気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

Navi ( ナビ )

2011-02-15 | R&B



나비
Navi
ナビ
안지호:アン・ジホ
1986年3月22日生れ
ITM Entertainment


〈 Music Video 〉
       YouTube LOEN MUSIC Official Channel (나비)

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2012.09.28 Naviがミニアルバム「Real Love」をリリース
       2011.01.19 Naviが正規1集をリリース
       2010.11.05 Naviのラジオ映像 (2010.10) - 朝のNATE動画
       2010.08.22 Navi、なんだか話題になっているようで


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      R&B

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       twitter
       miniHP
       Daum Cafe




《 Album 》
        MiniAlbum 「Real Love」 2012年9月
        1集 「Hello」 2011年1月

《 myCollection 》
      1集
      Real Love




【 2012.10.26 / Real Love 】
アルバムとしては1集の「Hello」から1年8ヶ月ぶりとなる、ミニアルバム「Real Love」である。

今回のジャケットのインナー写真は前回の1集の違和感を感じた、作られた印象の写真ではなく、比較的彼女の自然な姿を写し出したもので好感だ。

収録曲は全5曲(6トラック)で、過去にリリースされたシングル曲などは無く、すべて新曲で占められている。
プロデュースはセルフプロデュースで、リードトラックは2曲目の「가지마:行かないで」で、この曲は彼女の曲ではないが、収録された5曲中の彼女の作詞・作曲は3曲となっている。

Track List
  01. 「이 거리에:この街に」
     lyrics: Navi  composed: Navi  arranged: 이기 & 노주환
  02. 「가지마:行かないで」
     lyrics: 이기 & 서용배  composed: 이현승 & 노주환  arranged: 노주환
  03. 「싸우지 말자:喧嘩はやめよう」
     lyrics: Navi  composed: Navi  arranged: 를(Lel)
  04. 「다 알려져도:みんな知られても」
     lyrics: 를(Lel)  composed: 를(Lel)  arranged: 를(Lel)
  05. 「소설같은 사랑:小説のような愛」
     lyrics: Navi  composed: Navi  arranged: 를(Lel)
  06. 「가지마:行かないで」 Inst.

     NameList
       이기:イギ / 노주환:ノ・ジュファン / 서용배:ソ・ヨンベ / 이현승:イ・ヒョンスン / 를:ルル

1曲目「이 거리에:この街に」
Naviの作詞・作曲で、編曲が이기:イギと노주환:ノ・ジュファンによる、モダンロックはミディアムテンポの柔らかな印象を受ける曲だ。

2曲目「가지마:行かないで」
このアルバムのリードトラックでピアノを使った編曲で感傷的なバラード曲となっている。
作詞の이기:イギと、作曲の이현승:イ・ヒョンスンは1集にも登場する。

3曲目「싸우지 말자:喧嘩はやめよう」
Naviの作詞・作曲で、恋人たちのささいな争い後の痛みと、お互いを大切に感じる想いを表現した曲のようだ。
Naviの声色がいい。そして、홍준호:ホン・ジュノというギターリストのアコースティックなギターサウンドがいい。

4曲目「다 알려져도:みんな知られても」
作詞・作曲・編曲の를:ルル(Lel)は、去年デビューしたまだ若そうな作曲家で、백아연:ペク・アヨンのアルバムにも編曲で登場している。キーボード演奏も彼によるものだ。
また、この曲のギターもホン・ジュノのようだ。

最後5曲目「소설같은 사랑:小説のような愛」
Naviの作詞・作曲で、ルルによる編曲だ。
アップテンポのリズムで編曲されたバックに、Naviの声が軽快に弾む心地よく仕上がった曲となっている。
このルルの編曲はちょっと昔のビッグバンドジャズを思い起こす編曲で悪くない。

Naviの1枚目のミニアルバム「Real Love」、前回の1集「Hello」と比べるには曲数の違いもあり比較するのはどうかとは思うが、今回聴いた印象は、彼女の歌の上手さは変わらないのだが(むしろいいかも知れないのだが)、曲自体は1集の方がよかったように感じる。
こう言うと彼女の作曲がいまひとつということになるのかも知れないのだが(あくまでも比較の話だ)。


