気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

Chocolat ( ショコラ )

2011-12-24 | Dance Group



쇼콜라
Chocolat
ショコラ
Paramout Music

〈 Member 〉
  민소아 Min Soa ミンソア 1989年6月10日生れ (Leader)
  제윤 Jae Yoon チェユン 1991年5月15日生れ (Main Vocal)
  줄리앤 Juliane ジュリアン 1993年12月12日生れ (Main Vocal)
  티아 Tia ティア 1997年3月15日生れ (Main Dance)
  멜라니 Melanie メラニ 1997年5月5日生れ (Vocal and Dance)


         Min Soa       Juliane         Tia         Melanie       Jae Yoon 


〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
   2011.1215 Chocolatがファーストミニアルバムをリリース (しかし・・・)
   2011.09.24 Chocolat、YouTube映像集
   2011.08.17 Chocolat(ショコラ)、デビューシングル「Syndrome」をリリース
   2011.08.13 ショコラ(Chocolat)、インタビュー記事
   2011.08.05 韓国初、白人ハーフ少女グループ「Chocolat(ショコラ)」


  
  
  
  
  
  
  
  


《 Genre 》
  Dance

《 Audition / Video 》
   Daum Music
   Bugs
   Mnet

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver

《 Official / Private Site 》
   facebook Chocolat
   facebook Min Soa
   facebook Jae Yoon
   facebook Juliane
   facebook Tia
   facebook Melanie
   twitter Tia
   Naver Cafe



《 Album 》
    MiniAlbum 「I LIKE IT」 2011年12月

《 myCollection 》
  I LIKE IT




【 2011.12.24 / I LIKE IT 】
Chocolat、デビュー4ヶ月にして初アルバムをリリースした。
リリースしたのは、全5曲収録の「I LIKE IT」(内1曲はバージョン違い)だが、なぜかデジタルシングルリリースの「Syndrome(신드롬)」は収録されていなかった。(少しおかしく、一般的でないようにも思う)

それはともかくとしても、この初アルバム「I LIKE IT」には、メインボーカルであるチェユンの姿は無い。
所属事務所のParamout Musicの話しによると、チェユンの健康上の問題ということのようで、健康が回復すればまた5人のChocolatとなるということで、チェユンはChocolatから抜けてはいないということなんだが、具体的な病名も明かさず、いまひとつすんなりとは納得ができない(不審、しかし個人的プライバシーがあるのかも)。
(考え過ぎとは思うが、今回のアルバムに「Syndrome(신드롬)」が収録されていないのも引っかかる)

ジャケットの写真にも疑問を感じる。
ジャケットに載せられた彼女たちの4人の写真の衣装は明らかに、8月リリースの「Syndrome(신드롬)」の時のもので、というか写真そのものが8月時点のものであることは髪型、顔の表情からも明らかで、その時の写真を今回使い回ししている。
使い回し自体は、経費削減ということであれば理解もきるが、この時の衣装、髪型、表情での4人での写真というのが、いまひとつ解せない。
つまり、この時点で既に4人のジャケット写真を撮ったのではと憶測することも否定できない。
しかしまあ、いまの写真の技術を持ってすれば、合成、あるいは修正で、これぐらいのことは簡単なことなのかも知れないが。
逆に考えれば、1人が病気をしている状態で、4人で新たな写真は撮れないと考えた方が素直(純粋)だろう。

ただ、各サイトでのチェユン扱いにバラつきが有る。
Nateはメンバー名は5人だが写真は4人のものを使い、Naverではメンバー名も写真も4人で、公式ファンカフェまで4人となっている(!?)。(ただし、Chocolatのfacebookは5人である)
いずれにしても、このあたりのマネージメントの不備にParamout Musicの不審を感じないわけにはいかない。

本題のファーストミニアルバム「I LIKE IT」だがプロデュースはParamout MusicとなっていてCo-Producerとして김이준:キム・イジュンとクレジットには書かれている(カッコ書きで(a.k.a.SQR)となっている)
作曲者は、ほとんどの曲が英文字が幾つも並んだ作曲家集団となっているようだ。
(なお、Paramout Musicとは別に、Paramout Music Entertainmentが存在するようだ(?))

