音楽業界のことはよく知らないが、おそらくオリンピック後の中国は、事務所的にもなかなか難しいようにも思うのだが。
もちろん、今はKBSドラマ「대왕 세종(世宗大王)」に全力投球であろうとは思う。演技の評価は、まだこれからであろうが、この役を見事に演じ切り、大衆の目に入り込み、業界での確実でしっかりとした評価を掴み取ることができればと願っているのだが。また、それが実現できそうな気もするのだが(まったく何の根拠も無いのだが)。視聴率が気になるところだ。


【 2005.12.21 / 1集~6集 】
イ・ジョンヒョン2集「Peace」がK-popへの入り口となった。
なぜ彼女のCDを買うことになったのかは、記憶を無くしてる。何かきっかけは確かに有ったはずなんだが ・・・ 。
なぜ2集なのかは、ただ、訪れたCDショップにそれが有ったから。
金色のジャケットで、わけの分からない絵が描いてあった。帰る途中、電車の中でケースの中を空けてみても文字はハングルだしさっぱり分からなかった。

彼女を知ったのは世間並みに「美しき日々」のセナだ。
でも、このドラマでの彼女への印象はあまり良いものではなかった。
なもんで、なぜCDを買う気になったのか、不思議だが、いまだ記憶がよみがえってこない。
ともかく聴いてみた。家族の皆がテレビを見てる中、一人、ウォークマンCDで。
久しぶりに、ちゃんと「歌」を聴いたせいもあったのだろうか、見事にはまってしまった。
どうしてこんなに切れ味良くリズムを乗れるのだろう。ガンガンにボリュームを上げて、一気に聴き終えてしまった。
激しく歌い上げる声に何か哀愁というか胸にくるものがある。
(これは後に、K-popアーティストに共通することであると分かったが)
こんな出会いは若い頃にFMで聴いた山崎ハコの「青信号」以来のことだ。
それからはパソコンの画面に向かって、ネットからの彼女の情報集めの日々となった。

彼女は女優でもある。デビューは女優の方が先で、1996年映画「꽃잎:花びら(つぼみ)」である。
映画は他に3本有るが、どれも暗い。字幕が無いので詳しい内容は解らないが、「花びら」などは観ないことをお勧めする。あまりにも暗く、強烈。
しかし、賞はこれも含め沢山もらっている。体当たり演技だ。
「花びら」は1996年4月封切りであるから、彼女15歳の時の撮影だと思う。これだけでも、彼女のすごさが分る。こんな映画を撮れるのだから、そうとうな根性の持ち主であろう。
そういう意味ではこれを観る価値は有るが。
(また、この作品は韓国の歴史を考える上でも重要な作品の一つでもある)

とにかく頑張りやさんだ。これも彼女に惹かれて、応援したくなる理由のひとつでもある。
日本でのデビューは可愛い、きれい路線で行くようだが、私は何か違うような気がする。違和感がある。
でも、素顔の彼女は、ほんとかわいくて、きれいだからそれでもいいのかも知れない。
私の中では、이정현(Lee JungHyun)とイ・ジョンヒョンとは分けて受け取っている。日本でのイ・ジョンヒョンは韓国、中国の이정현(Lee JungHyun)とは別のアーティストだ。
また、「テクノの女王」と言うのも適当とも思えない。たしかに1・2集はテクノ調ではあるが、テクノとは思えない。
基本的に彼女は歌だけでなく、歌も含めたステージでの総合的なパフォーマンスに本来の魅力があるアーティストだと思う。その舞台も彼女は自分でプロデュースする。そこに主張があるわけだ。
また彼女いわく、最終的には舞台、映画の監督を目指しているとのこと。そんな感じがする。納得である。

〈 1集: Let's Go To My Star 〉
なかなか手に入らなくて、高いオークションでやっとゲット。(しかも中古品)
今は再版が出てる。
ジョンヒョン語が聞ける!?(わけ分りませぇん)
4曲目「바꿔:パックォ(変えろ)」は何かと有名。韓国では選挙でも使われたそうな。
日本語版の「DaTo」とは比較にならない。
(自分は基本的に日本語版は聴く気になれない ・・・ 一応購入はするんだが)
5曲目「와:ワ( 来て)」は日本版「ワ-come on-」でおなじみ。
おそらく、このファーストアルバムが韓国で流れた時は、かなり衝撃が有ったのではないかと想像する。

