気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

Zee YoungSun ( チ・ヨンソン )

2007-08-29 | R&B



지영선
Zee YoungSun
チ・ヨンソン
1981年7月26日生れ

〈 myPV 〉
   가슴앓이 (2集)
   가슴앓이 (2集)
   사랑 (2集)
   소원 (1集)






《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Daum




《 Album 》
   2集(사랑:愛) 2002年12月
   1集(소원:願い) 2001年11月 (20歳)

《 myCollection 》
  2集




【 2007.08.29 / 2集 】
この人も、ほとんど情報を拾ってくることができない。姿、形もいまいち鮮明には見えてこない。大学は、ソウル芸術大学卒業のようである。
2集まではリリースしているが、それから、もうすぐ5年になるが、3集のリリースはまだ無い。しかし、以前から各テレビ局のOSTとか、よく分らない企画(?)アルバムに、かなりの数参加していて、2005年、2006年、2007年もそういったOSTなどには名前がある(PS 続けて2008年、2009年にも)。つまり、そのうち3集がリリースされるかも知れない、と思ってもいいのだろうか(PS 2008年6月にはベストが、2009年10月にはドラマベストがリリースされている)。

1集はCDの入手ができなかったので、よく分らないのだが、2集を聴く限り、実力の方は間違いなくうまい。彼女の歌は、テクニック的にも表現力にも満足できるもので、ノリよく切り込んだ、かなりいいR&Bを聴かせてくれる。
ただ、彼女、声色にいまひとつ個性が少なく、損をしているように思う。私としては、もう少しコクと言うかアクのようなものを声色に加味した方がいいのではと、少しものたりなさを感じる。そして、この人の技量なら、もう少し黒っぽく、あるいはSoulっぽく歌い上げることも可能ではないかと想像するのだが。あえてやらないのかも知れないが、なんだかきれい過ぎて、少し面白みが少ない。それが彼女の持ち味といえば持ち味なのだが。

ところで、この2集、もしかすると1集もそうなのかも知れないが、ほとんどの曲の作詞・作曲・編曲が同一の人で作られており、そして、そのほとんど曲が김신일:キム・シニルという人の作品である。が、その中、彼女も3曲だが、同様に作詞・作曲そして編曲もしている(他、作詞だけが1曲)。Daviが、やはり編曲さらには、プログラミングから録音までを一人でみんなやっていたが、一般的には編曲までするアーティストは少ないだろう。7曲目「다시는...:二度と...」、9曲目「난...:私は...」、12曲目「사랑합니다...:愛しています...」が彼女の曲だ。
編曲の感想としては、とくべつ際立ったものは感じないのだが、7曲目「다시는...:二度と...」がいい。曲としては、9曲目の「난...:私は...」が聴かせてくれる。



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VeRA ( ベラ )

2007-08-22 | Pop


おそらくは、1集だけで終わってしまいそうな彼女なんだが、なんだか捨てがたく、やはり掲載することにした。
ジャンルは、いちおうポップにしてみたが、R&BというかSoulな匂いがするアーティストだ。
彼女の何が捨てがたいのかと、よくよく考えてみると、やはりその声色にあるのだろうと思う。もう一度ボイストレーニングをやり直さなければ、と感じるほど発声に不安定さを感じるのではあるが、そのハスキーな声色は1集だけで終わるには惜しい魅力を感じる。
ぜひ、2集のリリースを、と期待する。
ネット上での彼女の情報は、ほとんど探し出せなかった。
タイトル曲「Shake It Up」のTVステージの映像は観たが、やはり、これといった際立ったものが見られず、ヒットしないだろうとは思う。
この曲自体は、大衆性が有っていい曲だと思うのだが、彼女のタイトル曲としてはどうだろう。彼女の場合、ミディアムテンポで、少し黒っぽいR&B系の曲の方が、彼女の良さが出て、いいと思うのだが。
1集から5年である ・・・ 。




베라
VeRA
ベラ
1980年8月19日生れ

■ Genre
ポップ

■ Profile
empas
Daum

■ Album
1集(Myself) 2002年11月 (22歳)

■ myCollection
1集

■ Audition
Bugs
Mnet

■ ReleasedCD
Sound Space
innolife

■ Official/PrivateSite
無さそう




◆ 1集 ◆



01. Return
02. Blue
03. 해 줄께요:してあげるよ
04. Shake It Up
05. 두번의 이별:二度の別れ
06. Melody
07. Myself
08. I'll Play
09. 변명:言いわけ
10. 해 줄께요:してあげるよ [Radio Drama Edit]
11. 선물:プレゼント
12. Shake It Up (Radio Edit)
13. 사진속에서:写真の中で
14. Return [Inst]
15. Myself [Inst]

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YouMe ( ユミ )

2007-08-15 | Ballad


1集、2集とも、まさにバラードだ。彼女の声色もそれにふさわしい声質だ。
彼女、けっこうOSTでも歌っている。映画「僕の彼女を紹介します」でタイトル曲「Knockin on Heaven's Door」のほか4曲、映画「永遠の片想い」の中では2曲、映画「美女はつらいの」でも2曲、またドラマ「春の日」(知らないが)でも歌っているようである。
で、というわけでもないが、彼女の曲はOSTっぽい。まあ、だからバラードであるわけだが。

1集、2集、2つのアルバムを通じて、違和感を感じる曲が1曲有る。1集「Sad」の最後、14曲目「다:みんな」だが、これだけが取って付けたような激しいダンス曲で、MVでも彼女が踊っているようだし、なんだか、この1曲だけがヘン。(MVは有るが、活動曲にはなっていないようだ)

