気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

SeongA ( ソンア )

2007-06-27 | Ballad


まだデビューしたばかりで、各サイトの記事もNEWSISの同じもの1つしか掲載されていないし、TV映像もまだ放送活動が無いため、当然アップされていない。
18歳高校生歌手だ。高校生らしいというか、さわやかな声色で、それでいて、かなり訴えてくるものがある。歌唱力、音楽性はまず間違いなさそうである。
NEWSISの記事によると、10日にアルバムをリリースしただけの、まだまったくの無名の新人にも関わらず、インターネットポータルサイト歌謡検索順位の1位に上がるなど関心が集まっているようだ。
彼女のデビューには、ボイスレーニングからはじまる2年という時間を費やしたようだし、また、このアルバに参加した作曲者、ミュージシャンたちも、そうそうたる人達のようだ。
そのアルバム、1集は完璧なバラードアルバムの作品と言っていいだろう。何度も聴けば聴くほどしみじみいいと思う。その歌声は18歳であることを忘れ、思わず聴き入ってしまうフレーズが何度も訪れてくる。いい。7曲目「True Color」などは、なかなかぐっと大人ぽい香りがしていい。活動曲は、2曲目「사랑했었는데:愛したのに」だ。
CDジャケットの中の写真だが、ジャケットの表の写真と同じで、遠く離れたショットであったり、ぼかしたりで、なぜか顔のアップを避け、素顔を意図的に見せないつもりのようである。けっこう楽しみに封を切ったので残念。しかし、写真的にはなかかいい画になっている。
これから流れてくる情報がたのしみである。




성아
SeongA
ソンア
本名: 이성아(イ・ソンア)
1989年3月22日生れ

■ Genre
バラード

■ Profile
empas
Daum
Yahoo!

■ Album
1集(A Memory of Love) 2007年6月 (18歳)

■ myCollection
1集

■ cdComment
いまから2集が楽しみ

■ Audition
Bugs
Mnet

■ ReleasedCD
innolife

■ Official/PrivateSite
いまのところ無さそう




◆ 1集 ◆



01. 떠난 그곳에:去ったそこに
02. 사랑했었는데:愛したのに
03. 너 하난데:君一人なのに
04. 고백하는날:告白する日
05. Cocomi (Love Song)
06. 미운오리:みにくいアヒル
07. True Color
08. 환상동화:幻想童話
09. 내안의 그대:私の中のあなた
10. 숨:息
11. 한번만:一度だけ
12. 떠난 너를 보면서:去った君を見ながら
13. Cocomi (Acustic Ver)

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Red Sun ( レッドサン ) [ Red Rain ( レッドレイン ) ]

2007-06-20 | Ballad



적우
Red Sun [ Red Rain ]
レッドサン [ レッドレイン ]
박노희:パク・ノヒ
1977年10月17日生れ
spera Entertainment


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      Ballad

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       Daum Cafe




《 Album 》
        3集 「Spero Spera」 2008年11月
        2集 「황진이:黄真伊」 2007年6月
        1集 「chocolate」 2004年6月

《 myCollection 》
      1集 / 2集 / 3集

        The Lost of Legend 70'(잃어버린 전설:失った伝説)
        The Lost Legend Vol.2 (잃어버린 전설:失った伝説 Vol.2)
        Best 「The Greatest Best Album RED SUN」 2011年5月




【 2012.07.28 / The Lost Legend Vol. 2 】
この「잃어버린 전설:失った伝説 Vol.2」の話の前に、적우(チョグ):赤雨(Red Rain)の改名の話だ。
去年の5月のベストアルバム「The Greatest Best Album RED SUN」で、ジャケットの表紙に「Red Sun」の文字が赤色で書かれていて、その文字に何か違和感は感じたのだが、この時点では情報は得られなかった。
が、彼女は2010年の末に改名していたようだ。
(当時気付かず、ニュース記事となっていたのかも知れないが、今頃になってこの記事がいくつか上がっている)

いままで적우(チョグ)の漢字は「赤雨」で英字表記は「Red Rain」であったが、1年半程前に「歌を聴く方々に赤い日差しのように暖かくて希望的なメッセージを伝えたい」という気持ちで、「赤羽」と「Red Sun」に変えたようだ。
(本名もポータルサイトのデータは「문유경:ムン・ユギョ」だったはずだが、「박노희:パク・ノヒ」に変わっている!?)