【 2011.02.15 / 1集 】
Navi(나비)、 繊細な感性と、迫力ある濃厚な声色を持ち合わせた、実力派ソロ女性歌手であり、またシンガーソングライターでもある。
公式に世に出た最初は、2007年8月にリリースされたNamola Family(나몰라 패밀리)1集「Namola Family」の「사랑은:愛は」でフィーチャリンされているようだ。
彼女の曲としては2008年4月にリリースされたシングルアルバム「I Luv U」が最初で、それも合わせて過去5回ほど、シングル及びシングルアルバムをリリースしてきた。フィーチャリング、OST、企画アルバムなどへの参加は10数のアルバムに及ぶ。
彼女いわく、2008年のデビュー以来、アイドルラッシュの中、いままで持ちこたえることができ、生き残ったこと自体に感謝すると言う。
また、IUとは親しい仲らしのだが(歳は7歳ほど違うが)、女性ソロ歌手の位置づけが広がったのは、IUのおかげだとも言う。
彼女の歌の実力は、とにかく、いろんな曲を器用に歌いこなすというイメージがある。
今回の1集「Hello」は、そんな彼女がデビューして3年ぶりで初めてオフラインでもリリースするアルバムとなる。

ジャケット仕様は最近よく手にする、比較的一般的な縦長のものだ。
インナーの写真には(既にネットで見ているジャケット表紙もそうだが)、彼女とは決して思えない写真が何枚か載せられている。つまり、ショートカット姿の彼女だ。ロングの髪で写ったものと化粧はまったく同じだと思うのだが不思議だ。なぜか、ショートカット姿のものは、どう見てもNaviに見えない(笑)。

Navi正規版1集「Hello」の収録曲は10曲で(トラック数は12)、後半6曲はデジタルシングルからの収録だ。全曲収録してくれているので、この1枚でNaviのいままでの全曲をCDで聴くことができる。
プロデュースは、事務所名ITMとなっている。プロデューサーが事務所名なのは私としては初めてだが、素直に会社としてプロデュースしたということでいいのだろうと思う。
10曲の中、Naviの作詞作曲は2曲、作詞が2曲となっている。Naviのラップの曲が1曲あるが、当然、ラップメイキングも彼女だ。

1曲目「다시 돌아가:もう一度もどってきて」、Naviの作詞作曲だ。フィーチャリング(ラップ)はBeastの용준형:ヨン・ジュンヒョンだが、途中に1ヶ所出てくるだけだ。頭1曲目からいい曲だと感じる(当然、詩は解らないが(笑))。Naviらしい曲だし、歌唱力にも、何も文句の付けようは無い。
2曲目「잘 된 일이야:うまくいった」、リードトラックの曲で、既に何回か聴いている。作曲は강은경:カン・ウンギョンで、この曲もいい曲だ。
3曲目「놀라워라:驚いたなぁ」もNaviの作詞作曲だ。22歳の時の作品のようだ。このアルバムのバックコーラスは彼女自身だが、(訳が間違っていなければ)この曲のバックは、その当時の22歳の時のもののようだ。
4曲目「오늘도 난:今日も私は」、スローで迫る曲で、この曲に限らないが、Naviのうまさを感じる。
5曲目「마음이 다쳐서:心が傷ついて」、この曲から以降がシングルでリリース済の曲だ。既に何度も聴いているが、この曲も好きな曲だ。フィーチャリング(ラップ)はCrown Jだ。いい曲だ。
6曲目「끝까지 들어:最後まで聞いて」は、作詞がNaviで、頭の「넌 넌(ノンノン):あなたはあなたは」を聴いてすぐにNaviの曲と分かる代表的な曲だ(そう思うのは私だけではないはず(笑))。
7曲目「우리 정말 사랑했어요:私たち本当に愛しました」、K.Willとのデュオ曲で、歌詞が解らなくても切なさが伝わってくるバラード曲だ。
8曲目「I Love You」、2008年のデビュー曲だ。
9曲目「길에서:道で」、Naviの作詞だ。失恋の痛手をスローバラードに歌いあげる。
最後の曲「눈물도 아까워:涙も惜しい」、ハイテンポな強いビートに乗った曲で、2009年8月の曲だが、フィーチャリング(ラップ)でほんの一瞬4minuteの현아:ヒョナが登場するのだが、ヒョナとは分かるのだが、ヒョナの声色でないみたいだ(笑)。