ところで、1集、2集ともCDジャケットの写真に、彼女の写真はいっさい載せていない。
1集に関しては、化粧をボロボロにした、あまり美しいとは言えない女性の泣き顔の写真集で、女性の涙を表現しているのだろうか。
2集は、3曲目の「추억은 시간이 지운다:追憶は時間が消す」と、8曲目の「마지막 너를 보내며:最後の君を送って」のMVでのカット写真を載せている。
で、1集、2集とも、なぜか、彼女自身の写真は載せていないことになる。ネット上の記事を見てみても、顔の無い歌手で売り出しているよでもある。しかし、ご本人、かなり綺麗な人のようなので、なぜなんだろう、載せればいいのに、と思ってしまう。

彼女の所属は、1集、2集リリース時に所属していたsidusHQには、現在所属していないようである。sidusHQのHPを探したのだが、彼女は見つけられなかった。今はどこの事務所に所属しているのだろうか。
彼女の情報は、ネット上をウロウロしてみても、あまり得ることができない。ただ、isplus.comというサイト(スポーツ新聞系)の2007年1月21日の記事によると、今年の 9月頃、正規アルバムを発表する予定だそうだ。これがヒットすれば、情報もたくさんアップされることだろうと思うが。


【 PS 2009.02.04 3集 】
去年9月リリース予定の3集、少し伸びての12月リリースである。

いきなり収録曲とは関係無い話しだが、김아중:キム・アンジュンとつながりが有るようだ。最初、と言っても、きっと、仕事上の関係で、映画「カンナさん大成功です!」での挿入歌「星」を歌った関係で事務所絡みで話題作りとして今回の3集「Melody&Memory」をキム・アジュンが応援しているということにしよう、ということかと思ったのだが(クールに)、キム・アンジュンがタイトル曲の「女だからできない話」のMVに、ノーギャラで出演したり、ユミとは本当に仲がいいようだ。
キム・アジュンは周囲の知人に私費で購入したユミの3集をプレゼントし、各曲の感想を伝えて推薦するなど、ユミの一ファンとして応援しているようだ。
なんか、キム・アジュン、以前からユミが好きだったらしく、映画「カンナさん大成功です!」の時はボーカルトレーナーとしてユミに弟子入りをしていたらしく、ユミの3集録音時も、忙しいスケジュールの合間を縫って時々録音室を訪ね、曲のモニタリングに参加するなど色々な面で応援を惜しまなかったそうである。また、ノーギャラのMVの件も、タイトル曲が決まるとミュージックビデオの出演を自ら希望してたようだ。
歳はユミの方が2つほど年上のようだが、これらの話を聞くと、二人の関係は、やはり友情で結ばれているようである。
キム・アジュンも好きな女優さんのひとりなので、この話を聞いて、なんだか嬉しい思いがする。
キム・アジュン、歌手ユミの新アルバムのミュービに、ノーギャラで出演

ところで、今回の3集のジャケット、1集、2集の時、綺麗な人なんだから、顔を出せばいいのにと思っていたが、今回、表紙もそうだが、インナーに彼女の写真が何カットか載っていて、この3集のジャケットのイメージが1集、2集の時とは打って変わって、正反対なイメージのジャケットに仕上がっている。、インナーには、ずいぶんと綺麗な彼女の写真がいくつか載っているのだが、最後の2枚のカットなどは綺麗過ぎで、ビックリするほどだ(失礼!)。
しかし、ネット上の彼女の写真は、キム・アジュンと一緒に写したものとか、限られたものしか無く、やはり少ない。

作詞、作曲に関しては、9曲目の「참...:真実...」の作詞だけが彼女によるものだ。
今回の3集から受ける印象は、いままでのOST、バラード歌手のイメージは無く、ダンス系などいろんな曲を収録してきている(1集ラスト「다:みんな」は例外として)。4曲目「You & Me Music 」、7曲目「Knock」、10曲目「Highway」などは、1集、2集からすると、ずいぶんイメージが異なるダンス系だ。ラストのボーナストラックの「새:鳥」も、また違った趣でいい。違った趣で言えば、6曲目「Knock」も、おもしろい。
また、上のダンス系の曲も必然的にそうなるが、他の曲も声色も変えてきている。リードトラックの2曲目「여자라서 하지 못한 말:女だからできない話」も明らかいに、いままでの声色とは違う。
アルバムとしても、この3集、なかなかいいと思う。

ユミ、なんか、もっと積極的に売り出せば、もっとヒットしそうなのに、と思ってしまう。歌のうまさも、見た目もいいのに。キム・アジュン、しっかり応援頼みますよ、って(笑)。



유미
YouMe
ユミ
1980年12月13日生れ

■ Genre
Ballad

■ Profile
innolife
empas
Yahoo!

