気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

Island City ( アイランドシティー )

2010-10-30 | Rock



아일랜드시티
Island City
アイランドシティー
musicabal(뮤직커벨)

〈 Member 〉
  이지희 イ・ジヒ 1985年5月30日生れ  [ Vocal ]
  서아름 ソ・アルム 1983年11月1日生れ  [ Base ]
  정연수 チョン・ヨンス 1982年7月26日生れ  [ Guitar ]
  엄상민 オム・サンミン 1983年11月25日生れ  [ Drum ]


  イ・ジ                               ソ・アルム

  チョン・ヨンス                          オム・サンミン


〈 Bugs MV 〉
   IslandCity MusicVideo 全3映像(60秒)

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
   2010.10.20 待っていたIsland City、ついにCDをリリース!












《 Genre 》
  Rock

《 Audition / Video 》
   DaumMusic
   곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 포토:フォト / 정규:正規版 비정규:非正規版 싱글:シングル
   Bugs
   아티스트:アーティスト 앨범:アルバム 곡:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 한마디:ひと言
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver

《 Official / Private Site 》
   miniHP イ・ジヒ
   miniHP ソ・アルム
   miniHP オム・サンミン
   DaumCafe




《 Album 》
    1集 「아일랜드시티(Island City)」 2010年10月

《 myCollection 》
  1集




【 2010.10.30 / 1集 】
Island Cityを知ったのは、2006年5月のミニアルバム「Love Story」からだ。ただ、このアルバム「Love Story」はデジタルリリースだったようで、どのCDショップのサイトでも探すことが出来なかった。で、彼らの音を聴くのはネットで聴くしか無かったのだが、今回、初めてCDで聴くことが出来る。
彼らは、女子3人男子1人のモダンロックグループで、ボーカルの이지희:イ・ジヒの声色に魅力を感じて、CDのリリースを待っていた。
そして、やっと今月リリースされた。これも、当初の予定は10月12日だったのだが、ちょうど1週間遅れて19日にリリースされた。

Island Cityは、4年前の「Love Story」のリードトラック「난 유쾌한 당신의 공주를 꿈꾼다:私は愉快なあなたの王女を夢見る」で、当時、Mtvの今月のアーティストに選定されたり、MBCの音楽マニアプログラム「고스트네이션:ゴーストネーション」では4週間チャート1位の座を占め、最初の単独コンサートは売り切れになるなど、かなり人気を呼んだようだ。
で、2008年3月のシングル「칠리소스 :チリソース」の後、何をしていたのか活動を休止していたようで、今年に入って1月、KBSの「공부의 신:勉強の神」のOSTに参加して以来、活動を再開したようである。
今回の1集は、準備期間に1年6ヶ月、録音に6ヶ月、合わせて2年を越える期間で準備したアルバムのようだ。
なんでも、マスタリングは、世界最高のマスタリングスタジオというイギリスのMetropolis Mastering Studioで行われたそうである。

手にしたジャケットはいたって素朴で(質素と言うべきか(笑))、歌詞カードは本当に歌詞をだけを書いただけという冊子で、辛うじてイラストがほんの少し書かれているだけで、彼らの写真などは一切ない。
各サイトのプロフィールにも所属の事務所も書かれていないので、データが不備というのでなく、本当にどこにも所属していないのかも知れない、と思ったがニュース記事を読むと、どうやらmusicabal(뮤직커벨)というところに所属していて、ここのホームページは、いま開設しようとしているところだ(現在「coming soon!」)。

プロデュースはIsland Cityのセルフプロデュースになっている(4トラック目の1曲は김민규:キム・ミンギュ)。
作詞、作曲もすべてメンバーによるもので、作曲の半数以上、作詞のほとんどがイ・ジヒによるもである。そして編曲もすべてIsland Cityである。(もっとも、ロックバンドとは、本来そうなんだろうと思う)
で、つまり、このアルバム、かなりインディー色なアルバムな感じだ。

収録曲は全部で11曲なのだが、1から6トラックまでをSideAとして「Independent」となっており、7から11トラックはSideBとして「Cure myself」と書かれている。
このSideA、SideBとしたのは、レコードの時代を思い起こさせるような構成とし、A面、B面のそれぞれを、それが示す言葉で現される曲で構成したそうである。
サウンド的にはモダンロックらしく、ソフトだ。そして、イ・ジヒの声色も、4年前に比べると、都会的に洗練されて、やわらかい感じになっていて、少し物足りなささえ感じる。私としては、4年前の「난 유쾌한 당신의 공주를 꿈꾼다:私は愉快なあなたの王女を夢見る」のイ・ジヒの声色が好きなのだが、そのイ・ジヒの声色はあまり安易に、露骨には出てこない。
しかし、洗練されたイ・ジヒの声色も、やはりイ・ジヒだ。いい。
イ・ジヒの声色という意味では、とくに、2曲目「나만의 마돈나:私だけのマドンナ」、5曲目「Blue Dream」、そして、6曲目「새빨간 거짓말:真っ赤な嘘」がいい。
また、4曲目「다시 돌아갈 수 없어:また帰ることができなくて」、10曲目の「Nothing」がIsland Cityらしいというか、昔のイメージを思い起こす。そして、7曲目「Love It」も好きだ。というか、要するに全部好きだ(笑)。

いやぁ、やはりIsland City、いい。将来は紫雨林を超えるようなバンドになって欲しいものだ。



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Gain ( カイン )

2010-10-28 | Pop



가인
Gain
カイン
손가인:ソン・ガイン
1987年9月20日生れ
MYSTIC89(Apop Entertainment) ← Nega Network / LOEN Entertainment


〈 Music Video 〉
       YouTube Channel 1theK (former LOEN MUSIC) (가인)

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2011.12.21 カイン(Brown Eyed Girls)、LOENとソロ契約
       2010.10.08 カイン、ソロアルバムリリース (最高!)