Naviの正規1集「Hello」、こうして10曲をCDで通して聴いていると、いかにもNaviだって感じで、やはりいい。安心して聴くことができる。



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Kim BoKyung ( キム・ボギョン )

2011-02-01 | Pop



김보경
Kim BoKyung
キム・ボギョン
1990年5月16日生れ
Sony Music Entertainment Korea


〈 Music Video 〉
       YouTube KimBoKyungVEVO's channel

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2012.10.24 キム・ボギョンが、1集「Rockin'」をリリース
       2011.09.21 キム・ボギョン、セカンドミニアルバムをリリース


      
      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      Pop

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       facebook
       twitter
       miniHP
       Daum Cafe




《 Album 》
        1集 「Rockin'」 2012年10月
        MiniAlbum 「GroWing」 2011年9月
        MiniAlbum 「the FIRST DAY」 2011年1月

《 myCollection 》
      1集 「Rockin'」
      the FIRST DAY / GroWing




【 2012.11.05 / 1集 】
キム・ボギョンの正規1集「Rockin'」、デビュー曲「Because Of You」から2年でのリリースだ。
(前回のミニアルバム「GroWing」からは1年ぶり)

ジャケットのインナー写真は音楽スタジオ風にセットされた中、4着の衣装で撮ったものだが、けっこう悪くない。
もっとも、私としては1枚目の(デビューアルバムの)「the FIRST DAY」のジャケット写真がいちばん好きだ。
(因みに、カメラは1枚目と同じだが、2枚目の「GroWing」の写真はいまいちだ)
今回のカメラは한영신:ハン・ヨンシンと김기현:キム・ギヒョンに変わっている。
ところで、もしかすると彼女、帽子を被った姿の写真が気に入っているのではないだろうか(カット数が多い)。
私としては、ギターを持った白のブラウス姿が好きだ(ジャケットの表紙の写真だ)。

収録された曲は全部で10曲(10トラック)で、同日の10月23日にリリースされたオンラインでは9曲となっている。
1曲異なるのはCDの5曲目のキム・ボギョン作詞・作曲・編曲の「나를 뉘인다:私を寝かす」で、オンラインではこの曲は10月30日にリリースされている。

今回のクレジットには、いわゆるプロデューサーの項目が無く、またクレジットからの김태성:キム・テソンの名も消えて、Directed Byとして이재현:イ・ジェヒョンの名がある。

今回収録の10曲の内、新曲は前半の5曲で、6曲目以降は既にデジタルシングルでリリースされた曲だ。
(最後の「하루하루:一日一日」は「the FIRST DAY」に収録のアコースティックバージョンだが)
であれば、デビュー曲の「Because of You」も、ついでに収録してくれていれば良かったのでは、と思うのだが。
新曲の5曲についての作詞、作曲、編曲は全曲異なる作者となっている(内1曲はキム・ボギョン)。
リードトラックは1曲目の「Rocking」だ。

Track List
  01. 「Rocking」
     lyrics: 배진렬  composed: 배진렬  arranged: 배진렬
  02. 「떠나줄게:別れてあげる」
     lyrics: 설예남  composed: Alex Von Soos  arranged: Alex Von Soos
  03. 「손이 참 예뻐:手がとてもきれい」
     lyrics: 민연재  composed: 한승택  arranged: 한승택
  04. 「그려본다:描いてみる」
     lyrics: 안은진  composed: 안은진  arranged: 안은진 & 김보경 & 이섭 & 김희정 & 이동희
  05. 「나를 뉘인다:私を寝かす」
     lyrics: 김보경  composed: 김보경  arranged: 김보경
  06. 「잊어도 지워도:忘れても消しても」
     lyrics: 윤상선   composed: 송양하  arranged: 박원욱
  07. 「메아리:こだま」
     lyrics: 러브시티  composed: 러브시티 & 이영준  arranged: 러브시티 & 이영준
  08. 「눈을 감아도:目を閉じても」
     lyrics: 러브시티  composed: 러브시티  arranged: 러브시티
  09. 「뭐해:何してるの」
     lyrics: 민연재  composed: 한승택 & 최민식  arranged: 한승택 & 최민식
  10. 「하루하루:一日一日」 Acoustic Ver.
     lyrics: 장연정 & 김태성  composed: 김태성

     NameList
       배진렬:ペ・ジンリョル / 설예남:ソル・エナム / 민연재:ミン・ヨンジェ / 한승택:ハン・スンテク
       안은진:アン・ウンジン / 김보경:キム・ボギョン / 이섭:イ・ソップ / 김희정:キム・ヒジョン
       이동희:イ・ドンヒ / 윤상선:ユン・サンソン・ウンジン / 송양하:ソン・ヤンハ / 박원욱:パク・ウォヌク
       러브시티:Love City / 이영준:イ・ヨンジュン / 최민식:チェ・ミンシク / 장연정:チャン・ヨンジョン
       김태성:キム・テソン

1曲目「Rocking」
この曲はいい。好きだ。ジャンル的にはなんとも中途半端な感じのアレンジだが、キム・ボギョンの声色がいい。また、彼女の上手さを感じる。
メロディー、アレンジも大衆的で分かりやすい作りで、作詞・作曲・編曲は배진렬:ペ・ジンリョルとなっている。
ペ・ジンリョル(JR Groove)は自分の曲以外に、god、Rain、HwanHee、Bigbang、MBLAQなどのほか、かなりなアーティストたちに数多くの曲を提供している作曲家だ。(また、この曲のバックの演奏にも参加している)

2曲目「떠나줄게:別れてあげる」
この曲もアレンジが面白くて、いい曲で、キム・ボギョンのパワフルな声がいい。
作曲・編曲のAlex Von Soosは、ロンドン出身の有名な作曲家兼プロデューサーのようで、この曲は彼の原曲があるようである。
作詞の설예남:ソル・エナムは、まだ新人のようだ(?)。

3曲目「손이 참 예뻐:手がとてもきれい」
ミディアムテンポのアコースティックサウンドのモダンロックな曲だ。
詩の内容がいまひとつよく解らないのだが、どうやら手にまつわる切ない思い出(想い)の歌のようである。
作詞は、かなり幅広く多くの曲を提供している민연재:ミン・ヨンジェだ。

4曲目「그려본다:描いてみる」
作詞・作曲・編曲の안은진:アン・ウンジンは、キム・ボギョンの1枚目のアルバム「the FIRST DAY」から参加している人で、というかキム・ボギョン以外ではデータが見つからない。
この曲の編曲には、なぜかキム・ボギョンも含め多くの人が関わっているようである。
曲は初恋の深い想いを歌ったロックバラードである。

5曲目「나를 뉘인다:私を寝かす」
キム・ボギョンの作詞・作曲・編曲の自作曲で、彼女がピアノだけをバックに静かに切なく歌う。
どうやら彼女が不眠症で身体も心も疲れていた時に書いた曲のようだ(たぶん)。
ピアノは4曲目でも書いたデビューの時からのアン・ウンジンである。

6曲目「잊어도 지워도:忘れても消しても」
今年の5月にデジタルでリリースされた、キム・ボギョンの成熟度を感じさせるバラード曲で、若い女性の別れの痛みを切なく歌った曲のようだ。
作曲の송양하:ソン・ヤンハは、幅広く曲を提供しているようなのだが、日本でのオリコンチャート1位を記録したという倉木麻衣「Beautiful」も作曲しているようだ。

7曲目「메아리:こだま」
この曲は去年の11月にデジタルリリースされた、これもバラード曲で、別れた恋人を切なく懐かしく想い、離別を後悔する気持ちを歌った曲らしく、作詞・作曲・編曲は러브시티(Love City)となっている(作・編曲は共作)。

8曲目「눈을 감아도:目を閉じても」
今年2月のデジタルシングルリリース曲だ。
この曲も7曲目の「메아리:こだま」に続く、Love Cityの作詞・作曲・編曲で、この曲も別れを受け入れることができず目を閉じても、耳を塞いでも離れた恋人が思い出され懐かしがる気持ちを歌った曲のようである。

9曲目「뭐해:何してるの」
今年の3月のデジタルリリースで、この曲も愛のバラード曲で、「뭐해:何してるの」いう愛に無関心な男を恨んで一緒にいても孤独だと感じる女性の気持ちを歌っているようだ。
その作詞は3曲目「손이 참 예뻐:手がとてもきれい」のミン・ヨンジェである。

最後10曲目「하루하루:一日一日」 Acoustic Ver.
この曲は1枚目のミニアルバム「the FIRST DAY」に収録されていた曲のアコースティックバージョンである。

キム・ボギョンの今回のアルバム「Rockin'」は、1集とはなっているが、コンセプトの異なる2つのミニアルバムを合体させたようなアルバムとなっていて、概した言い方をすれば、今回リリースの前半5曲がロックなアルバムで、後半5曲はいままでのリリース済のバラード曲を集めたような構成になっており、内容的には1集というより、ミニアルバム + αな印象だ。
しかし、それらの曲を混ぜなかったところに、アルバムタイトルである「Rockin'」の意味を感じさせて好感であり、また、もしかするとキム・ボギョンの今後の方向性を示したものなのかも知れない(違うかも?)。


【 2011.09.30 / GroWing 】
快調なすべり出しを見せたデビューミニアルバム「the FIRST DAY」に続いて、8ヶ月ぶりにそのアルバムタイトル通りの成長(Growing)した姿が見せるセカンドミニアルバム「 GroWing」のリリースである。
今回も、そのリードトラックである「아파:痛い」は快調なスタートを切ったようだ。

今回のジャケットに載せられた写真はぐっと女らしさを出したものとなっている。
(カメラは前回と同じ최보윤:チェ・ボユンとなっている)
プロデュースはもちろんデビューアルバムと同じ김태성:キム・テソンだが、ほかのスタッフ関係の名は、けっこう変わっているようだ。
作詞・作曲陣は、ほとんどの曲の作詞にはキム・テソンの名が見られ、また多くの曲の作曲者にアルファベットで綴られた名前が書かれている(外国の曲?)。

Track List
  01. 「Without U」
     lyrics: 김태성  composed & arranged: Natascha Hagen & Martin Frianer & Stefan de Czarnce
  02. 「아파:痛い」
     lyrics: 이지은 & 김태성  composed: 김태성 & Eddie Galan & Adia Haynie & Marika Siewert
     arranged: 김태성 & 김용신
  03. 「15번:15回」
     lyrics: 안은진  composed: 안은진  arranged: 김태성 & 김용신
  04. 「보고 싶어:会いたい」  
     lyrics: 김태성  composed & arranged: Lance Gehl & Alby Odum
  05. 「날개:翼」
     lyrics: 김태성  composed: Eddie Galan & Brett Epstein & Christian Davis & 김태성
     arranged: 김태성
  06. 「아파:痛い」 Inst.

     NameList
       김태성:キム・テソン / 이지은:イ・ジウン / 안은진:アン・ウンジン / 김용신:キム・ヨンシン

アルバムの最初にとびだす曲「Without U」は、ロックナンバーで、ありふれた曲とも言えなくもないが、聴きやすい曲で悪くなく、彼女がロックアレンジに乗って歌いあげ、いい曲に仕上がっている。好きだ。リードトラックだ。
2曲目も、このアルバムのリードトラックの「아파:痛い」で、失恋の痛手を歌った曲のようだが、キム・ボギョンがそれを見事に歌いあげている。巧い。彼女独特の濃厚な歌唱力で訴える力が光る。また、ステージに一人立つ彼女からも歌のパワーを感じる。
つづく3曲目は、ガラッと曲想が変わってのアコースティックなバラード曲「15번:15回」で、この少しハスキーな彼女の声色が寂しさを醸し出し、文句の無い曲だ。
4曲目「보고 싶어:会いたい」も、さわやかさを感じるロックな曲で、編曲も含め、悪くない。
最後の曲はピアノをバックに、キム・ボギョンの声色を安心して聴ける「날개:翼」だ。歌詞の内容を実感できないだけに残念だが、夢と希望を歌ったメッセージとも言うべき曲のようだ。

キム・ボギョン、長くて大変だった時を経て、アーティストとして歩みだした彼女2枚目のアルバム「GroWing」だが、前作以上に更にクォリティー、完成度の高いアルバムに仕上がっている。
この2枚を聴いただけでも、今後も確実にアーティストとしての道を歩んで行くであろうことは想像に難くない。


【 2011.02.01 / the FIRST DAY 】
スーパースターK2(슈퍼스타K2)の김보경:キム・ボギョンが正式に歌手デビューして、オフラインで初リリースしたミニアルバム「the FIRST DAY」だ。スーパースターK2の女性の中で最初のCDアルバムリリースになる。
スーパースターK2の頃にくらべるとビジュアル的にもずいぶんプロらしくなった。思ってた以上にいい。

「the FIRST DAY」のジャケットのインナーの写真もなかなかいい。こんな感じのビジュアルでCDリリースされるとは思っていなかったのだが、私としては意外性も有って、可愛いいしなんかいい。

収録曲は全5曲で、その中には共作ではあるが、彼女が作詞、作曲そして編曲もした曲も含まれている。
プロデュースは、Ivyの恋人で知られる김태성:キム・テソンで、彼の曲はリードトラックの「하루하루:一日一日」を含め2曲収録されている。

私はJ-popをほとんど聴かないのだが、キム・ボギョンの今回のアルバムにはJ-popな印象を感じる。所属事務所がSony Music Entertainmentであることが、もしかして関係しているのであろうか(?)。

1曲目「Brand New Day」、作曲は英文字の人のようである。いかにも西洋的ポップな曲で、明るい、いい曲だ。キム・ボギョンの声色がなかなかいい。上手いと感じる。この曲は、大変な現実に立ち向かって勝ち抜く勇気を持とう、という希望的なメッセージが込められた曲のようで、この曲をまずファンの人たちにリリースしたいというキム・ボギョンの意志により完成した曲だそうだ。
2曲目「하루하루:一日一日」、このアルバムのリードトラック曲で、キム・テソンの作詞作曲編曲の曲だ(作詞、編曲は共作)。人気の方も上々のようで、各音源サイトのリアルタイムチャート1位に上がったようである。この曲も、彼女の高音部の声色が魅力的だ。彼女巧い。
3曲目「봄처럼:春のように」、アコースティックな、曲のタイトル通りの春を感じさせ、春のぬくもりを感じさせる曲で、暖かい愛の感情を歌う少女の歌だそうだ。
4曲目「널 생각하며:あなたを思って」、この曲がキム・ボギョンの作詞・作曲・編曲となる曲で(いずれも共作)、スーパースターK2の卒業公演オーディションに応募するために作った曲のようで、誰もが経験するような、愛を始める時のときめきと、みなぎる感情をはつらつと表現した曲のようだ。
最後の曲「눈물은 잊어:涙は忘れて」、キム・テソンの作詞作曲編曲で、バックの編成も含め、いかにもなロックサウンドな曲に作られていて悪くない。涙を見せずに自信を持って生きていきたい女性たちを代弁するメッセージを入れた曲だそうだ。

キム・ボギョンの初めてのミニアルバム「the FIRST DAY」、去年リリースされた「Because Of You」、そしてOSTではあるが「I Go」とは、また違った姿を見せるアルバムとなっている。
私は、「Brand New Day」、「하루하루:一日一日」が、彼女の実力を感じることが出来るいい曲のように感じる。
キム・ボギョン、今後、要チェックなアーティストの一人だと思う。



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