■ Album
1集(Sad) 2002年3月 (21歳)
2集(Another Story) 2005年6月
3集(Melody & Memory) 2008年12月

■ myCollection
1集・2集・3集

■ Audition
Bugs
Mnet

■ Video
cyworld

■ ReleasedCD
Sound Space
innolife

■ Official/PrivateSite
無さそう




◆ 1集 ◆



01. 사랑은 언제나 목마르다:愛はいつでも乾く
02. 차라리:いっそ
03. Why
04. 잊어요:忘れて
05. It's You (꼭 너여야만 하는 이유:必ずお前ではなければならない理由)
06. 가지말아요:行かないで
07. Dream Of Life [Inst]
08. D&B
09. 볼수없는 너:見えないあなた
10. 시간속으로 사라진 너:時間の中に消えたあなた
11. 불꽃놀이:花火あそび
12. That Old Feeling [Inst]
13. 사랑은 언제나 목마르다:愛はいつでも乾く [Scat]
14. 다:みんな


◆ 2集 ◆



01. 짧은사랑.. 긴 기다림.. 그대 그리움..:短い愛..長い待ち..君懐かしさ..
02. 소녀의 고백:少女の告白
03. 추억은 시간이 지운다:追憶は時間が消す
04. I Lost My Mind
05. 애가 (愛歌)
06. 저 하늘도 모자르죠:あの空も足りないでしょう
07. 잘한건가요...?:よくやったんでしょうか...?
08. 마지막 너를 보내며:最後の君を送って
09. 시계를 돌리면:時計をまわせば
10. 차라리:いっそ


◆ 3集 ◆



01. 한 남자 한 여자:ひとりの男、ひとりの女
02. 여자라서 하지 못한 말:女だからできない話
03. 모른 척 할까요:知らん振りをしましょうか
04. You & Me Music [feat. 장근:チャン・クン]
05. 살아간다:生きて行く
06. Knock
07. Please Me
08. 여자이니까:女だから
09. 참...:真実...
10. Highway
11. 새:鳥 (Bird) [Bonus Track]

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Monday Kiz ( マンデーキッズ )

2007-08-08 | Ballad



먼데이 키즈
Monday Kiz
マンデーキッズ
2005年結成 / 2010年再出発
CAN Entertainment

〈 Member 〉
  이진성 JinSung イ・ジンソン 1985年2月27日生れ
  한승희 SeungHee ハン・スンヒ 1988年10月20日生れ
  임한별 HanByul イム・ハンビョル 1989年2月8日生れ

    김민수 キム・ミンス 1985年1月14日生れ / 2008年4月29日没


            Hanbyul               JinSung                 SeungHee


〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2013.09.25 Monday Kiz、来月15日に 5集をリリース
       2012.05.14 Monday Kiz Concert with Band,Tokyo 2012  (宣伝)
       2010.05.22 Monday Kiz、3+1人で3+1集「ru:t;」をリリースして再出発!


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      Ballad

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       FanCafe
       twitter イ・ジンソン
       twitter イム・ハンビョル
       miniHP ハン・スンヒ




《 Album 》
        5集 「Unfinished」 2013年10月
        MiniAlbum 「Healing Activity」 2012年10月
        RemakeAlbum 「Nostalgia」 2012年3月
        4集 「ru:t;」 2010年5月
        3集 「Inside Story」  2008年4月
        2集 「El Condor Pasa」 2007年2月
        1集 「first one bye3」 2005年11月

《 myCollection 》
      1集 / 2集 / 3集 / 4集 / 5集
      Healing Activity
      Nostalgia




【 2013.10.27 / 5集 】
正規版としては3年5ヶ月ぶりとなる5集「Unfinished」、前作の「Healing Activity」からは、ちょうど1年ぶりとなる。

ジャケットのインナーには、Monday Kizの写真は無く(最後のページにモザイク状には有るが)、이슬:イスルという人のイラストが描かれている(けっこう、きれいな絵だ)。

収録曲は正規版らしく全14曲となっている(ただし、内1曲はInterludeとしての、1分あまりのギター曲である)。
今回のアルバムは、イ・ジンソンが入隊、そして結婚という人生の節目となるアルバムで、全曲のプロデュースは彼によるもので、また前半と後半を分ける7曲目の「Interlude」以外の、すべての曲の作詞、作曲、あるいは編曲には彼の名前が書かれている。
また、彼はミュージックビデオとアルバムジャケットデザインの作成にも参加したようだ。

リードトラックは6曲目の「그대여:君よ」である。

Track List
  01. 「첫눈 오던 밤:初雪が降った夜」 feat. 팔로알토:Paloalto
     lyrics: 이진성 & 조준영  rap making: 팔로알토
     composed: 이진성 & 조준영  arranged: 조준영 & 강바울
  02. 「텅빈마음:からっぽの心」
     lyrics: 한상원 & 이진성  composed: 한상원 & 이진성  arranged: 한상원
  03. 「커피숍 그자리:カフェのあの席」
     lyrics: 이진성 & 한상원  composed: 이진성 & 한상원  arranged: 이진성 & 한상원
  04. 「날씨가 추워지면:季節が寒くなれば」
     lyrics: 한상원 & 이진성  composed: 한상원 & 이진성 & 반형문  arranged: 한상원
  05. 「사랑은 늘 도망가:愛はいつも逃げて行く」
     lyrics: 최갑원 & 한상원 & 이진성  composed: 한상원 & 이진성  arranged: 한상원
  06. 「그대여:君よ」
     lyrics: 이진성 & 박성용  composed: 이진성 & 박해운  arranged: 이진성
  07. 「Interlude」 Guitar by 홍준호:ホン・ジュノ
     composed: 홍준호
  08. 「안되는건 안되는거야:ダメなものはダメだ」
     lyrics: 한상원 & 이진성  composed: 한상원 & 이진성  arranged: 한상원 & 이진성
  09. 「Rain」
     lyrics: 이진희  composed: 이진성 & 박해운  arranged: 이재민
  10. 「아파:辛い」
     lyrics: 이진성 & 조준영  composed: 이진성 & 조준영  arranged: 조준영 & 신웅철
  11. 「모래성:砂の城」
     lyrics: 박성용  composed: 이진성 & 조준영  arranged: 조준영
  12. 「가슴시린 날:心が凍えた日」
     lyrics: 강은경  composed: 이진성 & 조준영  arranged: 조준영
  13. 「사랑은 늘 도망가:愛はいつも逃げて行く」 DJ. Ain Remix
     lyrics: 최갑원 & 한상원 & 이진성  composed: 한상원 & 이진성  arranged: DJ Ain
  14. 「확률:確率」 (Piano Ver.)
     lyrics: 이진성 & 조준영  composed: 이진성 & 조준영  arranged: 박신영

