気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

SPICA ( スピカ )

2012-02-26 | R&B



스피카
SPICA
スピカ
B2M Entertainment

〈 Member 〉
  박주현 Park JuHyun パク・チュヒョン 1986年11月29日生れ
  김보아 Kim BoA キム・ボア 1987年1月14日生れ
  박나래 Park NaRae パク・ナレ 1988年2月23日生れ
  양지원 Yang JiWon ヤン・ジウォン 1988年4月5日生れ
  김보형 Kim BoHyung キム・ボヒョン 1989年3月31日生れ


           Kim BoA    Park JuHyun    Yang JiWon     Park NaRae    Kim BoHyung


〈 Music Video 〉
       SPICA Official YouTube Channel
       YouTube LOEN MUSIC Official Channel (SPICA)
       B2M Ent. Official YouTube Ch. (SPICA)

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2012.11.21 SPICAがミニアルバム「Lonely」をリリース
       2012.07.15 ヤン・ジウォン(SPICA)のセルカが話題
       2012.06.03 SPICA、YouTube映像
       2012.04.03 SPICAカムバック映像
       2012.03.30 SPICA「Painkiller」初ステージ    ※追記 Music Bank
       2012.03.29 SPICAの後続曲「Painkiller」、いい! 最高だ!!
       2012.02.08 SPICAがミニアルバム「Russian Roulette」をリリース
       2012.01.22 SPICA、2月8日にデビュー!
       2012.01.10 SPICA、やはり実力派!
       2012.01.05 SPICAのメンバー情報 (記事には、まだ早いかもだが)
       2012.01.03 五少女最後のメンバー ヤン・ジウォン、SPICAでいよいよデビュー


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      R&B

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       spica Lonely
       twitter
       Kim BoA twitter
       Park JuHyun twitter
       Park NaRae twitter
       Yang JiWon twitter
       Daum Cafe




《 Album 》
        MiniAlbum 「Lonely」 2012年11月
        Repackage MiniAlbum 「Painkiller」 2012年3月
        MiniAlbum 「Russian Roulette」 2012年2月

《 myCollection 》
      Russian Roulette / Lonely
      Painkiller




【 2012.12.09 / Lonely 】
SPICA2枚目のミニアルバム「Lonely」、待っていた(※「Painkiller」はリパッケージだ)。

ジャケットのインナー写真は、なかなかの大人の女性を描き出している。
ただ、今回「Russian Roulette」、「Painkiller」からカメラは替ったが、この「Lonely」のカメラも(悪くはないのだが)私としてはいまひとつに感じる(モノクロの1カットだけは好みだが)。

収録曲は、ちょっともの足りない4曲(5トラック)収録だが、その1曲1曲に意味は感じる。
今回もキム・ボアとキム・ボヒョンの曲が1曲づつ収録され、キム・ボヒョンは今回も続いて編曲まで自分でやり、キム・ボアも自分の作詞・作曲の曲をリリースして、SPICAとして音楽的により一層成長したアルバムリリースと言うことができる。

プロデュースは今回、1枚目「Russian Roulette」にも登場する、Sweetune(스윗튠)が引き受けたようだ。
(Sweetune(스윗튠) / 한재호:ハン・ジェホ & 김승수:キム・スンス)
ただし、最後の曲の「Since You’re Out Of My Life」はどうやら違うようだ。

Track List
  01. 「Lonely」
     lyrics: 송수윤  composed: 한재호 & 김승수  arranged: 한재호 & 김승수 & 홍승현
     rap making: 김보아
  02. 「With You」
     lyrics: 김보아  composed: 김보아  arranged: 안준성
  03. 「그날 밤:その日の夜」
     lyrics: 김보형  composed: 김보형  arranged: 김보형
     rap making: 김보형
  04. 「Since You’re Out Of My Life」 (original title: Since You’re Outta My Life)
     produce: Marcan Ent. & Little Engine Ent.
     korean lyrics: Ryan S. Jhun & 김진희 & Ring
     composed & arranged: Dane Deviller & Sean Hosein & Annet Artani & Ryan S. Jhun
  05. 「Lonely」 Inst.

     NameList
       송수윤:ソン・スユン / 한재호:ハン・ジェホ / 김승수:キム・スンス / 홍승현:ホン・スンヒョン
       김보아:キム・ボア / 안준성:アン・ジュンソン / 김보형:キム・ボヒョン / 김진희:キム・ジニ

1曲目「Lonely」
デビュー曲「Russian Roulette(러시안룰렛)」を作り出した作家たちによる作詞、作曲、編曲の曲だ。
(한재호:ハン・ジェホと김승수:キム・スンスはプロデューサーチームSweetune)
ラップメーキングはキム・ボアによる。
歌詞の内容は、別れた後の悲しみに落ちた女性が、かって彼とともに歩いた街を散策して、同じ場所を一緒過ごした時とは全く違う感情で眺めて、その人を懐かしく辛く感じる孤独と彷徨を描いた曲のようだ。

この曲のステージパフォーマンス、なかなか悪くないのだが、衣装がこの振り付けに対し微妙に難しいようで、ミュージックビデオは文句無く、概して放送ステージもセーフなのだが、11月30日のMusic Bankに関してだけはちょっといただけない印象だ(音とは関係無い話だが)。

2曲目「With You」
キム・ボアの作詞・作曲の曲だ。
初めて出会った時の胸のときめきが、いまもこれからも変わらず続く、そんな純粋で美しい出会いを書いているようだ(たぶん)。
明るくて、なかなか悪くない曲に仕上がっていると思う。

3曲目「그날 밤:その日の夜」
キム・ボヒョンの作詞・作曲、そして編曲による曲である(ラップメーキングとも)。
いい曲だ。編曲が巧いと思う。
また、この曲のバックのキーボードもキム・ボヒョンのようだ。
歌詞は、別れた恋人と過ごした日々に対する懐かしさと悲しさを歌っているようである。

最後4曲目「Since You’re Out Of My Life」
ソウルなR&Bのバラード曲で、いい曲だ。好きだ。
5人それぞれの声色、そして5人のハーモニー(サウンド)がいい。
この曲も、曲「Painkiller」、そしてアルバム「Russian Roulette」に収録の3曲と同様に、Marcan Entertainmentのプロデュースとなっている。
(ただ、今回はMarcan Entertainmentとともに、Little Engine Entertainmentの名も書かれている)
歌詞は、別れた人を忘れることができない女心を描いた曲のようだ。

SPICA、今回で3回目の変身で(正確には4回かも知れないが)彼女たち自身のビジュアルな魅力も見せてくれたが、その音楽的レベルは(音楽的実力は)変わらず不変であることを感じさせるアルバムだ。


【 2012.04.15 / Painkiller 】
SPICAの2枚目のアルバムリリース、1枚目「Russian Roulette」のリパッケージ・ミニアルバムとなっている。
(ミニアルバム「Russian Roulette」に、曲「Painkiller」が1曲加わったアルバムだ)
本来、私としてはリパッケージアルバムはコレクションしないのであるが、アルバムジャケットを見てみたかったし、SPICAなので例外的にコレクションした。
ジャケットのインナー写真は、5人をそれぞれに写しただけのシンプルなスタジオ写真ではあるのだが悪くなく、いまのSPICAのイメージに近いものだと思う。というか「Russian Roulette」の写真がちょっと違うだろうと感じる。
カメラとヘア&メーキャップは変わっていないが、アルバムデザインとスタイリストは変わっている。
(言うまでも無いがプロデュースと音関係のスタッフは前回に同じだ)

今回の新曲でありリードトラックの「Painkiller」は、アルバム「Russian Roulette」のアメリカの曲であろう3曲と同様にMarcan Entertainmentのプロデュースとなっている。
(Marcan Entertainmentの追記: 彼らはニューヨーク、ロスアンジェルスなどが主な活動地域のようだ)
この曲、SPICAのオリジナル曲と聞いているが、オリジナルタイトル名に「Painkillah」と書かれていて不思議だ。

Track List
  01. 「Painkiller」
     lyrics: 김진희 & Ring
     composed & arranged: David D.A Doman & Ryan Jhun & WillIam David Porter

     ※ 以下は1枚目の「Russian Roulette」に同じで、8トラック目にインストルメンタルが加わる

  02. 「화 (火)」
     korean lyrics: 김보아  composed & arranged: Ryan Jhun & Antwann Frost & Brande Kelley
  03. 「Up N Down」
     korean lyrics: 김진희 & Ring
     composed & arranged: Nicolas Scapa & J Read Fasse & Michale John Dewey hancock & Ryan Jhun
  04. 「Russian Roulette(러시안룰렛)」
     lyrics: 송수윤  composed: 한재호 & 김승수  arranged: 한재호 & 김승수 & 홍승현
  05. 「No More」
     korean lyrics: 김진희 & Ring
     composed & arranged: David D.A Doman & Amanshia Nunoo & Drew Scalercio & Ryan Jhun
  06. 「일기장:日記帳」
     lyrics: 김보형  composed: 김보형  arranged: 김보형
  07. 「독하게:強く」
     lyrics: Gruzio  composed: Gruzio  arranged: Gruzio & 이지윤
  08. 「Painkiller」 Inst.

     NameList
        김진희:キム・ジンヒ / 김보아:キム・ボア /송수윤:ソン・スユン / 한재호:ハン・ジェホ
       김승수:キム・ソンス / 홍승현:ホン・スンヒョン / 김보형:キム・ボヒョン / 이지윤:イ・ジユン

「Painkiller」、私の好きなR&Bな曲で、5人のバランス、かけひき、ハーモニーが最高の、ダンス曲では見ることができない(聴くことができない)濃厚なボーカルによる完成度がかなり高い曲に仕上がっている。


【 2012.02.25 / Russian Roulette 】
SPICAのデビューミニアルバム「Russian Roulette(러시안룰렛)」である。
先月(1月)の10日には、このアルバムの収録曲である「독하게:強く」が先行でリリースされたが、それ以前より、このグループのデビューへの期待は大きく、デビューアルバム「Russian Roulette」のリリースは待たれた。

グループ名であるSPICA:スピカとは、乙女座の中でもっとも明るく輝く1等星のことのようで、歌謡界の中でもっとも明るく輝く星になるという想いを込めて名付けられたようである。

ジャケットのインナー写真は、ちょっと山の中な感じのロケーションをバックに、2つの衣装で撮られているのだが、ネットの写真やステージ映像で既に出来上がっている彼女たちイメージとは違い、女の子ぽく仕上げられていて、最初見た時は少し違和感を感じたが、こういうのもまたいい。カメラは박상무:パク・サンムとなっている。

収録曲は全6曲で、クレジットに記載されているプロデューサーの名前は길종화:キル・ジョンファとなっているが、外国(アメリカ(?))の曲である1曲目、2曲目、4曲目の曲のプロデュースは、Ryan Jhunを中心にアメリカで活動している作曲家集団Marcan Entertainmentのプロデュースとなっている。
(現地ではTYGAプロデューサーチームで有名らしい)

作詞、作曲、編曲に関しては、通常の新人では、あまり見かけないが、キム・ボアの作詞、そしてキム・ボヒョンの作詞・作曲・編曲の曲が収録されている。

Track List
  01. 「화 (火)」 (Original Tatle: 「Insecure」)
     korean lyrics: 김보아  composed & arranged: Ryan Jhun & Antwann Frost & Brande Kelley
  02. 「Up N Down」 (Original Tatle: 「Thrillseeker」)
     korean lyrics: 김진희 & Ring
     composed & arranged: Nicolas Scapa & J Read Fasse & Michale John Dewey hancock & Ryan Jhun
  03. 「Russian Roulette(러시안룰렛)」
     lyrics: 송수윤  composed: 한재호 & 김승수  arranged: 한재호 & 김승수 & 홍승현
  04. 「No More」 (Original Tatle: 「Amore」)
     korean lyrics: 김진희 & Ring
     composed & arranged: David D.A Doman & Amanshia Nunoo & Drew Scalercio & Ryan Jhun
  05. 「일기장:日記帳」
     lyrics: 김보형  composed: 김보형  arranged: 김보형
  06. 「독하게:強く」
     lyrics: Gruzio  composed: Gruzio  arranged: Gruzio & 이지윤

     NameList
       김보아:キム・ボア / 김진희:キム・ジンヒ / 송수윤:ソン・スユン / 한재호:ハン・ジェホ
       김승수:キム・ソンス / 홍승현:ホン・スンヒョン / 김보형:キム・ボヒョン / 이지윤:イ・ジユン

1曲目「화 (火)」、この曲はいい。好きだ。R&Bなバラードに韓国的な香りを付けたもので、しかし昔の韓国R&Bとも異なる曲である。韓国語の作詞がキム・ボアだ。ただ、エンディングの音の収め方が私の好みには合わない。

2曲目の「Up N Down」は、初めて聴いた時は、電気加工のありふれた大衆的な曲に感じたが、何度も聴いているとなかなかいい曲に感じてきて、サウンド(ハーモニー)にSPICAの個性を感じる。SPICAが巧い。

リードトラックの3曲目「Russian Roulette(러시안룰렛)」、聴く側の問題だが、この曲がすっかりSPICAな感じだ。5人それぞれの声色が生きた、ベースラインが印象的で、ロックなダンス曲の大衆的にいい曲だ。

4曲目「No More」も、サウンドにSPICAの個性、歌の巧さを感じることが出来る曲である。この曲のエンディングが個性的で面白い。(ただ、私の好みには合わないかも)

5曲目「일기장:日記帳」もいい曲だ。キム・ボヒョンの作詞・作曲、そして編曲である。この曲が収録されていることを考えただけでもSPICAが実力派のグループであることが分かる。

6曲目「독하게:強く」は1月に先行リリースされた曲で、この曲もSPICAの個性、実力が光る1曲である。この曲の作詞・作曲・編曲のGruzioはプロデューサー集団のようだ。

SPICAのデビューアルバム「Russian Roulette」、実力派新人歌手のデビューであることを十二分に認識させるに足る、何の文句も無いミニアルバムである。
まさに、今年2012年の韓国歌謡界の新しい輝く星スピカ(SPICA)の登場を感じさせる1枚である。



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Miryo ( ミリョ )

2012-02-13 | Pop



미료
Miryo
ミリョ
조미혜:チョ・ミヘ
1981年11月2日生れ
Nega Network


〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2012.02.01 ミリョ(Brown Eyed Girls)が「MIRYO aka JOHONEY」をリリース


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      R&B

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       twitter
       miniHP




《 Album 》
        MiniAlbum 「Miryo aka Johoney」 2012年2月

《 myCollection 》
      Miryo aka Johoney




【 2012.02.13 / Miryo aka Johoney 】
ミリョの初めてのソロリリース、ミニアルバム「Miryo aka Johoney」である。

ミリョのラッパーとしてのスタートは、Honeyfamily(허니패밀리)での女性ラッパーとしてであったようだ。
この頃の彼女ことについてはまったく知らないが、2000年8月リリースのHoneyfamily2集「Another Level」に彼女の名が有るようだ。
そして、2006年3月にBrown Eyed Girlsのラッパーとして1集「Your Story」をリリースしている。
当時のガールグループとしては、ラッパーがメンバーの一員として構成されていたのは珍しかったはずだ。
そのBrown Eyed Girlsとして6年が過ぎ4集をリリースしての、今回のソロアルバム「Miryo aka Johoney」である。

ジャケット写真がすごい。いままでに見たことの無いミリョの姿が32ページに渡って載せられている。
(一部はネット上で見かけるたものだ)

プロデュースは조재익:チョ・ジェイクとともにミリョの名が有り、セルフプロデュースとなっている。
クレジットに書かれたスタッフの名は当然ながら(とくに音関係は)Brown Eyed Girlsでのスタッフからの名前が多く読み取れる。カメラもBrown Eyed Girls4集と同じ김영준:キム・ヨンジュンである。

収録曲は掛値無しの5トラック全5曲で、リードトラックは2曲目の「Dirty」ある。
作詞は共作も含めてだが、全曲がミリョとなっていて、定かではないが、これはおそらくラップメーキングも含めてのことだろうと思う。

Track List
  01. 「Party Rock」 feat. 개리:ケリ & The Koxx
     lyrics: 미료 & 개리 & The Koxx  composed: The Koxx  arranged: The Koxx
  02. 「Dirty」
     lyrics: 미료  composed & arrange: 이단옆차기 & Ichiro Suezawa
  03. 「사랑해 사랑해:愛している愛している」 feat. 써니:サニー
     lyrics: 미료 & 김건우  composed: 김건우  arranged: 김건우
  04. 「Revenger」 feat. 루드페이퍼:Rude Paper
     lyrics: 미료 & 쿤타  composed: 리얼드리머  arranged: 리얼드리머
  05. 「Leggo」 feat. 나르샤:ナルシャ
     lyrics: 미료  composed & arrange: 이단옆차기 & Ichiro Suezawa

     NameList
       미료:ミリョ / 개리:ケリ / 이단옆차기:イダンヨプチャギ / 김건우:キム・ゴヌ / 쿤타:クンタ
       리얼드리머:リオルドゥリモ

1曲目「Party Rock」、曲のタイトル通りロックな曲で、1曲目からラップが即ヒップホップだけでないことを示したような曲で、かなり電気加工されたサウンドだ。弘大(홍대)で最もホットなバンドだというThe Koxxが参加している。 燃える(?)金曜日の夜のことを面白い歌詞で書いた曲だそうだ。また、ともにHoneyfamily時代を過ごしたLeessang(리쌍)の개리:ケリがラップで参加している。(頭の歌い出し部分がChocolatの「I Like It」を思い起こす)
2曲目のリードトラック「Dirty」は、理屈抜きで大変ノリやすい完全にロックな曲で、まさにラップとロックの融合だ。歌詞は、愛に対する背信を、ユニークな言葉で(文章で?)表したものらしく、作詞はすべてミリョによるものである。作曲・編曲の1人の名前にIchiro Suezawaと書かれており、おそらくは日本人なんだろうと思う。이단옆차기とともにMBLAQの曲も書いている。
3曲目「사랑해 사랑해:愛している愛している」には少女時代のサニーが友情出演的な感じでフィーチャリングされている。いつの間に友達になったの!?って感じだが、データにはKBS番組の「청춘불패:青春不敗」での少女時代とBrown Eyed Girlsの縁による의리(義理)と書かれているので、個人的つながりではなさそうである。
4曲目「Revenger」、作詞はRude Paperの쿤타:クンタ、作曲・編曲はRude Paperの리얼드리머:リオルドゥリモによるもので、歌詞の方は勿論よく解らないのだが、作曲・編曲はユニークなもので(私には)面白いいい曲である。この曲、早い話がRude Paperの曲に、ミリョがフィーチャリングされた曲である。
最後の曲「Leggo」のフィーチャリングは、ナルシャだが、分かって聴いてもナルシャとは解りにくかった(私には)。なんでも、成功した歌手としてのミリョの内面の葛藤を独白の形式で歌ったものようだ。作詞はすべて彼女だ。

ミリョの初めてのソロアルバム「Miryo aka Johoney」、1曲づつ噛み砕いて聴いてみると、けっこう奥が深い。

まず音楽的には、ラップがすなわちヒップホップでない、ということを改めて認識させられた。このアルバムの全体を貫くものは(精神的にも)ヒップホップでなくロックなポップな世界だ。
もしかするとミリョは、一つの、彼女だけのスタイルを創り出そうとしたのかも知れない(出来たと思う)。その熱意はマスタリングのこだわりにも現れているようで、全5曲中4曲をアメリカでしているそうだ。
クレジット記載のStephen Marcussen@Marcussen Masteringがそのようで(Stephen Marcussenは人名)、1曲目の「Party Rock」以外すべてがそうだ。このStephen Marcussenなる人は、ポール·マッカートニー、スティーヴィー·ワンダーほか(私の知らない)多くのヒット曲のマスタリング・エンジニアのようだ。

また、思わない意外な人脈を知らされ驚かされる。要するに、少女時代との関係だが、ミリョ側のオファーに対し、少女時代側は心よく受諾したそうである(また、それにサニーが応じたことにも何か感じるものがある)。

4曲目のRude Paperの曲も興味深く。この曲をミリョが取り入れことにも何かを感じる。(再度、いい曲だ)
そして、この曲に限らないが、有名作曲家への志向ではなく、音楽的挑戦とも言える曲作り、アルバム作りだ。

そして、最後には彼女自身の個人的、音楽的悩み、告白をしているようで、機械の翻訳でざっと読んだだけでも、なんだか胸が熱くなる思いがする(彼女の胸の内がそうだったとは、さらさら知らなかった)。
(これに関しては、どなたか翻訳を、あるいは翻訳されたページのリンク先をお教え願えれば嬉しい)

今回のミニアルバム「Miryo aka Johoney」は、ミニアルバムらしく5曲しか収められていないが、1曲1曲に何らかの彼女の主張があり、大変濃いアルバムとなっていると感じる。



Comments (2)
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