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      Pop

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       facebook
       Naver Cafe




《 Album 》
        MiniAlbum 「Truth or Dare」 2014年2月
        MiniAlbum 「Talk about S.」 2012年10月
        MiniAlbum 「step 2/4」 2010年10月

《 myCollection 》
      step 2/4 / Talk about S. / Truth Or Dare




【 2014.03.28 / Truth or Dare 】
カイン、3枚目のソロアルバムである。
ジャケットのインナー写真はすべて(?)、セルフカメラとなっている(クレジットは「Less」と書かれている)。
プロデュースは、1枚目、2枚目に続く조영철:チョ・ヨンチョルである。
リードトラックは2曲のようで、1曲目の「진실 혹은 대담:真実または大胆」と2曲目の「Fxxk U」となっている。
この2曲とも、김이나:キム・イナと이민수:イ・ミンスによる曲だ。
キム・イナはもう1曲、「폭로:暴露」も作詞している。

Track List
  01. 「진실 혹은 대담:真実あるいは大胆」
     lyrics: 김이나  composed: 이민수  arranged: 이민수
  02. 「Fxxk U」 feat. 범키:Bumkey
     lyrics: 김이나  composed: 이민수  arranged: 이민수
  03. 「Q&A」 feat. 조권:チョ・グォン
     lyrics: J.Y. Park  composed: J.Y. Park  arranged: 심은지
  04. 「Black & White」
     lyrics: 이효리  composed: 이효리  arranged: 김도현
  05. 「폭로:暴露」
     lyrics: 김이나  composed: Haihm & Juno(주노)  arranged: Haihm & Juno(주노)
  06. 「A Tempo」 Inst.
     composed: G.고릴라  arranged: G.고릴라  (lyrics: G.고릴라)

     NameList
       김이나:キム・イナ / 이민수:イ・ミンス / J.Y. Park:박진영 / 심은지:シム・ウンジ
       이효리:イ・ヒョリ / 김도현:キム・ドヒョン / Haihm:김하임 / G.고릴라:G.ゴリラ

キム・イナ作詞の2曲、「진실 혹은 대담:真実あるいは大胆」と「Fxxk U」、私には歌詞が直接解らないのだが、なかなか意味深な内容となっているようだ。

1曲目の「진실 혹은 대담:真実あるいは大胆」は、実在に対する虚像(噂)への風刺ということのようだ(?)。
であれば、タイトルの「진실 혹은 대담」の「대담」の訳は、このアルバムのタイトルが「Dare」となっているので、「真実あるいは大胆」と訳したが、「真実あるいは虚言」または「真実あるいは嘘」とした方が歌詞の内容から、いいように思うのだが(?)。

「Fxxk U」でフィーチャリングされている범키:Bumkeyは、2winS(투윈스)あるいはTroy(트로이)のメンバーで、個性的な声色の持ち主で、この曲を印象付けている。

5曲目「폭로:暴露」もキム・イナの作詞で、歌詞の訳が難しいが、この曲もなんだか(たぶん)、1曲目・2曲目と同じようなコンセプトのようで(?)、このアルバムのキム・イナは激しいかも知れない。
また、この曲のメロディーと編曲が面白い(作曲・編曲はHaihmとJuno)。

3曲目の「Q&A」は、박진영:パク・チニョンによる作詞、作曲の曲で、조권:チョ・グォンのフィーチャリングと書いているが、2人のデュオ曲である。
別れを前にした男女の対話をそのまま歌詞にしたというバラード曲で、パク・チニョンらしい曲と言える。

そして4曲目の「Black & White」だが、このアルバムに、なぜか이효리:イ・ヒョリの曲が収録され(作詞・作曲)、編曲は김도현:キム・ドヒョンである。
この曲もイ・ヒョリらしい曲と言え、イ・ヒョリをイメージするとともに、意外にカインに似合う曲でもある。

最後のトラックが意味不明だったが、翌月(3月)の21日に、この曲がリリースされ、結果、宣伝なのだろう(?)。
で、なぜこの曲をこのアルバムに入れなかったのか。
最初、単に大人の事情かと思ったが、たぶん、アルバムコンセプト的に入れたくなかったのだろう(?)。
作詞・作曲、編曲はG.고릴라:G.ゴリラだ。

カインの3枚目のミニアルバム「Truth or Dare」、ジャケットの写真も個性的だが、1曲1曲が個性、意味を感じさせる曲の収録となっていて、カインらしいアルバムに仕上がっていると思う。
(ただ、アルバムとしては、最後のトラックは要らないかも知れない)


【 2012.10.15 / Talk about S. 】
カインが、ちょうど2年ぶりに、ミニアルバム「Talk about S.」で、再び彼女独特の世界をリリースした。

ジャケットの写真もユニークで、なかなかいい画となっている。
前回の「step 2/4」では全ページに渡ってミュージックビデオのスチールとなっていたが、今回は素材は同じくミュージックビデオであるようだが、別撮りとなっていて、カメラはBoleeとクレジットには書かれている。
この人、名前からすると外国人だろうか(?)。「시선:視線」のティーザ映像を見ると女性のように見えるが(?)。