さて、本題の「잃어버린 전설:失った伝説 Vol. 2」だが、これは2006年の3月にリリースした、リーメークアルバム「The Lost of Legend 70'」の6年ぶりの第2弾ということのようで、前回に続いて1970年代の大韓民国の大衆歌謡の思い出の曲ということのようだ。(大韓民国の若い人、そして外国人にとっては新曲かも知れないが)

今回の「The Lost Legend Vol. 2」も、前回の「The Lost of Legend 70'」の企画、制作したスタッフが、そまま再び集まって作業したようだ。
ジャケット仕様も前回とまったくの同じ仕様で、CDメディアの絵柄も同じく昔のSP盤を模倣したものとなっている。
プロデュースも前回と同じく신재홍:シン・ジェホンである。(正確には前回はDJ처리:チョリとシン・ジェホン)

選曲は200曲余りの中から行ったようで、チョグは原曲の美しさを生かし傷つけないようにして2012年バージョンを作らなければならないという重圧感と、原曲の著作者の方が、既にお亡くなりになっている場合の口惜しさ、そして大韓民国歌謡がどれくらい偉大だということをもう一度実感する作業だったと話ているようだ。
また、 幼い時にその歌を聴いて育った子供が歌手になって、いまこれらの歌を歌うことができる光栄と、それらの曲を歌うことを快くを許して下さった原著作者および故人の家族に感謝を申しあげますと話している。

その収録曲は全12曲である。

Track List
  01. 「작은새:小鳥」
  02. 「웨딩드레스:ウェディングドレス」
  03. 「아름다운 사람:美しい人」
  04. 「하얀 목련:白いモクレン」
  05. 「빗물:雨水」
  06. 「이름 모를 소녀:名前の分からない少女」
  07. 「봄비:春雨」
  08. 「돌아와 주오:戻ってきて下さい」
  09. 「나는 어떡하라구:私にどうしろと」
  10. 「하얀 나비:白い蝶」
  11. 「장미:薔薇」
  12. 「아내에게 바치는 노래:妻に捧げる歌」

     NameList
       ※ 失礼ながら、私にとって1970年代の作者名は、意味を成さないので省略させてもらった。


「The Lost Legend Vol. 2 (잃어버린 전설:失った伝説 Vol.2)」、歌詞の内容はまったく解してはいないのだが、原曲が持っている重厚さなのか、チョグ(Red Sun)の歌唱力によるものか、解らないながらも迫り来るものを感じる全12曲である。


【 2011.05.29 / Red Sun 】
Red Rainが久々にアルバムをリリースした。3集からは2年6ヶ月ぶりとなる。
と言っても、ベストアルバムで、収録曲は15曲だが新曲は1曲も無い。
ただ、私にとっては、今年の3月にデジタルリリースされた3曲と、去年7月にリリースされたユン・スンホ(윤승호)バンドというジャズバンドのプロジェクトアルバムの中で歌った1曲、そしてOSTからの1曲と合わせて5曲の収録が新曲ということになるのでコレクションに加えてみた。

このベストアルバムには、15ページほどの、ちょっとした写真集も付いていて、モノクロでRed Rainらしい、悪くない写真集となっている。カメラは배태열:ペ・テヨルとなっている。

プロデュースは本人で、連名で이형성:イ・ヒョンソンの名が有る。

15曲の収録曲をリストにしてみる。

 1曲目「그 사람 이름은 잊었지만:その人の名前は忘れたが」
 2曲目「개여울:河口瀬」
 3曲目「꿈꾸는 카사비앙카:夢見るカサビアンカ」
 4曲目「애수:哀愁」
 5曲目「웃는얼굴 다정해도:笑顔やさしくても」
 6曲目「하루만:一日だけ」
 7曲目「그대 자린... 여긴데...:あなたの場所は・・・ ここなのに・・・」
 8曲目「제발:どうか」
 9曲目「September」
10曲目「블루의 향기:ブルーの香り」
11曲目「널 원해:あなたを思う」
12曲目「고귀한 사랑:高貴な恋 (For You)」
13曲目「돌아온 나의 시간:帰ってきた私の時間」
14曲目「기다리겠소:待ちます」
15曲目「미련:未練」