     NameList
       이진성:イ・ジンソン / 조준영:チョ・ジュニョン / 팔로알토:Paloalto / 강바울:カ・ンバウル
       한상원:ハン・サンウォン / 반형문:パン・ヒョンムン / 최갑원:チェ・ガブォン
       박성용:パク・ソンヨン / 홍준호:ホン・ジュノ / 이진희:イ・ジニ / 박해운:パ・ヘウン
       이재민:イ・ジェミン / 신웅철:シン・ウンショル / 강은경:カン・ウンギョン
       박신영:パク・シニョン

今回のアルバムの中には、イ・ジンソンが日常の中でインスピレーションを感じて作った曲が多いそうだ。
たとえば、3曲目の「커피숍 그자리:カフェのあの席」は、彼の知人の愛の物語を聞いて、1日で作り上げた曲のようだ。コーヒーショップで働く1人の女性に片思いをした胸の内を歌ったもののようである。
次の曲の「날씨가 추워지면:季節が寒くなれば」は、ある日ふとかかってきた、彼のソウルメイトでもあるという한상원:ハン・サンウォからの電話にインスピレーションを得て作ることになった曲だそうだ。

박해운:パ・ヘウンとの共作となる(作曲)、リードトラックの6曲目「그대여:君よ」は、愛する人へ向けた一通の手紙のように作られた歌詞のようで、これはイ・ジンソが実際の結婚相手に対する気持ちを曲にしたものらしく、イ・ジンソはこの歌詞を書く時、涙ぐんだりしたらしい。
(ということは、「그대여:君よ」のミュージックビデオの映像内容は自分たちのことを描いたのかも知れない)

Monday Kizの5集「Unfinished」、正統派バラードのMonday Kizらしい、彼等自身を十分に表現したアルバムとなっている。


【 2013.09.25 / Healing Activity 】
ちょうど11ヶ月前にリリースしたミニアルバム「Healing Activity」、やっと開封した。

ジャケットのインナー写真を見て思うのが(音とは関係無い話だが)3人とも、なんだかずいぶん垢抜けた印象を持つ感じに変わっている。

プロデュースは、가승호:カン・スンホ、そしてイ・ジンソンである。
収録曲は全7曲(7トラック)で、実質の新曲はイントロとアウトロに挟まれた5曲となる。
リードトラックは3曲目の「확률:確率」だ。

Track List
  01. 「세남자의 이야기:3人の男の物語」 Intro
     lyrics: 이진성 & 임한별 & 한승희  composed: 이진성 & 멜로딘준영  arranged: 멜로딘준영
  02. 「친구라도 끝내 참는 말:友達でも最後まで言わなった言葉」
     lyrics: 이진성 & 멜로딘준영 & 임한별
     composed: 이진성 & 멜로딘준영  arranged: 멜로딘준영 & 편곡왕
  03. 「확률:確率」
     lyrics: 이진성 & 멜로딘준영  composed: 이진성 & 멜로딘준영  arranged: 멜로딘준영
  04. 「Day By Day」
     lyrics: 이지은  composed: 박해운  arranged: 박해운
  05. 「우리 명수가 달라졌어요:ミョンスが変わった」
     lyrics: 이진성 & 멜로딘준영
     composed: 이진성 & 멜로딘준영  arranged: 멜로딘준영 & 편곡왕
  06. 「그 아이:その子」
     lyrics: 이진성 & 멜로딘준영  composed: 이진성 & 멜로딘준영  arranged: 멜로딘준영
  07. 「?」 Outro
     composed: 이진성 & 멜로딘준영  arranged: 멜로딘준영 & 편곡왕

     NameList
       이진성:イ・ジンソン / 임한별:イム・ハンビョル / 한승희:ハン・スンヒ
       멜로딘준영:メロディンジュニョン / 편곡왕:編曲王 / 이지은:イ・ジウン / 박해운:パク・ヘウン

アルバム収録曲の作詞・作曲は、基本的にイ・ジンソンとメロディンジュニョンによるものとなっている。
2曲目の「친구라도 끝내 참는 말:友達でも最後まで言わなった言葉」の作詞は3人で書いたもののようである。
また、4曲目の「Day By Day」だけが、身内以外から提供された曲といった印象を受ける。

前回「Nostalgia」の編曲で名前が見られたメロディンジュニョンは、リリース曲は少ないが、Monday Kiz以外では환희:ファニ、송지은:ソン・ジウン(Secret)などの曲に登場している。
편곡왕:編曲王については(訳はこれでいいと思うが)、このアルバム以外での情報、データは見つけることはできなかった。

Monday Kiz、やはり彼らが作り出すサウンド(声色)には捨て難い魅力を感じる。


【 2012.03 / Nostalgia 】
このリメークアルバム「Nostalgia」は、去年の1月から「노스텔지아:ノスタルジア」シリーズとしてデジタルシングルでリリースされてきたものをオフラインでもアルバムとしてリリースされたものだ。
つまり、ノスタルジアシリーズの完結版というか総集編と言うべきアルバムである。

