気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

Navid ( ナビド )

2010-06-30 | Rock



나비드
Navid
ナビド
HPY ent. Company

〈 Member 〉
  박소연 パク・ソヨン 1987年11月16日生れ

  김혜진 キム・ヘジン 1989年8月3日生れ (2集録音後初期活動まで)


〈 Music Video 〉
   Bugs MusicVideo 全2映像(60秒)
   DaumMusic MusicVideo 全1映像

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
   2011.07.21 Navidが「Runway」をリリース
   2010.06.17 女性2人組グループ「Navid」、いい!


  
  
  
  
  
  
   2010年10月24日 日本ミニコンサート (東京品川グランドセントラルタワー) ↓
  
  


《 Genre 》
  Rock (Modern Rock)

《 Audition / Video 》
   Daum Music
   곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 포토:フォト / 정규:正規版 비정규:非正規版 싱글:シングル
   Bugs
   아티스트:アーティスト 앨범:アルバム 곡:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 한마디:ひと言
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver

《 Official / Private Site 》
   twitter
   Naver Cafe




《 Album 》
    2集 「Tell me the world」 2010年6月
    1集 「하루:一日」 2009年6月 (パク・ソヨン21歳)

《 myCollection 》
  1集 / 2集

    Single 「Runway」 2011年7月




【 2011.07.30 / Runway 】
Navidは、このシングル「Runway」からパク・ソヨンのソロとなった(キム・ヘジンは抜けたようだ)。
ニュース記事を読んで確認できることは、少なくとも2010年7月29日時点では、Navidには既にキム・ヘジンはいないようである。
このキム・ヘジンが抜けた時点での詳しい記載記事を探してみたが見当たらなかった。あまり有名でないからかも知れないが、もしかすると(勝手な想像だが)、あまりいい形で抜けなかったのかもしれない(?)。
キム・ヘジンは、ミュージカルなどがやりたかったということである。
もともと、Navidはパク・ソヨンがメインだったようだが、デュオのサウンド、そしてビジュアルにも魅力を感じていただけに残念ではある。

なお、2集に関しては、CDのクレジット、そして、実際の2集の音から、間違いなく2人で作られており、また、2集の活動曲「告白(고백)」の2人でのステージ映像は残っている。
つまり、Navidは、2人で2集をリリースした後、少しの間2人で活動し、その後キム・ヘジンは抜け、パク・ソヨン1人のNavidとなったようである。

で、今回のソロのNavidのシングルアルバム「Runway」、ジャケットは予想通り簡素なもので、プラスチックケースに見開きの歌詞カード1枚だけだ(デザインはパク・ソヨンとなっている)。
CDメディアは通常の12㎝CDの内、8㎝部分だけを記録媒体としたものだ。この仕様は、何の(誰の)CDだったかは思い出せないのだが、たしか過去に1度見たことがある。

収録曲は3曲だが、内2曲は既にリリース済みの曲で、今回新曲でリリースする曲は「Runway」の1曲である。
プロデュースは이용재:イ・ヨンジェとなっていて、Co-ProducerとしてNavid(パク・ソヨン)の名が書かれている。

Track List
  01. 「상상이별:想像離別」 ・・・ 2011.06.22 DigitalSingle Released
     composed: Navid  lyrics: Navid  arranged: 이용재:イ・ヨンジェ
  02. 「Runway」
     composed: Navid  lyrics: Navid & 박시언:パク・シオン  arranged: 이용재:イ・ヨンジェ
  03. 「My Hero (2011 Remixing Version)」 ・・・ 2010.09.15 Navid with Fighting Daddy Band Released
     composed: 정민기:チョン・ミンギ  lyrics: Navid  arranged: 정민기

ソロNavidになってからの3曲は、やはり、2人の時とは音楽の方向性が変わったようだ。もちろん、プロデュースが정민기:チョン・ミンギでなくなったことが大きいと思うが、というか、そうしたことにパク・ソヨンの意図があるのだろうと想像する。

2人の時のNavidのサウンドには無くなって欲しくないを感じるのだが、パク・ソヨン1人になってからのNavidの方が、もしかすると、モダンロックと称するNavidらしのかも知れない。
そして、たしかに、「Runway」はロックバラード曲として、悪くない。いい曲だと思う。
パク・ソヨンのNavid、今後を期待して見守りたい。


【 2010.06.30 / 1集・2集 】
Navidを知ったきっかけ、プロフィール、日本でのことなどは、「気まぐれ五線紙 Entertainment」の方で書いた。

   女性2人組グループ「Navid」、いい!


で、さっそく、1集の方はKstarMallさんに掲載依頼をし、24日リリースの2集とともに昨日手元に届いた。

プロフィールに関してだけ、再度、「気まぐれ五線紙 Entertainment」のものを、そのままここに写す。
メンバー2人の名前は박소연:パク・ソヨンと김혜진:キム・ヘジン。
パク・ソヨンは、1987年11月16日(ソウル市)生れで、成均館大学の美術学科を卒業ているようで、MBC大学歌謡祭に入賞した経歴があり、ロックバンド、シックスフェンス(?)のコーラスで活動したこともあるようだ。
キム・ヘジンは、1989年8月3日(京畿道군포:軍浦)生れで、建国大学の映画芸術学科を出て(?)いるようで(2009年7月現在は在学)、ミュージカル「그리스:ギリシャ」と「페임:フェイム」にも出演した経験があるようである。
デビューはどちらも、このNavidの1集でデビューで、事務所はもちろん2人とも同じHPY Entertainmentだ。


で、まずは、順序どおり1集からチェックしてみた。

〈 1集 하루:一日 〉
ジャケットのインナーには、彼女たちの写真は一切無い。ちょっと、寂しいような、もったいないような。
そして、写真でなく、水彩画というのか、ペン画というのだろうか、絵に詳しくないので、よく分からないが、鉄道絡みの風景画がある。けっこう素敵な画だ。박소연:パク・ソヨンという人が描いたようだ。

プロデュースは정민기:チョン・ミンギで、収録曲全10曲中(トラック数は11)、7曲がこの人の作曲、編曲となっている。ただし、内1曲、編曲が無い曲がある(9曲目:10トラック目の「거울 앞에서」)。
この人は、基本的に作詞はしてないようなのだが、1曲だけ、人の曲に作詞をして編曲をしているという、変わった曲がある(4曲目の「나쁜 여자」)。