この中で、オフラインでは新曲となる、今年3月デジタルリリース「The Greatest Part.1 」の曲が、9曲目と12曲目と13曲目の曲だ。この3曲とも原曲は日本の曲のようで、作曲者名には日本人らしき名前が書かれている。
韓国語の作詞はRed Rainで、編曲がイ・ヒョンソンだ。
この中の「September」と、「돌아온 나의 시간:帰ってきた私の時間」は、Red Rainらしくない(?)、と思えるほど明るい曲である。

5曲目がユン・スンホジャズバンドのプロジェクトアルバムからの収録で、このアルバムでは全部で3曲歌っている。
アルバムタイトルも「The Project A.C.T」に「guest vocalist 적우」となっている。
このアルバムはオフラインでもリリースされている。

そして、もう1曲、こちらもオフラインでリリースされているようだが、SBSドラマ「게임의 여왕:ゲームの王様」のOSTの1曲「널 원해:あなたを思う」(11曲目)で、これも私にとっては新曲の1曲だ。
で、この歌詞カードがいい加減で、SBSと書かなくてはいけないところを、MBCとなっている。
さらに、もっといい加減なのが、収録された曲の最後の1音を落として収録している(考えられないミスだ)。
曲自体はOSTらしいというべき曲だ。

あと、1集からの収録が、8曲目・14曲目・15曲目の3曲。
ただ、ここでは余談になるが、8曲目の「제발:どうか」は1集のCDメディアには、間違いなく収録されているのだが、ジャケットのクレジットには書かれていない曲だ。

2集からの収録は、4曲目と10曲目の2曲。
3集からの収録は、6曲目と7曲目の2曲。
後の1曲目から3曲目までの3曲が、リメークアルバム「The Lost of Legend 70'」からの収録となる。

こうして、ベストとして15曲通して聴いてみて、やはり、Red Rainはちょっと暗く、重たい曲がいい。


【 2009.01.13 / 3集 】
Red Rain、いい。バタバタしていた気持ちを鎮めてくれる。1年5か月ぶりの3集だ。

「Spera」ってどういう意味だろう。
辞書に無いので英語ではないようだが、韓国語の副題(?)が「희망」でこれは「希望」だが。彼女の事務所の名前もスペラ(스페라:Spera)エンターテインメントなんだが。

インナーのジャケット写真が綺麗だ。全ページに渡って31歳の彼女の表情が綺麗に写し出されている。
1集の時より綺麗(笑)。

彼女が歌う曲は日本の歌謡曲ぽいものから、ジャズアレンジまで幅が広い。
そして、そのいずれにも적우:RedRain節が有る。

リードトラックは、4曲目「하루만:一日だけ」、この曲はラストトラック12曲目に別バージョンでも収録されている。
この曲の作詞は彼女だ(共作だが)。
この曲、最初のトラックの方は、歳を重ねた日本人に受けそうな、いかにもといった感じの曲に仕上がっている。
私としては(私も年寄りだが)、ラストトラックの方が彼女らしくて好きだ。
もう1曲、6曲の「그리운사람:恋しい人」の作詞も彼女だ。
面白いのが、作曲者でなく、作詞の彼女が編曲をしている。なんか変だが。


【 2007.06.20 / 1集・2集 】
この人のCDに目が行ったのは、 2集で「황진이(黄真伊):ファン・ジニ」という文字が目に入ったからだ (それまで、1集はスルーしていた)。最初見た瞬間、ついにファン・ジニという歌手が出てきたのかと、誤解したのだ(笑)。これは、単にアルバムのタイトル名だったのだが、しかし、なぜアルバム名に「黄真伊」とつけているのかは今もよくは分からない。今話題の固有名詞を使った、のではないかと思ったのだが、5月28日のスポーツ朝鮮の記事によると、そうでもないらしく、たまたま期を同じくしたということのようだ。