それぞれの曲の原曲については、確実に調べることが難しいうえに、もし判ったとしても、私としてはあまり意味が無いのでので止めることにした。

Track List
  01. 「그랬나봐:そうだったみたい」
     lyrics: 유희열  composed: 유희열  arranged: 멜로딘 준영
  02. 「편지:手紙」 임한별(イム・ハンビョル)ソロ
     lyrics: 허승경  composed: 김광진  arranged: 최영준
  03. 「너를 처음 만난 그때:あなたに初めて会った時」 한승희(ハン・スンヒ)ソロ
     lyrics: 전상진  composed: 김성호  arranged: SUN & AD
  04. 「다음 사람에게는:次の人には」 이진성(イ・ジンソン)ソロ
     lyrics: 강은경  composed: 이경섭  arranged: 최영준
  05. 「사랑해 그리고 기억해:愛してる、そして覚えている」
     lyrics: 박진영  composed: 박진영  arranged: 이상호 & 서용배
  06. 「오늘 같은 밤이면:今日のような夜なら」
     lyrics: 박정운  composed: 박정운  arranged: 홍정수
  07. 「이 밤이 지나면:この夜が過ぎれば」
     lyrics: 이지영  composed: 신재홍  arranged: 이상호 & 서용배
  08. 「소녀:少女」
     lyrics: 이영훈  composed: 이영훈  arranged: Double J Show
  09. 「그랬나봐:そうだったみたい」 Inst.

     NameList
       유희열:ユ・ヒヨル / 멜로딘 준영:メロディン・ジニョン / 허승경:ホ・スンギョン
       김광진:キム・グァンジン / 최영준:チェ・ヨンジュン / 전상진:チョン・サンジン
       강은경:キム・ウンギョン / 박진영:パク・チニョン / 이상호:イ・サンホ / 서용배:ソ・ヨンベ
       박정운:パク・チョンウン / 홍정수:ホン・チョンス / 이지영:イ・ジヨン / 신재홍:シン・ジェホン
       이영훈:イ・ヨンフン


1曲目「그랬나봐:そうだったみたい」は、Monday Kizのリメーク曲としては新曲で、リードトラックとなってる。
2曲目の「편지:手紙」は、ノスタルジアシリーズではないようで、2009年11月に일락:イラクとデジタルシングルでリリースしている。
3曲目「너를 처음 만난 그때:あなたに初めて会った時」は、去年(2011年)9月のデジタルシングルリリースで、「노스텔지아 (Nostalgia) Part 3」としてリリースされている。
4曲目の「다음 사람에게는:次の人には」は、その9月に続く、10月に「노스텔지아 (Nostalgia) Part 3-2」としてリリースされている。
5曲目「사랑해 그리고 기억해:愛してる、そして覚えている」と、6曲目の「오늘 같은 밤이면」は今年(2012年)の1月にデジタルシングルアルバム「노스텔지아(Nostalgia)」としてリリースされている。
そして、7曲目の「이 밤이 지나면」と、8曲目の「소녀:少女」は、今年の3月「노스텔지아(Nostalgia) Part 2」としてデジタルシングルアルバムリリースされている。

私には名曲としての原曲を知らないので、郷愁のようなものは何も感じないのだが、Monday Kizの感性を感じさせる曲たちが集められたアルバムだとは言えそうだ。


【 2010.05.31 / 4集 】
Monday Kiz、3人に生まれ変わって、4集 「ru:t;」で再出発である。
2008年8月、新たなメンバーを投入しないで正式に解散を宣言し、「Monday Kiz」の名は封印したのだが(下の「 2008.08.07 / Monday Kiz 解散 」参照)、イ・ジンソンの気持ちに変化が有ったのか、あるいはいろいろとあったのか、3人の「Monday Kiz」で再出発となったようだ。
「Monday Kiz」の名での再出発後のイ・ジンソンの気持ち、そして新たなメンバー2人については「気まぐれ五線紙 Entertainment: Monday Kiz、3+1人で3+1集「ru:t;」をリリースして再出発!」の方に書いた。

   2010.05.22 Monday Kiz、3+1人で3+1集「ru:t;」をリリースして再出発!

で、まずはジャケットだが、ちょっと厚紙の見開き2ページのみで、その左右に歌詞カードとCDメディアが挟んであるという、ずいぶん薄っぺらい仕様になっている。(安物、といった印象は無いが)
歌詞カードに載せた写真にはモノクロトーンの3人の写真となっているのだが、その写真の中に2カットほど違和感を感じさせる写真が有る。
1つが、イ・ジンソンのバックの海の風景が、なんだか合成ぽくて、また、なぜかイ・ジンソンの顔をカットしている。
もう1つが、3人のアップの写真なんだが、イ・ジンソンだけ俯いて、照明を当てていない。
で、結局、イ・ジンソンの顔がまともに写っているのが2カットだけで、ハン・スンヒとイム・ハンビョルはそれぞれ4カットある。2人を目立たす演出だろうか。にしても、なんか変だ。

収録曲は、イントロ、アウトロを除いて、全9曲の収録で、プロデュースはイ・ジンソンによるものである。
そして、イ・ジンソンの作詞が4曲、作曲が1曲、作詞作曲が2曲(いずれも共作も含む)となっていて、作曲をしたの3曲すべての編曲もイ・ジンソンによるものだ。つまり、9曲の内7曲が彼の作品ということになる。
作詞、作曲以外にもコーラスでイ・ジンソンだけという曲が多く見られ、また3曲のリズムプログラミングにイ・ジンソンの名が書かれている。