〈 2集: Peace 〉
この2集がK-popの世界への入り口となった。(今思っても、この1枚でずいぶんと世界が変わったものだ)
「너:あなた」の叫ぶ声がいい。「줄래:あげるわ」のPVを見た時、私としてはこういうのは初めてで不思議な気がしたが、声色が心をくすぐる。「따:いじめ」、7曲目「꿈:夢」、どちらも暗いが好きだ。「아냐:いいえ」、ビートがきいていて声に哀愁があり、なんだかたまらない。早い話が全部いい(笑)。

〈 3集: Magic To Go To My Star 〉
ヤフーオークションで最初にゲットしたCD(新品)だ。
やはりなんといっても5曲目「미쳐:ミチョ(どうしようもないの)」がいちばん胸に響く。さすがに何度も聴いているうちに感激は小さくはなったが、この曲を聴くと胸が熱くなり涙がでそうなる(いわゆる、目頭が熱くなる)。しかし、舞台でのパフォーマンスはかなりキツそう。「Surprise Party」、なんだか好きだ。「반:パン」は初めて聴いたのがMVだったので映像の方に目がいき、最初変な曲、というイメージを持ってしまったが、なんだか不思議ないい曲だ。ステージでのパフォーマンスがいい。「Set It Up Now」、彼女のもうひとつの声、いいよね。(彼女の声色は4つぐらいはある ・・・ もっとあるか?)
ところで、アルバムの始まりとしてIntroはうまく成功していると思うのだが、アルバムの最後のOutroに同じものを持ってきたのは、前曲からの流れからか何か違和感がある。

〈 4集: I Love Natural 〉
ヤフーオークションで最後にゲットしたアルバムだ(新品)。
3集も好きだが、全アルバムの中でいちばん好きである。「달아달아:月よ月よ」、ステージでのパフォーマンスがいい。聴いているとステージが思いかえされる。「Brighter Than Sunshine」は、ファーストライブでのジャンパー姿が目に浮かぶ。「달아달아:月よ月よ」もいいが、「아리아리:アリアリ」がさらにいい。MVで左足を細かく上げるところがあるのだが、あの一瞬がたまらない。

〈 4.5集: Summer Party! 〉
4.5集はAmazonで購入してる。
なんかこういうジャケットを買ったことがなかったんで、送られてきた時は気恥ずかしかったのを覚えている。通常のCDの他にVCDで、MVとSummer Party!の撮影時の映像がVCDとして付いている。けっこう楽しめる。少し彼女の素顔が見れるような。とにかく今までのイ・ジョンヒョンとは違い、はじけたジョンヒョンちゃんを観て聴ける。
「야!:ちょっと!」、中国サイトでカッコいい映像を見てから、なんだかこれがいい。「악어:ワニ」、악어は「ワニ」の意味。歌詞もよく解らないが、なんかいい。Summer Danceより好きだ。
曲数は結局4曲で、シングルだ。

〈 5集: Passion 〉
この5集は事務所とのトラブルで、十分に活動できなかったアルバムだ。
そして、この後のリリースは日本で、ということになる。
「따라해 봐:タラヘバ(マネしてごらん)」はいいのだが、日本版「Passion~情熱~」はガックリ。「건들지마:さわらないで」がいい。いちばん好きかも。「Domino」もいい。「일장춘몽:一場の夢」で日本語が入るが、韓国でまだこの時期としては特筆かも知れない。

〈 6集: Fantastic Girl 〉
やっとリリース、やっと入手で、やっと聴けたアルバム。最初に流れてきた6集のリリース情報が「2006年3月リリース予定」であったから、あれから早7ヶ月の月日が過ぎたことになる。実際に手にすると、ファッション雑誌の付録のCDって感じだ。驚いたのは、CDが裸で入っていたことだ。びっくりだ。
6集は他のアーティストと同じような普通な感じのアルバムになっている。しかし、悪くはない。ジョンヒョンワールドも健在って感じだ。とくに、6集のコンセプトの関係か、声色が私の好きな曲が多い。

やっぱり、彼女の曲はいい。またステージが観たいもんだが。



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K-popの知識の原点、「K GENERATION K-POPのすべて」

2005-12-14 | How do you do?