1曲目「Shake You Boby」がリードトラックで、チョン・ミンギの作編曲だが、この曲だけがほかの曲くらべ異質な編曲になっている。ダンス曲はダンス曲なんだが、なんだか、オリエンタル調とでも言えばいいのか、そんな感じの編曲になっている。私としては好きだ。
2曲目が 「무궁화 지다:ムクゲの花咲く」で、この曲は、もう既に何度も聴いているが、この曲いい曲だ。好きだぁ。これもチョン・ミンギの作編曲。
3曲目が「거짓말쟁이:嘘つき」、この曲は서현일:ソ・ヒョンイルの作詞作曲編曲だが、この曲もいい曲だ。
4曲目「나쁜 여자:悪い女」が、チョン・ミンギが人の曲に作詞をして編曲をしているという変わった曲だが、この曲も大衆的でいい。また、Navidがうまく歌いあげている。この時、パク・ソヨン21歳、キム・ヘジン18歳だ。
5曲目は「숙제:宿題」で、A-ramの作詞作曲編曲。スローのバラードな曲だが、いまひとつに感じる。Navidの歌唱力不足かも知れない。
つぎの7トラック目に、つまり、ちょうど真中に、このアルバムのタイトル名の「하루:一日」という曲が入るが、ピアノ曲で「Interude」となっていて意味不明。
これ以降が、すべてチョン・ミンギの作編曲となり、歌詞が分からないのだが、世界が変わるのかも。
6曲目「Death In Battle」は戦死という意味で、サブタイトルにも「전사:戦死」となっている。歌詞が分からないと意味が無いのだが、いい曲だ。
7曲目が「연인이 되어주세요:恋人になって下さい」で、世界が変わるのかも、と思ったが違うかも(笑)。
とにかく、訳さないとそのあたりはさっぱりだ(汗)。とにかく、この曲もきれいな曲だ。
8曲目の「Why」、この曲も何度も聴いているが、分かりやすくて、いい曲で、好きだ。
9曲目「거울 앞에서:鏡の前で」、この曲もいい曲だ。そして、この曲も歌詞の内容が知りたいと思う曲だ。
ラスト10曲目は「Let's Go」で、ちょっと録音が違うのか、彼女たちの声色が前面に出てくる録音になっているように感じる。曲自体は、私ににはいまいちだ。

いやぁ、やはり、Navidいい。歌唱力と声量に少し物足りなさを感じるが、まだ20歳前後だ。
アルバムとしても、なかなかの出来だと思う。

続いて、2集を聴いてみる。

〈 2集 Tell me the world 〉
2集も、ジャケットのインナーには、彼女たちの写真は一切無い。
そして、素敵な画の作者パク・ソヨンも変わらない(今回はデザインもパク・ソヨンとなっている)。
ただ、画風は変わって、というかペンからエンピツになっている。そして、なによりも、テーマというか、描いているものが戦場の人々の苦悩を描いている(写真のように、じつに写実的)。

プロデュースも同じくチョン・ミンギで、彼の作曲は、全11曲中6曲で(共作2曲含む)、編曲は1曲を除く10曲だ(作詞はしていない)。
で、パク・ソヨンの作詞が7曲もある。同じ人だと思うが、もしかしたら同姓同名かも。
(そこで、あらためて1集を見ると、1集のラスト10曲目「Let's Go」もパク・ソヨンの作詞であった)
で、なんとなく、この2集のアルバムの意味が分かるよう気もしてくる。(ただし、同一人物だとしてだが)

1曲目はリードトラックの「고백:告白」、これも何度も聴いているが、私としては、それほどでもない。
2曲目「I Can't Give You Up」の2人のハーモニーがいい。
3曲目はタイトルが「독:毒」となっていて、これも歌詞を訳さないといけない曲だろう。曲自体は、とくに可も無く不可も無くに聴こえるが(チョン・ミンギの作曲)、彼女たちの声色が作るサウンドがいい。
4曲目「I'm Your Lady」、この曲も2人の声色が光る。
5曲目は「Higher」、ちょっとR&Bぽい編曲になっていて悪くない。
6曲目「Don't Say Goodbye」はバラードな曲で、これも歌詞を訳して内容を知る必要があるが、2人がいい。じつにうまい。好きだ。
7曲目「Say」も曲自体より、2人の声色に魅力を感じる曲だ。しかし、曲もテンポがあって好きだ。
8曲目の「Shy Boy」で、さらにテンポをあげて、ロック風アレンンジな曲で、2人のハーモニーは悪くないが、私としてはいまいちな印象だ(作曲はチョン・ミンギ)。
9曲目「가슴에 남아서:心に残って」もチョン・ミンギで、悪くないが、ありふれた感じで、私にはいまひとつだ。
10曲目の「나밖에 모르던 그대:私だけ分からなかったあなた」、この曲も彼女たちの声色がいい。
ラスト11曲目「백야 :白夜」はスローなピアノ曲というか、박종근:パク・チョングンという人のスキャットが一部入る曲で、このアルバムでの、この曲の位置付けが(意味が)いまひとつよく分からない。アウトロということだろうか?

で、今回の2集の「Tell Me The World」は、愛を世界へ広げて、ハイチ難民など地球のあちこちで広がっている災難に苦しむ人々の痛みに対して類愛的な愛を表現したアルバム、ということらしいが、歌詞が分かってないだけに、よく分からない。

しかし、2人の歌は(歌唱力は)、1集にくらべ、確実にうまくなっていることは、よく分かる。
そして、このアルバム、曲より彼女たちの歌の方が勝っているように思う。
で、アルバムとしては、1集の方が大衆的で分かりやすく、曲もいい曲が多いような。なもので、私としては、1集の方が好きかも。


Navid、1集、日本での活動、今回の2集と見てきて、なにかいまひとつ方向性がよく分からない。実力あるグループだけに、ちょっと心配な気もするが、どうだろう?



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Infinite ( インフィニット )

2010-06-24 | Dance Group



인피니트
Infinite
インフィニット
Woollim Entertainment(울림엔터테인먼트 )

〈 Member 〉
  성규 SungKyu ソンギュ (김성규:キム・ソンギュ) 1989年4月28日生れ
  동우 DongWoo ドンウ (장동우:チャン・ドンウ) 1990年11月22日生れ
  우현 WooHyun ウヒョン (남우현:ナム・ウヒョン) 1991年2月8日生れ
  호야 Hoya ホヤ (이호원:イ・ホウォン) 1991年3月28日生れ
  성열 SungYeol ソンヨル (이성열:イ・ソンヨル) 1991年8月27日生れ
  엘 L エル (김명수:キム・ミョンス) 1992年3月13日生れ
  성종 SungJong ソンジョン (이성종:イ・ソンジョン) 1993年3月3日生れ


    DongWoo   WooHyun    SungKyu      L       Hoya      SungJong   SungYeol


〈 Music Video 〉
       YouTube LOEN Ent. YouTube Official Channel Infinite


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      Dance

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       facebook
       Daum Cafe




