이정현
LeeJung Hyun
イ・ジョンヒョン
1980年2月7日生れ
AVA Films & Entertainment
〈 Music Video 〉
■ YouTube Channel AVA Films & Entertainment
〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
■ 2010.05.17 イ・ジョンヒョン、ちょっと写真集!?
■ 2010.05.14 イ・ジョンヒョン、韓国のレディー・ガガ!?
■ 2010.05.11 イ・ジョンヒョン、7集「Lee Jung Hyun 007th」をリリース
■ 2010.05.10 イ・ジョンヒョン、武器不法搬入で空港税関に逮捕される!(笑)
■ 2009.07.27 イ・ジョンヒョン、「Crazy」!
■ 2009.07.08 イ・ジョンヒョン2集に亡霊の声!?
■ 2009.04.12 イ・ジョンヒョン、事務所を移籍して7集リリース (後日7集でなく、ミニであると分かる)
■ 2009.02.28 イ・ジョンヒョンが熱愛!!
■ 2008.07.05 イ・ジョンヒョン、大変なことに!
■ 2007.01.08 ジョンヒョンちゃん、ペ・スルギと踊る
■ 2006.08.09 イ・ジョンヒョン、あれから1年なんだ
■ 2006.05.21 ジョンヒョンちゃん、これはいかんやろ!
■ 2006.02.07 お誕生日おめでとう!
■ 2006.01.17 ジョンヒョンちゃん、ドラマ「輪舞曲(ロンド)」に出演
《 Genre 》
JungHyun
《 Audition / Video 》
■ Daum Music
■ Bugs
■ Mnet
《 Profile 》
■ Nate
■ Daum
■ Naver
《 Official / Private Site 》
■ AVA
■ AVA LeeJungHyun
■ twitter
■ FanCafe
《 Album 》
7集 「Lee Jung Hyun 007th」 2010年5月
MiniAlbum 「Ava Holic」 2009年5月
6集 「Fantastic Girl」 2006年10月
5集 「Passion」 2004年6月
4.5集 「Summer Party!」 2003年7月
4集 「I Love Natural」 2002年11月
3集 「Magic To Go To My Star」 2001年10月
2集 「너:おまえ」 2000年6月
1集 「Let's gO to My Star」 1999年10月(19歳)
《 myCollection 》
正規版: 1集 / 2集 / 3集 / 4集 / 4.5集 / 5集 / 6集 / 7集 (1集・3集・4集はオークション)
Mini: AVA Holic
Single: V
中国盤: Love Me(千面女孩)
日本盤: Heaven(ワ) / WA(Come On) / Passion(情熱)
【 2013.09.13 / V 】
3年2ヶ月ぶりのリリースだ。正直、もう無いかもと思っていたので意外だった。
しかし、リリース内容は、いまひとつだ。
まず、ジャケットが無駄にバカでかく、中を開けてビックリ、訳の解らない飛び出す絵本が納められていた。
なんじゃこれは、という感じでセンスを疑う。
リリースされたディスクは2枚で、「V」を1曲だけ収録したCD以外に(書き込み域は8㎝)、DVDが入っていた。
DVDの内容は、ミュージックビデオのオリジナルのものと、ダンスバージョンのもの、そのミュージックビデオのメーキング映像、そして写真のスライドショーの4編だ。
そのメーキング映像でのイ・ジョンヒョンの照れまくりが、真剣さを欠いたように見え、少し不快さえ感じる。
Track List
01. V
lyrics: 이정현 composed: PJ & 유타 arranged: PJ & 유타 & iki
プロデュースは作曲のPJ と유타:ユタとなっている。
PJは、イ・ジョンヒョン2集から関わっている作曲家で、かなりの数のアーティストと関わりがある。