プロデュースは前回と同様조영철:チョ・ヨンチョルで、全5曲の収録曲の内、3曲が김이나:キム・イナであるのが今回も目につく。リードトラックは、そのキム・イナ作詞の「피어나:咲きはじめて」だ。
また、Executive Producerが前回はNega NetworkメインでLOEN Entertainmentが後ろに書かれていたのだが、今回は(今回から)Nega Networkの名が消えてLOEN Entertainmentだけとなり、またジャケットの裏に書かれたNega Networkの名はいちばん最後に書かれている。

Track List
  01. 「팅커벨:ティンカーベル」
     lyrics: 김이나  composed: 정석원  arranged: 정석원
  02. 「그녀를 만나:彼女に会って」
     lyrics: 김이나  composed: KZ  arranged: KZ
  03. 「피어나:咲きはじめて」
     lyrics: 김이나  composed: 이민수  arranged: 이민수
  04. 「시선:視線」 feat. 윤종신:ユン・ジョンシン
     lyrics: 윤종신  composed: 윤종신  arranged: Postino
  05. 「Catch me if you can」
     lyrics: D'Day  composed: 전자맨 & KZ  arranged: 전자맨 & KZ

     NameList
       김이나:キム・イナ / 정석원:チョン・ソグォン / 이민수:イ・ミンス / 윤종신:ユン・ジョンシ
       전자맨:チョン・ジャメン

1曲目「팅커벨:ティンカーベル」
作曲・編曲の정석원:チョン・ソグォンは015B(공일오비)のメンバーで、自分たちの曲はもちろん、かなり幅広く多くの曲を書いているようで、カインの世界を見事に表現している。
この曲のメロディのモチーフは童謡からを得たそうで、編曲がじつにユニークで面白い。
作詞はキム・イナで、聴くほどにいい曲だ。

2曲目「그녀를 만나:彼女に会って」
KZの作曲・編曲で、나르샤:ナルシャ、SunnyHill、Fiestarなどの曲も書いている、LOENの専属作曲家だ。
独特の曲で一応ダンス曲と言うべき曲だろう。
ほどよく大衆的で聴き易いいい曲だ。
作詞はキム・イナだ。

3曲目「피어나:咲きはじめて」
作詞キム・イナと、LOEN専属のイ・ミンスの作曲・編曲によるリードトラックで、「step 2/4」のリードトラックである「돌이킬 수 없는:元に戻せない」と同じコンビによる曲だ。
女性を一輪の花で表現しているようで、女性の成熟した魅力を強調した曲だそうだ。
ステージを観ながら聴いていると、そのパフォーマンスに惑わされてあまり分からなかったのだが、CDで聴くとポップに軽快ないい曲である。

4曲目「시선:視線」
윤종신:ユン・ジョンシンの作詞・作曲の曲で、彼自身がフィーチャリングにも参加している。
ユン・ジョンシンがカインの声を聴いて、セクシーなムードある曲を作りたいと考えて完成した曲だそうである。
編曲のPostino:포스티노(이준호:イ・ジュノ)という人はMogi:모기というグループのメンバーだったようだ。
(いまは解散しているだろうと思う(?))
たしかにセクシーでムーディーなカイン独特な世界が作り出されている。

最後5曲目「Catch me if you can」
この曲の作詞者のD'Day(디데이)については、ほとんど情報が無いが、2007年にシングルをリリースしていて、SunnyHill、나르샤:ナルシャなどの作詞をしている。
作曲・編曲は、House Musicの(と言っていいと思うのだが)Romantic Couch(로맨틱 카우치)のメンバーである전자맨:チョン・ジャメンとKZとによるもので、軽快なリズムに乗せた編曲になっている。

「step 2/4」に続きカインの独特の世界を作り上げたアルバム「Talk about S.」、その独特の世界観は少し薄れ、軽くなったようには感じるが、その分大衆に近づき、明るく聴き易くなったのではないかと思う。
好みは分かれるのかも知れないが、前回の編曲のジャンルにより、私としては今回リリースされた5曲の方が好きかも知れない(ただし、音楽的には「step 2/4」の方が優れているようには思うが)。


【 2010.10.28 / step 2/4 】
가인:カインの初ソロアルバム「step 2/4」が、10月8日にリリースされた。(オフラインでは10月12日)
正直、8日の日に実際に聴いてみるまでは、そんなに期待をしていなかったのだが、しかも、タンゴということだったので、ところが、これが予想以上にいい。タンゴの編曲で、こんな風に作れるものかと驚くほどだ。そして、大人の曲に仕上がっている。

また、本来、私の嫌いな作りになっている「돌이킬 수 없는:元に戻せない」のミュージックビデオもいい。映画を観ているようで、このタンゴアレンジの曲に合っていて、いやぁすごいと思ってしまう。
今回のリリースには、そのミュージックビデオのDVDがおまけで付いている。
このDVD、メーキングほか色々入っていて、けっこう値打ちものだ。