《 Album 》
        MiniAlbum 「Infinitize」 2012年5月
        1集 「Over The Top」 2011年7月
        MiniAlbum 「Evolution」 2011年1月
        MiniAlbum 「First Invasion」 2010年6月

《 myCollection 》
      1集 「Over The Top」
      First Invasion / Evolution / Infinitize / New Challenge
        SingleAlbum 「INSPIRIT」 2011年3月

      〈 Infinite H 〉
      Fly High




【 2012.06.07 / Infinitize 】
3枚目のミニアルバム「Infinitize」、まずジャケットの42ページに渡るインナーの写真がなかなか悪くない。
彼らもアルバムが進むにつれカメラ写りが様になってきている印象を持つ。
もっとも、カメラがいいのかとも思ったが、カメラは「Evolution」から김제원:キム・ジェウォンで変わらない。
きっとカメラが(キム・ジェウォンが)被写体そのものの少年から男への変化を捉えたのであろう。

収録曲は、ミニアルバムとはなっているがトラック数が8トラックの8曲収録で、1曲目の「Infinitize」はイントロだが、先行公開された「눈물만:涙だけ」も含め、実質7曲の充実したミニアルバムのリリースとなっている。
リードトラックは2曲目の「추격자:追撃者」だ。

プロデュースはデビューの時からの한재호:ハン・ジェホと김승수:キム・スンスだが、今回のアルバムでは(から)Sweetuneと書かれている。きっと名が売れてきたことへの自負があるのだろうと(勝手に)推測する。
(※ Sweetune(스윗튠): 한재호 & 김승수のプロデューサーチーム名)
作詞は(イントロ曲を除いて)김이나:キム・イナ2曲、송수윤:ソン・スユン4曲となっていて、作曲のJ.Yoonも含め、1つのアルバムを内輪な感じで作り上げているのは、統一感という意味もあって(私としては)いい。

Track List
  01. 「Infinitize」
     lyrics: 재이윤(J.Yoon)  composed: 재이윤(J.Yoon)  arranged: 재이윤(J.Yoon)
  02. 「추격자:追撃者」
     lyrics: 송수윤  composed: 한재호 & 김승수  arranged: 한재호 & 김승수 & 홍승현
  03. 「Feel So Bad」
     lyrics: 김이나  composed: 재이윤(J.Yoon)  arranged: 재이윤(J.Yoon)
  04. 「그 해 여름:その年の夏」
     lyrics: 송수윤  composed: 한재호 & 김승수 & Yue  arranged: Yue & 홍승현
  05. 「눈물만:涙だけ」
     lyrics: 송수윤  composed: 한재호 & 김승수  arranged: 한보람
  06. 「니가 좋다:お前がいい」
     lyrics: 송수윤  composed: 고남수 & 한재호 & 김승수  arranged: 고남수 & 한보람
  07. 「With...」
     lyrics: 김이나  composed: 재이윤(J.Yoon)  arranged: Yue

     NameList
       송수윤:ソン・スユン / 한재호:ハン・ジェホ / 김승수:キム・スンス / 홍승현:ホン・スンヒョン
       김이나:キム・イナ / 한보람:ハン・ボラム / 고남수:コ・ナムス

1曲目「Infinitize」、1分足らずの短いイントロ曲だが、アルバムの頭としても、編曲的にも、なかなかいい感じだ。
J.Yoonの作詞・作曲・編曲となっている。
J.YoonはM.C.The Max(엠씨 더 맥스)のベースの재이윤:ジェイユンだ。

2曲目「추격자:追撃者」、作詞ソン・スユンのSweetuneのリードトラックだ(編曲にホン・スンヒョンが加わる)。
Infiniteらしい強烈なパワフルさの中に情緒的なものも感じることができる曲だ。
編曲も悪くない。とくにベースラインが好きだ。
歌詞の内容は、離れていく女性をクールに見送るが、愛が冷めない以上、またその心をつかんで必ず再会するというかたい意志を表現しているらしい。

3曲目「Feel So Bad」、キム・イナの作詞に、J.Yoonの作曲・編曲の曲で、Infiniteらしくない曲に仕上がっているのだが、なかなか面白くていい曲だと思う。

4曲目「그 해 여름:その年の夏」、この曲もいままでのInfiniteにはあまり無かった曲だ。
作詞ソン・スユン、SweetuneにYueが加わり、編曲はYueとホン・スンヒョンにより仕上げられている。
この曲は、1集「Over The Top」(あるいは、そのリパッケージの「Paradise」)の最後のトラックの最後の1分ほどに隠されていた曲の正式リリースとなるものだ。

5曲目「눈물만:涙だけ」、5月8日にデジタル先行公開された曲で、この曲は4月のアンコールコンサートで、突然公開され話題を集めたようだ。
作詞ソン・スユン、Sweetuneにハン・ボラムが編曲で加わった美しいバラード曲だ。

6曲目「니가 좋다:お前がいい」、リズムを強調しながらも軽やかに奏でるサウンドをバックにInfiniteが愛を歌う。
作詞ソン・スユン、Sweetuneに、コ・ナムスの作曲、ハン・ボラムの編曲が加わる。
コ・ナムス、ハン・ボラムは過去Infiniteにしか登場してないようだ。

7曲目「With...」、キム・イナの作詞に、メロディアスなJ.Yoonの作曲で、Infiniteの歌の上手さを感じさせる曲だ。

公式には以上7トラックのアルバムなのだが8トラック目に「Hidden Track」として장동우:チャン・ドンウのメッセージが48秒ほど収録されている。
今回のアルバムのリリースについて話しているようだが、当然何と言っているのか詳細は解らず、ただ気になるのが、話しているのがデータ上はドンウとなっているのだが、私の耳にはエルと聞える(?)。

今回のアルバム「Infinitize」、もともと私としては、Infiniteの音楽性は認めていたのだが、このアルバムでさらに
再確認したというか、ただのアイドルからは一歩踏み込んだ感を受ける。
また、アルバム的には大衆性と音楽性を上手く調和させたアルバムに仕上がったのではないだろうか。
そして、このアルバムでのいくつかジャンルの収録曲で彼らの歌の上手さの再確認もできる。


【 2011.08.10 / Over The Top 】
Infinite、デビューして1年1ヶ月で正規1集のリリースだ。
そして、最近ではめずらしく思える全10曲を新曲で収録した本当の正規1集となっている。