このブログだけでも、TTS、C-Real、Girl's Day、ALi、Wanted、ぺク・チヨン、IU、ビョル、コミ、Zia、SeeYa、Wax、イム・ジョンヒ、チャン・ヘジン、ヤンパ、イ・ヒョリ、カン・ミヨン、キム・ゴンモなど(他)で、じつに幅広い。
ユタもイ・ジョンヒョン1集から関わっている作曲家で、この人もALi、Wax、キム・ゴンモなどに参加している。
「V」の曲自体は特に可もなく不可もなしな感じだが、ステージ上のゾンビパフォーマンスはいただけない。
イ・ジョンヒョン、私が(いま言うところの)K-popの世界に入って行くきっかけとなったアーティストであるだけに、出来ることなら、いまも、一世を風靡した昔のような存在感を示して欲しいところだが、いまひとつかなぁ。
【 2010.05.15 / 7集 】
イ・ジョンヒョン、今回のカムバックに際しては、なにかと話題が豊富であった。
詳細については「気まぐれ五線紙 Entertainment」の記事、「イ・ジョンヒョン、武器不法搬入で空港税関に逮捕される!(笑)」、「イ・ジョンヒョン、7集「Lee Jung Hyun 007th」をリリース」、「イ・ジョンヒョン、韓国のレディー・ガガ!?」などを見て欲しいが、ミュージックビデオ撮りなどで、ちょと頑張り過ぎて軽い肺炎を起こしてしまったり、入国時に税関に武器の不法所持入国の疑いをかけられたり、7集と絡むかどうかわからないが、Lady Gagaと何らかの契約が成されたり、カムバック後は、「怪しい男」のミュージックビデオVer.2で扇情性を論議されたり、はたまたコンサートの出演料1億ウォンを全額を赤十字社に寄付したりとか、なかなか世間を賑わせてくれた。ただ、チャート的には上位にランクされたというような記事はいまのところ目にしない(残念)。
で、CDだが、ジャケットはいたってオーソドックスな仕様となっている。近頃、やたら変わったジャケットを眺めていると、こういう従来通りのジャケットケースのジャケットを見るとホッとする、と同時に、やはり、目が毒されたせいで、たしかに少し物足りなくは感じる。
そんな中、CDケースの裏面を見て、ちょっといいな、と思う。そこには韓国を中心に中国、日本の地図が描かれていて、それぞれの国の上に「I ♡ CHINA」、「I ♡ KOREA」、「I ♡ JAPAN」と書かれている。そして、韓国の「I ♡ KOREA」には羽が付いている。いやぁ、これはなかなかいいんじゃないだろうか。これを考えたのは、おそらく彼女自身ではないかと思う。なぜなら、クレジットのArt directorの項目に이정현の名がある。
そして、もちろん、今回のアルバムのExecutive Producer、Super visorそしてProducerのすべて項目にも彼女の名이정현がある。
横道に逸れるが、ここで、彼女の会社名「AVA Films & Entertainment」の「Films」が思い出される。勝手な想いだが、彼女、早く映画監督をしたいと思っているのではないだろうか。記憶では舞台監督が夢、というようなことを言っていたのを思い出される。若い구혜선:ク・ヘソンがYGをバックに、長編の映画まで撮り終えたした話を聞いて焦ったりしてないだろうか、なんて思ったりするわけだ(まったく的外れな心配かも知れないが(笑))。
話をジャケットに戻すと、インナーの写真関係は「007」で統一されて悪くない。ただ、ページ数が10ページと少なく、歌詞カードの域を出ていないのが残念だ。
作曲、作詞陣はとくに偏った構成にはなってなく、私としてはE-TRIBEの曲が、前回の縁で1曲収録されているのが目をひく(10トラック目「2Night」)。
収録曲は、全12トラックの収録で、「Vogue Girl」が4トラック目に、「Crazy」が7トラック目に収録されいて、イントロ、11トラック目の「Miro I」を除くと、実質8曲となっている。
2トラック目に今回のリードトラック「수상한 남자:怪しい男」が収録されており、1トラック目のイントロ「007th」とセットでミュージックビデオとなっている。この「수상한 남자:怪しい男」、映像を観ている時はあまり音に集中できていなかったが、CDで聴くとかなり電気加工された曲だ。