この人の音楽は基本的に暗い(2集は少し趣が異なるが)。初めて聴いた時、その暗い中に、何か今までに聴いたことの無い不思議な魅力を感じて、リメイク版も含め、リリースされた3枚すべてを一度に買ってしまった。
1集に関しては、彼女をどのジャンルに加えるかは難しい。もともと、どの畑の人が分からない。リリースされたCDは、ジャズ風、ファンク風、演歌風、なんでも有りだ。その演歌風もカフェ的でR&B的に歌いこなす。さらにはインドのシタールや民族楽器も使ったアレンジもしている。アングラの時代も長かったようで、歌の実力はかなりなもので、西洋音楽的にはアメリカというよりは、ヨーロッパ(フランス)の香りがする。
結局、歌手としての彼女は、ポップとも言い難いし、バラード歌手とも言い難いし、ラウンジ、カフェに類するのかも知れないが、それにしては、聴くのにけっこうエネルギーを要する。で、私の持っているポップのイメージからは遠過ぎるので、とりあえずバラードに入れておくことにした。ネット上のいくつかの評を読んでみると、「国内唯一のラウンジミュージシャン적우(赤雨)」となっている。

〈 1集 〉
なんと、1集の制作には3年を要したようで、しかも曲ごとにプロデューサを別にして収録したようだ。そしてやはり、録音はフランスで行われている。しかしこの1集、専門家の評は良かったようだが、大衆にはあまり受け入れなれなったようだ。
2枚目のリリースは2006年3月のリメイク版の「The Lost of Legend 70'」だ。この「The Lost of Legend 70'」のCDジャケットの写真がスタジオでの収録風景なのだが、この写真を見ることで、なんとなく彼女が解るような気がする。この時、彼女29歳、なんだか素敵に写っている。歌の実力もよく分かる。

〈 2集 〉
そして今回リリースの2集(黄真伊)、かなり大衆化がなされている。そして、この2集を準備するまでの間、各テレビ局のOSTを歌って人気を得たようだ。「黄金謝り(KBS)」、「ゲームの女王(SBS)」、「ムンフィ(MBC)」のドラマ主題曲を相次いで歌っているようだ(私はよく知らないが)。ただ、声と歌は憶えてもらえたようだが、顔がまだ知られてないようで、これからは顔も知ってもらいたい、ということで、「ムンフィ(MBC)」では、歌教室の先生(?)の役でドラマ出演もしているようだ。ドラマの中で、彼女がステージで歌う姿の、それらしい映像がアップされていた。けっこう歌を聴かせる撮り方をしていた。また、この秋には、세종(セジョン)文化会館でのコンサートも予定し(?)、大きなコンサートへの意欲も見せている。

ただ、残念だが、みんなそうなのだが、大衆化イコール没個性でもあるので、この接点が難しい。そういった意味で、この2集は、彼女の持ち味を残すという点でギリギリの線か。



Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Storm ( ストーム )

2007-06-13 | Dance Group



스톰
Storm
ストーム
IBP Entertainment

〈 Member 〉
  예린 Yelin イェリン (윤예린:ユン・エリン) 1988年7月24日生れ
  다영 Dayoung タヨン (문다영:ムン・タヨン) 1988年6月28日生れ
  정민 Jungmin チョンミン (김정민:キム・チョンミン) 1989年4月4日生れ
  정희 Junghee チョンヒ (허정희:ホ・チョンヒ) 1991年8月22日生れ
  라니 Rani ラニ (박란:パク・ラン) 1991年11月24日生れ




〈 myPV 〉  ※ 右クリック
   Kitty [MV] (1集)
   Kitty (1集)
   Kitty (1集)

〈 天方地軸 ストームのFun Fun Diary 〉  ※ 天方地軸(천방지축):急ぐあまり、あたふたすること
   第2話 Part1
   第2話 Part2
   第3話 Part1
   第3話 Part2
   第4話 Part1
   第4話 Part2
   第5話 Part1
   第5話 Part2