カインの初ソロアルバム「step 2/4」、ジャケットのインナーの写真は、全編が「돌이킬 수 없는:元に戻せない」のミュージックビデオのシーンとなっている。
そして、収録曲全6曲のプロデュースは、Brown Eyed Girls、そして나르샤:ナルシャの 「NARSHA」と同じ、조영철:チョ・ヨンチョルである。
6曲の作曲はSaintbinary、yoonsang、haihm、Ra.Dの4人の手によるもので、Saintbinaryとyoonsangが2曲づつしている(yoonsangは共作が1曲)。そして、全曲、編曲は作曲者による。
作詞はSaintbinary、김이나:キム・イナ、박창학:パク・チャンハク、Ra.Dの4人で、キム・イナが3曲の作詞となっている(Ra.Dは共作)。
で、この6人が、この6曲のアルバムを作り上げているわけだが、よくもこんなに統一されたアルバムに作り上げたと感心する。やはり、プロデューサー、チョ・ヨンチョルの力なのだろうか。

1曲目「Nitchell」
私はタンゴなるジャンル、嫌いでもないが、そんなに好きでもない。
が、バイオリンが訴える、この短い、2分あまりの曲を聴いただけで、このアルバムへの期待を予感させる。
作曲(編曲)はSaintbinaryだ。

2曲目「돌이킬 수 없는:元に戻せない」
訳は「取り返しのつかない」となっていたのを見かけたが、その方がいいのかも知れない。
それはともかく、さすがのバンドネオンの編曲、演奏にカインの声が別世界を作り出す。
ちょっと、唸ってしまうほど見事だ。
作曲(編曲)はyoonsang(이민수:イ・ミンス共作)、そして作詞はキム・イナによる。

3曲目「Tango the night」
作曲(編曲)がhaihm、作詞がパク・チャンハクで、やはり、作り手が変わることで、2曲目のyoonsangとは違った雰囲気を創り出すのだが、同じ世界からは飛び出さない、うまい繋がり方だ。

4曲目「Esperando」
どちらかと言うと「Tango the night」を引きずって展開させた印象で、これもアルバムの枠の中に調和し広げる。
作曲(編曲)、作詞はRa.D(作詞はGraceEunが共作)、そしてナレーションもRa.Dだ。

5曲目「가인:歌人」
この曲もいい曲だ。そして、カインの声がよく聞こえてくる。
作曲(編曲)がSaintbinary、作詞がキム・イナだ。

最後6曲目「진실:真実」
この曲で「돌이킬 수 없는:元に戻せない」に戻る、というか続きというか、結論なんだろうか。
歌詞の訳はたぶん、そんな感じで、アルバムとして面白い作りだ。
作曲(編曲)はyoonsang、作詞はキム・イナだ。

「step 2/4」、アルバムとしての完成度が高い、というか、大げさに言えば、アルバム全体で1つの曲と思えるくらいまとまりをもったアルバム作品となっている(やはり、チョ・ヨンチョルの作品ということだろうか)。
久しぶりに感動する作品だ(笑)。
そして、この6曲のしっかりした日本語訳が欲しいと思うアルバムだ。



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WheeSung ( フィソン )

2010-10-24 | R&B



휘성
WheeSung
フィソン
최휘성:チェ・フィソン
1982年2月5日生れ
YMC Entertainment (JinAh:진아企画) ≪ Nominate ≪  POP/UP Entertainment


〈 Music Video 〉
   Bugs MusicVideo 全33映像(60秒)
   DaumMusic MusicVideo 全38映像


  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  


《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   Daum Music
   Bugs
   Mnet

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver

《 Official / Private Site 》
   Whee Sung
   Daum Cafe




《 Album 》
    MiniAlbum 「놈들이 온다:やつらがくる」 2011年10月
    6集 「Vocolate」 2009年10月
    MiniAlbum 「With all my heart and soul」 2008年10月
    5集 「Eternal Essence Of Music」 2007年9月
    4集 「Love... Love...? Love...!」 2005年9月
    3集 「For The Moment 」  2004年10月
    2集 「It's Real 」 2003年8月
    1集 「Like A Movie」 2002年4月

《 myCollection 》
  6集
  With all my heart and soul / 놈들이 온다:やつらがくる
    Single 「가슴 시린 이야기:胸がしめつけられる話」 2011年3月




【 2011.11.07 / 놈들이 온다:やつらがくる 】
フィソン、デビューアルバム1集「Like A Movie」から10周年のミニアルバム「놈들이 온다:やつらがくる」である。
(正確には9年6ヶ月目のリリースだが、彼は今年入隊の予定でこれが10年目のアルバムとなる)

彼は入隊を前に、8月頃は肩、脊椎の激しい痛みで治療を受け、「놈들이 온다:やつらがくる」のリリース直後は、いろいろ無理がたたったのか胃腸炎となったようで入院治療を受け、事務所側の入隊前健康管理優先の考えで、そして11月5日の김태우:キム・テウとのコンサートのために大事をとって、「놈들이 온다:やつらがくる」の活動は10月23日の人気歌謡で早々に切り上げたようだ。
(※11月5日 登村洞(등촌동) KBS 88体育館 キム・テウ&フィソン 「2011 Two Men Show Encore Soul Twins」)
そして、11月7日今日が入隊のようで、しばらくはフィソンのリリースは無い。

今回のミニアルバム「놈들이 온다:やつらがくる」の収録は全5曲で、プロデュースはセルフプロデュースであり、作詞は全曲彼の作詞だ。作曲も共作だが全部で3曲している。

Track List
  01. 「Music」
     lyrics: 휘성  composed: 휘성 & Donnie J  arranged: Donnie J
  02. 「놈들이 온다:やつらがくる」
     lyrics: 휘성  composed: 김도훈  arranged: 김도훈
  03. 「UUU」
     lyrics: 휘성  composed: 이우민  arranged: 이우민
  04. 「OJ」
     lyrics: 휘성  composed: 휘성 & 문하  arranged: 문하 & 두리
  05. 「Oh Lonely」
     lyrics:휘성   composed: 휘성 & 문하  arranged: 문하 & 두리