3トラック目の「이니미니마니모:イニミニマニモ」は面白い曲で、韓国でよく知られている「こっそり隠れろ髪の毛見える」というような意味のようで、また、米国で、幼い子が何かを選んだりする時「どれを選びましょうか」と、遊びで使う「Iniminimanimo」ともひっかけているらしい。つまり、これを恋人との愛遊びを鬼ごっこする感じと結びつけているようだ(Daum뮤직による)。楽しい曲で私は好きだ。
5トラック目「왜이래:なぜ」、昔からのイ・ジョンヒョンらしい、いい曲だ。編曲が面白い曲でもある。
6トラック目の「연(縁)」は、バラードな曲で、イ・ジョンヒョン正規アルバム初バラードである。この曲は100人余りの弦楽団のストリングがバックにあるようだ。バラードとしては、少し彼女の技量不足を感じるが、いい曲に仕上がっている。けっこう、ジンとくる。
8トラック目「AVAtar」はちょっと笑ってしまう。いや、曲のタイトルがであるが(笑)。
9トラック目「넌 내꺼:あなたは私の」も、なんか昔懐かしイ・ジョンヒョンだ。なんか、復古という言葉が浮かぶ。好きな曲だ。
10トラック目がE-TRIBEの「2Night」だが、E-TRIBEとしては中途半端と言うか、ちょっとものたりない感じだ。
11トラック目の「MiroⅠ」と12トラック目の「MiroⅡ」で1つの曲のようだ。「MiroⅠ」が「MiroⅡ」のイントロのようだ。これも昔を思い出す感じでいい。また、この曲の声色がいい。好きだ。
今回リリースの7集「Lee Jung Hyun 007th」、ミュージックビデオの映像、そしてステージのパフォーマンスが先行して、先にイメージが出来上がったが、それを除いた新曲7曲のみを聴いた時(実際、私はそうしている(笑))、CDアルバムとしては、いたって従来のジョンヒョンちゃんの声色を生かした、復古という言葉が浮かぶほどの、素敵という言葉で表現できる、楽しめる、というか嬉しいアルバムになっている。
【 2009.06.02 / Ava Holic 】
気まぐれ五線紙 Entertainment
■ イ・ジョンヒョン、事務所を移籍して7集リリース (ここでの7集が「Ava Holic」)
今回のミニアルバム、前宣伝はなかなかのものであったと思う。ジャケット写真、MV、HP、どれも宣伝効果は良かったと思う。ただ、最近は映像技術が(スタッフの力が)アーティストの実像より上回り、いざ本番のステージで貧弱さを感じさせることがある。2NE1もそうだったが、イ・ジョンヒョンの場合いも、その印象はある。まあしかし、それだけ、今回はアメリカでかなりの準備をしたのではないだろうか。(上海での活動も、この準備の一環であったのかも知れない)
ネット上での話題もチラチラ出てきた。恋人や結婚の話し、昔のスキャンダル、音源の不法流出など、いろいろと聞こえてきている。やはり流行歌手である以上何も話題が無いのはまずい。大衆はしっかり捕まえておく必要がある。そういう意味で、今回のカンバックまずまずといったところかと思う。
今回のミニアルバム「Ava Holic」のCDジャケットだが、いままでにもいろんなのを見てきたが、こんな収めになっているのは初めてである。最初、どうなってんだろうって感じでCDを取り出すのに少し手間取ってしまった。そのメディアとしてのCD自体も変わってて、12インチCD大の樹脂基盤に8インチCD分のを焼き付けたといった感じで、その差の部分は透明のままである。が、結果それが印刷とも相俟って、うまくに仕上がっている。地球的にも資源の無駄が無くて、いい。またパッケージの作りもなかなか面白い(文字ではうまくは書けない)。この作りは奇抜で、初めて見る(もっとも実用性はないが)。ジャケット写真は、例のマリー・アントワネットである。そして、それも含めてと思うが、すべてセルフ・プロデュースである。
音の方は、윤일상:ユン・イルサン、이민수:イ・ミンスに加え、今回、E-Tribeが参加、新たな音の広がりを作り出すことに成功している思う。今回のミニ、すべてにおいて、かなりよく、ミニアルバムとしても完成度が高い。ただ、リードトラックの「Crazy」、大衆的にはなんとも言えない感じを受ける。もうひとつのリードトラック「Vogue Girl (It Girl)」はヒット性が有ると思うのだが。大衆性と言う意味での一つのデータが、Mnetの「일건순위:日間順位」だ。21日に28位にまでは上がっていたのが、Mcountdown放送後の22日に31位にダウン、23日以降もさらに下がった。一時の一例だが、放送日の直後というのは心配に種とはなる。
