気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

Naomi ( ナオミ )

2008-03-19 | R&B



나오미
Naomi
ナオミ
1984年10月16日生れ
CLIMIX Entertainment


〈 Bugs MV 〉
   Naomi MusicVideo 全4映像

〈 Naomi miniHP 〉
   ※ 開いて「Video」タブをクリック (ぜひ、お勧め!)

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
   Naomi カムバック!












《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   DaumMusic
   곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 포토:フォト / 정규:正規版 비정규:非正規版 싱글:シングル
   Bugs
   아티스트:アーティスト 앨범:アルバム 곡:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 한마디:ひと言
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver

《 Official / Private Site 》
   CLIMIX Entertainment
   miniHP




《 Album 》
    MiniAlbum 「Naomi's STORMING」 2010年7月
    MiniAlbum 「Soulchild」 2009年10月
    1集 「Black 1/2 - Bad Love」 2008年2月 (23歳)

《 myCollection 》
  1集
  Soulchild / Naomi's STORMING




【 2010.08.03 / Naomi's STORMING 】
Naomi、初めてのダンス曲のリリースだ。1999年3月に루머스:ルモスが歌った「Storm」のリメークである。有名な曲のようで、何度もリメークされた曲のようだ。
この曲は주영훈:チュ・ヨンフンの曲で(作詞作曲とも)、今回、Naomiに、この曲を推薦したのも彼のようである。
そして、チュ・ヨンフンは今回のアルバムのプロデューサーでもある。また、彼、チュ・ヨンフンはNaomiの所属事務所であるCLIMIX Entertainmentの代表でもある。

Naomiは、この曲で踊っている。といっても、踊りがメインではなく、ちょっと振りつけているという程度だ(私としてはこれぐらいが好きだが)。しかし、彼女としては、歌いながら踊る練習はかなりしたようである(笑)。

また、ダンス曲、そしてリメイク曲ということでは、今回のミニアルバム「Naomi's STORMING」には、박미경:パク・ミギョンの「이유 같지 않은 이유:理由のようでない理由」も収録されている。この曲は、パク・ミギョン自身が、以前にMnetの番組で、偶然にNaomiが歌うのを直接聴いて、この曲を沢山の人が歌うのを聴いたが、Naomiが最も上手いと称賛し、必ずリメークするようにと推薦したことが今回のアルバムへの収録となったようだ。

今回のミニアルバム「Naomi's STORMING」の収録曲は、全部で実質5曲で、上の2曲以外は、ドラマのOST、あるいはドラマに使われた曲が3曲収録されている。
SBSの「산부인과:産婦人科」のOST「You Are My Everything」、MBCの時代劇「신돈:辛屯(屯は、正しくは「日」偏)」に使われた「난 줄 아오:出たと思います」、そしてMBCの「ヒーロー」のOST「그게 나에요:それが私です」だ。これらのドラマを観た人は、あっ、この歌、と思う曲だそうだ。

Naomi、今回のリリースに当たっては、ビジュアル的なスタイルも思い切ったイメージチェンジを行い、ヘアースタイルも変え、髪の毛の色も金髪にした。
また、ジャケット写真にも驚く。というか、なんじゃこりゃ、と言いそうな付けまつ毛を付けている。4~5cmはあろうかと思える、鳥の羽毛のような付けまつ毛だ。眉毛はあの眉毛だし(笑)。何を考えてるんだか、あるいは、誰が考えたんだか(笑)。

で、つまり、Naomiの今回のミニアルバム「Naomi's STORMING」は、本来のNaomiとは違う、挑戦的なアルバムとなっている。が、彼女の歌の上手さは、ダンス曲だろうと、ドラマのバラード曲だろうと、みごとに歌いこなし、歌いあげている。うまい。
とくに、パク・ミギョンの「이유 같지 않은 이유:理由のようでない理由」と、時代劇に使われたという「난 줄 아오:出たと思います」は最高にいい。


【 2009.10.23 / Soulchild 】
まず、ジャケットを開いて、写真を見てビックリ。彼女の写真を期待したが、彼女の写真はジャケット裏、CDメディアを取った下、そして歌詞カードの最後の全部で3カットだけだ。あとは、すべて子供たちの写真だ。この子たちはどこの国の子だろうか。(ネットを調べたが見つけ出せなかった)
この写真は이홍석:イ・ホンソクという人と、김윤진:キム・ユンジンという人が撮ったもののようだが、じつに子供たちの表情をうまく捉えたいい写真だ。
やはり、これらは彼女が国際子供救護機構である「Compassion」のメンバーであるからであろうか。

そして、今回もThanksであろう文章の終わりを「Deo gratias.....Amen!!!」という言葉で結んでいる(ラテン語系の言葉で「神のおかげで ・・・ アーメン」ということだろうと思う)。だだ、1集の時は「Special Thanks」と書かれていたが、今回はその文字は無い。訳していないので解らないのだが、1集とは少し内容が違うのかも。
また、ジャケットの作りは、1集とまったく同じ作りとなっている。

プロデュースは1集に同じくチュ・ヨンフンによるものだ。そして、今回分かったが、この人はCLIMIX Entertainmentの代表のようだ。
このミニアルバム「Soulchild」は7曲収録されているが(トラックは10)、最後の「사랑을 잃다:愛を失う」は1集の「사랑을 잃다」のアレンジを変えたもので(ハウス風)、1曲目の「Prologue ''Soulchild''」はイントロに当たる曲で、実質的には5曲となる。
チュ・ヨンフンは実質1曲目の(トラックは2)「Calling」を作曲そして編曲をしている。カリブ風のアレンジでなかなかいい曲になっている。
そして、1集もそうだったが、基本的にすべて曲を作曲者が編曲をしてる。また、作詞も1集に同じく김태희:キム・テヒがメインの作詞者である。

いやぁ、今回リリースのミニアルバム「Soulchild」のNaomiもいい。


【 2008.03.19 / 1集 】
Naomi、じつにうまい。所属事務所が小さい(新しい?)からだろうか、ネット上ではまだマイナーなようだ。日本語のCDショップの各サイトにも掲載が無い。KstarMallさんの掲載は私が依頼したものだ(ここは、依頼すると数時間で掲載してくれる)。もし所属が大手の事務所であれば、前宣伝が大々的になされているはずのアーティストだ。

JukeOnに掲載されていた彼女の経歴の概要を意訳を交えながら書いて見ると、彼女は高校に在学中、当時、韓国を訪れていた世界的なポップ歌手Mariah Carey(私でも知っている)の目の前で歌をうたいMariah Careyの絶賛を受けた経験を持つ。Mariah Careyのファンの集いで、Mariah CareyのファンによりNaomiがMariah Careyに直接歌うコーナーが用意され、NaomiはMariah Careyのヒット曲「Vision of Love」を見事に歌いあげたということだ。この時Mariah Careyは、まだ歌手を志している高校生にしか過ぎないNaomiに、握手と抱擁をし、「Very nice」を連発したそうだ。(その時の光景を想像すると、きっと鳥肌ものであろうと思う)

彼女Naomiは、その後各種アマチュア大会に参加して多くの賞を受賞している。現在最高の人気らしい하하:ハハのテンテンクラブの新人歌手バトルプログラム「スパルタ新人対決」という番組(?)では3連続優勝をしているようだ。この番組は100%ネチズンの投票に基づいて勝者を選り分ける過酷なやり方で行われるものらしく、ここで彼女は圧倒的な歌唱力で名うての同僚歌手たちを退けて2008年1月2日から連続 3連勝を成しとげ堂々の名誉の殿堂入りをしているようだ。(たしかに、リリースされたCDを聴けば、十分に納得できる)

彼女を育て上げたのは주영훈:チュ・ヨンフンという作曲家のようで、彼が見守る中、彼女は7年余りの練習生経て2007年10月29日初のデジタルシングル「사랑을 잃다:愛を失う」をリリースしている。
業界では第2のビックママという言葉も流れているそうで、彼女、なんと4オクターブの音域を持っているようである。
また、その歌唱力、その他に類を見ない深くてハスキーなソウルフルな声色で、混血でないかとの誤解を受けたりもしたようだ。

今回の1集の話題として、リードトラックの4曲目「몹쓸 사랑:ひどい愛」のミュージックビデオは俳優유지태:ユ・ジテが監督を引き受けたようだ。ユ・ジテとしてはこれがミュージックビデオ監督としてのデビュー作となるそうだ。知らなかったが、彼ユ・ジテは短編映画では既にいくつかの作品を創っているようで、賞ももらっているそうで、今回、ミュージックビデオの初めての作品がこの「몹쓸 사랑:ひどい愛」だそうだ。なぜ、Naomiのミュージックビデオにユ・ジテかというと、ユ・ジテとチュ・ヨンフンとが親しい関係にあるようである。



また、音とは関係無い話しだが、彼女は国際子供救護機構であるCompassionのメンバーであるらしく、この団体には俳優차인표:チャ・インピョも所属しており、この縁でNaomiを積極的に応援しているようだ。ユン・ドヒョンのラブレターに彼女が出演した際には応援に駆けつけたようだ。

さて、この「Black 1/2 - Bad Love」だが、プロデュースはもちろんチュ・ヨンフンである。収録曲数は正規1集にしては実質8曲と、少な目でちょっと物足りなく感じる。曲はソウルなスロー曲かミディアムテンポの曲が多く収録されており、7曲目「Go Away」が唯一ハイテンポな曲となっている。曲数は少なめだが、けっこう長めの曲が多く、5曲目「Sentimental」は5分24秒とずいぶん長い。そして、この曲のみがチュ・ヨンフンの作曲となっている。なかなかいい曲だ。
私としては、ハイテンポな「Go Away」、そしてラスト8曲目「사랑을 잃다:愛を失う」がいい。