     NameList
       휘성:フィソン / 김도훈:キム・ドフン / 이우민:イ・ウミン / 문하:ムナ / 두리:トゥリ

1曲目「Music」、いやぁ、いい。曲のタイトルがフィソン10年を物語る感じだ。彼の作曲である。
そして、女声が聞える。フィーチャリングではなくコーラスとなっているが、この女声もいい。名前は에일리:エイリとなっていて、調べると英文字がAileeで、フィソンが育てた歌手だ。当然所属事務所はYMC Entertainmentであり、11月5日の「2011 Two Men Show Encore Soul Twins」でもフィソンとともにステージに立っている。さらによく調べると、このAilee、知っていた(既に聴いている)。爆発的な歌唱力の持ち主で、今年の9月、MBC秋夕特集番組の「가수와 연습생:歌手と練習生」で話題となった人である。綺麗な人でもある。
(※この人に付いては、ここで長々書くのはは不適切なので、後日「Entertainment」の方で記事にしたい)
2曲目の「놈들이 온다:やつらがくる」も印象的なAileeの声色で始まる、キム・ドフン作曲のリードトラックだ。ヒップホップリズムに叙情的なメロディが素晴らしい、文句の無い曲だ。(Aileeはミュージックビデオにも登場する)
3曲目「UUU」もいい。ダンス曲なんだが(ユーロポップ)、象徴的にピアノが奏でた後、フィソンの声が叙情的に流れていく曲だ。
4曲目の「OJ」もAileeの声から入り、2人が会話するかのような、なんだか優しい曲だ。フィソンの作曲だ。
最後の曲「Oh Lonely」もフィソンの作曲で、カリプソ風リズムにアレンジされた、いままでのフィソンには似合わないような曲に仕上がっている。

フィソンのデビュー10周年の入隊前最後のアルバム「놈들이 온다:やつらがくる」、正規版でないのが残念だが、ミニアルバムとしてかなりハイレベルの、そしてフィソンの変化を実感出来るアルバムだ。とくに前半に収録された 3曲は最高と言っていいほど光輝く曲たちである。

フィソンは2013年8月に除隊する。


【 2011.04.11 / 가슴 시린 이야기:胸がしめつけられる話 】
例外のシングルコレクションだ。

まず、このシングルアルバムのタイトル名「가슴 시린 이야기」の訳が難しい。「시리다」は辞書によるとしびれを感じるほどの冷たさを言うようで、恋人がいない時の寂しさもこの「시리다」を使っているし、また歌詞の内容の雰囲気から考えて、「胸がしめつけられる話」にしようかと(?)。

収録曲は、その「가슴 시린 이야기:胸がしめつけられる話」と、「설마:まさか」、「아는 사람:知り合い」の3曲で、3曲ともフィソンによる作詞である。また「설마:まさか」と「아는 사람:知り合い」の2曲の作曲は、共作ではあるが彼によるものだ。そして、プロデュースも、もちろんセルフプロデュースとなっている。

話は逸れるが、彼は変わったようである。安らかな姿になったという(スポーツ朝鮮インタビュー記事)。何が彼をそうさせたのか。彼自身が言うには年を取ったからだと言う。(彼はデビューして、今年で10年目だ)
そして、結果か原因か分からないが、彼は所属事務所を今年初めジナ(진아)企画に移している。 R&Bのフィソンと演歌の태진아:テ・ジナとの出会いは意外に感じる。
しかし、テ・ジナとは、もともと繋がりが有ったようで、さらにいまは、父子のような関係のような印象を受ける。
また、彼は今年の下半期に軍への入隊を予定しているようだが、お金を払っても体験できないことを得てくるつもりだと考えているようだ。

2曲目の「설마:まさか」と、3曲目の「아는 사람:知り合い」もいい曲で、さすがのフィソンを感じさせてくれる曲たちだが、やはり、リードトラックである「가슴 시린 이야기:胸がしめつけられる話」がいい。
そして、5集以前(あるいは「With all my heart and sou」以前)のフィソンの曲を考えると、この切々と歌い上げる、「가슴 시린 이야기:胸がしめつけられる話」を聴くと、たしかに、フィソンは変わったと思う。
ただ、この曲のエンディング部分が残念だ、というか私の好みにはしっくりこない。作曲は김도훈:キムドフンと이상호:イ・サンホの共作で、編曲はイ・サンホとなっている。
なお、この曲ではBeastの용준형:ヨンジュンヒョンがラップフィーチャリングされている。


【 2010.10.24 / With all my heart and soul ・ 6集 】
いまさらの휘성:フィソンだ。
彼のことは、K-pop聴きはじめの2005年当時の私の教科書、古家正亨さんの「K GENERATION K-POPのすべて」の「DJ古家がセレクトする絶対お薦めのK-POP」に載せられていたので知っていたし、聴いてもいて、たしかに上手く、音楽的レベルも高いと思ったのだが、何かいま一つ心に迫って来るものを感じずにいたため、スルーしていたのだが、最近、私が変わったのか、彼が変わったのか、何か感じるものが出てきてコレクションに加えた。
で、今回、あまり過去に遡ることはやめて、2009年の6集「Vocolate」と2008年のミニアルバム「With all my heart and soul」の2枚にした。(もっとも、それ以前のリリースを繋げての入手が難しかったこともある)

