気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

Kim YoonA ( キム・ユナ )

2006-06-28 | Rock



김윤아
Kim YoonA
キム・ユナ
1974年3月11日生れ
Sound Holic


〈 Bugs MV 〉  ※ 映像が出ない時は再再生 / 速度が遅い時はためてから
   Going Home (3集)
   夜想曲 (2集)
   담 (1集)
   봄날은 간다 (1集)  ※ 映画「春の日は過ぎ行く」

〈 Mnet Video 〉 ※右クリック
   사랑, 지나고 나면 아무 것도 아닐 마음의 사치 (2集)
   야상곡 (2集)
   담 (1集)

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
   キム・ユナ、6年ぶりに3集リリース

〈 気まぐれ五線紙 K-pop 〉
   Jaurim ( チャウリム )















《 Genre 》
  Rock (ほんとうのジャンルは김윤아(笑))

《 Audition / Video 》
   DaumMusic
   곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 포토:フォト / 정규:正規版 비정규:非正規版 싱글:シングル
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver
   KBS World
   innolife

《 Official / Private Site 》
   김윤아
   Sound Holic
   DaumCafe




《 Album 》
   3集 「315360」  年月
   2集 「琉璃假面」 2004年3月
   1集 「Shadow of Your Smile」 2001年11月 (26歳)

《 myCollection 》
  1集 / 2集 / 3集




【 2010.05.11 / 3集 】
キム・ユナ、6年1ヶ月ぶりのソロアルバム3集「315360」である。
この3集収録曲12曲の中には、子供に対する作品が含まれている。6曲目から8曲目までの「Summer Garden」、「에뜨왈르:エトワール」、「Cat Song」がそのようだ。つまり、赤ん坊と生命をテーマにしたコンセプトアルバムともいえる作品のようである。

ジャケットが、まず変わっている。どう表現したらいいのか。
表と裏の表紙には厚紙を使い、すべてのページがアコーディオン状につながった4つに折った1枚の紙のようなっている。歌詞カードは別途4つ折りにして、表表紙の内側のポケットに収まっていた。そして、なんと、最初は気づかなかったのだが、1枚の紙と思ったのが、2枚重ねになっていた。うん、なんだ? と思って、よくよく見ると、これまたなんと、その重ねた内側が、彼女が林や草むらの中で歩いたり、佇んだり、しゃがみ込んだりした姿の写真となっているのだ。2枚重ねの内側(裏側)なもので、そっと覗きこまなければいけない。なんとも扱いづらい。なのだが、なんともいい。好きだ。また、この2枚重ねの表側に使われている写真がいい。モノクロなのだが、キム・ユナが美しい(笑)。(現在、HP「김윤아」でこの写真が見れる) デザインは誰かとクレジット見ると、elephantとなっていて、キム・ユナではなかった。
アルバムのプロデュースは、もちろんキム・ユナで、全12曲とも作詞、作曲、そして編曲も彼女によるものである。

音の方は素晴らしい。47分の間、キム・ユナ節、キム・ユナの世界に浸れる。歌詞が分からないのが悔しい思いのするアルバムである。また、なんか音質がずいぶんクリアなように感じる。ギターとキム・ユナの声がきれい。ただ、時々ビビリ音が聞こえる。私のパソコンだけのことかも知れないが、音質がいいだけに残念。

2曲目の「비밀의 정원:秘密の庭園」を聴いて、3曲目の「가만히 두세요.:そっと置いてください」あたりから、なんだか泣きそうになってきた(実際に涙が出てきたわけではないが(笑))。
5曲目「도쿄블루스:東京ブルース」は、やはりCDで聴くとすごい。歌詞が解らなくても、曲の内容を知って聴くので、すごさが伝わってくる。この曲は、東京で仕事をしていた時に感じた孤独を表現してる(詳細は「キム・ユナ、6年ぶりに3集リリース」を読んで欲しい)。
6曲目から8曲目が子供に対する想いを書いたようなのだが、これは歌詞を訳さないと、ちょっと何とも言えない。ただ、8曲目の「Cat Song」はいかにも子供に聴かせてるような曲で(歌詞の内容が違ったら大恥だが(笑))、なんかお母さんらしくていい。また、編曲にファゴット使用しているのも、K-pop的には珍しいような。
関係無い話だと思うが、9曲目「얼음 공주:氷姫」は、ビビリ音がひどい。なんか、この曲私のスピーカーと相性が悪いのだろうか(笑)。
11曲目の「검은 강:黒い川」も、グッとくるのだが、ビビリ音がけっこう耳を引っぱる(残念)。
ラスト12曲目「이상한 이야기:不思議な話」は、いかにもキム・ユナ節といった感じの曲で、キム・ユナを聴いているって感じがするいい曲だ。
今度の3集、以前のような暗さは無く、明るさ暗さで形容できない、静かな中に優しさを感じる作品に仕上がっていると感じた。やはり、人の親になったということだろうか。
いやぁ、キム・ユナ、いい。最高!


【 2006.08.23 / 1集 】
2集に後れて、1集をコレクション。
しっかりとした本が付いている。1集の詩(歌詞)、エッセー、家族(ペットも)、チャウリムについて書かれているようだが、当然ながら何を書いているのかが解るまでにはかなりの時間を要するだろう。(とりあえず、「私は今も童話が好きだ」、ということだけは解ったが(笑))
それでも、アルバムを聴きながら、本を「眺めて」いると、何か、彼女の言いたいことが伝わってくるような気になってしまう(そんなはずは無いが(笑))。しかし、いつかは何とか読破したいと思う。

アルバムは、一人で静かに聴いていると、彼女の世界に浸れる。
集録曲は、11曲目「파랑새:青い鳥」の作詞と、12曲目「봄날은 간다:春の日は行く」の作曲(松任谷由実) を除いて彼女の作品だ。
13曲目と14曲目はチャウリムのライブだが、キム・ユナ1集のアルバムとしては、この13曲目と14曲目は無かった方が良かったと思う(12曲目もかな)。
もっとも、11曲目「파랑새:青い鳥」が終った後、12曲目が始まるまでの間合いをかなり取っているので、アルバム1集としては11曲で終わりで、12曲からは付録のつもりかも知れない。
1集と2集を比べると、1集の方がゆったりと聴けるが、音楽性はやはり2集だろう。
とにかく、1集、2集ともいい、好きだ。


【 2006.06.28 / 2集 】
チャウリムで書いたことと同じになるが、KBS2の「The Musician Live」が彼女を、しっかり認識した最初だ。それまでは、チャウリムの女性ボーカルとしてしか理解していなかったが(つまり、チャウリムという名の方が大きかったのだが)、 いまはキム・ユナの存在の方がチャウリムより大きい。(チャウリムをキム・ユナのバンドと言っても、別にかまわないのではと思うが、批判も有るらしい)

このKBS2の「The Musician Live」が2004年、キム・ユナがちょうど30歳になったかどうかだの時だが、なんかカッコいい。かわいいし。
6月13日に結婚した彼女のご主人は、今月20日にソウル清潭洞に医院を開業した、김형규(キム・ヒョンギュ)さんという歯科医だそうだ。なんか、ロッカーと歯医者さんって不思議な気もしたが、写っている写真を見ると、なかなか違和感無くお似合いな感じなのだ。そして、それもそのはずで、彼は大学在学中にケーブル音楽チャンネルKMTV(元KM)のVJとして芸能界入りし、俳優、パネリスト、リポーターとして活躍してたようだし、男性3人ユニットKing Joeのメンバーとして歌手活動もしていた人なそうな。
2人の出会いは2002年のアルバム活動でのことだそうで、2人はお互いに好意を抱き、2歳年下の彼、キム・ヒョンギュの方が猛アタックしたそうだ。(2人の出会いは、1998年に行われたキム・ユナの誕生日パーティー、という記事も有るが)