Naomi、必ずや多くの聴く人の心をつかむアーティストとなることだろう。




Davichi ( タビチ )

2008-03-12 | R&B



다비치
Davichi
タビチ
Core Contents Media

〈 Member 〉
  이해리 イ・ヘリ 1985年2月14日生れ
  강민경 カン・ミンギョン 1990年8月3日生れ


                      강민경                      이해리


〈 Music Video 〉
       YouTube Channel DAVICHI 다비치

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2013.03.19 Davichi の、久々の、正規版のリリースだ
       2013.01.22 Davichiが3月に正規アルバムをリリース
       2012.11.12 Davichi、残留!?
       2012.10.08 Davichi、やっとキム・グァスと決別(当然だ)
       2011.08.29 Davichi、ミニアルバム「Love Delight」をリリース
       2010.05.07 タビジ、さすが聴かせてくれそう「INNOCENCE」


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      R&B

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       Davichi
       me2day
       Daum Cafe




《 Album 》
        2集 「Mystic Ballad」 2013年3月
        MiniAlbum 「Love Delight」 2011年8月
        MiniAlbum 「Innocence」 2010年5月
        MiniAlbum 「Davichi in Wonderland」 2009年2月
        1集 「Amaranth」  2008年2月

《 myCollection 》
      1集「Amaranth」 / 2集「Mystic Ballad」
      Davichi in Wonderland / Innocence / Love Delight




【 2013.04.08 / 2集 】
きっと、紆余曲折が有った後の2集リリースだったろうと憶測する(確信する)。
(さらには、2人が「ビジネスデュオ」との(いまさらの)不和説の話題も)
2011年8月の「Love Delight」から1年6ヶ月と長かったが、まあ、とにかくDavichiの2集が聴けてよかった。
(正規版としては、なんと、昔では考えられない5年ぶりとなる)

ジャケット仕様は、紙仕様の比較的オーソドックスなものだが、(こちらが想う)正規版としては、あまり力をいれていない(金をかけていない)印象で、インナーの写真もシンプルな1パターンとなっていいる。
しかし、結果、簡素で落ち着いた仕上がりに感じ、私としては高好感だ。
(ただ、ボディーへの落書きは要らないように思う)
ひとつよく解らないのが「DAV9CH9」の表現で、なぜ「I」が「9」なのかが(私には)不明だ。

収録曲は全10曲(12トラック)で、オンラインとオフラインの曲順が、8トラックと9トラックで入れ替わっている。
リードトラックは、(ネット上)2曲目「둘이서 한잔해:二人で一杯飲んで」となっているが、実際は先行公開された3曲目「거북이:カメ」も活動曲としてリリースしており、2週目の地上波からは「거북이:カメ」だけに替っている。
曲としても、2人の音的バランスとしても、私は「둘이서 한잔해:二人で一杯飲んで」の方がいいように思うが、作者の関係か、あるいはイ・ヘリの関係だろうか(憶測)、1週で「둘이서 한잔해:二人で一杯飲んで」に替ってしまうのであれば腑に落ちない。
(「거북이:カメ」は、イダンヨプチャギの曲で、イ・ヘリのための曲という印象を持つ(私は))
さらに活動曲は、7曲目のVerbal Jintとの「녹는중:解けていく」に替るのであろうか(?)、もしそうなら、ずいぶん短い時間の間に目まぐるしく変わる。(であれば、これは一体なんだろう(?))

プロデュースは、デビュー以来の권창현:クォン・チャンヒョンの名が消え、권시봉:クォン・シボンとなっている。
このクォン・シボンはGM Contents Mediaの代表で、김광수:キム・グァンスとは10年来の仕事仲間のようだ。
GM Contents Mediaには、現在、5dollsが所属し、Gangkiz(갱키즈)のプロデュースはキム・グァンスである。
なお、キム・グァンスが1988年に初めて作った会社名がGM企画(지엠기획)で、以前、私はこれらを混同したが、どうやらこの2つは別物のようである(しかし、本当に無関係なのだろうか(?))。
ところで、このクォン・シボンは、作曲家としてのデータは一切見当たらない。おそらくは、実際のプロデュースはCo-Produserでクレジットに書かれた김세한:キム・セハンと김정민:キム・ジョンミンによるものだろう(?)。
(キム・グァンスのGangkizも、そうなのかも知れないが、コレクションしていないので確認はできない)
いずれにしても、「お返し」な印象は受け、スタッフの名もマネジャー1人を除いてすべて前回の「Love Delight」からは変わっていて、なんとなくきな臭いイメージは受ける(あくまで、私の勝手な憶測だが)。

Track List
  01. 「한 사람 얘기:ある人の話」
     lyrics: 김이나  composed: 조영수  arranged: 조영수
  02. 「둘이서 한잔해:二人で一杯飲んで」
     lyrics: 류재현 & 최성일  composed: 류재현  arranged: 류재현
  03. 「거북이:カメ」
     lyrics: 이단옆차기  composed: 이단옆차기  arranged: Seion
  04. 「사랑한다고 말했지:愛してると言ったよね」
     lyrics: 79  composed: 79  arranged: 79
  05. 「맛 있어서 눈물이나:美味しくて涙が出る」
     lyrics: 정석원  composed: 정석원  arranged: 정석원
  06. 「우리의 시간은 다르다:私たちの時間は同じじゃない
     lyrics: 강민경  composed: 이승환  arranged: 이승환
  07. 「녹는중:解けていく」 feat.버벌진트:Verbal Jint
     lyrics: 김진태  composed: 김진태  arranged: 김진태
  08. 「용기내 헤어질래:勇気出して別れるわ」
     lyrics: 강현민  composed: 강현민  arranged: 강현민 & 전영호
  09. 「잔소리:小言」
     lyrics: 류재현  composed: 류재현  arranged: 최성일
  10. 「You Are My Everything」
     lyrics: 이지원 & 압구정 보안관  composed: 압구정 보안관  arranged: 압구정 보안관
  11. 「둘이서 한잔해:二人で一杯飲んで」 Inst.
  12. 「거북이:カメ」 Inst.

     NameList
       김이나:キム・イナ / 조영수:チョ・ヨンス / 류재현:リュ・ジェヒョン / 최성일:チェ・ソンイル
       이단옆차기:イダンヨプチャギ / 정석원:チョン・ソグォン / 강민경:カン・ミギョン
       이승환:イ・スンファン / 김진태:キム・ジンテ(Verbal Jint) / 강현민:カン・ヒョンミン
       전영호:チョン・ヨンホ / 이지원:イ・ジウォン / 압구정 보안관:狎鴎亭(アプクジョン)の保安官

「둘이서 한잔해:二人で一杯飲んで」は、ステージを見ながら聴いた方がいい。
デュオでしか作りだせない微かな音の重なりを目で感じながら聴くことができ、2人が対等なバランスで迫ってくる曲の作りがいい。
作詞・作曲・編曲の류재현:リュ・ジェヒョンは2001年から、Davichi、SeeYaを含めかなり幅広く作品を残しているが、もしかすると勢いという意味では、10年後輩の이단옆차기:イダンヨプチャギが勝っているのかも知れない。
(なお、Davichiとは5年ぶりの再会となる)

そのイダンヨプチャギの「거북이:カメ」、もちろんいい曲なのだが、(CDで聴く分にはそうでもないが)ステージで観ると(聴くと)、最後の部分がイ・ヘリがメインな作りになっていて(当然ながら、そういう曲は多いが)、聴き終わると、なんだか2人の曲が終わった印象が薄れる。
(念のために書いておくが、私はとくにカン・ミンギョンのファンという訳ではない)

5曲目のタイトル「맛 있어서 눈물이나」をどう訳していいのか解らず、歌詞をそれなりに訳して内容を把握して、ネット上をいろいろ参考にしてみて、「美味しくて涙が出る」にした。
「맛이 있다」には「面白い」という意味もあるので、単に「美味しい」ということではないと思うのだが、歌詞の中に実際に、美味しいものを食べて、あなたのことを思い出して涙するようなので、これでいいのだと思う。
(本当は日本語的に意訳したいところだが、悲しいかな、その能力が無い)

カン・ミギョン、今回は作曲はしていないが、6曲目の「우리의 시간은 다르다:私たちの時間は同じじゃない」の作詞をしている。
作曲・編曲の이승환:イ・スンファンには、Story(스토리)という別名があるようだ。

7曲目の「녹는중:解けていく」の世に出て来方が、なんだか胡散臭い。
オンラインでトラック表示が有ったにも拘わらず、半月近くも遅らせて4月1日にリリースし、それだけならいつもの宣伝手法とも受け取れるが、オフラインのリリースが当初の3月28日から4月1日に延びたのが解せない。
考え過ぎだろうが、Verbal Jintとの間で何か有ったのでは(?)。(単にスタッフの何らかのミスかも知れないが)。
なお、作詞・作曲・編曲の김진태:キム・ジンテは、Verbal Jint(버벌진트)である。
しかし、いろいろ勝手に詮索した割には、大した曲には聞こえない(私だけ(?))。
また、この曲のタイトル訳もなんだか難しい。
「녹다」には「熱で溶ける、水に溶ける、体が温まる、気を落とす、酒色におぼれる、酔ってぐったりする」などの意味があるようだが、歌詞の内容から「解けていく」とした(「~는 중」の「~中」は「~していく」とした)。

「잔소리:小言」、この曲も「둘이서 한잔해:二人で一杯飲んで」のリュ・ジェヒョンの作詞・作曲となっている。
しかしこの曲、2007年2月に이효리:イ・ヒョリがデジタルでリリースされた「Toc Toc Toc」、および2007年3月にオフラインでリリースの「If In Love Like Them」に収録された「잔소리:小言」である(歌詞、メロディーは確認)。
で、その曲のリメイク曲ということなのだが、Daum Musicのデータによると作詞は차은택:チャ・ウンテク、作曲は김도훈:キム・ドフンと書かれていて、なんだか理解できない。
(Daum Musicのデータが間違いなら納得だが)

Davichiの2集「Mystic Ballad」、そのアルバムタイトルに相応しい全10曲ではあるのだが(文句はまったく無い)、Davichiに求めるものが高いだけに、アルバムとして、いままでのアルバムと比較して、いまひとつもの足りなさを感じるようにも「想う」(少しだが)。
また、曲そのものでない、周辺的な雑音で(私だけが感じる雑音かも知れないのだが)、素直にこのアルバムを聴き込めない部分も、印象としては持ってしまう。


【 2011.09.11 / Love Delight 】
Davichi久々のアルバムリリース「Love Delight」、「Innocence」から1年3ヶ月ぶりとなる。

ジャケットは前回の「Innocence」とは違って、いたってオーソドックスなプラスチックケースの仕様で、歌詞カードに載せられた写真も中を開いてみると、そのほとんどがネットに流れているものであった。
正直言って今回の写真、悪いとは思わないが、あまり私の好みではない。

プロデュースはデビュー以来の권창현:クォン・チャンヒョンで、収録曲は5曲(6トラック)となっている。
今回初めてカン・ミンギョンが作詞・作曲した曲が収録されている。
リードトラックは1曲目の「안녕이라고 말하지마:さよならと言わないで」だ。

Track List
  01. 「안녕이라고 말하지마:さよならと言わないで」
     lyrics: 전해성  composed: 전해성  arranged: 전해성
  02. 「사랑 사랑아:愛、愛よ」
     lyrics: 김기범 & 강지원  composed: 김기범 & 강지원  arranged: 강지원
  03. 「다신 찾지마:もう来ないで」
     lyrics: 최규성  composed: 최규성  arranged: 최규성
  04. 「Happy End」
     lyrics: EZ-Life  composed: 박해운  arranged: 박해운
  05. 「비밀:秘密」
     lyrics: 강민경  composed: 강민경  arranged: 서정진
  06. 「안녕이라고 말하지마:さよならと言わないで」 Inst.

     NameList
       전해성:チョン・ヘソン / 김기범:キム・ギボム / 강지원:カン・ジウォン / 최규성:チェ・ギュソン
       박해운:パク・ヘウン / 강민경:カン・ミギョン / 서정진:ソ・ジョンジン

リードトラック「안녕이라고 말하지마:さよならと言わないで」は、ミディアムテンポのきれいな曲で、2人の切なくも感性あふれる声で、離れ行く恋人に対する愛の心を歌いあげているようだ。
2曲目の「사랑 사랑아:愛、愛よ」は、Davichiとしては少し特異に感じる曲で、幻想的ないい曲だ。
3曲目「다신 찾지마:もう来ないで」が、今回のアルバム収録曲中、一番Davichiの力強さを感じさせる。
4曲目の「Happy End」も、Davichiのリリース曲としては、少し珍しいように感じる曲で、作詞のEZ-Lifeというのは、男性2人組のシンガーソングライターのようだ(ただし作詞だけのようだが?)。私としては好きな曲だ。
最後の曲がカン・ミギョンが作った曲「비밀:秘密」で、作詞だけでなく作曲も、というところにちょっと目が止まる。優し曲だ。悪くない。

1年3ヶ月ぶりにリリースされた「Love Delight」、全体的にミディアムテンポな作りとなっていて、綺麗で落ち着いた感じに仕上げたミニアルバムで、まったく文句は無い。
あえて文句を言うなら(願わくば)、もう少し短いスパンでアルバムリリースをして欲しいような。


【 2010.05.14 / Innocence 】
Davichi、1年3ヶ月ぶりのセカンドミニだ。
リリース直前、3月11日にカン・ミンギョンが交通事故に合ってしまったようだが、接触事故程度の全治2週間の軽傷のようだった。それでも、この「Innocence」が当初リリース予定の3月末から、この時、このために4月中旬頃に延期になった。もっとも、リリース日に関しては、それだけでは計算は合わないので、それ以外の要因もあってか、5月6日になってしまったようだ。

「Innocence」、ジャケットは、今回、フタ蓋付きの箱型になっている。大きさはCD大だ。箱になっているのはいいのだが、この蓋がなかなか取ることができなかった。1ヶ所引っかかってしまっていて開けるのに苦労した(笑)。
開けると、中には歌詞カードとともに、2人それぞれの全身の写真がふたつ折りにして入っていた。なんかいい。
歌詞カードに載っている絵のような2人の写真も悪くない。誰が書いているのか知らないが、クレヨン(?)で2人がお絵かきしているストーリーになっている。

収録曲は全5曲でプロデューサーは권창현:クォン・チャンヒョンと書かれている。作詞、作曲はすべての曲で異なり、リードトラックの「시간아 멈춰라:時間よ止まれ」は話題の作曲家방시혁:パン・シヒョク(Hitman bang)と記事などでは書かれているが、歌詞カードを見ると、パン・シヒョクと김도훈:キム・ドフンの共作のようである。
それはともかく、Davichi、今回のリリースも各サイトのリアルタイムチャート1位を記録して順調なスタートとなっているようである。

1曲目リードトラック「시간아 멈춰라:時間よ止まれ」は、スローバラード風でスタートしてパンクロック(Punk Rock)へと変わる曲の作りで、前作「Davichi in Wonderland」の「8282」と同じ展開となっている。その「8282」の作曲者が共作だが김도훈:キム・ドフンである(이현성:Lee HyunSeungとの共作)。
2曲目「첫키스:初キッス」、やはりこの曲、試聴した時の想像と変わらず、CDで聴いてもなかなかいい曲だ。サウンドの音質感が好きだ。
3曲目の「떠나지마:行かないで」もいい。要するに、「첫키스:初キッス」もだが、Davichiの声色が生かされているということだろうか。ただ、「떠나지마:行かないで」のラップは無い方がいいかも(笑)。
ラスト5曲目の「Shadow」は、CDで聴いてもやはり面白い、いい曲だ。声色が2人よく似ていて、どちらがどちらかは映像が欲しいところだが、どちらがどちらであっても、さすが2人とも、うまく歌いこなしている。なんか大衆的で調子がよくて好きだ。作曲・編曲はH2Mとなっている。

やはり、Davichi、今回の「Innocence」もいい。


【 2009.04.14 / Davichi in Wonderland 】
まず、本質から外れたところから(笑)。
이해리:イ・ヘリ、ずいぶんスリムに美しくなった。テレビで見る以上にジャケットの写真はすらりと美しい。とにかく、「Davichi in Wonderland」のジャケット写真は1集とは打って変わって可愛い二人が満載である。

このミニアルバム「Davichi in Wonderland」、正規2集でないのが残念だが、いい。収録された6曲は、大衆的で聴きやすい曲たちだが、歌のうまさは十分に感じることができる。彼女たち、たしかにうまい。そして、1年前にくらべ、格段にうまくなっている。

「Davichi in Wonderland」、収録曲は6曲で、1曲目のリードトラックである「8282」は、これまでにSBS人気歌謡などで何度も聴いていたのだが、そのテレビのステージではテンポの変化になんか変な違和感を感じていのたが、CDで聴くとそんなことも無く、なかなかいい。なぜだろう?
3曲目「My Man」は大衆的で、いかにもといった曲なんだが、これをじつにうまく歌いこなしている。やはり彼女たちの実力なんだろう。現在の活動曲だ。
4曲目の「사랑이 우습니:愛がおかしいの?」も、「My Man」とはジャンル的にはまったく別ものだが、同様な感想を持つ。
5曲目「오르골:オルゴール」もなんともいい。
最後の「CrazyWoman」、この手の曲も見事に歌いきる。すばらしい。

「Davichi in Wonderland」、ミニアルバムなので曲数はもの足りなく感じるのだが、全曲1曲1曲が満足できる充実の6曲である。好きだ。


【 2008.03.12 / 1集 】
まず、このCDを手にとって驚いたのは、中の中まで、隅から隅まで、イ・ヒョリとイ・ミヨンで埋め尽くされている。
なんだかこの2人のCDかのようだ。ジャケットの表紙は、まぁ、この二人でもいいかとも思うが、インナーのどこにもDavichiたちの姿が欲しい。ジャケットを開くまでは当然どこか片隅にでも写真などが有るものと思っていたのだが、これがまったく無い。なんだかOSTのアルバムのようだ。(じつは、OSTのCDジャケットがどんなものかはよくは知らないのだが(笑))
もしかして、スタンス的には本当にMVのCDなんだろうか。CDケースもよく見かけるDVD用のケースだし、インナーのデータにはMusicStaffとは別に、MusicVideoStaffがわざわざ書かれている。では、もしかして、このCDのどこかにMVの映像が、なんて思って、探してみたが、もちろん有るわけは無い(笑)。

話は逸れるが、そもそも、私はいわゆるミュージックビデオ(MV)なるものがあまり好きくない。どうしても映像の方が音に勝手しまうからだ。映像をつけるなら、プロモーションビデオとしてアーティストが演奏している(歌っている)姿をそのまま映し出してくれた方がどれだけいいか分らない。MVはあくまで映像が主で音は効果係りだ。どうも私は、このMV文化は、あまり好きになれない。と、言いながらけっこう見入ってしまったりはするのだが(だから、曲のためには要らない)。
まあ、もっとも、このイ・ヒョリとイ・ミヨンのMVのおかげで、Davichiの名も知れ渡ったのであろうが。しかし、やはりそれはなんか本来の曲の価値とは少し違うと思うが。とにかく、話題性とか、所属事務所の財力や影響力でヒットが決まる傾向にあるのはいかがなものかと思うが。これは、聴く側に問題があるのか。

まあ、ぼやきはともかく、このミュージックビデオ(MV)、話題になっているようである。それもそのはずのようで、国内最高のMV監督といわれるチァウンテックという人が演出し、本人主演のKNTV大河ドラマ「明成皇后」(私はまったく知らないが)のOST「出たら」の MV以来のMV出演のイ・ミヨンと、今まで本人のMV以外には一度も出演したことがなかったイ・ヒョリの二人のすごい変身による熱演である。
しかし、歌詞が分らないのだが、このDavichiのアルバムとはどういう関係があるのだろうか。

そして、これもあまりアルバムとは関係ないのだが、강민경:カン・ミンギョンはデビュー前からインターネットスターだったようで、人気を集めていたようだ。なんでも、2005年からポータルサイトにファンカフェーが開設されて4,000人以上の会員が加入していたらしく、彼女のミニホームページにも一日平均6,000~7,000人以上の訪問者が訪れていたようだ。
しかし、そのカン・ミンギョンのminiHPを探してみたが、강민경の名のminiHPは有るには有るが、はたしてこれがそうなのか判断がつかない。この見つけたカン・ミンギョンのminiHPには記事らしい記事もなく、開店休業のような状態だ。もしこれが彼女のminiHPだとすれば、歌手デビューを果たしたので、もうminiHPをやっている余裕がないのだろうか(それもヘンだし?)。

ところで彼女らのグループ名なんだが、よく見かける日本語の名が「ダビチ」だ。そもそもこの다비치:Davichiが何語なのかいまのところ分らないのだが、もし英語系なら「ダビチ」でいいのだろうが、もし韓国語なら本来「다비치」の日本名は音で考えると「Davichi」なんだが。「다」は韓国で英字表記すると「Da」で、「Da」と書いて頭にくるから「タ」なんだが。いつも、この「気まぐれ五線紙」にアーティスト名を日本語表記で書く時に、これで困る。
とりあえず、「다비치」は韓国語であろう、ということで「Davichi」にしておく。(しかし、「다비치」が韓国語だとしたらどういう意味だろう?)
それから、ジャンルはR&Bとした。彼女らの出身畑はとくにR&Bではなさそうなんだが、1集のアルバムを聴くかぎり、Balladとするには少し抵抗があるし、Popとはしたくない。

さて、音の方だが、実際のCDを聴き込むと、試聴で予想していたよりはるかにいい。予想していた以上に彼女らの実力はあるようだ。また、そのベースにR&Bな流れも感じる(で、ジャンルをR&Bに)。そして、さらに、これからまだまだ可能性を秘めているようにも感じる。ネット上で持ち歌でない曲を歌っているのを聴いてみてそう思う。

サイワールドでは2月のデジタルミュージックアワードの「ルーキーオブザマンス」(新人賞)に選ばれたようだ。
ルーキーオブザマンスは、1ヶ月の間で一番の人気を誇る新人に贈られる賞だそうだ。彼女らは現在、新人の中ではもちろん、トータルでのミュージックチャートでもほかのミュージシャンに負けない勢いを見せていて、3月3日の時点で、週間チャートの3位と4位に4曲目「슬픈 다짐:悲しい誓い」と1曲目「미워도 사랑하니까:憎くても愛しているから」がランクインされているようだ。また、月刊チャートでも「미워도 사랑하니까:憎くても愛しているから」が4位、「슬픈 다짐:悲しい誓い」が8位にランクされたそうだ。
なお、リードトラックは「미워도 사랑하니까:憎くても愛しているから」である。
ただ、カン・ミンギョンがサイワールドとは深いつながりがあるわけで、サイワールドで強いのは当然かも知れない。

ところで、じつは、Davichi1集をコレクションしようかどうしようかと迷ったタイミングがあった。
なぜなら、あまりにイ・ヒョリとイ・ミヨンのMVがメインのような扱いのCDの宣伝の仕方で、なんだか、うさんくさく感じたのだ。それでも購入し、その購入を決めるトリガーとなったのが、4曲目の「슬픈 다짐:悲しい誓い」の「I don't wanna do it again don't wanna do it again」のリフレインで、JukeOnの1分間の試聴では、ちょうどこのリフレインで1分が終わってしまって、この先が聴きたいと思ったのが決め手だった。だが、ところがである、このリフレインは、それで終わりだった。もちろんリフレインだから何度か出てくるが、メロディとしてはこれだけのことだった(笑)。
しかし、この「외사랑:片想い」、好きだ。

Davichi、CDを聴き込むまでは、なんかまがい物な印象を持っていたのだが、実際にCDを手に入れじっくり何度も聴いてみると、本物であるようだ。2集、3集と期待できるグループである。(2集はしっかりと彼女らを紹介した写真などで飾ったCDにして欲しいものだ)




Bigbang ( ビッグバン )

2008-03-11 | HipHop



빅뱅
Bigbang
ビッグバン
YG Entertainment

〈 Member 〉
      G드래곤 G-Dragon Gドラゴン(本名 권지용:クォン・ジヨン) 1988年8月18日生れ
      T.O.P ティ・オー・ピー(本名 최승현:チェ・スンヒョン) 1987年11月4日生れ
      태양 TaeYang テヤン(本名 동영배:トン・ヨンペ) 1988年5月18日生れ
      대성 DaeSung テソン(本名 강대성:カン・テソン) 1989年4月26日生れ
      승리 SeungRi スンリ(本名 이승현:イ・スンヒョン) 1990年12月12日生れ


       SeungRi      DaeSung       G-Dragon       TaeYang           T.O.P


〈 Music Video 〉
       YouTube BIGBANGのチャンネル

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2011.02.24 Bigbangが4枚目のミニアルバムをリリース


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      HipHop

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       facebook
       Daum Cafe




《 Album 》
        MiniAlbum 「Alive」 2012年2月
        MiniAlbum 「MINI4」 2011年2月
        2集 「Remember」 2008年11月
        MiniAlbum 「Stand Up」 2008年8月
        MiniAlbum 「Hot Issue」 2007年11月
        MiniAlbum 「Always」 2007年8月
        1集 「Since 2007」 2006年12月

《 myCollection 》
      1集 / 2集
      Always / Hot Issue / Stand Up / MINI4 / Alive / Special Edition 「Still Alive」
      1stLive「The Real」 / 2ndLive「Great」 / 3rdLive「Big Show」
        Special Edition 2011年4月  




【 2011.03.15 / Alive 】
Bigbangが、事故、事件から深い反省の時間を経て戻ってきた。「MINI4」からは、ちょうど1年ぶりとなる。

まず、いつものごとくジャケット仕様が凄い(扱い難い)。
過去には、同じくYGの거미:コミの4集と次のミニアルバム「LOVELESS」がまったく同じ仕様だったが、Bigbangの今回のジャケットは一回り大きく、それはいいのだが、コミの時のスライドさせるケースカバーがプラスチックから、なんと鉄になった(考えられない)。おまけに、そのバリバリの鉄のケースカバーには、加工した際のオイルの匂いがまだ残っている。さらには、加工面の面取りがなされていないので、下手に触ると手を切りそうだ。(やり過ぎ)

インナーのジャケット写真は、凍死寸前から救い出されたのか、酸素マスクをして写されている。(なんとも)
さすが、Bigbangだと言うべきであろうか。

さらに本筋で驚くことは、今回のアルバムでは、イントロ曲「Alive」を除く、全6曲がリードトラックということである。
ダブルタイトル曲ということは過去にもよくあることだが、今回のようにアルバムのすべての曲がリードトラックとするのは国内だけでなく外国を見てもその例は無いのではないだろうと思う(たぶん)。
しかしこの試みも、やはりBigbangらしいと言うべきだろうか。
ただミュージックビデオが作られているのは、現在のところ「Blue」、「Bad Boy」、「Fantastic Baby」の3曲である。

プロデュースは、今回はG-DragonとTeddyとなっていて、また作詞、作曲も2人の作品がほとんどで、すべての曲がG-Dragonの曲となっている。

Track List
  01. 「Intro (Alive)」
     lyrics: G-Dragon & Teddy  composed: Dee.P & G-Dragon & Teddy  arranged: Dee.P
  02. 「Blue」
     lyrics: G-Dragon & Teddy  composed: Teddy & G-Dragon  arranged: Teddy
  03. 「사랑먼지:愛のチリ」
     lyrics: G-Dragon & Teddy  composed: Teddy & G-Dragon  arranged: Teddy
  04. 「Bad Boy」
     lyrics: G-Dragon  composed: G-Dragon & Choice37  arranged: Choice37
  05. 「재미없어:つまらない」
     lyrics: G-Dragon  composed: G-Dragon & DJ Murf & Peejay  arranged: DJ Murf & Peejay
  06. 「Fantastic Baby」
     lyrics: G-Dragon  composed: Teddy & G-Dragon  arranged: Teddy
  07. 「날개:翼」 대성:テソン Solo
     lyrics: G-Dragon & 대성  composed: G-Dragon & 최필강  arranged: 최필강 & Dee.P

     NameList
       대성:テソン / 최필강:チェ・ピルガン

今回の5枚目のミニアルバム「Alive」は、2月29日にリリースされたようだが、これに先立ち22日に先行公開された「Blue」はBigbangのカムバックを控えたメンバーたちの率直な心境を伝えるテレビ広告のBGMに使われたようで、いつになく、このアルバムの中でも特異に感じるほどソフトに歌いあげている。
gaonchart 2月26日~3月3日上位4曲が、すべてミニアルバム「Alive」の収録曲が占める中でも1位となている。
TeddyとG-Dragonによる曲である(編曲はTeddy)。

そのgaonchart 2月26日~3月3日で2位を占めているのが「Bad Boy」で、この曲もまたいままでのパワフルで軽快なBigbangとは異なる、ミディアムテンポのメロディアスな曲となっている。
G-DragonとChoice37の作曲にG-Dragonが作詞した曲である(編曲はChoice37)。

「사랑먼지:愛のチリ」(※訳は不適かも?)と「Fantastic Baby」は、いままでのBigbangを感じさせる曲で、この曲もTeddyとG-Dragonによる曲である(どちらも編曲はTeddy)。
gaonchart 2月26日~3月3日では、この「사랑먼지:愛のチリ」と「Fantastic Baby」が3位と4位を占めている。
「Fantastic Baby」では、2NE1なフレーズが何ヶ所か現れる(当然だが)。

「재미없어:つまらない」は、「재미없어 재미없어 재미없어 재미없어」を繰り返して、素直でない恋人に対する不満を歌っているようである。テソンがいつもの声色とは異なる声で歌っているようだ。

そのテソンのソロ曲が最後に収録されている。
テソンがロックなエレクトロニックサウンドをバックにパワフルに歌い上げている。「良いことが起こる。いまこの瞬間這い上がって飛んでみる。」というような歌詞の内容のようで(たぶん)、去年体験した痛みを克服して新しい希望を歌っているようである。

Bigbangのミニアルバム「Alive」、ジャケット仕様、ジャケット写真、そしてアルバム収録曲の全曲がリードトラックと言い放つことに、いつものBigbangらしさを感じさせるが、それとともに、やはりいろいろと経験したことが、収録された曲たちに現れたアルバムとなっているように感じる。


【 2011.05.04 / Special Edition 】
ミニアルバム4枚目をリリースしてから、なんと2ヶ月を待たずして、新曲およびメンバー個別の曲を集めたアルバム「Special Edition」がリリースされた。

ジャケットケースは例によってBigbangらしいもので、厚さ3㎝もあるプラスチックケースとなっている。そして、さらに今回初めてなのが、CDメディアの収納がプッシュ式の引き出しとなっているのには驚いた。
そのプラスチックケースの中には彼らの写真集(歌詞カード)が収められていて、これが98ページもの分厚い、なかなかの出来になっている。
また、今回のYGファミリーカードは、私のケースにはスンリのカードが入っていた。

収録曲は全10曲で、今回の新曲が2曲と、「2011 Big Show」で公開されたテソンのソロ曲「Baby don’t cry」のほか、2月リリースのミニアルバムから3曲と、GD&TOPの1集から2曲、テヤンとスンリのソロアルバムから、それぞれ1曲づつで、ソロの収録曲は5人が仲良く1曲づつという計算で収録されている。

プロデュースはGドラゴンを頭にTeddyと2人で、Co Producer及びRecording DirectorにBigbangの名がある。

1曲目の「Love Song」と、2曲目の「Stupid Liar」が今回の新曲で、またCDリリースということでは10曲目のテソンのソロ「Baby Don't Cry」も新曲となる。
4枚目のミニアルバムからは、3曲目の「Tonight」、6曲目の「Cafe」、8曲目の「Somebody To Love」が収録され、今回のアルバムの4曲目の「High High」と5曲目の「Oh Yeah」はGD&TOPの1集から(「Oh Yeah」は박봄:パク・ポムがフィーチャリング)、7曲目の「I Need A Girl」はテヤンの「Solar」から(Gドラゴンがフィーチャリング)、9曲目の「어쩌라고:どうしろと」はスンリの「V.V.I.P」からの収録となっている。

新曲の1曲目「Love Song」の作詞・作曲はGドラゴンとTeddyで、作詞はGドラゴンが、作曲はTeddyが頭に書かれている。「Stupid Liar」の方はGドラゴンの作詞・作曲で、作曲は최필강:チェ・ピルガンと共作となっている。
10曲目「Baby Don't Cry」は作詞・作曲が(そして編曲も)E.KNOCKの曲である。
「Love Song」は、いままでに聴いてきたBigbangの曲とは、少し違う雰囲気に編曲され、電気加工とモダンロックな面が合わさったような、ちょっと変わった曲となっている。
また、「Stupid Liar」は2月の4枚目ミニアルバムリリース時に、「Tonight」とリードトラックを競った曲だそうで、これも少し変った編曲でメロディラインが面白い曲だ。
最後の曲の「Baby Don't Cry」は、テソンがソロで静かに感性的にメロディを歌いあげ、Bigbangの曲とは思えない曲で(笑)、なかなかいい。

今回リリースの「Special Edition」、4枚目のミニアルバムからの3曲はダブルが、新曲3曲と、コレクションしていない私にとっては、ソロアルバムからの4曲は、新曲で、またソロが1枚のCDに収録されているもいいかも。


【 2011.03.30 / 4thMini 】  ( ※震災の関係で開封がかなり遅れた )
Bigbang、久しぶりのオフラインンでのリリースである。
2008年11月の2集「Remember」以来2年3ヶ月ぶりとなる。この間ライブアルバム、IisのOSTなどもあるが、ほとんどが日本へのリリースとなっている。

今回リリースされたアルバムは4枚目のミニアルバムで、ジャケットはBigbangにしてはめずらしくノーマルな仕様になっている。なお、ジャケットの中にはYGファミリーカードが入っていて、私のには태양:テヤンが入っていた。
収録曲はイントロを含めて6曲となっていて、最近のG-Dragonがリリース曲を考えると、今回のBigbangのリリースは、どうなるんだろうと思っていたのだが、意外にも電気加工のサウンドの中に、アナログ的な要素も組み込まれたアルバム作りとなっている。

プロデュースは、そのG-Dragonで、ほかのメンバー及び양현석:ヤン・ヒョンソクがCo Producerとなっている。
作詞・作曲もイントロも含めすべてG-Dragonで、作曲はすべて共作となっている。

1曲目(イントロを除いて)の「Hands Up」は電気加工の曲だが、サウンド自体は意外にソフトに作られている。
2曲目「Tonight」がリードトラックで、この曲でアコースティックギターが使われた。この曲も優しい感じを受けるが、なんだかBigbangらしいサウンドに仕上がっている。いい曲だと思う。
3曲目「Somebody To Love」バリバリの電気加工の曲だが、軽やかに駆け抜けるような曲で、この曲好きだ。
4曲目の「What Is Right」は、3曲目とテンポ(速度)が同じということもあってか、ちょっと「Somebody To Love」の色違いな感じを受ける曲だ。
最後の「Cafe」が、このアルバムではちょっと毛色が異なるが、G-DragonのハイトーンがBigbangのサウンドらしいとも感じる。

今回のミニアルバム、サードミニアルバムと同じくイントロに5曲という構成にしているが、曲そしてサウンド自体はかなり違った姿を見せていると思う。もちろん、いまの流行りに合わせるということもしていない。
ただ、5曲中4曲のテンポ(速度)がほとんど同じで、体感するリズムに変化が無く、アルバムとしてのその部分は、いまひとつな印象も受ける。
アルバム全体から感じるサウンドの印象としては、一言で言えば、意外にもソフトという言葉だ。


【 2009.05.26 / 3rdLive 】
1月30日から2月1日までの3日間にソウルオリンピック体操競技場で開かれたビッグバン「2009 Big Show」のLiveだ。3日間4回公演で5万名余の観客があったようである(国内史上最多の観客だったそうだ)。
総16トラックの、全曲、全員、最高のパフォーマンスを想像させる収録で、2007、2008 Liveにくらべ、かなりいい音で録音されている。
ジャケットはいつものBigbang仕様だ。(例によって扱いには困るが(笑))

通勤の行きと帰り、1週間続けて聴いたが飽きは来なかった。収録は全部で16曲だが、最後の2曲はアンコールだろうか(と思うが、でかいアンコールだ)14曲目で一度終わったような印象を受ける。そして、その最後の2曲の内「Oh My Friend」のイントロに日本でいう和太鼓のような音が使われていて、なかなかいい。そして、フィーチャリングの女性ボーカルの声が2人はいるようなのだが、太鼓も含め、このあたりのコメント、クレジットが無いのが残念。

彼らのLiveアルバムは、2007年は2月、2008年も2月、そして今年2009年は4月と、毎年ほぼ同じ時期にリリースされてきており、今後も毎年Liveのリリースはされそうで楽しみである。


【 2008.12.24 / 2集 】
いやぁ、Bigbang、最高。Single、Miniからの別バージョンも加えてはいるが、1集に対しては正規2集のリリースだ。
今回も例によってオマケ付きだ。どんなおまけって、・・・ 文字で書くにはちょっと難しい(笑)。

作詞作曲は共作も多いがほとんどがG-Dragonである。G-Dragonでないのは、4曲目の「반짝반짝:キラキラ」とラスト11曲目「 Remember」である(7曲目「멍청한 사랑:まぬけな愛」の作曲も違う)。プロデュースも、もちろんG-Dragonである(バックには当然양현석:ヤン・ヒョンソク)。
この2集、何もコメントの必要も無い。ただ聴けばいい、って感じで文句無しだ。どの曲もテンションが高く、いい曲ばかりである。あえて、タラタラ書くと、
Introの「모두 다 소리쳐:みんな叫べ」を最初に聴いた時は、いや、最初にこのアルバムの第一声が聞えた時だが、私のPCのMediaPlayerが壊れたかと思った(笑)。
2曲目「오, 아, 오:オ、ア、オ」はどこかで聴いたような ・・・ 。だが、この曲、好きだ。いい。
リードトラックの3曲目「붉은 노을:赤い夕焼け」は、2週連続でSBS人気歌謡のトップだ。
5曲目「Strong Baby」は승리:スンリのソロなんだが、いつものBigbangとは少し違うように聴こえる面白い仕上がりになっている。好きだ。もしかして作詞作曲が違うのかと思ったが、やはりG-Dragon。やはりこの曲もいい。
6曲目の「Wonderful」は、まさにワンダフルだ(笑)。


【 2008.10.07 / 3rdMini 】
話しとしてはずいぶん遅くなったが、さすがのBigbang、8月8日リリースの3rd Mini Album StandUp。
ミニアルバムではあるがアルバムとして最高の出来といってもいいのではないだろうか。

まず、CDジャケットだが、これはBigbangらしく、いつもどおりの扱いにくい、ぶ厚いケースだ。だた、材質的にはいつもと違い、少ししっとり感がある。おまけはテヤンの折り紙だ。
インナーの歌詞カードブックレットはミニアルバム6曲にしてはけっう豪華版の14枚。彼らの写真もなかなかいい。

音の方だが、このMiniAlbum3集「StandUp」、Bigbangの新しい姿が見えるだけでなく、音楽的にもかなりいい作品に仕上がっている。コーラスが随分まじめにハモッていて、新しい試みも随所に見られる。
作詞作曲は、「착한사람:いい人」の除いて基本的にG-Dragonだが、今回それぞれの個性は編曲者に現われているのだろう。intro「STAND UP」がTeddy+Kush、「하루하루:一日一日」と「천국:天国」がDaishiDanceで続き、「착한사람:いい人」がKush、「LADY」がTeddy、そしてロックの「OH MY FIREND」がNoBrainだ。もちろん、彼らを私が知っているわけではないが、彼らの個性がそれぞれの個性のようで、なんか納得してしまう。

intro「STAND UP」に続く「하루하루:一日一日」はいかにも、という感じのBigbangらしい曲で、まずはいつもどおりに安心させてくれる。
トラック3曲目の「천국:天国」もその世界からは出てはいないのだが、4曲目の「착한사람:いい人」で、おやっと思わせる。いままでとは違うアコースティックのギターサウンドから入り、迫ってくる。いい。
5曲目の「LADY」でも、いままでのBigbangのイメージからは、ちょっと、らしからぬリズムだ。そして、ラスト6曲目の「OH MY FIREND」で、なんと驚かされる。ロックである。ロックとしては特別変わった作りににはなっていない、むしろサウンドとしてもオーソドックスなもではないかと思うのであるが、なんかBigbangがやると新鮮に聞こえてしまう。じっさい、綺麗なハーモニーで、なんかまじめに迫ってくるロックだ。
実質5曲で、リードトラックは「하루하루:一日一日」だが、ほとんどの曲がタイトルと言っていいほど、それぞれ個性有る曲が収録されている。また、introから6曲目「oh my firend」へ行く、曲の配置もいい。

最終的な数字は知らないが各サイトでのチャートも連続トップがかなり何週も続いたようだ。
それを推して知るべし、というCDの売上枚数の記事が有る。innolifeさんによるものだが、9月19日の記事によると、既に14万枚を越え、2万枚の追加となっている。それ以後どれだけ追加されたかは分らないが大体の想像はつきそうである。
過去、1集、2集もかなりの売上枚数で、1集、2集、3集とも10万枚以上を売上たことになるのだが、1集と2集が10万枚を越えるのに6ヶ月以上かかったのに対し、今回の3集はわずか2週で超えたようだ。CD作成工場が連日夜通し作業をして、嬉しい悲鳴を上げたそうである。
なんにしても、彼らが作り出すサウンドには驚くばかりだ。


【 2008.03.18 / 1stLive ・ 2ndLive 】
まず、2007年2月8日リリースの1st Live Concert The Real。これは2006年12月30日オリンピック公園体操競技場での2時間のライブのようだ。前売りは完売し、かなり高値で競売されたみたいだ。観客数は1万人。
忘れそうになるが、彼らはまだ新人である。考えられないのが、正規1集がリリースされたのが、このライブがあった同じ月、12月22日であるわけだから驚きである。
サウンドの方はライブにしては悪くはないのだが、つい最近聴いたM(ミヌ)のライブと比較すると音質はやや落ちる。そして意外だったのが、ステージでのBigbangの音は落ち着きのあるものだった。これもM(ミヌ)と比較してみると、M(ミヌ)の場合ライブの音はCDとは違って、かなりハイテンションでいい音を出しているが、彼らBigbangの音はCDで聴く音とあまり変わらない落ち着きある音であると感じた。このことも、新人で、しかも10代のグループであることを考えると大したものだと思う。
興味深い話しとして、収録曲には当然「Dirty Cash」は収録されているのだが、このライブ版に収められた「Dirty Cash」は、この日のファンのためにメンバーたちが直接改詞したものらしい。言葉が解らないだけに何とも言えないが、ファンとしては嬉しいものだ。

2008年2月リリースの2nd Live Concert Greatは、2007年12月28日から30日の3日間にソウルオリンピック公園フェンシング競技場で開かれたライブのようだ。当初 2回公演を計画したのだがチケットを手に入れることができなかったファンのために 1回追加して3回公演となったようである。その追加チケットも、あっという間に売り切れたそうである。観客数は、ネットの記事によると1万 5千人と書かれているのだが、これが1回の公演での数かどうかが定かではない。(フェンシング競技場の規模が分れば分るのだが)
このセカンドライブも、さすがと言うべき内容である。音質はファーストにくらべ、いくぶんいいように思える。大きく違いを感じるのが、プロデュースというか編曲というか、音楽的レベルはファーストにくらべハイレベルではある。また、彼らのテンションもファーストの時の落ち着きと言うより、ハイな感じで、彼ら自信も楽しんでいる印象を受ける。セカンドライブの余裕ということだろうか。しかし、その分、音としての粗さ、不安定さは感じるが、それはそれでライブとしてはいい。
このライブで初めて聴く曲「Wild Wild West」、なかなかいい。アレンジがいい。それと、5人それぞれ1曲づつ個性あるソロを収録しているのもいい。
全体的にライブとしてはセカンドの方が点数は高いと感じる。もっとも、収録は3日間の中でいいものをチョイスしているかも知れないが。
ところで、彼ら、これで2年連続年末にライブを行っており、これは恒例となるのだろうか。


【 2008.03.11 / 1集 ・ 1stMini ・ 2ndMini 】
Bigbang最高、と言い切ってここに書けるまでに少々時間がかかってしまった。去年2007年の前半は、まだHipHopというジャンル(というか人種)にまだ少しなじめないところがあり、Bigbang 1集リリース時点では彼らをスルーしてしまい、そのまま、その後のミニアルバムもチェックから外してしまっていた。
しかし、2007年後半から、彼らの天才ぶりはネット上で十分聴かせられ、HipHopという言葉に関しても、既にLexyやtなどにより洗脳(改心)させられていたので、今年に入ってからのリリース済CDをチェックした際には、当然、コレクションに加えるアルバムに決めていた。
さすがに、シングルは原則どおり購入は控えたが、1集及びMiniAlbumの2枚は購入。さらに現在、Liveの2枚も注文し、届くのを待っている。

Bigbang、いまさら私が、彼らについてここに書くには手遅れなほど、既に、ちょっと別格なグループとしての存在感がある。まさに名前が示すとおりビッグバンである。
また、CDジャケットにも他のアーティストのCDとの差別化の主張に成功している。シングル3枚に関しては一般的と言っていいのだが、1集とMiniAlbum2枚、そしてLiveの2枚のジャケットデザインには、強烈な自己主張を感じる。この路線はきっと今後も続けて行くのであろうと思うが、これらジャケット模様を見た瞬間に彼らのアルバムであることが認識できる。このジャケットデザインはきっと事務所の誰かの発案であろうが(もしかして天才の彼ら自信かも)、まさにヒットである。
その事務所は、SE7EN、GUMMY、JiEunなどが所属するYG Entertainmentである。ここYG Entertainmenの顔ぶれを見るに、R&B系、HipHop系ばかりのアーティストで賑わっている。
(ただし現在、LexyはYG Entertainmentに名を連なれていないようだ)

このグループ、ここで私が改めて書くことでもないかも知れないが、YG Entertainmentが6年もの長きに渡って大切に育ててきたG-Dragonとテヤンを中心に、テソン、TOP、スンリが加わった5人組のグループである。とくにG-Dragonについては、小学校6年生の時にYGのヤン・ヒョンソク理事の目に留まり、6年間のトレーニングを経てビック・バンのリーダーに育てあげられたようである。
そして、これもよく知られた話しのようだが、デビュー前に結成までを追ったドキュメンタリーが、インターネットとケーブルTVで公開されたようで、デビューした時には既にしっかり彼らの顔と名前が知られていたのだそうだ。
彼ら、けっこう尖がった写真が多く、それを売りとしているようだが、この尖がり方に臭みが無いのがいい。

とにかく、歌のうまさはバツグンである。しかも、1集時点での彼らの年齢は、18歳から16歳のまだ子供と言ってもいい年頃なのである。その子供と言ってもいい彼らが、曲、編曲がいいとはいえ、これだけのサウンドを創り出せるというのは、いくら英才教育を受けたとしても、やはり天才と言うべきではないだろうか。
そしてその曲だが、1集から彼らの作品が多い(その多くはG-Dragonだが)。そして、1st Mini Album「Always」は、ほとんどが彼らの作品であり、プロデューサーの名にはG-Dragonの名が見られるし、2nd Mini Album「Hot Issue」にいたっては、1曲の作曲のみを除けば全曲G-Dragonの作詞作曲である。もちろんプロデューサーの名にはG-Dragonの名がある。
ネット上の記事などを読んでみても、G-Dragonは既にシンガーソングライタとしても認められているようだ。

彼らの曲、どれをとっても名曲と言っていいが、私としては1集では、やはりリードトラックの「Dirty Cash」と、そして「My Girl」がいい(月並みだが)。「My Girl」はソロがテヤンで作詞はG-Dragonだ。
そして、5曲目と6曲目でフィーチャリングされている이은주:イ・ウンジュ(この名前にはドキッとするが)という女性ボーカルがけっこう調味料となっている。(もちろんYG所属)
そして、1集に限らないが、彼らが創り出すハーモニーがかなりいいのである。(これは、正直ちょっと想定外)

1st Mini「Always」では、これもやはり月並みに「거짓말:嘘」いい。作詞作曲はG-Dragonである。(なんと、電話の声はGummyだそうだ)そして、3曲目の「아무렇지 않은 척:何でもないふり」、ソロはTOPだが、フィーチャリングが지은:チウンだ。曲の中ごろで唐突に女性ボーカルが入って来る感じで、なんかいい。誰だろうと思ってデータを見ると、김지은:チウンだ。いいじゃないですか。

2nd Mini「Hot Issue」は、甲乙付けがたく全曲すばらしいが、3曲目「But I Love U」はとくに曲の作り方がうまい。もちろん作詞作曲はG-Dragonである。そして好きなのが最後の「마지막 인사:最後の挨拶」だ。これももちろん作詞作曲はG-Dragon。(この上記2曲の作曲は共作)
2曲目の「바보:ばか」と、「But I Love U」にも女性ボーカル(コーラス)が入っているが、この声は誰の声かデーターは無い。
Bigbangのプロデュース、ステージもそうなんだが、女性ボーカルの使い方がうまいと思う。

しかし、何度も言ってしまうが、これでメンバーはみんな10代なわけで、とりわけG-Dragonなんか将来どうなるんだろう、と思ってしまう。




FT Island ( エフティ アイランド )

2008-03-05 | Rock


アイドルだ。しかも、男の子。が、これがけっこうかわいいと思えてしまうのが怖い。じいさんが孫を見ている心境に近くなってきたのだろうか。しかし彼ら、なんだか清涼感のあるかわいさではある。デビューアルバム時点で14歳から17歳の子供たちだ。

私が購入したのは6月にリリースされた「Cheerful Sensibility」でなく、12月にリリースされた「The Story of Five Treasures is a Sweet Journey」(長い)だ。
この「The Story of Five Treasures is a Sweet Journey」、ずいぶんとデカイ厚紙の箱に普通のCDケースに入ったCDと、けっこうぶ厚い本になった写真集もどきと、そして彼らのカード写真だ。厚紙の箱の大きさは20cm×20cmくらいはある。捨てるに捨てられず置き場に困る。しかし、「Cheerful Sensibility」の方は、なんかもっとデカイらしく、密封パックで26cm×28cmくらいあるそうな。

「The Story of Five Treasures is a Sweet Journey」(長ぁ)は正規1集のRepackageに当たるが(ネットから拾ってきたデータにはSpecial Repackage EditionとSpecialがついている)、このRepackageには「Cheerful Sensibility」の中の2曲が収録されていない。7曲目の「하지말래요:やめろって」と、11曲目「마중:出迎え」だ。
「The Story of Five Treasures is a Sweet Journey」のCDは2枚組で全16曲が入っている。
そして、「Cheerful Sensibility」の方はどうなっているか分らないのだが、「The Story of Five Treasures is a Sweet Journey」の方は、なんだかChapterが3つに分かれていて、Media Playerに取り込んだネットデータを見ると、全曲曲名の後ろに、「Treasure Chapter」、「Emotional Chapter」、「Island Chapter」という文字ががある。つまり、3つのチャプターに分かれているようだ。
1枚目の1~3曲目がTreasure Chapterで、残りの4~10曲目までがEmotional Chapter、そして2枚目の全6曲がIsland Chapterとなっている。各Chapterを意識して聴いてみると、そんな感じもする。そんな感じもするはずで、歌詞カードのデータを見ると、スタッフは各Chapterごとに分けて書かれ、プロデューサーもスタッフも異なる。

このグループは、みんなでパートを分けて歌うグループでなく、曲の内容はともかく、いわゆるロックバンドの標準的な構成で、イ・ホンギがメインボーカルでオ・ウォンビンも歌っているのようである。最初よく知らなかっただが、調べてみるとそういうことのようだ。つまり他の子たちはそれぞれの楽器担当ということだ。
それはそれでいいのだが、いまひとつピンとこないのが、The Nutsもそうだったのが、曲紹介データに記載されている各パートの名前には彼らの名は無い。「Treasure Chapter」には有るのだが、あとの2つのChapterには無い。れをそのまま受け取れば、レコーディングの時、ボーカル以外は参加していなかったということだろうか。
ステージ上の活動曲は、「Treasure Chapter」の曲なのかも知れないが、よく解らん話しだ。

ところで、クレジットに記載されているミュージシャンには、日本人らしき名前がたくさん見られる。というか、「Island Chapter」はプロデューサーも作曲者もそしてミュージシャンもスタッフも日本人だ。つまり、「Island Chapter」の6曲はJ-popということになる。
たしかに、そんな感じだ。

ジャンルはロックとはしたが、ポップバラードな曲が多い。「The Story of Five Treasures is a Sweet Journey」の1曲目の「너 올 때까지:おまえが来る時まで」などは、ストリングスが幅をきかせた編曲となっているが、これをTVなどのステージで聴くと、カラオケのストリングスをバックにギターを弾いたり、ドラムを叩くことになり、アイドルとしてはこれでいいのかも知れないが、私としてはなんだか変な感じは受ける。
それはともかく、彼らのサウンドは明るく、ちょうど「The Story of Five Treasures is a Sweet Journey」の歌詞カードの写真のように青空を感じる爽快さを与える。

最後に、innolifeさんのコメントを要約すると。(「Cheerful Sensibility」の時のコメントだろう)
「このFT Islandのデビューアルバムには、Kを発掘して日本への進出を成功させたハン・ソンホプロデューサーと、SG Wannabe+、SeeYaなどを成功させたMnetのキム・カンスという制作理事の存在がある。ハン・ソンホは、The Nutsの「小言」、ソ・ヨンウン、K、SEE YAなどのアルバムをプロデュースしている。」
CDのデータを確認してみると、なるほど、Treasure ChapterとEmotional ChapterのプロデューサーにはHanSungHoの名がある。
「作曲家陣は、Vibeの「彼、彼女」、「酒だ」などのリュ・ジェヒョン、SG Wannabe+の「アリラン」、「僕の人:Partner For Life」、 SeeYaの「狂った愛の歌」、イ・ギチャンの「美人」などのチョ・ヨンス、そしてBrown Eyes出身歌手ユンゴンの参加がある。また、SMAP、宇多田ヒカル、m-floなどの作曲した日本の有名作曲家たちが参加し、ポルノグラフィティ、SMAPなどをプロデュースした田村充義がプロデューサーとして参加している。これらのことが、「FT Island」や「Reo Reo」、「Primadonna」など、いままでのK-popとは少し異なる曲を作り出している。
「大物企画者とプロデューサー、作曲家たちが意気投合して低迷している韓国歌謡界に新しい期待の主が登場した。アイドルスター誕生という期待と共に、彼らの素敵な歩みが注目される。」と、いうことだ。期待して見守ろう。




【 PS 2008.10.22 2集 】
まず、CDジャケットを実際に手に取って、見て、何だ! と思ってしまった。これはネット上の写真ではさすがに分らなかった。なんか、いろいろ考えるもんだ。(1集にもまいったが)
何かと言うと、縦・横のサイズはCDサイズで、これはけっこうなのだが、色とりどりの紙袋が全部で7枚、透明のプラスティックケースの中にゴムバンドで束ねられて収められている。
まあ、次の瞬間想像はついたが、一袋づつ中を確認してみると、最初にCDが入っていて(これは普通だが)、やはり、メンバー5人の写真が、裏表で10カットづつ1枚の折りたたんだ紙に、5袋に分けられて入っている。そして、歌詞カードの袋と合わせて計7枚の袋というわけである。面白い。私としては初めてである。

この2集、またも本源が流出したようだ。保安警戒令を出していたようだったが。
(最近、エピックハイ、イ・ヒョリ、ソ・イニョンなども相次いで音源流出しているようだ)
で、当初、8月23日・24日に発売記念コンサートを行い、25日に発売日を迎える予定だったようだが、22日にあるサイト(?)に公開されてしまい、アルバムの発売を前倒し、当日(22日)の午後には、急きょオンライン発売をスタートさせたようだ。

2集、作詞作曲のほとんどが한성호:ハン・ソンホで、作曲には한승훈:ハン・スンフンの名も多く見られる。
クレジットを見ると、1集の前半もそうだったが、2集はすべてプロデュースはハン・ソンホである。この人ストリングスでの編曲が好きなようで、1集、2集そして2集追加版のリードトラックはすべてストリングスが登場してくる。これが「FTアイランド風」ということだろうか。
今回、クレジットを見ると、FT Islandのメンバーの名の記載が見られる。ただし、曲ごとのクレジットが無いのでどの曲なのかは分からない。もしかするとMusic 2.0の最初の2曲か。
(ただしMusic 2.0についてはよく知らない)

ところで、なんと、2集を8月にリリースしたばかりだが、2集のパート2と言うか、2.5集と言うべきか、ミニアルバムが今月(10月)18日にリリースされた。なんだ!?
曲は、1曲Remixが有るが、他はダブってはいない。やはり2.5集という位置付けだろうか。しかし、試聴した限りでは、2集を2枚に分けたって感じで、0.5集の印象は無い。やはり追加版といった感じだ。で、今のところコレクションの予定はしていない。




에프티아일랜드
FT Island
エフティ アイランド

■ Member
이홍기 LeeHongGi イ・ホンギ 1990年3月2日生れ (vocal)
오원빈 OhWonBin オ・ウォンビン 1990年3月26日生れ (guitar & vocal)
최종훈 ChoiJongHun チェ・ジョンフン 1990年3月7日生れ (guitar & piano)
이재진 LeeJaeJin イ・ジェジン 1991年12月17日生れ (bass)
최민환 ChoiMinHwan チェ・ミヌァン 1992年11月11日生れ (drums)

■ Genre
ロック

■ Profile
innolife
empas
Daum
Naver

■ Album
1集(Cheerful Sensibility) 2007年6月 (イ・ホンギ17歳)
2集(Colorful Sensibility) 2008年8月

■ myCollection
1集(Repackage:The Story of Five Treasures is a Sweet Journey)・2集(Colorful Sensibility)

■ cdComment
「The Story of Five Treasures is a Sweet Journey」は小包になっている
(「Cheerful Sensibility」もデカイらしい)
2集「Colorful Sensibility」は袋の束になっている

■ Audition
Bugs
Mnet

■ ReleasedCD
Sound Space
innolife

■ Official/PrivateSite
FT Island 02




◆ 1集 ◆



01. 사랑앓이:恋煩い
02. 행복합니다:幸せです
03. 천둥:雷
04. 한사람만:一人だけ
05. 집착:執着
06. 남자의 첫사람은 무덤까지 간다:男の初恋は死ぬまで
07. 하지말래요:やめろって
08. FT Island
09. Reo Reo
10. Primadonna
11. 마중:出迎え
12. 사랑하는 법을 몰라서:愛し方を知らなくて
13. 첫키스:ファースト・キス




◆ 2集 ◆



01. 사랑후애:愛の後で
02. 여자는 몰라:女は分からない
03. 그대는 사랑입니다:君は愛です
04. Love Is
05. 멋쟁이Vs예쁜이:おしゃれな人Vs 可愛い子 (Ft Vs Pri)
06. 외워두기:覚えておくこと
07. 미워하고 원망하고:憎んで恨んで
08. 1분 1초도:1分1秒も
09. 사랑하지마요:愛さないでください
10. 사랑이라 부르는 이름:愛と呼ばれる名前
11. Troublemaker
12. Train


M ( ミヌ )

2008-03-04 | Dance Solo



민우

ミヌ
本名: 이민우(イ・ミヌ)
1979年7月28日生れ

〈 myPV 〉 ※右クリック
   Minnovation
   남자를 믿지마
   AM 07:05
   Stomp
   The M Style
   Last First Kiss + Let Me Lov
   Girl friend
   BATTLE
   Bump!!
   비야
   Just on night
   sweet girl




《 Genre 》
  Dance

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   아티스트정보:アーティスト 전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ

《 Profile 》
   Nate
   Naver
   KBS World Radio
   innolife

《 Official/PrivateSite 》
   M MINNOVATION
   Minwoo 1st Album
   miniHP




《 Album 》
    1stMini 「Minnovation」 2009年6月
   4集 「M RiZING」 2008年9月
   3集 「EXPLORE」  2007年7月
   2集 「Ⅱnd WINDs」 2005年9月
   1集 「un-touch-able FREESTYLE / MYSTYLE」 2003年11月 (24歳)

《 myCollection 》
  3集 / 4集
  Minnovation
  Live Works - 2006,2007




【 2009.08.04 / Minnovation 】
6月23日リリースのミニアルバム「Minnovation」、去年9月の4集「M Rizing」から9ヶ月ぶりのリリースであり、入隊前最後のアルバムだ。彼は今年入隊を予定している。(なお、4.5集としているサイトもあるがミニアルバムとした)

今回のアルバムもプロデュースはMである。「Minnovation」は、イ・ミヌの「M」と「革新、刷新」の「innovation」の合成語のようで、その同じ名のタイトル曲「Minnovation」はヒップホップビートの電気サウンドでつくられた曲でイ・ミヌが作詞、作曲し、編曲も彼によるものだ。ずいぶん機械的なサウンドで頭からシンセサイザーで始まる。なんでも、英国から直接空輸した最新のサウンドソースがミックスされている、と言う。
人気の方は上々のようで、1週目で各音楽サイト1位にランクインしたようで、アルバムセールスチャートであるハンター週刊チャートで6月4週目18000枚のアルバムを売り上げ1位を記録。ホットトラックス6月4週目アルバムチャートでも1位となっているようだ。

まず、ジャケットのインナー写真だが基本にいいのだが、顔に色粉をふりかけたアップ写真は私の目からはちょっといただけない。
クレジットを見るとMVの振り付けもミヌであるようだ。で、それはOKなのだが、TVステージの振り付けも彼なのであろうか、ちょっといまいちなのだが。なもので、この「Minnovation」、あまりいい曲に聞こえていなかったのだが、CDで音だけ聴くとそうでもない。やはり機械でつくりあげたサウンドだからだろうか。
私としては、ミヌには悪いが、3曲目の「Summer Time」がオーソドックスに好きだ(笑)。

ところで、アルバムとは関係ない話だが、キム・ドンワンがイ・ミヌを想ったのであろう、元カノのエイミーに対しけっこうきつい忠告をしたようだ。この件は、彼女が自身のminiHPに謝罪を表したことで終局したようだが、私としては彼女のことはともかく、キム・ドンワンのイ・ミヌに対する12年の友情に感じるものがある。


【 2008.11.05 / 4集 】
M、早くも4集である。
いい。なかなか個性的な曲揃いである。因みに、12曲中、作詞が5曲、作詞作曲が3曲、その作詞作曲の内1曲が共作で、2曲は編曲もしている。編曲もしているのが6曲目の「멋진 인생:素敵な人生」と7曲目の「가면 무도회:仮面舞踏会」である。2曲とも、より個性的な曲で、「멋진 인생:素敵な人生」はなんか面白い曲で、「가면 무도회:仮面舞踏会」は原曲のメロディをモチーフに編(変)曲した曲になっている。なかなかいい。
フィーチャリングにも、いま旬の顔が見える。5曲目の「Hot!」で손담비:ソン・ダンビを、9曲目の「Honey 꼬시기:Honeyを誘惑」にはWonder Girlsの유빈:ユビンを起用している。
ちょっと、おやっ、と思ったのが8曲目の「윙크 쇼:ウィンクショー」で、ジャズのスタンダードナンバー「シング・シング・シング」にかなり似た曲になっている。

ところで、クレジットをチェックしてみると、3集では頭にProduced byで이민우とし、Executive Producerに장석우:チャン・ソグ(個人)、MusicProducerに강봉구:カン・ボングとしているが、4集ではまず、Executive ProducerをM RISING Entertainmentとして、ProducerにM 이민우、Co Producerに강봉구:カン・ボングとしている。1集、2集を持っていないので何とも言えないが「M RISING Entertainment」が力を付けてきたような印象を受ける。

M 4集、なかなかいい。3集とくらべてアルバムとしての大衆性、存在価値も、完成度もより高まったと感じる。「M RISING Entertainment」としての5集にさらに期待できそうである。


【 2008.03.04 / 3集・Live Works 】
神話のメンバーのソロの中で、이민우:イ・ミヌの音が一番気にはなっていたのだが、彼の顔を思い浮かべてしまって、1集、2集ともスルーしてしまっていた(笑)。つまり、彼の顔があんまり好みじゃなかった(いまは違うが)。しかし、「Live Works - 2006,2007」を試聴していると、やはりコレクションしたくなり、買ってしまった。買ったのは、その「Live Works - 2006,2007」と3集(Explore)だ。3集はVCD付きのRepackageの方だ。1集、2集はいまごろ言ってもいまさら普通には入手し難い。再販でKstarMallさんに掲載されれば買うつもりだが。

イ・ミヌ、いろんな意味でパワフルである。創りだすサウンドはバツグンである。1集、2集をCDで聴いていないので何とも言えないのだが、「Live Works」のライブがいい。この「Live Works」のアルバム、収録の技術もいいがステージで彼がスタジオ並の音で歌いこなしている。一般的にステージでの踊りを伴う音は、CDとくらべかなり落ちるものだが、彼の声にはそれがほとんど無い。実力を感じる。というか、きっとつねに体を鍛えて体力をつける努力を怠っていないのだろう。
編集の方もうまい。曲どうしを拍手や歓声を上手に使ってつなぎ合わせ、あたかも1つのLiveであるかのように聴こえる。実際には、2006年1月13~14日に88体育館で開かれたファーストライブ「M's Girl friend」と 、2006年12月2~3日にMelonAXホールで開かれたセカンドライブ「M Live Works 2006-2007」をつなぎ合わせたもののようである。その2つのライブを1枚目と2枚目で分けるのでなく、2つのライブの曲を混じり合わせて編集されている。
これらを聴いていると、いまステージでは何をしているんだろうと想像し、映像が観たくなる(買おうと思えばDVDはまだ残ってはいるが)。3集のRepackageのVCDには、この時のものであろう映像も収録されている。

そのVCD付きのRepackageの3集だが、収録予定だったが編曲が遅くなって公開されなかった新曲「Explore M」と「The "M" Style」の別バージョンが追加され、「너뿐이라고:私だけだと」がAcoustic Editionとして新しく編曲されている。
そしてファンにはたまらないと思うが、けっこう長めの映像が収録されたVCDがおまけされている。しかもこのVCD、画面は少し小さめだが、DVD並のきれいな映像である。なかなかいい。

しかし、一般的な話としていつも思うのだが、初版にくらべRepackageの方が少し値段が高く設定している場合もあるが、初版に無いもが付いてきてお徳感がある。今回のミヌ場合、私はこれで良かったのだが、初版を買っている人場合は、1、2曲のためにRepackageを再度買うのも抵抗があり悩んでしまうだろうと思う。

彼、いまや作詞・作曲にとどまらず、プロデューサー、そして音楽専門プロダクション「M RISING Entertainment」をも設立している。1集、2集はコレクションできていないので分からないが(しかし想像には難くない)、Repackage3集(EXPLORE M)のほとんどの曲は彼の作品である。プロデュースももちろんM RISINGの이민우:イ・ミヌである。
そしていま、新生Jewelryの5集「One More Time」の作詞で、前回の「Super Star」に続いて話題となっている。
イ・ミヌ、今後も更にますますパワフルに活躍していくことは間違いないだろう。