〈 With all my heart and sou 〉
この時の事務所は、いまと違ってP&JENNYS EntertainmentGroupとなっている。
Co-producerとしてフィソンの名はあるが、プロデュースは박근태:パク・クンテとなっている。
8トラックの中、収録曲は7曲で、その内2曲がイントロと中間部にイントロ同様の短い曲を挿入しおり(なんと言うのだろう「中トロ」??(笑))、実質全5曲のアルバムとなっている。
その5曲の内最初の2曲と最後の曲の作曲がパク・クンテで(共作2曲含む)、真中の2曲がフィソンの作曲となっている。作詞は全曲がフィソンによるもので、つまり2曲のフィソン作曲の曲は作詞作曲ということになる。

3トラック目の「별이 지다..:星が沈む」と中トロ(?)の「Interude」 には이효리:イ・ヒョリが電話の相手、会話の相手として登場する。そして、5トラック目の「Choco Luv」にもコーラスとして参加している。

〈 6集 〉
この2009年10月の6集の時か、あるいは、その一つ前のリリース、2009年2月のデジタルシングルリリースの時に事務所をいまのPOP/UP Entertainmentに変わっている。収録曲で勝手に推測すると、おそらく6集からと思うが?

この6集のCDジャケットは少し変わった作りになっている。通常の紙の開きのジャケットだが、CDメディアと歌詞カードを上下に配置して、縦長のジャケットとなっている。そして、それを紙のカバーケースに引きだし状に収める仕様となっている。私としては初めて見る仕様だ。(もちろん、扱いは悪い(笑))

このアルバムのプロデュースはフィソンだ。
全12曲の収録曲の内、彼の作詞が10曲、作曲が4曲(内2曲が共作)となっている。つまり、このアルバムも2曲が純粋なフィソンの作詞作曲ということになる。

5集以前をCDで聴き込んでいない私には強くは言えないのだが、6集で曲の感じが変わったのではないかと思うのだが、どうだろう? 事務所を変わった事の先入観だろうか。なんか、いい。大衆化し聴き易くなった。
リズムを強調した曲が多いアルバムとなっていて、もしかすると、単にそれが私にはいいのかも知れない(笑)。
最近、彼に対し何か感じるものが出てきたと、上で書いたのだが、このことだったのだろうか。で、フィソンファンはどうなんだろうか?
しかし、スローな曲も、私が知っている(つもりの)フィソンとは違うように思えるが(これは気のせい?)。また、今年の8月にリリースしたシングル「Realslow Is Back」を聴いても、この6集の延長線上にあるように思える。

とにかく、このフィソンの6集「Vocolate」、全曲いい曲だ。コレクションに加えて正解だった(悦)。



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SHINee ( シャイニー )

2010-10-15 | Pop



샤이니
SHINee
シャイニー
SM Entertainment

〈 Member 〉
  온유 OnEw オニュ (이진기:イ・ジュンギ) 1989年12月14日生れ
  종현 JongHyun チョンヒョン (김종현:キム・ジョンヒョン) 1990年4月8日生れ
  Key キー (김기범:キム・ギボム) 1991年9月23日生れ
  민호 MinHo ミンホ (최민호:チェ・ミンホ) 1991年12月9日生れ
  태민 TaeMin テミン (이태민:イ・テミン) 1993年7月18日生れ


       OnEw         TaeMin         JongHyun        MinHo        Key

〈 Music Video 〉
       SMTOWN Official YouTube Channel SHINee


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      Pop

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       SHINEE WHY SO SERIOUS?
       facebook
       FanCafe




《 Album 》
        3集 Chapter 2 「Why So Serious?」 2013年4月
        3集 Chapter 1 「Dream Girl」 2013年2月
        MiniAlbum 「Sherlock」 2012年3月
        2集 「LUCIFER」 2010年7月
        MiniAlbum 「2009 Year Of Us」 2009年10月
        MiniAlbum 「ROMEO」 2009年5月
        1集 「The SHINee World」 2008年8月 (歳)
        MiniAlbum 「누난 너무 예뻐」 2008年5月

《 myCollection 》
  2集「LUCIFER」 / 3集 Chapter 1 「Dream Girl」 / 3集 Chapter 2 「Why So Serious?」
  2009 Year Of Us / Sherlock


【 2013.09.28 / 3集 Chapter 1 & Chapter 2 】
これも、半年前後ほど放っておいたアルバムで、3集のChapter 1、Chapter 2を2枚同時に開封した。
(私の都合はともかく、この2枚のリリース間隔は2ヶ月(9週余り)しか無い)

どちらも収録曲数は同じ9曲収録で、同じ3集の範疇ということか、同様な曲想で書かれていて、SHINeeらしいサウンドに仕上がっている。

プロデューは이수만:イ・スマンで(もちろん2枚とも)、リードトラックはChapter 1の方が1曲目の「Dream Girl」で、Chapter 2の方も同じく2曲目に収録された「Why So Serious?」で、どちらもアルバムタイトル曲である。