《 Genre 》
  Dance

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Naver




《 Album 》
   1集 「Stormy Kitty」 2007年5月 (エリン18歳)

《 myCollection 》
  1集




【 2009.10.30 】
どうやら、Storm、消滅してしまったようだ。
私がいつも見ているポータルサイトの3つとも、2007年10月あたりで情報が途絶えている。決定的と思われるのが、メンバー一人ひとりのプロフィールが消えていることだ(2年前は写真もアップされていた)。もし、中国、日本などに出稼ぎに行っているのなら、プロフィールは消えたりはしないはず。考えにくいが、5人とも芸能界を引退した? ホームページも当然消えている。
仮に10月とすると、異常に早すぎる。やはり、事務所的に何か有ったのか(に、しても変)。

頑張ってたんだがなぁ(まあ、それはみんなそうなんだが)。というか、他のGirlsに無いものが有ると思っていたのだが。ちょっとイモ臭かったが、それはどのグループも最初はみんな同じなんで。残念。
(にしても、なんだか変だが!?)


【 2007.06.13 / 1集 】
このグループのCDは早くから購入が可能になっていたが、現在もいまだに試聴できるサイトが無い。Bugsさんはもちろん、いつもアップが早いMelonさんもまだ試聴できない。所属事務所自体も新しい会社のようなので、彼女たちの情報は、まだあまり伝わってこない。

タイトル曲は2曲目の「Kitty」で、R&Bリズム(?)に基盤を置いたポップダンスということだ。つづく3曲目の「Blue」は2曲目とはうって変わって感性バラードということで、この曲だけがネット上には早くから公開されていた。しかし、この「Blue」1曲だけを聴く限りでは、CDのコレクションには躊躇していた。

やっと彼女たちの姿を見れたのが、京畿道坡州(파주)市に有るカーランド(?)で行われた、なんだかよく分らない大会の屋外ステージでの映像だった。当然、音は悪いので歌が上手いのか下手なのか、さっぱり分らずで、踊りはたしかにパワフルな印象は受けたのだが。

結局、何者か分らないまま、試聴もせず、とりあえずでCDを購入してしまった。
入手したCDを聞く時、試聴もせずに購入したので、後悔するかと少し不安な気持ちで聴き始めたが、予想に反して後悔はせずに済んだ。なかなかいい。
たしかに、曲はストームな作りだ。編曲もなかなか大衆的でいい。彼女らの歌もCDを聴く限りうまい。なかなかハーモニーもよく、いいサウンドをつくっている。まだ、TVなどのステージを聴いていないので、いまだ本当の実力のほどは分からないが。

Stormはセクシーさ、可愛さを売りにした他のGirlsとは違い、力強い歌唱力とパワーダンスで男性グループのようなエネルギッシュなグループをめざすそうで、つまり、競争相手は女性グループでなく、男声グループだということらしい!?

ネット上に掲載されているジャケットの写真がよく分からなかったのだが、CDを手にし、中の写真を見てやっと分かった。5人は戦う騎士の姿だったのだ。おそらくゲームの世界の感覚なのだろう。私はゲームをやらないのでよく分からないが、おそらく。ところで、表紙で1人、前面にアップにしているのは、いちばん歳の若いラニだった。なぜこのこのラニをアップにしているのかはよく分からない。

まずは、1集を聴き終えてみて、たしかに、他の女性グループと一味異なる印象は有る。実力もだんだん聴いているうちに有りそうに思えてきた。いい。
彼女たち、Stormの本格的活動は6月中旬からだそうで、これからやっとネット上にもTVステージなどの映像がアップされることだろう。CD発売が、ずいぶん早く先行したように思う。



Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Biuret ( ビューレット )