ジャケットの歌詞カードは、44ページに渡るファッション雑誌のような写真集だ(私としてはあまり興味は無いが)。

プロデュースは、いつもの한재호:ハン・ジェホと김승수:キム・スンスの2人で、スタッフも変わらずのようである。

Track List
  01. 「Over The Top」
     composed & arranged: J.Yoon(제이 윤)
  02. 「내꺼 하자」  (※訳は不明)
     composed: 한재호 & 김승수  lyrics: 송수윤  arranged: 한재호 & 김승수 & 홍승현
  03. 「3분의1:3分の1」
     composed: 한재호 & 김승수  lyrics: 송수윤  arranged: 한재호 & 김승수 & 홍승현
  04. 「Tic Toc」
     composed: J.Yoon(제이 윤)  lyrics: 김이나  arranged: J.Yoon(제이 윤)
  05. 「Julia」
     composed: 한재호 & 김승수  lyrics: 송수윤  arranged: 한재호 & 김승수 & 홍승현
  06. 「Because」
     composed & lyrics: JH
  07. 「시간아:時間よ」
     composed & lyrics & arranged: J.Yoon(제이 윤)
  08. 「Amazing」
     composed: 이주형  lyrics: 송수윤  arranged: 이주형
  09. 「Crying」
     composed & lyrics & arranged: Pe2Ny & J-sus & Musikacase
  10. 「Real Story」
     composed: 고남수 & 한보람   lyrics: 송수윤  arranged: 고남수 & 한보람

      제이 윤:J.Yoon / 한재호:ハン・ジェホ / 김승수:キム・スンス / 송수윤:ソン・スユン / 김이나:キム・イナ
      이주형:イ・ジュヒョン / 고남수:コ・ナムス / 한보람:ハン・ボラン

1曲目「Over The Top」は50秒ほどのインストルメンタルなイントロ曲で、リードトラックの2曲目「내꺼 하자」にうまく引き継がれる(作者が異なるのが不思議にさえ感じる)。
(「내꺼 하자」はうまく訳せない - 英語の訳を「Be Mine」としているのを見かける)
続く3曲目の「3분의1:3分の1」もハン・ジェホとキム・スンスの作曲にソン・スユンの作詞の曲で、この3曲にはひとつの流れを感じる。
同じくハン・ジェホとキム・スンスにソン・スユンで作られた曲だが、5曲目の「Julia」は、打って変って叙情的な雰囲気にハーモニーが印象的な曲となっている。
6曲目「Because」は、新鋭作曲家JHの作曲、作詞の曲で、ソンギュがソロで歌っている。
続く7曲目のバラード「시간아:時間よ」は、ウヒョンのソロで、MC The MaxのベーシストであるJ.Yoon(제이 윤)の作詞、作曲、編曲の作品だ。
9曲目「Crying」では、Baby Soulという女声がフィーチャリングされているのだが、ちょっと調べてはみたが、確かなデータは無かった。
(なお、このアルバム、10曲目の「Real Story」が終わった後、3分ほどしてから突然1分15秒ほどの長さで、なんだかよく分からない曲が入っている。これはなんだろう?)

正規1集「Over The Top」、アルバムとして完成度も高く、落ち着いた印象で、Infiniteとしてもアルバムごとに進化してきた感があるが、この1集で音楽的な飛躍もあり、1年前にデビューした新人としてはレベルの高さを感じる。


【 2011.04.18 / Inspirit 】
例外のシングルコレクションである。最近では数が少なくなったオフラインでのシングルアルバムリリースだ。
Infiniteのリリースは、いまのところ、どういうわけか全部コレクションしていることにはなる(といっても3枚だが)。
今回のシングルリリースは特に際立ったものを感じた訳でも無かったのだが、InfiniteのCDでのリリースということで深く考えずコレクションした(汗)。しかし、悪くはない。

ジャケットの印象は、また変わった(3回のリリース毎に異なる)。
1枚目のミニアルバムの「First Invasion」が、ちょっとやぼったい感じで、2枚目「Evolution」が黒を基調に、かっこよく精悍決めてきたが、今回のシングルアルバム「Inspirit」では、なんだかずいぶん可愛らしく作り上げたようだ。まあ、しかし平均年齢が20歳未満な彼らとしては、これが等身大なイメージかも知れない(ニュース記事の言葉によるとロマンチックボーイということらしい)。

プロデュースは、デビューから同じ한재호:ハン・ジェホと김승수:キム・スンスの2人組で、そのほかのスタッフの名も見たところ変わらず同じのようである。
収録曲3曲の作詞は、すべて송수윤:ソン・スユンで(1曲、共作で김이나:キム・イナの名がある)、作曲と編曲は基本的にハン・ジェホとキム・スンスの2人である(編曲は、もう1人共作で加わったり、別人であったりしているが)
3曲とも、前2回のリリース曲たちにくらべ強烈な個性は感じられないが、どの曲も普通にいい曲だ(ただし、内1曲は「Evolution」の時のリメイクで、新曲そしては2曲である)。

1曲目「Nothing's Over」、今回のリードトラックで、強烈な個性の曲ではないが、聴きやすく耳に残る曲ではある。
2曲目「Shot」、私の好みとしては、こちらの方が好きなような気もするが、曲としては、こちらの方がさらに個性的ではないかも知れない。
3曲目「Can You Smile」、2枚目のアルバム「Evolution」の「Can U Smile」のリメイクで、編曲は以前のハン・ジェホとキム・スンスの2人に代わって、안준성:アン・ジュンソンがアコースティックギターを使った編曲となっている。

Infiniteの今回のシングルアルバム「Inspirit」、「First Invasion」と「Evolution」にくらべると、強いインパクトは感じられないが、リメイクの「Can You Smile」も含め、少しソフトなアプローチを試みたのではないかと思う。


【 2011.01.21 / Evolution 】
「First Invasion」から7ヶ月での2枚目のミニアルバム「Evolution」のリリースである。
ジャケットは前回の「First Invasion」と大きさも仕様もよく似ている。ただ、前回は、外も中も白のイメージで作られていたが、今回は黒である。また、「First Invasion」では、歌詞カードをジャケット自体からは切り離して別冊としていたが、今回は一般的な仕様どおりの、糊付けとしている。そしてインナーの写真は、前回はメンバーの紹介な感じで作られていたが、今回の「Evolution」は写真集的にかっこよく作られていて悪くない。

プロデュースは前回と同じ한재호:ハン・ジェホと김승수:キム・スンスの2人で、スタッフも「First Invasion」での人の名が書かれていて、ほぼ同じ人たちで作られているようだ。
収録曲は、これも前回と同じ全6曲で、1曲目がいわゆるイントロとなっているの同じだ(つまり、実質5曲)。去年8月にリリースしたシングル「She's Back」は収録されていない。
作詞作曲はハン・ジェホとキム・スンスの作曲が2曲あるが(作詞は송수윤:ソン・スユン)、あとの3曲の作曲は曲ごとに異なる。ソン・スユンの作詞が2曲あるので、このアルバムの4曲までがソン・スユンの曲ということになる。