私のK-popの知識の原点は、古家正亨さんの「K GENERATION K-POPのすべて」である。
この本をイ・ジョンヒョン絡みで知って、2005年6月に入手している。

つまり、私のK-popの基礎知識は古家正亨さんから教わったことになる。
当時、この本をいっきに読んだあと、この本の中にある「DJ古家がセレクトする絶対お勧めのK-POP1100」に登場しているアーティストの中で、気になるアーチストを一人ずつBugsさんで聴いてチェックしていったのである。
そして気に入ったアーティストのCDを「BUNKAKOREA」で注文したという訳だ。

この本はいまでも、K-popの入門書、K-popの歴史書として、お勧めの一冊だと思う。



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「K GENERATION K-POPのすべて」 (著)古家 正亨




古家 正亨(ふるや まさゆき) 北海道北見市出身 1974年5月22日生れ

FM North Wave 古家正亨
KONET 古家正亨プロフィール

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Bugs様々、でも、いまはMnet、そしてDaumに

2005-12-13 | How do you do?
ある日、イ・ジョンヒョンを探し求めてインターネットをうろついていると、「Bugs」というサイトにたどりついた。

このサイトはすごい。いや、正確には、当時はほんとうにすごかった。つまり、2005年の頃のお話だ。

何がすごかったかと言えば、今では考えられないが、この頃のBugsさんはアルバムの収録曲すべての曲が一曲丸ごと聴けた。音もいい。PV(MV)の方はさすがに映像の容量の分(速度の関係で)、音質を落としていたが、音だけの方はCDとまったく同じではないかと思うほどいい音だった。早い話がPCの前に居る限りCDがいらないということになっていた。

しかし、残念ながら、2005年の秋頃だったと思うが、徐々に現在のように1分のみの試聴になっていき、すべての曲が1分の試聴となってしまった。まあ、いま考えると当然の話なんだが。
ところで、この試聴時間、世の中の一般的な話として、せめて2分にして欲しい(いや、1分半でもいいが(笑))、1分では購入の判断が出来ない曲もある(真剣)。

で、現在も、Bugsさんには試聴はさせてはもらってはいるが、最近はMnetの方がレスポンスもよく(音もMnetの方がいいように思う)、使いやすく、またデータが見やすく(正規版とそれ以外の区別など)、Mnet独自の映像も多く、今では試聴メインサイトはMnetに替わってきている。ただし、Mnetの試聴時間は45秒だ。

さらに、ごく最近の試聴は、MnetからDaumMusicへと変わってきた。Mnetはいまもデータは見やすく、信頼性もあるのだが、レスポンス・作業性が悪くなり、なにより、Mcountdownなどの映像が、ついでに、安易に、観れていたのだが、すべて有料となってしまった(金額の問題でなく、何かと面倒である)。対して、DaumMusicの方はなにかと使い勝手もよく、情報量もMnetと比べ遜色が無く、コメント・画像などは、むしろMnetよりいい。なにより、試聴時間が1分である。

話はBugsさん戻すが、いやぁ、とにかく、Bugsさんには本当にお世話になりました。2005年の当時、このBugsさんが無ければ、あの短期間に多くのCDを買いあさることなど到底できなかったと思う。つまり、Bugsさんのおかげで、自分が欲しいと思うCDだけを購入することができたし、また、PVを見させてもらうことで、そのアーティストがどんな人なのかも知ることができ、大変たすかった。言葉が使えたら注文もさせてもらえたかも知れないのだが、利用するだけで、まことに申し訳なく思っている。

Bugs様、ほんとうにありがとうございました。

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2005年、K-pop元年

2005-12-07 | How do you do?
2005年、この年がK-popな日々の始まりであった。

この年、週に2本ほど家内と観ていたレンタルDVDの映画のほとんどが韓国のものになってしまっていた。
私の韓国映画の原点は、かなり前にテレビで観た「八月のクリスマス」である。それを初めて観た時、なんだか不思議なタッチの映画に感じた。その時は、それが「八月のクリスマス」であることもよく分からないまま観たが、深く記憶にだけは残った。2005年の初め頃、改めて観なおしてみて、やはりこの映画が私の韓国映画の原点であることを再確認した。この頃の韓国映画ってなんだかいい。最近の韓国映画に無いものが有る。
家内の方はドラマ派で、私もドラマが嫌いというわけではなかったが、ドラマは費やす時間が長過ぎる。観だすとやはり最後まで観てしまうので、他の事が出来なくなってしまうのである。なので、できるだけ観ないようにはしていたのだが、いまではドップリと漬かってしまっている(笑)。