リードトラックは5トラック目の「가지마:行くな」で、この曲も劇的な曲でいいのだが、最後の曲10トラック目の「흩어져:散って」がさらに劇的な曲でいい。
が、その後のアウトロがいまいちだ。せっかく「흩어져:散って」で盛り上がって終わった後、このアウトロなら要らないと感じる。だいたい、どのアルバムもイントロはいいものが多いが、アウトロで、いいな、と感じるものは少ない。
アルバム全体の印象としては、従来のMonday Kizの路線を踏襲している感じだが、やはり1人増えた分サウンドは厚くなった印象なんだが、それだけに、それだけ少しぼやけた感じを受け、2人の時のサウンドの方がすっきりした印象を受ける。(比較の、そして好みの問題だと思うが)

まあ、とにかく、「Monday Kiz」の復活ではある。


【 2008.08.07 / Monday Kiz 解散 】
Monday Kizが、新たなメンバーの投入を封印し、正式に解散すると宣言した。
所属事務所であるキャン・エンターテインメントは、「Monday Kiz というユニット名は故人に捧げるものとし、今後、使われることはありません。この決定は、メンバーのイ・ジンソンと故人の遺族の合意によるものです」とのコメントを発表した。
イ・ジンソンは「ほかのメンバーと一緒にMonday Kizとしてやっていくことは無理なようです。苦楽をともにし、兄弟のように過ごした5年間は決して忘れられません。今後、ソロになっても、ミンスに恥ずかしくないような活動をしたいと思っています」と、故人を悼んだ。


【 2008.04.30 / 訃報 】
訃報です。
昨日、3集のコメントをアップしたばかりだったが、とんでもないことになりました。
김민수:キム・ミンスさんが、29日の早朝6時30分頃、ソウル市新林洞をオートバイで走行中、街路樹に正面から衝突し、出血多量で亡くなられました。
いま、いつものように記事のチェックしていて、この訃報を知り驚いています。
享年23歳という若さでした。
ご冥福をお祈りいたします。

   男性グループMonday Kizのメンバーキム・ミンスさん、交通事故で死去
   マンデーキッズイ・ジンソン、キム・ミンスの死に「激しい衝撃」


【 2008.04.29 / 3集 】
3集、なかなかいい。2集も1集とくらべると断然良かったのだが、どうしてもsgWannaBe思い起こしてしまっていた。その点、3集はその感じがほとんど無くなっている。
作曲陣は、1集、2集とガラッと変わってはいないのだが、それでも4人が3集で新たに参加している。その影響もあるのかも知れない。
3曲目の「가슴으로 외쳐:胸で叫んで」が、いままでのMonday Kizと違っておもしろい。Rhymerという人のラップのフィーチャリング、なんだかいい。
5曲目「그렇더라:そうだったよ」はアコーディオンを使ってのハイテンポなリズムで、ちょっと変わったアレンジになっている。(Jewelryの「One More Time」を思い起こすが)
哀切に歌い上げてくる曲としては10曲目の「너밖에 없잖아:君しかない」がいい。
ところで、彼らのアルバムにはIntroとOutroがあるのだが、彼らの場合のIntro、Outroはどうもいまひとつピンとこない。無くてもいいような。
1集から2集、3集ときて、彼らの方向性がいまひとつはっきり見えないようにも思える。4集を期待しよう。


【 2007.08.08 / 1集・2集 】
試聴した時は、ジャンル的にはいわゆるR&Bと思って購入したのだが、CDでじっくり聴いてみると、R&BとするよりはBalladとした方が良さそうなグループである。広い意味でのR&Bであることには間違いは無いのだろうが、彼らの曲はいわゆるミデアムテンポのR&Bとするには少し違う。歌詞を確認してはいないのだが、ミデアムテンポのR&Bをベースに、韓国歌謡の哀切なメロディーで訴えてくるものにはBalladを感じる。
乱暴で、彼らには失礼だが、早い話しがsgWannaBeにFlyToTheSkyの香りが少し漂わせた感じのグループだ。これは、けっして貶しているわけではなく、むしろ、sgWannaBeほどクサくないところが私としては好みだ。
しかし、収録されている曲には、sgWannaBeと同じ作曲者の曲もあるようで(どの曲とかは確認できていないが)、そのこともあってか彼らは第2のsgWannaBeといわれているようだ。じっさい、聴いていてsgWannaBeの曲と言ってもいいような曲も何曲かある。とくに、2集がより、そう感じさせる。

メンバーは、김민수(キム・ミンス)と이진성(イ・ジンソン)の、どちらも1985年生れで、キム・ミンスの方は大学でクラシック声楽を専攻したようだ(いまも在学中かも)。
Monday Kizというグループ名は、二人が出会った曜日によるものらしい!?
もともと、別々に音楽活動を行っていたキム・ミンスとイ・ジンソンは、所属事務所を通じて2004年の秋に出会ったそうなのだが、その初めて出合った日が、たまたま月曜日だったということらしい。
KBS World Radioさんの記事によるキム・ミンスの話しよると、「部屋に入ったら、ちょうどジンソンがピアノを弾いていたので、そのピアノの伴奏に合わせて、僕が歌を歌いました。即興でしたが、ぴったり息が合って、その瞬間、2人とも、『ユア・マイ・サンシャイン、君は僕の運命』だと感じました。だから、ユニット名も、月曜日の子供という意味のMonday Kizにしました」ということだ。
(なんかすごいと言うか、なんか安易と言うか)