そのMcountdown、「Vogue It Girl」と「Crazy」の2ステージ。カンバック一発目のステージのせいか、表情がちょっと緊張気味って感じだったが、「Crazy」の方はバックが本格派のダンサーな感じで、私的にはなかなかいい(ちょっとミュージカル風)。だが、ちょっといまの流れとは違う感じでヒット性はどうなんだろう(「Vogue It Girl」の方はいいのだが)。
「人気歌謡」では「Vogue it girl」の1曲。コスチュームは、黒のサングラスに黒のロングドレスで(途中でサングラスを外してロングからミニのブーツ姿)、「Mcountdown」よりさらにコミックタッチのステージで、踊りにいまどきのソロも取り入れた。まあ、私的には「Mcountdown」の白の衣装の方がいい。
「Ava Holic」、ミニアルバムではあるが、いまどきの要素も取り入れ、彼女らしさも残し、どの曲もいい曲に仕上がっていると思う。これでヒットすれば言うことはないのだが。
【 2008.03.22 / 中国ファーストアルバム 】
イ・ジョンヒョン中国ファーストアルバム「Love Me 千面女孩」、千の魅力を持った神秘で魅惑的なイ・ジョンヒョンの中国初正規アルバム、というたい文句だ。しかし、のっけから酷評ぽくなるのだが、基本的に歌詞も韓国語で、実質、6集Repackage版と言うべきものだ(収録順も同じ)。韓国サイトの掲示板などの記事にも、ファン(?)の書き込みにこういった類のことが書かれている。このことは、中国ファンから見ると、正規ファーストアルバムとしては、やっつけ仕事に見られないだろうか。当然、中国の熱烈なファンであれば、6集は持っているかと思うのであるが。もっとも、それ以外の中国の音楽ファンにとってはたしかに新鮮な、あるいは待ちに待ったファーストアルバムなのかも知れない。
(中国の掲示板等は見ていないので、どう評されているのか分らないのだが)
反対側の、我々(韓国&日本ファン)からRepackage版として見ると、5曲目の「完美男人守則」が、次の曲の「Welcome To My Style」の中国語版として収録され、新曲としてリードトラックの4曲目「Love Me (千面女孩 / 천의여자)」がリリースされていることになる。つまり、Repackage版としては、これでいいのかも知れない。
なお、このアルバムに関してはスーパーバイザーとして彼女の名の記載が有る。
音の方なんだが、と言っても、「Love Me (千面女孩 / 천의여자)」一曲だが、なかなかリズミックに大衆的でいい。好きだ。今回6集も含め久しぶりに彼女の声をじっくり聴いたのだが、やはりいい。彼女の声色には、なんか心を揺らすものがある。じつは、私は基本的に甘え声は好きではない。で、彼女の声色もけっこう甘え声なんだが、例外ということだろうか。(勝手なものであるが)
この曲は、6集に続いて(というか当然)このアルバムのプロデューサーでもある윤일상:ユン・イルサンの作曲、この人はイ・ジョンヒョンを含め、数多くのアーティストに作曲している。たまたまなんだが、いまチェック中の1月新譜リリースのBrown Eyed Girlsのシングル「With L.O.V.E Brown Eyed Girls」の「Love Action」も彼の曲である。作詞の方は台湾の有名な女性作詞家であるらしい趙濤(자오 타오:ジャオタオ)という人によるものだ。(この人は当然ながらまったく知らない)
その歌詞は、女が男を誘惑する内容のようで、MVではイ・ジョンヒョンの挑発的な映像を見ることになる。が、私としては、あまり魅力を感じないMVではある。
アルバムジャケットは中国の写真家、功城院(コン・ソンウン)という人によるものだそうで、表紙も入れて7枚の彼女のショットが載せられている。私としては、こちらの方が評価は高い。
5曲目の「完美男人守則」と6曲目「Welcome To My Style (Original)」については、中国版と韓国版という意味合いなんだろうが、この2曲を同じアルバム内に収録する必要があったのだろうか、と思う。「完美男人守則」だけでも良かったのではと思うのだが。