2曲目(1曲目がIntro)「BTD (Before The Dawn)」がリードトラックで、ハン・ジェホとキム・スンスの作曲、ソン・スユンの作詞である(作曲には、もう1人안준성:アン・ジュンソンが加わる)。ドラマチックな作りで、なかなかいい曲である。
3曲目は「Can U Smile」、これもハン・ジェホ、キム・スンス、ソン・スユンの曲で、バックがアップテンポに短くリズムを刻み続ける中に彼らのメロディが縫うように走る。このリズムの切り方は何度も聴くと疲れるかも。
4曲目「Hysterie」も、バックの編曲が面白く、ベースラインがいい。Urbanダンス曲だそうだ。作曲編曲はG-highと이주형:イ・チュヒョンだ。
5曲目の「마음으로...:気持ちで (Voice Of My Heart)」でスローとなりバラードだ。제이윤:チェ・イユンの作詞作曲編曲だ。5曲目にスローを持ってくるのも前回アルバムを踏襲している。
最後の曲「몰라:分からない」は、愛に落ちた男のふたつの心を歌っているそうで、強いビートを効かせた曲だ。

Infinite、前回のリリースから、わずか半年ほどだが、明らかにうまくなっている。
また、今回の「Evolution」の編曲に(あるいは録音に)興味が湧く。はっきりとビートを意識し、上手く楽器を使い、面白い、いい編曲だと思う。


【 2010.06.24 / First Invasion 】
Infinite、ネットで見かける彼らの姿が、なんか純朴な印象を受け(悪く言えば田舎くさいのだが)、サウンドがほかのグループとちょっと違うように聴こえ、またEpik Highが絡んでいるのかと思って、ちょっと興味を持ったのでコレクションしてみた。

で、まず、ジャケットのインナーの写真を見て、テンションは下がった(笑)。
なんだかなぁ。もちろん、この写真に彼らの責任は無いし、いまの若い人にはこれがいいのかも知れないが、私の感覚ではいまいちだ。田舎もん、って感じがする。
彼らは、このファッションで売り出すようだが、おじさん(爺さん)の感覚では売れるのかなぁ、と心配してしまうが(この感覚が違うのかも(笑))。

話は違うが、ジャケットの作りは、いいかも知れない。よくある普通に見かけるジャケットだが、歌詞カード、クレジットなどを、本体のジャケットには貼り付けないで、別の冊子として取り出せるようになっている(ジャケットに挟んでいるだけ)。私としては、この仕様のジャケットは初めてだ。

Infinite(인피니트)、21歳から17歳の7人組の男子グループで、所属事務所はWoollim Entertainmentである。
で、Epik Highとの絡みは、この事務所が同じという以外とくに何も無いようである。Epik HighがMnetのInfiniteの番組に登場したりしていたので、彼らの誕生に何か絡んでいると思ったのだが、そうでは無かったようだ。少なくともクレジット、あるいは作詞作曲などを見る限り、Epik Highの名前は見あたらない。

プロデュースは、한재호:ハン・ジェホと김승수:キム・スンスの2人で、収録曲は6トラック5曲で(1トラック目がイントロ)、5曲の作詞作曲はすべて異なり(ハン・ジョホとキム・スンスの共作も1曲)、全曲作曲者が編曲をしている。

1曲目(2トラック目)「다시 돌아와:また戻って」がリードトラックだが、シンプルなメロディーラインとコード進行が繰り返す曲だ。たしかに耳には残る。
2曲目が「She's Back」で、なかなかのサウンド(ハーモニー)を聴かせる。この曲に限らず、このアルバムの音質がちょっと固めに録音されていて、この曲はもう少しソフトな方が良かったような気がする。プロデューサーのハン・ジェホとキム・スンスの曲だ。いい曲だ。
3曲目の「날개:翼」、これもいいサウンド(ハーモニー)を作り出している曲だ。グループとして
の声色が悪くない。いい音だ。
4曲目「붙박이 별:動かない星(?)」は少しスローな曲だ。タイトル名は「動かない星」と訳したが「固定の星」と言う意味だ。
ラスト5曲目(6トラック目)が「맡겨:任せて」で、とくに可もなく不可もなしといった感じの曲だ。

私としては、2曲目の「She's Back」と、3曲目の「날개:翼」がいいように思う。というか、もしかしたら彼らの特徴を出せている曲なのではないだろうかと思う。とくに、私としては「날개:翼」のハーモニーは好きだ。

Infinite、まだ、なんとも言えないが、やはり、ほかの男子グループとは少し異なる印象を感じる。とりあえず、要チェックなグループかも。



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Sistar ( シスター )

2010-06-13 | Dance Group



씨스타
Sistar
シスター
Starship Entertainment

〈 Member 〉
  보라 BoRa ポラ (윤보라:ユン・ボラ) 1990年1月30日生れ
  효린 HyoLyn ヒョリン (김효정:キム・ヒョジョン) 1991年1月11日生れ
  소유 SoYou ソユ (김소유:キム・ソユ) 1992年2月12日生れ
  다솜 DaSom タソム (김다솜:キム・タソム) 1993年5月6日生れ


        SoYou             BoRa             HyoLyn         DaSom


〈 Music Video 〉
       YouTube Channel Starship Entertainment Sistar

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2012.04.12 Sistarがミニアルバム「Alone」をリリース
       2011.08.17 ポラのケガは照明による火傷のようだ
       2011.08.09 Sistarが1集をリリース
       2011.05.03 Sistar19で、「Ma Boy」をリリース
       2011.02.03 Sistarの韓服姿 (インタビュー)
       2011.01.09 ポラが、また同じ親指をケガ
       2010.12.19 Sistarのサイン会フォト
       2010.12.03 Sistar、3枚目のシングルアルバムをリリース
       2010.08.31 ポラ、傷だらけの足公開!
       2010.08.29 Sistarのポラ、指骨折! (全治3週間)
       2010.08.26 Sistar、昨日2つ目のシングルアルバムをリリース
       2010.07.10 Sister、YouTube動画集
       2010.06.03 Sistar、「Push Push」を今日リリース


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      Dance

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       STARSHIP
       twitter
       Daum Cafe




《 Album 》
        MiniAlbum 「Alone」 2012年4月
        1集 「So Cool」 2011年8月

《 myCollection 》
      1集 「So Cool」 / 2集「Give It To Me」
      Alone

        Single 「니까짓게:あなたなんかに」 2010年12月
        Single 「Shady girl (가식걸:虚飾ガール)」 2010年8月
        Single 「Push Push」 2010年6月
        Special 「Loving U」 2012年6月




【 2012.07.24 / Loving U 】
Sistarの「Loving U」、ジャケットのタイトルには「Summer Special Album」とは書かれてはいるが、要するに2曲のシングルアルバムだ。