1集に関しては正直言って、いまひとつな感じがする。悪くはないのだが、訴えてくるものが、私としてはあまり感じられない。
2集はいい。sgWannaBeを思い起こされるが、それでも曲としてはいい曲が多い。
個性的ではないが、ハイテンポな曲としては、2曲目「하늘아 제발:空よどうか」がいい。好きだ。
5曲目の「Lonely Soul」、フィーチャリングでラップがGirl Friendsなんだが、なにかいまいちしっくりこない。曲はいい曲なんだがラップがうまく合っていなような。
リードトラックは6曲目の「남자야:男だ」で悪くはないんだが、大衆的には7曲目「착한남자:いい人」とか、11曲目「남자가 사랑을 버리는 이유:男が愛を捨てる理由」の方がいいように思えるが。しかし、それでは個性がないかな。
OST風だが(実際にそうかも)、12曲目「후애(後愛)」もいい。

Monday Kiz、間違いなく実力あるいいグループなのだが、どうもsgWannaBeを思い起こしてしまう。もっとも、私の場合、結果、Monday Kizを選んで、聴いているわけだが。



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Fly To The Sky ( フライ・トゥ・ザ・スカイ )

2007-08-01 | R&B



플라이 투 더 스카이
Fly To The Sky
フライ・トゥ・ザ・スカイ
1999年結成 / 2009年5月解散(8集)
People Creative

〈 Member 〉
  환희 Hwany ファニ (황윤석:ファン・ユンソク) 1982年1月17日生れ
  브라이언 Brian ブライアン (주민규:チュ・ミンギュ) 1982年1月10日生れ

〈 myPV 〉  ※ 右クリック
   구속 (8集)
   구속 (8集)
   사랑해 ('우리 결혼했어요' 삽입곡) (7集)
   사랑해 ('우리 결혼했어요' 삽입곡) [MV] (7集) ※ Hwanyソロ出演
   미워해줘 + My Angel (7集)
   My Angel (7集)
   피(避) (6集)
   남자답게 (6集)
   다시 돌아온 너에게 [MV] (6集) ※ Live
   그대는 모르죠 (Good-bye) (5集)
   Old Skool Love (5集)
   중력 (5集)
   중력 [MV] (5集)
   습관 (4集)
   Only One (4集)
   Missing You (4集)
   Missing You [MV] (4集)
   Magic Song (4集)
   Magic Song [MV] (4集) ※ 1stConcert
   Rains (3集) ※ Hwanyソロ
   그대를... (I Know... But...) (3集) ※ Brianソロ
   Trust (3集) ※ Hwanyソロ
   Condition Of My Heart (3集)
   Condition Of My Heart [MV] (3集)
   Sea Of Love (3集)
   Sea Of Love [MV] (3集)
   약속 (2集)
   Maybe God Knows (2集)
   Maybe God Knows [MV] (2集)
   Always Together [MV] (2集)
   I Want You I Need You [MV] (2集) ※ 1stConcert
   I Don't Wanna Say Good Bye (1集)
   Day By Day (1集)
   내게 너무 예쁜 그대 (Beautiful Girl) [MV] (1集)
   Fly To The Sky [MV] (1集)







《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版

《 Profile 》
   Nate
   Naver
   KBS World
   innolife

《 Official / Private Site 》
   DaumCafe




《 Album 》
   8集 「Decennium」 2009年2月
   7集 「No Limitations」 2007年7月
   6集 「Transition」 2006年1月
   5集 「Gravity」 2004年11月
   4集 「Missing You」 2003年7月
   3集 2002年4月
   2集 「The 2nd Album」 2001年2月
   1集 「Fly to the Sky」 1999年12月 (17歳)

《 myCollection 》
  6集 / 7集 / 8集
  Best / Recollection




【 2009.3.25 / 8集 】
アルバムタイトル名が象徴的だ。「Decennium」。彼ら結成10年である。1曲目(イントロ)の、そのアルバムタイトル名と同じ「Decennium」でそのことが語られているのであろうと思う(よく解らないが)。

ところが、残念、このアルバムがラストアルバムとなる。その「Decennium」(10年)にして解散である。もっとも、Fly To The Skyの入れ物は残すようで、いつでも二人がその気になればFly To The Skyの名でアルバムづくりもするということのようではある。しかし、所属事務所が違えば、と思ってしまう。いずれにしても、今後のFly To The Skyとしてのリリースは、有っても、シングルかミニアルバムということのようであ。

ラストリリースアルバム8集、解散ということも手伝ってか、大ヒットの兆し、というニュースは伝わってきた。が、その後があまりよく分からない。
替わりに、「구속:拘束」のMVがKBSで放送不適切の判定を受けてしまった、というニュースは伝わってきた。ただし、あくまでもMVの映像の話しだ。濃厚なキスシーンやベッドシーンがまずかったようだ。MBCとSBSには修正版で合格判定を受けようなので、その後KBSもOKになったとは思うが(なにかとやっかいではある)。

まず、ジャケットなんだが、なんだか扱いにくい。厚紙の観音開きの中に裸のCD、ポスター、そして、これがなんだか扱いにくいのだが、CD大(四角形)のカードが24枚入っていて、このカードにクレジット、歌詞カード、Thanksが書かれていて、その歌詞カードには曲のタイトル名が記載されていない。おまけに、このカードがアルバム収録曲順になってなくて、自分で並べ変えなくてはならない(汗)。いちばんよく分からないのが、なぜか作詞、作曲の記載がどこにもないようなのである。
MediaPlayerでのインターネットからのデータには作曲者の名前がダウンロードされているので、これに頼るしかないが、これによると、最後の11曲目「눈물아 미안해:涙よ、ごめん」がブライアン、12曲目「온음표:全音符」がファニの作曲となっている。

ジャケットは、なんとも、扱いにくく、解りにくいが、音の方は、いい。Fly To The Skyとしては少し大衆的で、聴きやすく、それでいて迫ってくるものは大きい。リードトラックの2曲目「구속:拘束」は最高だ。アルバムとしての録音もかなりいいように思う。