Track List 〈 3集 Chapter 1 「Dream Girl」 〉
  01. 「Spoiler」
     korean lyrics: 김종현
     composed & arranged: Thomas Troelsen & Pegasus(Rufio Sandilands & Rocky Morris)
  02. 「Dream Girl」
     korean lyrics: 전간디
     composed: Hyuk Shin & DK & Jordan Kyle & Ross Lara & Dave Cook
     arranged: Hyuk Shin & Jordan Kyle & Ross Lara & TC Spitfire
  03. 「히치하이킹 (Hitchhiking)」
     korean lyrics: 김부민
     composed: hitchhiker(히치하이커) & Simister, William Edward & Wik, Anne Judith
     arranged: hitchhiker(히치하이커)
  04. 「Punch Drunk Love」
     lyrics: 전간디  composed & arranged: Thomas Troelsen & Crichlow, Herbert St. Clair
  05. 「Girls, Girls, Girls」
     lyrics: 전간디
     composed & arranged: Thomas Troelsen & Lucas Secon & Sigvardt, Mikkel Remee
  06. 「방백 (Aside)」
     lyrics: 황현  composed: 황현  arranged: 황현
  07. 「아름다워 (Beautiful)」
     lyrics: 김태성
     composed & arranged: Teddy Riley & DOM & 김태성 & Andrew Choi(앤드류 최)
                    & Richard Garcia
  08. 「다이너마이트 (Dynamite)」
     lyrics: 김부민  composed & arranged: hitchhiker(히치하이커)
  09. 「Runaway」
     lyrics: Young-hu Kim(김영후)
     composed: Young-hu Kim(김영후) & Dennis White & Jovan Rangel
     arranged: Static Revenger & Ghostkick

     NameList
       김종현:キム・ジョンヒョン / 전간디:チョン・ガンディ / 김부민:キム・ブミン / 황현:ファンヒョン
       김태성:キム・テソン


Track List 〈 3集 Chapter 2 「Why So Serious?」 〉
  01. 「Nightmare」
     lyrics: 김부민  composed & arranged: hitchhiker(히치하이커)
  02. 「Why So Serious?」
     lyrics: Kenzie  composed: Kenzie & 김정배 & Andrew Choi(앤드류 최)  arranged: Kenzie
  03. 「SHINe (Medusa Ⅰ)」
     korean lyrics: Misfit
     composed & arranged: Teddy Riley & Red Rocket & 김태성 & Andrew Choi(앤드류 최)
  04. 「오르골 (Orgel)」
     korean lyrics: 김종현
     composed & arranged: Iain James Farquharson & Christopher Lee-Joe & Mikko Paavola
                    & Philipe-Marc Anquetil
  05. 「Dangerous (Medusa Ⅱ)」
     korean lyrics: 조윤경 & 김종현
     composed & arranged: Teddy Riley & Red Rocket & 김태성 & Andrew Choi(앤드류 최)
  06. 「Like A Fire」
     korean lyrics: 민연재
     composed & arranged: Thomas Troelsen & Herbert St. Clair Crichlow
  07. 「Excuse Me Miss」
     korean lyrics: 김부민
     composed & arranged: Amanshia Nunoo & Dwayne Fyne & Ryan Jhun
  08. 「Evil」
     lyrics & composed & arranged: Kenzie & Fridolin Nordsoe Schjoldan
                         & Frederik Tao Nordsoe Schjoldan
  09. 「떠나지 못해 (Sleepless Night)」
     korean lyrics: 심창민
     composed & arranged: 임광욱 & 김유민 & Matthew Tishler

     NameList
       김부민:キム・ブミン / 김정배:キム・ジョンベ / 김태성:キム・テソン / 김종현:キム・ジョンヒョン
       조윤경:チョ・ユンギョン / 민연재:ミン・ヨンジェ / 심창민:シム・チャンミン


この2枚のアルバムには、お互いに有機的に関連したキーワードが隠されているらしく(私は解らない話だが)、キーワードを探して連結して各自多様に解釈してみることができる面白さがあるらしい(?)。
また、(これも私は解らない話だが)ストーリー的な要素も持っていて、聴く楽しみが倍増するということだ。

Chapter 1の1曲目「Spoiler」と、Chapter 2の4曲目「오르골 (Orgel)」は、チョンヒョンの作詞となっている。

また、Chapter 2の最後の曲「떠나지 못해 (Sleepless Night)」は、東方神起のチャンミンの作詞である。

2枚を通して聴いてみると、2枚目のChapter 2のアルバムの方が聴きやすい曲が多いように感じる。
いずれにしても、SHINeeの作り出すサウンドには、独特なものがあって、いい。
(ただ、今回の3集には、その持ち味が薄れた印象がある)


【 2012.04.07 / Sherlock 】
SHINee、日本あるいはグローバルなライブのリリースはあったが、2集「LUCIFER」からは1年8ヶ月ぶりのアルバムリリースとなるミニアルバム「Sherlock」である(2集「HELLO」からは1年6ヶ月ぶり)。

まずジャケットの写真だが、これがなんとも。
フランス少年風という文字をどこかで見かけたのだが、この上半身ヌードが私にはいまいちだ。
チョンヒョンは鍛えているのか肉体美として見られるが、ほかのメンバーの裸体はちょっといただけない。オニュは抵抗があったのか、はっきりとはその姿を見せてはいないようだ。
メンバー1人づつ1冊となっているが、はたしてこの写真集、女性ファンであれば喜ぶのであろうか。

収録曲は全7曲で、プロデューは이수만:イ・スマン、リードトラックは1曲目の「Sherlock」となっている。
そして、そのほとんどの曲が原曲がある外国の曲のようである。