ジャケットのインナー58ページの写真が、なかなかいい。私としては、いままでのジャケット写真で一番いい。
「Summer」らしい、いくつかのコスチュームで、4人それぞれをテーマに合わせて上手く写しだしている。
カメラはデビュージャケット以来からの김연준:キム・ヨンジュンである(現在まで、彼以外の写真は無い)。

今回のアルバムには(今回のアルバムからかも(?))、용감한 형제:勇敢な兄弟の名は無い。
いままでCo-ProducerであったStarshipの서현주:ソ・ヒョンジュの名がプロデューサーとして書かれている。
これでプロデュース関係は、すべてStarship Entertainmentとなった(おそらく、今後もそうであろう(?))。

また、収録曲7曲の内、今回の新曲は2曲だが、その2曲とも勇敢な兄弟の作品ではない。
その2曲のどちらもの作詞・作曲・編曲は이단옆차기:イダンヨプチャギである(※意味の訳ができない)。

このイダンヨプチャギは、去年から本格的に作曲活動を始めた新鋭のプロデューサーチームで、MC몽:MCモンのステージでラッパーで活躍した박장근:パク・チャングンと、バークレー音大出身であり悲運のR&Bグループだと言う(知らないが)Oneway(원웨이)のメンバーであったChance:찬스(김정승:キム・ジョンスン)から成る。
彼らは、既存の歌手に新たな色を加え、多様なジャンルをこなし、収録にはキーボードや、その他のセッションにも直接参加してバックコーラスも自らする。(さらには、今年の下半期にはCDをリリースする予定でもあるようだ)
このアルバム「Loving U」の2曲にも、キーボードとバックコーラスで参加している。


      
              Chance:찬스       박장근:パク・チャングン


Track List
  01. 「Loving U」
     lyrics: 이단옆차기  composed: 이단옆차기  arranged: 이단옆차기
  02. 「Holiday」
     lyrics: 이단옆차기  composed: 이단옆차기 & Ichiro Suezawa  arranged: 이단옆차기
  03. 「Push Push」 (DJ Rubato Remix) … 2010.06 「Push Push」
  04. 「나혼자:わたし一人で(Alone)」 (Smells Remix) … 2012.04 「Alone」
  05. 「Ma boy」 (Smells Remix) … 1集 「So cool」
  06. 「니까짓게:あなたなんかに(How Dare You)」 (Demicat Remix) … 2010.12 「니까짓게」
  07. 「So Cool」 (DJ Rubato Remix) … 1集 「So cool」

     NameList
       이단옆차기:イダンヨプチャギ(※訳不明)

今回のアルバム「Loving U」の新曲は、Summer Specialと題するだけあって、どちらも夏に相応しい印象の2曲で、また新鋭イダンヨプチャギの勢いを感じさせる。
今後のSistarは(次回のリリースも)、このイダンヨプチャギと組むのかが注目するところではある。
(※それとは別に、イダンヨプチャギをどう訳したらいいのか知りたいところだ)

リミックス曲については、特別に感じるものは無いのだが、「니까짓게:あなたなんかに」をリミックスしたDemicatの編曲(ベースライン)に耳が留った。(もし原曲が「니까짓게:あなたなんかに」でなければ面白いかも)


【 2012.05.10 / Alone 】
デビューからは、ほぼ2年となるSistarの1枚目のミニアルバム「Alone」である。

今回のリリースは、セクシーさを前面に押し出した曲と、パフォーマンスで(官能美と言ってもいいかも知れない)、ジャケットのインナーの写真もそのコンセプトに合わせたものとなっているようだ。
そのジャケット仕様はサイズがけっこう大きな(19㎝×21㎝)、まったく本と言っていい写真集で、3パターンの衣装で彼女たちが58ページに渡り載せられている。CDメディアは表表紙の裏にくっついていた。

収録曲は1トラックがインストルメンタルの全7トラックで、全6曲の内の1曲目がイントロ曲となった実質5曲の収録となっている。
プロデュースはデビューからの용감한 형제:勇敢な兄弟(강동철:カン・ドンチョル)で、作曲陣の方もデビューの時からの별들의 전쟁:星の戦争や、1集でのRovinの名が見られる。
リードトラックは2曲目の「나 혼자:わたし一人で(Alone)」だ。

Track List
  01. 「Come Closer」
     lyrics: 별들의 전쟁  composed: 별들의 전쟁  arranged: 별들의 전쟁 & 용감한형제
  02. 「나 혼자:わたし一人で(Alone)」
     lyrics: 용감한형제  composed: 용감한형제 & 똘아이박  arranged: 용감한형제 & 똘아이박
  03. 「No Mercy」
     lyrics: Rovin  composed: Rovin  arranged: Rovin
  04. 「Lead Me」
     lyrics: 이단옆차기  composed: 이단옆차기  arranged: 이단옆차기
  05. 「Girls On Top」
     lyrics: 조성확 & Rovin  composed: Rovin  arranged: Rovin
  06. 「널 사랑하겠어:あなたを愛する (I Choose To Love You)」
     lyrics: 김창기  composed: 김창기  arranged: 장원규 & 조인호
  07. 「나 혼자:わたし一人で(Alone)」 Inst.

     NameList
       별들의 전쟁:星の戦争 / 용감한형제:勇敢な兄弟 / 똘아이박:トライバック
       이단옆차기:イダンヨプチャギ / 조성확:チョ・ソンファク / 김창기:キム・チャンギ
       장원규:チャン・ウォルギュ / 조인호:チョ・インホ

1曲目「Come Closer」、星の戦争によるイントロ曲だ。

2曲目「나 혼자:わたし一人で(Alone)」、このミニアルバムのリードトラックで、Sistarとしては新しい試みを感じる独特の雰囲気を作り出せた曲となっている。
作曲・編曲は勇敢な兄弟とともに똘아이박:トライバックの名が見られ、この曲の雰囲気は彼によるものか(?)。

3曲目「No Mercy」、1集からのRovinの作詞・作曲・編曲によるもので、ほんのりと2NE1のサウンドの香りが(?)。
彼(전정환:チョン・チョンファン)はYG出身のプロデューサーのようで、またこの曲のギターは、Bigbang、Sevenのアルバムにも参加したという実力派ギターリスト이승엽:イ・スンヨプということらしい。
Sistarの曲としては、1集に続いて耳新しく聞える曲である。

4曲目「Lead Me」、作詞・作曲・編曲は이단옆차기:イダンヨプチャギで(意味があるかも知れないが、訳せない)、Sistarとは初めてだが、最近MBLAQ、B1A4などでホットな作者となっているようである。
頭の部分がとくにSistarぽいR&Bな曲だ。