ところで、ファニは今年、ソロアルバムのリリースを予定しているようで、私としてはこのアルバムが大変楽しみである。なぜなら、彼いわく、「ファンのみなさんは、僕がバラードアルバムを出すと思っているかもしれないが、正直に言うとバラードは、そんなに好きではない。ブラックミュージックやR&Bに高級感のあるダンスを入れたい。」と、コメントしている。これ、私の好みにジャストミート、なのである。期待して待っていよう。

HwanHee ( ファニ )


【 2008.07.01 / Recollection 】
正直言って、Fly To The SkyのアルバムであるというだけでコレクションしたCDだ。試聴した時の感想は、それほど何かを強烈に感じるというほどでは無かった。このアルバムの収録曲がそうなのだと思う。もちろん、聴く人の好みであるが。(どうも私はバラード系に対し評価が低いようだ)
が、さすがFly To The Skyだ、聞き流しても耳に違和感無く入ってくるのだが、聴き込むと、聴き込むほどに良くなってくる。

リメイクアルバムだ。選曲は90年代のヒット曲ということらしい。
彼らが言うには、「原曲の雰囲気を強調した部分と、Fly to the Skyのカラーを生かした部分をそれぞれ楽しんでもらいたいと思っています。リメイクをOKしてくれた作曲家のみなさんががっかりしないよう努力しました」と説明。(KBSWorldRadio 4月14日記事)
また、JukeOnさん、Bugsさんの記事によると、リメイクするのがFly To The Skyであること、つまり、彼らFly To The Skyの実力に対する信頼により、原著作者たちの同意が容易であった、と書かれている。

ところで、私として、あまり気に入らないのが、ジャケット写真だ。トランペットとかウッドベースを持って写真を撮っているが、なぜトランペットとウッドベースなんだろう。なにか違和感を感じるが。まさか彼らがトランペットやウッドベースをやっていたとは思えないが。それとも何か意味があるのであろうか。

また、CDが裸同然で収納されており、そのせいかは分らないが、取れない汚れ(キズ?)が、その裸の部分に多く付いていた。(聴いてみて、音質への実害は無いようだが)
まあそれはともかく、彼らFly To The Skyの実力を思い知らされる1枚である。


【 2007.10.03 / 6集 】
やはりmyCollectionとして、Bestと7集の間が抜けているは落ち着かない、と思って6集を購入。ところが、6集を購入しようとショップを見ると、なぜか各ショップ、1集から7集までけっこう在庫が揃っている!? (KstarMallさんには、現在、なぜか全集揃っている) 今回、とりあえず6集のみを購入。

今回購入した6集は初版ではなく、「Special edition(CD+DVD)」の後にリリースされたRepackage版の方だ。このRepackage版の収録曲は、初版の12曲に対して、「Special edition」と同じ15曲だ。

このアルバム、フィーチャリングがいい。7曲目「사랑해요 우리:愛そうよ僕たち」はGummyが、9曲目の「The Girl Is Mine」はLisaがフィーチャリングされている(もう一人のJ. Hoという人は知らない)。
聴き込んで行くうちにFly To The Sky、やはり、さすがと思う。Bestとダブってしまうが5集以前を購入すべきか、と真剣に悩む。しかし、やはり6集以降が良いようにも思えるし ・・・ (笑)。


【 2007.08.01 / 7集・Best 】
本来、彼らのアルバムは、とっくにコレクションすべきアルバムだったのかも知れないのだが、私にとっては、いまひとつ感じるものが少なく、いままでコレクションすることに躊躇していた。
Fly To The Skyの音楽は、聴いていて間違いなくすばらしく、彼らの歌唱力、音楽性は十二分に認めるのだが、彼らが作り出す、きれいでさわやかなサウンドが、私にとっては、少しもの足りなさを感じるのである。で、コレクションしようか、どうしようかと思いながら現在に至ってしまった訳だ。
しかし、他のグループをチェックしていると、やはり、彼らのアルバムがどうしてもひっかかってしまい、コレクションしないわけにはいかなくなり、今ごろになっての購入となった。

いま頃コレクションなもので、7集はいいのだが、過去にリリースされたアルバムは、もうほとんどがいつもの入手では難しい。しかたないので、替わりにベストを購入した。これに6集が有れば、まぁ、とりあえずOKという感じだ。
その6集も、ほぼ品切れ状態だ。まだSound Spaceさんには再販のものが入手可能なようなので、後日購入するかもしれないが。5集は人気が無いのか、リリースが古いわりに、今も残っていている。

Fly To the Sky、もともとはSMエンターテイメントのアイドルとしてデビューしている。在米韓国人のブライアンと、高校の文化祭でスカウトされたファニで結成されたグループだ。彼ら二人、偶然だろうが、月も同じの同い年だ。
アイドル的パフォーマンスとダンディーなイメージ、そしてなりよりも歌唱力を売りにしたプロモーションで、1999年12月より、ほぼ毎年のリリースで、実力を伸ばしてきている。そしてもう、7集である。

ファニの太く力強い声と、ブライアンのソフトな声が、素晴らしいハーモニーをかもし出す。
Bestでは、5集までの28曲以外に4曲の新曲が追加で収録されている。
彼らの作詞作曲に関しては、よくは分からないが、5集以前に何曲かは関わっているようで、7集では最後の1曲づつをふたりで作曲している。13曲目「Kissing You」をBrianが作曲、14曲目「가벼운 사랑:軽い愛」をHwanyが作詞、作曲(どちらも共作)をしている。



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