Track List
  01. 「Sherlock・셜록 (Clue + Note)」
     lyrics: 조윤경
     composed: Thomas Troelsen & Pegasus(Rufio Sandilands/Rocky Morris) & Thomas Eriksen
     arranged: Thomas Troelsen & Pegasus(Rufio Sandilands/Rocky Morris) & Thomas Eriksen
  02. 「Clue」
     lyrics: 조윤경
     composed & arranged: Thomas Troelsen & Thomas Eriksen
  03. 「Note」
     lyrics: 조윤경
     composed & arranged: Thomas Troelsen & Pegasus(Rufio Sandilands/Rocky Morris)
  04. 「알람시계:アラーム時計(Alarm Clock)」
     lyrics: 김종현
     composed: Niara Arain Scarlett & Philippe-Marc Anquetil & Chris Lee-Joe & Iain James Farqharson
     arranged: Niara Arain Scarlett & Philippe-Marc Anquetil & Chris Lee-Joe & Iain James Farqharson
  05. 「The Reason」
     lyrics: 곽소영  composed: 심은지  arranged: 유한진
  06. 「낯선자:見知らぬ人(Stranger)」
     lyrics: 김정배  composed: Kenzie  arranged: Kenzie
  07. 「늘 그 자리에:いつもその場所に(Honesty)」
     lyrics: 김종현  composed: Brandon Fraley  arranged: Brandon Fraley

     NameList
       조윤경:チョ・ユンギョン / 김종현:キム・ジョンヒョン / 곽소영:クァク・ソヨン / 심은지:シム・ウンジ
       유한진:ユ・ハンジン / 김정배:キム・ジョンベ

1曲目リードトラックの「Sherlock・셜록 (Clue + Note)」はミュージカルを思わすように始まるが、この曲は独立した2つの曲を混ぜ合わせたHybrid Remixと称される曲となっているようだ。
つまり、2曲目「Clue」はオリジナル曲が「No Excuses」で、3曲目の「Note」はオリジナル曲が「So Serious」のようで、この2曲にさらに「10,000 times」という曲が加わって新しくリミックスされた曲が「Sherlock」のようだ。
また歌詞の内容も、1つの犯罪事件を理性的な「Clue」と、感性的直感の「Note」を合わせた中に、「Sherlock」の話を入れて事件を解決するという、互いに違う2曲の歌詞が1つとなっているということらしいが私にはよく解らない。

4曲目の「알람시계:アラーム時計(Alarm Clock)」は、オリジナルが「I'm here」という曲のようで、少しもの足りないが、SHINeeサウンドを楽しめる。しかし、私が求めるSHINeeとしては、いまひとつだ。

5曲目の「The Reason」は、純国産のオリジナルの曲のようで、いいサウンド(ハーモニー)を聴かせくれるのだが、これも迫るものが少なく、いまひとつに感じる。

6曲目の「낯선자:見知らぬ人(Stranger)」もオリジナルの曲のようで、SMのKenzie(김연정:キム・ヨンジョン)の作曲・編曲の曲だ。この曲もエンディングに不満だ

7曲目の最後の曲「늘 그 자리에:いつもその場所に(Honesty)」は、オリジナルが「Honesty」という曲のようで、アコースティックギターのシンプルなバックに編曲されている。

SHINeeの「Sherlock」、SHINeeのハイクォリティーな独特な世界を感じることができ、彼らの歌の上手さには間違い無いものを感じ、グローバル感も感じるのだが、私としてはいまひとつもの足りない印象のアルバムではある。


【 2010.10.15 / 2集 ・ 2009 Year Of Us 】
いまさらのSHINeeである(汗)。デビュー時点から音楽的に注目しきたのだが、コレクションはしてこなかった。いまになって、やっとここにも載せたという次第だ。彼らのサウンド(ハーモニー)には独特のものを感じており、以前から好きではあったわけだ。

今回、2009年のミニアルバム「2009 Year Of Us」と今年(2010年)の2集をコレクションに加えた。
この2枚、ジャケットの仕様がまったく同じだ。まったく同じ大きさのブックに裸のCDメディアが挟まっている。ほかのリリースCDが手元に無いので、なんとも言えないないが、SHINeeのジャケット仕様は全部こうなのだろうか(そんなわけはないか)。
当然ながら、アートデザインもカメラも同じ人だ(デザインが민희진:ミン・ヒジン、カメラが윤석무:ユン・ソクム)。
プロデュースはもちろん、どちらも이수만:イ・スマンだ。

しかし、作詞、作曲陣は、2つのリリース間でも違うし、それぞれのリリース内の曲でも基本的に全曲異なるようだ。
(小さな活字で、見にくい印刷の色で、はっきりとは確認しずらいが、どうやらそのようだ)

やはり、今年リリースされた2集「LUCIFER」の方がいい。おそらく、2008年の1集「The SHINee World」と比べてもそうだろうと思う。
そもそも、この2集のリードトラック「LUCIFER」を聴いていて、やはりコレクションしようと思ったわけで、この曲のハーモニーがいい。

ところで(ぼやき)、じつは、この2枚は、9月17日に、いつものKstarMallでなく、BunkaKoreaで휘성:フィソンのCDと合わせて購入した。注文時、KstarMalに「2009 Year Of Us」が見あたらなかったのだが(と思ったのだが)、いま見ると有る(汗)。しかも、これらを注文した後に、リパッケージの2집「Hello」がリリースされた。そうと分かっていれば「Hello」の方をコレクションしたのだが(汗/笑)。

そんなことはともかく、SHINee、デビューからは既に2年以上が過ぎ、サウンド的には、いわゆるアイドルとは少し違うように感じるのだが。



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