5曲目「Girls On Top」、この曲もRovinの作詞・作曲・編曲によるもので(作詞は共作)、面白い曲だ。
しかし、私にはいまひとつもの足りなく感じないこともない。

最後6曲目「널 사랑하겠어:あなたを愛する (I Choose To Love You)」、この曲もSistarとしては変わった曲だ。

Sistarのミニアルバム「Alone」、彼女たちの新しい姿を聴くことができるなかなかいい曲が収録されたアルバムとなっているように思う。
ただ、私としてはだが、アルバムとしていまひとつまとまりを感じないような印象も受けてしまうようにも思う。


【 2011.08.19 / 1集 】
まず、ジャケットが27.5㎝×19㎝と大きい。その中には、その大きさの22ページほどだが写真集の歌詞カードと、その半分の大きさの同じく22ページの写真集が2冊収められている。変わった仕様だ。この仕様も初めて見る。
大きいほうの写真には、ちょっと芸術性を感じさせるものもある。カメラは、デビューの時の「Push Push」以来同じ김연준:キム・ヨンジュンである。

プロデュースは、やはりいままで同様、용감한 형제:勇敢な兄弟(강동철:カン・ドンチョル)で、ほかのスタッフもほぼ同じ名前が見られる。

収録曲は全12曲で、その内7曲はリリース済みの曲が収録されており、今回の新曲としては5曲となっている。
(※詳細は気まぐれ五線紙 Entertainment「2011.08.09 Sistarが1集をリリース」参照)

Track List
  01. 「Let's Get The Party Started」
     lyrics: Maboos & 별들의 전쟁  composed: 용감한 형제  arranged: 용감한 형제
  02. 「So Cool」
     lyrics: 용감한 형제  composed: 용감한 형제  arranged: 용감한 형제
  03. 「Girls Do It」
     lyrics: ROVIN & 자연  composed: ROVIN & 자연  arranged: ROVIN & 자연
  04. 「Follow Me」
     lyrics: ROVIN  composed: ROVIN  arranged: ROVIN
  05. 「New World」
     lyrics: ROVIN  composed: ROVIN & Malik  arranged: ROVIN
  06. 「약한 남자 싫어:弱い男は嫌い」  (Original Title 「Holdin On」)
     lyrics: Minfee  composed: Eliot Kennedy & Caroline Reed & Eleanor Wilson & Mari Lorentzen
      & Matthew Marston
  07. 「니까짓게:あなたなんかに」
     lyrics: 용감한 형제  composed: 용감한 형제  arranged: 용감한 형제
  08. 「Over」
     lyrics: 용감한형제 & 별들의 전쟁 & Maboos  composed: 용감한 형제  arranged: 용감한 형제
  09. 「Oh Baby」
     lyrics: 용감한 형제  composed: 용감한 형제  arranged: 용감한 형제
  10. 「가식걸:虚飾ガール」
     lyrics: 용감한 형제  composed: 용감한 형제  arranged: 용감한 형제
  11. 「Push Push」
     lyrics: 용감한형제 & 별들의 전쟁 & Maboos  composed: 용감한 형제  arranged:용감한 형제
  12. 「Ma Boy」
     lyrics: 용감한 형제  composed: 용감한 형제  arranged: 용감한 형제

     ※ 용감한 형제:勇敢な兄弟 / 별들의 전쟁:星の戦争 / 자연:チャヨン

1曲目「Let's Get The Party Started」はイントロ曲だ。
リードトラックは2曲目「So Cool」で、なんとなく小気味のいい曲で、けっこう好きだ。
3曲目の「Girls Do It」は、後続曲の予定だったのだが、MBCが放送非適格判定を出した。歌詞の中に「南京虫のようにくっついて」という内容があるということで、これが卑下発言となるそうだ??
(※実際の歌詞は、「그만 좀 달라붙어 빈대처럼:思わずちょっとくっついて南京虫のように」となっている)
で、これによりSistarの後続曲活動はしないことになったようだ(8月18日現在の記事による)。
4曲目「Follow Me」は、ROVIN (전정환:チョン・チョンファン)の作詞・作曲・編曲の曲で、Sistarとしてはちょっと変わった感じの曲だが、いい曲だ。(※なお、Rovinの名で김일호:キム・イロという人もいるが、Daum Musicによればおそらく전정환:チョン・チョンファンで間違い無いようだ?)
5曲目「New World」も、そのROVINの曲だが(作曲は共作)、これも4曲目の「Follow Me」と同じような匂いのする、Sistarとしてはちょっと変わった感じに聞える曲となっている。
6曲目から11曲目は既にオフラインでもリリース済みの曲となっている。
最後の曲がSistar19の「Ma Boy」で、4人での再録音となっている。同じ条件での比較が出来ないのだが、音の厚さは深くなっているように感じるが、加わった2人の音は拾いにくい。

Sistarの正規1集としての「So Cool」、収録曲の半数以上が既にオフラインででもリリース済みの曲で出来ており、新曲の実質4曲に限って聴く限り、正規1集としては、いまひとつ物足りなさも感じる。


【 2010.12.16 / 니까짓게:あなたなんかに 】
Sistarのシングルアルバム3枚目、予約注文は11月24日にしていたのだが、発売延期と、なぜか発送から到着までに10日もかかり(いままでなら5日ほどだったのだが)、手にしたのは12月13日となった。そこから、ここに載せるのに、さらに2日ほど経過してしまった(汗)。

そもそも、シングルはコレクションの対象からはずしているのだが、Sistarのシングルはこれで例外の3枚目となる。

ジャケットの仕様は、紙質も含めて、1枚目から変わらず、大きさも2枚目とは同じ大きさだ。ただし、縦横の大きさが2枚目とは逆転している。
インナーの写真はネットで見かける世界のもので、
カメラもいままでと同じ김연준:キム・ヨンジュンである。

プロデュースも、やはり용감한 형제:勇敢な兄弟(강동철:カン・ドンチョル)で、ほかのスタッフも同じである。

収録曲は、今回も同じく実質2曲の収録で、作詞作曲は、2枚目の1曲がカン・ドンチョルの曲でなかったが、今回は、1枚目と同じく2曲とも彼の作品である(「Over」の作詞は共作)。

リードトラックは2曲目の「니까짓게:あなたなんかに」で、Sistarらしい曲となっているが、私は、どちらかというと1曲目の「Over」の方が好きかも知れない。(※「니까짓게」の訳がいまひとつ難しい)


【 2010.09.08 / Shady girl (가식걸:虚飾ガール) 】
本題に入る前に、またCDの1曲目がWindows Media Playerには取り込めない。
Media Playerの最新バージョンが「12」だということをコメントいただいたので、調べてみると、Windows7のMedia Playerは確かにバージョン12になっていた。が、この「12」をVistaにインストールする手立てが無い(何故だろう)!?
ちょっと、真剣に対処しないといけないようだ。(iTunesには戻したくないのだが)