そのドラマ、私も、ご多分に洩れず「冬のソナタ」から入ってしまっている(いやぁ、この時はハマってしまった)。
そして、「美しき日々」へと続き、ここにイ・ジョンヒョンが登場してくる。当時、このイ・ジョンヒョン扮するキム・セナには、とくに何の興味も持たなかった。つまりは、この時、イ・ジョンヒョンに対しても、まったく興味は無かった。のだが、なぜか彼女の2集をなんとなく買ってしまっている。なぜ、彼女の2集を手にすることになったのかは思いださない。(なぜ、2集なのかは、ただCDショップの店頭に、それが有ったからだったと記憶している)
この、彼女の2集をなんとなく買ってしまったことがK-popの世界へ通じる道を歩みだすきっかけとなった。そして、その2集を聴いてからは、すっかりジョンヒョンワールドに引き込まれ、あっという間にイ・ジョンヒョンのCD、情報を集めることにやっきになってしまっていた。
いやぁ、全集揃えるのにはけっこう苦労した。韓国では早くに廃盤になってしまう。廃盤になると入手することはほとんど難しく、結局、何枚かはオークションで韓国の人から入手した。

そして、これも何がきっかけであったのか、いまではよく思い出せないのだが、おそらくはイ・ジョンヒョンを探してインターネットをさまよっている時だろうと思うが、ふと韓国のアイドルグループBabyV.O.Xに目が止まってしまったようだ。
この時がジョンヒョンワールドからK-popの世界への入口の扉を開き、通り抜けた時であったようである。
それからは多くのアーティスト、グループ、さまざまなジャンルの曲に興味を抱き、K-popの本を買ってきて勉強してみたり(古家正亨さんの「K GENERATION K-POPのすべて」)、ネット上からのいろいろな情報をかき集めたり、彼らのCDを探し求め買いあさる日々となってしまったのである。

最初はどうやって韓国のCDを買ったらいいのかも分からなかったし、ネットで購入することができることが分かった後も、ネットでの購入は大丈夫かと不安も感じた。
で、はじめ、ネット上にあるたくさんのサイト(ショップ)10サイトほどの中から6サイトほどを絞り込んで順次試しに買っていき、ショップの対応などをチェックしてみた。
この頃は1990年代のリリースにまで遡って買いあさっていたため、このニーズ応えてくれ、一番お世話になったのがBUNKAKOREAさんであった。で、この頃、2005年と2006年の購入先ショップのメインはそのBUNKAKOREAさんで、時折りinnolifeさんにもお願いしていた。
だが、購入対象のほとんどが新譜となり、また数も多くなってくると価格のことも気になり、2007年に入って再度ショップを見直し、価格、信頼性、レスポンスなどでKSTARMALLさんが次第に増えていくことになり、いまではほぼ100%がKSTARMALLさんでの購入となっている。また、KSTARMALLさんとは、韓国語によるメールのやり取りもやらせてもらっている(勉強がてら)。

韓国の映画、そしてドラマに興味を持ち、DVDを借り始めたのが2004年、それから少し遅れイ・ジョンヒョンを知り、2005年にアイドルグループBabyV.O.XからK-popの世界に入って今年で5年目となった(2009年修正追記)。
2005年の頃は、1990年代のCDも探し求め、またインターネットによりその頃の情報も見聞きすることができ、実際の時間の流れはまだ5年足らずなんだが、なんだか10数年前からの韓国歌謡界を見てきたような錯覚に陥り、最近では古い音楽シーンに愛着すら感じる。

そして現在、次のステップは、言葉の壁だ。諦めずに続けてはいるが、はたして間に合うだろうか(笑)。

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むかし話

2005-12-06 | How do you do?
はじめて「音楽」に出合ったのが中学2年の春もすっかり過ぎてた頃だった。
それまでは「音楽」に出合ったことは無かったのである。つまりそれまでの出会いは、学校で教えられる音学、いわゆる古典派以降のクラッシク、そしてテレビから聞こえる歌謡曲で、そのどれもが興味の対象とはならなかった。興味の対象云々どころか、この時は私は音楽は嫌いであると思っていた。