2007-06-06 | Rock


Biuret、最高。
しかし、現在はまだマイナーで情報が少なく、最初このグループを特定するだけでもずいぶんと時間がかかってしまった。グループ名の「Biuret」も、英語から来ているのか韓国語から来ているのかが未だに解らず、「ビューレット」にすべきか「ピューレット」にすべきか迷う。
CDは2005年にシングルを1枚リリースしている。このシングルと今回のアルバムのグループが同一グループであることを確認するのに時間を要してしまった。
この2005年のシングル時代であろう写真には、4人の姿を見かけるので、おそらくドラムスがいたようなんだが、今はボーカルのバックはギターとベースのみという変則的なバンドになっている。ロックバンドでドラムス無しということは考えられないから、やはりその4人目がドラムスであったのだろうと思った。そこで、調べてみると、やはり엄진용:オム・ジニヨン(1985年生れ)という人がドラムスだったようだ。
彼らは、2002年に結成され、シングルデビューの前に4年ほどアンダーグラウンドで活躍していたようで、ライブ経験は300回を越すそうだ。

ネット上に、かなり長時間に渡るライブ映像がアップされているのを発見した。これを観ると、Biuretは문혜원:ムン・ヘウォンのバンドのようである。彼女が音楽的にリーダーである。年齢的にもギターの이교원:イ・ギョウォンとは4歳の歳の差が有る。
このアップされている長時間ファイルのライブも含め、いつものようなんだが、イ・ギョウォンが、おもしろく、よくしゃべる。しかし、MC担当というわけでもなさそうで、いつも(?)、ムン・ヘウォンが話しにかぶさってきて締めくくる。この三人のインタビュー映像も見たが、ベースの안재현:アン・ジェヒョンも含め、けっこう3人がかぶさりながらインタビューに答えている。意外に(?)仲がいいのかも。
ところで、この長時間に渡るライブ映像がじつにいい。じつはこのライブを観てBiuretをコレクションに加えることを決めた。EBS放送の「space 공감(共感)」というライブのようなんだが、51分もの長き渡るファイルをフラッシュビデオでアップしている。
(フラッシュビデオでこんなに長いのが可能なのか?)
EBS SPACE (今でもIDが有れば観れそう)
放送は、おそらく2006年の4月28日19:30と5月1日19:30(再放送?)だろうと思う。ただ、EBSというのは教育放送だと思うのだが?

このBiuret、ジャウリムというか、キム・ユナを少し思い浮かべるのだが、比較は出来ない。(くらべたりするとキム・ユナに怒られそう)
このライブを見る限りだが、ムン・ヘウォンのボーカルは、かなり攻撃的だ。歌う姿は怖いものもある。そして、彼女、裸足で歌う(最近であろうMBCのMusic Specialではハイヒールを履いていたが)。驚いたのは、ハンドスピーカーを使って、その音をマイクに通す。おそらく、CDなどの録音際、機械を使って音を変えることはよくやるが、それをライブで、アングラらしく専用の機械を使わず、安上がりに実現させたのではないか(?)と思う。音だけを聴く限りすばらしく効果的だが、映像的にはかなり異様だ。初めて観たときはビックリだ。寝転がって歌いもする。ジャンル的にはモダンロックなのだろうが、ギターはハウリングも使う。もちろん、客席にも降りるし、客をステージに上げもする。ライブの楽しませ方はうまい。一度彼らのライブに参加してみたものだ。(後ろの方で(笑))
1曲、ボンゴぽい民族楽器の太鼓奏者とムン・ヘウォンの二人だけでセッションをしている。これはおそらくアドリブと思うが、この時の彼女の顔、化粧を落とし、ずいぶん違う表情である。彼女の奥の深さ(幅の広さ)を感じる。

さて今回の正規1集だが、期待通りの音を聴かせてくれる。しかし、やはり彼らはスタジオよりライブの方がいい音を出すのだろう、EBS SPACEがいい。
作詞作曲は、4曲ほどイ・ギョウォンの共作もあるが、基本的にムン・ヘウォンによるものだ。