2集「琉璃假面」の11曲は、全曲キム・ユナの作品だが、編曲も、2曲を除いた9曲をキム・ユナがかかわっている。プロデュースはもちろんキム・ユナである。そして、なぜか最初の1曲だけク・テフンがタンバリンをたたいているみたいだ。
(「琉璃假面」は「유리가면」で、유리はガラス、가면は仮面である)
その琉璃假面、試聴もせずに、いきなりCDを聴いたが、いい。好きだ。けっこうショックを受けた。気楽に聞き流せないし、いわゆる、私がコレクションしている「K-pop」とはなんら関係ない、キム・ユナの世界がそこにある。歌詞が解らないのでなんとも言えないが、おそらく私が考える「唄」に近いと思う。
キム・ユナってすごい。なんか、惚れ込んでしまう。



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Jaurim ( チャウリム )

2006-06-28 | Rock



자우림
紫雨林
Jaurim
チャウリム
Soundholic

〈 Member 〉
  김윤아 キム・ユナ (ボーカル) 1974年3月11日生れ
  이선규 イ・ソンギュ (ギター) 1971年8月28日生れ
  김진만 キム・ジンマン (ベース) 1972年2月25日生れ
  구태훈 ク・テフン (ドラム) 1972年11月13日生れ


         ク・テフン          キム・ジンマン       キム・ユナ        イ・ソンギュ


〈 Music Video 〉
       YouTube Channel JAURIM(자우림)

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2013.10.16 紫雨林 9集「Goodbye, grief.」
       2013.10.02 紫雨林9集ティーザー、期待させる!
       2013.09.14 紫雨林、来月9集をリリース
       2010.05.03 キム・ユナ、6年ぶりに3集リリース
       2011.06.30 キム・ユナ、日常生活には問題が無いほど回復
       2011.05.25 キム・ユナ、21日入院!
       2010.05.03 キム・ユナ、6年ぶりに3集リリース


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      Rock

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       JAURIM 紫雨林
       facebook
       twitter
       blog




《 Album 》
        9集 「Goodbye, grief.」 2013年10月
        8集 「陰謀論 (음모론)」 2011年8月
        MiniAlbum(Untitled) 2009年10月
        7集 「Ruby Sapphire Diamond」 2008年6月
        6集 「ashes to ashes」 2006年10月
        5集 「All you need is LOVE」 2004年10月
        4集 2002年9月
        3集 「the wonderland」 2000年7月
        2.5集 「B定規作業」 1999年10月
        2集 「恋人」 1998年10月
        1集 「蜜蝋天使」 1997年10月

《 myCollection 》
      1集 / 2集 / 2.5集 / 3集 / 4集 / 5集 / 6集 / 7集 / 8集 / 9集
      Untitled(2009)
      True Live




【 2013.10.21 / 9集 】
前回の8集からは今回も2年ほどの時間を置いての9集「Goodbye, grief.」、ジャケット写真の鹿の角、あるいは、「이카루스:イカルス」の割れた鏡が何を意味するのかが、私には解らないのが残念である。
(この鹿の角については、インナー写真では4人ともが付けている)

ところで、話は少しずれてしまうが、このジャケット写真で驚いたのが、この写真がキム・ユナ自身だったことだ。最初見た時は、彼女とは思えなかったのだが、にしてもずいぶん化けたものだと思う。
ただ、私としては、彼女がここまで化けるのなら、ほかの3人も何らかの主張を持って写って欲しかったようにも思う。なんだか、4人での写真では、キム・ユナだけが浮いた印象を受けてしまう(しかし、男は難しいか)。

全11曲の収録曲のすべての編曲及びプロデュースはJaurimだ。
10曲目「이카루스:イカルス」(Icarus)は10月7日に先行リリースされている。
(アルバムは10月14日リリース)
リードトラックは6曲目の「스물다섯, 스물하나:二十五、二十一」である。

Track List
  01. 「Anna」
     lyrics: 김윤아  composed: 김윤아  arranged: 자우림
  02. 「Dear Mother
     lyrics: 김윤아  composed: 김윤아  arranged: 자우림
  03. 「님아:愛しい人よ」
     lyrics: 김윤아  composed: 김윤아  arranged: 자우림
  04. 「템페스트:Tempest」
     lyrics: 김윤아  composed: 김윤아  arranged: 자우림
  05. 「I Feel Good」
     lyrics: 이선규  composed: 이선규  arranged: 자우림
  06. 「스물다섯, 스물하나:二十五、二十一」
     lyrics: 김윤아  composed: 김윤아  arranged: 자우림
  07. 「무지개:虹」
     lyrics: 김윤아  composed: 김진만  arranged: 자우림
  08. 「Dancing Star」
     lyrics: 이선규  composed: 이선규  arranged: 자우림
  09. 「전하고 싶은 말:伝えたい話」
     lyrics: 김진만  composed: 김진만  arranged: 자우림
  10. 「이카루스:イカルス」
     lyrics: 김윤아  composed:김윤아   arranged: 자우림
  11. 「슬픔이여 이제 안녕:悲しみよ、さようなら」
     lyrics: 김윤아  composed: 김윤아  arranged: 자우림

     NameList
       김윤아:キム・ユナ / 자우림:Jaurim / 이선규:イ・ソンギュ / 김진만:キム・ジンマン
       (※7曲目「무지개:虹」の作詞、作曲はDaum Musicを参照した)

アルバムタイトル「Goodbye, grief.」の意味は「さよなら悲嘆」とでも訳せばいいのだろうか(griefは深い悲しみ)、いつもながら、Jaurimのロックな主張を感じる最高のアルバムである。
(ただし、私としては、あくまで憶測するしかないのだが)

音楽評論家배순탁:ペスンタクという人の、このアルバムに対する評論の後半を以下に意訳してみた。
(ちょっと私には難解過ぎて訳すには適さない文章なので、訳に間違いがあるかも知れない)

この9集「Goodbye, grief.」のキーワードは「좌절:挫折」と「죄의식:罪の意識」だ。
現実に対する挫折と、別れた誰かに対する罪の意識は、青春という時代の必然の副産物である。
「이카루스:イカルス」を、このアルバムの10曲目に置いた最も大きい理由がにここにある。
この「이카루스:イカルス」で、「挫折」と「罪の意識」の、この2つを懐に抱いて、最後の曲「슬픔이여 이제 안녕:悲しみよ、さようなら」で、9集の有終の美を飾る。
どんな作品でも、普通最初の曲にそのアルバムの表情が象徴される。つまり、この曲「이카루스:イカルス」を意味もなく10曲目に置いたということではないということだ。

Jaurimはこのアルバムで肯定主義という福音を借りて、善解釈で聴く人を麻酔させない。そうではなく、冷厳な現実を前に向き合えと話したあと、「이카루스:イカルス」でそれとなく勇気を吹き込んでくれる。
つまり、Jaurimのこのアルバムは麻酔剤でなく覚醒剤としての音楽である。

結局、人生というものは避けられない敗北だ。希望というのは、希望がない状況の中だけでやっと切実になりえることだ。その時初めて、私たちは用心深く、「Goodbye,grief.」と歌うことができるということだ。

(※ この原文は、Daum Music 「집 Goodbye, grief.」の「앨밤소개」に書かれている)


【 2011.08.31 / 8集 】
7集から2年2ヶ月、2009年のアンタイトルのミニアルバムからも10ヶ月が経っての8集のリリースである。
さらには、キム・ユナの体調不良もあって、本来の8集予定日からも2ヶ月ほど遅れてのリリースとなった。

紫雨林8集、ジャケットが少し変わっている。絵柄も変わっているが、紙袋入りとなっていて、こういう仕様は私としては初めてだ。ただ、袋の中は従来からのオーソドックスなプラスチックケースのジャケットであった。
インナーの写真はネットでもチラチラ見かけるスナップ写真なものが少々といった感じで、面白いと言えば面白いが、取り立てて言うほどでもない。ただ、外側の紙袋の表紙のデザインや、あちこちに見られるちぎった様な紙片のデザインの発想はユニークだ。デザインは엘리펀트:エリファントと書かれている。

収録曲は全11曲で、内2曲が8月にデジタルシングルリリースされたものとなっている。
また、最後の曲はアウトロ的なつもりだろうか、1分46秒ほどの(MediaPlayer表示時間)の短い曲となっている。
プロデュースはもちろん紫雨林である。
レコーディングとミキシングは4集以降同じ日本人のヨシムラ・ケンイチである。

Track List
  01. 「Happy Day」
     lyrics: 김윤아  composed: 김윤아
  02. 「Idol」
     lyrics: 김윤아  composed: 김윤아
  03. 「EV1」
     lyrics: 김윤아  composed: 김윤아
  04. 「꿈에:夢に」
     lyrics: 김윤아  composed: 김윤아
  05. 「Peep Show」
     lyrics: 김윤아  composed: 김윤아
  06. 「Red Rain」
     lyrics: 김윤아  composed: 김윤아 & 김진만 & 이선규
  07. 「혼자가 아니야:一人じゃないさ」
     lyrics: 김윤아  composed: 이선규
  08. 「답답:憂鬱」
     lyrics: 이선규  composed: 이선규
  09. 「from: me@iwaswrong.com to: you@aremy.net」
     lyrics: 김윤아  composed: 김진만 & 이선규
  10. 「피터의 노래:ピーターの歌」
     lyrics: 김윤아  composed: 김윤아
  11. 「Snowdrop」
     lyrics: 김윤아  composed: 김윤아

    ※ 歌詞カードにアレンジの記載は無いが全曲紫雨林ということだろう
    ※ 8曲目「답답」は日本語には無い漢字で、「憂鬱」と書いたが「いらいら」がいいのかも?

2曲目「Idol」がリードトラックで、タイトルが「アイドル」というだけで一部誤解もあったようだが、そういう内容ではないようだ。しかし、歌詞の内容は簡単に訳せるほど簡単ではない。
3曲目の「EV1」は先月8月12日にデジタルリリースされた曲で、アルバムタイトル「陰謀」にもつながるであろう曲のようで、(私は、何ら知識、情報を持っていないが)GMが作りだした汚染物質を全く排出しなかったEV1が消えてしまったことへのロックなメッセージ曲になっているようだ(うまく訳詞されたものを熟読する必要ありそうだ)。
4曲目「꿈에:夢に」は、夢幻的な憂鬱さが濃い曲で、これも歌詞が難しそうだ。
5曲目の「Peep Show」も、歌詞の内容をよく理解する必要がある、ちょっと難しい曲だ。ただし、音楽的サウンドの良さは分かりやすい。この曲も先月8月12日にデジタルリリースされた曲だ。
6曲目「Red Rain」の作曲は3人の名前となっていて、スイングジャズを思い起こす変わった編曲で面白い曲に仕上がっている。
7曲目「혼자가 아니야:一人じゃないさ」は聴くと可愛い感じの曲に聞えるのだが、よくよく聞くと恐ろしい執念が感じられる面白い曲のようだ。
10曲目の「피터의 노래:ピーターの歌」は、このアルバムの中で最初に書きあげた曲のようで、「ピーター」とは「ピーターパン」のことらしい。
最後のアウトロ的曲「Snowdrop」も歌詞の内容に重さのある曲だ。また、曲のタイトル名を「Snowdrop」としたことも意味深長さを感じる。「スノードロップ」は冬の終わりから春先にかけ花を付け、春を告げる花として知られていて、花言葉には「希望」の意味もあるようだ。

紫雨林の8集、アルバムタイトルが「陰謀論」というだけあって、奥があるというか、重たいというか、難しいそうな曲が多く、いまの私には歌詞の内容を完全に理解することは不可能なので想像力に頼るしかないようだ(悲)。


【 2009.10.14 / MiniAlbum(Untitled) 】
7集の次で正規版なら偶数のリリースとなる。ということだろうか、今回は暗いモードのアルバムの番のようだ。
そして、その暗さに迫力を感じる6曲だ。「나사(螺絲)」のMVは見るに耐えかねる。しかし、音楽性はすごい。

このミニアルバムのタイトルは無い。タイトルを付けなかった理由は、「新しい試みをしようという意味が強いアルバムだったので、特定のタイトルを付けることによって生まれる先入観を排除したかったから」、だそうである。(タイトルが無いとなにかと不便なので、とりあえず「Untitled」というタイトルということで)

このタイトルを付けなかった思想はジャケットにも徹底している。メディアとしてのCDにも一切文字は無く、歌詞カードも、ほんとに真黒なカードが4枚、1人1枚で歌詞の裏に4人の写真風なイラストが描かれている。これを考えたのはキム・ユナのようだ。
さらに、特徴的なのが、さすがク・テフンは除いて、全員が1曲以上づつ作詞そして作曲をしている。つまり、「magnolia」と「나사(螺絲)」をキム・ユナが、「glitter」をキム・ジンマンが、「Dew」と「꿈속의 연인:夢の中の恋人」をイ・ソンギュが、各自で作詞作曲となっている。最後のトラックの「숙취(宿醉)」はキム・ユナ作詞でキム・ジンマンとイ・ソンギュが作曲している。
「magnolia」と「glitter」は英語の歌詞だ。そして、「꿈속의 연인」はイ・ソンギュ自身だけが歌っている。
もちろん、プロデュースは紫雨林だ。

この「Untitled」のアルバム、たしかに、「新しい試みをしようという意味が強いアルバム」である。で、すぐには、単純に最高と言えず、少し聴き込む必要があった(そして、訳詞の必要もあるだろう)。
いやぁ、しかし、さすが紫雨林って感じのアルバムである。

なお、キム・ユナは現在ソロアルバムの制作中、とのこと。リリースが待たれる。
しかし、また暗いのだろうか(おそらく、そうではないだろう、たぶん(笑))。


【 2008.07.23 / 7集 】
まず、遅ればせながらご出産おめでとう、と言いたい。ずいぶんかわいい男の子で、現在早や、9ヶ月になる。(キム・ユナの話)
意外だったのが(単に親バカなのかも知れないが)、息子さんの写真が6ショットほどネット上にアップされている。(一部TV映像を勝手にキャプチャーしたのも有るが、記事はかなりの数で掲載されている)
彼女は子供を表に出さないないのかと思っていたので、ちょっと意外。また、彼女、出産前よりずいぶん綺麗になった。(授乳やつれのようだが、結果綺麗になった)
ご主人も、もともと芸能関係をやっていた(歯医者さん)とはいえ、なんだか、キムユナナイズされた写真が掲載されている。家族3人での写真もいいが、彼女が赤ちゃんと2人で、普段着の顔で幸せそうに写っている写真は、なんとも嬉しい。

そして、ご主人との出会いに関する新たな記事も掲載されていた。何でも、音楽をきっかけに10年間友達として付き合ったのだが、彼女としては、初めはご主人を2歳年下の弟のように思っていたらしい。しかし、ご主人の方は、彼女を初めて見た瞬間から結婚を考えていたらしい。彼女は、それについて「무서운 남자다:恐ろしい男だ」と言いながらご主人を惚気ているようだ。なんにしても、お幸せそうで何よりだ。
また、歌手になったきっかけも話している。なんでも音大の作曲科にいきたかったようだが、お父さんの反対であきらめ、성신여자대학교(성신女子大)で趣味でバンド活動をしている時、弘益大近くでの演奏を偶然に映画関係者の目にとまり歌手になったそうである。

映画関係者で思い出しが、そう言えば彼女、この間観た映画「ユゴ」(2005年作品)に出ていてびっくりした。どっかで見た顔と思って後で調べると、これ以外にも、1998年の「インタビュー」、そして去年2007年「13歳スア」にも出ている(これはDVDが無い)。すべて歌手の役ではあるが、演技もしている。じつは、「インタビュー」も観ているが、その頃はまだ彼女を認識していなかったので、今度再度、意識して観てみるつもりだ。
やはりこれって、最初のデビューのきっかけが映画関係者だったからだろうか。

ずいぶん本題に行くまでに行数が進んでしまったが(しかもチャウリムでなく、キム・ユナの話しばかりで)、そのキム・ユナ復帰の7集「Ruby Sapphire Diamond」、1年8ヶ月ぶりのリリースである。
リードトラックは7曲目「Carnival Amour」で、今回の収録曲の中で最も派手なサウンドの曲だ。なんでも、人生をゲームに例えて、少女が大人に変わっていく姿が描かれているらしい。作詞作曲は、もちろんキム・ユナである。
この曲についてキム・ジンマンは、ガーシュインを意識したオーケストラが、聴き手の気分を盛り上げる曲、と表現。イ・ソンギュは、この曲を聴いて、最も紫雨林らしいとよく言われ、紫雨林だけの自信と音楽に対する真剣さが込められている、と言われ嬉しい、と語っている。
PVについてキム・ユナは、「寂しさや現実の厳しさを表現しながらも、主人公の愛に対する幻想を視覚的に見せることができるようにしました」と説明しているようだ。
私としては、どれもいまひとつピンとこない。キム・ジンマンの話しが一番分かりやすいか。

今回のアルバムをリリースするにあたって、イ・ソンギュは「音楽を11年間続けてきて、紫雨林だけのカラーが何か、わからなかった。今回のアルバムで、紫雨林のカラーがこれなんだということを、11年目で悟った」と語り、今回のアルバムに対する自信を表わしている。
また、彼らは今回のアルバムのコンセプトに対して「いつもそうだったが、こんなアルバムを作ってみたい、と始めたことはない。今回作って見ると、前作より透明でスピード感あるアルバムになったようだ」と話しているようだが、訳が悪いのか、これもいまいちよく解らない。
なお、今回の作詞作曲は、4曲目の「Drops」と9曲目「27」の作曲がイ・ソンギュ、5曲目の「20세기 소년소녀:20世紀の少年少女」と13曲目「Blue Marble」の作曲がキム・ジンマン、10曲目「옛날:昔」の作詞作曲がイ・ソンギュ、12曲目「Poor Tom」の作曲がキム・ジンマン、作詞がイ・ソンギュで、それ以外がキム・ユナの作詞作曲である。珍しい曲と思えるのが、12曲目の「Poor Tom」で、作曲がキム・ジンマン、作詞がイ・ソンギュでされている。やはり、出産との関係だろうか。

サウンドの方は、キム・ユナのボーカルが一段と多彩な感じで、いろんな声色が聞こえてくる。リードトラックの「Carnival Amour」は、その最たる曲で、最初誰かフィーチャリンされているのかと思ったほどだ。(ちょっと宝塚を思い起こす)
グループとしてのサウンドもかなりいい。イ・ソンギュ、キム・ジンマン、ク・テフンは、このグループがロックバンドであったことを思いださせてくれる色彩を作り出している。(少し40数年前のエレキサウンドも思い出されるが)
今回のリリースアルバム、たしかに、紫雨林らしいカラーはよく表れている。


【 2007.11.20 / 2.5集 】
コレクションしない予定だった2.5集なんだが、やはり購入してしまった(とりあえず入手して聴いてみた、というのが正しいか)。
しかし、この正規版2.5集は本来の正規版0.5集とは少し違う。本来であれば正規版から外したアルバムとすべきの「リメイク版」なのかも知れない。このリメイク版、基本的には1集と2集のリメイク(?)なのだが、なんだが別の曲になってしまっている。つまり、だから、2.5集でいいのかも知れないのだが。
Sound Spaceさんの評にれば、「まったくハンパじゃない2.5集、カバー曲集というより発想だけを借りた新作」、ということになる。
アレンジは、もちろん家内工業で、14曲中、イ・ソンギュが4曲、キム・ユナが3曲、キム・ジンマンとク・テフンが1曲づつ、キム・ユナとキム・ジンマンの共同が1曲、そして4曲がチャリウムになっている。
じっさい、どう表現したらいいのだろう、アレンジのやりたい放題というか、好き放題というか、また、歌いたい放題と言えばいいのか ・・・ 。ある意味、ジャズだ。


【 2007.10.24 / 4集・3集・2集・1集 】
紫雨林のアルバムは、「True Live」を持っていることで、なぜか全部コレクションしたつもりになっていまっていて、KstarMallさんで全集を再販しているのを見つけた時、大半を持っていないことにいまさら気づき(おかしな話しだが)、即、4集・3集・2集・1集を注文。これでやっと全集そろったことになる(リメイクの2.5集はとりあえず外した)。
改めて、4集からさかのぼって聴いてみる。

<4集>
この4集の前に、キム・ユナ1集「Shadow of Your Smile」(2001年11月リリース)がある。また、この頃日本での活動もあったようだ。つまり、3集とは少し跳んだ、一直線ではつながらない作品かも知れない。6集・5集にくらべ、いかにもロック、というサウンドも聴かれるが、キム・ユナの世界は色濃いと思う。まだ何度も聴き込んではないので何とも言えないが、アルバムとしては少し統一感が無いかも知れない。
ところで、CDを入手してはじめ分かることだが、このCD、12曲目の後、13トラックから17トラックまで10数秒のPause Trackという無音のトラックが入り、18トラックはHidden Track(?)となっていて4分46秒の曲が入っている?何これ!

<3集>
2000年7月のリリースだから、5集からは4年前ということになるが、キム・ユナの声色が明らかに違う。
また、サウンドも、この頃はやはりキム・ユナ色がまだ薄いようだ。この時の3集は軽くて明るい。
たしかに、4集との間に何らかのボーダーが有るように思える。
アルバムとしての狙い、統一感を感じ、いわゆるビートのきいたロックバンドの感有りで、アルバムとして、いまの紫雨林のサウンドイメージとは少し異なる。
ラスト曲「마왕:魔王」でいまのキム・ユナ節が聴き取れる。

<2集>
この時までの英字綴りはJaoorimmだ。
ロックには違いないが、かなりソフトで、そして暗く、難しく表現しているが、けっこう聴きやすいアルバムだ。
しかし、言葉が解らないので、CDジャケットの歌詞カードの作りを見ても、このアルバム全体の意図するところがよく解らない。
(もちろん、他のCD、他のアーティストの場合でもよくは解らないことは多いのだが)
1曲目「연인 (戀人) 3/3」、5曲目「연인 (戀人) 2/3 (Lover)」、10曲目「연인 (戀人) 1/3 (Queen)」、14曲目「연인 (戀人) 3/3 (Angel)」、って何を意図しているのだろう?
いまのチャリウムとは違うし、よく解らないアルバムだが、何かメッセージっぽいものを感じて、曲としてもなんだか好きだ。6曲目「동두천:東豆川 (Charlie)」のベースラインもいい。

<1集>
いよいよデビューアルバム。けっこう硬派なアルバムだ。いい。
しかし、キム・ユナの声色がぜんぜん違う。
4曲目「욕:ののしり」のベースラインはジャズだ。このアルバム、けっこうジャズっぽい。
こうしてさかのぼって聴いてみると、個々の曲は別にして、1集から3集と、4集から6集とで大別できるように感じるのだが ・・・ 。そして1アルバムごとに特徴が有り、1集から6集に向け変化(進化)している。
こんどは1集から6集に向けて聴いてみよう。
それと、やはり2.5集も購入すべきだろう。
しかし、こうしてみるとキム・ユナという人、天才だと思う。
はたして、7集はどんなアルバムをリリースしてくれるのか。


【 2006.11.01 / 6集 】
6集を聴いた。ひと言、暗い。チャリウム6集というより、キム・ユナ2.5集のような世界だ。
しかし、このキム・ユナの世界には惹かれるものがある。最近、私はキム・ユナに惚れこんでしまっているようだ。にしても、アルバム後半はどんどん暗くなっていって、さすがに聴いてて疲れる。少なくとも、ロックグループのアルバムからはかなり離れてくる。
13曲目にイ・ソンギュの「Good Boy」が出現するが、これで少し救われ思いだ(この曲も十分暗いのだが)。
6集全15曲中、キム・ユナは作詞作曲を8曲、作詞のみを3曲している。
この暗いアルバムの中、明るい曲(?)と言ってもいいのが4曲目の「You And Me」だ。この曲は、MVも含めて、不思議な魅力のある曲だ。好きだ。
CDジャケットの写真も、いかにも、って感じになっている。まず色は基本的に黒色だし、何も無い真っ黒のページがたくさん有ったり、キム・ユナの全く同じ写真が2枚ずつ有ったりで、何と言ったらいいのか、私の作文力では表現できない。
録音の方も、録音技術を駆使した(?)と言うか、録音の違和感を表現した(?)というか ・・・ 。
ところで、このアルバムタイトルの「ashes to ashes」の意味が解らない。


【 2006.06.28 / 5集・True Live 】
私のK-popの知識の原点である古家正亨さんの著書「K GENERATION K POPのすべて」を読んで、紫雨林(チャリウム)というグループが、ロックの大衆化という点で、一目おいたグループである、ということは知ってはいたが、その時はロックをそれ程コレクションしたいとは思っていなかったので、CDも購入していなかった。
ロックはヒップホップにくらべると断然好きだし、若い頃はそれなりに聴いてはいたのだが。(古~い話しだが、カルメンマキが好きで、オズのライブに参加したことも思い出される)

最近、「cafe24」というファイルサーバサービスに出合ったのだが、その中のファイルに彼らチャリウムの(いや、キム・ユナの)2004年KBS2で放映された「The Musician Live」というライブ映像を見つけた。 宝の山
この時のキム・ユナのステージ姿と歌ですっかり彼女の虜になってしまった。
正直言って、歌に聴き入る前に、彼女のお下げ髪と紺のブレザーにタータンチェックのスカートというファッションにまいってしまった。かわいいというか、カッコいいというか ・・・ (笑)。そして、歌がいい。(これが、やはり、キム・ユナのカリスマ性ということになるのだろうか)

チャリウムのステージは、キム・ユナのロックに似つかわしくないスカート姿がいい。写真で見た皮のパンツルックもいいが、このスカート姿のロックというのが、私には何か新鮮だ。(彼女のステージは、ほとんどがスカートのようだ)4人が創り出す音も、私が好みとするロックサウンドで、聴きやすくていい。
ということで、やはり、チャリウム(Jaurim)も買っておこう、ということになりコレクションした。

チャリウムってキム・ユナのバンドだったのだ。そのあたりの認識は今ひとつ出来ていなかった。(リーダーはイ・ソンギュということになっている資料も有るのだが)
このグループは、二つのグループがひとつになったようで、詳しくは下記のinnolifeさんページに書かれているが、かいつまんで言うと、キム・ユナとク・テフンはフルカウントというバンドで出会っており、一方でイ・ソンギュとキム・ジンマンはC.C.Rというバンドで活動していた。彼らが集まったのは、キム・ユナが当時新しく所属したウッドチャイルドというバンドのコンサートを見に来たキム・ジンマンがキム・ユナと一緒に活動することを提案したのが始まりであったようで、この時にク・テフンを除いた3人でグループをスタートしている。グループ名は미운오리:ミウンオリ(醜いアヒル)。
ク・テフンとは、偶然にクラブジェームスというところで再会し、メンバーに加わったようだ。ここで、今の4人組チャリウムの誕生である。グループ名もこの時「자우림(紫雨林)Jaoorimm チャリウム」となったようだ。
紫雨林とは、紫色の雨が降る森という意味だ。漢字語で、紫(자:チャ)・雨(우 ウ)・林(림 リム)。

いまのところ、5集とライブ「True Live」しかCDでは聴いていないが、何を隠そうKBS2で放映された「The Musician Live」のライブが一番いい(笑)。
「True Live」がDVDであってくれたなら、10倍いいのだが ・・・ 。しかし、音はライブとは思えないくらい、いい録音になってる。
5集の全13曲の中、作詞作曲を見てみると、キム・ユナが6曲、イ・ソンギュが4曲、キム・ジンマンが2曲、ク・テフンが1曲となっている。(キム・ジンマンの2曲の作詞はキム・ユナ)そして、何よりもいいのが、全曲「チャリウム」の編曲になってる。完全に家内工業になってるのだ。(1集から4集もそうなんだろうか)
しかし、チャリウムを(ロックを)聴く場合、やはり言葉が解らないことが残念だ。かなりメッセージ性が強いはずなんだが ・・・ 。

ところで、彼らの英字の綴りは3集でJaoorimmからJaurimに変えている。
しっかり調べた訳ではないので、いいかげんなのだが、他のアーティスト達も、同じ頃に英字綴りを変えたのではないかと思われる。ポップス界の流行とかでなく、国内で何かそういう動きがあったようだ。
(PS: 2000年7月4日、韓国文化観光部が「韓国語のローマ字表記法」を発表している)



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Lisa ( リサ )

2006-06-21 | R&B



리사
Lisa
リサ
정희선:ソン・ヒソン
1980年2月25日生れ
Jellyfish

〈 myPV 〉  ※ 右クリック
   그려 봅니다. (3集)
   그려 봅니다. [MV] (3集)
   인연 (2集)
   인연 [MV] (2集)
   작은 천국 (2集)
   헤어져야 사랑을 알죠 (2集)
   헤어져야 사랑을 알죠 (2集)
   Tonight [MV] (1集)
   다 괜찮아요 (1集)
   사랑하긴 했었나요 (1集)
   사랑하긴 했었나요 [MV] (1集)







《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs(New)
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   KBS World

《 Official / Private Site 》
   DaumCafe
   miniHP



 作品 「Future」


《 Album 》
   3集 「Fetherlight」 2007年11月
   2集 「Mind Blowin'」 2006年5月
   1集 「Finally」 2003年11月 (22歳)

《 myCollection 》
  1集 / 2集 / 3集




【 2009.12.05 / News 】
2年も前ものニュースだが(汗)、弘益大西洋美術専攻出身のLisaが、ソウル総合芸術学校実用音楽芸術学部のボーカル専攻の教授となっていた。
(※ ソウル総合芸術学校は4年制4学部と2年制3学部を置く実用芸術大学のようだ)
多才の彼女は教授にもなったようである。

   '미대 출신' 리사, 보컬 교수님 됐다
   가수 리사, 무료 보컬 특강 실시


【 2007.12.11 / 3集 】
3集、音楽的にかなりハイレベルなアルバムの感じである。
CDジャケットの画も、なんだか芸術性が高そう(絵はよくわからないのだが)。そして、そうだろうと思ったが、やはりこの画は彼女の作品のようだ。
このジャケットの画は壁画だ。壁の4m×5mくらいのスペースに描かれている。ジャケットのインナーの写真には、彼女が脚立に載って絵を描く制作過程の写真も載せられている。2集のCDジャケットでのバックの絵も、3集のようには表立って表現はしていないが、彼女の作品である。

音の方は、すこしR&Bのサウンドから離れ、バラードなアルバムの感がある。1集、2集の方が好きかも知れない。(そもそも、韓国歌謡界全体がバラード化している感があるが)
シンガーソングライタとしての作詞作曲は、13曲中、作詞が4曲、作詞作曲も4曲である。また、プロ級のピアノ奏者として、5曲目の「My Melody」のピアノは彼女が弾いている。そして、多才な彼女は10曲目の「First Time」のギターのアレンジにも関わっているようだ。
因みに、1集の作詞作曲は、実質12曲中、作詞が4曲、作詞作曲が1曲である。
また、2集は、14曲中、作詞が5曲(内1曲が共作)、作詞作曲が3曲(内1曲の作曲が共作)で、8曲目の「Flower」のギター演奏も彼女である。(たしかに、多才!)


【 2006.06.21 / 1集・2集 】
Lisa、なかなか聴かせてくれる。うまい。最高。
この人も子供の頃をスウェーデンですごした帰国子女のようで、スウェーデン語、ドイツ語、ポーランド語、そして英語と4カ国語が話せるそうだ。

なんだかよくは分らない話だが、innolifeさんによると、世界青少年音楽祭Honor Choirで優勝し、ポーランドのミュージカル「Girlfriend」で主演をやったそうだ。

弘益大学の絵画科を卒業した(あるいは、在籍している)ようで、美術の才能にも恵まれ、またプロ級のピアノ、クラリネット演奏ができるマルチアーティストで、さらにはシンガーソングライタでもある。(なんかすごい人のようだ)テレビなどで歌っている姿は、ジャケットのイメージとはずんぶん違う感じだ。(もっとも、これはみんなそうなんだが)

この人の歌は、聴き込むほどに良くなっていく。初めて聴いた時は、そんなに強く感じるものが無く、軽く歌っているように受けとってしまったのだが、数を重ねて聴いていくうちに、だんだんと、この人の歌の良さが分かってきた。向かい合って聴くと、心にやさしく、じんわりと沁みこんでくる。いい。



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SeeYa ( シーヤ )

2006-06-14 | Ballad



씨야
SeeYa
シーヤ
Core Contents Media

〈 Member 〉
  김연지 キム・ヨンジ 1986年10月30日生れ
  이보람 イ・ボラム 1987年2月17日生れ

  이수미 イ・スミ 1989年3月3日生れ ※ 「Rebloom」のみ
  남규리 ナム・ギュリ 1985年4月26日生れ ※ 3集まで


〈 Music Video 〉
   Bugs MusicVideo 全19映像(60秒)
   DaumMusic MusicVideo 全21映像

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
   2011.01.30 SeeYa、最後のステージ
   2011.01.22 SeeYa、Last Album 「See You Again」
   2010.12.20 キム・グァンス代表インタビュー (SeeYa解散)
   2010.12.15 ナム・ギュリが、「Good Bye My Friend」に参加(嘲笑)
   2010.12.14 SeeYa、公式に解体宣言!
   2010.09.06 SeeYa、今日デジタルシングルリリース!
   2010.07.24 SeeYaのスミ、男女共学に移籍
   2009.11.03 SeeYa、カムバック (11月1日「人気歌謡」)
   2009.10.23 新SeeYa、ティーザー公開!


  
  
  
  
  
  
  
  
  


《 Genre 》
  Ballad

《 Audition / Video 》
   DaumMusic
   곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 포토:フォト / 정규:正規版 비정규:非正規版 싱글:シングル
   Bugs
   아티스트:アーティスト 앨범:アルバム 곡:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 한마디:ひと言
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver

《 Official / Private Site 》
   miniHP ヨンジ
   miniHP ポラム
   Daum Cafe




《 Album 》
    SpecialAlbum 「See You Again」 2011年1月
    MiniAlbum 「Rebloom」 2009年10月
    3集 「Brilliant Change」 2008年9月
    2.5集 「California Dream」  2008年1月
    2集 「Lovely Sweetheart」 2007年5月
    1集 「The First Mind」 2006年2月 (ヨジン19歳)

《 myCollection 》
  1集 / 2集 / 2.5集 / 3集
  Rebloom
  See You Again




【 2011.01.31 / See You Again 】
SeeYaの解散については「気まぐれ五線紙 Entertainment」で書いた。
まあ、(私が)イメージするSeeYaとしては2.5集で終わっていたのかも知れない。

SeeYa最後のアルバム「See You Again」は、最後の別れの曲としての2曲と、13曲のベストアルバムである。
ジャケットのインナーの写真は「내겐 너무 멋진 그대:私にはとても素敵なあなた」のミュージックビデオでのカット写真で、その「내겐 너무 멋진 그대:私にはとても素敵なあなた」を収録した時を思わすスタジオのマイクの前の写真と、3人が昔を振り返る部屋の写真だ。きれいだ。そして、3人が均等になるよう編集されて載せられている。

最後の2曲でのヨンジの歌のうまさが光る。とくに「The Last」は素晴らしい。もっと正確に言えば、CDのヨンジよりさらに、最後の4日間のステージでのヨンジはすごかった。驚いた。記憶に永遠に残りそうな1曲だった。

この3人、SeeYaの名で、またいつか何かを一緒にすることもあるのかも知れない。
気になるのは、ヨンジとポラムのこれからなのだが、それはまた期待とも言えるのかも知れない。
どんな形で、どんな音を聴かせてくれるのだろうか。


【 2009.11.06 / Rebloom 】
ナム・ギュリ、擦った揉んだの挙句脱退。現在、事務所はどこに所属しているのか。法定代理人に法人「JiSung Horizon」という文字をよく見かけるが、ここはおそらく法律事務所だろう(?)。

で、空いた穴を埋めたのが수미:スミだ。彼女は、小学校6年生の時、パク・チニョンが司会を務めたSBSの「英才育成プロジェクト」の予選をパスしたが、両親の反対に遭いそれ以降はそのプロジェクトには参加しなかった経歴を持つ(このプロジェクトからは、Wonder Girls、2AMなどが出ているようだ)。で、最近までフライトアテンダントになるために勉強中だったらしいのだが、知人の紹介でコアコンテンツメディアの関係者に会って、6ヶ月の説得の末、歌手の道に進む意志を固めたそうだ。なかなか見映えのよい可愛いコだ。歌の実力の方はまだよく分からない。
(ところで、説得6ヶ月だとナム・ギュリとの計算は、と思うが、この説得は単に歌手への説得という意味だろうか?)
そして、ヨンジ、ポラムも、スミが入ってきたことで、自分たちも初心に帰って新しいSeeYaを作ろうと頑張っているようである。(これで一安心だろう、よかった)

ジャケット写真の3人を、新SeeYaと見ずに、まったくの新しいグループの誕生として見ると、まったく違和感を感じない無い。そう見ると、TVでのステージもなかなかいいように思えてくる。
そのステージでの活動曲は、ミニアルバム「Rebloom」(再び花開く)の1曲目「그 놈 목소리:あいつの声」の作曲は、Brown Eyed Girlsの「L.O.V.E」、「Abracadabra」を作曲した(どちらも共作)이민수:イ・ミンスである。(たしかにそんな感じの曲だ)

ミニアルバム「Rebloom」、いまの3人でなかなかいい音を聴かせてくれる。いままでのSeeYa、とくに1集なんかのSeeYaの面影はまったく無いと言っていいのだが、新しいグループとして聴くとかなりいい。まだ、聞こえてくる声色が誰の声なのかよく分からないのだが、みんな力強い張り切ったいい音、声色だ(5曲目の「T-Gana」は、ちょっと元気良すぎるかも(笑))。そして、上手い。まあ、もともとヨンジ、ポラムも歌の上手さは分かっていることで、当然なんだが。
そして、今回のアルバムの2曲目「앗차!:アッ!」、これはけっこうセクシーに聴かせてくれる(この声色は誰!)。また、当然バラード系もいい。しかし、これも、この声色は誰、って感じで誰の声かいまひとつ分からない(汗)。

トラックはもともと5つだったのだろうか、ネット上の各サイトに書かれている曲数は5曲で、CDに収録されている最後のトラック、6曲目の「여성시대:女性時代」は見当たらない。この「여성시대」はナム・ギュリが抜けて不安定だったSeeYaにDavichi、そしてまだT-araのメンバーが確定していない頃の지연:チヨンの連合メンバーの例の曲である。まあ、ボーナストラックというつもりかも。この曲、大衆的ないい曲で好きだが。

新生SeeYa、最初、SeeYaという既成の目で見ると(耳で聴くと)違和感も感じ、どうなんだろうとも思っていたのが、白紙にした耳で、まったく新しいグループとして何度もCDを聴いているうちに、いやぁ、なかなかいい音を聴かせてくれる、実力あるすごいグループかも知れない、と思えてきた。聴けば聴くほどよくなってきた。


【 2008.10.26 / 3集 】
まず話題として、ナム・ギュリのホラー映画『血の中間考査』の女優デビューでのソロ活動などで脱退の話しが有るのだが、彼女としては歌手としての夢も大きいということで、脱退はせず両立させるということのようだ。(一時、既に脱退したものとしての記事も多かったのだが)
まあ、実際のところは分からないが、今年の1月のことではあるが、30日にキム・ヨンジが倒れた際の映像を見ていると(観客の1人が撮影したもの)、3人の呼吸は合っているようではあったが。(で、この日のキム・ヨンジ、どうしたのであろうか、その後は元気そうではあるが)

さて3集、ジャケットがすごい。ほとんどA4大で42ページの写真集だ。その写真集の「本」にCDが無造作に裸で、おまけのようにチョコンとくっついている。ちょっと信じられないリリースの仕方だ。
しかし、この写真集、けっこういい。人形がコンセプトらしいが、いま流行りのレトロで、まあ、それはともかく、ファンであれば文句無しの代物で、また、かなりのイメチェンとなっている。

で、音だが、全体の感想としては、いままでのSeeYaとはかなり異なり、前半(5曲目まで)と後半で色分けをしているようだ。前半がリズム重視で、後半はバラード系だ。
6曲目からのバラード系は、少し平凡な感じは受けるが、前半部はいままでのSeeYaとしては、けっこう驚きを感じる。SeeYaとしては、すごく新しく、復古調な感じだ(流行りか)。

1曲目の「가니:行くから」を初めて聴きいた時、ホオォ、大衆的でセクシーと思ってしまったが、でも、なんか可愛い。いままでのSeeYaのイメージとはけっこう異なる。
2曲目「Hot girl」、電気仕掛けで、奇を衒った感じで、ジャケットのイメージの曲だ。と、思って調べると、リードトラックだった。が、あまり、そんなに面白くはない。しかし、この曲も今までのSeeYaらしくなく、挑戦的で、そういう意味で面白くはある。
3曲目「Turn it up」、この曲はなんとダンス曲だ。私としてはいまひとつの感ありだが、これがSeeYaなので、なんかいい。
4曲目「집으로 돌아오는길:家に帰る道」、ミディアムテンポだが、この曲も今までのSeeYaに無い趣の曲だ。
5曲目「내가 울더라도:私が泣いても」、リズムを強調した新しい曲の形だ。しかし、ウ~ム、いまいちかな。
リズミックナのはここまでで、6曲目以降はバラード系で、そんなに際立った感じはしないが、歌のうまさはさすが、という感じだ。ただ、ただ、あまりSeeYaの良さは出ていないようには思う。

この3集、SeeYaのアルバムとしては新鮮でいいのだが、何か物足りなさも感じる。


【 2008.01.22 / 2.5集 】
なんだか、ナム・ギュリがミュージックビデオで熱演である。この2.5集1曲目のタイトル曲「슬픈 발걸음:悲しい足取り」のミュージックビデオの話である。この記事を書くために3回ほど観たのだが、ミュージックビデオの台詞は何を言っているのか分らない。が、おそらくはよく有るパターンの内容だろうと思う。(と、思っていたら、出てくる男2人の内1人は彼氏でなく弟のようであった)
このミュージックビデオ、おもしろいのが、ちょうど真ん中あたりで、言い訳のようにキム・ヨンジとイ・ボラムがちょこっと出てくる。ナム・ギュリの友人の役であろうか(?)。
この「슬픈 발걸음:悲しい足取り」のミュージックビデオは当然ながら、CD発売前から話題になった。もっとも、この曲は去年の12月20日にデジタルシングルでリリースされている。
(ところで、念のために言っておくと、ナム・ギュリは、なぜか正直、あまり好きくはないのだが)

この2.5集のジャケット写真、3人がカッコよすぎる(もちろん、焦点はナム・ギュリに当てられてはいるのだが)。ファッションがいい。
アルバムタイトルの「California Dream」という名にふさわしく、アメリカのロスやラスベガスなどで撮影したそうだ。で、なんだか、手を加えているのかと思えるほど、頭が小さく8頭身以上に見える(もしかして、ほんとうに加筆されていたりして!)。

2.5集での新曲は1曲目の「슬픈 발걸음:悲しい足取り」を含めて3曲のようで、後の8曲は既にリリース済のシングルCD、OTSなどから持ってきているようだ。(もっとも、正確には「슬픈 발걸음:悲しい足取り」もデジタルシングルで発売済なのだが)
本来、このアルバム「California Dream」は2.5集と呼ぶにはおかしいのだ。そして、どれが新曲で、どれが既にリリース済の曲なのかよく分らない。で、少し調べてみた。

10曲目の「The Day」と11曲目の「정:情」は、キム・ヨンジとBrown Eyed Girlsの제아:チェアとのシングル「To My Lover 」でリリースされている。どうやらこの2曲は「To My Lover 」そのままのようである。しかし、「California Dream」の歌詞カードには제아(チェア)の名が記載されていない。もっとも、これは他の曲もそうだ。聴き比べると、「정:情」の声色がちょっと違うようにも聴こえるのだが、編曲も時間も同じなので同じ録音のはずだ。
7曲目の「깊은 밤을 날아서:深い夜を飛んで」は、映画「못말리는 결혼:あきれる結婚」のOSTでナムギュリが歌っている。
6曲目「요즘 나는:この頃私は」は、ナム・ギュリとFTIslandの이홍기:イ・ホンギが歌った、KBSドラマの「못말리는 결혼:あきれる結婚」のOSTのようだ。(いまいちだ)
9曲目の「미친 사랑의 노래:狂った愛の歌」はKBSドラマ「透明人間チェ・ジャンス」のOSTだ。(これは3人で歌っている)
8曲目の「처음 그 자리에:初めてその場に」もKBSドラマ「フルハウス」のOSTのようで、イ・ボラムが歌っている。しかし、歌っているのはイ・ボラムで、曲もそうなんだが、編曲はまるで違うように聴こえる。考えにくいが、収録し直したのだろうか、それともOSTに2バージョン有るのだろうか?(因みに、フルハウスは当時真剣に観たのだが、まったく記憶に無い)
あと残り4曲も調べてみたが、よく分らない。この内2曲が新曲ということになるのだろうが。まあ、私にとってはすべてが新曲のようななもので、時間もかかることだし調べるのはここまでにした(笑)。

で、音の方だが、やはりアルバムとしては寄せ集めな感じはする。(実際にそうではあるのだが(笑)) そして先入観からだろう、前半部が新鮮な感じがする。中でも「슬픈 발걸음:悲しい足取り」はたしかにいい。が、3人の絡みがまったく無い編曲になっているのが、いまひとつという感じがしないでもない。(だいたいSeeYaはそういうスタイルのグループではあるが、この曲はまったく絡みが無い)
私としては、キム・ヨンジとチェアの「The Day」と「정:情」がCDとして欲しかったので、それだけでもいいが。
いやぁ、しかしSeeYaはいい。


【 2007.06.19 / 2集 】
ネット上で初めてSeeYa2集のCDジャケットを目にした時、ずいぶんと違和感があった。1集で出来上がったイメージとずいぶん違っていたからだ。CDを入手して、CDジャケットの中の写真も見ても、表紙と同じイメージの写真が載せられていて、ずいぶんイメチェンって感じだ。この写真を見ると、3人ともみんな明るくかわいく綺麗に撮れていて、その明るさをアピールしているようだ。なんだか、普通の可愛い女の子ぽくっていい。
このイメチェンに使ったファッションは、どうやら、これから流行る(流行っている?)ファッションのようだ。
よくよく知らない(分らない)、あてにならない話しなのだが、ネット上のニュースを見ると、最近はセクシーから可愛らしさへ移っていくそうで、今年の夏の女性歌手は「공주(公州)ファッション」(?)だそうである。パステルトーンの可愛いブラウスに、バルレボックスタイル(?)のミニスカートだそうで、たしかに、このファッション、彼女ら3人ともスラッとした脚線美に似合っていて、キュートなファッションを作り出している。イメージチェンジの材料として使用し成功したと思う。

で、2集の音の方も、このCDジャケットのイメージどおり、軽く明るい曲が多く収録されている。彼女達のメッセージによると、「感情を抑えて楽に聴くことができるように努力しました」、とのことだ。私としては、アルバムとしてのベースの部分は1集からそんなに離れていない思うのだが、新しい挑戦をいくつか試みたといった印象だ。もっとも、あまり変わってしまったのでは、SeeYaの存在価値が薄くなってしまうとも思うのだが。
彼女達が言うように、軽いタッチの曲が多く収録されていて、1曲目のタイトル曲「사랑의 인사:愛のあいさつ」は、クラシック曲の同名「愛のあいさつ」を導入部と後半部に挿入されていて新鮮だ。また、8曲目「Summer Dream」などは、1集のSeeYaのイメージとはずいぶんと違った感じで、新しいSeeYaを発見できていい。曲想は違うが、同じ作曲者김도훈(キム・ドフン)の4曲目「Dirty Dancing」もいい。また、9曲「사랑이 간다:愛が行く」も今までのSeeYaらしさを残しながらも新しい彼女達が見えるようで、なかなかである。面白いのが、3曲目の「너는 내 남자:あなたは私の彼氏」で、ふたむかし前の日本の歌謡曲を思い浮かべる。これもまた、おもしろい。
しかし、SeeYaの歌のうまさは、この2集でさらに再認識させられ、感心する。とくに、この泣きの声色で歌い上げられると心を動かされてしまう。しかも、まだ年齢的には20歳から22歳であるわけで参ってしまう。


【 2006.06.14 / 1集 】
GM企画のオーディション400人の中から選ばれた女性3人組ボーカルユニット。SGwannabeが直接プロデュースしたグループで、女SG wannabeだと呼ばれる歌唱力のすごいというグループだ。
SGwannabeとは音楽番組でよく2組一緒に出演して、きれいなハーモニーを聴かせている。これはなんどか観た(聴いた)ことがあるが、なるほど、さすがに、息もピッタリだ。じつは、SGwannabeの歌のうまさは、SeeYaを知ってから知った(笑)。じつは、SGwannabeの声色はあまり好みではないのでコレクションには加えていない。

全12曲を収録したこの1集は、SGwannabeの曲を書いた作曲家達がこぞって参加し、全面的にバックアップしたアルバムとなっているようだ。バックで聞こえる男声はきっと(当然)SGwannabeだろう。とにかく、うまいとしか言いようがない。これでまだ20歳以下なのだから驚きだ。とくに、キム・ヨンジの訴えるような歌声がいい。
しかし、彼女たちの、歌っている時以外の映像は、まるで子供だ。まぁ、当たり前なんだが。



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A*sia ( エイ・シア )

2006-06-07 | R&B


う~ン、ちょっとデビューが早かったかな、というのがCDを聴いてみての感想だが、3年の準備を経てのことのようなので、早いというのは ・・・ 。
(要するに、自分には何かものたりないのだろう)
国内外の有名ミュージシャンが大挙参加した音楽性と大衆性を同時に満足させてくれる2006年注目されるアルバムというのがうたい文句だが。
たしかに、間違いなく、うまいのだが、何か違う感じがする。
(きれいに、じょうずに収まっているが、面白みがいまひとつ ・・・ )
はやい話しが、ただ単に好みの問題かも知れないのだが。
2集を聴いてみると答えが出るかも知れない。




에이시아
A*sia
エイシア

■ Member
수엔(スエン) 1982年生れ(24歳) [メインボーカル]
시온(シオン) 1983年生れ(23歳) [ボーカル]
아카(アカ) 1984年生れ(22歳) [ラップ]
주영(チュヨン) 1985年生れ(21歳) [ボーカル]

■ Genre
R&B

■ Profile
適当なのが見あたらない

■ Album
1集(Baby Cat) 2006年5月 (スエン24歳)

■ myCollection
1集

■ cdComment
2集がたのしみ

■ Audition
Bugs
Mnet

■ ReleasedCD
Sound Space
innolife

■ Official/PrivateSite
無いようだ




◆ 1集 ◆



01. Follow A.sia... [Feat. MBP]
02. My Love [Feat. MBP]
03. Can U ...?
04. 모르겠어:分からない [Feat. 최현준 in V.O.S]
05. Kiss & Say Goodbye [Feat. Master Chang]
06. Guess Who ? [Feat. 예지]
07. Baby Cat
08. 거짓말...:嘘... (Little Lies...)
09. 모르겠어:分からない Part2 [Suen solo]
10. After Club
11. Don't Let Me Down
12. 오늘 하루만...:今日一日だけ... written on my body [Sion Solo]
13. Only Tonight [Feat. David]
14. 세상의 중심에서 너를...:世界の中心で君を...

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