そんな私に、ある日、ある人(兄貴代わりの家庭教師で下宿人)がジャズのレコードを聴かせてくれた(昔の話しだから当然レコードである)。これが私にとって、初めての音楽との出合いであった。曲は「Softly, As In A Morning Sunrise」、演奏していたのはもちろん名前も知らない日本のジャズプレーヤーであった(名前はその時見たのだが記憶に無い)。2本のクラリネットが左右から聴こえてき、初めてジャズを聴いたのである。この時の感激は40数年経った今でも忘れていない。それ以来だ、音楽が好きになったのは。(正確にはスイングジャズだが)

そして、この家庭教師兼下宿人の人がクラリネットを吹いていて、古い方のアルバート式のクラリネットを私にくれた。(今の普通のクラリネットはボエム式)
で、その1年後、小遣いをためて自分のクラリネットを買った。今、その会社が在るのかどうかは知らないが、アメリカのブッシャーというメーカーのものだった。
あの頃は勉強もしないで一日中吹いていた。高校時代には吹奏楽部の5人に無理やり頼んでスイングバンドをつくった。鈴木章二のコピーである。舞台に三日立つとやめられないと言うが、田舎の高校の文化祭の時の体育館でのステージではあったが、それが分るような気もした。この時、世の中はエレキバンド全盛の時代だ。古い話しだ。
あの頃、管楽器であれば、ほとんどの楽器で歌謡曲ぐらいは吹けたものだ。楽しい時期ではあった。

ある日、今は亡くなった姉がモダンジャズのレコードを買ってきてくれた。レコードと言っても当時は存在したソノシートというペラペラのレコードである。どうして彼女がそのレコードを買ってきてくれたかは、今もよく分からないが、それがソニーロリンズやチャリーパーカー達との出会だった。これは、今まで聴いていたスイングジャズとはまったく違うコード進行との出会いとなった。またもや新しい世界に入ってしまったのである。二度目のショックであった。
私はジャズは、やはり40年代のフォービートのものがいい。いわゆるビバップだ。
しかし、一方でその後聴くことになるネイティブサンというグループがつくり出す8ビートの単純なコード進行上のアドリブもたまらなく好きだ。

それから、出会いの時をあまり鮮明に覚えていないのだが、20歳も幾つか越えていた頃と思うが、バッハの旋律と和音進行に出会ってしまい、バロックの世界にも包まれてしまった。たしか、バロック音楽の即興演奏という言葉に興味を持ったのがきっかけだったと思う。
じつはモダンジャズのレコードよりバロック音楽のレコードの枚数の方が断然多い。この頃がいちばんレコードを買いあさった時期でもあった。
私はモーツアルト以降の、いわゆるクラッシックにはあまり興味が無い。私はいわゆるクラシック(古典派以降の音楽)とバロックとは別なものと考え、区別している。

話しは逸れるが、その頃すべてのレコードは一度カセットテープに録って、テープで聴くことにしていた。なので、今有るほとんどのレコードは針を落とした回数が1回か多くて3回程度のものばかりだ。つまり、レコードはけっこう大事にしていたものだ。
そのレコード達も、ありがたいことに、今はデジタル化することができ、CDと同様にパソコンで聴くことができるようになった。大事に置いておいて良かったと思う。

この頃に前後して、会社の後輩から小椋佳とアイドル岩崎宏美を教えてもらい、これをきっかけに、シンガーソングライターをメインに、いわゆるフォークの世界、そして歌の世界へも目が行くようなる。
そして、同じ頃だ、今でも忘れない、FMから聞こえて来た「青信号」、そう、山崎ハコ。今聴けば暗いとは思うが、その頃めちゃくちゃはまりこんでしまった、好きだった。(今も嫌いなわけではない)大阪周辺の可能な限りのコンサートは行った。大阪難波のレコード店で、目の前2mぐらいで逢った時はドキドキしたものだ。彼女のレコードで、当時発売されていたものはすべてコレクションした。今もすべて持っている。
彼女、当時は身体が弱く(今もかも知れないが)、心配したものだ。彼女には今も会いたいと思うが、ネットを見ると、今もがんばって活動いるようだ。
ところで、私は、山崎ハコや小椋佳がつくり出すものは「歌」でなく「唄」だと思って区別するのだが、この違いを分ってくれるだろうか(笑)。

で、この後しばらくして結婚し、家族のこと、仕事のことなどで音楽生活はブランクに入ってしまった。

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