Track List
  01. 「I Like It」
     lyrics: 강은경 & Ann Judith Wink & Ronny Svendsen & Robin Jensen & Nermin Harambasic &
          Bardur Haberg
     composed: Ann Judith Wink & Ronny Svendsen & Robin Jensen & Nermin Harambasic &
             Bardur Haberg
  02. 「하루만 더:もう一日だけ」
     lyrics: 강은경 / composed: Jean Na & Jenny Hyun / arranged: 이주형
  03. 「싫어 싫어:嫌、いや」  
     lyrics: 김용현
     composed: Paul Drew & Greig Watts & Pete Barringer & Phillipa Alexander & Ellie Wyatt
     arranged: 김용현
  04. 「너만을 보고 너만을 그리는:あなただけを見てあなただけを想っている」  
     lyrics: 엄은경
     composed: Paul Drew & Greig Watts & Pete Barringer & Mark Frisch
     arranged: 김용현
  05. 「I Like It」 English ver.
     lyrics: Ann Judith Wink & Ronny Svendsen & Robin Jensen & Nermin Harambasic &
            Bardur Haberg
     composed: Ann Judith Wink & Ronny Svendsen & Robin Jensen & Nermin Harambasic &
            Bardur Haberg

     NameList
       강은경:カン・ウンギョン / 이주형:イ・ジュヒョン / 김용현:キム・ヨンヒョン
       엄은경:オム・ウンキョン


1曲目の「I Like It」、この曲がリードトラックだ。曲の頭のティアあるいはミンソアなどの声色が、放送のものとはかなり違った声色に聞える。電気加工をしているからだろうか(?)。(一瞬、チェユンかと疑ったが、そうではないようだ)作曲者は、スウェーデンの作曲家集団のようで少女時代の「소원을 말해봐:願いを言ってみて(Genie)」を作曲した作曲家集団でもある。これに강은경:カン・ウンギョンが作詞をしているようだ。ただ、カン・ウンギョンの後ろに、この作曲家集団全員の名前が書かれていているのはなぜだろう(訳詞ではないと思うが(?))。またこの曲、アレンジの記載が無い。曲は単純には作られているが、けっこうインパクトは感じる。なお、ジャケットの裏にだけフィーチャリングとして영지:ヨンジの名が書かれているのだが、おそらくこれはミスプリントなんだろうと思う。
2曲目「하루만 더:もう一日だけ」は、大衆的に作られた曲だがなかなかいい曲だ。別れを前にした女心の切なさを歌った曲のようで(歌っているのは14歳の子なんだが)、また1990年代を思い起こすような懐かしさを感じる曲で、私としては心をくすぐられ、好きだ。この曲、アメリカで現在撮影中の映画のテーマ曲に使われるということだが、いまひとつ定かではない(?)。
3曲目「싫어 싫어:嫌、いや」も、なんか、ちょっといい。こちらの作曲は、アメリカの作曲家集団「DWB」ということで、8月にシングルリリースした「Syndrome(신드롬)」の作曲者だ。彼らは、Kate Ryan、Kylie Minogue、日本の土屋アンナ、東方神起、SS501の曲も手がけているそうである(確認はしていない)。編曲もちょっと面白い。
(※「DWB」とは、Paul Drew、Greig Watts、Pete Barringerの3人のことのようだ)
4曲目「너만을 보고 너만을 그리는:あなただけを見てあなただけを想っている」、日本語訳がちょっと長くなるが、この曲もなんだか好きだ。この曲もDWBの作曲となっている。片思いする女心を歌ったもののようだが、これも幼いChocolatが年齢不相応に、彼女たちの感性で上手く歌いあげている。そう意味でも悪くない。
最後(5曲目)は「I Like It」の英語バージョンだが、というか、こちらがもともとの曲なんだろうか(?)。

Chocolatの初めてのアルバム「I Like It」、残念なことに、チェユンを欠いたリリースとはなっているが、アルバムに収録された曲はどの曲もなかなかのものだ(というか、さすがと言うべき作曲陣なんだろうと思う)。
そして私としてはリードトラック以外の3曲に注目する。この3曲を聴く限り、彼女たちの歌の技量、感性は、やはり間違いなかったようだ。Chocolat、いい(それだけに、5人でないのが)。



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