ところで、ムン・ヘウォンについて次のようなニュースがネット上に掲載されていた。
世界的なフランス3大ミュージカルの一つに「ノトルダムドパリ」というのが有るらしいのだが、その初韓国語バージョン公演の女主人公エスメラルダ役に抜擢されたらしい(ダブルキャストだ)。ボーカル、ダンサー合わせてだが、約1300人のオーディションだったようだ。よく分からないが、すごそう。
なんと意外なことに、彼女は大学在学時代に「ワイキキブラザーズ」という映画で、高校生バンドのボーカルである女主人公を演じている。輝国山人さんで確認したが、たしかにムン・ヘウォンの名が有る。ただ、輝国山人さんの書き方では「女主人公」、という感じではないのだが。
また、去年はミュージカル「ファン・ジニ」で主人公ファン・ジニ役でミュージカルに出ているようだ。(なんと!)
もともと彼女、ミュージカルにも夢があったそうな。
なんかすごそうなんだが、Biuretはどうするんだ。


【 PS 2009.04.22 2集 】
2集、当然、無条件にコレクション。KstarMallさんには掲載依頼して購入(なぜかサイン入りが送られてきた)。
まず、ジャケット写真だが(ジャケット形式は、1集にまったく同じ)、なんと姿形はドレッシーに優美に仕上げてきた。しかも、なんと、ところどころ星の雫がキラキラ煌めいている(これはシャレ?)。문혜원:ムン・ヘウォンなどは美しさを主張。まあ、たしかに綺麗で見入ってしまうが、しかし、なんとも言い難いが、私としては1集の写真に1票だ。
(もっとも、放送のステージは、こんなことはない。が、それでも、やはり、なんか普通ぽい(笑))
この美しさは、2集のアルバム曲を聴けば納得。1集のジャケット写真では違う。つまり、2集、ずいぶんと丸く、美しく洗練された曲たちが収まっている。

プロデュースは、Biuret、彼らである。作詞、作曲はやはりメインはムン・ヘウォンだが、이교원:イ・ギョウォンとの作曲の共作が2曲、作詞作曲とも共作が1曲。イ・ギョウォンの作詞作曲が2曲(2曲とも作詞がムン・ヘウォンと共作)、안재현:アン・ジェヒョンの作詞作曲が1曲となっている。
私としては、EBS放送の「space 공감(共感)」のライブから入ったため、このイメージが抜けず、2集はもの足りなく感じるが、ムン・ヘウォンの歌のうまさは、ミュージカルで培われたのか、一皮むけて格段にうまくなっている(考え過ぎかミュージカルっぽい(笑))。が、やはり、「space 공감」のライブがいい(笑)。



뷰렛
Biuret
ビューレット

■ Member
문혜원 ムン・ヘウォン 1980年2月3日生れ (ボーカル)
안재현 アン・ジェヒョン 1982年11月28日生れ (ベース)
이교원 イ・ギョウォン 1984年8月25日生れ (ギター)

■ Genre
Rock

■ Profile
Nate
Naver

■ Album
1集(Be Full of Spirit, Beautiful Violet) 2007年5月 (ムン・ヘウォン27歳) ・・・ シングルは2005年
2集(Dreams Come True) 2009年3月

■ myCollection
1集・2集

■ cdComment
1集のジャケット写真が音に合ってていい(ある意味、2集も)

■ Audition & ReleasedCD
Bugs
Mnet

■ Video
cyworld

■ Site
Daum Cafe




◆ 1集 ◆



01. Without U
02. 거짓말:嘘
03. 오늘밤은 잠든 후에도 곁에 있어줘:今夜は眠った後でもそばにいてちょうだい
04. Fly my Voice
05. Mama
06. Do you wanna get me? (낭만적 편집증:浪漫的偏執症)
07. Love and Hate
08. 사랑해요:愛してる
09. Violet
10. 웃지 않는 공주:笑わない王女
11. 푸른 사막의 끝:青い砂漠の果て


◆ 2集 ◆



01. 하루는:一日は
02. 행복해:幸せに
03. Dreams Come True
04. 눈물과 고통과 무기력의 시간:涙と苦しみと無気力の時間
05. If I Have
06. New Found Glory
07. No Pain No Gain
08. I Can't Stop Loving U
09. 그레텔:そのレッテル(?)
10. 잠자는 숲속의 공주:眠れる森の王女
11. Diamond

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする