気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

Mad Fret ( マッドフレット )

2009-01-14 | Rock


このグループはシングルを聴いた時(試聴した時)、1集がリリースされたら必ずコレクションすることに決めていたグループだ。
けっこうヘビーだ。
K-popとは関係ないとは思うが韓国の彼女たちがやっているということで掲載した。
そう、このサウンドは若い(年齢不詳)女子だけでたたき出している。まあ、じつはそこに関心が行ったのだが(笑)。ボーカルも悪くない。声色も方向も違うが、なんだか昔、カルメンマキとオズを思い出してしまった。(ぜんぜん違うのだが(笑))

「Mad Fret」とは「(狂暴性の)狂ったいらだち」、という意味だろうか(確認できていない)。
この種のジャンルに耳が無いため、技量的には巧いのか下手なのかよく分からん(笑)、が、聴いていてなにかいい。おそらくだが、テクニック的にはいまひとつなんだろうと思うが。
それもそうかも知れない、彼女ら、もともと、どうやら会社に勤めていた堅気の集団のようで、ハングルの解読がいまひとつなんだが、「직장인밴드」の文字が有るニュースのページを見つけたので、きっとそうだろう。「직장인밴드」とは「職場員バンド」だ。
ただし、2007年10月21日の話し(笑)。
しかし、そういう経歴のせいか、いくつかのステージを見る限り普通のお嬢さんぽいが。

この1集、ちょっと残念なのは、録音環境が悪いのだろうか、音がちょと、いまいち。こもった感じで聞こえてくる。あるいは、そういう音を好んだのか。
まあ、それはともかく、まず、作詞、作曲だが、純粋のロックバンドだから当然ながら彼女らである。作詞はすべてボーカルのLimJinAhの作詞で、作曲はShiunが5曲、LeeHyoJungが2曲、KimSooKyungが2曲となっている。
8曲目「Madly Fretting」だけは例外のようで、この曲の作詞作曲はどうやらMad FretのファンクラブのJungChanHwiという人によるものらしい。この曲のクレジットには、「MAD FRET 팬클럽 부운영자님이 매드프랫애게 바치눈곡」という記載が有り、完全に読み取れず、解読もできないのだが、どうやらそういうことのようだ。
また、ジャケットのデザイン(画)は、ギターのKimSooKyungが描いている。
そして、この1集、なんか隠しトラックが有る。クレジット上10曲なのだが、ラスト曲の次11曲目にHidden Trackとして「In The Moonlight」という曲が収録されている。この曲をなぜ隠し曲としたのかは定かでない。

しかし、このMad Fret、好きな人は好きなのだろう(解るが)、マイナーなはずなのに、カフェなどのサイトがかなり見つかる。日本語のサイトも有る(ただし、これは事務所関係)。なんにしても、きっとその気で探せばかなり有るかも。
なんか、これからが目の離せないグループになるのかも(あるいは既にそうなのかも)。




매드 프렛
Mad Fret
マッドフレット
結成は不明(未調査)

■ Member
신야(ShinYa):シニャ LeeHyoJung (ドラムス)
지나(JiNah):チナ LimJinAh (ボーカル)
료(Lyo):リョウ KimSooKyung (ギター)
시운(ShiUn):シウン Shiun (ギター)
유지(YuZi):ユジ YuSunYoung (ベース)
※ハングル名はempasさんのを写した(その横のカッコ内はDaumCafeによる)
※フルネームの英字はCDジャケットのインナー表示による(おそらく今後はこの名で)
※ボーカルは아루と自ら名乗っている映像も有るが(メンバーが替わった?)
※また、チナを진아と記載したユーザも有る(が、empasさんに従った)
※順序はジャケットに従った(おそらく歳の順では)

■ Genre
Rock

■ Profile
empas

■ Album
1集(Smash The Lie) 2008年11月

■ myCollection
1集

■ cdComment
1集で終わるか、メジャーに方向転換するか、はたまた、いまを貫き2集をリリースか!

■ Audition
Bugs
Mnet

■ Video
cyworld

■ ReleasedCD
Sound Space ※しかし、シングルしか掲載していない

■ Official/PrivateSite
psychedlic ・・・ MAD FRET (DaumCafe)
대한민국락페스티발 (DaumCafe)
myspace
※他にもカフェ、ブログなど有りそう




◆ 1集 ◆



01. Smash The Lie
02. S.W.A.K.
03. Tyrant
04. D.O.I
05. Shot Me
06. Everybody Is Dying
07. SSS
08. Madly Fretting
09. Guillotine
10. Breath
11. In The Moonlight [Hidden Track]

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Bigmama ( ビッグママ )

2009-01-06 | R&B



빅마마
Bigmama
ビッグママ
2002年9月以前(?)結成
TAILLRUN'S Media (태일런스)

〈 Member 〉
  신연아 ShinYeonA シン・ヨナ 1973年8月12日生れ
  이지영 LeeJiYoung イ・ジヨン 1979年7月25日生れ
  이영현 LeeYoungHyun イ・ヨンヒョン 1981年12月25日生れ
  박민혜 ParkMinNye パク・ミネ 1982年9月18日生れ


           신연아           박민혜             이지영       이영현


〈 myPV 〉  ※ 右クリック
   기다리다 미쳐 [静止画] (4集)
   배반 (4集)
   배반 (4集)
   Never Mind [MV] (3集)
   여자 [MV] (2集)
   여자 (2集)
   Break Away [MV] (1集)  ※ 「カンナさん大成功です!」状態(笑)
   내 안의 너 (1集)
   Je Ne Veux Pas (1集)
   Sadness (1集)












《 Genre 》
  R&B(Soul)

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver
   KBS World
   innolife

《 Official / Private Site 》
   DaumCafe
   miniHP イ・ヨンヒョン




《 Album 》
   5集 「5」 2010年3月
   4集 「blossom」 2007年10月
   3集 「FOR THE PEOPLE」 2006年10月
   2集 「it's unique」 2005年5月
   1集 「like the bible」 2003年2月 (シン・ヨナ29歳)

《 myCollection 》
  1集 / 3集 / 4集 / 5集




【 2010.04.02 / 5集 】
Bigmama、2年5ヶ月ぶりの正規版5集のリリースだ。アルバムタイトルがなんとも「5」である。
例によって彼女たちの写真はジャケットには無い。
収録曲はいつものように多い。今回、2集に同じく最大曲数15曲だ。これくらい収録してくれると、アルバムって感じがして、聴きごたえがある。

プロデュースは例によってセルフプロデュース、Bigmamaによるものだ。
作詞、作曲は、Bigmamaの作詞が1曲、シン・ヨナの作詞が5曲、シン・ヨナの作詞作曲が1曲(7曲目「좁은 하늘:狭い空」)、イ・ジヨンの作詞作曲が1曲(8曲目「오직 사랑:ただ愛」)、イ・ヨンヒョンの作詞作曲が1曲(12曲目「그날의 우린:その日の私たちは」)、パク・ミネの作詞作曲が1曲(13曲目「The way」)となっていて、仲良く一人1曲づつ作詞作曲に、シン・ヨナの作詞がそれを除いた11曲の内半分近くといった感じになっている。

4人の曲(作詞作曲)を歌っているのは自身で(ソロで)、その4曲を聴きくらべてみた。私としてはパク・ミネの「The way」が好きかも。声色はイ・ヨンヒョンの「그날의 우린:その日の私たちは」がいい。
それ以外の曲では、やはり、リードトラックの3曲目「기다리다 미쳐:狂うように待つ」はいい。私としてはR&Bな1曲目の「Fire」が好きだ。こういう曲が大半の収録だと嬉しい。4曲目の「태우다:焦がす(?)」のコーラスの声色とハーモニーもいい。
そして、以外の曲も、さすがBigmamaって感じの5集「5」で、予想どおりのアルバムに仕上がっている。


【 2009.01.06 / 1集・2集・3集・4集 】
いまさら掲載のBigmama。
彼女たちの歌のうまさは言うまでもないことだったのだが、なんか、いわゆるK-popとは違うような気もして、そのままコレクションをしていなかった。が、やはり今回コレクションして掲載することにした。
思い直したきっかけは、김정화:キム・ジョンファの絡みのKBSドラマ「風の国」で、이영현:イ・ヨンヒョンの声を聴いてであった。
いまさらではあったが、1集、3集、4集をいつものKstarMallさんで入手することができた。なんと、まだ1集も残っていた。(2集も他のショップではまだ残っている)

〈 1集 〉
まず、ジャケットには彼女たちの写真はいっさい無い。これは、3集、4集も同じだ。おそらく、2集もそうであろう。
彼女たちのR&BはR&BというよりSoul(Gospel)に近い。
この1集の彼女たちの歌のうまさについて、私が、ここで、いまさら言う必要もないとは思う(これは、1集だけのことではないが)。
1集の収録曲の中で異質なのが、6曲目「Je Ne Veux Pas」で、この曲は신연아:シン・ヨナ(シニョナ)のソロだがフランス語だ(で、作詞もシン・ヨナ)。この曲はシャンソンとは言わないと思うが、彼女、シン・ヨナは自身でフランス語の詞を書いて本格的シャンソンも歌うそうだ。
そのシン・ヨナはこのアルバムで3曲を作詞している。また、이영현:イ・ヨンヒョンが作詞作曲を1曲と作詞を1曲、이지영:イ・ジヨンが作詞作曲を1曲している。
1集は彼女たちBigmamaの原点のアルバムな気がする。いい。

〈 3集 〉
3集、プロデュースも彼女ら自身だ。作詞、作曲は、シン・ヨナ(シニョナ)が作詞作曲を1曲と作詞を3曲、イ・ジヨンが作詞作曲を1曲、イ・ヨンヒョンが作詞作曲を1曲、パク・ミネも作詞作曲を1曲、そして最後の「Thanks to...」の作詞作曲は皆でしている。
このアルバムも迫力、サウンドの素晴らしさに変わりは無いが(とくにハーモニーはすばらしい)、曲はより大衆的にPopに近いものに仕上げているものが多い。もちろんPopと言ってもベースに有るものが違うので、いわゆるPopな感じとは違っているが。
そして、6曲目「모두 용서한다:みんな許してあげる」がなかなか面白い。Jazz風アレンジで、なぜか最後にフランス語が入る。つまり、作詞作曲はシン・ヨナだ。

〈 4集 〉
4集のプロデュースも彼女ら自身だが、おもしろいのは、クレジットにプランニングとマーケッティングがイ・ジヨンとなっている(もう一人안미란:アン・ミランという名前の記載が有るが)。しかし、プランニングとマーケッティングとは?
作詞、作曲は、イ・ジヨンが作詞作曲を1曲、パク・ミネも作詞作曲を1曲(作詞は共作)、イ・ヨンヒョンが作詞作曲を2曲、シン・ヨナ(シニョナ)が作詞作曲を1曲と作詞が1曲である。
4集も彼女らの歌のうまさには変わりは無く、さらにより洗練され、収録曲はミディアムテンポの、Soul(Gospel)からはかなり離れた大衆的バラードな曲も多い。
アルバムが進むにつれてのこういった大衆化傾向は、他のアーティストたちも同じだが、私としては1集での、すこし尖がった印象を受ける彼女たちも好きなのだが。
ところで、今回1集、3集、4集をコレクションすることになったきっかけの曲は、この4集のイ・ヨンヒョンがソロを歌う10曲目の사랑해서...:愛して…」だ。



Comments (2)
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