で、本題に入って、またまたシングルコレクションしてしまったSistarの「Shady girl (가식걸)」、ジャケットサイズは小さくなったが(通常のCDサイズ)、仕様もジャケット写真の作りも基本的に変わりなく、カメラマンも同じ김연준:キム・ヨンジュンで、ほかビジュアル系のスタッフの名も同じである。
ネットで見かけるファッションスタイルでの写真が半分と、このジャケットで初めて見るラフなスタイルでの写真が半分で、4人のそれぞれの写真が均等に載せられている。
私としては、「Push Push」に比べると、断然、今回の「Shady girl」の方が好きだ。

音の方のスタッフも、「Push Push」とまったく同じと言ってよく、プロデュースも、やはり용감한 형제:勇敢な兄弟(강동철:カン・ドンチョル)である。

私のMedia Playerに取り込めなかった1曲目「Drop The Beat」は、1分あまりのラップでイントロな曲だ。
で、実質2曲収録の1曲目「가식걸:Shady girl」は、カン・ドンチョルの作詞作曲編曲の曲で、もうすっかり馴染みの曲となってしまっていて、CDで聴いても、とくに新たな発見は無い(笑)。
話は逸れるが、最近、YouTubeなどが完備している関係で(笑)、CDで聴く時の感激が無くなって来つつある。
(そりゃ、CDも売れない訳で、いかん、いかん(笑))
2曲目の「약한 남자 싫어:弱い男は嫌い」は外国の曲のようだ。私としては、曲自体は、そうでもない感じないのだが、Sistarとしてのハーモニーがきれいで、聴けば聴くほどいい。

「Shady girl (가식걸)」、やはりシングルな感じで(あたりまえだが)、Sistarが好きでなければ、とくにコレクションする必要は無いかも知れないが、この2曲、何度聴いても飽きない(笑)。


【 2010.06.13 / Push Push 】
sistarの「Push Push」、例外のシングルコレクションである。と言っても、とくにこれといって、特別に彼女たちの曲とか歌がすごいとか、かわい過ぎだからということでもなく、なんとなく、コレクションしてしまった。
(なんか、最近はシングルコレクションが「例外の」と言えなくなりつつある(笑))

ただ、彼女たち、とくに何かを感じたわけではなかったのだが、なんとなく、いままでのガールズたちとは、ちょっと違うものを感じるのも事実だ。
そのひとつの表れかどうかは分からないが、三星電子がデビューして1週間の新人の彼女たちをMP3プレーヤーのCFモデルに抜てきし話題となったのをはじめ、ファッション、ゲーム、食品、飲み物など各種のCFからラブコールを受けているそうで、広告界も注目しているようである。

メンバーは、보라:ポラ、효린:ヒョリン、소유:ソユ、다솜:タソムの17歳(?)から20歳で構成されてた4人だ。
タソムの生年月日が未だ不明で、ネットの記事に17歳からと書かれているので、タソムが17歳なのだろうか。
ヒョリンとポラについては、気まぐれ五線紙 Entertainmentの「Sistar、「Push Push」を今日リリース」(6月3日)の方で書いたので、そちらを読んでほしい。

デビューステージは、6月4日のKBS「ミュージックバンク」だったようで、これと、その後のはずだがMBCの「ショー!音楽中心」のステージは観たが、落ち着いた感じの踊りで、なかなか悪くなかった。音の方は、やはりヒョリンの声が際立つ感じに聴こえる。
で、このステージを見ての私の感想だが、このグループ、年齢的には他のグループと変わらないのだが、落ち着いた、ソフトな感じがして、少しお姉さんな(大人の)印象がする。この感じがうまくヒットすればいいが。

で、話題としてだが、このデビューステージであったミュージックバンクの舞台を終えた後の控室は彼女らの涙の海であったらしい。まあ、これはきっとよくある光景だと思うが、中でもとくにソユの場合は、特別で、こみ上げてくるものをこらえきれなかったようだ。ソユらは、この日、4minuteのヒョナたちからの応援を受けたのである。
じつは、ソユは練習生時代を、現在の4minuteのメンバーたちと同じグループの一員としてヒョナたちと行動を共にしてきたのだが、デビュー直前に4minuteのメンバーから外され、4minuteのデビューを遠くから見守らなければならなかったという辛い経験をしていたのである(これも、よく聞く話ではあるが)。

シングル「Push Push」のジャケットだが、インナーの写真は、最近よく見かける、ソファで彼女らが寝転がっている写真の世界の延長線のものだ。新人のシングルらしく、メンバーの紹介的な作りになっていて、とくに可もなく不可もなく、といった感じだ(私の趣味的には、いまいちな写真だ)。

収録曲は4トラックで、1トラック目がイントロ的な曲の「Here we come」で、4トラック目がカラオケとなっていて、つまりはシングル2曲の収録だ。
「Here we come」は「ショー!音楽中心」のステージでは、2曲目のリードトラック「Push Push」のイントロステージとしてリリースされていた。(この曲、ちょっと、イ・ヒョリを思い出してしまうのだが)

で、「Push Push」、CDで聴いても悪くない。ただ、ちょっとパンチ力に欠ける感じがするかも知れない。不思議なんだが、曲としてはカラオケの方がパンチ力を感じ、彼女たちの声が入るとソフトに感じがする。もしかすると、このあたりのことがSistarらしさなのかも知れない。
つまり、2曲目「Oh Baby」の方が、このグループのサウンド(声色)の特徴、良さがよく出ている曲のようにも思う。一部ちょっとたよりなく聞こえるところもあるのだが、悪くない。好きだ。これが、もしかすると、Sistarがほかのガールズたちと違う、と感じるところなのかもしれない。(このあたりは、これからのチェックだ)

プロデュースは용감한 형제:勇敢な兄弟(강동철)によるもので、この2曲の作詞、作曲、編曲も彼によるもので、1トラック目の「Here we come」も共作だが勇敢な兄弟の作詞作曲となっている(ただし、編曲は違う)。

「Push Push」のミュージックビデオは、6月3日に公開されるや、Nateのリアルタイム検索1位、GomTVのリアルタイムミュージックビデオ チャート1位を記録している。 このミュージックビデオは一日で15万件の照会数を記録、新人にふさわしくない爆発的な関心を得ている。

Sistar、この2曲を聴いただけでは、まだ、なんとも言えないのだが、しかし、なんとなく、なぜか不思議に気になるグループであるような気がする。何が気になるのかは、まだ分からない、これからだ。
まずは、要チェックグループであるということは言えそうだ。



Comments (2)
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