ところでイ・ジョンヒョン、このアルバムをファーストと銘を打っているようなので、中国でのセカンドアルバムも視野に入れてのことであろうと思うが、中国音楽業界のことはよく知らないが、おそらくオリンピック後の中国は、事務所的にもなかなか難しいようにも思うのだが。
もちろん、今はKBSドラマ「대왕 세종(世宗大王)」に全力投球であろうとは思う。演技の評価は、まだこれからであろうが、この役を見事に演じ切り、大衆の目に入り込み、業界での確実でしっかりとした評価を掴み取ることができればと願っているのだが。また、それが実現できそうな気もするのだが(まったく何の根拠も無いのだが)。視聴率が気になるところだ。
【 2005.12.21 / 1集~6集 】
イ・ジョンヒョン2集「Peace」がK-popへの入り口となった。
なぜ彼女のCDを買うことになったのかは、記憶を無くしてる。何かきっかけは確かに有ったはずなんだが ・・・ 。
なぜ2集なのかは、ただ、訪れたCDショップにそれが有ったから。
金色のジャケットで、わけの分からない絵が描いてあった。帰る途中、電車の中でケースの中を空けてみても文字はハングルだしさっぱり分からなかった。
彼女を知ったのは世間並みに「美しき日々」のセナだ。
でも、このドラマでの彼女への印象はあまり良いものではなかった。
なもんで、なぜCDを買う気になったのか、不思議だが、いまだ記憶がよみがえってこない。
ともかく聴いてみた。家族の皆がテレビを見てる中、一人、ウォークマンCDで。
久しぶりに、ちゃんと「歌」を聴いたせいもあったのだろうか、見事にはまってしまった。
どうしてこんなに切れ味良くリズムを乗れるのだろう。ガンガンにボリュームを上げて、一気に聴き終えてしまった。
激しく歌い上げる声に何か哀愁というか胸にくるものがある。
(これは後に、K-popアーティストに共通することであると分かったが)
こんな出会いは若い頃にFMで聴いた山崎ハコの「青信号」以来のことだ。
それからはパソコンの画面に向かって、ネットからの彼女の情報集めの日々となった。
彼女は女優でもある。デビューは女優の方が先で、1996年映画「꽃잎:花びら(つぼみ)」である。
映画は他に3本有るが、どれも暗い。字幕が無いので詳しい内容は解らないが、「花びら」などは観ないことをお勧めする。あまりにも暗く、強烈。
しかし、賞はこれも含め沢山もらっている。体当たり演技だ。
「花びら」は1996年4月封切りであるから、彼女15歳の時の撮影だと思う。これだけでも、彼女のすごさが分る。こんな映画を撮れるのだから、そうとうな根性の持ち主であろう。
そういう意味ではこれを観る価値は有るが。
(また、この作品は韓国の歴史を考える上でも重要な作品の一つでもある)
とにかく頑張りやさんだ。これも彼女に惹かれて、応援したくなる理由のひとつでもある。
日本でのデビューは可愛い、きれい路線で行くようだが、私は何か違うような気がする。違和感がある。
でも、素顔の彼女は、ほんとかわいくて、きれいだからそれでもいいのかも知れない。
私の中では、이정현(Lee JungHyun)とイ・ジョンヒョンとは分けて受け取っている。日本でのイ・ジョンヒョンは韓国、中国の이정현(Lee JungHyun)とは別のアーティストだ。
また、「テクノの女王」と言うのも適当とも思えない。たしかに1・2集はテクノ調ではあるが、テクノとは思えない。
基本的に彼女は歌だけでなく、歌も含めたステージでの総合的なパフォーマンスに本来の魅力があるアーティストだと思う。その舞台も彼女は自分でプロデュースする。そこに主張があるわけだ。
また彼女いわく、最終的には舞台、映画の監督を目指しているとのこと。そんな感じがする。納得である。
〈 1集: Let's Go To My Star 〉
なかなか手に入らなくて、高いオークションでやっとゲット。(しかも中古品)
今は再版が出てる。
ジョンヒョン語が聞ける!?(わけ分りませぇん)
4曲目「바꿔:パックォ(変えろ)」は何かと有名。韓国では選挙でも使われたそうな。
日本語版の「DaTo」とは比較にならない。
(自分は基本的に日本語版は聴く気になれない ・・・ 一応購入はするんだが)
5曲目「와:ワ( 来て)」は日本版「ワ-come on-」でおなじみ。
おそらく、このファーストアルバムが韓国で流れた時は、かなり衝撃が有ったのではないかと想像する。
〈 2集: Peace 〉
この2集がK-popの世界への入り口となった。(今思っても、この1枚でずいぶんと世界が変わったものだ)
「너:あなた」の叫ぶ声がいい。「줄래:あげるわ」のPVを見た時、私としてはこういうのは初めてで不思議な気がしたが、声色が心をくすぐる。「따:いじめ」、7曲目「꿈:夢」、どちらも暗いが好きだ。「아냐:いいえ」、ビートがきいていて声に哀愁があり、なんだかたまらない。早い話が全部いい(笑)。
〈 3集: Magic To Go To My Star 〉
ヤフーオークションで最初にゲットしたCD(新品)だ。
やはりなんといっても5曲目「미쳐:ミチョ(どうしようもないの)」がいちばん胸に響く。さすがに何度も聴いているうちに感激は小さくはなったが、この曲を聴くと胸が熱くなり涙がでそうなる(いわゆる、目頭が熱くなる)。しかし、舞台でのパフォーマンスはかなりキツそう。「Surprise Party」、なんだか好きだ。「반:パン」は初めて聴いたのがMVだったので映像の方に目がいき、最初変な曲、というイメージを持ってしまったが、なんだか不思議ないい曲だ。ステージでのパフォーマンスがいい。「Set It Up Now」、彼女のもうひとつの声、いいよね。(彼女の声色は4つぐらいはある ・・・ もっとあるか?)
ところで、アルバムの始まりとしてIntroはうまく成功していると思うのだが、アルバムの最後のOutroに同じものを持ってきたのは、前曲からの流れからか何か違和感がある。
〈 4集: I Love Natural 〉
ヤフーオークションで最後にゲットしたアルバムだ(新品)。
3集も好きだが、全アルバムの中でいちばん好きである。「달아달아:月よ月よ」、ステージでのパフォーマンスがいい。聴いているとステージが思いかえされる。「Brighter Than Sunshine」は、ファーストライブでのジャンパー姿が目に浮かぶ。「달아달아:月よ月よ」もいいが、「아리아리:アリアリ」がさらにいい。MVで左足を細かく上げるところがあるのだが、あの一瞬がたまらない。
〈 4.5集: Summer Party! 〉
4.5集はAmazonで購入してる。
なんかこういうジャケットを買ったことがなかったんで、送られてきた時は気恥ずかしかったのを覚えている。通常のCDの他にVCDで、MVとSummer Party!の撮影時の映像がVCDとして付いている。けっこう楽しめる。少し彼女の素顔が見れるような。とにかく今までのイ・ジョンヒョンとは違い、はじけたジョンヒョンちゃんを観て聴ける。
「야!:ちょっと!」、中国サイトでカッコいい映像を見てから、なんだかこれがいい。「악어:ワニ」、악어は「ワニ」の意味。歌詞もよく解らないが、なんかいい。Summer Danceより好きだ。
曲数は結局4曲で、シングルだ。
〈 5集: Passion 〉
この5集は事務所とのトラブルで、十分に活動できなかったアルバムだ。
そして、この後のリリースは日本で、ということになる。
「따라해 봐:タラヘバ(マネしてごらん)」はいいのだが、日本版「Passion~情熱~」はガックリ。「건들지마:さわらないで」がいい。いちばん好きかも。「Domino」もいい。「일장춘몽:一場の夢」で日本語が入るが、韓国でまだこの時期としては特筆かも知れない。
〈 6集: Fantastic Girl 〉
やっとリリース、やっと入手で、やっと聴けたアルバム。最初に流れてきた6集のリリース情報が「2006年3月リリース予定」であったから、あれから早7ヶ月の月日が過ぎたことになる。実際に手にすると、ファッション雑誌の付録のCDって感じだ。驚いたのは、CDが裸で入っていたことだ。びっくりだ。
6集は他のアーティストと同じような普通な感じのアルバムになっている。しかし、悪くはない。ジョンヒョンワールドも健在って感じだ。とくに、6集のコンセプトの関係か、声色が私の好きな曲が多い。
やっぱり、彼女の曲はいい。またステージが観たいもんだが。